JP2008012828A - 紙面予備吐方法、印刷装置およびプリンタドライバ - Google Patents

紙面予備吐方法、印刷装置およびプリンタドライバ Download PDF

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Abstract

【課題】予備吐により印刷を中断することなく、予備吐の画質への影響を低減させる。
【解決手段】印刷対象の画像データを生成する情報処理装置側またはこの画像データを受信したプリンタ側で、印刷対象の画像データを解析し、予備吐対象領域として、印刷対象の画像中の特定の低明度の色のインクが記録される低明度領域を確認する。この低明度領域内で、必要に応じて、より高明度の色のインクの紙面予備吐を行わせるよう、画像データに対して当該高明度の色のインクの予備吐用吐出データを追加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノズルからインクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置に関し、特に、印刷中に印刷媒体に対して直接予備吐を行う機能を有した印刷装置に関する。
インクジェット記録方式のように、ノズルからインクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置では、印刷対象の画像によってインクの吐出頻度の低いノズルについてはそのノズル内のインクの粘度が増加し、インクの吐出不良、ひいては印刷品位の低下を招来する。そのため、各ノズルについて一定時間以上、不吐出状態が継続しないように、強制的にインクを吐出させる予備吐と呼ばれる動作が実行される。
従来、この予備吐は印刷媒体以外の所定の領域で行うものと、印刷媒体自体に対して行うものとがある(特許文献1参照)。印刷媒体自体に対して行うものは紙面予備吐と呼ばれている。
紙面予備吐は、画像の印刷中に印刷媒体上に予備吐を行うので印刷動作を中断する必要がない。また、近年のインクノズルの微細化によりインク滴により形成されるドット径が小さくなり、孤立したドットが目立たなくなっていることから、紙面予備吐は有用となってきている。
紙面予備吐を採用したインクジェット記録装置において、極力、不要な予備吐出を減少させようとする技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開昭55−139269号公報 特開2006−076247号公報
しかし、ノズルの微細化により、インク吐出不良の可能性も高まり、より高頻度で予備吐を行う必要が生じている。また、フルカラー印刷では、通常、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)のような複数の色のインクを吐出する複数の記録ヘッドを用いており、各色の記録ヘッドから予備吐を行うことにより、多量の予備吐ドットが印刷媒体上に形成されることになる。
上記特許文献2に記載の技術によれば、不要な予備吐出を減少させることができるが、印刷対象の画像データに基づいて形成される印刷対象画像以外の空白領域に予備吐が行われるので、目立たないとはいえ、画質が低下するおそれがあった。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、予備吐により印刷を中断することなく、予備吐の画質への影響を低減させることが可能な紙面予備吐方法、印刷装置およびプリンタドライバを提供することにある。
本発明による紙面予備吐方法は、印刷媒体に対してノズルから複数色のインクの吐出を行う複数の記録ヘッドを備えた印刷装置の紙面予備吐方法であって、印刷対象の画像データを解析し、前記予備吐対象領域として、印刷対象の画像中の特定の低明度の色のインクの低明度領域を確認するステップと、前記低明度領域内で、必要に応じて、より高明度の色のインクの紙面予備吐を行わせるよう、画像データに対して当該高明度の色のインクの予備吐用吐出データを追加するステップとを備えたことを特徴とする。
例えば、前記低明度の色は黒色であり、前記高明度の色は黒以外の色である。あるいは、前記低明度の色は特定の色の濃色であり、前記高明度の色は同色の淡色である。
この紙面予備吐方法では、印刷対象の画像データを解析し、予備吐に用いる予備吐対象領域として、印刷対象の画像中の特定の低明度の色のインクの低明度領域を確認し、前記低明度領域内で、必要に応じて、より高明度の色のインクの紙面予備吐を行わせる。つまり、元々、存在する画像中の画素に重ねた予備吐を行うので、空白域への予備吐が避けられ、その結果、画質の低下が防止される。
前記予備吐用吐出データを追加するステップにおいて、当該低明度の色の領域内の画素の位置において当該高明度の色のインクの予備吐を行うと当該画素についてのインク打ち込み量が過度となるか否かをチェックし、そうであれば当該画素位置における当該ノズルに対する予備吐用吐出データの追加を抑止するようにしてもよい。これにより、同じ画素位置に過度にインクが打ち込まれるのを防止することができる。
本発明による紙面予備吐方法は、別の観点によれば、印刷媒体に対してノズルからインクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置の紙面予備吐方法であって、少なくとも特定のインクの記録ヘッドについて、印刷媒体上で予備吐に用いる予備吐対象領域を設定するステップと、前記設定された予備吐対象領域内で、前記特定のインクの記録ヘッドの必要なノズルについて予備吐を行わせるよう、画像データに対して予備吐用吐出データを追加するステップとを備えたことを特徴とする。
前記少なくとも特定のインクの記録ヘッドについて、印刷媒体上で予備吐に用いる予備吐対象領域を設定し、その領域に予備吐を行わせるので、それ以外の領域に予備吐を行うことが避けられる。また、予備吐に用いる予備吐対象領域以外の領域に予備吐を行うにしても、ページ全体に対するその比率は小さくて済む。その結果、紙面予備吐を行っても印刷品位を維持することができる。
前記予備吐対象領域を設定するステップでは、例えば、当該領域として前記低明度の色のインクの予め定めた特定の形状の図形を前記印刷対象の画像に追加する。この場合、例えば、前記印刷媒体はロール紙状の台紙に一定間隔でラベルが貼付された形式のものであり、前記特定の形状の図形はラベルとラベルの間の台紙上に印刷される。これによって、ラベルに影響を与えることなく予備吐を行うことが可能となる。
本発明による印刷装置は、印刷媒体に対してノズルからインクを吐出して画像を印刷する印刷装置であって、複数色のインクの吐出を行う複数の記録ヘッドと、受信した画像データを解析し、予備吐に用いる予備吐対象領域として、印刷対象の画像中の特定の低明度の色の領域を確認するデータ解析手段と、前記低明度の色の領域内で、必要に応じて、より高明度の色のインクの紙面予備吐を行わせるよう、画像データに対して当該高明度の色の予備吐用吐出データを追加するデータ処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による他の印刷装置は、印刷媒体に対してノズルからインクを吐出して画像を印刷する印刷装置であって、複数色のインクの吐出を行う複数の記録ヘッドと、印刷対象の画像データとともに、予備吐に用いる予備吐対象領域として、印刷対象の画像中の特定の色の領域を指定する予備吐対象領域データを受信する手段と、前記特定の色の領域内で、必要に応じて、他の色のインクの紙面予備吐を行わせるよう、画像データに対して当該他の色のインクの予備吐用吐出データを追加するデータ処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、さらには、印刷媒体に対してノズルからインクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置用の画像データを生成するプリンタドライバとしても把握することができる。
本発明によれば、印刷媒体に対して直接予備吐を行うことにより予備吐のための印刷中断を回避できることからスループットの低下を防止するとともに、印刷対象の画像中の特定の低明度の色のインクが記録される低明度領域に予備吐を行うことにより、あるいは、予め定めた予備吐対象領域に予備吐を行うことにより、画質への影響を低減させることが可能となる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る印刷システムの概略構成を示している。
この印刷システムは、印刷対象のデータを転送する転送元デバイスである情報処理装置100と、印刷装置の一例のプリンタ200とが通信インタフェースを介して接続されて構成される。
情報処理装置100は、CPU101、プログラム記憶装置102、RAM103、通信インタフェース(IF)部104を備える。
CPU101は、各種プログラムを実行して、情報処理装置100の各部を制御する中央処理装置である。プログラム記憶装置102は、オペレーティングシステム(OS)、デバイスドライバ、アプリケーションソフトウェア等のプログラムを格納する記憶装置であり、例えば、ハードディスク装置等の大容量の不揮発性の記憶装置である。後述するフローチャートの処理もこれらの少なくとも一つのプログラムにより実現される。
RAM103は、CPU101の作業領域、一時記憶領域等を構成するメモリであり、本実施の形態の印刷に関わるデータとして、印刷画像データ(CMYK形式)120、および後述する対象ノズル予備吐履歴データ121などを記憶する。通信IF部104は、通信相手との間でデータの通信を行うためのインタフェースであり、例えばUSBインターフェイスである。但し、通信インタフェースは、USBに限るものではなく、例えばRC−232C、IrDA、IEEE1394等のシリアルインターフェイスや、IEEE1284、SCSI、IDEなどのパラレルインターフェイス、および/または、ネットワークインターフェイスなどであってもよい。
プリンタ200は、CPU201、ROM202、RAM203、インクジェット記録方式の印刷機構205を備えたインクジェットプリンタである。
CPU201は、各種プログラムを実行して、プリンタ200の各部を制御する中央処理装置である。
ROM202は、プリンタ200の制御プログラム等を格納した不揮発性のメモリである。ROM202は、各種パラメータ等のデータを記憶する再書き込み可能な不揮発性メモリを含んでもよい。
RAM203は、CPU201の作業領域、一時記憶領域等を構成するメモリであり、本実施の形態の印刷に関わるデータとして、印刷画像データ(CMYK形式)130などを記憶する。
通信IF部204は、情報処理装置100の通信IF部104と対応する通信IF部である。
印刷機構205は、情報処理装置100から転送された印刷画像データ130を基に印刷を行う印刷機構である。本実施の形態では、インクジェット記録方式を採用した印刷機構を用いる。その記録ヘッドは、ノズル列が用紙幅全域に亘って延びる、いわゆるライン型の記録ヘッド(ラインヘッド)である。本発明はラインヘッドの記録ヘッドを用いたものに限定されるものではないが、ラインヘッドに適用して好適である。
図2は本実施の形態におけるプリンタに搭載される1個の記録ユニットの概略構成を示す図である。この記録ユニットは、4個のラインヘッドである記録ヘッド210K〜210Yと、これらの各記録ヘッドのクリーニングを行う回復ユニット230から構成されている。4本の記録ヘッド210K〜210Yは記録ヘッドユニット220として相互に固定され、ヘッドユニット制御モータ(図示せず)により上下動される。それぞれの記録ヘッド210と対に配置される記録ヘッド保護部212を有する回復ユニット230は、回復ユニット制御モータ(図示せず)により横方向に移動される。ここに、「横方向」とは用紙240の搬送方向と直交する方向である。
画像の印刷の際には、記録ヘッドユニット220および回復ユニット230は、図2(a)に示すような印刷可能状態の所定の位置に移動され、印刷時以外では、図2(b)に示すような待機状態の所定の位置に移動される。
以下、本システムの動作を説明する。
図3は、図1の情報処理装置100においてプリンタ200への印刷指示に先立って印刷対象の画像データ(印刷画像データ)に対して実行される処理の概略を表したフローチャートである。
この処理は、PCU101がプログラム記憶装置102内のプリンタドライバのようなプログラムを読み出して実行することにより実現される。この例では、印刷画像データはプリンタで使用されるインク色に対応したCMYK形式のデータであり、情報処理装置100で生成される。
図3の処理により実現される動作は次のとおりである。すなわち、黒色のインクが吐出される画素を見つけて、その画素位置で吐出を行うことができる他のインク色のノズル(対象ノズル)について、予備吐が必要であれば予備吐を行うように印刷画像データを変更するものである。このような予備吐によれば、黒以外のインク色のインク滴を黒色のインク滴に重ねて吐出するので、画像とは別に予備吐ドットが形成されることがなく、また、画素の色の変化も少ないので、紙面予備吐による印刷品位の低下が回避される。
図3において、まずステップS11で印刷画像データについて画素単位に印刷画像データの解析を行う。ついで、ステップS12で解析対象の画素に黒(K)要素があるか否かを判断する。
黒要素を検出した場合は、ステップS13で解析画素の対象ノズルが予備吐要であるか否かを判断する。ここで「予備吐要」とは、予備吐候補のノズルについて前回のインク吐出を行った後に所定の時間が経過していると判断される場合である。ライン型の記録ヘッドを用いる例では、「所定の時間」の経過は、当該対象ノズルについて前回の吐出を行った後の連続した不吐出ライン(ラスタ)の数が所定の閾値Thを超えていることを意味する。閾値Thは、許容できる最大不吐時間から余裕時間を減算して得られる時間と、用紙の搬送速度と、用紙搬送方向における解像度(mライン/インチ等)とによって定めることができる。
「前回の吐出」は予備吐用吐出データに基づく吐出か、実際の画像データに基づく吐出かは問わない。予備吐要と判断された場合、ステップS14で当該解析画素位置において各ノズルに対する予備吐用吐出データを追加し、ステップS15で当該ノズルの予備吐履歴データを更新する。この更新の具体例については後述する。
ステップS12で黒要素がない場合や、ステップS13で対象ノズルが予備吐要でない場合、および、ステップS15の後は、ステップS16で次の解析画素があるか否かを判断する。次の解析画素がある場合にははステップS11の画像データ解析に戻る。
このようにして予備吐用吐出データが追加された印刷画像データはプリンタコマンドに変換され、プリンタへ送信される。
RAM103に保存するデータとしては、印刷画像データ(CMYK形式に変換済)120、対象ノズル予備吐履歴データ121だけに限らず、これらのうちの一部または、それ以外にも保存することが可能である。
記憶装置としてはRAM103に限らず、例えば、磁気記憶媒体(フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等)、光ディスク(MOやPD等の光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+RW等)、再書き込み可能な不揮発性半導体メモリなどを挙げることができる。
図4により、ステップS13における「対象ノズルは予備吐要?」の判断の手法について説明する。ここでは、ライン型の記録ヘッド210について説明する。黒以外の色のインク、本例ではイエロー、マゼンタ、シアンのインクを吐出する各記録ヘッド210について、その個々のノズルに対してカウンタ50を用意する。画像の解析時に、各カウンタ50は、その対応づけられたノズルについてインクの吐出が行われるとき、“0”にリセットされ、そのノズルについて次にインクの吐出を指示する画像データ(画素データ)が現れるまで画像データに対する処理が1ライン進む毎にカウント値がインクリメントされていく。したがって、図4の場合、これらのカウンタ50の値が、図1に示した対象ノズル予備吐履歴データ121を構成する。
図中の画像としての枠線301、図形302〜304が黒要素を含む場合、これらの画素位置が他の色のインクの予備吐を実行する位置の候補となる。その候補位置で実際に予備吐を行うか否かは、逐次更新される対象ノズル予備吐履歴データ121に基づいて判断される。すなわち、当該ノズルについて前回吐出を行ってからの経過時間が所定値を超えているか否か、つまり、前回の吐出を行った後の連続した不吐出ライン(ラスタ)の数が所定の閾値Thを超えているか否かによって予備吐の要否が決まる。各カウンタは、当該ノズルで吐出を行った時点でリセットされ、不吐出ノズルが継続する間はライン毎にラインをカウントしていく。このカウンタのリセットおよびインクリメントの動作が上記対象ノズル予備吐履歴データ121の更新に相当する。その後、当該ノズルが予備吐候補位置に達したときの当該カウント値がThを超えていれば、その画素位置において当該ノズルの予備吐を行うよう予備吐用吐出データを画像データに追加する。
図5は、図4で説明した構成の変形例を示している。図4の構成では、黒以外のインク色について記録ヘッドの各ノズルに対して個別にカウンタを用意したが、本例では、カウンタは各記録ヘッドおよびノズルに共通に1個のみ設け、各記録ヘッドの各ノズル対応に記憶領域61を設ける。画像データの解析時に、カウンタ60は、初期値“0”からスタートして、ライン毎にインクリメントされていく。現時点でのカウント値から前回吐出が行われたときのカウント値(記憶領域61内に記憶されている)を減算することにより、図4の場合と同様の連続不吐ライン数を求めることができる。したがって、図5の場合、記憶領域61の値が、図1に示した対象ノズル予備吐履歴データ121を構成する。
図6は、図3の処理の変形例を示すフローチャートである。図6において、図3に示したステップと同様のステップには同じ参照符号を付して、重複した説明は省略する。図6の処理において、図3の処理と異なる点は、ステップS13の後にステップS13aの判断ステップが追加されたことである。同じ画素位置に複数のインク滴を重ねて吐出する(打ち込む)ことにより、その重複打ち込み率が過度になると、印刷媒体としての用紙240に局所的に過度の水分が与えられることによるにじみや用紙240のよれなどが生じる。ここでいう「重複打ち込み率」とは、1ノズルによるインク滴の吐出が100%としたとき、nノズルによるインク滴の吐出はn×100%となる。本実施の形態において、4色すべてが同じ画素位置に吐出された場合の重複打ち込み率は400%となる。
そこで、図6の処理では、ステップS13において対象ノズルにつき「予備吐要」と判断された場合であっても、ステップS13aでその画素に対して予備吐を追加した場合の重複打ち込み率が所定値(例えば200%または300%等)以上となるか否かをチェックし、所定値以上となる場合にはステップS14へ進まずにステップS16へ移行する。これにより、当該画素位置での予備吐を抑止するようにする。
なお、重複打ち込み率の適正な「所定値」は固定でもよいが、紙種(印刷媒体の種別や厚さ等)によって印刷結果が異なるので、紙種により可変設定されるようにしてもよい。
このような措置によって、「予備吐要」と判断されたノズルについての予備吐が抑止されることになるが、一般的に罫線や文字は複数画素分の幅を有するので、ある画素位置で黒画素があれば、その次のラインも黒画素であることが多い。したがって、ほぼ同じ画素位置付近で黒以外の複数のインク色について別個に予備吐を行うことが可能となる。
<第2の実施の形態>
図7は本発明の第2の実施の形態に係る印刷システムの概略の構成例を示すものである。この図において、図1に示した要素と同様の要素には同じ参照符号を付して、重複した説明を省略する。
図7の構成において、図1の構成と異なる点は、次の点である。すなわち、第1に、情報処理装置100においてRAM103に格納される印刷画像データ320がRGB形式であり、このデータに基づいて予備吐対象領域データ321が生成されること、および、RGB形式の印刷画像データ320および予備吐対象領域データ321がプリンタ200に送られることである。第2に、プリンタ200においてCMYK形式の印刷画像データ330が生成され、この際に予備吐対象領域データ321が参照され、対象ノズル予備吐履歴データ332を更新しながら予備吐用吐出データの追加が行われることである。
なお、予備吐対象領域の「領域」とは一般的には二次元的にある広がりをもった範囲をいうが、ここでいう予備吐対象領域は典型的には特定の画素の集合により定義される領域である。例えば、特定の色のインクで記録された線分を予備吐対象領域というときには、その線分を構成する画素群の範囲が予備吐対象領域である。線分により閉空間の図形(例えば四角)が形成された場合にも、その予備吐対象領域は線分上の画素群であり、原則的には、線分で囲まれた内部は含まない。勿論、閉空間が縁の線分と同じ色で塗りつぶされている場合にはその内部も予備吐対象領域となりうる。
図8は、情報処理装置100において実行される予備吐対象領域データ321を生成するための具体的な処理例を表したフローチャートである。
まず、ステップS21で印刷画像データを1画素分解析する。最初は先頭のラインの先頭の画素に着目する。この画素データがR=G=B=0、すなわち、黒色であれば、当該解析画素を予備吐対象領域に設定するよう予備吐対象領域データ321を更新する(S23)。
ステップS22で当該画素が黒画素でない場合、次の解析対象画素があるかどうかをチェックする(S24)。次の解析対象画素は、ステップS21で着目した画素と同ライン上の次の画素であり、次の画素がなければ、次のラインの最初の画素である。
次の解析対象画素が存在すれば、ステップS21へ戻り、上記の処理を繰り返す。このようにして、1ページの印刷画像の中で予備吐が可能な位置を表す予備吐対象領域データ321が生成される。このデータはRGB形式の印刷画像データとともに、プリンタ200へ送られる。
図9は、プリンタ200が、情報処理装置100からRGB形式の印刷画像データ320とともに予備吐対象領域データ321を受信したときに実行する処理例を表したフローチャートである。この処理は、プリンタ200のCPU201がROM 202内のプログラムを読み出して実行することにより実現される。
まず、ステップS31で、受信したRGB形式の印刷画像データをCMYK形式の印刷画像データに変換してRAM203上に画素毎に画像を展開する。続くステップS32で、同じく受信した予備吐対象領域データを確認する。ステップS33で当該画素が予備吐対象領域に含まれるか否かをチェックする。含まれない場合には、ステップS37で次の解析対象画素の有無をチェックする。次の解析対象画素があれば、ステップS31に戻り、上記処理を繰り返す。
ステップS33で当該画素が予備吐対象領域に含まれれば、ステップS34にて、当該対象ノズルについて予備吐が必要かどうかをチェックする。必要なければ、ステップS37へ進む。必要であれば、ステップS35で当該展開画素に予備吐用吐出データを追加する。ついで、ステップS36でこの対象ノズルの予備吐履歴を更新する。その後、ステップS37へ進む。
図10は、図9の処理の変形例を示すフローチャートである。図10において、図9に示したステップと同様のステップには同じ参照符号を付して、重複した説明は省略する。図10と図9の関係は、図6と図3の関係と同じである。すなわち、図10の処理が図9のの処理と異なる点は、ステップS34の後にステップS34aの判断ステップが追加されたことである。その作用効果も図6の場合と同様である。
<他の実施の形態>
以上の実施の形態では、黒色のインクについての予備吐については説明しなかったが、黒色については従来の紙面予備吐方法を併用するようにしてもよい。従来の紙面予備吐とは、予備吐対象領域の有無によらず、許容できる最大不吐時間が経過する前に、紙面上に予備吐を行うものである。また、黒以外の色についても、画像によって予備吐対象領域が定まるため、許容できる最大不吐時間を超えてしまう場合もありうる。このような場合を考慮して、従来の紙面予備吐方法を併用するようにしてもよい。
しかし、プリンタの用途によっては従来の紙面予備吐方法を併用する必要もない。例えば、各種のラベルや帳票等の印刷装置では、印刷対象画像として、黒色の罫線が含まれていることが多い。図11は、物流等の用途に利用される帳票400の例を示している。この例のように、搬送方向に対して直交する黒色の横罫線401が分散して存在することにより、その画素位置を利用して他の色のインクの予備吐を行うことができる。また、これらの横罫線の間隔は最大不吐時間の条件を満足するので、追加的な従来の予備吐は不要である。黒色自身についても、横罫線401の形成のために当該ノズルから吐出が行われるので、予備吐の必要はない。このような帳票では、領域402,403のように1次元や2次元のバーコードが記録されることが多く、このような領域内に紙面予備吐によるドットが記録されると、バーコードの機械的な読取装置による読み取り結果に誤動作が生じるおそれがあるが、本実施の形態によれば、このような領域内に予備吐が行われることが防止される。
さらに、情報処理装置100側で特定の形状の図形(またはパターン)を印刷画像データに追加し、プリンタ側で受信した印刷画像データから当該特定の形状の図形の位置を検出して、その図形を予備吐対象領域として認識するようにしてもよい。予備吐対象領域としては、特定の形状に加えてそのサイズを限定してもよい。図形の検出は、展開した画像データに基づいて、既存の画像処理技術により行うことが可能である。図12は、そのような予備吐対象領域の形成に適したラベルシート500の例を示している。このラベルシート500は、ロール紙状の台紙502上に等間隔に配置された同一サイズ/同一形状のラベル501に所定の画像を印刷する際、用紙の印刷幅全体に亘って延びる所定の形状の黒色画像503を合わせて印刷させる。これにより、プリンタ側ではこの黒色画像503の図形を予備吐対象領域として認識し、この領域内で黒以外の色のインクの予備吐を集中的に行うことができる。ラベル501の長さが比較的短いものであれば、ラベルの出現周期に1回の予備吐であっても、予備吐のタイミングは許容できる最大不吐時間内に収まる。なお、線分により閉空間の図形が形成された場合に、線分で囲まれた内部は含まないと述べたが、この場合には線分の内部を予備吐対象領域に含めてもよい。また、この処理を、上述した黒色の画素位置を予備吐対象領域として利用する上記の処理と併用してもよい。
さらに、上記の説明では印刷画像データを解析することにより個々の画像対応に予備吐対象領域の判定を行ったが、予め特定の領域を、あるいは、特定の領域以外の領域を予備吐対象領域とするように、情報処理装置100側またはプリンタ200側で予備吐対象領域の設定を行ってもよい。これにより、上述した領域402,403のようにその領域内で予備吐を行うことが望ましくない領域での予備吐の実行を抑止することができる。
また、黒色の画素位置に対して他の色の予備吐を行う例を説明したが、特定の色のインクに他の色のインクを重ねて吐出しても色変化が少ないような関係であれば、本発明は上記の色関係に限定されない。例えば、濃シアンと淡シアン、濃マゼンタと淡マゼンタのように、濃淡(明度)の色関係では、濃色の画素位置を淡色のインクの予備吐に利用することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。例えば、印刷装置としてプリンタを例に挙げたが、本発明の印刷装置はファクシミリ装置や複写装置をも含みうる。
記録ヘッドとしてはライン型のものについてのみ説明したが、記録ヘッドを用紙搬送方向に直交する方向に往復走査する記録ヘッドに対して、本発明を適用することも可能である。記録ヘッドの本数も4本に限るものではない。
図1の実施の形態において、CMYK印刷画像データの解析および予備吐用吐出データの追加は印刷装置の側で実行してもよい。
本発明は特許請求の範囲に記載した要件を満たす機能を実現するコンピュータプログラム自体も本願発明に含まれる。なお、プログラムとしては、プロセッサが直接に解釈し実行可能なオブジェクトコードプログラム、および、インタプリタにより実行されるプログラム、OS或いはアプリケーション上で動作するスクリプトデータ形式のプログラム等、プログラムの形態は問わない。
また、コンピュータプログラムを供給するための「記憶媒体」としては、例えば、磁気記憶媒体(フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等)、光ディスク(MOやPD等の光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RW、DVD+RW等)、半導体ストレージ、紙テープ、ROM素子などを挙げることができる。
前記画像データは、ビットマップグラフィックスによるものであってもよいし、ベクタグラフィックスによるものであってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る印刷システムの概略構成を示す図である。 本実施の形態におけるプリンタに搭載される1個の記録ユニットの概略構成を示す図である。 図1の情報処理装置においてプリンタへの印刷指示に先立って印刷対象の画像データに対して実行される処理の概略を表したフローチャートである。 図3のステップS13における「対象ノズルは予備吐要?」の判断を行うための構成例の説明図である。 図4で説明した構成の変形例を示す図である。 図3の処理の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る印刷システムの概略の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態において情報処理装置により実行される予備吐対象領域データを生成するための具体的な処理例を表したフローチャートである。 本発明の実施の形態において、プリンタが、情報処理装置からRGB形式の印刷画像データとともに予備吐対象領域データを受信したときに実行する処理例を表したフローチャートである。 図9の処理の変形例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の印刷システムを適用して好適な物流等の用途に利用される帳票の例を示す図である。 本発明のさらに他の実施の形態の説明図である。
符号の説明
50,60…カウンタ
61…記憶領域
100…情報処理装置
102…プログラム記憶装置
104…通信IF部
121…対象ノズル予備吐履歴データ
130…印刷画像データ
200…プリンタ
204…通信IF部
205…印刷機構
210…記録ヘッド
212…記録ヘッド保護部
220…記録ヘッドユニット
230…回復ユニット
240…用紙(印刷媒体)
301…枠線
320…印刷画像データ
321…予備吐対象領域データ
330…印刷画像データ
332…対象ノズル予備吐履歴データ
400…帳票
401…横罫線
402,403…領域
500…ラベルシート
501…ラベル
502…台紙
503…黒色画像

Claims (15)

  1. 印刷媒体に対してノズルから複数色のインクの吐出を行う複数の記録ヘッドを備えた印刷装置の紙面予備吐方法であって、
    印刷対象の画像データを解析し、前記予備吐に用いる予備吐対象領域として、印刷対象の画像中の特定の低明度の色のインクが記録される低明度領域を確認するステップと、
    前記低明度領域内で、必要に応じて、より高明度の色のインクの紙面予備吐を行わせるよう、画像データに対して当該高明度の色のインクの予備吐用吐出データを追加するステップと
    を備えたことを特徴とする紙面予備吐方法。
  2. 前記低明度の色は黒色であり、前記高明度の色は黒以外の色である請求項1記載の紙面予備吐方法。
  3. 前記低明度の色は特定の色の濃色であり、前記高明度の色は同色の淡色である請求項1記載の紙面予備吐方法。
  4. 前記予備吐対象領域内の各画素において、当該画素に対応するノズルについて前回のインク吐出を行った後に所定の時間が経過していると判断される場合に、当該ノズルについて予備吐が必要であると判断する請求項1記載の紙面予備吐方法。
  5. 前記予備吐用吐出データを追加するステップにおいて、当該低明度の色の領域内の画素の位置において当該高明度の色のインクの予備吐を行うと当該画素についてのインク打ち込み量が過度となるか否かをチェックし、そうであれば当該画素位置における当該ノズルに対する予備吐用吐出データの追加を抑止する請求項1〜4のいずれかに記載の紙面予備吐方法。
  6. 印刷媒体に対してノズルからインクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置の紙面予備吐方法であって、
    少なくとも特定のインクの記録ヘッドについて、印刷媒体上で予備吐に用いる予備吐対象領域を設定するステップと、
    前記設定された予備吐対象領域内で、前記特定のインクの記録ヘッドの必要なノズルについて予備吐を行わせるよう、画像データに対して予備吐用吐出データを追加するステップと
    を備えたことを特徴とする紙面予備吐方法。
  7. 前記予備吐対象領域を設定するステップでは、当該領域として前記低明度の色のインクの予め定めた特定の形状の図形を前記印刷対象の画像に追加する請求項6記載の紙面予備吐方法。
  8. 前記印刷媒体はロール紙状の台紙に一定間隔でラベルが貼付された形式のものであり、前記特定の形状の図形はラベルとラベルの間の台紙上に印刷される請求項7記載の紙面予備吐方法。
  9. 印刷媒体に対してノズルからインクを吐出して画像を印刷する印刷装置であって、
    複数色のインクの吐出を行う複数の記録ヘッドと、
    受信した画像データを解析し、予備吐に用いる予備吐対象領域として、印刷対象の画像中の特定の低明度の色の領域を確認するデータ解析手段と、
    前記低明度の色の領域内で、必要に応じて、より高明度の色のインクの紙面予備吐を行わせるよう、画像データに対して当該高明度の色の予備吐用吐出データを追加するデータ処理手段と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  10. 前記低明度の色は黒色であり、前記高明度の色は黒以外の色である請求項9記載の印刷装置。
  11. 前記低明度の色は特定の色の濃色であり、前記高明度の色は同色の淡色である請求項9記載の印刷装置。
  12. 印刷媒体に対してノズルからインクを吐出して画像を印刷する印刷装置であって、
    複数色のインクの吐出を行う複数の記録ヘッドと、
    印刷対象の画像データとともに、予備吐に用いる予備吐対象領域として、印刷対象の画像中の特定の色の領域を指定する予備吐対象領域データを受信する手段と、
    前記特定の色の領域内で、必要に応じて、他の色のインクの紙面予備吐を行わせるよう、画像データに対して当該他の色のインクの予備吐用吐出データを追加するデータ処理手段と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  13. 前記データ処理手段は、前記当該低明度の色の領域内の画素の位置において当該高明度の色のインクの予備吐を行うと当該画素についてのインク打ち込み量が過度となるか否かをチェックし、そうであれば当該画素位置における当該ノズルに対する予備吐用吐出データの追加を抑止することを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の印刷装置。
  14. 印刷媒体に対してノズルからインクを吐出する記録ヘッドを備えた印刷装置用の画像データを生成するプリンタドライバであって、
    少なくとも特定のインクの記録ヘッドについて、印刷媒体上で予備吐に用いる予備吐対象領域を設定するステップと、
    前記設定された予備吐対象領域内で、前記特定のインクの記録ヘッドの必要なノズルについて予備吐を行わせるよう、画像データに対して予備吐用吐出データを追加するステップと
    をコンピュータに実行させるプリンタドライバ。
  15. 印刷媒体に対してノズルから複数色のインクの吐出を行う複数の記録ヘッドを備えた印刷装置用の画像データを生成するプリンタドライバであって、
    印刷対象の画像データを解析し、前記予備吐対象領域として、印刷対象の画像中の特定の低明度の色のインクの低明度領域を確認するステップと、
    前記低明度領域内で、必要に応じて、より高明度の色のインクの紙面予備吐を行わせるよう、画像データに対して当該高明度の色のインクの予備吐用吐出データを追加するステップと、
    前記追加した色要素を含む画像データをプリンタコマンドに変換するステップと
    をコンピュータに実行させるプリンタドライバ。
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