JP2007152505A - ピックアンドプレースユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンドツールを取り付けるトッププレート11のx軸方向移動とz軸方向移動を、それぞれに対応した回転カム板のカム曲線で生成するピックアンドプレース装置であって、x軸用カム板3の駆動回転をx軸用ステッピングモーター23で行い、z軸用カム板4の駆動回転をz軸用ステッピングモーター20で行い、これら2つのモーターの回転量と回転タイミングを設定する制御装置44を備えたストローク可変のピックアンドプレースユニットとする。
【選択図】図2
Description
この発明は、2枚のカム板を用いることによるPPUの優れた性能を維持して、PPUが実行するストロークあるいはモーションの任意の位置でトッププレートを位置決めできるPPUの提供を課題とする。
また、これに伴う構造の大型化を抑制するためにx軸用カム板、z軸用カム板及び精度を増すために配置する確動用カム板を従来と同様に同軸に配置する。しかし、モーターによる駆動は個別に行う構造とする。その他カム式PPUとしての精度を確保するためにカム板とカムフォロア間のがたを解消する構造を採用する。
後壁13には、上方からレバー軸19、z軸駆動用モーター20(z軸用ステッピングモーター)とその出力軸21及びx軸用プーリー軸22が軸架され、これらの先端が前壁14に支持されている。後壁13にはまた、x軸駆動用モーター23(x軸用ステッピングモーター)がその出力軸24を後壁13の前面側に突出させて固定されている。
この構造は、従来の断面溝型のチャンネル材からなる垂直ガイドの溝内にローラーを配置した構造に比較して、垂直ガイドとローラー間のがたを解消しやすく、確動用カム板5に関する構造と共に、x軸用カム板3でx軸スライダー9を正確に移動させることができる。
以上、ゲートモーションを行う直線移動型のPPUを実施例として説明したが、この発明は旋回型のPPUにも同様に適用することができる。
また、実施例は、x軸用カム板3、z軸用カム板4が通常は1方向に連続回転するタイプのもので説明したが、これらのカムは、360°以下の設定された範囲を往復回動するタイプのものであっても良い。そして、例えば、x軸方向のみストローク変更をしたい場合は、その区間のカム曲線を、x軸側では等速カム曲線部とし、z軸側では変形正弦曲線部にして作動を滑らかにすることも行われる 。
2 基体
3 x軸用カム板
4 z軸用カム板
5 確動用カム板
6 x軸用レバー
7 z軸用レバー
8 確動用レバー
8a スリット
9 x軸スライダー
10 z軸スライダー
11 トッププレート
12 底壁
13 後壁
14 前壁
15 支持壁
16 架橋部材
17 後部カバー
18 前カバー
19 レバー軸
20 z軸駆動用モーター
21 出力軸(z軸モーター)
22 x軸用プーリー軸
23 x軸駆動用モーター
24 出力軸(x軸モーター)
25 結合ねじ
26 ベアリング
27 プーリー
28 ねじ
29 結合ねじ
30 駆動ギア
31 タイミングベルト
32 駆動側アーム
33 従動側アーム
34 カムフォロア
35 係合部材
35a 取付け板
35b すり割
35c ねじ
36a 押出しローラー
36b 引きローラー
37 垂直ガイド
38 カムフォロア
38a 弾性部分
39 押上げローラー
40 カムフォロア
41 係合プレート
42 水平リニアガイド
43 垂直リニアガイド
44 制御装置
Claims (7)
- エンドツールを取り付けるトッププレートのx軸方向移動とz軸方向移動を、基体に軸支し、それぞれに対応させた回転カム板のカム曲線で生成するピックアンドプレースユニットであって、x軸用カム板の駆動回転をx軸用ステッピングモーターで行い、z軸用カム板の駆動回転をz軸用ステッピングモーターで行い、これら2つのモーターの回転量と回転タイミングを設定する制御装置を備えていることを特徴としたストローク可変のピックアンドプレースユニット。
- ピックアンドプレースユニットは、基体に後壁と前壁を有し、後壁と前壁間にx軸用カム板とz軸用カム板が、後壁に取り付けたz軸用ステッピングモーターの一方の出力軸軸線と前後方向で同軸に軸支され、x軸用カム板は出力軸線をz軸用ステッピングモーターの出力軸軸線と平行に配置したx軸用ステッピングモーターの出力軸と連動連結されていることを特徴とした請求項1に記載のピックアンドプレースユニット。
- ピックアンドプレースユニットは、基体に後壁と前壁を有し、後壁と前壁間にx軸用カム板とz軸用カム板が、後壁に取り付けたx軸用ステッピングモーターの出力軸軸線と前後方向で同軸に軸支され、z軸用カム板は出力軸線をx軸用ステッピングモーターの出力軸軸線と平行に配置したz軸用ステッピングモーターの出力軸と連動連結されていることを特徴とした請求項1に記載のピックアンドプレースユニット。
- x軸用カム板のカム曲線によるx軸方向移動を基体に中間部を軸支したく字形をしたx軸用レバーによってx軸スライダーに伝達する構造を備え、x軸用レバーの先端にx軸用カム板の周面を転動するカムフォロアが取付けられ、x軸用レバーの下端に押出しローラーと引きローラーを間隔をとって配置した係合部材が取付けられ、押出しローラーと引きローラーとの間に、x軸スライダーの後端に固定した垂直ガイドを差込んで押出しローラーを垂直ガイドの後面に当接させ、引きローラーを前面に当接させて、両ローラーと垂直ガイド間に予圧を付与してあることを特徴とした請求項1〜3のいずれか一つに記載のピックアンドプレースユニット。
- く字形をしたx軸用レバーの下端に取り付けた係合部材は、取付け板に押出しローラーと引きローラーを軸支し、取付板の両ローラー間にすり割が形成され、すり割の間隔をねじにより調整固定することにより、両ローラーと垂直ガイド間に予圧を付与することを特徴とした請求項4に記載のピックアンドプレースユニット。
- 請求項4又は5に記載のピックアンドプレースユニットであって、確動用カム板を有すると共に、x軸用レバーに固定され、かつ、x軸用レバーと同軸に確動用レバーが軸支されており、確動用レバーの下端からx軸用レバーの軸方向に向けて長いスリットを入れてスリットよりも前方を弾性部分とし、弾性部分の下端に確動用のカムフォロアを取付け、前記の確動用カム板の周面に圧接してあることを特徴としたピックアンドプレースユニット。
- x軸用カム板とz軸用カム板の必要なカム曲線が、変位角360°以下の設定した範囲に形成されており、これらカム板はその範囲で往復移動するものであることを特徴とした請求項1〜6のいずれかひとつに記載のピックアンドプレースユニット。
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2005
- 2005-12-06 JP JP2005352111A patent/JP4697635B2/ja not_active Expired - Fee Related
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