JP5616166B2 - スクリーン印刷機及びこのスクリーン印刷機におけるインク除去方法 - Google Patents

スクリーン印刷機及びこのスクリーン印刷機におけるインク除去方法 Download PDF

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Description

本発明は、印刷及びインクの濃淡均一化の双方においてスキージをスクリーン面に対して最適な傾斜角度に設定調整し、そして、スキージ及びスクレッパに付着しているインクを除去するスクリーン印刷機及びインク除去方法に関するものである。
従来より、この種のスクリーン印刷機は、インクが塗布されたスクリーン面上にスキージを下降させ、これをスクリーン面に対して傾斜した状態で該面を押し付けながら走行させることにより被印刷物面に転写、印刷している。そして、スキージの走行が終了したときには、スクリーン面上にはインクの濃淡が生じるので、これをいわゆるインク返しとして、スクレッパをスクリーン面上に下降させ、面上を走行させることによりインク膜を均一化する作業を行なっている。ここで、スキージとスクレッパとは走行方向に前後に配置されており、一定距離離間しつつ同方向に走行するが、その一方で、上下方向には交互に反転昇降し、スクリーン面上には交互に下降して走行する。
ところで、スクレッパによるインク返しにおいてスクリーン面から上方に離間してスキージが走行する間に、スキージに付着しているインクがスクリーン面上に滴下することがあり、特にインクが低粘度である場合に滴下し易い。スクリーン面上にインクが滴下すると、スクリーン面上には部分的に多量のインクが残存することになるため、たとえ、スクレッパによりインク膜の均一化を図ったとしても、印刷を行なうとその部分ににじみが発生することがある。
そこで、これを改善すべく、本願出願人は特許文献1に記載の技術を開示している。特許文献1に記載のスキージスイング装置を備えたスクリーン印刷機は、印刷時においては、図10(a)に示すように、スクリーン印刷機61のスキージ2をスクリーン面44に対して所定角度傾斜させた状態でスクリーン面44を押し付けながら走行させ、次いで、スクレッパ4を下降させてのインク返し時には、図10(b)に示すように、上昇しているスキージ2をスクレッパ4側に傾動させている。これにより、スクレッパ4側に傾斜しているスキージ2から滴下することがあるインク51は、スクレッパ4前方のインク溜り52上に落下し、スクリーン面44上には落下しないので、印刷において発生するにじみを未然に防止することができる。ここで、スキージ2は、シリンダ63の駆動により上部のストリッパボルト64を回動中心として前後に揺動する動作をなし、印刷時とインク返し時とでは、スクリーン面44に対する傾斜角度が反転する。なお、スキージ2は、印刷時において走行する際の傾斜角度を、スキージスイング装置62に設けられた角度調整機構により、被印刷物の厚さ、インクの粘度に対応して自在に設定できるようになっている。
特公平3−63952号公報
しかし、特許文献1のスキージスイング装置62は、シリンダ63を駆動源とするため、スキージ2はシリンダ63の往復ストロークを基本として回動する。また、スキージスイング装置62は、角度調整機構により、印刷時におけるスキージ2の傾斜角度を任意に設定し調整することはできるものの、インク返し時に傾斜方向を反転してスキージ2をスクレッパ4側に傾斜させる際の傾斜角度を任意に設定し調整する角度調整機構は設けられていない。したがって、インク返し時においては、スキージ2の傾斜角度は一定値にしか設定することができない。このため、スキージ2とスクレッパ4との間隔やインクの粘度によるインク溜り52の大きさ等に対応する傾斜角度に設定し調整することはできなかった。
なお、シリンダ63を駆動源とするスキージスイング装置62において、インク返し時においても任意の回動位置でスキージ2を停止させる角度調整機構を別途に増設することも考えられる。しかし、その場合は、装置の構造が複雑化し、部品点数、製作コストが増大する。また、その場合の角度調整作業も面倒であり、手間と時間がかかるという不具合も生ずる。
その一方で、インク返し時においてスキージ2がスクリーン面44の上方を走行中に、スキージ2及びスクレッパ4に付着しているインクがスクリーン面44上に滴下して被印刷物ににじみが発生するのを防止する上では、上述した、スキージ2に付着しているインクをスクレッパ4前方のインク溜り52上に落下させる手段の他、スキージ2及びスクレッパ4に付着しているインクをスクリーン面44の端部において強制的に除去する手段が考えられる。スキージ2及びスクレッパ4に付着しているインクをスクリーン面44の端部において強制的に除去できれば、被印刷物のにじみをより一層防止することができるからである。しかしながら、従来のスクリーン印刷機ではそのような手段は設けられていなかった。
そこで、本発明は、簡易な構成で、印刷時及びインク返し時双方においてスキージをスクリーン面に対して最適な傾斜角度に自在にかつ簡単に設定し調整でき、また、スキージ及びスクレッパに付着しているインクを強制的に除去できるスクリーン印刷機及びこのスクリーン印刷機におけるインク除去方法の提供を課題とするものである。
請求項1のスクリーン印刷機は、インクが塗布されたスクリーン面上を該面に対し傾斜した状態で押し付けながら走行して該インクを被印刷物面に転写、印刷するスキージと、前記スキージから走行方向に離間して配設され、前記スクリーン面上を走行して、前記スキージの転写に伴って生じた前記スクリーン面上のインクの濃淡を均一にするスクレッパとを備えている。加えて、モータを駆動源とし、印刷に際し前記スキージの傾斜角度を任意に設定し、かつ、インクの濃淡均一化に際し前記傾斜方向を反転して前記スキージの先端部を前記スクレッパに近接または当接させるべく前記スキージの傾斜角度を任意に設定する傾斜角度調整機構を備えている。
前記傾斜角度調整機構は、前記モータの軸に連結されたボールねじ軸を介して該モータの回転運動を、該ボールねじ軸と螺合するインナブロックにて直進運動に変換し、該インナブロックの直進移動に伴って、該インナブロックに連結されたリンクプレートが移動し、更に、該リンクプレートに連結されたスイングプレートが、一定位置に固定されたスイング回動軸を中心に回動するものである。
前記スイングプレートの回動により該スイングプレートにスキージホルダを介して取付けられたスキージは所定角度傾斜する。
請求項2のスクリーン印刷機は、請求項1と同様に傾斜角度調整機構を備えており、この傾斜角度調整機構は、モータの軸に連結されたボールねじ軸を介して該モータの回転運動を、該ボールねじ軸と螺合するインナブロックにて直進運動に変換するアクチュエータと、該アクチュエータとスキージとの間に設けられたリンク部材とを備え、前記アクチュエータは、前記インナブロックに固定されたスライドテーブルが該ボールねじ軸の軸方向に沿って上下方向に直進移動し、前記リンク部材は、上端部が連結軸を介して前記アクチュエータのスライドテーブルに回動自在に取付けられたリンクプレートと、一端部がリンク軸を介して前記リンクプレートの下端部に回動自在に連結され、他端部に一定位置に固定されたスイング回動軸が取付けられたスイングプレートとを備えてなる。
請求項3のスクリーン印刷機は、傾斜角度調整機構が、スキージの先端部がスクレッパの側面に当接することにより、該当接箇所の上方のスキージとスクレッパとで挟まれた空間にインクの溜り部が形成され、前記スクレッパを上昇させてスキージと離間させることによりスキージとスクレッパの先端部との間に隙間が形成される傾斜角度に設定調整するものである。
請求項4のスクリーン印刷機は、傾斜角度調整機構が、スキージの先端部が前記スクレッパの側面に当接した状態で、前記スキージ及び前記スクレッパが相対的に反対方向に上下動することにより、該スキージの先端部が該スクレッパの側面を擦り付ける傾斜角度に設定調整するものである。
請求項5のスクリーン印刷機におけるインク除去方法は、請求項1または請求項2に記載のスクリーン印刷機におけるスキージを傾動してその先端部を請求項1または請求項2に記載のスクレッパの側面に当接させることにより該当接箇所の上方の該スキージと該スクレッパとで挟まれた空間にインクの溜り部を形成し、スクリーン印刷によって前記スキージ及び前記スクレッパに付着したインクが該スキージ及びスクレッパの傾斜面に沿って流れ落ちて前記インクの溜り部内に流入し貯留した後、前記スクレッパを上昇させて前記スキージと離間させることにより該スキージと該スクレッパの先端部との間に隙間を形成し、前記溜り部内に貯留したインクを前記隙間から落下させて除去するものである。
請求項6のスクリーン印刷機におけるインク除去方法は、請求項1または請求項2に記載のスクリーン印刷機におけるキージを傾動してその先端部を請求項1または請求項2に記載のスクレッパの側面に当接させた後、前記スキージ及び前記スクレッパを相対的に反対方向に上下動させて該スキージの先端部で該スクレッパの側面を擦り付けることにより、スクリーン印刷によって該スクレッパの側面に付着したインクを擦り取って除去するものである。
請求項1〜4の発明は、スキージの擦動による印刷時においてスキージの傾斜角度を任意に設定し、かつ、インクの濃淡均一化を行なういわゆるインク返し時においてスキージの先端部を前記スクレッパに近接または当接させるべくスキージの傾斜角度を任意に設定する傾斜角度調整機構を更に備えているとともに、傾斜角度調整機構の駆動源にモータを採用している。このため、簡易な構成で、印刷時及びインク返し時双方においてスキージをスクリーン面に対して最適な傾斜角度に自在にかつ簡単に設定することができる。
そして、傾斜角度調整機構は、ボールねじ軸を介してモータの回転運動をインナブロックにて直進運動に変換し、該インナブロックの直進移動に伴って該インナブロックに連結されたリンクプレートが移動し、更に、該リンクプレートに連結されたスイングプレートが一定位置に固定されたスイング回動軸を中心に回動するものであるから、更に簡易な構成で、モータの駆動によりスキージを所定の角度に傾斜せしめることができる。
請求項5及び6の発明は、スキージ及びスクレッパに付着しているインクをスクリーン面の端部において強制的に除去することができるから、スクリーン面上を走行中にスキージ或いはスクレッパに付着しているインクが滴下したり、インク溜りから周辺に広がったりするのを防止でき、被印刷物のにじみの発生をより一層防止することができる。
本発明の実施形態のスクリーン印刷機を示す正面図である。 図1のスキージ2及びスクレッパ4の配置を模式的に示す側面図である。 印刷時におけるスキージ2の傾斜角度調整機構を示す側面図である。 図3のA−A切断線による断面図である。 インク返し時におけるスキージ2の傾斜角度調整機構を示す側面図である。 図1のスクリーン印刷機の動作を模式的に示す側面図である。 図6(d)の要部拡大図である。 スキージ2の別の傾斜状態を示す要部拡大図である。 スクレッパ4に付着しているインクをスキージ2で擦り取る状態を示す要部拡大図である。 従来のスクリーン印刷機を模式的に示す側面図である。
以下、本発明の実施形態のスクリーン印刷機を図に基づいて説明する。
図1及び図2において、スクリーン印刷機1は、印刷テーブル41上に被印刷物42を挟んでスクリーン印刷版43が設置されており、スクリーン印刷版43においてインクが塗布されているスクリーン面44上をスキージ2で押し付けながら走行させることにより該インクを被印刷物42面に転写、印刷するようになっている。そして、スキージ2から走行方向に所定間隔離間してスクレッパ4が配設されている。このスクレッパ4は、スキージ2による転写に伴ってスクリーン面44上にはインクの濃淡が生じるので、スクリーン面44上を走行させてインクの濃淡を均一化するものである。
スキージ2は、弾性を有する合成樹脂板、合成ゴム板等で形成されており、スキージ2の上端を支持固定するスキージホルダ3を介して走行方向と直交する方向に取付けられている。同様に、スクレッパ4は、弾性を有しない金属板、例えばアルミニウム板、ステンレス板等で形成されており、スクレッパ4の上端を支持固定するスクレッパホルダを介して走行方向と直交する方向に取付けられている。
スキージ2は、印刷するときは、スクリーン面44に対し傾斜した状態で走行する。また、スキージ2は、スクレッパ4によるインク返しのとき、即ちスキージ2の転写に伴って生じたスクリーン面44上のインクの濃淡をスクレッパ4の走行によって均一化するときは、傾斜方向を反転してその先端部をスクレッパ4に近接または当接する傾斜状態で走行する。スキージホルダ3の両端には、このようなスキージ2の傾斜角度を任意に設定し調整する一対の傾斜角度調整機構5が設けられている。
更に、スクリーン印刷機1は、スキージホルダ3の両端において傾斜角度調整機構5の外側には、一対の昇降機構6及び一対の昇降調整機構7が設けられている。これら一対の昇降機構6及び一対の昇降調整機構7は、スキージ2及びスクレッパ4がそれぞれスクリーン面44に対して平行状態で走行するよう高さを設定し調整するものであり、エアシリンダ等を作動させることによりスキージ2及びスクレッパ4を所定位置まで昇降させる。
スキージ2の傾斜角度調整機構5を図3及び図4に基づいて説明すると、傾斜角度調整機構5は、大きくは、モータ12を備えたアクチュエータ11と、アクチュエータ11とスキージ2とを連結するリンク部材31とで構成されている。ここで、本実施形態では、傾斜角度調整機構5は、後述するボールねじ軸15が図3の上下方向に配設された例を示す。
まず、アクチュエータ11は、最上部にサーボモータ、ステッピングモータ等のモータ12が配置され、モータ12は中間フランジ13に固定されている。中間フランジ13の下部にはカップリング14が設置されており、カップリング14はモータ12の軸とボールねじ軸15とを同軸に連結している。カップリング14の下部に接続されたボールねじ軸15は、金属丸棒材で形成され、外周面には螺旋状に凹溝15aが刻設され、カップリング14に直下に接続されている。なお、図示しないが、アクチュエータ11の側部において後述する第2ハウジング18の高さ方向の略中間位置には、モータ12の原点の位置情報を発信する検出器が設置されている。
また、中間フランジ13の下方には、上部に配置されている第1ハウジング17とその下部に配置されている第2ハウジング18とからなる四角筒状の筐体16が接続固定されている。第1ハウジング17は前面が開口する略コ字板状をなし、内部には前記カップリング14が収納されている。第2ハウジング18は第1ハウジング17と一体に接続されており、前面が開口する略コ字板状をなし、内部にはほぼ全長に至ってボールねじ軸15が垂直下方に収納されているとともに、所定長さのインナブロック19が収納されている。そして、筐体16の前面開口部16aには上下両端部に取付けられたビス20を介して筐体16の全長に至って前面開口部16aを覆うカバー21が取付けられている。インナブロック19は、図4に示すように、ほぼ中央にボールねじ軸15が貫通する貫通孔19aが設けられており、貫通孔19aの内壁面にはボールねじ軸15の螺旋状の凹溝15aに対応して図示しない螺旋状の凹溝が設けられており、インナブロック19はボールねじナット体を構成している。図示しないが、ボールねじ軸15の凹溝15aとインナブロック19の凹溝との間の断面円形の空間にはベアリングが介在している。したがって、インナブロック19は、ボールねじ軸15が回転するとベアリングを介して第2ハウジング18内を上下方向に移動するようになっている。即ち、インナブロック19はボールねじ軸15の回転方向によって第2ハウジング18内を上方或いは下方に移動する可動体ともなっている。
インナブロック19の上面にはボルト22を介してスライドテーブル23が固定されている。スライドテーブル23の幅方向両側には図3の上下方向に沿って細溝23aが刻設されており、この細溝23a内にはカバー21の両端部のフランジ21aが収容され、固定状態にあるカバー21に対してスライドテーブル23は図3の上下方向に相対的に移動できるようになっている。また、スライドテーブル23の幅方向両端部には所定高さの垂直壁23bが立設されている。スライドテーブル23の上部にはボルト24を介して平板状の取付台25が取付けられており、スライドテーブル23と一体となって上下方向に移動するものとなっている。即ち、スライドテーブル23及び取付台25はその間の空間にカバー21が収容された状態で筐体16に固定されているカバー21とは独立して上下方向に移動できるようになっている。
一方、リンク部材31は、一定幅の板材からなるリンクプレート32と、リンク軸33を介してリンクプレート32の下端部に回動自在に連結された略矩形板状のスイングプレート34とを備えて成る。リンクプレート32の上端部は連結軸35を介してアクチュエータ11の取付台25に回動自在に取付けられている。そして、スイングプレート34におけるリンク軸33とは反対側の端部にはスイング回動軸36が取付けられている。スイング回動軸36は図示しないがアクチュエータ11の側方に突出して取付けられた取付板に固定されている。したがって、スイングプレート34は、取付台25が筐体16を上下方向に移動したときに、これに連動して上下動するリンクプレート32により、リンク軸33を介して、傾斜角度調整機構5の一定高さに固定されているスイング回動軸36を中心に、図3の時計方向或いは反時計方向に回動するものとなっている。
スイングプレート34のスイング回動軸36側の下部にはスキージホルダ3が一体に接続固定されており、更にスキージホルダ3の先端にはスキージ2が着脱自在に取付けられている。
なお、図示しないが、取付台25が上昇時に上限を越えて第1ハウジング17の下端部に衝突したり、下降時に下限を越えて第2ハウジング18の下端部に衝突してアクチュエータ11が損傷するのを防止する安全面から、アクチュエータ11の側部における上極限及び下極限にはフォトマイクロセンサ、近接スイッチ、リミットスイッチ等の接触式、非接触式の検知器が取付けられており、これにより、インナブロック19及び取付台25は上下方向において一定範囲内の移動に制御されている。
このように構成された傾斜角度調整機構5は、モータ12が上方から見て右回転する場合を正回転、左回転する場合を逆回転とすれば、モータ12の軸が正回転したときは、ボールねじ軸15は右回転し、インナブロック19及び取付台25は第2ハウジング18内をボールねじ軸15に沿って上昇する。これに伴い、取付台25に連結軸35を介して連結されているリンクプレート32は上昇するので、リンク軸33を介して連結されているスイングプレート34はスイング回動軸36を中心に図3の反時計方向に回動する。これにより、スイングプレート34に接合されているスキージホルダ3及びスキージ2も一体となってスイング回動軸36を中心に反時計方向に回動し、スキージ2はスクリーン面44に対して相対的に図3の左方向に更に所定角度傾斜する。
逆に、モータ12が逆回転したときは、ボールねじ軸15は左回転し、インナブロック19及び取付台25は第2ハウジング18内を下降する。これに伴い、リンクプレート32は下降するので、スイングプレート34はスイング回動軸36を中心に図3の時計方向に回動する。これにより、スイングプレート34に接合されているスキージホルダ3及びスキージ2も一体となってスイング回動軸36を中心に時計方向に回動し、インナブロック19が第2ハウジング18内の下端部にまで接近したときには、スキージ2は垂直状態に向かい、更に反転して、図5に示すように、垂直線を越えた更に右方向まで傾斜する。
つまり、傾斜角度調整機構5は、ボールねじ軸15及びインナブロック19を介してモータ12の回転運動を直進運動に変換した後、リンク部材31を介してスキージ2を回動し、所定の角度に傾斜せしめる。そして、スキージ2の回動量、傾斜角度はモータ12の正逆回転数に伴うボールねじ軸15の回転数、それによるインナブロック19の上下移動量に対応して無段階に変位する。
具体的には、印刷時においては、スキージ2がスクリーン面44に対して傾斜するときは、各部材は図3に示した位置及び姿勢となる。即ち、モータ12は正回転し、インナブロック19は上下ストロークの上端に達している。そして、リンク部材31は伸ばされた状態となり、スキージホルダ3及びスキージ2はスイング回動軸36を中心に反時計方向に所定角度回動して停止した状態に維持されている。
一方、インク返し時において、スキージ2がスクリーン面44に対して印刷時と反対側に傾斜しているときは、各部材は図5に示した位置及び姿勢となる。即ち、モータ12は逆回転し、インナブロック19は上下ストロークの下端に達している。そして、リンク部材31は鋭角に折り曲げられて短縮した状態となり、スキージホルダ3及びスキージ2はスイング回動軸36を中心に時計方向に所定角度回動して停止した状態に維持されている。
ここで、モータ12は、サーボモータ、ステッピングモータ等が使用され、運動量が駆動パルス数に比例して動作するから、パルス電力を調整することにより、モータ12を任意の角度だけ回転し、ボールねじ軸15の回転数ひいては取付台25の上下移動量を任意に設定し、微調整して正確な位置決め制御を実現できる。
次に、このように構成された本実施形態のスクリーン印刷機1を使用して印刷する場合の流れについて図6及び図7に基づいて説明する。
まず、印刷開始時には、図6(a)に示すように、スキージ2はスクリーン面44上の右端に位置し、矢印で示す印刷時の走行方向においてスキージ2の僅かに前方にはスクレッパ4が位置している。このとき、スキージ2は、図3に示すように、スクリーン面44に対して所定角度図3の左方向に傾斜し、スクリーン面44を上方から僅かに押圧している。一方、スクレッパ4は、スクリーン面44から上方に離間している。この状態で、スキージ2とスクレッパ4とは一定間隔を維持したまま、図の左方向に走行する。これにより、スキージ2の前方のインク溜り52がスキージ2の側面で押し寄せられながら移動する間に、インクがスクリーン面44の微細隙間から内部に浸透し、被印刷物42に転写、印刷される。スキージ2及びスクレッパ4が同(b)に示すように左端まで走行すると、インクの転写が終了する。
インクの転写が終了すると、スクリーン面44上にはインクの濃淡が生じ、インクの塗膜厚がばらつくので、走行を反転して印刷開始時の位置に戻る際にスクレッパ4をスクリーン面44上で走行させてインク厚を均一化する、即ちいわゆるインク返しを行なう。そのために、同(c)に示すように、スキージ2を上昇させてスクリーン面44から離間させ、スクレッパ4はスクリーン面44上に降下させる。なお、インク溜り52はスクレッパ4側に押し寄せられている。
ここで、スキージ2が同(a)及び(b)に示す左方向に傾斜した状態でスキージ2を上昇させて印刷開始地点である右端に戻すときに、スキージ2にはインクが付着しているため、特にインクの粘度が低い場合にはインクが垂れてスクリーン面44上に滴下することがある。すると、スクリーン面44には部分的にインク量の多い箇所が生じるため、被印刷物42の印刷面ににじみが発生することがある。そこで、これを解消すべく、スキージ2に付着しているインクをスクレッパ4側に押し寄せられたインク溜り52に落下させる必要がある。
そのため、同(c)に示すように、スキージ2を上昇させると同時に、スキージ2の傾斜方向を反転して、同(d)に示すように、スキージ2に付着しているインクをスクレッパ4側のインク溜り52上に滴下させる。このとき、スキージ2を図3の傾斜状態から反転して反対側の傾斜状態とするには、図3において、モータ12を逆回転してボールねじ軸15を介してインナブロック19を下降させ、スイング回動軸36を中心としてスイングプレート34を時計方向に回動する。これにより、スキージ2は、図5に示すように、反対側に所定角度で傾斜する。この際、スキージ2の傾斜角度はモータ12の駆動量を制御することにより任意の値に設定し得るので、スキージ2に付着しているインク51がインク溜り52に的確に落下する角度に設定し調整することができる。図7は、図6(d)の滴下箇所を拡大して示し、スキージ2はこの角度に傾斜し、インク51はインク溜り52の略中央に落下する。
次に、同(d)に示す状態で、スキージ2及びスクレッパ4を印刷開始地点即ち同(d)の右端に向けて走行させ、その間にスクレッパ4でスクリーン面44上のインク厚を均一化する。同(e)に示すように、スキージ2及びスクレッパ4が印刷開始地点に達したら、次の印刷に備えてスキージ2を下降させ、スクレッパ4は上昇させる。このとき、スキージ2は上昇と同時に傾斜方向を反転して左方向に傾斜させる。ここで、スキージ2を図5の傾斜状態から反対側の傾斜状態とするには、図5において、モータ12を正回転してボールねじ軸15を介してインナブロック19を上昇させ、スイング回動軸36を中心としてスイングプレート34を反時計方向に回動する。これにより、スキージ2は、図3に示すように、反対の左方向に所定角度で傾斜する。この際、スキージ2の傾斜角度はモータ12の駆動量を制御することにより任意の値に設定し得るので、被印刷物42の厚さ、インクの粘度等に対応してスキージ2をスクリーン面44に対して最適な傾斜角度に設定し調整することができる。これにより、スキージ2及びスクレッパ4は同(a)に示す印刷開始状態に復帰し、以下、同様の動作を繰り返して次回以降の印刷、インク返しが行なわれる。
ところで、上記ではスキージ2は、インク返し時においてインク51をスクレッパ4側のインク溜り52上に滴下させるべく反転傾斜させているが、インク返し時において次のような傾斜状態とすることもできる。即ち、インク返しを行なうときのスクリーン面44に対する傾斜角度を更に小さくしてスキージ2をより傾け、その先端をスクレッパ4に当接させて使用することもできる。
図8(a)は、スクリーン面44の左端のインク返し開始地点において、図5の状態にあるスキージ2を更にスクリーン面44側に傾斜させてその先端をスクレッパ4の垂直部分のほぼ中間高さにおける右側面に当接させた状態を示す。この傾斜状態は、モータ12の逆回転量を多くすることにより簡単に設定することができる。このようにスキージ2の先端をスクレッパ4に当接させると、該当接部の上部の両部材で挟まれた狭い空間内にはインクの溜り部が形成される。このため、スキージ2及びスクレッパ4に付着しているインク51はスキージ2の傾斜面とスクレッパ4の側面に沿って流れ落ちてインクの溜り部に流入し貯留される。
そこで、この状態のまま、スキージ2及びスクレッパ4を右方向に移動させる。このとき、スキージ2及びスクレッパ4に付着しているインク51は、当接部の上部のインクの溜り部内に貯留され、保持されているから、スクリーン面44に滴下することがない。そして、スキージ2及びスクレッパ4が印刷開始地点に到達したら、図8(b)に示すように、スクレッパ4を上昇させる。このとき、スキージ2も同時に反対方向に下降させてもよい。すると、スキージ2の先端とスクレッパ4の側面とが離間し、両部材間に隙間が生ずるので、この部分に溜まっていたインク51はその隙間を通してインク溜り52などに落下する。これにより、スキージ2及びスクレッパ4に付着していたインク51はスクリーン面44の端部において除去される。その結果、被印刷物のにじみの発生はより一層防止される。このようなことで、スキージ2の傾斜角度を任意に変更することにより、スキージ2を図8に示すように使用してスキージ2及びスクレッパ4に付着していたインク51を除去することもできる。
また、同様に、インク返し開始地点において、インク返しを行なう際のスキージ2の傾斜を図8の場合より更に僅かに大きくして、図9(a)に示すように、その先端部をスクレッパ4の屈曲位置における右側面に当接させることもできる。この場合も同様に、この傾斜状態は、モータ12の逆回転量を多くすることにより簡単に設定することができる。このようにしてスキージ2の先端部をスクレッパ4の屈曲位置における側面に当接させると、図8に示した場合と同様に、スクレッパ4に付着していたインク51を除去することができる。即ち、スキージ2の先端部がスクレッパ4の側面に当接し、この側面を僅かに押圧した状態で、図9(b)に示すように、スキージ2を下降させるとともにスクレッパ4を上昇させる、つまり、スキージ2及びスクレッパ4を相対的に反対方向に上下動させれば、スクレッパ4の側面に付着していたインク51はスキージ2の先端部で下方に擦り取られ、擦り取られたインク51はスクリーン面44の端部においてインク溜り52などに落下する。これにより、スクレッパ4に付着していたインク51は除去される。その結果、被印刷物のにじみの発生はより一層防止される。このようなことで、スキージ2の傾斜角度を任意に変更することにより、スキージ2を図9に示すように使用してスクレッパ4に付着していたインク51を除去することもできる。
次に、本実施形態のスクリーン印刷機1の作用を説明する。
スクリーン印刷機1は、サーボモータ、ステッピングモータ等のモータ12を駆動源とした、スキージ2の傾斜角度調整機構5を備えているので、スキージ2の擦動による印刷時においてスキージ2の傾斜角度を自在に設定し、かつ、インクの濃淡均一化を行なういわゆるインク返し時においてスキージ2の先端部をスクレッパ4に近接または当接させるべくスキージ2の傾斜角度を自在に設定することができる。その結果、簡易な構成で、印刷時及びインク返し時双方においてスキージ2をスクリーン面44に対して最適な傾斜角度に自在にかつ簡単にしかも正確に設定し微調整できる。
これにより、前述した図7に示したような、スキージ2の先端をスクレッパ4に近接させてインク溜り52上にインクを滴下させる場合において、スキージ2とスクレッパ4との間隔、インク粘度の違いによるインク溜り52の大きさ等に対応してスキージ2の傾斜角度を最適値に調整できるばかりでなく、図8に示したように、スキージ2の先端をスクレッパ4に当接させてスキージ2及びスクレッパ4に付着しているインクを溜めた状態で移動させて印刷開始地点に落下させたり、図9に示したように、スキージ2でスクレッパ4に付着しているインクを擦り取ったりすることができる。したがって、インク返し時においてスキージ2の使用態様が拡大する。また、スキージ2の先端が摩耗により磨り減ったときには、スキージ2の傾斜角度を簡単に微調整することもできる。
ところで、上記実施形態のスクリーン印刷機1においては、傾斜角度調整機構5は、モータ12の軸に連結されたボールねじ軸15を介してモータ12の回転運動を直進運動に変換するアクチュエータ11と、アクチュエータ11とスキージ2との間に設けられたリンク部材31とで構成されているが、本発明を実施する場合は、傾斜角度調整機構5は、この構成に限られるものではない。
また、上記実施形態のスクリーン印刷機1においては、傾斜角度調整機構5は、スキージホルダ3の両端に一対設けられているが、小型のスクリーン印刷機1等においては、スキージホルダ3の中央等の1箇所のみに設けることもできる。更に、傾斜角度調整機構5は、ボールねじ軸15が上下方向に配設されているが、水平方向等に配設されたものとすることもできる。
加えて、上記実施形態のアクチュエータ11は、筐体16の前面開口部16aをカバー21で覆っているが、カバー21を取付けないものとしてもよい。この場合は、スライドテーブル23も不要となり、インナブロック19の上面にボルトを介して取付台25が直接取付けられるものとなる。
1 スクリーン印刷機 15 ボールねじ軸
2 スキージ 23 スライドテーブル
4 スクレッパ 31 リンク部材
5 傾斜角度調整機構 42 被印刷物
11 アクチュエータ 44 スクリーン面
12 モータ 51 インク

Claims (6)

  1. インクが塗布されたスクリーン面上を該面に対し傾斜した状態で押し付けながら走行し該インクを被印刷物面に転写、印刷するスキージと、
    前記スキージから走行方向に離間して配設され、前記スクリーン面上を走行して、前記スキージの転写に伴い生じた前記スクリーン面上の前記インクの濃淡を均一化するスクレッパとを備え、
    モータを駆動源とし、転写印刷に際して前記スキージの傾斜角度を自在に設定調整し、かつ、前記インクの濃淡均一化に際して前記傾斜方向を反転して前記スキージをその先端部が前記スクレッパに近接または当接する傾斜角度に自在に設定調整する傾斜角度調整機構を更に備え
    前記傾斜角度調整機構は、前記モータの軸に連結されたボールねじ軸を介して該モータの回転運動を、該ボールねじ軸と螺合するインナブロックにて直進運動に変換し、該インナブロックの直進移動に伴って、該インナブロックに連結されたリンクプレートが移動し、更に、該リンクプレートに連結されたスイングプレートが、一定位置に固定されたスイング回動軸を中心に回動するものであり、
    前記スイングプレートの回動により該スイングプレートにスキージホルダを介して取付けられたスキージが所定角度傾斜することを特徴とするスクリーン印刷機。
  2. インクが塗布されたスクリーン面上を該面に対し傾斜した状態で押し付けながら走行し該インクを被印刷物面に転写、印刷するスキージと、
    前記スキージから走行方向に離間して配設され、前記スクリーン面上を走行して、前記スキージの転写に伴い生じた前記スクリーン面上の前記インクの濃淡を均一化するスクレッパとを備え、
    モータを駆動源とし、転写印刷に際して前記スキージの傾斜角度を自在に設定調整し、かつ、前記インクの濃淡均一化に際して前記傾斜方向を反転して前記スキージをその先端部が前記スクレッパに近接または当接する傾斜角度に自在に設定調整する傾斜角度調整機構を更に備え、
    前記傾斜角度調整機構は、前記モータの軸に連結されたボールねじ軸を介して該モータの回転運動を、該ボールねじ軸と螺合するインナブロックにて直進運動に変換するアクチュエータと、該アクチュエータと前記スキージとの間に設けられたリンク部材とを備え、
    前記アクチュエータは、前記インナブロックに固定されたスライドテーブルが該ボールねじ軸の軸方向に沿って上下方向に直進移動し、
    前記リンク部材は、上端部が連結軸を介して前記アクチュエータのスライドテーブルに回動自在に取付けられたリンクプレートと、一端部がリンク軸を介して前記リンクプレートの下端部に回動自在に連結され、他端部に一定位置に固定されたスイング回動軸が取付けられたスイングプレートとを備えてなり、
    前記スイングプレートにはスキージホルダを介して前記スキージが取付けられ、
    前記アクチュエータのスライドテーブルの直進移動により前記リンク部材のスイングプレートが前記スイング回動軸を中心に回動して前記スキージが所定角度傾斜することを特徴とするスクリーン印刷機。
  3. 前記傾斜角度調整機構は、前記スキージの先端部が前記スクレッパの側面に当接することにより、該当接箇所の上方の該スキージと該スクレッパとで挟まれた空間にインクの溜り部が形成され、前記スクレッパを上昇させて前記スキージと離間させることにより該スキージと該スクレッパの先端部との間に隙間が形成される傾斜角度に設定調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクリーン印刷機。
  4. 前記傾斜角度調整機構は、前記スキージの先端部が前記スクレッパの側面に当接した状態で、前記スキージ及び前記スクレッパが相対的に反対方向に上下動することにより、該スキージの先端部が該スクレッパの側面を擦り付ける傾斜角度に設定調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクリーン印刷機。
  5. 請求項1または請求項2に記載のスクリーン印刷機におけるスキージを傾動してその先端部を請求項1または請求項2に記載のスクレッパの側面に当接させることにより該当接箇所の上方の該スキージと該スクレッパとで挟まれた空間にインクの溜り部を形成し、前記スキージ及び前記スクレッパに付着したインクが該スキージ及びスクレッパの傾斜面に沿って流れ落ちて前記インクの溜り部内に流入し貯留した後、前記スクレッパを上昇させて前記スキージと離間させることにより該スキージと該スクレッパの先端部との間に隙間を形成し、前記溜り部内に貯留したインクを前記隙間から落下させて除去することを特徴とするインク除去方法。
  6. 請求項1または請求項2に記載のスクリーン印刷機におけるスキージを傾動してその先端部を請求項1または請求項2に記載のスクレッパの側面に当接させた後、前記スキージ及び前記スクレッパを相対的に反対方向に上下動させて該スキージの先端部で該スクレッパの側面を擦り付けることにより、該スクレッパの側面に付着したインクを擦り取って除去することを特徴とするインク除去方法。
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