JP2007083576A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紙面予備吐のドットを目立ちにくくし、かつ、画像品位の劣化を防止することが可能なインクジェット記録装置を提供すること。
【解決手段】 予め定めた吐出位置パターンの吐出位置に対応する記録対象の画像データを検出する手段と、前記検出手段の結果に基づいて、記録対象の画像データに吐出データを付加する手段と、前記吐出データが付加された画像データに基づいて記録を行う手段とを備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体へ記録を行うインクジェット記録装置に関し、詳しくは、記録中のインクの吐出状態の安定化に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等における記録装置として、あるいはコンピューターやワードプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーションなどで処理した情報を出力する機器として用いられる記録装置として、紙、布、プラスチックシート、OHP用シートなどの種々の記録媒体に対して比較的簡潔な構成で記録することができるインクジェット方式の記録装置が普及している。
また、この方式は基本的に非接触記録方式であり記録媒体の種類を問わないことから、上記のような通常用いられる記録媒体の他、布、皮革、不織布、さらには金属等を記録媒体として用いる記録装置も提案されている。特に、電気熱変換素子が発生する熱エネルギーを利用してインクに気泡を生じさせ、この気泡の圧力によってインクを吐出する、いわゆるバブルジェット(登録商標)方式は、比較的高密度に吐出口を配列でき、また、記録動作に伴って発生する騒音が小さいなど、種々の利点を有し近年広く用いられている方式である。
インクジェット記録装置では、インクを記録ヘッドから直接吐出させて記録を行うことから、インクを常に吐出可能な状態に保つ必要があり、そのために、他の記録装置には見られない特別な処理であるヘッド清掃が必要である。ヘッドの清掃手段としては、次のようなものがある。
<吸引手段>
連続したインク吐出などや長期間の装置の不使用などを原因として、記録ヘッドの液路内や共通液室等に気泡が混入もしくは発生し、その気泡が液路へのインクの供給や吐出動作の妨げとなって吐出不良を生じることがある。主にこのような吐出不良を未然に防止すべく、吐出口面にゴム等の材料で形成されたキャップを当接させそのキャップを介して吐出口近傍のインクを吸引することにより除去する、吸引手段を採る。
<ワイパー手段>
記録ヘッドからのインク吐出に伴ってインクミストを発生したり、あるいは吐出されたインクが記録媒体に着弾したときの衝撃でスプラッシュを発生することがある。そして、これらのミストなどはインク吐出口を配列した吐出口面に付着してその吐出口を塞ぐなどし、これによって吐出不良を生じることがある。そこで、ゴム等の弾性材からなるブレードを吐出口面に当接させた状態でその記録ヘッドを移動させることにより、吐出口周辺に付着したインクなどを拭き取り除去する、ワイパー手段を採る。
<予備吐出手段>
記録時には記録データに応じて記録ヘッドの複数の吐出口から選択的にインクが吐出される。この場合、個々の吐出口について見ると、ある時間インク吐出を行わない吐出口が存在し、その吐出口ではその近傍のインクは外気に晒されたままの状態が続き、これによってインクの粘度が増大して吐出されるインクの量や速度の減少や、吐出方向の偏向などの吐出不良を生ずることがある。そこで、これらの増粘したインクを除去すべく、記録に無関係なインク吐出を記録媒体以外の部分で行う、予備吐出手段を採る。
また、近年のインクジェット記録装置においては、フルカラー記録に必要な、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに加えて、画像品位の向上を目的とした濃度の薄い淡シアン、淡マゼンタを採用することが多い。同時に、高解像度化を目的として、記録ヘッドから一回に吐出するインクの量が少なくなってきている。
したがって、1つのインク滴についてはその体積に占める吐出口の表面積の割合が増え、従来の水溶性インクでは記録媒体以外の部分での予備吐出では時間間隔が空きすぎて吐出口の乾燥を防ぐことが難しくなってきている。その結果、特に未使用の吐出口についてはその内包するインクの乾燥によりインク濃度が上昇し、ページ内のインク濃度一様性が損なわれるという問題が生じてきた。
そこで、未使用の吐出口に内包されるインクの濃度上昇を抑制するために、特許文献1、特許文献2には、記録媒体以外の部分ではなく記録媒体上に備吐を行う技術を開示している。このような技術によれば予備吐の頻度を高めることによりインクの乾燥を防止することが出来る。
このような記録媒体上への予備吐を本明細書では、「紙面予備吐」と呼ぶ。
特開昭55−139269号公報 特開平6−40042号公報
これら従来の技術では、記録対象データの存在の有無に関わらず紙面予備吐のドットの付加を行っていた。従って、記録対象データの存在する画素にも他の色の紙面予備吐のドットが重ねて記録されることになり紙面予備吐のドットが目立ちやすくなったり、記録対象の画像が紙面予備吐ドットにより色味変化を起こすという問題が生じた。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、その目的は、紙面予備吐によるドットの目立ち易さを抑制し、記録対象データの色味変化を起こさせることの無いインクジェット記録装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明によるインクジェット記録装置は以下の構成を備える。すなわち、
記録媒体上を移動される複数の記録ヘッドを用いて、前記記録媒体に複数色のインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、
予め定めた吐出位置パターンの吐出位置に対応する記録対象の画像データを検出する手段と、
前記検出手段の結果に基づいて、記録対象の画像データに吐出データを付加する手段と、
前記吐出データが付加された画像データに基づいて記録を行う手段と、
を備えることを特徴とする。
また、好ましくは、
前記予め定めた吐出位置パターンは、前記複数色のインクの少なくとも1つに設定するものであり、前記検出する記録対象の画像データは、前記複数色のインクの少なくとも1つとすることを特徴とする。
また、好ましくは、
前記予め定めた吐出位置パターンの吐出位置に対応する画像データの全てがオフの場合に吐出データを付加することを特徴とする。
また、好ましくは、
前記予め定めた吐出位置パターンは、2つ以上のインク色に設定するものであり、各色にそれぞれ異なるパターンを設定することを特徴とする。
また、好ましくは、
前記予め定めた吐出位置パターンは、2つ以上のインク色に設定するものであり、インク色毎に前記検出する記録対象の画像データの色数を変更することを特徴とする。
また、好ましくは、
前記記録対象の画像データ及び前記付加する吐出データがインデックス(3値以上の多値)データであることを特徴とする。
また、好ましくは、
前記記録対象の画像データ及び前記付加する吐出データがリアル(2値)データであることを特徴とする。
また、好ましくは、
前記複数色のインクとは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの濃インク4色に加えて、前記4色よりも前記記録媒体上での記録濃度が低い、淡ブラック、淡シアン、淡マゼンタ、淡イエローの淡インクから少なくとも1つ以上を選択した、少なくとも5色以上のインクの組み合わせであることを特徴とする。
また、好ましくは、
前記複数色のインクとは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色であることを特徴とする。
本発明に係るインクジェット記録装置においては、複数のインク色の紙面予備吐として、記録媒体上で比較的目立ちにくいインク色に加えて、記録媒体上で比較的目立ちやすいインク色を行った場合でも、画像品位の劣化を抑制することが出来た。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1を詳細に説明する。
本体装置の説明(実施の形態1)
図1は本発明の一実施形態に係わるインクジェット記録装置を示す上面図である。
図1において、2は紙搬送系ユニットを含む装置本体を示し、1はキャリッジを示し、6個の記録ヘッド5を搭載して移動し、これにより、記録ヘッド5の記録用紙に対する走査が可能となる。すなわち、キャリジ1は、ガイド軸11によりこれに沿って移動可能に案内支持されており、また、ベルト13を介して伝達される駆動力によって往復移動できるものである。なお、使用インクとしては、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の他に、更に粒状間の低減を目的とした淡シアン(LC)、淡マゼンタ(LM)を加えた計6色が採用されている。
30Aおよび30Bは、キャップを備えて各記録ヘッド5の不図示のポンプを駆動源として吸引動作を行い、また、各記録ヘッド5の吐出口面のワイピング動作を行うための図示しないワイピング機構を含み、更に、記録ヘッドの不使用時に記録ヘッドを保護する回復機構を示す。31は各記録ヘッド5の予備吐出動作によって吐出されるインクを受容する予備吐出インク受容箱を示す。
以上の装置構成において、キャリッジ1は、ホスト装置から記録データを受け取ると、図示しない紙搬送ユニットによって送られる記録用紙に記録すべく、ガイド軸11に沿った方向(主走査方向)に移動するように制御され、これにより、各記録ヘッド5の走査が行なわれ記録用紙に1バンド分の画像などが記録される。そして、記録用紙はキャリッジ1と直行する方向(副走査方向)に1バンド分、紙搬送ユニットによって搬送される。
キャリッジ1の移動経路にそってそのキャリッジの移動位置を検出するためのエンコーダフィルム12が配設されており、キャリッジ1に搭載されたエンコーダセンサがこれを検出する信号に基づいてキャリッジの位置を知ることができる。また、このエンコーダの位置検出に基づいてキャリッジ1のホームポジション(本実施例では、回復機構に対向する位置)への移動が制御される。
それぞれの記録ヘッド5には、上記の副走査方向に1200dpi(ドット/インチ)の密度で、1280個の吐出口が配列されており、各吐出口に連通したインク液路内には、インクを局所的に加熱して膜沸騰を起こさせ、その圧力によってインクを吐出させるための電気熱変換体が設けられている。
本体装置の制御系の説明(実施の形態1)
図2は、図1に示したインクジェット記録装置における制御系の構成を示すブロック図である。
イメージコントローラ210は、ホスト装置200や本体操作部(図示しない)からの処理命令に従って、プリントエンジン220に制御コマンドを通知する。また、それとは別に記録中は、ホスト装置200からの受信した記録データを解析、展開して各色2値の画像データへの変換を行う。プリントエンジン220は、イメージコントローラ210から送られた制御コマンドおよび画像データを基に実際の記録動作を行う。
イメージコントローラ210とプリントエンジン220の間は専用のインターフェースで接続され、イメージコントローラ210からプリントエンジン220へ制御コマンドを通知するコマンド送信、プリントエンジン220からイメージコントローラ210の状態変化を通知するステータス送信からなる通信と、イメージコントローラ210からプリントエンジン220へ画像データ転送とを行うことができる。
プリントエンジン220自体は、ROM227に記録されたプログラムに従って、MPU(Micro Processor Unit)221により制御される。RAM228はMPU221の作業領域や一時データ保存領域として利用される。MPU221は、ASIC222を介して、キャリッジ駆動系223、搬送駆動系224、回復駆動系225、およびヘッド駆動系226の制御を行う。また、MPU221はASIC222から読み書き可能なプリントバッファ229、マスクバッファ230への読み書きが可能な構成になっている。
プリントバッファ229は、ヘッドへ転送出来る形式に変換された画像データを一時保管する。マスクバッファ230は、ヘッドに転送する際にプリントバッファ229から転送されるデータに必要に応じてアンド処理する所定のマスクパターンを一時的に保持する。なお、パス数の異なるマルチパス記録のための複数組のマスクパターンはROM227内に用意され、実際の記録時に該当するマスクパターンがROM227から読み出されてマスクバッファ230に格納される。マスクバッファ230とのアンド処理は、1パス記録のように必要のない場合には行われない構成としている。
本体装置の制御系における記録動作の説明(実施の形態1)
次に、図2のブロック図を参照しながら、記録動作の概略を説明する。
ホスト装置200からイメージコントローラ210に画像データが送られることにより記録動作が開始される。イメージコントローラ210は、ホスト装置200から受信した画像データを解析し、記録品位、マージン情報等の記録に必要な情報を生成し、さらに画像データを解析、展開して各色2値の画像データへの変換を開始する。画像データの展開処理については後述する。このとき、記録品位、マージン情報等の、プリントエンジン220での記録に必要な情報に関しては、プリントエンジン220に通知される。
プリントエンジン220では、通知された情報は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)222を介してMPU(Micro Processor Unit)221で処理され、RAM228に保持される。この情報は、その後、必要な状況で参照され、処理の切り分けに利用される。さらに、必要に応じてマスクバッファ230へのマスクパターンの書き込みを行う。
必要な情報の通知が終了するとイメージコントローラ210では、画像データから変換した各色2値の画像データのプリントエンジン220への転送を開始する。プリントエンジン220では転送された画像データを、プリントバッファ229に書き込む。書き込まれた画像データに対して、オア(論理和)により後述の予め生成した紙面予備吐としての吐出ドットを付加する。イメージコントローラ210からの画像転送を繰り返すことで、プリントエンジン220では、プリントバッファ229に次々にヘッドへの転送データが保持されていく。
プリントバッファ229に保持されたデータが、実際のバンドデータの記録が可能な量まで溜まった段階で、MPU221はASIC222を介して、搬送駆動系224により用紙の搬送を行い、キャリッジ駆動系223によりキャリッジ1を移動させる。また、回復駆動系225により回復系を駆動して記録動作前に必要な回復動作を行う。さらにASIC222に対して、画像の出力位置等の設定を行い、キャリッジ1を駆動して、記録動作を開始する。
キャリッジ1が移動して、ASIC222に設定した記録開始位置に到達すると、吐出タイミングに合わせて前述した紙面予備吐パターンがオアされた画像データが順次プリントバッファ229から読み出される。また、必要であれば同時にマスクバッファ230から対応するマスクパターンが読み出される。読み出された画像データとマスクデータはアンド(論理積)され、ヘッドに転送される。ヘッド駆動系226の制御により、記録ヘッドでは、転送されたデータに従って記録ヘッドを駆動して吐出を行う。イメージコントローラ210からの画像受信からここまでの処理を繰り返すことで記録動作が実現される。
データ処理の説明(実施の形態1)
図3は、ホスト装置200及びプリンタ本体240内部におけるデータ処理について説明した図である。
ホスト装置200ではプリンタドライバ250を介して600x600dpiのRGB(レッド,グリーン,ブルー)もしくはKCMY(ブラック,シアン,マゼンタ,イエロー)形式の多値データ(ここでは、各8ビット)を生成して、記録装置本体に転送する。イメージコントローラ210では、受信したデータがRGB形式の場合には、プリンタにマッチした色空間にするためにRGBからR’G’B’への色変換処理500を行う。
次に、プリンタで用いるインク色数に合わせるためにR’G’B’の8ビットデータから600x600dpiのK,LC,LM,C,M,Yの多値データ(ここでは、各8ビット)への色分解処理510を行う。
イメージコントローラ210が受信したデータがKCMY形式の場合には、色変換処理500を行わずに色分解処理510を行う。色変換処理500及び色分解処理510では、予め決められた色変換用のルックアップテーブルを用いて色変換を行う。ルックアップテーブルは予めプリンタ本体のROMデータに保持しておいても良いし、記録データとともにホスト装置200から転送したテーブルに基づいて処理を行っても良い。
続いて、K,LC,LM,C,M,Yの8ビット(255階調)データから各色4ビット(5階調)への量子化処理520を行う。量子化処理520としては、公知の誤差拡散法或いはディザ法で行う。量子化されたK,LC,LM,C,M,Yの4ビット(5階調)データは後述のインデックス展開処理530を行うことでK,LC,LM,C,M,Yの各色1ビット(2階調)のデータに変換する。変換したデータは、プリントエンジン220に転送する。
インデックス展開処理(実施の形態1)
図4は、インデックス展開を説明する図である。
一般に、インデックス展開はRGB多値データでの処理の負荷を低減し、かつ階調性を向上させることで速度と画質の両立を図る目的で実施される。本実施形態においては、イメージコントローラ210が600dpiの4ビット(5階調)データを1200dpiの1ビット(2階調)データにインデックス展開する。従って、展開するマトリクスサイズは2(横)x2(縦)となる。
図に示すように5階調分の4ビットデータ(“0000”、“0001”、“0010”、“0011”、“0100”)には予め展開するパターンが設定されている。この設定パターンは、記録装置本体内のROMに予め保持しておくか、或いは、記録データとともにホスト装置からダウンロードしても良い。600dpiの4ビットデータは、上記設定した各階調レベルのパターンに基づいて画素単位で展開され、1200dpiの1ビット(2階調)データが生成される。プリントエンジン220では、K,LC,LM,C,M,Yの各色1ビット(2階調)のデータに対して、オア(論理和)により後述の予め生成した紙面予備吐としての吐出ドットを付加する。
以下、本発明の形態における紙面予備吐データの生成方法について詳細に説明する。
着目画素パターン(実施の形態1)
図5は、紙面予備吐の吐出ドットを付加するために着目すべき画素の配置を示した図である。ここでは、説明のために記録ヘッドの吐出口の数は実際より小さくした、16本としている。300は記録ヘッドであり、310〜325は16本それぞれの吐出口を示している。
着目画素パターンの解像度は、2値化データの解像度と等しく、本実施の形態1では、Y方向の解像度は記録ヘッドの解像度に等しい1200dpiとし、X方向は1200dpiとしている。本発明においては着目画素パターンそのものを紙面予備吐として用紙上に吐出するわけではない。着目画素に対して後述する方法で吐出ドットを付加するか否かを決める。
360は着目画素の原点(X0,Y0)を示している。この着目画素に付加ドットが生成される場合には、吐出口310によってドットが付与されることになる。
原点360からX方向にX1dot、Y方向に1dot移動した座標(X0+X1、1)が、吐出口311によって付与される可能性のある着目画素361である。同様に、吐出口311によって付与される可能性のある着目画素361からX方向にX1dot、Y方向に1dot移動した座標(X0+2×X1、2)が、吐出口312から付与される可能性のある着目画素362である。さらに、着目画素362からX方向にX1dot、Y方向に1dot移動した座標(X0+3×X1、3)が、吐出口313から付与される可能性のある着目が素363である。
ここで、Y0+3=Y1−1となったら、次の吐出口314から付与される可能性のある着目画素364は、(X0+1、Y1)として同様に繰り返す。
このようにして、16本の吐出口全てに対して紙面予備吐が付与される可能性のある着目画素を決定すると、X方向に4×X1dot、Y方向に4×Y1dotのサイズの着目画素パターンとなる。この着目画素パターンを繰り返すことにより、必要な画像データ領域に渡って着目画素を決定することが出来る。着目画素パターンは原点X0、Y0、ドット間距離X1、Y1の4つのパラメータで記述することが可能である。もちろん、前述した着目画素パターンは一例であって、他の着目画素パターンを実現するためにパラメータを追加しても構わないし、簡略化のためにパラメータを削除しても構わない。
画像データの検出(実施の形態1)
本実施の形態1では、紙面予備吐を行うインク色として、LC,LMの2色とする。上記パラメータは、LCを(X0,Y0)=(0,0)、(X1,Y1)=(4,4)とし、LMを(X0,Y0)=(2,2)、(X1,Y1)=(4,4)と別のパターンを用いるものとする。
図6は、LCの紙面予備吐データを生成する方法を表した図である。
600は、前述した方法で生成された着目画素パターンの一部分を表している。610は、C,M,Y,LMのそれぞれの画像データを反転したデータをさらにオア(論理和)したデータを表している。620は、600と610をアンド(論理積)したデータであり、LCの紙面予備吐データを表している。
以下に、LCの着目画素630と640における吐出ドット付加の判定方法について説明する。
本実施形態では、着目画素630に検出対象となるインク色の記録ドットが存在しない場合にのみ吐出ドットを付加する。検出対象とするインク色としてはC,M,Y,LMとする。ここで、Kを検出しないのはKドットにLCドットを付加してもドットの目立ち易さや色味の変化がほとんどないためである。また、LCドットを検出しないのは、検出してもしなくても最終的な記録データが同じになるためである。
まず、検出対象であるC,M,Y,LMそれぞれの反転データを生成する。次に、反転した各色のデータを全てオア(論理和)したデータ610を生成する。その結果、650に示すようにビットがオンの画素は、検出対象となるインク色のドットが1ドットも存在しないことになる。逆に、660に示すようにビットがオフの画素は、検出対象となる色のドットが少なくとも1ドットは存在することになる。着目画素630と650をアンド(論理積)すると670に示すようにビットがオンとなり吐出ドットが付加される。一方、着目画素640と660をアンド(論理積)すると680に示すようにビットがオフになり吐出ドットは付加されない。
上記処理を必要な画像領域について繰り返し行うことでLCの紙面予備吐データが生成される。生成されたデータをLCの記録対象データにオア(論理和)することで記録可能なデータが生成される。LMについても同様の処理を行うことで、LCとLMの2色分の紙面予備吐データを付加した記録データを生成することができる。
以上説明したように検出対象となるインク色の記録データが存在しない画素にのみ紙面予備吐ドットを付加することで記録対象データとのドットの重複を避けることが可能となる。従って、紙面予備吐ドットを目立たせることなく、また、色味の変化を防止し、画像品位の劣化を抑制することが可能なインクジェット記録装置を提供することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態においては、生成する紙面予備吐データの色に応じて、検出対象とする記録データのインク色数を切り換える場合について説明する。
本実施の形態では、紙面予備吐を行うインク色としてLC,LM,C,M,Yの5色とする。また、比較的ドットが目立ちにくく、色味の変化を起こしにくいLC,LM,Yでは、記録データの有無の検出を行わずに吐出ドットを付加し、比較的ドットの目立ちやすいC,Mでは、記録データの有無を検出するものとする。
LCとCの紙面予備吐データ生成の説明
図7は、LCとCの紙面予備吐データの生成方法を示した図である。
700は、前述の方法で生成されたLCの着目画素パターンの一部分を表している。710は、LCの紙面予備吐データを表している。LCの紙面予備吐データは、他の色の記録データを検出しないので着目画素720及び730がそのまま付加ドット740及び750となる。紙面予備吐データ710を記録データにオア(論理和)することでLCの記録用データを生成する。LM,Yについては、それぞれ異なる着目画素パターンを用いてLCと同様の処理を行うことで記録データを生成する。
800は、Cの着目画素パターンの一部分を表している。810は、M,Y,LC,LMのそれぞれの画像データを反転し、さらにオア(論理和)したデータを表している。820は、800と810をアンド(論理積)したデータであり、Cの紙面予備吐データを表している。
本実施形態では、着目画素830に検出対象となるインク色の記録ドットが存在しない場合にのみ吐出ドットを付加するものとする。検出対象とするインク色としてはM,Y,LC,LMとする。ここで、Kを検出しないのはKドットにLCドットを付加してもドットの目立ち易さや色味の変化がほとんどないためである。また、Cドットを検出しないのは、検出してもしなくても最終的な記録データが同じになるためである。
まず、検出対象であるM,Y,LC,LMそれぞれの反転データを生成する。次に、反転した各色のデータを全てオア(論理和)したデータ810を生成する。その結果、850に示すようにビットがオンの画素は、検出対象となるインク色のドットが1ドットも存在しないことになる。逆に、860に示すようにビットがオフの画素は、検出対象となる色のドットが少なくとも1ドットは存在することになる。着目画素830と850をアンド(論理積)すると870に示すようにビットがオンとなり吐出ドットが付加される。
一方、着目画素840と860をアンド(論理積)すると880に示すようにビットがオフになり吐出ドットは付加されない。上記処理を必要な記録領域について繰り返し行うことでCの紙面予備吐データが生成される。生成されたデータはCの記録データにオア(論理和)することで記録可能なデータが生成される。Mについては異なる着目画素パターンを使用して、同様の処理を行うことで紙面予備吐データを付加した記録データを生成することができる。
以上説明したように比較的目立ちにくいインク色については、他の色の記録データの有無を検出することなく紙面予備吐付加データを生成し、比較的目立ちやすいインク色についてのみ他の色の記録データの有無を検出することで、紙面予備吐のドットを目立ちにくく、かつ、画像品位の劣化を防止することが可能なインクジェット記録装置を提供することが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、紙面予備吐を付加する処理をインデックス形式のデータに適応する場合について説明する。プリンタの基本構成は実施の形態1に準ずるものとする。
データ処理の説明(実施の形態3)
図8は、ホスト装置200及びプリンタ本体240内部におけるデータ処理について説明した図である。
ホスト装置200から転送されたデータをプリンタ本体内部で量子化処理520するまでは、実施の形態1と同様の処理を実施する。
量子化されたK,LC,LM,C,M,Yの4ビット(5階調)データに対して紙面予備吐付加処理540を実施する。紙面予備吐を付加したデータはインデックス展開処理530を行うことでK,LC,LM,C,M,Yの各色1ビット(2階調)のデータに変換する。変換された1ビット(2階調)データは紙面予備吐データが含まれる形でプリンタエンジン220に転送される。
紙面予備吐付加処理の説明(実施の形態3)
図9は、LCの紙面予備吐データを生成する方法を表した図である。
本実施の形態では、紙面予備吐を行うインク色としてLCの1色とする。また、着目画素パターンの解像度はインデックスデータの解像度と等しく、Y方向は600dpiとし、X方向は600dpiとする。着目画素パターンは実施の形態1と同様のパターンを用いることとする。
検出対象とするインク色としてはC,M,Y,LC,LMとする。ここで、Kを検出しないのはKドットにLCドットを付加してもドットの目立ち易さや色味の変化がほとんどないためである。また、実施形態1と違ってLCドットを検出しているのは、インデックスデータ形式で紙面予備吐を付加する際の処理を簡略化するためである。
1000は、着目画素を表している。1010−a及び1010−bは、着目画素1000に対応する4ビットの各色記録データをオア(論理和)したデータを表している。1020−a及び1020−bはLCの記録データを表し、1030−a及び1030−bは各記録データをオア(論理和)した値に応じて、LC記録データに紙面予備吐を付加したデータを表している。
まず、着目画素に対応するC,M,Y,LC,LM各色の4ビットデータをオア(論理和)する。5階調の4ビットデータ(“0000”〜“0100”)を各ビット単位でオア(論理和)すると、その結果は“0000”〜“0111”の8種類のデータが生成される。本実施形態では、着目画素1000に検出対象となるインク色の記録ドットが存在しない場合にのみ吐出ドットを付加する。従って、C,M,Y,LC,LMの各記録データ画素の4ビットデータをオア(論理和)したデータが“0000”となる場合にのみ紙面予備吐を付加する。
ここで、前記各色のオア(論理和)データが“0000”の場合は、LCの記録データ(1020−a)も“0000”となるはずである。検出対象の各色オア(論理和)データが1010−aのように“0000”の場合には、紙面予備吐を付加するためにLCの4ビット記録データ1020−a(“0000”)を1030−a(“0001”)に変換する。1010−bのように“0001”〜“0111”の場合には、紙面予備吐を付加しないため、LCの記録データ1020−b(“0001”〜“0100”)は1030−b(“0001”〜“0100”)のようにそのままのデータとする。
ここで、本実施形態で使用するインデックス展開パターンについて図10を参照して説明する。
紙面予備吐データとして用いる“0001”の4ビットデータに対応するインデックス展開パターンは900と910に示すような異なる2種類のパターンを用意しておく。これら2種類のパターンを着目画素毎に交互に切り換えて展開する。また、着目画素に記録対象データが存在する場合を考慮して、ドットを付加することが決定された画素毎にシーケンシャルにパターンを切り換えても良い。これによって紙面予備吐を行うノズルの偏りを低減することが可能となる。
以上説明したように記録データがインデックスデータ形式であっても紙面予備吐のドットを目立ちにくく、かつ、画像品位の劣化を防止することが可能なインクジェット記録装置を提供することが可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態4では、ホスト装置のプリンタドライバにおいて画像処理を行うプリンタ構成について説明する。この場合、主に画像処理を受け持つイメージコントローラを搭載する必要が無く、コストを抑えたプリンタの提供が可能となる。
記録動作(実施の形態4)
図11は本実施形態におけるインクジェット記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。この図を参照して、記録動作について説明する。
ホスト装置200からプリントエンジン220の受信バッファ250に画像データが送られることにより記録動作が開始される。プリントエンジン220は、ホスト装置200から受信した画像データを解析し、記録データ、記録品位、マージン情報等の記録に必要な情報を生成する。このとき、記録データ、記録品位、マージン情報等は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)222を介してMPU(Micro Processor Unit)221で処理され、RAM228に保持される。この情報は、その後、必要な状況で参照され、処理の切り分けに利用される。さらに、マスクバッファ230へのマスクパターンの書き込みを行う。
記録データには、オア(論理和)により後述の予め生成した紙面予備吐としての吐出ドットを付加する。ここで、記録データがリアル形式(2値)の場合には、実施の形態1で説明した方法で吐出ドットを付加する。また、記録データがインデックス形式の場合には実施の形態3で説明した方法で吐出ドットを付加する。
次に、吐出ドットを付加された記録データはHV(縦横)変換処理を行うことでヘッドに転送可能な状態としてプリントバッファ229に書き込む。プリントバッファ229に保持されたデータが、実際のバンドデータの記録が可能な量まで溜まった段階で、MPU221はASIC222を介して、搬送駆動系224により用紙の搬送を行い、キャリッジ駆動系223によりキャリッジ1を移動させる。
また、回復駆動系225により回復系を駆動して記録動作前に必要な回復動作を行う。さらにASIC222に対して、画像の出力位置等の設定を行い、キャリッジ1を駆動して、記録動作を開始する。
キャリッジ1が移動して、ASIC222に設定した記録開始位置に到達すると、吐出タイミングに合わせて前述した紙面予備吐パターンがオアされた画像データが順次プリントバッファ229から読み出される。
また、同時にマスクバッファ230から対応するマスクパターンが読み出される。読み出された画像データとマスクデータはアンド(論理積)される。このとき、画像データがインデックス形式の場合、展開前の解像度でアンド(論理積)される。従って、インデックス展開後のマトリクス単位で記録のオン・オフが行われることになる。
アンド(論理積)されたデータがインデックス形式の場合には、ASIC222を介してリアルタイムにインデックス展開されながら2値のデータがヘッドに転送される。ヘッド駆動系226の制御により、記録ヘッドでは、転送されたデータに従って記録ヘッドを駆動して吐出を行う。ホスト装置200からの画像受信からここまでの処理を繰り返すことで記録動作が実現される。
データ処理(実施の形態4)
図12は、ホスト装置200及びプリンタ本体240内部におけるデータ処理について説明した図である。
ホスト装置200のプリンタドライバ250は、600dpiのRGBデータを色変換処理500、色分解処理510、量子化処理520を行うことで600dpiのK,LC,LM,C,M,Yの各色4ビットデータを生成する。生成したデータに記録品位、マージン情報等の記録に必要な情報を付加した後、プリンタ本体240に転送する。プリンタ本体では、受信した各色4ビットデータに紙面予備吐データを付加するための紙面予備吐付加処理540を行う。
ここで、本実施形態の紙面予備吐付加処理540はインデックス形式の記録データへの付加であるため実施の形態3と同様の処理を行うものとする。紙面予備吐データを付加された記録データは、記録動作とともに必要であればマスク処理及びインデックス展開処理530を行いながら記録が行われる。
以上説明したようにイメージコントローラを搭載しないプリンタに本発明を適応することで紙面予備吐のドットを目立ちにくく、かつ、画像品位の劣化を防止することが可能なインクジェット記録装置をコストを低く提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に関わるインクジェット記録装置を示す上面図である。 実施形態1のインクジェット記録装置における制御系の構成を示すブロック図である。 実施形態1のデータ処理の流れを説明する図である。 実施形態1のインデックス展開を説明する図である。 実施形態1の吐出ドットを付加するために着目すべき画素の配置を示した図である。 実施形態1のLCの紙面予備吐データを生成する方法を示した図である。 実施形態2のLCとCの紙面予備吐データを生成する方法を示した図である。 実施形態3のデータ処理の流れを説明する図である。 実施形態3のLCの紙面予備吐データを生成する方法を示した図である。 実施形態3のインデックス展開を説明する図である。 実施形態4のインクジェット記録装置における制御系の構成を示すブロック図である。 実施形態4のデータ処理の流れを説明する図である。
符号の説明
1 キャリッジ
2 インクジェット記録装置
5 記録ヘッド
11 ガイド軸
12 エンコーダフィルム
13 ベルト
31 予備吐出インク受容箱

Claims (9)

  1. 記録媒体上を移動される複数の記録ヘッドを用いて、前記記録媒体に複数色のインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置において、
    予め定めた吐出位置パターンの吐出位置に対応する記録対象の画像データを検出する手段と、
    前記検出手段の結果に基づいて、記録対象の画像データに吐出データを付加する手段と、
    前記吐出データが付加された画像データに基づいて記録を行う手段と、
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記予め定めた吐出位置パターンは、前記複数色のインクの少なくとも1つに設定するものであり、前記検出する記録対象の画像データは、前記複数色のインクの少なくとも1つとすることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記予め定めた吐出位置パターンの吐出位置に対応する画像データの全てがオフの場合に吐出データを付加することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記予め定めた吐出位置パターンは、2つ以上のインク色に設定するものであり、各色にそれぞれ異なるパターンを設定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記予め定めた吐出位置パターンは、2つ以上のインク色に設定するものであり、インク色毎に前記検出する記録対象の画像データの色数を変更することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録対象の画像データ及び前記付加する吐出データがインデックスデータであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記記録対象の画像データ及び前記付加する吐出データがリアルデータであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記複数色のインクとは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの濃インク4色に加えて、前記4色よりも前記記録媒体上での記録濃度が低い、淡ブラック、淡シアン、淡マゼンタ、淡イエローの淡インクから少なくとも1つ以上を選択した、少なくとも5色以上のインクの組み合わせであることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記複数色のインクとは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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