JP2826760B2 - 自動画線機におけるxカーソル支持装置 - Google Patents

自動画線機におけるxカーソル支持装置

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JP2826760B2
JP2826760B2 JP8175890A JP8175890A JP2826760B2 JP 2826760 B2 JP2826760 B2 JP 2826760B2 JP 8175890 A JP8175890 A JP 8175890A JP 8175890 A JP8175890 A JP 8175890A JP 2826760 B2 JP2826760 B2 JP 2826760B2
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康男 三橋
亨 清沢
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Mutoh Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はケーシングを載置面上に所望位置に載置し、
ケーシングから突出する支持アームをコントローラによ
ってXY方向に制御して、該支持アームに保持した画線具
によって、用紙上に文字、シンボル図形等を作画する小
型の自動画線機に関し、更に特定すれば、Y軸ガイドに
対するXカーソルの支持装置に関する。
〔従来の技術〕
此種の自動画線機においては、第5図に示すように、
2本の互いに平行なX軸レール70(他の1本は図示省
略)に、Y軸ガイド72の両端に一体的に固設されたXカ
ーソル74を、ガイドコロ76,78を介して、X軸レール70
に移動自在に連結している。前記Y軸ガイド72は、画線
具を支持する支持アームをX軸レール70に沿ったX方向
に案内するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、Xカーソル74をY軸ガイド72に一体的
に固設した構成とした場合、2本のX軸レール70の平行
度及びX軸レール70とY軸ガイド72の直角精度が組み立
て時に必要とされる。また、ケーシング本体に外力が加
わり、例えば、2本のX軸レール70の平行度に許容範囲
以上の誤差が生じると、Xカーソル74の移動制御に誤差
が生じて、作画線質が悪くなるという欠陥が存した。
本発明は上記欠陥を除去することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、載置面上に載置
されるケーシング2と、該ケーシング2に固定された一
対の互いに略平行なX軸レール4,6と、該X軸レール4,6
に沿って移動自在に取り付けられた、Xモータに連係す
るXカーソル12,14と、前記Xカーソル12,14に両端が取
り付けられたY軸ガイド8と、前記Y軸ガイド8に移動
自在に取り付けられた、Yモータに連係するYカーソル
38と、前記Yカーソル38に支持され前記ケーシング2の
開口部から前記ケーシング2の前方に突出する画線具が
取り付けられた支持アーム40とを備えた自動画線機にお
いて、前記Xカーソル12,14のそれらの移動方向の略中
間位置を前記Y軸ガイド8に回転自在に軸支したもので
ある。
〔作用〕
Xカーソル12,14が、X軸レール4,6に沿って移動する
とき、Xカーソル12,14は、Y軸ガイド8とは独立し
て、X軸レール4,6に追従して移動し、該X軸レール4,6
のたわみや、平行度の誤差を、Xカーソル12,14は、Y
軸ガイド8に対する回転変位によって吸収し、円滑にX
軸レール4,6に沿って移動する。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例に付き詳
細に説明する。
2は、図板その他のテーブル上に載置するのに適した
形状の底面を有する自動画線機のケーシングであり、こ
れに、丸棒状のX軸レール4,6の両端が互いに平行とな
るように支持されている。8は前記X軸レール4,6に対
して直角に配置されたY軸ガイドであり、これの両端に
Xカーソル12,14のその長手方向即ち移動方向の略中央
部が前記ケーシングの底面に対して垂直な軸線を中心と
して回転自在に軸10支されている。この軸支部の構造
は、第3図に示すように、Y軸ガイド8の端部とXカー
ソル12の略中央部に透設された互いに重なる穴に盤10a
付きの軸10が軸方向にスライド自在に嵌挿され、この軸
10に、サラバネ16と座金18がスライド自在に嵌挿され、
更に、軸10のねじ部にダブルナット20が螺合した構成と
なっている。Y軸ガイド8の他端とXカーソル14との間
の軸支部の構成も、第3図に示す上記構成と同一であ
る。前記Xカーソル12,14の移動方向の両端近傍位置に
は、それぞれ一対のガイドコロ22,24(Xカーソル14側
のガイドコロは図示省略)が回転自在に軸26,28支さ
れ、更にこのガイドコロ22,24と同軸上にワイヤプーリ3
0,32,34,36が回転自在に軸支されている。前記ガイドコ
ロ22,24の表面には周面に沿ってV溝が形成され、該V
溝が前記X軸レール4,6の外側面に回転自在に嵌合して
いる。前記Y軸ガイド8には、これに沿ってスライド自
在にYカーソル38がコロを介して連結している。前記Y
カーソル38には支持アーム40の一端が、前記X軸レール
4,6に平行な軸線を中心として回転自在に枢支されてい
る。前記支持アーム40の他方の下面は、前記X軸レール
6に平行に配置された昇降バー(図示省略)上に、スラ
イド自在に載置されている。前記支持アーム40の先端
は、前記ケーシング2の前方壁に前記X軸レール6に沿
って形成された開口部から、前記ケーシング2の前方に
突出し、この支持アーム40の先端には、公知の画線具42
が取り付けられている。前記ケーシング2には、Xモー
タ44、Yモータ46、及びロータリーソレノイド48が固設
されている。前記Xモータ44の出力軸は、ベルト動力伝
達機構を介して、前記Xカーソル12,14に連結し、該X
モータ44の駆動によって前記Xカーソル12,14が、前記
X軸レール4,6に沿って移動するように構成されてい
る。前記Yモータ46の出力軸は、ワイヤロープ動力伝達
機構を介して、前記Yカーソル38に連結し、該Yモータ
46の駆動により、前記Yカーソル38が、Y軸ガイド8に
沿って移動するように構成されている。前記ロータリー
ソレノイド48の出力軸は、動力伝達機構を介して前記昇
降バーに連結し、前記ロータリーソレノイド48の駆動に
より前記昇降バーを回動制御し、これにより前記支持ア
ーム40の、ケーシング2から突出する側をテーブル等の
載置面に対して昇降させることができるように構成され
ている。前記ケーシング2には、前記XYモータ44,46、
ソレノイド48を駆動制御するためのコントローラが内蔵
されている。前記ケーシング2の上部カバーには、コン
トローラに印字、作画データを入力するためのキーボー
ドと液晶表示部が配設されている。
次に本実施例の作用について説明する。
キーボードを操作して、作画情報をコントローラに入
力すると、XYモータ44,46の出力軸が回転し、Xカーソ
ル12,14がX軸レール4,6に沿ってX方向に同期して移動
するとともに、Yカーソル38がY軸ガイド8に沿ってY
方向に移動する。更に、コントローラによってロータリ
ーソレノイド48が駆動制御されて、支持アーム40が、昇
降し、画線具42が載置面上の用紙に対して上昇又は接触
し、用紙上に、所定の作画が行われる。Y軸ガイド8
が、X軸レール4,6に沿って平行移動するとき、X軸レ
ール4,6の平行度に誤差があったり、あるいは、X軸レ
ール4,6のたわみがあっても、Xカーソル12,14は、Y軸
ガイド8とは独立して、X軸レール4,6に追従し、回転
方向に変位しながら、X軸レール4,6に沿って移動す
る。そのため、Y軸ガイド8の移動に伴って、X軸レー
ル4,6の平行誤差やたわみにより、Xカーソル12,14にか
かる偏荷重は、該Xカーソル12,14のY軸ガイド8に対
する回転変位によって吸収され、Xカーソル12,14はX
軸レール4,6に沿って円滑且つ正確に移動制御される。
尚、上記実施例は、第1図に示すように、Y軸ガイド
8にXモータ44に連係するためのベルトプーリ50,52,5
4,56を、ベルトプーリ取付板58,60に回転自在に軸支
し、このベルトプーリ取付板58,60をコロ支軸26,28に嵌
挿し、ナット62,64をコロ支軸26,28のねじ部に螺合し
て、プーリ取付板58,60を、コロ支軸26,28に固定してい
るが、第4図に示すように、上記ベルトプーリに相当す
るベルトプーリ66,68を、Y軸ガイド8に一体的に形成
された立ち上り部8a,8bに回転自在に軸支するようにし
ても良い。
〔効果〕
本発明は上述の如くXカーソルがX軸レールに対して
追従して移動することができるために、X軸レールに対
するY軸ガイドの取り付け組立精度が多少ラフでも良
く、また、2本のX軸レールの平行度に誤差があったり
あるいは、たわみが生じても、XカーソルがY軸ガイド
とは独立して移動してくれるため、Xカーソルに移動誤
差が生じにくい等の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は外観図、第2図平面図、第3図は背面図、第4
図は他の実施例を示す外観図、第5図は従来技術の外観
図である。 2……ケーシング、4,6……X軸レール、8……Y軸ガ
イド、12,14……Xカーソル、16……サラバネ、18……
座金、20……ナット、22,24……ガイドコロ、30,32,34,
36……ワイヤプーリ、38……Yカーソル、40……支持ア
ーム、42……画線具、44……Xモータ、46……Yモー
タ、48……ソレノイド、50,52,54,56……ベルトプー
リ、58,60……取付板、62,64……ナット、66,68……ベ
ルトプーリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】載置面上に載置されるケーシング2と、該
    ケーシング2に固定された一対の互いに略平行なX軸レ
    ール4,6と、該X軸レール4,6に沿って移動自在に取り付
    けられた、Xモータに連係するXカーソル12,14と、前
    記Xカーソル12,14に両端が取り付けられたY軸ガイド
    8と、前記Y軸ガイド8に移動自在に取り付けられた、
    Yモータに連係するYカーソル38と、前記Yカーソル38
    に支持され前記ケーシング2の開口部から前記ケーシン
    グ2の前方に突出する画線具が取り付けられた支持アー
    ム40とを備えた自動画線機において、前記Xカーソル1
    2,14のそれらの移動方向の略中間位置を前記Y軸ガイド
    8に回転自在に軸支したことを特徴とするXカーソル支
    持装置。
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