JP4052599B2 - 車両のルーフ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、サンルーフを有する車両のルーフ構造に関する。
従来、車両のサンルーフから車室内側に入り込む光を必要に応じて遮断するためのサンシェード装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このサンシェード装置は、スライドしたシェード部材(日除け部材)がサンルーフを塞ぐようになっている。そして、このサンシェード装置は、2分割されたシェード部材を備えており、格納された際の各シェード部材は、上下に重なるように配置される。
特開平11−217023号公報(図3参照)
ところが、従来のサンシェード装置(例えば、特許文献1参照)では、重ねられたシェード部材を、サンルーフを塞ぐ位置に案内するために、上下2段に形成されたスライド溝が必要となる。その結果、ルーフ構造が上下方向に幅を取ってしまって室内空間が狭くなるという問題があった。
そこで、本発明は、サンシェード装置を有しながらも上下幅が低減されたルーフ構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための発明は、ルーフパネルにサンルーフを設けるための開口部が形成され、前記開口部の内側にサンシェード装置が設けられた車両のルーフ構造であって、車両の幅方向に延びる複数の横枠部材と、前記横枠部材に案内されて車両の幅方向にスライド可能になっているとともに車両の前後方向に複数設けられたシェード部材とを有し、前記横枠部材のうち、車両の前後方向に隣り合う前記シェード部材の間に配置された中間横枠部材の前後に前記シェード部材を案内する前スライド溝部および後スライド溝部が一体に設けられるサンシェード装置と、車両の側縁で前後方向に延びる左右のルーフサイドレールと、前記ルーフサイドレール間を連結するルーフアーチとを備えており、前記中間横枠部材が、前記ルーフアーチに取り付けられるとともに、前記前スライド溝部および前記後スライド溝部が、前記ルーフアーチの前側および後側のそれぞれに配設され、前記前スライド溝部と前記後スライド溝部とが、前記中間横枠部材の下部を形成する壁部で連結されており、前記ルーフアーチは、前記前スライド溝部と前記後スライド溝部と前記壁部とで形成される受入れ部に配置されていることを特徴とする。
このルーフ構造では、前スライド溝部および後スライド溝部が中間横枠部材に一体に設けられるので、部品点数が削減されて取付け性が向上する。
また、前スライド溝部および後スライド溝部がルーフレールの前側および後側に配設されるので、本発明は、上下2段のスライド溝が形成されたサンシェード装置(例えば、特許文献1参照)を備える従来のルーフ構造と比較して上下幅が低減される。
また、このようなルーフ構造において、前記壁部が前記ルーフアーチの下部に固定されていてもよい。
このルーフ構造では、中間横枠部材が壁部でルーフアーチの下部に固定されるので、固定部の上下幅が壁部の幅に設定される。つまり、壁部が板状部材で形成される場合には、固定部は板状部材の薄い厚みに設定することができる。
また、このルーフ構造では、壁部をルーフアーチに固定することによって、中間横枠部材のルーフアーチに対する固定点数を少なく設定することができる。その結果、中間横枠部材等の取付け作業が容易になる。
また、このようなルーフ構造において、前記中間横枠部材が、前記壁部の固定位置に対して前後方向に対称に形成されていてもよい。
このルーフ構造では、中間横枠部材をその前後方向の区別なく使用することができるので、中間横枠部材の取付け作業性が向上する。
また、このようなルーフ構造において、前記中間横枠部材の下部には、前記前スライド溝部に案内される前記シェード部材の端部から前記後スライド溝部に案内される前記シェード部材の端部までを覆うカバー部材が係合しているものが望ましい。
このルーフ構造では、シェード部材の端部と、前スライド溝部や後スライド溝部との隙間等がカバー部材で覆われるので、車室内側の美観が向上する。また、カバー部材は、中間横枠部材の下部に係合するようになっているので、車室内側から容易に取り付けることができる。
請求項1に記載のルーフ構造によれば、上下幅を低減することができる。
また、請求項2に記載のルーフ構造によれば、中間横枠部材の取付け部の厚みを低減することができるので、さらに上下幅を低減することができる。
また、請求項3のルーフ構造によれば、中間横枠部材の取付け作業性を向上させることができる。
また、請求項4に記載のルーフ構造によれば、カバー部材の取付けによって車室内側の美観を向上させることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るルーフ構造を有する車両の斜視図、図2は、本実施形態に係るルーフ構造の構成説明図、図3は、本実施形態に係るルーフ構造を構成するサンシェード装置の外観斜視図、図4(a)は、図2中のIV−IV断面図、図4(b)は、図4(a)中のX部の拡大図、図4(c)は、図4(a)中のY部の拡大図、図4(d)は、図4(a)中のZ部の拡大図である。なお、以下の説明において、ルーフ構造の前後左右は、ルーフ構造が組み込まれた車両の前後左右に合わせている。まず、本実施形態に係るルーフ構造を説明するに先立って、このルーフ構造が組み込まれる車両について簡単に説明する。
図1に示すように、車両Cは、RV(レクリエーショナル・ビークル)型のものであり、車両Cの前後方向に亘って同じ曲率で湾曲するとともに、車両Cの幅方向に亘って同じ曲率で湾曲することによって上側(車室外側)に凸となるルーフパネル2を備えている。このルーフパネル2の中央には、矩形状の開口部20が形成されており、この開口部20には、ルーフパネル2の曲率に合わせ込まれた曲率の板ガラスが嵌め込まれることによってガラスサンルーフ21が形成されている。このガラスサンルーフ21は、特許請求の範囲にいう「サンルーフ」に相当する。そして、ルーフパネル2に形成された開口部20とガラスサンルーフ21の周縁との間には、ダムラバー33が環状に装着されており、これらの継目をシールするようになっている。
次に、ルーフ構造Rについて説明する。図2に示すように、ルーフ構造Rは、主に、ルーフサイドレール22Lおよびルーフサイドレール22R、ルーフアーチ24、ならびにサンシェード装置1で構成されている。
ルーフサイドレール22Lおよびルーフサイドレール22Rは、ルーフパネル2の左右両側のそれぞれで車両Cの前後方向に延びるように配設されている。図1に示すように、ルーフサイドレール22L,22Rには、フロントガラスFgの上縁に沿うように配置された前部クロスメンバ23と、リヤガラスRgの上縁に沿うように配置された後部クロスメンバ28とが接続されている。
ルーフアーチ24は、ルーフパネル2の車室内側に配置される長尺部材であって、ルーフサイドレール22Lおよびルーフサイドレール22Rを連結するように車両Cの幅方向に延びている。ちなみに、本実施形態では、4本のルーフアーチ24が車両Cの前後方向に等間隔で並んでおり、車両Cの最も前側に位置するルーフアーチ24は、開口部20の前縁に沿うように配置され、車両Cの最も後側に位置するルーフアーチ24は、開口部20の後縁に沿うように配置されている。これらのルーフアーチ24は、湾曲したルーフパネル2の車室内側に沿うように車両Cの幅方向に亘って同じ曲率で湾曲している。なお、ここでのルーフアーチ24のうち、内側の2本のルーフアーチ24が、特許請求の範囲にいう「ルーフアーチ」に相当する。そして、ルーフパネル2は、その両側縁でルーフサイドレール22Lおよびルーフサイドレール22Rと接続されるとともに、その車室内側でルーフアーチ24と接続されている。
次に、サンシェード装置1について説明する。図1に示すように、サンシェード装置1は、開口部20に対して車両Cの内側(車室内側)に設けられている。このサンシェード装置1は、図3に示すように、主に、車両Cの幅方向に延びる4本の横枠部材25と、4本の縦枠部材26と、開口部20(図1参照)からの光を必要に応じて遮断するための6枚のシェード部材27とを備えている。
各横枠部材25は、図2に示すように、ルーフアーチ24に沿うように配置されており、ルーフアーチ24の曲率に合わせ込まれて湾曲している。そして、各横枠部材25は、図3に示すように、車両Cの前側から後側に向かって、第1の横枠部材25a、第2の横枠部材25b、第3の横枠部材25cおよび第4の横枠部材25dの順番で並んでいる。つまり、図2に示すように、第1の横枠部材25aは、開口部20の前縁に沿って車両Cの幅方向に延びるように配置され、第4の横枠部材25dは、開口部20の後縁に沿って車両Cの幅方向に延びるように配置されている。そして、第2の横枠部材25bおよび第3の横枠部材25cは、開口部20を横切るようにして車両Cの幅方向に延びており、第2の横枠部材25bの前後および第3の横枠部材25cの前後には、シェード部材27が配置されることとなる。なお、第2の横枠部材25bおよび第3の横枠部材25cは、特許請求の範囲にいう「中間横枠部材」に相当する。
図4(a)に示すように、第1の横枠部材25aと第4の横枠部材25dとは、その構造が前後対称となっており、第2の横枠部材25bと第3の横枠部材25cとは、同一の構造を有している。
まず、中間横枠部材である第2の横枠部材25bおよび第3の横枠部材25cについて説明する。なお、第2の横枠部材25bと第3の横枠部材25cとは同一の構造を有しているので、ここでは第2の横枠部材25bについてのみ説明する。
図4(b)に示すように、第2の横枠部材25bは、その断面が略U字状の長尺部材であり、前後1対の横壁部SWと、これらの横壁部SWを下方で連結する板状の連結壁部CWとで形成されている。なお、この連結壁部CWは、特許請求の範囲にいう「壁部」に相当する。
そして、第2の横枠部材25bの前側には、この第2の横枠部材25bの前側に配置されるシェード部材27を案内するための前スライド溝部29がこの第2の横枠部材25bと一体になるように設けられている。この前スライド溝部29は、前側の横壁部SWから前側に張り出すように形成された上溝壁W1と下溝壁W2とで構成されており、これらの上溝壁W1と下溝壁W2との間には溝Tが形成されている。この溝Tには、シェード部材27の後側の端部が嵌め込まれることとなる。
また、第2の横枠部材25bの後側には、この第2の横枠部材25bの後側に配置されるシェード部材27を案内するための後スライド溝部30がこの第2の横枠部材25bと一体になるように設けられている。この後スライド溝部30は、後側の横壁部SWから後側に張り出すように形成された上溝壁W1と下溝壁W2とで構成されており、これらの上溝壁W1と下溝壁W2との間には溝Tが形成されている。この溝Tには、シェード部材27の前側の端部が嵌め込まれることとなる。なお、第2の横枠部材25bは、図4(b)に示すように、連結壁部CWがルーフアーチ24にボルトBで固定されるが、前スライド溝部29および後スライド溝部30が配設された第2の横枠部材25bの構造は、連結壁部CWの固定位置に対して前後方向に対称になっている。そして、前スライド溝部29および後スライド溝部30は、ルーフアーチ24の前側および後側のそれぞれに配設されることとなる。
そして、図4(b)に示すように、第2の横枠部材25bの下部には、前スライド溝部29に案内されるシェード部材27の端部から後スライド溝部30に案内されるシェード部材27の端部までを覆うカバー部材CMが配置されている。この実施形態でのカバー部材CMは、溝Tを形成する下溝壁W2の端縁に係合している。ちなみに、カバー部材CMは、第2の横枠部材25bの下部を形成する連結壁部CWに係合するものであってもよい。
次に、第1の横枠部材25aおよび第4の横枠部材25dについて説明する。第1の横枠部材25aは、図4(c)に示すように、第2の横枠部材25b(図4(b)参照)の後側半分と同じ構造を有している。そして、横壁部SWには、上溝壁W1および下溝壁W2からなる後スライド溝部30が設けられることによって、第1の横枠部材25aにはシェード部材27の前側の端部が嵌め込まれる溝Tが形成される。
第4の横枠部材25dは、図4(d)に示すように、第2の横枠部材25b(図4(b)参照)の前側半分と同じ構造を有している。そして、横壁部SWには、上溝壁W1および下溝壁W2からなる前スライド溝部29が設けられることによって、第4の横枠部材25dにはシェード部材27の後側の端部が嵌め込まれる溝Tが形成される。なお、各横枠部材25は、図4(b)、(c)、(d)に示すように、その上側にルーフアーチ24の受入れ部29bがそれぞれ形成されている。
縦枠部材26は、図3に示すように、横枠部材25と格子状に組み合わせられることによって、横枠部材25とともにフレーム体Fを形成するものである。そして、フレーム体Fが、ルーフパネル2(図1参照)に車室内側で沿うように、車両Cの前後方向に亘って同じ曲率で湾曲しつつ、車両Cの前後方向に延びている。
ここで図2を併せて参照すると、第1の縦枠部材26aは、ルーフパネル2の左側縁に沿うように車両Cの前後方向に延びるとともに、第1乃至第4の横枠部材25a,25b,25c,25dの左側の端部と接続されている。第2の縦枠部材26bは、ルーフパネル2の右側縁に沿うように車両Cの前後方向に延びるとともに、第1乃至第4の横枠部材25a,25b,25c,25dの右側の端部と接続されている。第3の縦枠部材26cは、開口部20の左縁と第1の縦枠部材26aとの間で車両Cの前後方向に延びるとともに、第1乃至第4の横枠部材25a,25b,25c,25dと接続されている。第4の縦枠部材26dは、開口部20の右縁と第2の縦枠部材26bとの間で車両Cの前後方向に延びるとともに、第1乃至第4の横枠部材25a,25b,25c,25dと接続されている。以上のような横枠部材25および縦枠部材26は、例えば、アルミニウム等の軽金属で形成することができる。
そして、図3に示すように、横枠部材25と縦枠部材26とで形成されたフレーム体Fには、シェード部材27が組み付けられる。つまり、図2に示すように、第1の横枠部材25aと第2の横枠部材25bとの間、第2の横枠部材25bと第3の横枠部材25cとの間、および第3の横枠部材25cと第4の横枠部材25dとの間のそれぞれに、シェード部材27が1対ずつ配置され、1対のシェード部材27のそれぞれは、車両Cの幅方向に並ぶように配置されている。そして、前記したように、シェード部材27の前側の端部は、図4(b)、(c)に示すように、横枠部材25に設けられた後スライド溝部30に嵌め込まれ、シェード部材27の後側の端部は、図4(b)、(d)に示すように、横枠部材25に設けられた前スライド溝部29に嵌め込まれる。そして、これらのシェード部材27は、車両Cの幅方向(図3参照)にスライド可能なように各横枠部材25で案内されるようになっている。ちなみに、各シェード部材27は、同一の形状の板体で形成されており、フレーム体Fと同じ曲率で湾曲している。
図2に示すように、車両Cの幅方向に並んだ1対のシェード部材27同士は、車両Cの幅方向の中央位置Lで閉じ合うようになっている。このようなシェード部材27の車両Cの幅方向の長さは、1対のシェード部材27が中央位置Lで閉じ合った際に、少なくとも開口部20の車両Cの幅方向の長さをカバーすることが可能な長さに設定されるとともに、シェード部材27をルーフパネル2の側縁側にスライドさせた際に、開口部20を完全に開け切ることができる長さに設定されることは言うまでもない。なお、このシェード部材27の中央位置L側の車室内縁部には、図2に示すように、車両Cの幅方向への開閉操作が容易なように、把持部32が設けられている。以上のようなシェード部材27は、例えば、合成樹脂で形成することができる。
次に、本実施形態に係るルーフ構造Rの作用について説明する。このルーフ構造Rでは、図3に示すように、サンシェード装置1の各シェード部材27が横枠部材25に案内されることによって、車両Cの幅方向に個別にスライドする。そして、車両Cの幅方向に並ぶように配置された1対のシェード部材27は、車両Cの中央位置Lで相互に閉じ合う。その結果、1対のシェード部材27を相互に離反するようにスライドさせた際に、所定の構造物(例えば、シェード部材収納部)がルーフパネル2の中央付近に現われない。したがって、ルーフパネル2の中央で前後左右に大きく広がる開口部20を形成することが可能となる。その結果、ルーフパネル2に大きなガラスサンルーフ21が形成される。
そして、このルーフ構造Rでは、サンシェード装置1の各シェード部材27が横枠部材25によって個別に案内されるので、車両Cの前後方向に3対配置されたシェード部材27は、車両Cの幅方向に個別にスライド可能となっている。
また、このルーフ構造Rでは、サンシェード装置1のシェード部材27が車両Cの幅方向に1対並ぶとともに、シェード部材27が車両Cの前後方向に複数対設けられる。そして、これらのシェード部材27がフレーム体Fを構成する横枠部材25にスライド可能に組み付けられる。つまり、このルーフ構造Rでは、フレーム体Fにシェード部材27が組み込まれることによってサンシェード装置1がユニット化される。
また、このルーフ構造Rでは、シェード部材27を案内する前スライド溝部29および後スライド溝部30が第2の横枠部材25bおよび第3の横枠部材25c(以下、これらを単に「中間横枠部材」という)に一体に設けられるので、部品点数が削減されて取付け性が向上する。
また、前スライド溝部29および後スライド溝部30がルーフアーチ24の前側および後側に配設されるので、本発明は、上下2段のスライド溝が形成されたサンシェード装置(例えば、特許文献1参照)を備える従来のルーフ構造と比較して上下幅が低減される。
また、このルーフ構造Rでは、中間横枠部材が板状の連結壁部CW(図4(b)参照)でルーフアーチ24の下部に固定されるので、その固定部は連結壁部CWの薄い厚みに設定することができる。
また、このルーフ構造Rでは、連結壁部CWをルーフアーチ24に固定することによって、中間横枠部材のルーフアーチ24に対する固定点数を少なく設定することができる。その結果、取付け作業が容易になる。
また、このルーフ構造Rでは、中間横枠部材が連結壁部CWの固定位置に対して前後方向に対称に形成されているので、中間横枠部材をその前後方向の区別なく使用することができる。その結果、中間横枠部材の取付け作業性が向上する。
また、このルーフ構造Rでは、中間横枠部材の下部にカバー部材CMが配置されている。その結果、カバー部材CMが前スライド溝部29に案内されるシェード部材27の端部から後スライド溝部30に案内されるシェード部材27の端部までを覆う。
以上のようなルーフ構造Rは、以下の効果を奏する。
このルーフ構造Rによれば、その上下幅を低減することができる。
また、このルーフ構造Rによれば、中間横枠部材の取付け部の厚みを低減することができるので、さらに上下幅を低減することができる。
また、このルーフ構造Rによれば、中間横枠部材の取付け作業性を向上させることができる。
また、このルーフ構造Rによれば、カバー部材CMの取付けによって車室内側の美観を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、前記実施形態では、車両Cの前後方向に3対のシェード部材27が配設されているが、本発明は2対または4対以上のシェード部材27を有するものであってもよい。そして、フレーム体Fを構成する横枠部材25および縦枠部材26の数にも制限はない。
また、前記実施形態では、1対のシェード部材27が車両Cの幅方向に並ぶように配置されているが、本発明は車両Cの幅方向に複数対のシェード部材27が並ぶように配置されるものであってもよい。
前記実施形態では、中間横枠部材と、前スライド溝部29および後スライド溝部30とが一の部材で一体となっているが、本発明はこれに限定されるものではなく、中間横枠部材に別体の前スライド溝部29および後スライド溝部30が接合されたものであってもよい。
本実施形態に係るルーフ構造を有する車両の斜視図である。 本実施形態に係るルーフ構造の構成説明図である。 本実施形態に係るルーフ構造を構成するサンシェード装置の外観斜視図である。 図4(a)は、図2中のIV−IV断面図、図4(b)は、図4(a)中のX部の拡大図、図4(c)は、図4(a)中のY部の拡大図、図4(d)は、図4(a)中のZ部の拡大図である。
符号の説明
1 サンシェード装置
2 ルーフパネル
20 開口部
21 ガラスサンルーフ(サンルーフ)
22L ルーフサイドレール
22R ルーフサイドレール
24 ルーフアーチ
25 横枠部材
25b 第2の横枠部材(中間横枠部材)
25c 第3の横枠部材(中間横枠部材)
27 シェード部材
29 前スライド溝部
30 後スライド溝部
C 車両
CW 連結壁部(壁部)
CM カバー部材
R ルーフ構造

Claims (4)

  1. ルーフパネルにサンルーフを設けるための開口部が形成され、前記開口部の内側にサンシェード装置が設けられた車両のルーフ構造であって、
    車両の幅方向に延びる複数の横枠部材と、
    前記横枠部材に案内されて車両の幅方向にスライド可能になっているとともに車両の前後方向に複数設けられたシェード部材とを有し、
    前記横枠部材のうち、車両の前後方向に隣り合う前記シェード部材の間に配置された中間横枠部材の前後に前記シェード部材を案内する前スライド溝部および後スライド溝部が一体に設けられるサンシェード装置と、
    車両の側縁で前後方向に延びる左右のルーフサイドレールと、
    前記ルーフサイドレール間を連結するルーフアーチとを備えており、
    前記中間横枠部材が、前記ルーフアーチに取り付けられるとともに、前記前スライド溝部および前記後スライド溝部が、前記ルーフアーチの前側および後側のそれぞれに配設され、前記前スライド溝部と前記後スライド溝部とが、前記中間横枠部材の下部を形成する壁部で連結されており、前記ルーフアーチは、前記前スライド溝部と前記後スライド溝部と前記壁部とで形成される受入れ部に配置されていることを特徴とするルーフ構造。
  2. 記壁部が前記ルーフアーチの下部に固定されることを特徴とする請求項1に記載のルーフ構造。
  3. 前記中間横枠部材が、前記壁部の固定位置に対して前後方向に対称に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のルーフ構造。
  4. 前記中間横枠部材の下部には、前記前スライド溝部に案内される前記シェード部材の端部から前記後スライド溝部に案内される前記シェード部材の端部までを覆うカバー部材が係合していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のルーフ構造。
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