JP2010075942A - スライド駆動機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置ループゲインを従来より高く設定して高速化可能なスライド駆動機構を提供する。
【解決手段】本発明のスライド駆動機構90は、1対のクランクシャフト40,40を同一回転軸上に並べて備え、それらクランクシャフト40,40とスライダ16との間が1対のコネクティングロッド20,20で連結されている。そして、サーボモータ30,30により、1対のクランクシャフト40,40を同一軸方向から見て相互に逆向きに回転駆動して、スライダ16の直動位置をフィードバック制御している。この構成により、スライダ16の両側部が1対の直動ガイド12,12に押し付けられた状態を維持されて直動することになり、サーボモータ30を制御するための位置ループゲインを高く設定することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、スライドにクランクシャフトとコネクティングロッドとを介してモータを連結し、モータの回転をスライドの直動運動に変換するスライド駆動機構に関する。
従来、この種のスライド駆動機構として、上下動可能に支持されたスライドの上方に1対のクランクシャフトを平行に配置し、それら1対のクランクシャフトとスライドとの間を1対のコネクティングロッドで連結した構造のものが知られている。そして、このスライド駆動機構では、サーボモータにて1対のクランクシャフトを対称回転させることで、モータの回転をスライドの直動運動に変換すると共に、1対のコネクティングロッドからスライドへに付与される水平方向の分力を相殺させていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−312995号公報(第1図、第2図、第4図)
しかしながら、上記した従来のスライド駆動機構では、サーボモータを駆動源とした発振が生じ易く、サーボモータによってスライドの位置を制御するための位置ループゲインを高く設定することができなかった。このため、指令に対するサーボモータの追従性が悪くなり、高速化が困難になっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、位置ループゲインを従来より高く設定して高速化可能なスライド駆動機構の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るスライド駆動機構は、1対の直動ガイドによって両側部を直動可能に支持されたスライドに、クランクシャフトとコネクティングロッドを介してサーボモータを連結し、サーボモータの回転出力をスライドの直動運動に変換するスライド駆動機構において、クランクシャフトを対にして同一回転軸上に並べて配置すると共に、それら1対のクランクシャフトとスライドとの間をコネクティングロッドでそれぞれ連結し、サーボモータにより、1対のクランクシャフトを同一軸方向から見て相互に逆向きに回転駆動して、スライドの直動位置をフィードバック制御するところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスライド駆動機構において、サーボモータは、一方のクランクシャフトに連結されたマスターサーボモータと、他方のクランクシャフトに連結されたスレーブサーボモータとからなり、マスターサーボモータにて、スライドの直動位置をフィードバック制御する一方、スレーブサーボモータにて位置制御を行わずに、スレーブサーボモータがマスターサーボモータと同じトルクを出力するようにトルク制御を行うところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1に記載のスライド駆動機構において、1対のクランクシャフトを対称回転させるように結合するリバース機構を設け、1つのサーボモータで1対のクランクシャフトを駆動するところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載のスライド駆動機構において、サーボモータが正転と逆転とを繰り返してクランクシャフトに振り子運動させるところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
従来のスライド駆動機構では、1対のクランクシャフトが平行に配置されていたのに対し、本発明に係る請求項1のスライド駆動機構では、1対のクランクシャフトが、同一回転軸上に並べて配置されると共に、同一軸方向から見て相互に逆向きに回転駆動されるので、1対のクランクシャフトから各コネクティングロッドを介して付与される力のうちスライドの直動方向とクランクシャフトの回転軸方向との両方向に直交した方向の分力が、従来のように相殺されずに、モーメント負荷としてスライドに作用する。そして、そのモーメント負荷によってスライドの両側部が1対の直動ガイドに押し付けられた状態で直動する。これにより、スライド駆動機構の可動部分におけるガタが排除されると共に、スライドと直動ガイドとの間の押し付けを伴った摩擦により発振が生じ難くなり、サーボモータによってスライドの位置を制御するための位置ループゲインを高く設定することができる。その結果、指令に対するサーボモータの追従性が向上し、高速化が可能になる。
[請求項2の発明]
請求項2のスライド駆動機構では、1対のクランクシャフトを2つのサーボモータで駆動するのでパワーアップが図られ、高速化が可能になる。また、2つのサーボモータの一方のマスターサーボモータにて位置制御を行う一方、他方のスレーブサーボモータでは位置制御を行わずに、マスターサーボモータと同じトルクを出力するようにトルク制御を行うので、両サーボモータ同士が邪魔し合うことがなくなる。
[請求項3の発明]
請求項3のスライド駆動機構によれば、1対のクランクシャフトの間をリバース機構で連結し、1つのサーボモータで1対のクランクシャフトを駆動制御するので、1対のサーボモータを備えた場合に比べて、サーボモータのコストを抑えることができると共にスライドの位置制御が容易になる。
[請求項4の発明]
請求項4のスライド駆動機構によれば、サーボモータが正転と逆転とを繰り返して、クランクシャフトに振り子運動させることで、1サイクルにおけるクランクシャフトの回動範囲を小さくなり、高速運転が可能になる。
[第1実施形態]
以下、図1〜図8に基づいて本発明に係るスライド駆動機構90(図1、図5参照)を備えたプレス機10の一実施形態について説明する。このプレス機10は、図1に示すように、鉛直に起立したベース盤11を有し、そのベース盤11の前面にスライド駆動機構90を備えている。具体的には、ベース盤11の前面には、図3に示すように、段付き状に陥没した矩形凹部11Aが形成されている。矩形凹部11Aは、横長の長方形になっており、その左右方向の両端部に直動ガイド12,12が配置されている。直動ガイド12は、角柱材の一側面の一側縁に沿って係止突条12Aを設けた構造をなし、平断面形状がL字形になっている。そして、直動ガイド12のうち係止突条12Aと対角位置にある角部を、矩形凹部11Aにおける左右方向の角部に宛がいかつ、矩形凹部11Aの奥面と側面とに直動ガイド12の側面を面当接させた状態で、各直動ガイド12がベース盤11に固定されている。また、矩形凹部11Aの奥面のうち直動ガイド12,12に挟まれた部分には、平板状の摺動メタル13が敷設されている。そして、前記した係止突条12A,12Aが、1対の直動ガイド12,12における対向面から互いに接近するように突出し、これにより、直動ガイド12,12の間に案内溝11Zが形成されている。
案内溝11Zには、スライド16が直動可能に係合している。スライド16は、図5に示すように、摺動メタル13に重ねられた板状をなし、その摺動メタル13に重ねられた後面は平坦面になっている。一方、スライド16の前面は、両側縁部が段付き状に後方に陥没し、これにより、スライド16の両側部に、全体より板厚が小さい直動係合壁16G,16Gが形成されている。そして、図3に示すように、スライド16の直動係合壁16G,16Gが直動ガイド12,12の係止突条12A,12Aと摺動メタル13との間に挟まれている。また、スライド16の両側面は、直動ガイド12,12同士の対向面に摺接可能に隣接配置されている。より詳細には、直動係合壁16Gの板厚は、係止突条12Aと摺動メタル13との間隔より僅かに小さくなっており、スライド16の両側面の間隔は、直動ガイド12,12同士の対向面の間隔より僅かに小さくなっている。これらにより、スライド16は案内溝11Zに隙間嵌めされた状態で上下に往復動可能になっている。
図1に示すように、スライド16の前面における下縁部には、その左右方向の中央を陥没させてツール固定部16Tが形成されいている。そして、ツール固定部16Tには、ツールホルダ17を介して1対の切断ツール18T,18Tと1つの曲げツール18が取り付けられている。曲げツール18は、上下方向に延びた矩形の平板状をなし、その下端面における左右方向の中央には、半円形の成形凹部18Aが形成されている。1対の切断ツール18T,18Tは、曲げツール18の左右両側に配置されている。各切断ツール18Tは、上下方向に延びた角柱状をなし、その下端面には、矩形溝18B(図6参照)が形成されている。なお、矩形溝18Bは、左右方向に延び、矩形溝18Bの奥面は、曲げツール18の下端面と略面一になっている。
曲げツール18の下方には、ベース盤11の前面から心金15が突出している。心金15は、成形凹部18Aの内面より僅かに小さい径の円柱状になっている。そして、図2に示すように、スライド16が直動範囲の下端側に移動したときに、曲げツール18の成形凹部18Aにおける内面が、心金15の外面と略同心円上に配置されるようになっている。
心金15の左右両側には、ベース盤11の前面から前方にワークガイドツール14,14が突出している。これらワークガイドツール14,14には、帯板状線材Wを挿通可能なガイド孔が左右方向に貫通形成されている。そして、帯板状線材Wがガイド孔に挿通されて、両ワークガイドツール14,14の間に差し渡された状態で、心金15の上部に隣接配置されるようになっている。この状態で、スライド16が下方に移動すると、切断ツール18T,18Tの矩形溝18B,18Bに帯板状線材Wの両端部を受容した状態で、切断ツール18T,18Tの下端エッジ部と、ワークガイドツール14,14におけるガイド孔の開口縁とが協働して帯板状線材Wをカットする。そして、カットされた所定長の帯板状線材Wを曲げツール18の成形凹部18Aにおける内周面と心金15の外周面との間で挟んでU字状に成形する。また、帯板状線材WのうちU字の底部を心金15と曲げツール18との間に挟んで固定した状態で、心金15に対して左右斜め45度下方から図示しない1対の補助曲げツールが心金15に向けて上昇し、U字状の帯板状線材Wの直線部分を心金15に押し付けて円弧状に成形する。これにより、帯板状線材W全体が円筒状に成形される。
図1に示すように、スライド16の上端部における左右方向の両端部寄り位置には、ロッド収容凹部16D,16Dが形成され、スライド16の上端部における左右方向の中央部には、中央凹部16Eが形成されている。また、スライド16のうちロッド収容凹部16Dより側方に残された第1ピン支持突壁16Aは、中央側に残された第2ピン支持突壁16Bより上方に高く突出している。さらに、スライド16には、1対の第1ピン支持突壁16A,16A及び1対の第2ピン支持突壁16B,16Bを一直線状に貫通するようにピン支持孔16Cが形成されている。また、左右1組ずつの第1と第2のピン支持突壁16A,16Bにおけるピン支持孔16Cに、それぞれロッド支持ピン19の両端部が支持されている。そして、これらスライド16の左右両端部に備えたロッド支持ピン19,19にコネクティングロッド20,20の下端部が連結されている。
コネクティングロッド20,20の上端部に連結される1対のクランクシャフト40,40とそれらの駆動源である1対のサーボモータ30,30等は、直動ガイド12,12より上方において左右対称に配置されている。具体的には、ベース盤11のうち直動ガイド12,12より上側部分には、ベース盤11の前面から1対のクランク基端支持壁21,21が突出している。また、ベース盤11の前面のうちクランク基端支持壁21,21の間からは、1対のクランク先端支持壁22,22が突出している。そして、それら左右1組ずつのクランク基端支持壁21とクランク先端支持壁22にクランクシャフト40の両端部がそれぞれ回転可能に軸支されている。
図4に示すように、クランク先端支持壁22には、左右方向に支持孔22Aが貫通形成されている。また、クランク先端支持壁22の支持孔22Aには、円筒状の摺動メタル37が嵌合固定されている。
クランク基端支持壁21は、クランク先端支持壁22より左右方向に大きくなっている。また、クランク基端支持壁21には、左右方向に支持孔21Aが貫通形成されている。そして、支持孔21Aのうちサーボモータ30側の端部は、内径が全体に比べて段付き状に小さくなっている。そして、その小径部分のサーボモータ30の先端部が嵌合して芯出しされた状態で、サーボモータ30に備えた固定フランジ30Fがクランク先端支持壁22に固定されている。
クランク基端支持壁21の支持孔21Aの大径部分の内部には、回転スリーブ32がクランク基端支持壁21側に寄せて収容されて、1対のコロベアリング34,34を介してクランク基端支持壁21に回転可能に支持されている。回転スリーブ32の中心には、シャフト嵌合孔32Aが貫通形成されている。シャフト嵌合孔32Aは、クランク先端支持壁22側とサーボモータ30側とで内径が異なっており、サーボモータ30側の内径が小さくなっている。また、シャフト嵌合孔32Aの中間の段差部には、シュパンリング33(登録商標)が嵌合されている。そして、サーボモータ30の出力シャフト31が、シャフト嵌合孔32Aにおける小径部分を貫通して大径部分の中間まで突入し、シュパンリング33によって出力シャフト31が回転スリーブ32に一体回転可能に固定されている。
クランクシャフト40は、先端支軸部40A、ロッド支軸部40B及び基端支軸部40Dを先端側から順番に備え、それら先端支軸部40A等は全て断面円形になっている。そして、両端部の先端支軸部40A及び基端支軸部40Dが、サーボモータ30の出力シャフト31と同軸上に配置され、中間部のロッド支軸部40Bが、サーボモータ30の出力シャフト31の中心軸からオフセットした位置に配置されている。また、ロッド支軸部40Bのうち基端支軸部40D側の縁部からは環状突条40Eが側方に張り出し、基端支軸部40Dのうちロッド支軸部40B側の縁部から連結フランジ40Cが側方に張り出している。
先端支軸部40Aは、クランク先端支持壁22における支持孔22A内に摺動メタル37を介して回転可能に軸支される。さらに、先端支軸部40Aの先端面には、先端支軸部40Aより径が大きなワッシャ36が螺子止めされている。
基端支軸部40Dは、先端支軸部40Aより太くなっていて、回転スリーブ32におけるシャフト嵌合孔32A内に嵌合されている。また、連結フランジ40Cは、回転スリーブ32の端面に宛がわれて、回転スリーブ32の端面に螺子41にて固定されている。これにより、基端支軸部40Dは、回転スリーブ32及びコロベアリング34を介してクランク先端支持壁22に回転可能に軸支されている。
ロッド支軸部40Bは、クランク基端支持壁21とクランク先端支持壁22との間に配置されると共に、上下方向でスライド16における前記ロッド収容凹部16Dに対向している。また、ロッド支軸部40Bのうち先端支軸部40A側の端面には、円形キャップ38が装着されている。その円形キャップ38は、薄皿状をなしかつ中心からずれた位置に貫通孔38Aを備えている。そして、その貫通孔38Aに先端支軸部40Aを貫通させた状態でロッド支軸部40Bの一端部に嵌合装着されると共に、貫通孔38Aの開口縁から突出した環状突起38Bを摺動メタル37の端面に当接させて抜け止めされている。
円形キャップ38をクランクシャフト40に装着することで、ロッド支軸部40Bの外周面には、前記した環状突条40Eと円形キャップ38とに挟まれた矩形溝が形成される。そして、その矩形溝に複数のコロ35が収容され、それら複数のコロ35を介してロッド支軸部40Bにコネクティングロッド20の上端部が回転可能に連結されている。
図6に示すように、コネクティングロッド20は、上端部に大径孔20Aを貫通形成して備える一方、下端部に小径孔20Bを備えている。そして、大径孔20Aには、クランクシャフト40のロッド支軸部40Bが前述の通り複数のコロ35を介して回転可能に連結されている。また、小径孔20Bには、摺動メタル19Mが嵌合固定され、前述の通りスライド16に固定されたロッド支持ピン19が、摺動メタル19Mを介して小径孔20Bに回転可能に連結されている。
以上の構成によりサーボモータ30の回転をスライド16の直動に変換するスライド駆動機構90が構成されている。即ち、このスライド駆動機構90により、各サーボモータ30にて各クランクシャフト40を回転駆動すると、コネクティングロッド20の上端部がクランクシャフト40における回転中心軸とロッド支軸部40Bの中心軸とのオフセット旋回径分だけ上下動して、スライド16を上下方向に直動させることができる。
さて、1対のクランクシャフト40,40は、共に両端部を上述の如くクランク基端支持壁21とクランク先端支持壁22とに回転可能に軸支され、同一回転軸上に並んでいる。そして、それらクランクシャフト40,40は、サーボモータ30,30によって同一軸方向から見て相互に逆向きに回転駆動される(図5の矢印A,B参照)。また、1対のサーボモータ30,30のうちの一方のサーボモータ30(例えば、図1の紙面に向かって右側のサーボモータ30)は、本発明に係る「マスターサーボモータ」に相当し、他方のサーボモータ30(例えば、図1の紙面に向かって左側のサーボモータ30)は、本発明に係る「スレーブサーボモータ」に相当する。そして、「マスターサーボモータ」としてのサーボモータ30のサーボアンプ(図示せず。以下、「マスターサーボアンプ」という)では、そのサーボモータ30に備えた回転位置センサ30Sにて出力シャフト31の回転位置に対応したスライド16の直動位置を検出して、スライド16の直動位置をフィードバック制御している。
具体的には、マスターサーボアンプには、スライド16を駆動する際の速度及び加速度と、スライド16及びコネクティングロッド20の質量、クランクシャフト40のイナーシャ等が設定されている。そして、設定された速度及び加速度でスライド16が動作するように、所定周期でサーボモータ30における出力シャフト31の移動目標位置を決定する。また、設定された速度及び加速度で各移動目標位置に到達するためのサーボモータ30(マスターサーボモータ)に対するトルク指令値、即ち、電流指令値を決定し、その電流指令値に応じた電流をサーボモータ30に通電する。さらに、マスターサーボアンプは、所定周期で各移動目標位置と実際の出力シャフト31の回転位置との偏差を演算し、その偏差に位置ループゲインを乗じて電流指令値に反映させている。
一方、「スレーブサーボモータ」としてのサーボモータ30のサーボアンプ(図示せず。以下、「スレーブサーボアンプ」という)は、マスターサーボアンプで決定した電流指令値を取り込み、その電流指令値に応じた電流を「スレーブサーボモータ」としてのサーボモータ30に通電するようになっている。
本実施形態のプレス機10の構成に関する説明は以上である。次ぎに、本実施形態のプレス機10の作用効果について説明する。プレス機10を起動すると、サーボモータ30,30が回転し、その回転がスライド駆動機構90のクランクシャフト40,40及びコネクティングロッド20,20を介してスライド16の直動に変換される。具体的には、図6に示すように、スライド16が直動ストロークの上端位置である上死点に配置されたときには、図1に示すように、クランクシャフト40,40におけるロッド支軸部40B,40Bの中心軸が、共にクランクシャフト40,40の回転中心軸より上方に位置して左右対称な状態になる。また、スライド16が直動ストロークの中間点に配置されたときには、図5及び図7に示すように、一方のクランクシャフト40におけるロッド支軸部40Bの中心軸がクランクシャフト40の回転中心軸よりベース盤11側に位置し、他方のクランクシャフト40におけるロッド支軸部40Bの中心軸がクランクシャフト40の回転中心軸よりベース盤11から離れた側に位置した状態になる。さらに、図8に示すように、スライド16が直動ストロークの下端位置である下死点に配置されたときには、図2に示すように、クランクシャフト40,40におけるロッド支軸部40B,40Bの中心軸が、共にクランクシャフト40,40の回転中心軸より下方に位置して左右対称な状態になる。そして、一方のサーボモータ30が一方向に連続回転し、他方のサーボモータ30が他方向に連続回転して、スライド16が上下方向に往復動する。
ここで、従来のスライド駆動機構では、1対のクランクシャフトが平行に配置されていたのに対し、本実施形態のスライド駆動機構90では、上記したように1対のクランクシャフト40,40が、同一回転軸上に並べて配置されると共に、同一軸方向から見て相互に逆向きに回転駆動される。これにより、1対のクランクシャフト40,40から各コネクティングロッド20,20を介して付与される力のうちスライド16の直動方向とクランクシャフト40,40の回転軸との両方向に直交した方向の分力は、従来のように相殺されずに、モーメント負荷としてスライド16に作用する。そして、そのモーメント負荷によってスライド16の両側部が1対の直動ガイド12,12に押し付けられた状態で直動する。
これにより、スライド駆動機構90の可動部分におけるガタが排除されると共に、スライド16と直動ガイド12,12との間の押し付けを伴った摩擦により発振が生じ難くなり、サーボモータ30によってスライド16の位置を制御するための位置ループゲインを高く設定することができる。その結果、マスターサーボアンプで決定した位置指令に対するサーボモータ30の追従性が向上し、高速化が可能になる。また、本実施形態のスライド駆動機構90では、1対のクランクシャフト40,40を2つのサーボモータ30,30で駆動するのでパワーアップが図られ、この点においても高速化が可能になる。さらに、マスターサーボモータとしての一方のサーボモータ30にて位置制御を行う一方、スレーブサーボモータとしての他方のサーボモータ30では位置制御を行わずに、マスターサーボモータとしてのサーボモータ30と同じトルクを出力するようにトルク制御を行うので、両サーボモータ30,30同士が邪魔し合うこともない。
[第2実施形態]
図9には、本実施形態のプレス機10Vが示されている。このプレス機10Vが有するスライド駆動機構90Vは、1対のクランクシャフト40X,40Yの間をリバース機構91で連結し、1つのサーボモータ30で1対のクランクシャフト40X,40Yを駆動制御する構成になっている。具体的には、1対のクランクシャフト40X,40Yは、共に前記第1実施形態と同様に両端部を、クランク基端支持壁21及びクランク先端支持壁22に回転可能に軸支されている。そして、図9のうち向かって左側に配置された一方のクランクシャフト40Xの基端部には、サーボモータ30の出力シャフト31が連結されている。
両クランクシャフト40X,40Yのうち互いに向かい合った先端部は、クランク先端支持壁22,22から互いに接近する側に突出している。そして、両クランクシャフト40X,40Yの先端部には、第1ピニオンギヤ92,92がそれぞれキー連結されている。また、クランク先端支持壁22,22の間には、両クランクシャフト40X,40Yの先端部を上下方向で挟む位置に1対の中継シャフト95,95が配置されている。それら中継シャフト95,95は、両クランクシャフト40X,40Yの回転中心と平行に延びている。そして、各中継シャフト95の両端部が、1対のサブ支持壁80,80にベアリング80B,80Bを介して回転可能に軸支されている。
上側に配置された一方の中継シャフト95におけるサーボモータ30側の端部には、第2ピニオンギヤ93がキー連結され、下側に配置された他方の中継シャフト95のうちサーボモータ30から離れた側の端部には、第2ピニオンギヤ93がキー連結されている。そして、一方の中継シャフト95の第2ピニオンギヤ93と、サーボモータ30側のクランクシャフト40Xにおける先端部の第1ピニオンギヤ92とが噛合し、他方の中継シャフト95の第2ピニオンギヤ93と、サーボモータ30から離れた側のクランクシャフト40Yにおける先端の第1ピニオンギヤ92とが噛合している。また、両中継シャフト95,95における軸方向の中間部には、中継ギヤ94,94がキー連結されている。そして、両方の中継ギヤ94,94同士が噛合している。これら第1ピニオンギヤ92,93等によりリバース機構91が構成され、サーボモータ30によって一方のクランクシャフト40Xを一方向に回転駆動すると、他方のクランクシャフト40Yが逆方向に回転駆動される。また、サーボモータ30は、回転位置センサ30Sの検出結果に基づいてスライド16の位置をフィードバック制御している。その他の構成に関しては、第1実施形態と同様であるので、重複した説明は省略する。
本実施形態の構成によっても第1実施形態と同様に1対のクランクシャフト40X,40Yから各コネクティングロッド20,20を介して付与される力のうちスライド16の直動方向とクランクシャフト40X,40Yの回転軸とに直交した方向の分力が、モーメント負荷としてスライド16に作用し、スライド16と直動ガイド12,12との間の押し付けを伴った摩擦により発振が生じ難くなる。これにより、サーボモータ30によってスライド16の位置を制御するための位置ループゲインを高く設定することができ、高速化が可能になる。しかも、1対のサーボモータ30,30を備えた第1実施形態の構成に比べて、サーボモータのコストを抑えることができると共に位置制御が容易になる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1及び第2の実施形態のスライド駆動機構90,90Vでは、各クランクシャフト40を連続回転させていたが、サーボモータが正転と逆転とを繰り返してクランクシャフトに振り子運動させてもよい。そのような構成にすれば、1サイクルにおけるクランクシャフトの回動範囲を小さくなり、高速運転が可能になる。
(2)前記第1及び第2の実施形態のスライド駆動機構90,90Vは、スライド16が上下方向に直動する構成であったが、スライドが水平方向又は斜め上下方向に直動するスライド機構に本発明を適用してもよい。
(3)前記第1実施形態のスライド駆動機構90では、サーボモータ30の出力シャフト31がクランクシャフト40に直結されていたが、減速機を介してサーボモータの出力シャフトをクランクシャフトに連結してもよい。
(4)前記第1及び第2の実施形態のスライド駆動機構90,90Vでは、スライド16に1対のコネクティングロッド20,20を介して1対のクランクシャフト40,40が連結されていたが、本発明に係るスライド機構は、少なくとも1対のクランクシャフトと1対のコネクティングロッドとを備えていればよく、3つ以上のクランクシャフト、3つ以上のコネクティングロッドを備えた構成にしてもよい。具体的には、例えば、第1実施形態のプレス機10において、スライド16のうち左右方向の中間部から上方に支柱を延ばし、その支柱の上端部に追加のコネクティングロッドの下端部をピンで回動可能に連結し、そのコネクティングロッドの上端部を追加のクランクシャフトに連結してもよい。そして、追加のクランクシャフトをベース盤11から突出した追加のクランク基端支持壁及びクランク先端支持壁にて回転可能に支持しかつ追加のサーボモータで回転駆動すればよい。このような構成にした場合、ワークを成形する際の負荷の大きさに応じて、通電するサーボモータの数を変えることができる。即ち、追加のサーボモータも含む3つのサーボモータに通電してスライド16を駆動してもよいし、1対のサーボモータ30,30のみに通電し、追加のサーボモータは通電せずに自在回転可能な状態にしてスライド16を駆動してもよいし、さらには、追加のサーボモータのみに通電して1対のサーボモータ30,30を自在回転可能としてスライド16を駆動してもよい。
本発明に係る第1実施形態のスライド駆動機構におけるスライドを上死点に位置した状態の正断面図 スライド駆動機構におけるスライドを下死点に位置した状態の正断面図 スライド駆動機構の平断面図 スライド駆動機構の一部拡大正断面図 スライド駆動機構の概念図 スライドが上死点に位置したスライド機構の側断面図 スライドが直動ストロークの中間に位置したスライド機構の側断面図 スライドが下死点に位置したスライド機構の側断面図 第2実施形態のスライド駆動機構の正面図
符号の説明
10,10V プレス機
11 ベース盤
12 直動ガイド
16 スライド
20 コネクティングロッド
30 サーボモータ
31 出力シャフト
40,40X,40Y クランクシャフト
90,90V スライド駆動機構
91 リバース機構

Claims (4)

  1. 1対の直動ガイドによって両側部を直動可能に支持されたスライドに、クランクシャフトとコネクティングロッドを介してサーボモータを連結し、前記サーボモータの回転出力を前記スライドの直動運動に変換するスライド駆動機構において、
    前記クランクシャフトを対にして同一回転軸上に並べて配置すると共に、それら1対のクランクシャフトと前記スライドとの間を前記コネクティングロッドでそれぞれ連結し、
    前記サーボモータにより、前記1対のクランクシャフトを同一軸方向から見て相互に逆向きに回転駆動して、前記スライドの直動位置をフィードバック制御することを特徴とするスライド駆動機構。
  2. 前記サーボモータは、一方の前記クランクシャフトに連結されたマスターサーボモータと、他方の前記クランクシャフトに連結されたスレーブサーボモータとからなり、前記マスターサーボモータにて、前記スライドの直動位置をフィードバック制御する一方、前記スレーブサーボモータにて位置制御を行わずに、前記スレーブサーボモータが前記マスターサーボモータと同じトルクを出力するようにトルク制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のスライド駆動機構。
  3. 前記1対のクランクシャフトを対称回転させるように結合するリバース機構を設け、1つの前記サーボモータで前記1対のクランクシャフトを駆動することを特徴とする請求項1に記載のスライド駆動機構。
  4. 前記サーボモータが正転と逆転とを繰り返して前記クランクシャフトに振り子運動させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のスライド駆動機構。
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