JP2007157303A - 試験装置および試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】これまでよりも効率的に複数の被試験メモリを試験する。
【解決手段】複数の被試験メモリを試験する試験装置を提供する。この試験装置は、複数の被試験メモリのデータ入出力端子にバス接続され、データ入出力端子との間でデータを授受するデータ入出力部と、データ入出力部を介して複数の被試験メモリに試験データを並列に供給する試験データ供給部と、試験データの供給と同期して複数の被試験メモリにライトイネーブル信号を並列に供給する書込制御部と、複数の被試験メモリのそれぞれに対して逐次リードイネーブル信号を供給する読出制御部と、それぞれの被試験メモリから逐次読み出された試験データを期待値と比較する比較部と、一の試験データが期待値と一致しないことを条件として、当該試験データを出力した被試験メモリに対する書込不良を検出する検出部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、試験装置および試験方法に関する。特に本発明は、複数の被試験メモリを並行に試験する試験装置および試験方法に関する。
従来、試験の効率を高めることを目的として、半導体メモリ試験装置は、複数の被試験メモリを並行に試験することが出来るように設計されている。具体的には、半導体メモリ試験装置は、複数の被試験メモリのそれぞれに対して試験データを書き込み、書き込んだその試験データを複数の被試験メモリのそれぞれから出力させる。そして、出力させた試験データのそれぞれが期待値データと一致するか否かを判断することによって、それぞれの被試験メモリの良否を判定する。
ここで、被試験メモリがフラッシュメモリである場合においては、読み書きのエラー発生によって、これら複数の被試験メモリの試験に要する時間は同一とはならない。このため、試験のフェイルが確定した被試験メモリについては、以降の試験を行わないように制御して他の被試験メモリの試験を妨害しないようにするなど、様々な機能が設けられ、試験の効率化が図られている。
なお、現時点で先行技術文献の存在を認識していないので、先行技術文献に関する記載を省略する。
従来、上述の半導体メモリ試験装置は、複数の被試験メモリのそれぞれに対応付けて、当該被試験メモリに対する試験データの入出力を制御する回路(以下、入出力回路)を有している。このため、複数の被試験メモリのそれぞれから試験データを並列に読み出して、被試験メモリ毎に良否を判定することができる。被試験メモリがフラッシュメモリである場合においては、試験データの読み出し手順は以下のようになる。まず、半導体メモリ試験装置は、それぞれの被試験メモリに読み出し開始のコマンドを発行し、フラッシュメモリがデータ出力の準備を終えるまで所定時間待機する。次に、半導体メモリ試験装置は、それぞれの被試験メモリから並列に、複数の試験データを順次読み出す。
ここで、試験データの読み出し所要時間に支配的なのは、読み出し開始のコマンドを発行してから最初のデータが読み出されるまでの待機時間となる。このため、複数の被試験メモリから並列に試験データを読み出したとしても、それによって短縮される読み出し所要時間は僅かである。更に、試験データの書き込み時には複数の被試験メモリに同時に同一のデータを書き込めば良い場合も多い。このように、これら複数の入出力回路は、試験効率化のために有効活用されていない場合がある。
これに対し、有効に活用されていない入出力回路を一部省略してその数を減少させることができれば、試験装置の規模や設置費用を節約できる。この結果、例えば、同時並行に試験できる被試験メモリの数を増加させ、試験全体のスループットを高めることができると考えられる。なお、入出力回路を一部省略したとしても、フラッシュメモリを並行に試験するための各種の機能が損なわれないようにすることが望まれる。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる試験装置および試験方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態によると、複数の被試験メモリを試験する試験装置であって、前記複数の被試験メモリのデータ入出力端子にバス接続され、前記データ入出力端子との間でデータを授受するデータ入出力部と、前記データ入出力部を介して前記複数の被試験メモリに試験データを並列に供給する試験データ供給部と、前記試験データの供給と同期して前記複数の被試験メモリにライトイネーブル信号を並列に供給することにより、前記複数の被試験メモリに対し前記試験データを並列に書き込む書込制御部と、前記複数の被試験メモリのそれぞれに対して逐次リードイネーブル信号を供給することにより、前記データ入出力部を介して前記複数の被試験メモリのそれぞれから前記試験データを逐次読み出す読出制御部と、それぞれの前記被試験メモリから逐次読み出された前記試験データを期待値と比較する比較部と、一の前記試験データが期待値と一致しないことを条件として、当該試験データを出力した前記被試験メモリに対する書込不良を検出する検出部とを備える試験装置を提供する。
また、前記被試験メモリは、一の読出コマンドに対して1メモリブロック分の複数の前記試験データを出力するものであり、前記読出制御部は、前記複数の被試験メモリに対して読出コマンドを並列に供給し、それぞれの前記被試験メモリに対して順に前記リードイネーブル信号を供給していくことにより、前記複数の被試験メモリから1メモリブロック分の前記試験データを並行して読み出してもよい。
また、前記検出部が書込不良を検出した場合に、前記試験データ供給部および前記書込制御部は、書込不良が発生した前記被試験メモリに対して試験データを再度書き込み、前記検出部が同一の前記被試験メモリについて予め設定された回数書込不良を検出した場合に、当該被試験メモリの試験をマスクして他の前記被試験メモリの試験を行わせる試験マスク部を更に備えてもよい。
また、前記検出部が書込不良を検出したことを条件として、前記書込不良が存在するメモリブロックが不良ブロックであることを示す不良情報を記録する記録部と、前記複数の被試験メモリのそれぞれが有する一のメモリブロックを試験する場合に、前記記録部に記録された不良情報に基づいて、当該メモリブロックが不良ブロックである前記被試験メモリの試験をマスクして他の前記被試験メモリの試験を行わせる試験マスク部を更に備えてもよい。
本発明の第2の形態によると、複数の被試験メモリを試験する試験方法であって、前記複数の被試験メモリのデータ入出力端子にバス接続され、前記データ入出力端子との間でデータを授受するデータ入出力部を介して、前記複数の被試験メモリに試験データを並列に供給する試験データ供給段階と、前記試験データの供給と同期して前記複数の被試験メモリにライトイネーブル信号を並列に供給することにより、前記複数の被試験メモリに対し前記試験データを並列に書き込む書込制御段階と、前記複数の被試験メモリのそれぞれに対して逐次リードイネーブル信号を供給することにより、前記データ入出力部を介して前記複数の被試験メモリのそれぞれから前記試験データを逐次読み出す読出制御段階と、それぞれの前記被試験メモリから逐次読み出された前記試験データを期待値と比較する比較段階と、一の前記試験データが期待値と一致しないことを条件として、当該試験データを出力した前記被試験メモリに対する書込不良を検出する検出段階とを備える試験方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、これまでよりも効率的に複数の被試験メモリを試験することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、試験装置10の全体構成を示す。試験装置10は、被試験メモリ100−1〜2のメモリ機能を試験する。ここで、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれは、例えば半導体メモリ又はメモリ機能を付加したSoC(システム・オン・チップ)等であり、一例としてはフラッシュメモリである。フラッシュメモリにおいて、データの読出の所要時間は、読み出し開始のためのコマンドを発行してから最初のデータを読み出すまでの待機時間と、実際にデータを転送する時間との合計となる。そして、この待機時間はデータの転送に要する時間よりも極めて大きく、この待機時間がデータの読出の所要時間に対して支配的となる。このため、データの入出力のための回路を被試験メモリ毎に設けたとしても、それによって短縮される所要時間は僅かである。これに対し、本実施例における試験装置10は、被試験メモリ毎の入出力回路に代えて複数の被試験メモリに対して1つの入出力用回路(本実施例ではデータ入出力部160)を設けることによって、試験の効率を低下させることなく試験装置10の構成を簡略化することを目的とする。また、試験データの書き込みに際し、1つの入出力用回路から複数の被試験メモリに対して同一の試験データを並列に書き込むことで、試験の所要時間を削減することを目的とする。
試験装置10は、タイミング発生器110と、パターン発生器120と、波形成形器130と、センスコントローラ140と、フェイルメモリ150と、データ入出力部160と、ドライバ170−1〜2と、電圧供給部180と、試験マスク部260とを備える。タイミング発生器110は、パターン発生器120から出力されるテストレート信号に基づいて、試験の1サイクルを示す周期クロックを生成して波形成形器130に供給する。また、タイミング発生器110は、ストローブ信号をセンスコントローラ140に対して出力する。このストローブ信号は、被試験メモリ100−1〜2から出力される出力パターンを期待値パターンと比較するタイミングを制御する信号である。パターン発生器120は、被試験メモリ100−1〜2に供給する試験パターンを生成して波形成形器130に供給する。また、パターン発生器120は、被試験メモリ100−1〜2に試験データを書き込むためのコマンド、および、被試験メモリ100−1〜2から試験データを読み出すためのコマンドを、センスコントローラ140に対し出力する。
波形成形器130は、供給を受けた周期クロックおよび試験パターンに基づいて、試験パターンの波形を成形してデータ入出力部160およびドライバ170−1〜2に出力する。センスコントローラ140は、本発明に係る検出部の一例であり、データ入出力部160から取得した試験データを、パターン発生器120から取得した期待値パターンと比較する。そして、センスコントローラ140は、一の試験データが期待値と一致しないことを条件として、当該試験データを出力した被試験メモリに対する書込不良を検出し、その検出結果をフェイルメモリ150に書き込む。フェイルメモリ150は、被試験メモリ100−1〜2を構成する複数のブロックのそれぞれについて、そのブロックが所定の数以上のデータエラーを包含する不良ブロックか否かを記憶する。
データ入出力部160は、被試験メモリ100−1〜2のデータ入出力端子に接続され、そのデータ入出力端子との間でデータを授受する。ドライバ170−1〜2のそれぞれは、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれに対応して設けられる。そして、ドライバ170−1〜2のそれぞれは、対応する被試験メモリに対してライトイネーブル信号またはリードイネーブル信号を出力することにより、被試験メモリ100−1〜2を読み書きする。
電圧供給部180は、被試験メモリ100−1〜2に対する入力信号の基準電圧(VI)を出力する。即ち例えば、波形成形器130から出力された入力信号は、データ入出力部160内のドライバによって基準電圧(VI)に基づいて増幅され、被試験メモリ100−1〜2に入力される。また、電圧供給部180は、被試験メモリ100−1〜2から出力される出力信号の電圧を比較する対象となる基準電圧(VO)を出力する。即ち例えば、被試験メモリ100−1〜2からの出力は、データ入出力部160内のコンパレータによって基準電圧(VO)と比較され、パターン発生器120から出力された期待値パターンとセンスコントローラ140において比較される。比較の結果、被試験メモリに不良が検出された場合には、その旨を示す不良情報がフェイルメモリ150に記録される。また、試験マスク部260は、センスコントローラ140が同一の被試験メモリについて予め設定された回数書込不良を検出した場合に、当該被試験メモリの試験をマスクして他の被試験メモリの試験を行わせる。
図2は、被試験メモリ100−1〜2周辺の接続回路の図である。波形成形器130は、データ出力部132と、タイミング出力部135−1〜2と、タイミング出力部138−1〜2とを有する。データ出力部132は、データ入出力部160を介して被試験メモリ100−1〜2に試験データを並列に供給する。即ち、データ出力部132は、被試験メモリ100−1〜2に対して一組の試験データのみを供給し、データ入出力部160は、供給を受けた試験データを、被試験メモリ100−1〜2の何れにもバス接続された信号線に対して出力する。
タイミング出力部135−1〜2は、本発明に係る書込制御部として機能する。即ち、タイミング出力部135−1は、被試験メモリ100−1に対応して設けられ、試験データの供給と同期して被試験メモリ100−1にライトイネーブル信号を供給することにより、被試験メモリ100−1に対し試験データを書き込む。また、タイミング出力部135−2は、被試験メモリ100−2に対応して設けられ、タイミング出力部135−1と並列に、試験データの供給と同期して被試験メモリ100−2にライトイネーブル信号を供給する。この結果、タイミング出力部135−2は、タイミング出力部135−1と並列に、被試験メモリ100−2に対し試験データを書き込むことができる。
また、被試験メモリ100−1〜2が例えばフラッシュメモリなどである場合において、一度の書込み/読出不良の検出によっては被試験メモリは不良とはされず、正しい読み出しができるまでのリトライ回数が問題となる。このため、試験装置10は、一旦不良が検出された場合であっても、リトライ回数が上限回数に達するまでは書き込みを繰り返す。具体的には、データ出力部132およびタイミング出力部135−1〜2は、後述するセンスコントローラ140によって書込不良が検出された場合に、その書込み不良が発生した被試験メモリに対して試験データを再度書き込む。より詳細には、データ出力部132およびタイミング出力部135−1〜2は、後述するマッチ検出部230によってマッチ信号が出力された場合には、次の試験データを出力し、マッチ信号が出力されない限りは、所定の試験サイクルに基づいて同一の試験データを書き込み続ける。
タイミング出力部138−1〜2は、本発明に係る読出制御部として機能する。即ち、タイミング出力部138−1は、被試験メモリ100−1に対応して設けられ、被試験メモリ100−1に対して逐次リードイネーブル信号を供給することにより、データ入出力部160を介して被試験メモリ100−1〜2のそれぞれから試験データを逐次読み出す。また、タイミング出力部138−2は、被試験メモリ100−2に対応して設けられ、被試験メモリ100−2に対して逐次リードイネーブル信号を供給することにより、データ入出力部160を介して被試験メモリ100−1〜2のそれぞれから試験データを逐次読み出す。
データ入出力部160は、被試験メモリ100−1および被試験メモリ100−2のデータ入出力端子にバス接続される。そして、データ入出力部160は、データ出力部132から供給を受けた試験データを、これらのデータ入出力端子に対して出力する。また、データ入出力部160は、被試験メモリ100−1〜2から出力される試験データを、センスコントローラ140に対して出力する。
ドライバ170−1〜2のそれぞれは、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれに対応して設けられる。ドライバ170−1は、タイミング出力部135−1から出力されたライトイネーブル信号を、入力信号の基準電圧(VI)に基づいて所定の電圧レベルに調整し、被試験メモリ100−1のライトイネーブル信号入力用の端子(WE)に印加する。また、ドライバ170−1は、タイミング出力部138−1から出力されたリードイネーブル信号を、基準電圧(VI)に基づいて所定の電圧レベルに調整し、被試験メモリ100−1のリードイネーブル信号入力用の端子(RE)に印加する。
同様に、ドライバ170−2は、タイミング出力部135−2から出力されたライトイネーブル信号を、基準電圧(VI)に基づいて所定の電圧レベルに調整し、被試験メモリ100−1の端子(WE)に印加する。また、ドライバ170−2は、タイミング出力部138−2から出力されたリードイネーブル信号を、基準電圧(VI)に基づいて所定の電圧レベルに調整し、被試験メモリ100−2の端子(RE)に印加する。
図3は、センスコントローラ140およびフェイルメモリ150の機能構成を示す。センスコントローラ140は、被試験メモリ100−1〜2のデータ入出力端子毎に測定回路を有する。データ入出力端子IO1〜IOnのそれぞれに対応する測定回路を、端子別測定回路200−1〜nのそれぞれとする。即ち、センスコントローラ140は、端子別測定回路200−1〜nを有する。図3ではこれらの測定回路を代表して、IO1に対応する端子別測定回路200−1について説明する。
端子別測定回路200−1は、タイミング比較部210と、論理比較部220と、マッチ検出部230と、デマルチプレクサ232−1〜2と、DUT別測定回路240−1〜2と、マルチプレクサ250−1〜2と、マルチプレクサ256と、マルチプレクサ258と、選択部290とを有する。タイミング比較部210は、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれから逐次読み出された試験データについて、その試験データを示す信号の出力タイミングを試験する。この試験には、データ入出力部160から提供を受けたストローブ信号が用いられる。論理比較部220は、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれから逐次読み出された試験データを、パターン発生器120から提供を受けた期待値と比較する。
マッチ検出部230は、データ入出力端子IO1〜nから出力されるそれぞれの試験データについて、論理比較部220によって比較された比較結果を入力とする。そして、マッチ検出部230は、入力した全ての比較結果が、試験データと期待値との一致を示す場合に、その旨を示すマッチ信号をパターン発生器120およびデマルチプレクサ232−1に出力する。また、マッチ検出部230は、比較結果に係らず、強制マッチ信号をマルチプレクサ258から受けた場合には、マッチ信号を出力する。
デマルチプレクサ232−1は、何れの被試験メモリを試験しているかを示す選択信号(SELCMD)に基づいて、マッチ信号をDUT別測定回路240−1またはDUT別測定回路240−2に出力する。また、デマルチプレクサ232−2は、選択信号(SELCMD)に基づいて、試験データと期待値との比較結果をDUT別測定回路240−1またはDUT別測定回路240−2に出力する。DUT別測定回路240−1〜2のそれぞれは、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれに対応して設けられている。
DUT別測定回路240−1〜2のそれぞれにおいて各被試験メモリの良否を判定する方法は従来公知であるが、被試験メモリ100−1〜2がフラッシュメモリである場合には、DUT別測定回路240−1〜2は概ね以下のような構成を採る。DUT別測定回路240−1〜2のそれぞれは、オールパス検出部242−1〜2のそれぞれと、カウンタ部245−1〜2のそれぞれと、オアゲート248−1〜2のそれぞれを有する。オールパス検出部242−1は、被試験メモリ100−1内で試験の対象となっているあるブロックについて、そのブロックからIO1を介して出力される全ての試験データが正しく読み出された場合に、その旨を示す信号をマルチプレクサ250−1、および、オアゲート248−1に出力する。同様に、オールパス検出部242−2は、被試験メモリ100−2内で試験の対象となっているあるブロックについて、そのブロックからIO1を介して出力される全ての試験データが正しく読み出された場合に、その旨を示す信号をマルチプレクサ250−1、および、オアゲート248−2に出力する。
オアゲート248−1は、不良の検出回数が上限回数に達した旨を示す信号、および、試験対象のブロックからIO1を介して出力される全ての試験データが正しく読み出された旨を示す信号を入力とし、それらの信号の論理和をオアゲート262−1に出力する。オアゲート248−2は、不良の検出回数が上限回数に達した旨を示す信号、および、試験対象のブロックからIO1を介して出力される全ての試験データが正しく読み出された旨を示す信号を入力とし、それらの信号の論理和をオアゲート262−2に出力する。
カウンタ部245−1は、被試験メモリ100−1について、全てのデータ入出力端子において試験データが期待値と一致するまで、読出をリトライした回数をカウントする。また、この回数が、予め定められた上限回数に達した場合には、カウンタ部245−1は、その回数をマルチプレクサ250−2に出力し、上限回数に達した旨を示す制御信号をオアゲート248−1に出力する。同様に、カウンタ部245−2は、被試験メモリ100−2について、全てのデータ入出力端子において試験データが期待値と一致するまで、読出をリトライした回数をカウントする。また、この回数が、予め定められた上限回数に達した場合には、カウンタ部245−2は、その回数をマルチプレクサ250−2に出力し、上限回数に達した旨を示す制御信号をオアゲート248−2に出力する。
マルチプレクサ250−1は、選択信号(SELCMD)に基づいて、オールパス検出部242−1またはオールパス検出部242−2の出力信号を選択してマルチプレクサ256に出力する。マルチプレクサ250−2は、選択信号(SELCMD)に基づいて、カウンタ部245−1またはカウンタ部245−2の出力信号を選択してマルチプレクサ256に出力する。マルチプレクサ256は、論理比較部220の比較結果、マルチプレクサ250−1の出力信号、および、マルチプレクサ250−2の出力信号をシリアライズしてフェイルメモリ150に送る。
マルチプレクサ258は、被試験メモリ100−1に対応する書込禁止信号、または、被試験メモリ100−2に対応する書込禁止信号を、選択信号(SELCMD)に基づいて選択して、強制マッチ信号としてマッチ検出部230に出力する。選択部290は、タイミング出力部138−1〜2のそれぞれによって出力されるリードイネーブル信号に同期して、選択信号(SELCMD)を出力する。この選択信号は、デマルチプレクサ232−1〜2、マルチプレクサ250−1〜2、マルチプレクサ258、および、デマルチプレクサ272−1〜2に出力される。
また、フェイルメモリ150は、バッドブロックメモリ152−1〜2と、アドレスフェイルメモリ154−1〜2と、デマルチプレクサ272−1〜2とを有する。バッドブロックメモリ152−1〜2は、本発明に係る記録部の一例であり、センスコントローラ140が書込不良を検出したことを条件として、その書込不良が存在するメモリブロックが不良ブロックであることを示す不良情報を記録する。より具体的には、バッドブロックメモリ152−1は、被試験メモリ100−1の不良情報を記録し、バッドブロックメモリ152−2は、被試験メモリ100−2の不良情報を記録する。そして、デマルチプレクサ272−1は、選択信号(SELCMD)によってバッドブロックメモリ152−1またはバッドブロックメモリ152−2を選択して、選択されたバッド・ブロック・メモリに対し、センスコントローラ140から提供された不良情報を記録する。これに代えて、1つのアドレス空間から成るメモリの一部の領域をバッドブロックメモリ152−1として機能させ、他の領域をバッドブロックメモリ152−2として機能させて、SELCMDに応じたアドレスによってこのメモリをアクセスしてもよい。
アドレスフェイルメモリ154−1〜2は、被試験メモリ100−1〜2が出力したデータと期待値とが不一致である旨を、当該データに対応するアドレスに記憶する。より具体的には、アドレスフェイルメモリ154−1は、被試験メモリ100−1が出力したデータについて、そのデータが期待値と不一致である旨を記憶し、アドレスフェイルメモリ154−2は、被試験メモリ100−2が出力したデータについて、そのデータが期待値と不一致である旨を記憶する。そして、デマルチプレクサ272−2は、選択信号(SELCMD)によって選択されたアドレス・フェイル・メモリに対し、センスコントローラ140から提供された、不良を示すデータを記憶させる。これに代えて、1つのアドレス空間から成るメモリの一部の領域をアドレスフェイルメモリ154−1として機能させ、他の領域をアドレスフェイルメモリ154−2として機能させてもよい。
試験マスク部260は、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれが有する一のメモリブロックを試験する場合に、バッドブロックメモリ152に記録された不良情報に基づいて、そのメモリブロックが不良ブロックである被試験メモリの試験をマスクして他の被試験メモリの試験を行わせる。具体的には、試験マスク部260は、オアゲート262−1〜2を有する。オアゲート262−1は、試験対象となっているブロックにおいて、不良の検出回数が上限回数に達した旨を示す信号、および、そのブロックからIO1を介して出力される全ての試験データが正しく読み出された旨を示す信号、の論理和をオアゲート248−1から入力する。また、オアゲート262−1は、バッドブロックメモリ152−1に記録された不良情報を入力とする。何れかの入力信号が真である場合に、オアゲート262−1は、被試験メモリ100−1に対する以降の試験を無効とするべく、書込禁止信号を出力する。
同様に、オアゲート262−2は、不良の検出回数が上限回数に達した旨を示す信号、および、そのブロックからIO1を介して出力される全ての試験データが正しく読み出された旨を示す信号、の論理和をオアゲート248−2から入力する。また、オアゲート262−2は、バッドブロックメモリ152−2に記録された不良情報を入力とする。何れかの入力信号が真である場合に、オアゲート262−2は、被試験メモリ100−2に対する以降の試験を無効とするべく、書込禁止信号を出力する。この書込み禁止信号を受けて、マルチプレクサ258は、強制マッチ信号をマッチ検出部230に出力する。この結果、以降の試験においては、試験データが期待値と常に一致しているかのように制御させる。これにより、既に不良と判定された被試験メモリの試験をマスクして他の被試験メモリの試験を行わせることができ、さらに、既に正常と判断されたブロックへの過剰なデータ書き込みを防止して試験効率を高めることができる。
選択部290は、試験の対象として、被試験メモリ100−1または被試験メモリ100−2を選択するための選択信号(SELCMD)を出力する。この選択信号は、被試験メモリ100−1〜2から試験データを読み出すためのリードイネーブル信号に同期して、被試験メモリ100−1〜2から試験データが読み出されるタイミングで出力される。
なお、図3に示す機能構成によれば、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれに対応付けてDUT別測定回路240−1〜2を設ける必要があり、回路の必要面積が増加するとも考えられる。しかしながら、近年のASICの技術革新によれば、回路の実装密度は極めて高くなってきており、この程度の回路の増加によっては回路規模の増加は僅かである。一方で、試験装置10の入出力端子を減少させることは、試験装置10の導入・管理のコストを削減するために効果的であり、複数の被試験メモリに対して1つのデータ入出力部160のみを設けることでこれを実現することができる。
図4は、本発明の実施形態に係る試験装置10の、データ書込み時における動作タイミングを示す。第0サイクルから第x+1サイクルのそれぞれにおいて、タイミング出力部135−1〜2は、ライトイネーブル信号を被試験メモリ100−1〜2のそれぞれに対して並列に供給する。これと同期して、データ出力部132は、データ入出力部160を介して被試験メモリ100−1〜2に試験データを並列に供給する。
供給される試験データのフォーマットは、被試験メモリ100−1〜2の規格に応じて定まっている。図4の例において具体的には、データ出力部132は、まず、データの書き込みを指示するコマンド(CMD)を出力する(第0サイクル)。続いて、データ出力部132は、書き込み対象となるカラムおよびローを指定するデータを逐次出力する(第1から第3サイクル)。更に、データ出力部132は、書き込み対象のデータとして試験データを逐次出力する(第4から第xサイクル)。最後に、データ出力部132は、書き込む対象となるデータの出力を終えた旨を示すコマンド(CMD)を出力する(第x+1サイクル)。
この書込み処理を受けて、被試験メモリ100−1は、書き込みの処理中である旨を示す信号R/Bを"0"とし、被試験メモリ100−2は、書き込みの処理中である旨を示す信号R/Bを"0"とする。双方の被試験メモリにおいて信号R/Bが"1"となった時点で、試験装置10による被試験メモリ100−1〜2に対する試験データの書き込みが完了する。
以上、本図の例のように、試験装置10は、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれに対して試験データの書き込みを行う。この書き込みの処理において、試験装置10は、1つのデータ入出力部160を用いて、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれについて並列にかつ同一の試験データを書き込むことができる。
図5は、本発明の実施形態に係る試験装置10の、データ読出し時における動作タイミングを示す。第0サイクルから第3サイクルのそれぞれにおいて、タイミング出力部135−1〜2は、データ読み出しのためのコマンドを被試験メモリ100−1〜2に発行するべく、ライトイネーブル信号を出力する。これに同期して、データ出力部132は、被試験メモリから1メモリブロック分のデータの読出を指示するコマンド(CMD)を出力する(第0サイクル)。続いて、データ出力部132は、読出の対象となるアドレスを出力する(第1から第3サイクル)。このコマンドによれば、指定されたアドレスに位置する、1メモリブロック分の試験データを出力可能とすることができる。
読出の対象となるアドレスが指定されると、被試験メモリ100−1〜2は、そのアドレスのデータを出力可能な状態とするべく処理を開始する。この処理の処理中には、R/B信号が"0"となる。図5の例では、被試験メモリ100−1〜2に対して並行に読み出しを指示したので、被試験メモリ100−1のR/B、および、被試験メモリ100−2のR/Bは共に"0"となる。そして、第x+1サイクルにおいて被試験メモリ100−1の処理が完了し、第x+2サイクルにおいて被試験メモリ100−2の処理が完了する。
次に、データ出力部132は、被試験メモリ100−1〜2に対して読み出しコマンドを並列に供給する。図5の例において、データ出力部132は、まず、第nカラムのデータを読み出すコマンドを被試験メモリ100−1に対して出力し、次に、第nカラムのデータを読み出すコマンドを被試験メモリ100−2に対して出力する。続いて、データ出力部132は、第n+1カラムのデータを読み出すコマンドを被試験メモリ100−1に対して出力し、次に、第n+1カラムのデータを読み出すコマンドを被試験メモリ100−2に対して出力する。
これに同期して、タイミング出力部138−1〜2は、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれに対して順にリードイネーブル信号を供給していく。例えば、まず、タイミング出力部138−1は、被試験メモリ100−1に対してリードイネーブル信号を供給する(第x+1〜2サイクル)。次に、タイミング出力部138−2は、被試験メモリ100−2に対してリードイネーブル信号を供給する(第x+3〜4サイクル)。次に、タイミング出力部138−1は、被試験メモリ100−1に対してリードイネーブル信号を供給する(第x+5〜6サイクル)。次に、タイミング出力部138−2は、被試験メモリ100−2に対してリードイネーブル信号を供給する(第x+7〜8サイクル)。このように、タイミング出力部138−1〜2は、リードイネーブル信号を被試験メモリ100−1〜2に対して順次交互に出力することで、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれから1メモリブロック分の試験データを並行して読み出すことができる。
なお、このように被試験メモリ100−1〜2のそれぞれから試験データを交互に読み出す場合には、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれから試験データを並列に読み出す場合と比較して、2倍の時間が必要とも考えられる。しかしながら、既に述べたように、試験データの読出の所要時間に支配的なのは、読出のコマンドを発行してから最初の試験データを読み出すまでの所要時間である。更に、試験データの読み出しは、試験周期のサイクルとは独立に行うことができ、例えば、試験データの読出をこれまでの読み出しサイクルの1/2サイクルで行ってもよい。この結果、試験データを被試験メモリ100−1〜2から交互に読み出した場合であっても、これまでと同等の処理時間および消費電力で処理を完了することもできる。
図6は、本実施形態の変形例におけるセンスコントローラ140およびフェイルメモリ150の機能構成を示す。本変形例は、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれについて並列に、タイミング試験および論理試験を行うことを目的とする。本変形例におけるセンスコントローラ140は、図3に示すセンスコントローラ140と同様に、端子別測定回路200−1〜nを有する。本変形例における端子別測定回路200−1は、図3に示す端子別測定回路200−1とは異なり、論理比較部220に代えて、論理比較部220−1〜2を有し、マッチ検出部230に代えてマッチ検出部230−1〜2を有する。また、端子別測定回路200−1は、デマルチプレクサ232−1〜2を有していなくてもよく、これに代えてマルチプレクサ280を有する。
また、本変形例におけるタイミング比較部210は、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれに対応したストローブ信号を試験装置10から入力する。そして、タイミング比較部210は、入力したストローブ信号に基づいて、被試験メモリ100−1〜2のそれぞれについて独立に、試験データを示す信号の出力タイミングを試験する。論理比較部220−1は、被試験メモリ100−1に対応して設けられ、被試験メモリ100−1から逐次読み出された試験データを期待値と順次比較し、比較結果をマッチ検出部230−1に送る。また、論理比較部220−1は、オアゲート262−1から書込禁止信号を入力した場合には、試験データと期待値とが一致しない場合であっても、これらが一致した旨を示す比較結果を出力する。
同様に、論理比較部220−2は、被試験メモリ100−2に対応して設けられ、被試験メモリ100−2から逐次読み出された試験データを期待値と順次比較し、比較結果をマッチ検出部230−2に送る。また、論理比較部220−2は、オアゲート262−2から書込禁止信号を入力した場合には、試験データと期待値とが一致しない場合であっても、これらが一致した旨を示す比較結果を出力する。
マッチ検出部230−1は、被試験メモリ100−1に対応して設けられ、被試験メモリ100−1のデータ入出力端子IO1〜nから出力されるそれぞれの試験データについて、論理比較部220−1によって比較された比較結果を入力とする。そして、マッチ検出部230−1は、入力した全ての比較結果が、試験データと期待値との一致を示す場合に、その旨を示すマッチ信号をDUT別測定回路240−1およびDUT別測定回路240−2に出力する。
同様に、マッチ検出部230−2は、被試験メモリ100−2に対応して設けられ、被試験メモリ100−2のデータ入出力端子IO1〜nから出力されるそれぞれの試験データについて、論理比較部220−2によって比較された比較結果を入力とする。そして、マッチ検出部230−2は、入力した全ての比較結果が、試験データと期待値との一致を示す場合に、その旨を示すマッチ信号をDUT別測定回路240−1およびDUT別測定回路240−2に出力する。
マルチプレクサ280は、論理比較部220−1および論理比較部220−2による比較結果をシリアライズしてマルチプレクサ256に送る。マルチプレクサ256は、マルチプレクサ280から受けた比較結果と、マルチプレクサ250−1〜2から受けた比較結果とをシリアライズしてフェイルメモリ150に出力する。
このように、本変形例によっても、被試験メモリ毎の入出力回路を不要とし、試験装置10の回路の必要面積などを削減することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
図1は、試験装置10の全体構成を示す。 図2は、被試験メモリ100−1〜2周辺の接続回路の図である。 図3は、センスコントローラ140およびフェイルメモリ150の機能構成を示す。 図4は、本発明の実施形態に係る試験装置10の、データ書込み時における動作タイミングを示す。 図5は、本発明の実施形態に係る試験装置10の、データ読出し時における動作タイミングを示す。 図6は、本実施形態の変形例におけるセンスコントローラ140およびフェイルメモリ150の機能構成を示す。
符号の説明
10 試験装置
100 被試験メモリ
110 タイミング発生器
120 パターン発生器
130 波形成形器
132 データ出力部
135 タイミング出力部
138 タイミング出力部
140 センスコントローラ
150 フェイルメモリ
152 バッドブロックメモリ
154 アドレスフェイルメモリ
160 データ入出力部
170 ドライバ
180 電圧供給部
200 端子別測定回路
210 タイミング比較部
220 論理比較部
230 マッチ検出部
232 デマルチプレクサ
234 デマルチプレクサ
240 DUT別測定回路
242 オールパス検出部
245 カウンタ部
248 オアゲート
250 マルチプレクサ
256 マルチプレクサ
258 マルチプレクサ
260 試験マスク部
262 オアゲート
272 デマルチプレクサ
280 マルチプレクサ
290 選択部

Claims (5)

  1. 複数の被試験メモリを試験する試験装置であって、
    前記複数の被試験メモリのデータ入出力端子にバス接続され、前記データ入出力端子との間でデータを授受するデータ入出力部と、
    前記データ入出力部を介して前記複数の被試験メモリに試験データを並列に供給する試験データ供給部と、
    前記試験データの供給と同期して前記複数の被試験メモリにライトイネーブル信号を並列に供給することにより、前記複数の被試験メモリに対し前記試験データを並列に書き込む書込制御部と、
    前記複数の被試験メモリのそれぞれに対して逐次リードイネーブル信号を供給することにより、前記データ入出力部を介して前記複数の被試験メモリのそれぞれから前記試験データを逐次読み出す読出制御部と、
    それぞれの前記被試験メモリから逐次読み出された前記試験データを期待値と比較する比較部と、
    一の前記試験データが期待値と一致しないことを条件として、当該試験データを出力した前記被試験メモリに対する書込不良を検出する検出部と
    を備える試験装置。
  2. 前記被試験メモリは、一の読出コマンドに対して1メモリブロック分の複数の前記試験データを出力するものであり、
    前記読出制御部は、前記複数の被試験メモリに対して読出コマンドを並列に供給し、それぞれの前記被試験メモリに対して順に前記リードイネーブル信号を供給していくことにより、前記複数の被試験メモリから1メモリブロック分の前記試験データを並行して読み出す
    請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記検出部が書込不良を検出した場合に、前記試験データ供給部および前記書込制御部は、書込不良が発生した前記被試験メモリに対して試験データを再度書き込み、
    前記検出部が同一の前記被試験メモリについて予め設定された回数書込不良を検出した場合に、当該被試験メモリの試験をマスクして他の前記被試験メモリの試験を行わせる試験マスク部を更に備える
    請求項1に記載の試験装置。
  4. 前記検出部が書込不良を検出したことを条件として、前記書込不良が存在するメモリブロックが不良ブロックであることを示す不良情報を記録する記録部と、
    前記複数の被試験メモリのそれぞれが有する一のメモリブロックを試験する場合に、前記記録部に記録された不良情報に基づいて、当該メモリブロックが不良ブロックである前記被試験メモリの試験をマスクして他の前記被試験メモリの試験を行わせる試験マスク部を更に備える
    請求項1に記載の試験装置。
  5. 複数の被試験メモリを試験する試験方法であって、
    前記複数の被試験メモリのデータ入出力端子にバス接続され、前記データ入出力端子との間でデータを授受するデータ入出力部を介して、前記複数の被試験メモリに試験データを並列に供給する試験データ供給段階と、
    前記試験データの供給と同期して前記複数の被試験メモリにライトイネーブル信号を並列に供給することにより、前記複数の被試験メモリに対し前記試験データを並列に書き込む書込制御段階と、
    前記複数の被試験メモリのそれぞれに対して逐次リードイネーブル信号を供給することにより、前記データ入出力部を介して前記複数の被試験メモリのそれぞれから前記試験データを逐次読み出す読出制御段階と、
    それぞれの前記被試験メモリから逐次読み出された前記試験データを期待値と比較する比較段階と、
    一の前記試験データが期待値と一致しないことを条件として、当該試験データを出力した前記被試験メモリに対する書込不良を検出する検出段階と
    を備える試験方法。

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