JP2007160539A - インクジェット記録装置および記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い明度を呈する画像領域(例えばイエローの領域)に対し、濃い色のインク(例えばシアン)の予備吐出を行う場合においても、予備吐出によって形成されたインクドットが目立たず、記録品位に与える影響が少なくなるようにする
【解決手段】高い明度を呈する画像領域に対し、濃い色のインクの予備吐出を行う場合には、当該領域の記録を行うために付与されるインクの量を低減する。例えば、イエロー(Y)ドットで形成される領域にシアン(C)インクの予備吐出が行われる場合には、当該予備吐出位置に形成されるYのデータを削除する。これにより、予備吐出によって形成されるインクのドットが当該領域と重なる面積が小さくなり、予備吐出によって形成されたインクドットが目立たなくなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェット記録装置および記録方法に関するものである。
一般にインクジェット記録装置において、記録データによっては記録ヘッドに設けられる複数のノズルのすべてが使用されるとは限らず、特定のノズルが長時間使用されないという場合もある。そのようなノズルでは、その内方のインク溶剤が蒸発してインク粘度が上昇し、インクを吐出するために利用されるエネルギを発生する素子に駆動信号が印加されてもインクが正常に吐出されなくなることがある。すると、吐出方向のよれや吐出量の不足、また甚だしい場合には不吐出などが生じ(以下、これらを吐出不良という)、この結果所望の画像が得られなくなることがある。
そのような吐出不良要因を除去し、記録ヘッドのインク吐出性能を良好な状態にするための処理の一つとして、予備吐出と呼ばれる動作が行われることがある。これは、画像形成に係る記録動作以外に、吐出のために利用されるエネルギを発生する素子を駆動してインク吐出を行わせることで、ノズル内のインクをリフレッシュするものである。特に、揮発成分が一部蒸発して吐出性能や記録品位を確保する上で不十分な状態となっているインクをノズルから排出することを目的としたものである。
従来は、適宜の手段、例えば記録ヘッドの記録領域外に設けられたキャップに記録ヘッドを対向させ、その状態で予備吐出を行うようにしていた。しかしこの場合には、記録ヘッドを記録領域から移動することになるため、記録を中段する時間が長くなり、記録のスループットが低下する。
これに対し、記録動作を中断せずにノズル内の増粘インクをそのまま記録媒体上に吐出させる予備吐出動作を行うものもある(例えば特許文献1、特許文献2)。これは、紙等の記録媒体に対して予備吐出を行うものであり、「紙面予備吐」とも略称される。かかる予備吐出動作は、記録動作中に行うことができることから、記録のスループットの低下が生じないという利点がある。
ここで「紙面予備吐」は、実際に画像が記録される記録媒体上にインクを直接吐出することになるので、予備吐出インクによって記録媒体上に形成されるインクドットの大きさや濃度によっては、このインクドットが目に見え、記録品位を低下させることになる。この問題に対しては、黒文字など光学反射濃度の高い画像部分の上に予備吐出を行うことによって、予備吐出インクのドットが目につきにくくするようにしたものがある。
しかしながら、インクジェット記録装置の普及に伴い、ユーザの要求に応じて多種多様の記録が行われるようになっている状況下、記録画像には必ずしも黒文字など光学反射濃度の高い部分が含まれるとは限らない。その場合、記録媒体上のカラー画像の上などに予備吐出をせざるを得ないことになる。
特開平6−40042号公報 特開昭55−139269号公報
しかしながら、本発明者は、カラー画像と予備吐出されるインクとの関係によっては、記録品位の低下が生じる場合があることを見出した。そしてこれは特に、イエローなどの比較的高明度のインクで形成された高い明度を呈する画像領域上に、シアンなどの比較的低明度のインクが予備吐出されて低い明度を呈するドットが形成されるような場合において顕著であることを見出した。
図12(a)〜(d)を用いてこれを説明する。まず、図12(a)に示すように、主走査方向(カラム方向)の座標n〜n+2および副走査方向(ラスタ方向)の座標m〜m+1にわたって広がりをもつイエロー(Y)インクの画像データがあったとする。そして、同図(b)に示すように、この領域内の座標(n+1,m+1)に対しシアン(C)インクの予備吐出を行うものとする。すると、記録媒体上では同図(c)に示すように、座標(n+1,m+1)ではイエローインクのドット上にシアンインクのドットが重ねて形成されることになる。この位置では、イエローインクドットとシアンインクドットとによって2次色のグリーンの色味を呈することになる。
しかしここで問題となるのは、同図(d)に示すように、座標(n+1,m+1)に打ち込まれたシアンのインクドットが大きく広がることである(破線)。つまり、先に打ち込まれたイエローのインクドット(以下、先行ドット)に後から打ち込まれたシアンのインクドット(以下、後続ドット)が重なり、これが広がって大径のドットが形成されることである。すなわち、後続打ち込みのシアンドットは周囲の他の座標に形成されたイエローのインクドットの領域にまで及ぶことになる。
記録媒体に形成したイエローの領域は明度が高く、人間の目に薄く明るく見える。このため、その領域内に明度の低い大径のドットが存在すると、背景色であるイエローとのコントラストが非常に目に付き易くなり、その目視感度を増大させてしまう。その結果、記録品位の低下が生じてしまうことになるのである。
かかる問題は、イエローとシアンとの関係において生じるだけではない。イエローインクで形成される画像領域に対し、マゼンタインクあるいはブラックインクなど、濃い色のインクの予備吐出を行う場合にも生じる。また、昨今の記録装置では、淡いシアンインク(ライトシアンインク)や淡いマゼンタインク(ライトマゼンタインク)を用いるものがあるが、それらのインクで形成される画像領域に対し、低明度インクの予備吐出を行う場合にも生じる。つまり、高明度のインクで構成される画像領域に対し、低明度のインクを予備吐出すると、低明度の予備吐出ドットが非常に目に付き易くなってしまうのである。 本発明は、かかる問題を解決し、高い明度を呈する画像領域に対し、低明度のインクを予備吐出する場合においても、予備吐出によって形成されたインクドットが目立たず、記録品位に与える影響が少なくなるようにすることを目的とする。
そのために、本発明は、記録媒体上で異なる明度を呈するインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドを用い、記録媒体に対して画像を記録するためにインク吐出を行うとともに、当該画像記録時に前記記録媒体に予備吐出を行うことが可能なインクジェット記録装置または方法において、前記予備吐出が行われる位置およびその近傍の位置を含む領域に、当該予備吐出されるインクよりも高い明度を呈する他のインクが吐出されるか否かを判定する判定手段または工程と、該判定手段または工程により肯定判定が行われた場合に、前記領域の画像記録を行うために付与される前記他インクの量を低減させるための処理を行うインク付与量低減手段または工程と、を具えたことを特徴とする。
本発明では、高い明度を呈する画像領域に対し、低明度のインクを予備吐出する場合には、当該領域の記録を行うために付与されるインクの量を低減する。これにより、予備吐出によって形成されるインクのドットが当該領域と重なる面積が小さくなり、従って予備吐出によって形成されたインクドットが目立たず、記録品位に与える影響を少なくできる。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
1.インクジェット記録装置の構成例
図1は本発明を適用可能なインクジェット記録装置の一例を示す模式的平面図である。この記録装置は、記録ヘッド150を位置決めして交換可能に搭載するキャリッジ102を有する。キャリッジ102には、記録ヘッド150上の外部信号接続端子を介して各吐出部に駆動信号等を伝達するための電気接続部が設けられている。
キャリッジ102は、主走査方向に延在して装置本体に設置されたガイドシャフト103に沿って、A方向およびB方向に往復移動可能に支持されている。そして、キャリッジ102は、主走査モータ(キャリッジモータ)104によりモータプーリ105、従動プーリ106およびタイミングベルト107等の伝動機構を介して駆動されるとともに、その位置および移動が制御される。また、キャリッジ102にはホームポジションセンサ130が設けられている。キャリッジ102上のホームポジションセンサ130が遮蔽板136の位置を通過した際に、ホームポジションとなる位置が検出される。
紙やプラスチック薄板等の記録媒体108は、給紙モータ135がギアを介してピックアップローラ131を回転させることにより、オートシートフィーダ(ASF)132から一枚ずつ分離給紙される。さらに、記録媒体108は、搬送モータ134によりギアを介して駆動される搬送ローラ109の回転により、記録ヘッド150のノズル(吐出口)が形成された面(吐出口面)と対向する位置(記録領域)を通って搬送(副走査)される。記録媒体108が給紙されたか否かの判定と、給紙時における記録媒体の前縁位置の確定とは、記録媒体108がペーパエンドセンサ133を通過した時点で行われる。このペーパエンドセンサ133は、記録媒体108の後端が実際にどこに有り、実際の後端から現在の記録位置を最終的に割り出すためにも使用される。
記録媒体108は、記録領域において平坦な被記録面を形成するように、その裏面がプラテン(不図示)により支持される。この場合、キャリッジ102に搭載された記録ヘッド150は、それらの吐出口面がキャリッジ102から下方へ突出して記録媒体108と平行になるように保持され、記録領域を主走査される。
記録ヘッド150は、各ノズル列におけるノズルの配列方向がキャリッジ102の主走査方向に対して交差する方向(例えば副走査方向)になるようにキャリッジ102に搭載されている。そして、主走査の過程でこれらのノズル列からインクを吐出することにより、ノズル配列範囲に対応した幅の記録を行う。
なお、ホームポジション近傍には、回復系ユニット170が配設されている。回復系ユニット170は、記録ヘッドの吐出口形成面をキャッピングするゴム等の弾性部材でなるキャップ部材およびその昇降機構が含まれる。またキャップ部材には、ノズルから強制的にインクを吸引してノズルの目詰まり等を防止するための吸引手段が接続される。さらに、回復系ユニット170は、吐出口形成面を払拭するためのワイピング部材を含むことができる。
記録ヘッド150には、記録装置が用いるインクの色数に応じて、複数のインクタンクがそれぞれ分離可能に搭載される。図では、イエロー、マゼンタおよびシアンのインク色に対応して、それぞれの色インクを収納するインクタンク160Y、160Mおよび160Cが搭載されたものが例示されている。
図2(a)および(b)は、記録ヘッド150に設けられるノズル列の配置構成の2例を示し、記録ヘッド150を吐出口面側から見た図である。
まず、図2(a)は、シアン、マゼンタおよびイエローの各色インク用のノズル列151C、151Mおよび151Yのノズル列を並列に形成してなるものである。それぞれのノズル列にはノズル153の列が2列ずつ配置され、各列間のノズル同士は主走査方向(A方向およびB方向)に直交する方向すなわち副走査方向に、配列ピッチの1/2だけずれて配置されている。また、図2(b)は、イエローインク用のノズル列151Yを中心として、シアンインク用のノズル列151C1および151C2並びにマゼンタインク用のノズル列151M1および151Mが線対称に配置されたものである。
図3は図1の記録装置の制御系の構成例を示す。ここで、200はコンピュータ等のホスト装置、240は記録装置である。
221は記録装置全体の制御を司るMPUである。227はROMであり、MPUが実行する処理手順に対応したプログラムや、その他の固定データを記憶している。228はMPU221が制御の過程で作業用に用いる記憶領域を有するRAMである。
222はASIC(Application Specific Integrated Circuit)であり、キャリッジ駆動系223、搬送駆動系224、回復駆動系225および記録ヘッド駆動系226など各機構部の制御を行っている。キャリッジ駆動系223は、キャリッジ102を走査させるためのキャリッジモータ104等を含む。搬送駆動系224は記録媒体を給紙・搬送するためのモータ134,135等を含む。回復駆動系225は、回復系ユニット170のキャップ部材昇降機構、吸引手段およびワイピング部材駆動機構などを含む。記録ヘッド駆動系226は、記録すべき画像を示す画像データおよび予備吐出用データに基づいて記録ヘッド150に設けられた記録素子を駆動するためのドライバなどが含まれる。
210はイメージコントローラであり、ホスト装置200から送られてきた画像データとASIC222によって必要可否を判定された予備吐出データとの比較を行い、後述する各実施形態で採用されるようなインク付与量低減処理を実施する。229はプリントバッファであり、画像データ(必要に応じてインク付与量を低減させる画像データ)と予備吐出データとによって定まる記録ヘッド150の駆動データ(記録データ)を所定量展開するのに用いられる。230はマスクバッファであり、記録媒体上の同一の領域に対する記録を複数回の走査によって完成させる所謂マルチパス記録を行う際に、各走査での記録データの間引きを規定するマスクデータが展開されている。
2.インク付与量低減処理の種々の実施形態
画像データ低減処理の種々の実施形態を説明する。以下では、記録媒体上で低い明度を呈するインクをシアンインク、高い明度を呈するインクをイエローインクとして例示する。しかしこれはあくまでも例示であって、明度の高い画像領域に対し低明度のインクを予備吐出することで、この低明度の予備吐出ドットが非常に目に付き易くなってしまう場合に広く適用可能である。
2.1 第1の実施形態
本実施形態は、シアンインクの予備吐出位置に、イエローインクのドットが存在する場合に、そのイエローインクのドットを形成するための画像データを削除することで、イエローインクの付与量を低減するものである。
図4(a)〜(d)はその説明図である。
まず、図4(a)に示すように、主走査方向(カラム方向)の座標n〜n+2および副走査方向(ラスタ方向)の座標m〜m+1にわたって広がりをもつイエロー(Y)インクの画像データがあったとする。そして、同図(b)に示すように、この領域内の座標(n+1,m+1)に対しシアン(C)インクの予備吐出が行われるものとする。
この場合、本実施形態では、同図(c)に示すように、座標(n+1,m+1)にイエローインクのドットを形成するデータを削除し、その位置にはシアンインクのドットのみが形成されるように記録データを生成する。すると、同図(d)に示すように、座標(n+1,m+1)にはイエローのインクドットが存在していない状態でシアンインクのドットが打ち込まれることになるので、シアンインクのドットが大きく広がることがない。つまり、シアンインクのドットの縁部が僅かに周囲のイエローインクのドットと重なるのみとなるので、図12で説明した従来例に比較して、イエローの領域と重なる明度の低い部分の面積は格段に小さくなる。その結果、記録媒体に予備吐出されたシアンインクのドットは目立たなくなり、記録品位の低下を抑制することが可能となる。
2.2 第2の実施形態
本実施形態は、シアンインクの予備吐出位置にイエローインクのドットが存在しない場合でも、周囲にイエローインクドットが存在する場合に、その周囲のイエローインクドット形成用の画像データを間引くことで、イエローインクの付与量を低減するものである。
図5(a)〜(d)はその説明図である。
まず、図5(a)に示すように、主走査方向(カラム方向)の座標n〜n+2および副走査方向(ラスタ方向)の座標m〜m+1の範囲において、座標(n+1,m+1)を除く部分にイエローインクのドットを形成する画像データがあったとする。そして、同図(b)に示すように、この領域内の座標(n+1,m+1)に対しシアンインクの予備吐出が行われるものとする。
この場合、本実施形態では、同図(c)に示すように、当該座標に対しカラム方向においてのみ隣接する座標(n+1,m)および(n+1,m+2)と、ラスタ方向においてのみ隣接する座標(n,m+1)および(n+2,m+1)とのデータを削除する。すると、同図(d)に示すように、座標(n+1,m+1)に打ち込まれたシアンインクのドットの縁部は、対角線方向にあるイエローインクのドットと僅かに重なるのみとなるので、明度の低い部分の面積は格段に小さくなる。その結果、記録媒体に予備吐出されたシアンインクのドットは目立たなくなり、記録品位の低下を抑制することが可能となる。
なお、予備吐出位置の周囲のイエローインクドットを形成するためのデータ間引きの態様は適宜定め得ることは勿論である。すなわち、明度の低い部分の面積を効果的に小さくすることができるものであればよく、例えば対角線方向にあるデータを間引くものでもよい。このことは次の実施形態および第5の実施形態でも同様である。
2.3 第3の実施形態
本実施形態は、シアンインクの予備吐出位置にイエローインクのドットが存在し、かつその周囲にもイエローインクのドットが存在する場合に、これらイエローインクのドット形成用の画像データを間引くことで、イエローインクの付与量を低減するものである。
図6(a)〜(d)はその説明図である。
まず、図6(a)に示すように、主走査方向(カラム方向)の座標n〜n+2および副走査方向(ラスタ方向)の座標m〜m+1にわたって広がりをもつイエロー(Y)インクの画像データがあったとする。そして、同図(b)に示すように、この領域内の座標(n+1,m+1)に対しシアン(C)インクの予備吐出が行われるものとする。
この場合、本実施形態では、同図(c)に示すように、当該予備吐出位置の座標(n+1,m+1)のほか、座標(n+1,m)、(n+1,m+2)、(n,m+1)および(n+2,m+1)のイエローインクドット形成用データを削除する。すると、同図(d)に示すように、座標(n+1,m+1)に打ち込まれたシアンインクのドットの縁部は、対角線方向にあるイエローインクのドットと僅かに重なるのみとなるので、明度の低い部分の面積は格段に小さくなる。その結果、記録媒体に予備吐出されたシアンインクのドットは目立たなくなり、記録品位の低下を抑制することが可能となる。
なお、イエローの領域に重なるシアンドットの面積が効果的に小さくなるのであれば、座標(n+1,m+1)周囲のイエロードットについてのみ間引きが行われるようにしてもよい。
2.4 第4の実施形態
以上の実施形態では、画像データの間引きを行うことでイエローインクの付与量を低減し、明度の低い部分の面積が小さくなるようにした。これに対し本実施形態は、シアンインクの予備吐出位置にイエローインクのドットが存在し、かつその周囲にもイエローインクのドットが存在する場合に、イエローインクドット形成用のインク付与量自体を低減させる処理を併用するものである。すなわち本実施形態は、予備吐出位置のイエローインクドット形成用データを間引くとともに、周囲のイエローインクドットを形成するためのインク付与量を低減させ、周囲では小径のイエローインクドットが形成されるようにする。
図7(a)〜(d)はその説明図である。
まず、図7(a)に示すように、主走査方向(カラム方向)の座標n〜n+2および副走査方向(ラスタ方向)の座標m〜m+1にわたって広がりをもつイエロー(Y)インクの画像データがあったとする。そして、同図(b)に示すように、この領域内の座標(n+1,m+1)に対しシアン(C)インクの予備吐出が行われるものとする。
この場合、本実施形態では、同図(c)に示すように、まず当該予備吐出位置の座標(n+1,m+1)のイエローインクドット形成用データを削除する。また、これとともに、周囲の座標ではイエローインクの付与量が小さくなる(小文字「y」で示す)ようにする。すると、同図(d)に示すように、まず座標(n+1,m+1)にはイエローのインクドットが存在していない状態でシアンインクのドットが打ち込まれることになるので、シアンインクのドットが大きく広がることがない。また、周囲には小径のイエローインクドットが存在することになる。従って、シアンインクのドットの縁部と周囲のイエローインクドットとの重なり部分が小さくなるので、全体として明度の低い部分の面積は格段に小さくなる。その結果、記録媒体に予備吐出されたシアンインクのドットは目立たなくなり、記録品位の低下を抑制することが可能となる。
なお、上述の説明では、予備吐出位置のイエローインクドット形成用データを削除しているが、データ削除は行わず、周囲のイエロードットと同じように予備吐出位置のイエロードットを小さくするようにしてもよい。
なお、本実施形態において、周囲のイエローインクドット形成用のインク付与量を低減することは、インクの吐出量を小さくすることにほかならない。このためには種々の方式を採用することができる。例えば、インク吐出を行うために利用されるエネルギを発生する素子に与える電気的エネルギ(駆動電圧および/または駆動パルス幅)を変更することで異なる吐出量を得るものでもよい。また、1ノズルに2つの素子を設けた記録ヘッドを採用し、それら素子の双方または一方を駆動することで、異なる吐出量を得るようにすることもできる。さらに、吐出量の異なるノズルを選択的に駆動するようにしたものでもよい。
2.5 第5の実施形態
本実施形態は、シアンインクの予備吐出位置にイエローインクのドットが存在し、かつその周囲にもイエローインクのドットが存在する場合に、これらイエローインクのドット形成用の画像データを間引くことで、イエローインクの付与量を低減するものである。また、予備吐出後に、先に間引いた画像データに対応するイエローインクドットを形成するようにする。すなわち、イエローインクの記録領域を2回の走査(パス)で形成する。
図8(a)〜(d)はその説明図である。
まず、図8(a)に示すように、主走査方向(カラム方向)の座標n〜n+2および副走査方向(ラスタ方向)の座標m〜m+1にわたって広がりをもつイエロー(Y)インクの画像データがあったとする。そして、同図(b)に示すように、この領域内の座標(n+1,m+1)に対しシアン(C)インクの予備吐出が行われるものとする。
この場合、本実施形態ではまず、同図(c)に示すように、当該予備吐出位置の座標のほか、カラムまたはラスタ方向においてのみ隣接する座標のイエローインクドット形成用データを間引いて、1パス目の記録データを作成する。このデータに基づき、1パス目では、予備吐出位置のイエローインクドットおよびカラムまたはラスタ方向においてのみ隣接する座標のイエローインクドットは形成されない。
次に、同図(d)に示すように、1パス目で間引かれた隣接座標のイエローインクドット形成用データを用いて、2パス目の記録データを作成する。この記録データに基づき、2パス目では、1パス目で間引いた位置にイエローインクドットが形成されることになるので、イエローの画像データを補完し、間引く前の本来の画像データにほぼ戻すことができる。
図9(a)および(b)は、それぞれ、1パス目および2パス目終了時のドット形成状態を示している。
同図(a)は、間引かれて形成されたイエローインクのドットとシアンインクのドットとの重なりを示し、シアンインクのドットの縁部は、対角線方向にあるイエローインクのドットと僅かに重なるのみとなっている。しかしイエローインクのドットが間引かれていることで、全体としてイエローインクドットが不足し、色バランスが崩れてしまうことがある。一方、同図(b)は2パス終了後のドットの重なりを示している。このように、1パス目で間引かれたイエローインクドットを2パス目に形成することで、ほぼイエローインクドットを間引く前の状態にまでイエローインクの打ち込み率を増加させることで、良好な色バランスを確保することが可能となる。すなわち本実施形態によれば、記録媒体に予備吐出されたインクを目立たなくしながら、本来の画像もほぼ忠実に再現することが可能となり、さらに高品位の画像形成が可能となる。
なお、このような間引きドットの補填は、本例のように予備吐出を伴うパスと別のパスで行っても良いし、他の方法で実現してもよい。例えば、主走査方向にシアンインクのノズル列を挟んで2つのイエローインクのノズル列が設けられた記録ヘッドが用いられるものとする。この場合、ある走査(パス)において先行する位置にあるイエローインクノズル列で間引きドットを形成し、後続する位置にあるイエローインクノズル列で間引きドットの補填を行うようにしてもよい。
3.インク付与量低減処理の手順
以上述べた各実施形態の処理は、図1〜図3に示した構成を用いて、例えば次のような手順により実施することが可能である。
図10はその手順の一例である。
本手順では、まず画像データが入力されると(ステップS1)、シアンインクのノズルについて、非使用時間や使用頻度に基づき記録媒体(紙面)への予備吐出が必要か否かを判定する(ステップS3)。ここで否定判定であれば、画像データに基づいてそのまま記録データを生成し(ステップS11)、記録を実行する(ステップS13)。一方、肯定判定された場合には、予備吐出が必要とされたノズルについて記録媒体上で離散した位置に予備吐出を行うように設定を行う(ステップS5)。次に、当該決定された予備吐出位置がイエローの画像領域にあるかを画像データに基づいて判定する(ステップS7)。具体的には、予備吐出位置あるいは予備吐出位置の隣接位置のいずれかにイエロードットが存在するかを判定する。ここで肯定判定された場合には、上述した実施形態のようなイエローインク付与量低減処理(データ間引きや吐出量低減の設定;ステップS9)を行う。そして、このようにシアンインクの予備吐出データとイエローインク付与量を低減するための画像データとに基づいて最終的に記録データを生成し(ステップS11)、記録を実行する(ステップS13)。
なお、ステップS7における判定は上記手法に限られない。例えば、予備吐出位置とその隣接位置の両方にイエロードットが存在する否かを判定し、両方にイエロードットが存在する場合にのみ、肯定の判定(ステップS8へ進むこと)を示すようにしてもよい。
また、別の例として、予備吐出位置の隣接位置の周囲を含む所定範囲にイエロードットが存在する否かを判定し、その所定範囲にイエロードットが存在する場合にのみ、肯定の判定(ステップS8へ進むこと)を示すようにしてもよい。予備吐出位置や隣接位置にイエロードットが打ち込まれずとも、その周囲にイエロードットが打ち込まれる場合、その周囲に打ち込まれたイエロードットが予備位置まで流れ込んでくる可能性がある。従って、予備吐出位置の近傍に相当する比較的広い所定範囲についてイエロードットが存在するかどうかを判定するのも有効である。
図11はインク付与量低減処理の手順の他の例である。
本手順では、まず画像データが入力されると(ステップS21)、シアンインクのノズルについての予備吐出位置を定めたテーブルの内容を参照し、当該予備吐出位置がイエローの画像領域にあるかを画像データに基づいて判定する(ステップS23)。ここで否定判定であれば、画像データおよび予備吐出データに基づいてそのまま記録データを生成し(ステップS27)、記録を実行する(ステップS29)。一方、肯定判定された場合には、上述した実施形態のようなイエローインク付与量低減処理(データ間引きや吐出量低減の設定;ステップS25)を行う。そして、このようにシアンインクの予備吐出データとイエローインク付与量を低減するための画像データとに基づいて最終的に記録データを生成し(ステップS27)、記録を実行する(ステップS29)。
図10の手順は、例えば非使用時間が所定時間を過ぎたか否かをシアンインクのノズル毎に判定して予備吐出の要否を検出し、その上でイエローインクの付与量低減処理を適宜実行するものである。一方、図11の手順は、所定時間を超える非使用時間があるか否かに拘らず一律に予備吐出を実行することを前提として、イエローインクの付与量低減処理を適宜実行するものである。
図10の手順は、制御が比較的複雑とはなるが、予備吐出の要否を判定するので、予備吐出量を必要最小限にすることができる。一方、図11の手順は、直前の画像記録時にインク吐出を行ったノズルでも固定的に予備吐出が行われるので、予備吐出量は増えるが、制御は簡単なものとなる。いずれを採用するかは、システムの必要性等に応じて適宜定めればよい。また、その他のインク付与量低減処理の手順を採用してもよい。
4.その他
なお、上述したどのようなインク付与量低減処理ないし手順が採用されるとしても、図2(a)に示した構成の記録ヘッドを用いる場合、記録ヘッドのA方向への主走査によって形成される画像データ部分にはインク付与量低減処理を行わなくてもよい。つまり、記録ヘッドのB方向への主走査によって形成される画像データ部分についてのみインク付与量低減処理が施されるようにすればよい。
これは次の理由による。図2(a)に示した構成の記録ヘッドのA方向への主走査時には、シアンインクのノズル列がイエローインクのノズル列に先行してインク吐出を行う。従って、予備吐出されたシアンインクのドットの上にイエローのインクドットが重なり得る。先に説明したように、吐出されたインク中の染料などの色素と記録媒体との結合が有限であるために、後から打たれたインクの色素はその位置でそのまま浸透して行かず、記録媒体表面に沿って広がるが、この場合広がるのはイエローインクのドットとなる。すなわち、コントラストが非常に目に付き易くなる明度の低い大径のドットが明度の高い領域に対して形成されることがなく、目視感度を増大させてしまうことがないからである。
また同じ理由により、図2(b)に示した構成の記録ヘッドを用いる場合、記録ヘッドのA方向への主走査時には、後続するシアンインクのノズル列151C1について行われる予備吐出位置に対応した部分にのみイエローインクの付与量低減処理を行えばよい。そしてB方向への主走査時には、後続するシアンインクのノズル列151C2について行われる予備吐出位置に対応した部分にのみイエローインクの付与量低減処理を行えばよい。
また、以上の各実施形態では、イエローインクによって形成される画像領域に対しシアンインクの予備吐出が行われる場合の処理について例示した。しかしこれはあくまでも例示であって、本発明は、明度の高い画像領域に対し、低明度のインクを予備吐出することで、低明度の予備吐出ドットが目に付き易くなってしまう場合に広く適用可能である。すなわち、明度の高い画像領域を形成するインクの例としては、イエローのほか、淡シアンインクや淡マゼンタインクなどが挙げられる。また、これに対し、目に付き易くなる明度の低い部分を生じさせるインクの例としては、シアンインクのほか、マゼンタインクやブラックインクなどが挙げられる。
さらに、上述の実施形態では、間引きまたは吐出量低減を行うことでインク付与量を低減する処理の対象を予備吐出位置のドットおよび予備吐出位置の隣接位置のドットのみとした。しかし予備吐出インクによって形成されるドットが周囲の隣接ドットを超えるような場合には、インク付与量を低減する処理の対象を予備吐出位置を中心とした近傍の所定範囲とすることもできる。これは、例えばブラックの吐出量を大として大径ドットを形成する記録ヘッドが用いられるような場合、そのブラックインクについて予備吐出が行われる際に効果的に適用可能である。
本発明を適用可能なインクジェット記録装置の一例を示す模式的平面図である。 (a)および(b)は、図1の装置に適用可能な記録ヘッドに設けられるノズル列の配置構成の2例を示す模式的正面図である。 図1の記録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。 (a)〜(d)はインク付与量低減処理の第1の実施形態を説明するための説明図である。 (a)〜(d)はインク付与量低減処理の第2の実施形態を説明するための説明図である。 (a)〜(d)はインク付与量低減処理の第3の実施形態を説明するための説明図である。 (a)〜(d)はインク付与量低減処理の第4の実施形態を説明するための説明図である。 (a)〜(d)はインク付与量低減処理の第5の実施形態を説明するための説明図である。 (a)および(b)はインク付与量低減処理の第5の実施形態を説明するための説明図である。 インク付与量低減処理手順の一例を示すフローチャートである。 インク付与量低減処理手順の他の例を示すフローチャートである。 (a)〜(d)は、記録媒体上に予備吐出を行うことで生じていた従来の問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
102 キャリッジ
108 記録媒体 150 記録ヘッド
200 ホスト装置
210 イメージコントローラ
221 MPU
222 ASIC
223 キャリッジ駆動系
224 搬送駆動系
225 回復駆動系
226 記録ヘッド駆動系
227 ROM
229 プリントバッファ
240 記録装置

Claims (13)

  1. 記録媒体上で異なる明度を呈するインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドを用い、記録媒体に対して画像を記録するためにインク吐出を行うとともに、当該画像記録時に前記記録媒体に予備吐出を行うことが可能なインクジェット記録装置において、
    前記予備吐出が行われる位置およびその近傍の位置を含む領域に、当該予備吐出されるインクよりも高い明度を呈する他のインクが吐出されるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により肯定判定が行われた場合に、前記領域の画像記録を行うために付与される前記他インクの量を低減させるための処理を行うインク付与量低減手段と、
    を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記インク付与量低減手段は、前記予備吐出が行われる位置に前記他のインクを吐出するための画像データがある場合、この画像データを削除することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記インク付与量低減手段は、前記予備吐出が行われる位置の近傍に前記他のインクを吐出するための画像データがある場合、この画像データを間引くことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記予備吐出を行った後に、前記間引いた画像データについての補完記録が行われるようにしたことを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記記録ヘッドは前記記録媒体に対してノズルの配列方向と交差する方向に走査されるものであり、前記予備吐出と前記補完記録とは異なる走査で実施されることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記インク付与量低減手段は、前記予備吐出が行われる位置に対して吐出される前記他のインクの量を低減することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記インク付与量低減手段は、前記予備吐出が行われる位置の近傍に対して吐出される前記他のインクの量を低減することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記予備吐出の要否を判定する手段と、
    該判定手段によって前記予備吐出が必要と判断された場合に前記予備吐出を行う位置を決定する手段と、
    をさらに具え、当該決定位置が前記領域内に存在する場合に前記低減処理が行われることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記予備吐出の要否判定手段は、前記ノズルの非使用時間に基づいて判定を行うことを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
  10. 予め定めた予備吐出位置が前記領域内に存在する場合に前記低減処理が行われるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記他のインクは、イエロー、淡シアンおよび淡マゼンタの少なくとも1つのインクであることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  12. 前記他のインクが前記予備吐出されるインクよりも先に前記領域に付与される場合にのみ、前記低減処理が行われるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  13. 記録媒体上で異なる明度を呈するインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドを用い、記録媒体に画像を記録するためにインクを吐出するとともに、当該画像記録時に前記記録媒体にインクを予備吐出することが可能なインクジェット記録方法において、
    前記予備吐出が行われる位置およびその近傍の位置を含む領域に、当該予備吐出されるインクよりも高い明度を呈する他のインクが吐出されるか否かを判定する工程と、
    該判定工程により肯定判定が行われた場合に、前記領域の画像記録を行うために付与される前記他のインクの量を低減するための処理を行う工程と、
    を具えたことを特徴とするインクジェット記録方法。
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