JP2007326193A - 打撃工具 - Google Patents

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Takahiro Ookubo
貴啓 大久保
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Abstract

【課題】 本発明の目的は、粉塵による影響の受け難い、作業性の良い打撃工具を提供することである。
【解決手段】
スピンドル7先端外周に歯部7bを形成し、工具ホルダ14に歯部7bと係合可能な歯部17及び錠止部材18の半径方向外側に位置し、錠止部材18の凹部7aへの係脱を制御する操作可能な操作スリーブ15を設けると共に、操作スリーブ15の打撃部側端部と歯部7b、17との間に位置するスピンドル7外周部に溝7b,7cを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルに対して着脱可能な工具ホルダを有するハンマ・ハンマドリルなどの打撃工具に関するものである。
特許文献1に記載のスピンドルに対して着脱可能な工具ホルダを有する打撃工具は、スピンドル外周に多角形状の歯部、歯部よりも先端外周に工具ホルダの錠止部材と係合可能な凹部を有し、錠止部材の凹部への係脱を制御する操作可能な操作スリーブが工具軸を支点として回転可能に設けられた構成をしている。
独国特許出願公開第19914577号明細書
上記した従来の打撃工具は、操作スリーブの打撃部側端部下方に歯部を設けた構成をしていたため、コンクリートなどへの穴あけ作業時に粉塵が歯部に付着しやすいものであった。具体的には、粉塵は、操作スリーブ端部から工具ホルダと本体との間を通り、スピンドル外周に入り込み、歯部に付着してしまうものでった。
長時間工具ホルダをスピンドルに取り付けた状態で作業を続け、歯部に粉塵が堆積すると、粉塵により歯部にカジリが発生し、スピンドルから工具ホルダを取外せなくなる不具合が発生する恐れがあるものであった。
本発明の目的は、上記欠点を解消し、粉塵による影響の受け難い、作業性の良い打撃工具を提供することである。
上記課題は、スピンドル先端外周に歯部を形成し、工具ホルダに歯部と係合可能な歯部及び錠止部材の半径方向外側に位置し、錠止部材の凹部への係脱を制御する操作可能な操作スリーブを設けると共に、操作スリーブの打撃部側端部と歯部との間に位置するスピンドル外周部に溝を設けることにより達成される。
本発明によれば、操作スリーブの打撃部側端部と歯部との間に位置するスピンドル外周部に溝を設けたことによって、スピンドル外周に入り込んだ粉塵が歯部に辿り着く前に、歯部よりも粉塵の侵入部である操作スリーブの打撃部側端部に近い溝に粉塵が落ち入ることとなり、粉塵の影響によってスピンドルから工具ホルダを取外せなくなる不具合の発生を抑制した打撃工具を提供することができるようになる。
本発明打撃工具の一実施形態を図1〜図3を用いて説明する。
図1に示すように、本発明打撃工具は、モータ2と、モータ2の回転力を往復動に変換する往復動変換機構(5,6)と、往復動変換機構の駆動により往復動する打撃部(8,9)と、モータ2の回転力を受け回転可能なスピンドル7と、スピンドル7に回転係止した状態で着脱可能で、打撃部によって打撃される先端工具21を打撃部と略同軸に保持可能な工具ホルダ14とを備え、スピンドル7の外周に凹部7a、工具ホルダ14に凹部7aに係脱可能な錠止部材18とを有する構成をしている。
モータ2、往復動変換機構、打撃部は図1に示すようにハンドル部1aを有する複数の部品から構成されたハウジング1によって覆われており、図3に示すようにスピンドル7の先端部はハウジング1から露出する構成となっている。
モータ2の軸方向と平行に延びる中間軸4が設けられ、中間軸4にはモータ2と回転係合したギヤ3が回転係止されている。中間軸4上には、運動変換部材5を支持する軸受部5aが中間軸4上で回転可能に設けられ、その前方(図1の左方向)には、移動位置に応じて軸受部5aと回転係合可能な中間軸4と回転係止された第1スリーブ12(図の状態は係合状態)、移動位置に応じて中間軸4と回転係止される第2スリーブ11(図の状態は係止状態)が設けられている。
第1スリーブ12及び第2スリーブ11はハウジング1に設けられたモード切替スイッチ10によって、中間軸4上での位置が切り替え可能となっており、第1スリーブ12と軸受部5aとが係合している状態では、先端工具21に打撃動作を与えることができ、第2スリーブ11が中間軸4と回転係止された状態では、先端工具21に回転動作を与えることができるようになっている。
運動変換部材5は、その先端でピストン6と係合しており、ピストン6はハウジング1内で回転可能に支持されたスピンドル7内で往復動可能となっている。ピストン6は空気室6aを介して打撃子8を往復動可能に支持しており、打撃子8の前方位置にはスピンドル7に支持された中間子7が位置している。打撃子8と中間子7とが本発明打撃部を構成する。
上述したように、第1スリーブ12と軸受部5aとが係合している状態でモータ2が起動すると、運動変換部材5、ピストン6からなる往復運動変換機構が動作し、これによって打撃部が動作し、打撃部の前方に位置する先端工具21が打撃される。
スピンドル7の外周には回転係止されたギヤ13が設けられており、このギヤ13には第2スリーブ11が係合されている。また、スピンドル7の先端部には着脱可能な工具ホルダ14が取り付けられており、工具ホルダ14には先端工具21が往復動可能且つ回転係止不能に保持されている。
上述したように、第2スリーブ11が中間軸4と回転係止された状態でモータ2が起動すると、ギヤ13を介してスピンドル7が回転し、スピンドル7に回転係止された工具ホルダ14及び先端工具21が回転する。
スピンドル7と工具ホルダ14の関係について詳述する。
スピンドル7の先端部外周端部には、複数の歯部7bが設けられており、歯部7bの後方(打撃部側)にはリング状の凹部7aが設けられている。
工具ホルダ14には、スピンドル7の歯部7bと係合可能な歯部17が設けられており、また凹部7bと係合可能な複数のボールからなる錠止部材18が設けられている。
錠止部材18の半径方向外側には、図に示すように小径な空洞部と大径な空洞部とを有した操作スリーブ15が設けられ、操作スリーブ15が弾性部材であるスプリング16に付勢された図に示す初期状態では、錠止部材18は小径な空洞部に位置し操作スリーブ15によって内側に突出している、操作スリーブ15をスプリング16の付勢力に効して前方側に移動させると、錠止部材18は操作スリーブ15の大径な空洞部内に位置し、半径方向外側への移動が可能となって、この状態で工具ホルダ14を前方に移動させればスピンドル7から工具ホルダ14を取り外すことができるようになっている。
また、工具ホルダ14は、工具着脱用スリーブ20、スリーブ20を付勢するスプリング22及び工具着脱用錠止部材19を有し、工具着脱用スリーブ20をスプリング22の不勢力に効して移動させることで、工具着脱用錠止部材19の半径方向外側の移動を許容し、先端工具21の着脱を可能としている。
このように、本発明の打撃工具は、操作スリーブ15の打撃部側端部と歯部7bとの間に、錠止部材18が係合可能な凹部7aを設けた構成をしており、この様な構成とすることによって、操作スリーブ15の打撃部側端部を介して工具ホルダ14とスピンドル7との間に侵入した粉塵が歯部に辿り着く前に凹部7aに落ち込む構成となっている。このため、歯部7b,17に粉塵が付着することを抑制することができる。
歯部7b,17に粉塵が付着することを抑制することにより、粉塵の影響によってスピンドル7から工具ホルダ14を取外せなくなる不具合の発生を抑制することができるようになる。なお、本実施形態において、リング状の凹部7aが本発明の溝部を構成する。
また、上述したように操作スリーブ15が工具の軸方向に移動することで工具ホルダ14の着脱が可能な構成となっているが、操作スリーブ15を回転動作させることにより、工具ホルダ14の着脱を可能な構成としても良い。
しかしながら、上記実施形態のように操作スリーブ15が工具の軸方向に移動することで工具ホルダ14の着脱が可能な構成とした場合には、操作スリーブ15の移動によって操作スリーブ15の打撃部側端部から内部に粉塵が侵入する可能性が高く、このような構成で上記したように操作スリーブ15の打撃部側端部と歯部7bとの間に凹部7aを設けた構成とすると有用である。
次に、図4に本発明打撃工具の他の実施形態を示す。
本実施形態は、図に示すように、錠止部材18が係脱可能な凹部7a’をリング状でない形状とすると共に、凹部7a’と操作スリーブ15の打撃部側端部との間にリング状の溝部7cを設けた構成をしている。
このような構成としても、上記実施形態と同様に歯部7b,17への粉塵の付着を抑制し、粉塵の影響によってスピンドル7から工具ホルダ14を取外せなくなる不具合の発生を抑制することができるようになるものである。
なお、このような構成とした場合には、粉塵が凹部7a’と錠止部材18との係合関係に影響をきたすことを抑制することができるという作用効果を奏し得るものである。
上記した実施形態では、スピンドル7外周に溝部7a、7cを設けたことにより、歯部への粉塵の付着を抑制するようにしたものであるが、溝部の代わりに、操作スリーブ15の打撃部側端部と歯部7bとの間のスピンドル外周部に穴を設けた構成として、粉塵をスピンドル7内部に落とすようにする構成であっても良い。
本発明打撃工具の一実施形態を示す正面図。 図1の要部拡大図。 工具ホルダを取り外した状態を示す図1の要部拡大図。 本発明打撃工具の他の実施形態を示す要部拡大正面図。
符号の説明
1はハウジング、2はモータ、7はスピンドル、7aは凹部、7bは歯部、7cは溝部、14は工具ホルダ、15は操作スリーブ、18は錠止部材である。

Claims (3)

  1. モータと、該モータの回転力を往復動に変換する往復動変換機構と、該往復動変換機構の駆動により往復動する打撃部と、前記モータの回転力を受け回転可能なスピンドルと、該スピンドルに回転係止した状態で着脱可能で、前記打撃部によって打撃される先端工具を前記打撃部と略同軸に保持可能な工具ホルダとを備え、前記スピンドルの外周に凹部、前記工具ホルダに前記凹部に係脱可能な錠止部材とを有する打撃工具であって、
    前記スピンドル先端外周に歯部を形成し、前記工具ホルダに前記歯部と係合可能な歯部及び前記錠止部材の半径方向外側に位置し、前記錠止部材の凹部への係脱を制御する操作可能な操作スリーブを設けると共に、前記操作スリーブの前記打撃部側端部と前記歯部との間に位置する前記スピンドル外周部に溝を設けたことを特徴とする打撃工具。
  2. 前記溝は前記錠止部材が係合可能な前記凹部であることを特徴とする請求項1記載の打撃工具。
  3. 前記操作スリーブは弾性部材によって前記打撃部側に向かうよう付勢され、前記打撃部側に位置することによって前記錠止部材を前記凹部に係合させ、前記弾性部材の付勢力に効して前記操作スリーブを反打撃部側に移動させることにより、前記錠止部材と前記凹部との係合を解除して、前記スピンドルから前記工具ホルダを取り外し可能な構成をしていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の打撃工具。
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