JP2007222976A - 打撃工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の打撃工具101は、シリンダ141内を直線運動する駆動子129と、シリンダ141の空気室141aの圧力変動を介して直線動作する打撃子143と、打撃子143の直線動作を工具ビット119に伝達する中間子145を有する。また空気室141aと外部とを連通する連通部141bと、シリンダ141の外側に配置され、連通部141bを開放あるいは閉じる弁部材163と、弁部材163を開放位置に移動するべく付勢力を作用する付勢部材165と、工具ビット119が被加工材に押し付けられた際、工具ビット119とともに後退動作される中間子145に押されて移動し、これにより弁部材163を閉止位置へと移動動作させる動作中継部材169と、を有する。そして動作中継部材169は、シリンダ141の外側周方向に所定間隔で複数配置されるとともに、少なくとも一部がシリンダ141に埋められている。
【選択図】 図4
Description
請求項1に記載の発明によれば、工具本体部と、工具本体部の先端領域に配置されて長軸方向に直線動作することで所定の加工作業を行う工具ビットと、工具本体部に収容されたシリンダと、シリンダ内において、工具ビット長軸方向に直線運動を行う駆動子と、シリンダ内において、駆動子の直線運動に伴うシリンダ内の空気室の圧力変動を介して工具ビット長軸方向に直線動作される打撃子と、打撃子と工具ビット間に置かれ、打撃子の直線動作を工具ビットに伝達する中間子とを有する打撃工具が構成される。本発明における「打撃工具」としては、典型的には、工具ビットが長軸方向に直線状の打撃動作のみを行うことによって被加工材に対しハンマ作業を行うハンマ、あるいは工具ビットが長軸方向の打撃動作と長軸方向周りの回転動作とを行うハンマドリルがこれに該当する。
本発明によれば、動作中継部材をシリンダに埋め込む構成としたことにより、当該動作中継部材のシリンダ外側への突出量を抑えることができる。これによりシリンダの外側領域には動作中継部材の配置スペースが不要となり、あるいは減少されるため、シリンダを収容する工具本体部のバレル部につき、外径方向への広がりを抑えてコンパクト化を図ることが可能になる。また動作中継部材は、シリンダ周方向に所定間隔で複数配置される構成としている。このため、中間子の後退動作を弁部材にバランスよく伝達でき、またシリンダの薄肉箇所が周方向に部分的に存在するに止まり、シリンダに埋め込む構成でありながらシリンダの強度低下を合理的に抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の打撃工具におけるシリンダは、工具ビットの長軸方向周りに回転動作する構成とされ、シリンダの外側には、シリンダの回転動作を工具ビットに長軸方向周りの回転動作として伝達する動力伝達部材を有する。動力伝達部材は、シリンダの外周に工具ビット長軸方向周りの相対移動が規制された状態で嵌合される。そして動作中継部材は、シリンダに埋められた状態で当該シリンダと動力伝達部材との間に配置された構成としている。なお本発明における「動力伝達部材」としては、工具ビットを当該工具ビットの長軸方向周りの相対移動が規制された状態で保持するツールホルダそれ自体によって構成される態様、あるいはツールホルダとは別の別部材として設けられる態様のいずれも好適に包含する。また別部材として設ける態様にあっては、当該別部材から工具ビットに回転動作を伝達する態様として、ツールホルダを介して伝達する態様、あるいは中間子を介して伝達する態様のいずれも好適に包含する。また「シリンダに埋められた状態」とは、動作中継部材がシリンダ外面に対して面一の状態とされる態様、あるいはシリンダ外面よりも奥まった位置に置かれる態様を好適に包含する。
本発明においては、動力伝達部材を介してシリンダの回転動作を工具ビットに長軸方向周りの回転動作として伝達する構成とすることによって、工具ビットの長軸方向の打撃動作と長軸方向周りの回転動作とによるハンマドリル作業を行うことができる。本発明によれば、ハンマドリル作業を行うことが可能とされた打撃工具において、動作中継部材がシリンダに埋められた状態で当該シリンダと動力伝達部材との間に配置された構成としたことにより、動力伝達部材の外径方向の広がりを抑えて工具本体部のバレル部のコンパクト化を図ることができる。なお動作中継部材につき、シリンダ径方向における一部がシリンダに埋められ、当該一部を除いた部位がシリンダの外面から突出する構成であれば、当該突出部について、動力伝達部材の内径側に埋め込む構成とすることが好ましい。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の打撃工具において、シリンダの外面には、工具ビット長軸方向に延在する長溝が形成されている。そして動作中継部材は、シリンダの外面から外径方向に突出しない状態で長溝内に移動可能に収容された構成とされる。本発明によれば、動作中継部材がシリンダの外面に突出しない構成のため、工具本体部のバレル部をよりコンパクト化することが可能になるとともに、動力伝達部材の内径側に長溝を形成するための加工を施す必要がなく、加工コストを削減できる。
103 本体部(工具本体部)
105 モータハウジング
107 ギアハウジング
109 グリップ
109a トリガ
111 駆動モータ
113 運動変換機構
115 打撃要素
117 動力伝達機構
119 ハンマビット(工具ビット)
119a 角軸部
121 駆動ギア
123 被動ギア
125 クランク板
127 クランクアーム
129 ピストン(駆動子)
132 中間ギア
133 中間軸
134 小ベベルギア
135 大ベベルギア
137 ツールホルダ
141 シリンダ
141a 空気室
141b 呼吸孔(連通部)
141c 長溝
143 ストライカ(打撃子)
145 インパクトボルト(中間子)
145a 六角孔
145b 大径部
145c 後側小径部
151 回転スリーブ(動力伝達部材)
151a 係止面
153 連結ピン
155 リング
161 空打ち防止機構
163 スライドリング(弁部材)
165 加圧バネ(付勢部材)
165a バネ受
167 位置決めリング
169 ニードルピン
Claims (3)
- 工具本体部と、
前記工具本体部の先端領域に配置されて長軸方向に直線動作することで所定の加工作業を行う工具ビットと、
前記工具本体部に収容されたシリンダと、
前記シリンダ内において、前記工具ビット長軸方向に直線運動を行う駆動子と、
前記シリンダ内において、前記駆動子の直線運動に伴う前記シリンダ内の空気室の圧力変動を介して前記工具ビット長軸方向に直線動作される打撃子と、
前記打撃子と前記工具ビット間に置かれ、前記打撃子の直線動作を前記工具ビットに伝達する中間子と、
前記空気室と外部とを連通する連通部と、
前記シリンダの外側に配置され、前記連通部を開く開放位置と前記連通部を閉じる閉止位置との間で移動可能とされた弁部材と、
前記弁部材を前記開放位置に移動するべく付勢力を作用する付勢部材と、
前記工具ビットが被加工材に押し付けられた際、前記工具ビットとともに前記打撃子側へと後退動作される前記中間子に押されて移動し、これにより前記付勢部材の付勢力に抗して前記弁部材を前記閉止位置へと移動動作させる動作中継部材と、を有する打撃工具であって、
前記動作中継部材は、前記シリンダの外側周方向に所定間隔で複数配置されるとともに、少なくとも一部が前記シリンダに埋められていることを特徴とする打撃工具。 - 請求項1に記載の打撃工具であって、
前記シリンダは、前記工具ビットの長軸方向周りに回転動作する構成とされ、
前記シリンダの外側には、前記シリンダの回転動作を前記工具ビットに長軸方向周りの回転動作として伝達する動力伝達部材を更に有し、
前記動力伝達部材は、前記シリンダの外周に前記工具ビット長軸方向周りの相対移動が規制された状態で嵌合され、
前記動作中継部材は、前記シリンダに埋められた状態で前記シリンダと前記動力伝達部材との間に配置されていることを特徴とする打撃工具。 - 請求項2に記載の打撃工具であって、
前記シリンダの外面には、前記工具ビット長軸方向に延在するガイド溝が形成され、
前記動作中継部材は、前記シリンダの外面から外径方向に突出しない状態で前記ガイド溝内に移動可能に収容されていることを特徴とする打撃工具。
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JP2020040199A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 株式会社マキタ | 打撃工具 |
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JPH09136273A (ja) * | 1995-11-13 | 1997-05-27 | Makita Corp | ハンマードリル |
JP2004082289A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 振動ドリルドライバ |
-
2006
- 2006-02-22 JP JP2006045303A patent/JP4671886B2/ja not_active Expired - Fee Related
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