JP2009108993A - ステッピング・アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、かつ、電磁力の使用を必須とせずに、ステップ動作を行わせることができるアクチュエータを提供する。
【解決手段】第1ガイド部11と第2ガイド部12は、隣接して、一方向に凸となる略山形状を形成している。従動部材3は、ガイド部材1に対して押圧されている。第1傾斜部21は、ガイド部材1に対して、前記一方向にほぼ沿って往復動可能とされている。第1傾斜部21は、その往動時に、第1ガイド部11の基端側から先端側まで、従動部材3を押圧して移動させる。第2ガイド部12は、第1ガイド部11の先端側まで移動した従動部材3を、第2ガイド部12の基端側まで案内する。駆動部材2を一往復させることにより、従動部材3を、一ステップ分移動させることができる。駆動部材2の往復動作は、例えば空気圧を用いることにより行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステップ動作を行うためのアクチュエータに関するものである。より詳しくは、本発明は、一方向に沿う往復動を、異なる方向への、ステップ状の移動あるいは回転に変換することができるアクチュエータに関するものである。
MRI(magnetic resonance imaging)は、放射線による被曝の恐れがなく、また多様な可視化機能を備えているため、極めて有用な医用画像撮像法として広く普及している。加えて近年、患者が入るスペース(いわゆるガントリ)が外部に開いたタイプのMRI(いわゆるオープンガントリMRI)が登場した。これにより、手術中にMRIを用いることが可能になった。したがって、MRIで手術箇所を可視化しながら、精確な手術を行うという、MRI誘導下手術が提案されてきている。
一方、MRI画像により、手術部位などの位置情報を得ることができる。この情報を利用して手術を支援するために、いわゆるMRI環境下手術用ロボットの研究も行われている。しかし、通常のメカトロニクス機器は、MRIが発生させる電磁波や強力な静磁場の影響を受けてしまうだけでなく、MRI画像に歪みやノイズなどの影響を与えてしまうことが多い。
そこで、従来の研究では、強磁場環境中でも動作可能な超音波モータが多く用いられてきた(非特許文献1)。しかし、超音波モータを駆動するための電流により生じる電磁波のため、MRI画像にノイズが混入することがあるなどの問題が、依然として残っている。
空気や水を動力伝達の媒体として用いる方法は、一般的に低速動作が難しいことや、精確で再現性のある位置決めが困難であるという問題がある。しかし、空圧式のステッピングモータも研究されている(非特許文献2)。さらに、MRIへの対応を考慮した空圧ステッピングモータが最近報告された(非特許文献3)。しかしながら、これら従来の空圧モータでは、動作が比較的低速かつ低トルクであるため用途が限られることや、構造が複雑であるなどの問題点があると考えられる。
Ken Masamune, et al., Development of an MRI-Compatible Needle Insertion Manipulator for Stereotactic Neurosurgery. Journal of Image Guided Surgery 1:242-248, 1995 Koichi Suzumori, et al., NUTATION MOTOR: A New Direct-drive Stepping Motor for Robots. IEEE Technical Exhibition Based Conference on Robotics and Automation Proceedings: 21-22, November, 2004 Dan Stoianovic, et al., A New Type of Motor: Pneumatic Step Motor. TRANSACTIONS ON MECHATRONICS 12(1): 98-106, February, 2007
本発明は、前記した事情に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、簡単な構成で、かつ、電磁力の使用を必須とせずに、ステップ動作を行わせることができるアクチュエータを提供することである。
本発明は、下記のいずれかの項目に記載の構成を備えている。
(項目1)
ガイド部材と、駆動部材と、従動部材とを備え、
前記ガイド部材は、第1ガイド部と、第2ガイド部とを備えており、
前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とは、互いに異なる方向に傾斜して延長されており、
かつ、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部は、隣接することによって、一方向に凸となる略山形状を形成するようになっており、
前記従動部材は、前記ガイド部材に対して押圧されており、
かつ、前記従動部材は、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部に接触しながら、前記一方向に交差する方向に移動できるように、前記一方向において往復動可能とされており、
前記駆動部材は、第1傾斜部を備えており、
前記第1傾斜部は、前記第2ガイド部とほぼ平行な方向に傾斜しており、
かつ、前記第1傾斜部は、前記ガイド部材に対して、前記一方向にほぼ沿って往復動可能とされており、
さらに、前記第1傾斜部は、往動時に、第1ガイド部の基端側から、前記第1ガイド部の先端側まで、前記従動部材を押圧して移動させる構成となっており、
前記第2ガイド部は、前記第1ガイド部の先端側まで移動した前記従動部材を、前記第2ガイド部の基端側まで案内する構成となっている、
ことを特徴とする、ステッピング・アクチュエータ。
この発明においては、駆動部材の第1傾斜部を往動させることにより、第1傾斜部を従動部材に突き当てて、この従動部材を、第1ガイド部の基端側から先端側まで移動させることができる。さらに、第1ガイド部の先端側に移動した従動部材は、従動部材からガイド部材への押圧力によって、第2ガイド部の先端側から基端側まで移動する。このとき、従動部材は、第2ガイド部によって案内される。
このようにして本発明によれば、駆動部材を往動させることにより、従動部材を、第1ガイド部の基端側から、隣接する第2ガイド部の基端側まで移動させることができる。この移動を一ステップと捉えることができる。
下記項目2のように、第1ガイド部及び第2ガイド部を複数設け、それらに対応する駆動部材も複数設ければ、駆動部材の往復動により、従動部材を、複数ステップだけ移動させることができる。つまり、駆動部材の往復回数を制御することにより、従動部材の移動量を制御することができる。
(項目2)
前記第1ガイド部及び第2ガイド部は複数とされており、
前記複数の第1ガイド部と前記複数の第2ガイド部は、一つずつ交互に、かつ隣接して配置されることによって、前記一方向に凸となる、複数の略山形形状を形成するようになっており、
前記第1傾斜部は複数とされており、
前記複数の第1傾斜部は、前記複数の第1ガイド部の全部又は一部に対応する位置に配置されている
ことを特徴とする、項目1に記載のステッピング・アクチュエータ。
(項目3)
前記複数の第1ガイドと複数の第2ガイド部とは、ほぼ一つの円周上に配置されており、前記従動部材は、前記複数の第1ガイド部と複数の第2ガイド部とによって案内されながら、前記円周に沿って回転する構成となっている
ことを特徴とする、項目2に記載のステッピング・アクチュエータ。
このようにすれば、従動部材を回転させることができる。つまり、この発明によれば、駆動部材における往復動を、従動部材における回転に変換することができる。
(項目4)
前記駆動部材は、第2傾斜部をさらに備えており、
前記第2傾斜部は、前記第1ガイド部とほぼ平行な方向に傾斜しており、
かつ、前記第2傾斜部は、前記ガイド部材に対して、前記一方向にほぼ沿って往復動可能とされており、
さらに、前記第2傾斜部は、往動時に、第2ガイド部の基端側から、前記第2ガイド部の先端側まで、前記従動部材を押圧して移動させる構成となっており、
前記第1ガイド部は、前記第2ガイド部の先端側まで移動した前記従動部材を、前記第1ガイド部の基端側まで案内する構成となっている、
ことを特徴とする、ステッピング・アクチュエータ。
この発明によれば、第2傾斜部を用いることにより、従動部材を、第1傾斜部を用いた場合とは逆の方向に移動させることができる。
(項目5)
前記第1傾斜部は、流体圧によって往復動する構成となっている
ことを特徴とする項目1〜4のいずれか1項に記載のステッピング・アクチュエータ。
この発明では、流体圧を用いることにより、電磁力を用いずに、第1傾斜部を往復動させることができる。このため、このアクチュエータは、MRIの環境下において使用した場合であっても、MRI機器の動作に悪影響を及ぼしにくいという利点がある。
(項目6)
前記第1傾斜部及び第2傾斜部は、いずれも流体圧によって往復動する構成となっている
ことを特徴とする項目4に記載のステッピング・アクチュエータ。
項目6の発明では、流体圧を用いることにより、電磁力を用いずに、第1及び第2傾斜部を往復動させることができる。このため、このアクチュエータは、MRIの環境下において使用した場合であっても、MRI機器の動作に悪影響を及ぼしにくいという利点がある。
(項目7)
前記従動部材は、弾性部材を用いて、前記ガイド部材に対して押圧されている
ことを特徴とする項目1〜6のいずれか1項に記載のステッピング・アクチュエータ。
本発明においては、第1ガイド部の先端側に達した従動部材は、弾性部材による押圧力を用いて、第2ガイド部の基端側まで到達することができる。
(項目8)
前記従動部材は、流体圧を用いて、前記ガイド部材に対して押圧されている
ことを特徴とする項目1〜6のいずれか1項に記載のステッピング・アクチュエータ
本発明においては、第1ガイド部の先端側に達した従動部材は、流体圧による押圧力を用いて、第2ガイド部の基端側まで到達することができる。
本発明によれば、簡単な構成で、かつ、電磁力の使用を必須とせずに、ステップ動作を行わせることができるアクチュエータを提供することが可能になる。
以下、本発明の一実施形態に係るステッピング・アクチュエータを、添付の図面に基づいて説明する。
(動作原理の説明)
まず、本実施形態に係るステッピング・アクチュエータの動作原理を、図1に基づいて説明する。
(基本的な構成)
本実施形態のステッピング・アクチュエータは、基本的には、ガイド部材1と、駆動部材2と、従動部材3とを備えている(図1参照)。ガイド部材1は、複数の第1ガイド部11と、複数の第2ガイド部12とを備えている。本実施形態における複数の第1ガイド部11どうし、及び、複数の第2ガイド12どうしは、いずれも、同じ機能を発揮するので、同じ符号を用いて説明する。
ガイド部材1は、全体として円筒状に形成されている。第1ガイド部11と第2ガイド部12とは、このガイド部材1の軸線方向における端部に形成されている。
第1ガイド部11と第2ガイド部12とは、互いに異なる方向に傾斜して延長されている。かつ、第1ガイド部11と第2ガイド部12は、隣接することによって、一方向(図1における上方向)に凸となる略山形状を形成するようになっている。
より具体的には、第1ガイド12と第2ガイド部12とで構成される山形状の部分が連続することによって、谷部13と頂部14とが連続する三角波形状が形成されている。
従動部材3は、基板30と複数の突出部31とを備えている。突出部31は、基板30の一面(図1において下面)から突出している。
基板30は、図示しないシャフトに取り付けられており、それ自身の回転によってシャフトを回転させることができるようになっている。また、基板30は、シャフトの軸線方向(図1の上下方向)に沿って、シャフトとは独立して移動できるようになっている。
さらに、基板30は、図示しない弾性部材あるいは流体圧を用いて、ガイド部材1に向けて押圧されている。
突出部31は、複数の第1ガイド部11の配置周期(ピッチ)と同じ周期で配置されている。つまり、一つの突出部31と一つの第1ガイド部11との位置関係は、他の突出部31及び第1ガイド部11の位置関係と基本的に同じである。また、突出部31は、図1の奥行き方向において幅広とされており、第1傾斜部21、第1ガイド部11及び第2ガイド部12に接触可能とされている。
以上の構成により、本実施形態の従動部材3は、第1ガイド部11及び第2ガイド部12に接触しながら、前記した一方向に交差する方向(図1中の左右方向)に移動できるように、一方向において往復動可能とされている。
駆動部材2は、全体として半円筒形状に形成されている。駆動部材2の軸線方向における端部には、第1傾斜部21と立ち上がり部22とが形成されている。
第1傾斜部21は、第2ガイド部12とほぼ平行な方向に傾斜している。また、第1傾斜部21は、ガイド部材1に対して、前記した一方向(図1中上下方向)にほぼ沿って往復動可能とされている。
さらに、第1傾斜部21は、往動時に、第1ガイド部11の基端側(谷部13)から、第1ガイド部11の先端側(頂部14)まで、従動部材3の突出部31を押圧して移動させる構成となっている。具体的には、第1傾斜部21の幅W1は、谷部13から頂部14までの幅W2よりも大きくなっている。これにより、この実施形態では、第1傾斜部21により、頂部14よりもさらに前方(この実施形態では図中右側方向)へ、突出部31を移動させることができるようになっている。
(基本的な動作方法)
次に、図2及び図3を参照しながら、図1に示したアクチュエータの動作を説明する。
(図2の(a))
まず、初期状態においては、突出部31の先端が、ガイド部材1の谷部13に位置しているとする。本実施形態では、この状態においては、第1傾斜部21と突出部31とは離間している。なお、以下の説明では、説明の便宜上、図2及び図3における上方向への移動を上昇、反対方向への移動を下降と称することがあるが、この説明は、このアクチュエータの設置状態における方向を制約するものではない。
(図2の(b))
その後、駆動部材2を、図2中の上方向に移動させる。これにより、第1傾斜部21も上昇して、突出部31の下端に接触する。
(図2の(c))
さらに駆動部材2を上昇させる。すると、第1傾斜部21が突出部31を押し上げる。このとき、突出部31は、第1傾斜部21の傾斜に従って、第1ガイド部11の基端側から先端側へ移動させられる。つまり、図2においては、図中右側へ移動する。
これにより、本実施形態では、駆動部材2における一方向(図2中上方向)への運動を、この一方向に交差する方向(図2中右方向)への、従動部材3における運動に変換することができる。より具体的には、この実施形態では、従動部材3は、図2の平面視において時計方向に回転する。
(図2の(d))
さらに駆動部材2を上昇させると、第1傾斜部21が突出部31をさらに押し上げる。これにより、従動部材3がさらに回転させられる。
(図2の(e))
さらに駆動部材2を上昇させると、突出部31は、頂部14、すなわち、第1ガイド部11の先端へ移動する。この段階では、突出部31は、第1ガイド部11に隣接する第2ガイド部の先端側に移行し始める。
(図2の(f))
さらに駆動部材2を上昇させると、第1傾斜部21からの押し上げにより、突出部31は、頂部14を超えて、第2ガイド部12の基端側(つまり隣接する谷部13の側)にやや近付く。この実施形態では、この段階が、駆動部材2の往動ストロークの上限となっている。第1傾斜部21によって、頂部14をやや越えた位置まで突出部31を移動させることにより、後述する行程に円滑に移行することができる。
(図3の(g))
ついで、駆動部材2の復動行程に移行する。ここでは、駆動部材2が、初期位置に向けて復帰し始める。すなわち、図3において下方向に移動する。
一方、従動部材3は、適宜な押圧手段により、ガイド部材1に向けて付勢されている。しかしながら、この状態では、突出部31の側面は、駆動部材2の立ち上がり部22に接触して支持される。これにより、突出部31の位置は、立ち上がり部22と接触している間、ほぼ一定とされる。
したがって、本実施形態では、復動行程が始まる時点での突出部31の位置を精度良く位置決めすることが可能であるという利点がある。
(図3の(h))
ついで、駆動部材2をさらに下降させる。この段階でも、突出部31が立ち上がり部22に接触している間は、突出部31は移動しない。このため、従動部材3は停止している。
(図3の(i))
ついで、駆動部材2をさらに下降させる。この段階では、突出部31と立ち上がり部22との接触が解除される。一方、従動部材3は、ガイド部材1に向けて付勢されている。このため、従動部材3の突出部31は、第2ガイド部12に接触しながら、第2ガイド部12の基端側、すなわち谷部13に向けて移動し始める。第2ガイド部12は、第1ガイド部11とは逆方向に傾斜しているので、従動部材3への付勢力を利用して、突出部31を、谷部13の方向に移動させることができる。これにより、従動部材3は、平面視した状態で時計回りにさらに回転する。
(図3の(j))
ついで、駆動部材2をさらに下降させる。この段階では、駆動部材2の第1傾斜部21と突出部31との接触はない。突出部31は、第2ガイド部12に案内されながら、谷部13に向けてさらに移動する。
(図3の(k))
ついで、駆動部材2をさらに下降させる。これにより、駆動部材2は、復動ストロークの終端に達する。この段階でも、駆動部材2の第1傾斜部21と突出部31との接触はない。突出部31は、第2ガイド部12に案内されながら移動し、谷部13に達する。なお、この段階では、第1傾斜部21と突出部31との接触がないため、駆動部材2が復動ストロークの終端に達する時点と、突出部31が谷部13に達する時点とは、必ずしも一致しなくてもよい。
この状態で、初期状態に復帰する。次に駆動部材2を駆動するまでの間は、この状態を維持する。このため、本実施形態によれば、駆動部材2を往復動させることによって、従動部材3をステップ的に駆動することができる。
本実施形態では、駆動部材2が一往復することによって、従動部材3が、ガイド部材1の谷部13から、隣接する谷部13まで移動する。したがって、駆動部材2の一往復(つまり一周期)に対する従動部材3の移動距離を、精度良く決定することができるという利点もある。つまり、本実施形態によれば、位置決めの精度が高いステッピング・アクチュエータを提供することができる。
また、本実施形態では、駆動部材2の往復動や、従動部材3への押圧は、例えば空気圧やバネなどにより実現することができる。すなわち、本実施形態のアクチュエータは、電磁力を使用せずに実装することが可能である。もちろん、電磁力を用いた実装も理論的には可能である。
さらに、本実施形態のアクチュエータは、比較手に簡単な構成により、ステップ動作を行うアクチュエータを実現することができるという利点もある。
(第1実施例のステッピング・アクチュエータ)
以下、さらに具体的な例としてのステッピング・アクチュエータを、第1実施例として説明する。この第1実施例の説明においては、既に説明した構成要素については、同じ符号を用いることにより、説明を簡略化する。
この第1実施形態に係るステッピング・アクチュエータの全体的な構成を図4〜図9に示す。このアクチュエータでは、従動部材3の上方に、弾性部材としてのバネ4が配置されている(図6及び図9参照)。バネ4の周囲は、このバネ4を収納するハウジング5によって囲われている。
また、従動部材3には、シャフト6が取り付けられている。シャフト6は、従動部材3に対して、軸方向に相対移動可能とされている。さらに、シャフト6は、従動部材3が軸回りに回転すると、それに伴って軸回りに回転するようになっている。
具体的な従動部材3の構成例を図10〜図12に示す。従動部材3の基板30の中央には、略六角形状の穴30aが形成されている。この穴30aに、略六角形状のシャフト6がはまる構成となっている。また、シャフト6の下端は、穴30aから抜け出さないように、拡張されている(図示せず)。
また、第1実施例のガイド部材1は、円筒状のガイド部材本体10をさらに備えている(図13〜図15参照)。このガイド部材本体10の内側に、第1ガイド部11と第2ガイド部12とが形成されている。従動部材3は、ガイド部材本体10の内部に配置されている(図6、図16及び図17参照)。
第1実施形態の駆動部材2は、第1駆動部2aと第2駆動部2bとを備えている(図16及び図17参照)。第1駆動部2a及び第2駆動部2bは、いずれも、ガイド部本体10の内部に配置されている(図9及び図17参照)。
前記した第1傾斜部21及び立ち上がり部22は、第1駆動部2aに形成されている(図18〜図20参照)。
第2駆動部2bには、第1駆動部2aと同様に、第2傾斜部23及び立ち上がり部24が形成されている(図21〜図23参照)。ただし、第2傾斜部23は、第1傾斜部21とは逆方向に傾斜している(図21及び図22参照)。
第1駆動部2a及び第2駆動部2bは、後述する第1ピストン81及び第2ピストン82の上端にそれぞれ固定されている。
また、第1実施例のアクチュエータは、さらに、シリンダ部材7を備えている(図6及び図9参照)。シリンダ部材7は、図9において上下方向に貫通された、断面円筒状の第1シリンダ71と第2シリンダ72とを備えている。
前記第1ピストン81は、第1シリンダ71の内部に、気密状態で収納されている(図9参照)。同様に、前記第2ピストン82は、第2シリンダ72の内部に、気密状態で収納されている。
一方、第1シリンダ71及び第2シリンダ72には、それぞれ、空気圧を供給するための第1配管91と第2配管92とが接続されている(図6参照)。第1配管91及び第2配管92は、独立したタイミングで、それぞれ、第1シリンダ71及び第2シリンダ72に対して正圧と負圧を選択的に加えることができるようになっている。このような構成は、適宜な空気圧供給源とバルブとバルブ開閉の制御手段とを組み合わせることで容易に実現できるので、詳しい説明は省略する。
第1配管91に正圧を加えた場合には、第1ピストン81が往動し、負圧を加えた場合には、これが復動するようになっている。同様に、第2配管92に正圧を加えた場合には、第2ピストン82が往動し、負圧を加えた場合には、これが復動するようになっている。
(第1実施例の動作)
つぎに、第1実施例に係るステッピング・アクチュエータの動作を説明する。この実施例においても、基本的な動作は、図2及び図3に基づいて説明した通りである。
第1実施例では、まず、第1配管91を正圧とし、第2配管92を負圧とする。これにより、第1ピストン81のみを往動させることができる。すると、駆動部材2の第1傾斜部21が上昇する。これにより、図2(a)〜(f)に示したように、従動部材3を回転させることができる。このとき、従動部材3は、若干上昇し、これによって、バネ4が若干圧縮される。
その後、第1配管91を負圧とする。第2配管92は引き続いて負圧としておく。これにより、第1ピストン81が復動する。すると、バネ4の復元力により、従動部材3が下降する。これにより、図3(g)〜(k)に示したように、従動部材3をさらに回転させることができる。このようにして1ステップ分の回転を、第2駆動部2bの往復動により実現することができる。
以降、駆動部材2を必要なステップ数だけ往復動させることにより、必要な回転角度及び回転数を得ることができる。
(逆方向回転の場合)
つぎに、従動部材3を逆方向に回転させる手順について説明する。この場合は、駆動部材2の第2駆動部2bを用いる。
まず、第1配管91を負圧とし、第2配管92を正圧とする。これにより、第2ピストン82のみを往動させることができる。すると、駆動部材2の第2傾斜部23が上昇する。これにより、図2(a)〜(f)に示したように、従動部材3を回転させることができる。ただし、第2傾斜部23は、第1傾斜部21とは逆方向に傾斜しているので、従動部材3は、逆方向に回転する。それ以外の動作は第1傾斜部21の場合と同様である。
その後、第2配管92を負圧とする。第1配管91は引き続いて負圧としておく。これにより、第2ピストン82が復動する。すると、バネ4の復元力により、第2傾斜部23が下降する。これにより、図3(g)〜(k)に示したように、従動部材3をさらに回転させることができる。この場合、従動部材3は、第1ガイド部11の上面に沿って下降するので、従動部材3の回転方向は、図示の例とは逆になる。このようにして1ステップ分の逆方向回転を、駆動部材2の往復動により実現することができる。
(第2実施例のステッピング・アクチュエータ)
つぎに、第2実施例に係るステッピング・アクチュエータを図24に基づいて説明する。なお、第2実施例の説明においては、前記した第1実施例の構成要素と基本的に共通するものについては、同じ符号を用いることにより、説明を簡素化する。
前記した第1実施例のアクチュエータでは、バネ4を用いて、従動部材3をガイド部材1の方向に付勢していた。これに対して、第2実施例のアクチュエータでは、空気圧を用いて、従動部材3をガイド部材1の方向に付勢する。
具体的には、第2実施例のシリンダ部材7には、第3シリンダ73がさらに形成されている。この第3シリンダ73の内部には、ロッド100の一端(図24において下端)が、気密状態ではめ込まれている。ロッド100の他端(図24において上端)は、従動部材3の基板30の下面に取り付けられている。第3シリンダ73には、配管(図示せず)が接続されており、第3シリンダ73の内部を負圧に制御できるようになっている。
第2実施例のアクチュエータによれば、第3シリンダ73の内部を負圧に保つことにより、従動部材3を、ガイド部材1の方向に付勢することができる。しかも、この実施例では、空気圧を用いて付勢しているので、空気の弾力により、従動部材3は、シャフト6の軸線方向に若干移動することが可能となる。
また、第2実施例のアクチュエータによれば、バネ4の設置を省略することができる。バネ4を金属により構成した場合には、微少ながらMRI画像に影響するおそれがある。本実施例では、そのようなおそれを減少させることが可能になる。
また、第2実施例のアクチュエータによれば、従動部材3の上下動に併せて、第3シリンダ73の内圧を周期的に制御することができる。これにより、従動部材3の上下動を円滑とすることができる。
なお、前記実施形態及び実施例の記載は単なる一例に過ぎず、本発明に必須の構成を示したものではない。各部の構成は、本発明の趣旨を達成できるものであれば、上記に限らない。
例えば、前記実施形態では、第1ガイド部11と第2ガイド部12とを直線状に形成し、全体として三角波形状としている。しかしながら、第1ガイド部11と第2ガイド部12とを曲線状に形成し、全体として正弦波形状とすることも可能である。さらには、第1ガイド部11と第2ガイド部12とを双曲線状に形成することで、頂部14を鋭角に形成することもできる。要するに、第1ガイド部11と第2ガイド部12とは、駆動部材2の往動時においては、従動部材3を頂部14に向けて案内し、かつ、駆動部材2の復動時においては、従動部材3を谷部13に向けて案内するものであればよい。
また、前記実施形態では、第1ガイド部11と第2ガイド部12とで形成される三角形が左右対称形状となっているが、左右非対称とすることも可能である。しかしながら、逆方向への移動も行う場合、設計や制御の容易さを考えると、現実的には、左右対称形状とすることが好ましい。
さらに、前記した第1実施例では、バネ4を用いて、従動部材3をガイド部材1の方向に付勢しているが、第2実施例に記載したように、空気圧を用いて付勢することもできる。さらには、ゴムなどの適宜の弾性部材を用いて付勢することもできる。また、従動部材3全体を上下動させるのではなく、突出部31を、適宜の固さの弾性材料(例えば硬質ゴムなど)とすることにより、突出部31の上下方向への変形を許容しながら、従動部材3を横方向に移動させることも考えられる。
さらに、前記した各実施例では、空気圧を用いて駆動部材2を往復動させているが、油圧や水圧などの適宜の流体圧を用いることも可能である。さらには、歯車機構、ラック・ピニオン機構、ボールねじ機構などの別の機構を用いて駆動部材2を往復動させることも可能である。駆動部材2を往復動させる機構は、アクチュエータとして必要な動作速度、出力トルク、設計の容易さ、コストなどの種々の要因を考慮して決定される。
また、前記した実施形態及び各実施例では、従動部材3を回転させているが、原理的には、従動部材を直動させることも可能である。
さらに、前記した実施形態及び各実施例では、第1傾斜部21及び第2傾斜部23をそれぞれ複数個設けているが、原理的には、突出部31を所定のピッチで複数形成し、1サイクル当たりに一つの突出部31を一つの傾斜部で順次移動させる構成とすることもできる。同様に、一つの突出部31を、複数の第1傾斜部21又は第2傾斜部23で順次移動させることもできる。
本発明の一実施形態に係るステッピング・アクチュエータの原理的な構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るステッピング・アクチュエータの動作を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態に係るステッピング・アクチュエータの動作を説明するための説明図である。 本発明の第1実施例に係るステッピング・アクチュエータを組み立てた状態での外観を示す斜視図である。 図4の平面図である。 図5におけるA−A線に沿う断面図である。 図4に示すステッピング・アクチュエータの分解斜視図である。 図7の平面図である。 図8におけるB−B線に沿う断面図である。 第1実施例における従動部材の斜視図である。 図10の側面図である。 図11の正面図である。 第1実施例におけるガイド部材の斜視図である。 図13の平面図である。 図14のC−C線に沿う断面図である。 第1実施例におけるガイド部材に組み込まれる従動部材及び駆動部材を示す分解斜視図である。 図16の縦断面図である。 第1実施例における第1駆動部を示す斜視図である。 図18の右側面図である。 図19の正面図である。 第1実施例における第2駆動部を示す斜視図である。 図21の右側面図である。 図22の正面図である。 本発明の第2実施例に係るステッピング・アクチュエータを組み立てた状態での縦断面図である。
符号の説明
1 ガイド部材
10 ガイド部材本体
11 第1ガイド部
12 第2ガイド部
13 谷部
14 頂部
2 駆動部材
2a 第1駆動部
2b 第2駆動部
21 第1傾斜部
22 立ち上がり部
23 第2傾斜部
24 立ち上がり部
3 従動部材
30 基板
30a 穴
31 突出部
4 バネ(弾性部材)
5 ハウジング
6 シャフト
7 シリンダ部材
71 第1シリンダ
72 第2シリンダ
73 第3シリンダ
81 第1ピストン
82 第2ピストン
91 第1配管
92 第2配管
100 ロッド

Claims (8)

  1. ガイド部材と、駆動部材と、従動部材とを備え、
    前記ガイド部材は、第1ガイド部と、第2ガイド部とを備えており、
    前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とは、互いに異なる方向に傾斜して延長されており、
    かつ、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部は、隣接することによって、一方向に凸となる略山形状を形成するようになっており、
    前記従動部材は、前記ガイド部材に対して押圧されており、
    かつ、前記従動部材は、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部に接触しながら、前記一方向に交差する方向に移動できるように、前記一方向において往復動可能とされており、
    前記駆動部材は、第1傾斜部を備えており、
    前記第1傾斜部は、前記第2ガイド部とほぼ平行な方向に傾斜しており、
    かつ、前記第1傾斜部は、前記ガイド部材に対して、前記一方向にほぼ沿って往復動可能とされており、
    さらに、前記第1傾斜部は、往動時に、第1ガイド部の基端側から、前記第1ガイド部の先端側まで、前記従動部材を押圧して移動させる構成となっており、
    前記第2ガイド部は、前記第1ガイド部の先端側まで移動した前記従動部材を、前記第2ガイド部の基端側まで案内する構成となっている、
    ことを特徴とする、ステッピング・アクチュエータ。
  2. 前記第1ガイド部及び第2ガイド部は複数とされており、
    前記複数の第1ガイド部と前記複数の第2ガイド部は、一つずつ交互に、かつ隣接して配置されることによって、前記一方向に凸となる、複数の略山形形状を形成するようになっており、
    前記第1傾斜部は複数とされており、
    前記複数の第1傾斜部は、前記複数の第1ガイド部の全部又は一部に対応する位置に配置されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載のステッピング・アクチュエータ。
  3. 前記複数の第1ガイドと複数の第2ガイド部とは、ほぼ一つの円周上に配置されており、前記従動部材は、前記複数の第1ガイド部と複数の第2ガイド部とによって案内されながら、前記円周に沿って回転する構成となっている
    ことを特徴とする、請求項2に記載のステッピング・アクチュエータ。
  4. 前記駆動部材は、第2傾斜部をさらに備えており、
    前記第2傾斜部は、前記第1ガイド部とほぼ平行な方向に傾斜しており、
    かつ、前記第2傾斜部は、前記ガイド部材に対して、前記一方向にほぼ沿って往復動可能とされており、
    さらに、前記第2傾斜部は、往動時に、第2ガイド部の基端側から、前記第2ガイド部の先端側まで、前記従動部材を押圧して移動させる構成となっており、
    前記第1ガイド部は、前記第2ガイド部の先端側まで移動した前記従動部材を、前記第1ガイド部の基端側まで案内する構成となっている、
    ことを特徴とする、ステッピング・アクチュエータ。
  5. 前記第1傾斜部は、流体圧によって往復動する構成となっている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のステッピング・アクチュエータ。
  6. 前記第1傾斜部及び第2傾斜部は、いずれも流体圧によって往復動する構成となっている
    ことを特徴とする請求項4に記載のステッピング・アクチュエータ。
  7. 前記従動部材は、弾性部材を用いて、前記ガイド部材に対して押圧されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のステッピング・アクチュエータ。
  8. 前記従動部材は、流体圧を用いて、前記ガイド部材に対して押圧されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のステッピング・アクチュエータ。
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