JP2007160418A - 打撃工具用アダプター - Google Patents

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Abstract

【課題】非打撃動作モード用の出力ビットを使用する時に打撃工具を誤って打撃動作モードで作動させてしまっても問題が生じることがないものとする。
【解決手段】回転と軸方向打撃とを出力ビット50に付加する打撃動作モードと、回転のみを出力ビット50に付加する非打撃動作モードとを備えるとともに、SDSプラス型シャンクに対応するチャック部51を備える打撃工具用のアダプター50’である。抜け止め用のボールが係合する溝500と回転伝達用の内部突条がスライド係合するスライド溝501とが設けられており、該スライド溝はSDSプラス型シャンクにおけるスライド溝よりも軸方向長さが短い。スライド溝と内部突条とによる軸方向装着位置規制によってチャック部への装着位置が打撃工具における打撃用部材との接触することがない位置に制限る。
【選択図】図1

Description

本発明は、出力ビットに回転に加えて軸方向打撃も加えることができる打撃工具用アダプターに関するものである。
出力ビットに回転に加えて軸方向打撃も加えることができる打撃工具として、いわゆるハンマードリルがある。コンクリートに対する穿孔作業等に用いられるハンマードリルは、一般にSDSプラス型シャンクと称されているタイプの出力ビットを装着することができるチャック部を備えたものとして形成されている。
これは抜け止め用のボールと回転伝達用の内部突条とを備えた上記チャック部に出力ビットを差し込んだ時、出力ビットの軸部外周面に形成した溝に上記ボールが係合するとともに、上記内部突条が出力ビットの軸部外周面に形成したスライド溝にスライド係合するものとなっている。
ところで、上記のコンクリートに対する穿孔作業で明けた孔にアンカーを埋め込み、更にアンカーにねじを締め付ける作業を行う場合がある。しかし、通常のハンマードリルであれば、打撃が常に伴うために、ねじ締め作業にもハンマードリルを使用することはできず、別途電動ドライバーを用いることになるが、これでは不便であることから、出力ビットに回転のみを伝達することができる非打撃動作モードを搭載したもの(特許文献1及び特許文献2参照)が望まれており、これを用いれば、単一のハンマードリルによって穿孔作業とねじ締め作業とを行うことができる。
もっともねじ締めに使用するドライバービットは、上記のSDSプラス型シャンクを備えていないことから、SDSプラス型シャンクを備えたアダプターを介してドライバービットを装着することになる。
ここにおいて、従来のアダプターは通常のSDSプラス型シャンクと同じ形状となっていたことから、次の場合に問題を有していた。すなわち、上記アダプターを装着した状態で打撃工具を非打撃動作モードで作動させている時には支障はないのであるが、間違えて軸方向打撃を伴う打撃動作モードで作動させてしまった時、アダプターに軸方向打撃が加えられることになる。このような打撃がアダプターに加えられた場合、アダプターにおけるドライバービット等の出力ビットの保持用のチャック部や、出力ビット、更には出力ビットの先端が当てられているねじ等に破損や破壊が生じる。
特開2000−233306号公報 特開平7−1355号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、非打撃動作モード用の出力ビットを使用する時に打撃工具を誤って打撃動作モードで作動させてしまっても問題が生じることがない打撃工具用アダプターを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、回転と軸方向打撃とを出力ビットに付加する打撃動作モードと、回転のみを出力ビットに付加する非打撃動作モードとを備えるとともに、上記出力ビットの装着用のチャック部がSDSプラス型シャンクに対応するものとして形成されている打撃工具に、非打撃動作モード用の出力ビットを装着するためのアダプターにおいて、抜け止め用のボールと回転伝達用の内部突条とを備えた上記チャック部に差し込まれる軸部外周面に、上記ボールが係合する溝と上記内部突条がスライド係合するスライド溝とが設けられているとともに、一端が上記軸部の一端に至っている上記スライド溝がSDSプラス型シャンクにおけるスライド溝よりも軸方向長さが短く、該スライド溝と上記内部突条とによる軸方向装着位置規制によってチャック部への装着位置が上記打撃工具における打撃用部材との接触することがない位置に制限されていることに特徴を有している。打撃動作モードで打撃工具を作動させてしまっても、打撃工具における打撃用部材がアダプターに打撃を加えることができないようにしたものである。
上記スライド溝の他端は内部突条の端面形状に合わせた傾斜面で形成されていることが好ましい。スライド溝の端部形状が内部突条によって変形してしまうことを防ぐことができる。
本発明における打撃工具用アダプターでは、打撃工具を打撃を伴う打撃動作モードで作動させてしまっても打撃がアダプターに加えられることがないために、アダプターやこのアダプターに装着される非打撃動作モード用の出力ビット、あるいは該出力ビットが当てられるねじ等に打撃衝撃による破損や破壊が生じることがないものであり、また作業信頼性や安全性が向上する上に、アダプターそのものの強度を高めて打撃衝撃に備える必要がなくなるために安価に提供することができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、まず本発明に係るアダプター50’を装着することができる打撃工具であるハンマードリルについて説明する。図2以下において、図中9はグリップ部90が一体に垂下形成されたハウジングであり、電池パック91が着脱自在に連結されるグリップ部90下端の前端部とハウジング9の前端との間にはハウジング補強用の連結部92が一体に形成されている。図中93はグリップ部90の根元部分に配設されたトリガースイッチであり、ハウジング9の後端部内に配設されたモータ19はこのトリガースイッチ93の操作でオンオフされ、また回転方向切換レバー94の操作によってモータ19の回転方向が切り換えられる。
上記モータ19の出力軸10にギア11,12を介して接続された中間軸13は、その先端にピニオン14が一体に形成されているとともに、軸方向中間部に運動方向変換部材2が配されている。この運動変換部材2は、中間軸13に遊転自在に取り付けられた回転部20と、この回転部20の傾斜している外面に遊転自在に取り付けられた外輪21と、外輪21から突出するロッド22とからなるもので、ロッド22はシリンダー3内を軸方向に可動となっているピストン30に連結されている。
また上記中間軸13には回転部20との間で噛み合いクラッチを構成するカラー15を中間軸13と一体に回転し且つ中間軸13に対して軸方向スライドとなるように設けている。このカラー15は、ばね16によって回転部20に向けて付勢されることで回転部20と噛み合って中間軸13の回転を回転部20に伝えるものであり、そして回転部20が回転する時、ピストン30との連結で中間軸13の軸回りの回転が規制されているロッド22及び外輪21は揺動を行う。この結果、ピストン30はその軸方向に往復駆動される。
上記カラー15は、ハウジング9の側面に配された切換ハンドル7(図6参照)を操作する時、ばね16に抗して前進して回転部20との噛み合いが外れる。この時には回転部20に回転が伝達されないために、ピストン30が往復動を行うこともない。
上記シリンダー3はその軸回りの回転が自在となっており、その外周面には前記中間軸13のピニオン14と噛み合うギアを備えた回転体40がシリンダー3の軸方向にスライド自在に且つシリンダー3に対して遊転自在に配されているとともに、回転体40の片側に位置するクラッチ板41が固定されている。
そしてリング状の上記回転体40には、軸方向に貫通する孔が複数個設けられて各孔内に鋼球42が配されている。また、この鋼球42にはスラスト板44を介してクラッチばね45が接しており、クラッチばね45による付勢で鋼球42は上記クラッチ板41に形成された円錐状の係合凹部に係合している。
回転体40の孔内に保持されている鋼球42がクラッチ板41の係合凹部に係合している時、シリンダー3の軸回りの回転について、回転体40がクラッチ板41と一体に回転する状態となっているものであり、このために中間軸13の回転は回転体40からクラッチ板41を通じてシリンダー30に伝達される。上記クラッチばね45の他端はシリンダー3の外周に配した可動プレート46によって受けている。この可動プレート46はクラッチハンドル48の回転によってシリンダー3の軸方向に移動してクラッチばね45の圧縮量を変化させる。
更に回転体40には原動側となる回転体40と被動側となるクラッチ板41とを直結(図4参照)するためのピン8を配設してある。ばね80による付勢でピン8がクラッチ板41側に向けて突出してクラッチ板41と係合する時、回転体40とクラッチ板41とが直結されて回転体40の回転は常にクラッチ板41及びシリンダー3に伝達される。
なお、上記の直結用のピン8は、シリンダー3の外周に軸方向スライド自在に配した切換板81がばね85による付勢で前進している時、図2に示すようにピン8の先端面を回転体40とクラッチ板41との境界面に位置させるために直結状態が解除される。切換板81は上記カラー15が回転部20と噛み合う内に移動する時、カラー15に押されてばね85に抗して後退することで、回転体40とクラッチ板41とがピン8で直結された状態に戻す。
シリンダー30の軸方向前端にはスピンドル5がシリンダー30と一体に回転するように取り付けられている。このスピンドル5は、その軸方向前端部が出力ビット50を保持するチャック部51となっている。SDSプラス型シャンクに対応した該チャック部51は、抜け止め用のボール510と、回転伝達用の図3に示す内部突条511とを備えたもので、出力ビット50を一体に回転するように且つ出力ビット50を所定量だけ軸方向スライド自在となるように保持する。
また、前記ピストン30はその後端が閉じられるとともに前端が開放された筒状として形成されてその中には打撃子35がスライド自在に納められている。この打撃子35は、ピストン30が往復動を行う時、ピストン30内の打撃子35で閉じられた空間の空気をばねとしつつ往復動を行って、スピンドル5内に軸方向スライド自在に保持されている中間子52を介して前記出力ビット50に軸方向打撃を与える。図中56はスピンドル5内の中間子52の公報への抜け止めのためのボールである。
図2及び図3は、打撃を伴わない非打撃動作モード状態、つまりねじ締めに供するための状態を示しており、前記切換ハンドル7の操作でカラー15を前進させることでカラー15と回転部20との噛み合いを外すとともに、カラー15のフランジ部150による切換板21の押圧の解除で切換板21がばね85による付勢で前進して直結用のピン8を押し戻して、回転体40とクラッチ板41との間のピン8による直結を解除した状態とするために、中間軸13のピニオン14からの回転が伝えられる回転体40は、鋼球42を介してクラッチ板41、そしてシリンダー3からスピンドル5へと伝えられる。この時、打撃子35はスピンドル5の後端内周面に配したOリング58が先端部外周面に弾性的に係合することで、軸方向に可動となっている打撃子35(並びに中間子52)の軸方向動作が防がれた状態となり、これらが無用な動きをすることがない。
この打撃を伴わない状態にセットした時、回転のみを行う出力ビット5で例えばビスなどの締め付け作業を行えば、その負荷トルクがクラッチばね45によるところの鋼球42とクラッチ板41の係合凹所との係合力より強くなると、鋼球42が係合凹所から抜け出して回転体40からクラッチ板41(シリンダー3)への回転伝達が遮断されるために、締め付けトルクは制限される。
この締め付けトルクは、前述のようにクラッチハンドル48を回転させて可動プレート46を後退させることでクラッチばね45の圧縮量を増大させることによって大きくすることができる。つまり、回転体40とクラッチ板41とが鋼球42や可動プレート46やクラッチばね45等とともに締め付けトルク調整用クラッチ4を構成しているものである。そして、クラッチハンドル48の操作でクラッチばね45を最大限に圧縮した時は、鋼球42がクラッチ板41の係合凹所から抜け出すことがない状態となるために、いわゆるドリル作業に適した状態となる。
また、切換ハンドル7の操作でカラー15を後退させて回転部20に噛み合わせた図4及び図5に示す状態では、カラー15によって切換板81がばね85に抗して後退させられることから、直結用のピン8による回転体40とクラッチ板41との間の直結がなされる。従って、運動変換部材2によるピストン2の往復駆動と、シリンダー3及びスピンドル5の回転駆動が常時なされる打撃動作モード状態となる。更にこの時には、出力ビット50を被穿孔面に押し当てた時の出力ビット50の後退で中間子52も後退するとともに、Oリング58による保持位置よりも打撃子35を後方へ押し出してしまうために、ピストン30の往復動で打撃子35も往復動を行って、打撃子35が中間子52を介して出力ビット50に軸方向打撃を与える状態となる。このために出力ビット50には回転が伝達されると同時に軸方向打撃が与えられる。
なお、切換ハンドル7は回転部20との噛み合いが外れる方向にカラー15を駆動するものであり、回転部20と噛み合う方向への移動は回転部20との噛み合いをスムーズに得られるようにするためにカラー15を付勢するばね16によるものとしていることから、このばね16の力を切換板81を付勢するばね82の力よりも強くしている。また、ばね82の力は直結用ピン8を付勢するばね80の力よりも強くしている。
ところで、ドリルビットやドライバービットといった出力ビット50は、ハンマードリル用のSDSプラス型シャンクを持たないために、前述のようにSDSプラス型シャンクを有するアダプター50’を介して装着することになるのであるが、このアダプター50’は通常のSDSプラス型シャンク(図1(b)参照)と少し異なるものを用いている。
すなわち、図1(a)に示すように、前記抜け止め用のボール510が嵌り込む溝500と、前記回転伝達用の内部突条511がスライド係合するスライド溝501とをアダプター50’に設けている点では通常のSDSプラス型シャンクと同じであるが、このスライド溝501のシャンク後端からの軸方向長さを短くしている。つまり、アダプター50’をチャック部51に装着しても、内部突条511との係合で差し込み量が制限されて、中間子52の先端面にアダプター50’の後端が当接する位置までアダプター50’が後退することがないようにしている。
このために回転と打撃とが与えられるハンマードリルモード(打撃動作モード)に設定した状態のままでアダプター50’を介してドリルビットやドライバービットといった出力ビット50を装着しても、打撃がアダプター50’に加えられることがなく、打撃振動でアダプター50’やドリルビットやドライバービットといった出力ビット50、更には該出力ビット50の先端が当接しているねじ等を破損させてしまうことがないものである。ちなみに、Oリング58によって打撃子35が保持される状態も上記の理由で保たれる。
もちろん、チャック部51に装着する出力ビット50が図1(b)に示す通常のSDSプラス型シャンクを有するハンマードリルビットである場合には、出力ビット50の後端が中間子52に当接する位置まで後退可能な状態に保持されるものであり、また中間子52を介して打撃子35を前述のOリング58による保持位置よりも後方に押し戻すことができる状態となるために、出力ビット50には回転に加えて打撃振動が加えられる。
アダプター50’におけるスライド溝501は長さだけでなく端部の処理も変更しているが、これは内部突条511の端部が平坦な傾斜面となっていて、この端部が図1(b)に示す形状のスライド溝501の端部に当たれば、端部の両側縁のみが当たってスライド溝501の端部が削れてしまうことになるためで、内部突条511の上記端部を面で受けることができる傾斜面502を構成するように処理している。
ここにおいて、上記アダプター50’は、これを使用しない時、ハウジング9における連結部92に設けたホルダー部95に収納しておくことができるようにしている。このホルダー部95は、図6及び図7に示すように、連結部92の一側方に開口する凹所として形成されたもので、シャンク部を保持するばね板950と、アダプター50’の大径となっているチャック部を納める拡大凹所952、そしてアダプター50’に出力ビット50が取り付けられたままの状態の時にその出力ビット50を納める空所953で構成されている。また、上記拡大凹所952の他の側方には、連結部92の厚みを薄くすることで上記アダプター50’を取り出す時にチャック部に指を掛けることができるようにするための空間951を設けている。
出力ビット50を装着したままのアダプター50’をホルダー部95に収納する際は、図7(d)に示すように出力ビット50の先端を空所953に差し込んでからアダプター50を拡大凹所952に納めるとともにシャンク部をばね板950の配設部に押し込むことで行う。取り出しは逆の操作で行う。
なお、上記連結部92は電池パック91の下端とハンマードリル先端部とをつなぐ線(図6参照)よりも前方に出ることがないようにしてあるが、これは前方側へ転倒させた時に連結部92が衝撃で破損してしまうことを防ぐためである。
(a)は本発明の実施の形態の一例を示す斜視図、(b)は通常のシャンク形状を示す斜視図である。 同上のアダプターを使用する工具の一例における打撃を伴わないモードにセットした状態の縦断面図である。 同上の打撃を伴わないモードにセットした状態の水平断面図である。 同上の打撃を伴うモードにセットした状態の縦断面図である。 同上の打撃を伴うモードにセットした状態の水平断面図である。 同上の側面図である。 (a)(b)(c)(d)は夫々図6図中のA−A線断面図とB−B線断面図とC−C線断面図とD−D線断面図である。 同上の締め付けトルク調整用クラッチ部分の分解斜視図である。
符号の説明
50’ アダプター
50 出力ビット
51 チャック部
52 中間子(打撃用部材)
500 溝
501 スライド溝

Claims (2)

  1. 回転と軸方向打撃とを出力ビットに付加する打撃動作モードと、回転のみを出力ビットに付加する非打撃動作モードとを備えるとともに、上記出力ビットの装着用のチャック部がSDSプラス型シャンクに対応するものとして形成されている打撃工具に、非打撃動作モード用の出力ビットを装着するためのアダプターであって、抜け止め用のボールと回転伝達用の内部突条とを備えた上記チャック部に差し込まれる軸部外周面に、上記ボールが係合する溝と上記内部突条がスライド係合するスライド溝とが設けられているとともに、一端が上記軸部の一端に至っている上記スライド溝がSDSプラス型シャンクにおけるスライド溝よりも軸方向長さが短く、該スライド溝と上記内部突条とによる軸方向装着位置規制によってチャック部への装着位置が上記打撃工具における打撃用部材との接触することがない位置に制限されていることを特徴とする打撃工具用アダプター。
  2. 上記スライド溝の他端が内部突条の端面形状に合わせた傾斜面で形成されていることを特徴とする請求項1記載の打撃工具用アダプター。
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