JP4218138B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録用紙の幅方向に移動するキャリッジ上に記録ヘッドが装填され、印刷データに基づいてインク滴を記録用紙に吐出することで画像を記録するインクジェット式記録装置に関し、例えば比較的大きな用紙幅に対して画像を記録する形態の記録装置に適したフラッシング制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。このようなインクジェット式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備え、記録ヘッドをキャリッジ上で記録用紙の幅方向(主走査方向)に移動させながら記録用紙に対してインク滴を吐出させることで記録が行われる。
【0003】
そしてキャリッジ上に、ブラックインクおよびイエロー、マゼンタ、シアンの各カラーインクが吐出が可能な記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、フルカラー印刷を可能としている。
【0004】
このようなインクジェット式記録ヘッドは、圧力発生室で加圧したインクをノズル開口からインク滴として記録用紙に吐出させて印刷を行う関係上、ノズル開口からの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの固化により、また塵埃の付着、さらには気泡の混入などにより、印刷不良を起こすという問題を抱えている。このために、インクジェット式記録装置には、非印刷時に記録ヘッドのノズル形成面を封止するためのキャッピング手段を備えている。
【0005】
このキャッピング手段は、印刷領域を外れた装置の端部(ホームポジション)に配置され、装置の動作電源のオフ時を含む印刷の休止時に前記したノズル形成面を封止し、ノズル開口のインクの乾燥を防止する蓋として機能するだけでなく、ノズル開口に目詰まりが生じた場合には、吸引ポンプからの負圧を作用させてノズル開口からインクを吸引排出させることでノズル開口のインク増粘による目詰まりや、インク流路内への気泡混入によるインク吐出不良を解消する機能をも備えている。
【0006】
記録ヘッドの目詰まりや、インク流路内への気泡の混入状態を解消させるためのインクの強制的な吸引排出処理は、クリーニング操作と呼ばれており、装置の長時間の休止後に印刷を再開する場合や、ユーザが記録画像の品質が悪化したのを認識して例えばクリーニングスイッチを操作した場合などに実行される。
【0007】
また、記録ヘッドに印刷とは関係のない駆動信号を印加して、インク滴を例えばキャッピング手段内に空吐出させる機能も備えており、これはフラッシング操作と呼ばれ、クリーニング操作において生じた記録ヘッドのノズル開口近傍の不揃いのメニスカスを回復させたり、また印刷中にインク滴の吐出量の少ないノズル開口において、インクの増粘によるノズルの目詰まりを防止する目的で一定周期ごとに実行させる操作である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで昨今においては、比較的大きなサイズの用紙に対して印刷を行おうとする要求が高まり、必然的に装置全体の幅も大型化されたインクジェット式記録装置が出現している。このような記録装置においては、1パスの印字に要する時間も増大し、この1パスの期間において1ドットも吐出しないノズルがあった場合には、当該ノズル開口におけるインクの粘度が上昇し、正常な印字が保証し得えなくなるという問題が発生する。
【0009】
しかも、近年においてはさらに比較的濃度の高いインク、または比較的増粘し易い例えば顔料を用いたインクなどの使用の要求も高まっており、これらのインクを用いた場合においては、なおさらノズル開口におけるインクの増粘による印字品質の低下が懸念される。
【0010】
そこで、フラッシング時においてインク滴を受ける前記したキャッピング手段とは別に、印刷領域を挟んだホームポジションと対向する位置にフラッシング専用領域を配置した記録装置も提案されており、装着された用紙幅などの条件に応じて、フラッシング専用領域においてフラッシング動作がなされるように構成されている。
【0011】
しかしながら、このような構成を採用した場合においては、極端な場合には1パス毎にフラッシング動作がなされ、このために実質的な印字時間が増大してスループットが低下するという問題が残される。
【0012】
一方、現状におけるフラッシング制御手段によると、記録ヘッドの全ノズルより同時にインクを空吐出させるフラッシング制御がなされ、印字動作中においてすでに頻繁にインクの吐出がなされ、本来フラッシングを実施させる必要のないノズルにおいても一様にフラッシング動作がなされる。このためにインクを浪費してインクカートリッジの寿命を短縮させるだけでなく、廃インク量が増大するという問題も抱えている。
【0013】
本発明は、このような諸問題に着目してなされたものであり、比較的サイズの大きな用紙を用いることができる記録装置に好適に利用され、良好な印字品質を保持しつつスループットを向上し得るインクジェット式記録装置を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために成された本発明にかかる第1の態様のインクジェット式記録装置は、記録用紙の幅方向に往復走査するキャリッジ上に装填され、印刷データに基づいてインク滴を記録用紙に吐出することで画像を記録する記録ヘッドを具備したインクジェット式記録装置であって、印刷データに基づいて、記録ヘッドの個々のノズルにおいて印刷開始位置と1パス中において最初に吐出される印刷用ドット位置の間隔に基づいてフラッシング用ドットの吐出の要否を解析し、フラッシングドットデータを生成するフラッシングドットデータ生成手段と、前記フラッシングドットデータ生成手段により生成されたフラッシングドットデータに基づいて、キャリッジの走査中において前記印刷データに基づく印刷用ドットと共にフラッシング用ドットを記録用紙上に吐出させるヘッド駆動手段とを具備される。
【0015】
本発明にかかる第2の態様のインクジェット式記録装置は、記録用紙の幅方向に往復走査するキャリッジ上に装填され、印刷データに基づいてインク滴を記録用紙に吐出することで画像を記録する記録ヘッドを具備したインクジェット式記録装置であって、印刷データに基づいて、記録ヘッドの個々のノズルにおいて1パス中において吐出される印刷用ドット位置と、次に吐出される印刷用ドット位置の間隔に基づいてフラッシング用ドットの吐出の要否を解析し、フラッシングドットデータを生成するフラッシングドットデータ生成手段と、前記フラッシングドットデータ生成手段により生成されたフラッシングドットデータに基づいて、キャリッジの走査中において前記印刷データに基づく印刷用ドットと共にフラッシング用ドットを記録用紙上に吐出させるヘッド駆動手段とを具備される。
【0016】
本発明にかかる第3の態様のインクジェット式記録装置は、記録用紙の幅方向に往復走査するキャリッジ上に装填され、印刷データに基づいてインク滴を記録用紙に吐出することで画像を記録する記録ヘッドを具備したインクジェット式記録装置であって、印刷データに基づいて、記録ヘッドの個々のノズルにおいて1パス中において最後に吐出される印刷用ドット位置と、印刷終了位置の間隔に基づいてフラッシング用ドットの吐出の要否を解析し、フラッシングドットデータを生成するフラッシングドットデータ生成手段と、前記フラッシングドットデータ生成手段により生成されたフラッシングドットデータに基づいて、キャリッジの走査中において前記印刷データに基づく印刷用ドットと共にフラッシング用ドットを記録用紙上に吐出させるヘッド駆動手段とを具備される。
【0017】
そして、フラッシングドットデータ生成手段は、前記した位置間隔の増大に応じて、個々のノズルにおいて吐出されるフラッシング用ドットの吐出数を相対的に増大させるように構成される。
【0018】
一方、印刷終了位置から印刷開始位置まで前記キャリッジが移動する期間において、必要に応じて通常のフラッシングポジションにインク滴を空吐出させるフラッシング制御手段をさらに具備することが望ましく、この場合、前記通常のフラッシングポジションは、記録ヘッドのノズル形成面を封止する機能を有するキャッピング手段が採用される。
【0019】
そして、前記通常のフラッシングポジションにおいてフラッシング動作がなされた時に計時を開始するフラッシングタイマがさらに具備され、前記フラッシングタイマが所定の計時時間に満たない期間においては、前記ヘッド駆動手段は、前記フラッシングドットデータによるフラッシング動作を実行しないように構成することが望ましい。
【0020】
また、前記フラッシングドットデータに基づくフラッシング用ドットは、前記した印刷用ドットに比較して小ドットを形成する駆動波形が用いられ、好ましくは各ノズルに対応するアクチェータに対して、前記フラッシングドットデータによる駆動波形と、印刷データによる駆動波形とが選択的に印加できるように構成される。
【0021】
以上のよう構成されたインクジェット式記録装置によると、少なくとも1パス分の印刷データに基づいて、記録ヘッドの個々のノズルに対応して印刷データによるインク吐出の少ないノズルにおいてフラッシング用ドットを吐出させるためのデータが生成される。そして、ヘッド駆動手段は前記データに基づいて、キャリッジの走査中において印刷データに基づく印刷用ドットと共にフラッシング用ドットを記録用紙上に吐出させる動作を実行する。この場合、印刷データによる印刷用ドット吐出の間隔に応じて、それに対応するノズルにおいて吐出されるフラッシング用ドットの吐出数も相対的に増大させるよう制御される。
【0022】
これにより、印刷の1パスの期間においてインク吐出の少ないノズルより、適宜フラッシング用ドットが吐出され、比較的大きなサイズの用紙を用いる記録装置においても、正常な印字が保障することができる。また、1パス毎に例えばキャッピング手段に対してフラッシングを実行させる頻度も低減させることが可能となり、スループットを向上させることに寄与できると共に、インクの浪費を抑制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したインクジェット式記録装置について、その実施の形態に基づいて説明する。図1は、本発明が適用され得るインクジェット式記録装置の一例を上面図によって示したものである。図1において符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1はキャリッジモータ2により駆動されるタイミングベルト3を介し、ガイド部材4に案内されて紙送り部材5の長手方向、すなわち記録用紙の幅方向である主走査方向に往復移動されるように構成されている。そして、キャリッジ1の記録用紙に対向する面には、インクジェット式記録ヘッド6が搭載されている。
【0024】
また、キャリッジ1の上部には前記記録ヘッド6にインクを供給するためのサブタンク7が搭載されている。このサブタンク7はこの実施の形態においては、その内部において各インクを一時的に貯留するためにそれぞれのインクに対応して4個具備されている。そして、このサブタンク7に対して例えば装置の端部に配置された図示せぬインクカートリッジから4本の各チューブ8,8,……をそれぞれ介して、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各インクが供給されるように構成されている。
【0025】
一方、前記記録ヘッド6の移動経路上の非印字領域(ホームポジョン)には、記録ヘッド6のノズル形成面を封止することができるキャッピング手段10が配置されている。このキャッピング手段10の上面には、キャリッジ1がホームポジョンに移動したときに、キャリッジ1の移動に追従して上方向に移動して前記記録ヘッド6のノズル形成面を封止するゴム等の可撓性素材により形成されたキャップ部材10aが配置されている。
【0026】
このキャップ部材10aは、記録装置の休止期間中において記録ヘッド6のノズル形成面を封止し、ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する他、記録ヘッドに印刷とは関係のない駆動信号を印加してインク滴を空吐出させるフラッシング動作時のインク受けとして機能する。
【0027】
前記キャップ部材10aの内部空間には、図には示されていないが、吸引ポンプ(チューブポンプ)におけるチューブの一端が接続され、また吸引ポンプを介したチューブの他端は、それぞれ廃液吸収材を収容した廃インクタンク11に接続されている。そして、吸引ポンプによる負圧を記録ヘッド6に作用させて、記録ヘッド6からインクを吸引排出させるクリーニング動作が実行されるように構成されており、このクリーニング動作および前記フラッシング動作によって排出された廃インクが、廃インクタンク11に送り込まれるように構成されている。
【0028】
図2は、前記した記録装置に搭載された主にフラッシング制御手段の構成をブロック図によって示したものである。図2において、プリンタドライバを内蔵するホストコンピュータ21から供給される印刷データは、印刷データバッファ22に一時的に格納され、この印刷データバッファ22に格納された印刷データは、周知のラスタライズ処理がなされ、1パスの印刷データ単位で印刷制御手段23に供給されるように構成されている。印刷制御手段23は印刷データに基づくビットマップデータを生成し、このビットマップデータはヘッド駆動手段24に供給され、ヘッド駆動手段24は記録ヘッド6に対してビットマップデータに基づいてインク滴の吐出作用を実行する。
【0029】
また、印刷制御手段23よりキャリッジ制御手段25に対して制御信号が送出され、キャリッジ制御手段25はキャリッジモータを含むキャリッジ駆動機構26を駆動する。これにより、キャリッジに搭載された記録ヘッドの位置とインク滴の吐出タイミングとにより記録用紙に画像が印刷される。
【0030】
一方、前記印刷データバッファ22よりデータ解析手段27に対して印刷データが供給されるように構成されており、データ解析手段27は前記印刷データより後述するような解析手法によって、ノズル番号と記録ヘッドの位置情報を含むフラッシングドットデータを生成し、このフラッシングドットデータはフラッシング制御手段28に供給され、一時的にメモリに格納される。
【0031】
フラッシング制御手段28には、計時手段29として示すフラッシングタイマ等からの計時データ、およびキャリッジ位置判定手段30より得られるキャリッジ位置データからフラッシングドット吐出タイミング信号を生成し、このタイミング信号はヘッド駆動手段24に送出される。ヘッド駆動手段24はフラッシングドット吐出タイミング信号に基づいて、記録ヘッド6に対してフラッシングのための駆動信号を供給する。
【0032】
この時のフラッシングのための駆動信号は、好ましくは後述するようにごく微量のインク滴を吐出させるようになされ、このフラッシングによるドットは紙面に吐出された状態で人間の目視において殆ど確認することのできない例えば10μm程度のものとなるように制御される。
【0033】
また、フラッシング制御手段28よりキャリッジ制御手段25に対して制御信号が送出され、キャリッジ制御手段25はキャリッジモータを含むキャリッジ駆動機構26を駆動する。これにより、キャリッジに搭載された記録ヘッドの位置とフラッシングドット吐出タイミング信号とにより決定される不可視のフラッシングドットを記録用紙上に吐出するように作用する。
【0034】
すなわち、前記した構成においては、記録用紙の紙面上に印刷データによる印刷を実行すると共に、同時に印刷データによるインク吐出の機会が少ないノズルにおいて、不可視のフラッシングドットを吐出させるように作用する。これにより、印刷データによるインク吐出の機会が少ないノズル開口における増粘したインクを排除し、印字品質の低下を抑制するようになされる。
【0035】
図3は、前記した構成による記録ヘッドの一走査によってなされる印字動作ならびにフラッシング動作を説明するための模式図である。記録ヘッド6には、Yとして示すイエローインクのノズル列6Y、Mとして示すマゼンタインクのノズル列6M、Cとして示すシアンインクのノズル列6C、Kとして示すブラックインクのノズル列6Kがそれぞれ配列されており、これらのノズル列を備えた記録ヘッドは、キャリッジ走査方向(主走査方向)として示した矢印方向に移動する状態を示している。
【0036】
そして、中央部から右端に示す領域が前記記録ヘッドによってなされる印刷領域であり、この印刷領域に示す○(一重丸)印が記録ヘッドの走査によってなされる印刷用ドットを示している。この印刷用ドットを示す○(一重丸)印内に示された1桁目のアルファベットは前記した各インクを吐出するノズルによってなされる印刷用ドットを示しており、2桁目の数字は後述する説明のために便宜上付したものである。
【0037】
また、印刷領域に示す二重丸印が前記したデータ解析手段27により解析され、フラッシング制御手段28によってなされる例えば不可視のフラッシングドットを示している。このフラッシングドットを示す二重丸印内に示された1桁目のアルファベットは前記した各インクを吐出するノズルによってなされるフラッシングドットを示しており、2桁目のアルファベット(f)はフラッシングを意味する。なお、図3には説明の便宜上、印刷領域に吐出される各印刷用ドットの間隔が対比できるように、200mmおよび400mmのスケールが表示されている。
【0038】
次に図4および図5は、図3に示すような一走査によってなされる印刷用ドットに対応してフラッシングドッドデータを生成する各ルーチンを示しており、この各ルーチンに示す働きは、主に前記したデータ解析手段27およびフラッシング制御手段28によってなされる。
【0039】
ここでは、図4に示すルーチンをフラッシング位置決定ルーチンと称呼し、これは印刷開始前に、印刷データがバッファに溜まった時点で各ノズル毎に印刷データを解析してフラッシング位置を決定する機能を備えている。また図5に示すルーチンを主走査方向印刷ドット間隔算出ルーチンと称呼し、これは主に隣り合う印刷ドットデータより、主走査方向印刷ドット間隔を算出する機能を備えている。
【0040】
図4および図5に示す各フローチャートに基づいて、図3に示すような印字動作に対応してなされるフラッシングドッドデータの生成方法について説明する。まず、図4に示すステップS11においては、隣り合う印刷ドットデータより、主走査方向の印刷ドット間隔が算出される。これは図5に示す主走査方向印刷ドット間隔算出ルーチンが用いられる。
【0041】
ここで、Kのドット間隔について算出する場合について説明する。図4に示すステップS11に代わる図5に示すステップS21においては、先ず、主走査方向開始間隔であるか否かが判定される。最初は主走査方向開始間隔(Yes)であるので、ステップS22において印刷開始位置と印刷ドット位置から主走査方向ドット間隔が算出される。すなわち、図3に示す印刷開始位置Y2の位置と、K1のドット位置から主走査方向ドット間隔が算出される。
【0042】
そして、図4に示すステップS12に戻り、前記ステップS22において算出された主走査方向ドット間隔がD1を超えているか否かが判定される。なお、この実施の形態においては、前記D1は200mmに設定されている。図3に示した例においては、印刷開始位置Y2の位置とK1のドット位置の間隔は200mm未満であるので、フラッシングドットは設定されず、ステップS13に移行し、未解析の印刷データがあるか否かが判定される。ここでは未解析の印刷データがある(Yes)と判定され、再びステップS11、すなわち図5に示す主走査方向印刷ドット間隔算出ルーチンに戻る。
【0043】
そして、次にK1のドット位置とK2のドット位置から、主走査方向ドット間隔を算出する。ここではステップS21において、主走査方向開始間隔ではない(No)と判定され、ステップS23において、主走査方向最終間隔でもない(No)と判定される。したがってステップS24に示すように、前ドット位置K1との間の主走査方向ドット間隔が算出される。すなわち、図3に示すK1のドット位置とK2のドット位置の間隔が算出される。この場合、K1のドット位置とK2のドット位置の間隔は、図3に示すように200mmを超えて、400mm未満である。
【0044】
したがって、図4に示すステップS12においては、主走査方向ドット間隔がD1を超えている(Yes)と判定され、ステップS14において主走査方向ドット間隔がD2を超えているか否かが判定される。なお、この実施の形態においては、D2は400mmに設定されている。したがって、このステップS14においては、主走査方向ドット間隔は400mmに満たない(No)と判定され、ステップS16において、乱数より1ドットのフラッシング位置が決定される。この場合、図3に示すようにK1のドット位置とK2のドット位置の間に、フラッシングドットとしてKfが設定される。
【0045】
これに続くステップS17において、フラッシングドットとしてのKfに対応する記録ヘッドのノズル番号とフラッシング位置、すなわちキャリッジ位置が、図2に示すフラッシング制御手段28における図示せぬメモリにフラッシングドットデータとして格納される。そして前述したとおり、ステップS13を経由して再びステップS11、すなわち図5に示す主走査方向印刷ドット間隔算出ルーチンに戻る。
【0046】
次にK2のドット位置は、ステップS21においては主走査方向開始間隔ではない(No)と判定され、ステップS23において、主走査方向最終間隔である(Yes)と判定される。したがってステップS25に示すように、印刷終了位置とK2のドット位置から主走査方向ドット間隔が算出される。すなわち、図3に示すK2のドット位置と印刷終了位置であるM3のドット位置の間隔を算出する。この場合、K2のドット位置とM3のドット位置の間隔は図3に示すように200mm未満である。これにより、図4に示すステップS12においては、主走査方向ドット間隔D1が200mm未満であると判定されるので、フラッシングドットは設定されない。
【0047】
続いてYのドット間隔についても同様な方法によって算出され、印刷開始位置Y2とY1の間は200mmを超えて、400mm未満であるので、結果として両者の間にYfが1ドット設定される。さらに同様にY2と印刷終了位置M3の間は400mmを超えているので、図4に示すステップS15において、乱数より2ドットのフラッシング位置が決定され、結果として両者の間にYfが2ドット設定される。
【0048】
さらに同様にC1と印刷終了位置M3との間にCfが1ドット設定され、M2とM3との間にMfが1ドット設定され、最後に同様にY2とC2の間Cfが2ドット設定される。
【0049】
この様にして設定されたフラッシングドットに対応する記録ヘッドのノズル番号とフラッシング位置、すなわちキャリッジ位置が、前記したように図2に示すフラッシング制御手段28における図示せぬメモリに格納される。
【0050】
以上のように、印刷ドットにおけるドット間隔が開いた場合、その間に吐出するフラッシングドットの数が増大されるように制御され、これにより記録ヘッドの印字機能の劣化を抑制するようにしている。なお、図3および図4に示した実施の形態においては、主走査方向ドット間隔としてD1=200mm、D2=400と定義し、それぞれの間隔を超えた場合にはフラッシングドットとしてそれぞれ1ドットおよび2ドット設定するようにしているが、記録装置のサイズ(主走査方向のサイズ)が大きな場合には、さらに例えばD3=600mm、D4=800mmと定義し、それに応じたフラッシングドット数を相対的に増大させるように設定することが望ましい。
【0051】
また、インクの色または質によるフラッシングドットの目立ち易さや、増粘のし易さ(目詰まりのし易さ)を考慮して、インクの色または質に応じて前記閾値(D1〜D4)および設定されるフラッシングドット数を変えることも効果的である。
【0052】
以上のように主走査方向開始間隔と、主走査方向終了間隔と、前ドットとの間隔の3つの要素に別けて算出することで、印刷動作全域のフラッシングの要否解析を行うことができる。ただし、主走査方向終了間隔における算出は、その1パスにおける該当ノズルによる印刷ドットの吐出は、もはや行われないのでその算出動作を除き、主走査方向開始間隔と、前ドットとの間隔による2つの要素による算出を行っても、実用上の問題はない。
【0053】
次に以上のようにして求められたフラッシング用ドットデータを用いてフラッシングドットを吐出させる方法について説明する。これには図6に示すフラッシング用ドット吐出ルーチンが用いられる。このフラッシング用ドット吐出ルーチンは、前記したようにフラッシング制御手段28における図示せぬメモリに格納されたフラッシングドットデータ、すなわち記録ヘッドのノズル番号とフラッシング位置データに基づいて、印刷中におけるフラッシング位置を判定し、フラッシング位置に該当するノズルからフラッシング用ドットを吐出させる機能を備えている。
【0054】
ここでは、フラッシングタイマとキャリッジの位置とフラッシングドット間隔データからフラッシング用ドット吐出をするか否かを判断してフラッシング用ドットの吐出を行いながら印刷を実行する。
【0055】
図6におけるステップS31においては、先ずフラッシングタイマにおける計時時間がT0を超えているか否かについて判定する。このフラッシングタイマは、図2における計時手段29内に格納されており、前記したキャッピング手段10が記録ヘッド6の封止を開放した時に計時をスタートし、キャッピング手段10が記録ヘッド6を封止した時点で計時をストップするように作用する。また、後述する通常のフラッシングポジション(実施の形態においてはキャッピング手段内)にフラッシングを実行した時にフラッシングタイマの計時がリセットされスタートするように機能する。
【0056】
ここで、ステップS31における前記T0は例えば3secに設定されている。すなわち、通常のフラッシングポジションにおいて、フラッシング動作がなされて3sec以上経過した場合のみ、紙面上にフラッシングを実行し得るように作用する。これは、通常のフラッシングポジションにおいて、フラッシング動作を実行した後の3sec以内においては、記録ヘッドの印刷品質はそれ程劣化することはなく、したがって、前記した解析においてフラッシングが設定されていても、あえて紙面上へのフラッシングの実行を避けるようにしている。
【0057】
換言すれば、前記したT0の時間はドット吐出がなくても印刷品質に影響がなく、正常な印刷が可能なように時間に設定される。また、例えばテキスト印刷においてはT0の時間を大きく設定してもよいが、高精細なグラフィック印刷においては、前記したT0は3sec程度に設定することが好ましい。さらに、紙面において目立ち易いブラックインクによるフラッシング時や、目詰まりのし難い例えばイエローインクによるフラッシングを対象として考える場合には、前記T0をなるべく大きく設定することが望ましい。
【0058】
前記ステップS31において、フラッシングタイマによる計時が3secを超えている(Yes)と判定されると、続いてステップS32においてキャリッジの位置とフラッシングドット間隔データからフラッシング位置該当ノズルがあるか否かが判定される。
【0059】
ここで、該当ノズルがあり(Yes)と判定されると、ステップS33においてフラッシング位置に該当ノズルからフラッシング用ドットが吐出される。そして、ステップS34において印刷が続行されるか否かが判断され、印刷データの終了まで、前記したステップS31乃至ステップS34が繰り返し実行され、結果として図3に示すように印刷用ドットによる印刷動作と共に、フラッシング用ドットが吐出される。
【0060】
なお、前記した説明では印刷データイメージの解析を終了してから印刷を開始するようになされているが、印刷データがある程度バッファに蓄積された時点で解析を開始させたり、フラッシングタイマがT0以下の範囲を予め予測して解析するとスループットの向上が可能となる。
【0061】
一方、前記した印刷終了位置から次の印刷開始位置までキャリッジが動作する間は、通常のフラッシングルーチン、すなわちこの実施の形態においてはキャッピング手段10内にフラッシングがなされるように動作する。図7はそのルーチンを示したものである。
【0062】
まず、ステップS41においては、パス終了タイマの計時がT2を超えているか否かについて判断される。このパス終了タイマは、図2における計時手段29内に格納されており、これは1パスの印刷の終了時に計時がスタートし、キャッピング手段10が記録ヘッド6を封止した時点、または印刷が開始した時点でリセットされ、計時がストップ状態とされる。このパス終了タイマは主にキャッピング手段10により記録ヘッド6を封止する必要性があるか否かを判断するために利用される。
【0063】
前記ステップS41においては、T2として3secが設定されており、1パスの印刷の終了後、3secを超える時間が経過した(Yes)と判定されると、ステップS42に移行する。ここで、記録用紙が給紙ストッカに有るか否かについて判定され、記録用紙が無し(Yes)と判定されると、ステップS43に示すように記録ヘッド6のノズル形成面をキャッピング手段10により封止する動作がなされる。そして、ステップS44に示すように前記したパス終了タイマ、およびフラッシングタイマをリセットしストップさせる指令がなされる。
【0064】
一方、前記ステップS42において記録用紙が有り(No)と判定されると、ステップS45においてさらにパス終了タイマの計時がT3を超えているか否かについて判断される。前記ステップS45においては、T3として20secが設定されており、この20secを超えた(Yes)と判定された場合には、前記したステップS43に移行して記録ヘッドのキャッピング動作がなされる。
【0065】
また、パス終了タイマの計時が20secを超えていない(No)と判定された場合には、ステップS46に移行する。すなわち、ここでは記録用紙が存在する時は、再度印刷が開始される可能性が有るので、前記した20secを超えるまでは記録ヘッドをキャッピング状態としないように制御される。
【0066】
そして、ステップS46においては、フラッシングタイマの計時がT1を超えているか否かについて判断される。ここではT1として12secが設定されており、12secを超えていない場合(No)においては、通常のフラッシングは実行しない。また、フラッシングタイマの計時が12secを超えている場合にはフラッシングが必要であり、ステップS47に示すようにフラッシングポジションに対してフラッシング動作が実行される。
【0067】
この場合のフラッシングポジションは、この実施の形態においては前記したとおりキャッピング手段10内である。そして、ステップS48に示すように前記したフラッシングタイマをリセットしスタートさせる指令がなされる。
【0068】
以上のように、図7に示す通常のフラッシングルーチンは、印刷動作の終了と開始との間において、キャッピング手段に対してフラッシング動作を実行するか否かを決定するものである。
【0069】
以上説明した構成において、記録用紙上になされるフラッシング用ドットの吐出においては、印刷用ドットと同じドットを使用してもよいが、前記したように印刷用ドットよりも小さなドットを吐出するように構成することが望ましい。ドットの大きさを変える手段としては、各ノズルに配置されたアクチェータの駆動波形の電圧を変化させたり、パルス幅を変化させる方法が知られている。
【0070】
図8はその一例を示したものであり、図8(a)は通常の印刷用ドットの吐出に用いられる駆動波形であり、図8(b)は前記した不可視のドットを含むフラッシング用小ドットの吐出に適した駆動波形である。
【0071】
次に図9(a)および(b)は、ノズルに配置されたアクチェータを駆動する場合の電気的な接続例を示している。図において、AC1〜AC4は代表した4つのアクチェータを示しており、SW1〜SW4はそれぞれのアクチェータAC1〜AC4に駆動波形を選択的に印加するスイッチを示している。
【0072】
ここで、図9(a)に示す構成はコモン駆動波形を各スイッチにより選択的に印加する形態を示している。この形態によると、全てのアクチェータに対して同一の駆動波形が印加されることとなり、したがって1パスの期間において、全てのノズルによる印刷用ドットが不吐出の場合においては、図8(b)に示すフラッシング用小ドットを吐出させる駆動波形を用いることができる。しかしながら、印刷用ドットとフラッシング用ドットが同時に存在する場合には、ドットは同じとなる。すなわち図8(a)に示したような印刷用の駆動波形Sg1を使用せざるを得ない。
【0073】
したがって、図9(b)に示す構成のようにアクチェータ毎に、前記図8(a)に示した印刷用の駆動波形Sg1、または図8(b)に示したフラッシング用小ドットの駆動波形Sg2を選択的に各アクチェータに印加できるように構成すると、印刷用ドットとフラッシング用ドットを適宜選択することができて好ましい。
【0074】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明にかかるインクジェット式記録装置によると、印刷データに基づいて、記録ヘッドの個々のノズルに対応して印刷データによるインク吐出の少ないノズルにおけるフラッシング用ドットの吐出の要否を解析し、フラッシングドットデータを生成するフラッシングドットデータ生成手段と、フラッシングドットデータ生成手段により生成されたフラッシングドットデータに基づいて、キャリッジの走査中において印刷データに基づく印刷用ドットと共にフラッシング用ドットを記録用紙上に吐出させるヘッド駆動手段とを具備したので、印刷の1パスの期間においてインク吐出の少ないノズルより、適宜フラッシング用ドットが吐出される。
【0075】
したがって、比較的大きなサイズの用紙を用いる記録装置においても、正常な印字を保障することができ、常に高度な印字品質を保持できる記録装置を提供することが可能となる。また、印字の1パス毎に例えばキャッピング手段に対してフラッシングを実行させる頻度を低減させることが可能となり、これに伴ってスループットを向上させることも可能となり、さらにインクの浪費を抑制させることにも寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用され得るインクジェット式記録装置の一例を示した上面図である。
【図2】図1に示した記録装置に搭載された制御回路の構成を示したブロック図である。
【図3】記録ヘッドの一走査によってなされる印字動作ならびにフラッシング動作を説明するための模式図である。
【図4】図3に示すフラッシング動作を実現させるためになされるフラッシング位置決定ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図3に示すフラッシング動作を実現させるためになされる主走査方向印刷ドット間隔算出ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】図3に示すフラッシング動作を実現させるためになされるフラッシング用ドット吐出ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】キャッピング手段内にフラッシングがなされるように動作する通常フラッシングルーチンを示すフローチャートである。
【図8】通常の印刷用ドットの吐出に用いられる駆動波形およびフラッシング用小ドットの吐出に用いられる駆動波形の例を示した波形図である。
【図9】ノズルに配置されたアクチェータを駆動する場合の電気的な接続例を示した結線図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
2 キャリッジモータ
3 タイミングベルト
4 ガイド部材
5 紙送り部材
6 記録ヘッド
6Y,6M,6C,6K ノズル列
7 サブタンク
8 インク供給チューブ
10 キャッピング手段
11 廃インクタンク
21 ホストコンピュータ
22 印刷データバッファ
23 印刷制御手段
24 ヘッド駆動手段
25 キャリッジ制御手段
26 キャリッジ駆動機構
27 データ解析手段
28 フラッシング制御手段
29 計時手段
30 キャリッジ位置判定手段
AC1〜AC4 アクチェータ
SW1〜SW4 スイッチ
Sg1,Sg2 駆動波形

Claims (2)

  1. 記録用紙の幅方向に往復走査するキャリッジ上に装填され、印刷データに基づいてインク滴を前記記録用紙に吐出し、個々のノズルを有する記録ヘッドを具備したインクジェット式記録装置であって、
    前記記録ヘッドは、
    前記インク滴を前記記録用紙の印刷領域に印刷用ドットを吐出させるための印刷データと、
    前記インク滴を前記記録用紙の印刷領域にフラッシングドットを吐出させるためのフラッシングドットデータと、
    に基づいて動作し、
    前記フラッシングドットデータは、
    前記印刷データの1パス中での、
    前記個々のノズルの印刷開始位置と、前記個々のノズルのいずれかの最初に吐出される印刷用ドットの位置との第1の間隔と、
    前記個々のノズルの印刷用ドット位置と、前記個々のノズルの次に吐出される印刷用ドット位置との第2の間隔と、
    前記個々のノズルの印刷終了位置と、前記個々のノズルのいずれかの最後に吐出される印刷用ドットの位置との第3の間隔と、
    を算出する算出手段に基づいて、
    前記第1乃至第3の間隔のうち、いずれかまたは少なくとも1つ以上の間隔がフラッシングドットを吐出させる間隔を超えているか否かの判断する判断手段により判断されることで、
    前記フラッシングドットを吐出させるための前記フラッシングドットデータを作成するフラッシングドットデータ生成手段により作成され、
    前記判断手段によりフラッシングドットを吐出させる間隔を超えていない場合は前記フラッシングドットデータ作成手段はフラッシングドットデータを作成せず、
    前記判断手段によりフラッシングドットを吐出させる間隔を超えている場合は、前記フラッシングドットデータ作成手段は前記フラッシングドットの前記印刷領域への吐出位置と吐出量と決定し、
    前記フラッシングドットは、前記印字データを吐出する際の駆動波形とは異なり、かつ、前記記録用紙上に吐出された際10μm以下の小ドットを形成する駆動波形を印加して行う、
    ことを特徴とするインクジェット式記録装置。
  2. 前記フラッシングドットデータ生成手段は、前記間隔の増大に応じて、前記個々のノズルにおいて吐出される前記フラッシング用ドットの吐出数を相対的に増大させるように構成した請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
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