JP2007151982A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 極めて簡単な構造で多量の球を貯留することが可能な皿体を備えた遊技機を提供する。
【解決手段】 球払出装置から払い出された球を皿体18の上流側に排出するための供給口17の裏面側の扉体4に球貯留タンク20を固着し、且つ扉体4を本体枠3に対して閉成された状態で払出誘導通路の下端が球貯留タンク20の上面に形成される賞球開口に連通するように構成しているので、球貯留タンク20が扉体4の開閉動作に追随して移動するものの、球貯留タンク20の上面に賞球開口が形成されているため、扉体4及び球貯留タンク20が払出誘導通路から離れても、球貯留タンク20に貯留される球が零れ落ちることはない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、島に設置される機枠と、該機枠に開閉自在に軸支され且つ遊技ユニットを装着し得る本体枠と、該本体枠に開閉自在に軸支され且つ前記遊技ユニットを遊技者が視認し得る遊技窓と前記遊技ユニットの遊技結果によって払出される球を貯留する皿体が前記遊技窓の下方に配置される扉体と、を備えた遊技機であって、メダルの代わりにパチンコ球を取り込んでスロットゲームを行うスロット遊技機に関するものである。
近年、メダルの代わりにパチンコ球を取り込んでスロットゲームを行うスロット遊技機等が市場に提供されている。このスロット遊技機においては、回転リールの大型化もあって、遊技に供するパチンコ球を貯留する皿体が1つのものが主流である。そして、このように皿体が1つの場合には、その貯留量が従来のパチンコ遊技機のような2つの皿体を有する遊技機に比べて著しく減少するため、その1つの皿体における貯留量を増加するため、例えば、特開平11−267316号公報(特許文献1)や、特開2002−119718号公報(特許文献2)に記載されるように皿体の背面側に貯留部を設けたものが提案されている。
特開平11−267316号公報(図13) 特開2002−119718号公報(図8)
しかしながら、この特許文献1に記載される技術は、当該貯留部が、皿体が設けられる扉体(開閉自在である)側に設けられるのか、あるいは扉体が開閉自在に設けられる枠体側に設けられるか自明ではなく、むしろ、特許文献1に開示される技術においては、貯留部が賞品球排出装置から排出される球を誘導する賞品球排出装置に連結されている状態が明確に示されているので、枠体側に貯留部が固定されていると考えるほうが自然である。そして、枠体側に貯留部が固定されている場合には、扉体を開放したときに、特許文献2に示されるように、貯留部に貯留されていた球が零れ落ちないように貯留部の排出口や皿体の供給口を開閉に伴って閉塞するシャッター部材を設けなければならず、構造が複雑化するばかりでなく、シャッター部材のメンテナンス等に手間がかかるという欠点があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、極めて簡単な構造で多量の球を貯留することが可能な皿体を備えた遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1が採用した手段について図面を参照して説明すると、図1から図5、図12に示すように、島に設置される機枠2と、該機枠2に開閉自在に軸支され且つ図柄回転装置62(リールユニット)を含む遊技ユニット5を装着し得る本体枠3と、該本体枠3に開閉自在に軸支され且つ前記遊技ユニット5を遊技者が視認し得る遊技窓10,11と前記遊技ユニット5の遊技結果によって払出される球を貯留する皿体18が前記遊技窓11の下方に配置される扉体4と、を備え、前記扉体4の前面に設けられた球投入ボタン12(ベットボタン)の操作によって前記皿体18に貯留されている球を所定数取り込んだ状態で、スタートレバー13を操作することにより前記図柄回転装置62の複数の図柄回転体の回転を開始し、その後の前記複数の図柄回転体のそれぞれに対応して設けられるストップボタン14を操作して前記複数の図柄回転体を停止させ、その停止した状態における複数の図柄回転体に表示される図柄の組合せが所定の組合せであるときにその組合せに応じた賞球を前記皿体18に払い出す遊技機1であって、前記扉体4には、前記皿体18の上流側に対応する位置に形成される供給口17の裏面側に球貯留タンク20が固着され、前記本体枠3は、その前面側に、遊技ユニット5が収納される取付壁40と、その取付壁40の外側位置に前記球貯留タンク20用の空間となるように後方に突出する凹部41と、が形成されると共に、その後方上部に、球を貯留する上部タンク48と、該上部タンク48に貯留される球を下流側に整列しながら誘導する誘導樋49と、該誘導樋49で誘導された球を払い出す球払出装置50と、該球払出装置50から払い出した球を下流側に誘導するための払出誘導通路43(賞球誘導通路)と、が設けられ、前記球貯留タンク20は、その上面後方に、前記払出誘導通路43の下端に対応する開口32(賞球開口)が形成されると共に、その内部に、前記開口32から受入れた球を球貯留タンク20の一側の側方に向かって誘導する側方誘導板33と、該側方誘導板33から落下する球を誘導する傾斜状の底面部24,25と、前記側方誘導板33の一側方に沿って球が満タンとなったときに押圧されて揺動する揺動板37と、該揺動板37の揺動動作を検知する満タン検知スイッチ39と、が設けられ、前記扉体4を前記本体枠3に対して閉成された状態で前記払出誘導通路43の下端が前記球貯留タンク20の開口32に連通し、前記球払出装置50から払い出された球を前記払出誘導通路43から前記球貯留タンク20の開口32と側方誘導板33と底面部24,25とに順次誘導し、その底面部24,25から前記供給口17を介して前記皿体18に払い出すと共に、払い出された球が前記側方誘導板33の位置まで貯留されたときに前記揺動板37を揺動させて前記満タン検知スイッチ39の検知信号が導出されることを特徴とする。
また、請求項2が採用した手段について図面を参照して説明すると、図3から図5に示すように、請求項1記載の発明において、前記球貯留タンク20の側方誘導板33は、その上面に、前記開口32から受け入れた球を下流側に誘導する主側方誘導路35と、該主側方誘導路35の一側方に形成される副側方誘導路36と、が形成されると共に、前記主側方誘導路35と副側方誘導路36との間に球の直径とほぼ同じ高さの区画壁34を突設し、該区画壁34よりもやや副側方誘導路36側に入った上方に前記揺動板37を揺動自在に設けたことを特徴とする。
また、請求項3が採用した手段について図面を参照して説明すると、図3から図5に示すように、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記開口32と、前記区画壁34を含む前記側方誘導板33と、前記揺動板37と、前記満タン検知スイッチ39と、を1つのユニット枠体31に集約して構成すると共に、前記球貯留タンク20に形成される切欠開口28に前記ユニット枠体31を着脱自在に装着し得ることを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、球払出装置50から払い出された球を皿体18の上流側に排出するための供給口17の裏面側の扉体4に球貯留タンク20が固着され、且つ扉体4を本体枠3に対して閉成された状態で払出誘導通路43の下端が球貯留タンク20の後部上方に形成される開口32に連通するように構成されているので、球貯留タンク20が扉体4の開閉動作に追随して移動するものの、球貯留タンク20の後部上方に開口32が形成されているため、扉板2及び球貯留タンク20が払出誘導通路43から離れても、球貯留タンク20に貯留される球が零れ落ちることはない。そして、この場合、当然のことながら、開口32にシャッター部材等の複雑な機構を設ける必要もない。また、球払出装置50から払い出された球を、払出誘導通路43から球貯留タンク20の開口32と側方誘導板33と底面部24,25とに順次誘導し、その底面部24,25から供給口17を介して皿体18に払い出すようにしているので、球貯留タンク20内部での球の流れの方向を変えながら且つ少なくとも側方誘導板33と底面部24,25との間に段差を設けながら誘導するので、球詰まりの発生を予防することができる。更に、ほぼ密閉された球貯留タンク20内に満タンを検知するスイッチ39を設けたので、そのスイッチ39がONしたときに、例えば、球払出装置50の払い出し動作を停止することにより、密閉状の球貯留タンク20の内部空間が球で完全に充満されることはなく、これによっても球貯留タンク20内での球詰まりの発生を予防することができる。
また、請求項2に係る発明においては、側方誘導板33の上面に、開口32から受け入れた球を下流側に誘導する主側方誘導路35と、該主側方誘導路35の一側方に形成される副側方誘導路36と、を形成し、しかも、主側方誘導路35と副側方誘導路36との間に球の直径とほぼ同じ高さの区画壁34を突設したので、通常の状態において、開口32から受入れられる球が主側方誘導路35を流下して下流側に導かれるので、区画壁34よりもやや副側方誘導路36側に入った上方に揺動自在に設けられる揺動板37を揺動することはなく、誤って満タン検知スイッチ39がONされることを防止することができる一方、側方誘導板33の位置まで球が詰まってきたときには、区画壁34を乗り越えて主側方誘導路35から副側方誘導路36に球が誘導されて揺動板37を揺動させて満タン検知スイッチ39をONさせるので、満タンを確実に検出することができる。
また、請求項3に係る発明においては、開口32と、区画壁34を含む側方誘導板33と、揺動板37と、満タン検知スイッチ39と、を1つのユニット枠体31に集約して構成すると共に、球貯留タンク20に形成される切欠開口28にユニット枠体31を着脱自在に装着し得るので、球貯留タンク20の製造を極めて簡単に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について、図1乃至図14を参照して説明する。図1は、実施形態に係る遊技機1の扉体4及び本体枠3を開放した状態を示す斜視図であり、図2は、扉体4を示す平面図(A)及び正面図(B)であり、図3は、球貯留タンク20を示す斜視図(A)、正面図(B)、及び平面図(C)であり、図4は、球貯留タンク20の上面を取り除いて内部構造が理解できるようにした斜視図であり、図5は、球貯留タンク20に着脱自在に取り付けられる誘導検知ユニット30を示す斜視図(A)、(B)、(C)であり、図6は、誘導検知ユニット30に設けられる揺動板37の斜視図(A)、(B)と、その揺動動作を示す正面図(C)、(D)であり、図7は、本体枠3を示す正面図であり、図8は、本体枠3を示す斜視図であり、図9は、本体枠3に各部品を取り付けた状態を示す正面図であり、図10は、本体枠3の背面側からの斜視図であり、図11は、遊技ユニット5の正面側からの斜視図であり、図12は、遊技機1の背面側からの斜視図であり、図13は、球払出装置50の正面側からの斜視図であり、図14は、図2(B)のA−A線で切断した断面図である。
遊技機1は、図1で示すように、島に設置される機枠2と、該機枠2に開閉自在に軸支され且つ図柄回転装置としてのリールユニット62を含む遊技ユニット5を装着し得る本体枠3と、該本体枠3に開閉自在に軸支され且つ遊技ユニット5を遊技者が視認し得る液晶用遊技窓10及びリール用遊技窓11と遊技ユニット5の遊技結果によって払出される球を貯留する皿体18が液晶用遊技窓10及びリール用遊技窓11の下方に配置される扉体4と、から構成されている。以下、各構成部材について説明する。
まず、扉体4は、図2(B)で示すように、縦長の長方形状に形成されると共に、機枠2に対して開閉可能に設けられている。扉体4のほぼ中央部分には、後述の遊技ユニット5(図11参照)の一部を構成するリールユニット62を遊技者が視認し得る横長方形状のリール用遊技窓11が形成されており、このリール用遊技窓11の上方には、同じく遊技ユニット5の一部を構成する液晶表示器61を遊技者が視認し得るほぼ正方形状の液晶用遊技窓10が形成されている。各遊技窓10,11は、透明な保護カバー10a,11aでその前面が閉塞されている。
また、リール用遊技窓11の下方には、ベット数を設定するためのベットボタン12、リールユニット62における複数の図柄回転体の回転を開始させるためのスタートレバー13、リールユニット62による図柄回転体の回転を停止させるための3つのストップボタン14が備えられている。ベットボタン12は、シングルベット、2ベット、MAXベット(3ベット)に対応しており、1回の操作毎にベット数が1ずつ加算されるようになっている。スタートレバー13は、操作することにより、左、中、右の3列で表示される図柄回転体が一斉に変動表示を開始するようになっている。3つのストップボタン14は、リールユニット62の左、中、右の3列で表示される図柄回転体にそれぞれ対応しており、左のストップボタン14を操作することにより左の列の図柄回転体の回転が、中のストップボタン14を操作することにより中の列の図柄回転体の回転が、右のストップボタン14を操作することにより右の列の図柄回転体の回転がそれぞれ停止するようになっている。なお、図示の実施形態においては、1つのベットボタン12の押圧回数でシングルベット、2ベット、MAXベット(3ベット)を設定するようにしたが、上記ベットボタン12の他にMAXベット専用のベットボタンを設けても良い。
ところで、ベットがされている状態で、スタートレバー13が操作されると、左、中、右の図柄回転体の回転が一斉に開始される。その後、図柄回転体の回転中にストップボタン14が押されると、各ストップボタン14と対応した図柄回転体の回転が停止して、リール用遊技窓11内に図柄が停止表示される。このとき、リール用遊技窓11内で有効化されている入賞ライン上に一定の図柄の組合せ(例えば、特定の図柄が1列に揃った状態)が表示されると「入賞」となり、このとき入賞した図柄の種類に応じて遊技者に入賞特典が付与される。入賞特典としては、例えば、賞球の払い出しや遊技特典(いわゆるビッグボーナスゲームやレギュラーボーナスゲーム、あるいはアシストタイム、チャレンジタイム等)への移行等を挙げることができ、遊技者は、特典遊技を実行することでより多くの賞球を獲得することが可能となる。
また、上記した液晶用遊技窓10及びリール用遊技窓11の下方には、遊技結果によって後述する球払出装置50から払い出される球を貯留する皿体18と、その払い出される球を皿体18の上流側に排出するための供給口17と、が形成されており、この供給口17の裏面側には、図2(A)及び図14で示すように、球払出装置50から払い出される球を貯留するための球貯留タンク20が固着されている。
また、上記したスタートレバー13の左側方であって皿体18の上流側の上方に、遊技機1に隣接して設けられる貸球装置70(図9参照)の払出ノズル71(図14参照)から排出される貸球を受入れる球誘導体15が扉体4に一体的に形成されている。この球誘導体15は、図14で示すように、上面が開放していると共にその底面が球貯留タンク20に連通する扉体4に開設される通過口16に向かって傾斜するように傾斜面15aとして構成されている。そして、貸球装置70の払出ノズル71から排出される貸球が球誘導体15から一旦球貯留タンク20に誘導された後に皿体18に導かれるようになっている。このため、皿体18が下方に下がった状態で配置される本発明の遊技機1であっても、貸球装置70から貸し出される貸球の落下距離を短くして払出ノズル71から貸し出される貸球を確実に皿体18に導くことができる。
また、皿体18の下流側には、図1に示すように、取込装置19が接続されており、供給口17から排出された球は、皿体18を流下してこの取込装置19に取り込まれるようになっている。取込装置19は、一定個数(例えば、5個)の遊技球を1単位として取り込み、遊技機1による遊技を実行可能にするものである。具体的に、取込装置19は、皿体18の球を列状に流下させてモータ駆動のスプロケット(図示しない)に取り込み、このスプロケットで球を1球ずつ流下させると共に、内蔵された検出スイッチ(図示しない)によって流下させた球を検出して所定数の球をカウントするようになっている。なお、1単位としては、上記したベットボタン12の1回の操作に対応し、したがって、MAXベット(3ベット)の場合は、3単位に相当する15個の遊技球が取込装置19によって取り込まれる。
一方、供給口17の裏面側に固着される球貯留タンク20は、その内部に球を貯留でき且つ球が通過できるように中空形状に形成されるものであり、概ね500個程度の球を貯留できるように構成されている。球貯留タンク20の構成を、図3から図5を参照して説明すると、一側の側面が平面部21として平面状に、他側の側面が円弧面部22として円弧状に、上面が上面部23として半円弧状に、底面が第1底面部24及び第2底面部25として段差状に、その正面側が開口して開口部29として形成されている。また、開口部29の左右には、取付片27a,27bが外側に向かって突設されており、この取付片27a,27bによって球貯留タンク20が供給口17の裏面に対応する扉板4にビス止め固定されている。
球貯留タンク20の内部は、賞球を貯留誘導するための賞球誘導空間26として形成されるが、その球貯留タンク20の後方寄り部分には、切欠開口28が形成され、この切欠開口28に誘導検知ユニット30が着脱自在に装着し得るようになっている。より具体的には、切欠開口28は、平面部21の後方上部と上面部23の後方部分と円弧面部22の後方部分とに亘って切り欠けられており、その切欠開口28に図5に示すように予めユニット化された誘導検知ユニット30を上方から装着し得るようになっている。
ここで、誘導検知ユニット30について説明すると、誘導検知ユニット30は、賞球開口32と、区画壁34を含む側方誘導板33と、揺動板37と、満タン検知スイッチ39と、を1つのユニット枠体31に集約して構成されている。ユニット枠体31は、直方体状の隣り合う側面が開放されたボックス状に合成樹脂で一体的に形成されるものである。そして、賞球開口32は、本体枠3に形成される後述する賞球誘導通路43の下端に臨んで賞球を球貯留タンク20の賞球誘導空間26内に取り入れるための取り入れ口であり、ユニット枠体31の上面に形成されている。また、側方誘導板33は、球貯留タンク20の一側の側方である円弧面部22に向かって下り傾斜するようにユニット枠体31と一体的に形成されるもので、賞球開口32から受け入れた球を下流側に誘導するように賞球開口32の直下に位置する主側方誘導路35と、該主側方誘導路35の一側方に形成されて賞球開口32の直下に位置しない副側方誘導路36と、がその上面に形成されると共に、主側方誘導路35と副側方誘導路36との間に球の直径とほぼ同じ高さの区画壁34を突設されている。なお、主側方誘導路35の幅(図5に示す左右方向の幅)は賞球開口32の幅(図5に示す左右方向の幅)よりも大きく、また、副側方誘導路36の幅(図5に示す左右方向の幅)は、球の直径の2倍程度に形成されている。なお、副側方誘導路36の側方端辺には、垂直方向に立設する側板33aが側方誘導板33と一体的に形成されている。しかして、副側方誘導路36の幅寸法を球の直径の2倍程度に形成しているので、充満時における副側方誘導路36での玉量が少ないため、副側方誘導路36での球詰まりの発生がほとんどない。
また、区画壁34よりもやや副側方誘導路36側に入った上方に揺動軸38が水平方向に突設され、その揺動軸38に揺動板37の上端部に形成される軸筒部37cが挿通されて揺動自在に設けられている。この揺動板37には、図6(A),(B)に示すように、その後面側に円弧板37aが突設され、その円弧板37aの上辺から側辺上部にかけて検出部37bが突設形成されている。この検出部37bは、図6(C)、(D)に示すように、その側辺上部の突出部分が投受光方式の満タン検知スイッチ39の投光部39aと受光部39bとの間に入ったり出たりするもので、揺動板37が球に押圧されることなくほぼ垂直状態の場合、検出部37aが投光部39aと受光部39bとの間に入って満タン検知スイッチ39をOFF(図6(C)の状態)とし、揺動板37が球に押圧されたときの傾動状態の場合、検出部37aが投光部39aと受光部と39bの間から出て満タン検知スイッチ39をON(図6(D)の状態)とする。そして、満タン検知スイッチ39がONすると、本実施形態の場合、後述する球払出装置50の駆動を停止して、球の払出動作を停止するようになっている。なお、揺動板37の下端は、球が区画壁34を飛び越えて副側方誘導路36に入ったときに該球によって押圧されて傾動するような位置まで垂下されていると共に、揺動板37の下端に後方に延設される案内突起37dがユニット枠体31の後方側面に形成される案内円弧31aに係合されて、その傾動範囲を規制している。
また、球貯留タンク20の底面は、側方誘導板33の下流側の下方に位置して平面部21側へ下り傾斜する第1底面部24と、この第1底面部24の下流側の下方に位置して開口部29側へ下り傾斜する第2底面部25と、が段差状に形成されている。この段差状の高さは、球の直径よりも小さく半径よりも大きく形成されている。このように、球貯留タンク20は、側方誘導板33と、第1底面部24と、第2底面部25とが段差状に形成され、受入れた球をその流下方向を変えながら且つ段差のある流下経路の上段から下段に順次導いて皿体18の供給口17に誘導するようにしたので、球貯留タンク20内での球詰まりの発生を予防することができる。特に、主側方誘導路35から第1底面部24に球が落下する際に、主側方誘導路35から飛び出した球が円弧面部22の内周面に衝突してその円弧によって第1底面部24の前方側にスムーズに誘導されるようになっている。また、球貯留タンク20を扉体4の裏面に固着した状態において、図14に示すように、誘導貯留空間26に対応する開口部29部分は、前述した球誘導体15に対応して形成される通過口16と、皿体18への供給口17との両方に向かって開放した状態となっている。つまり、第1底面部24部分の開口部29が通過口16に対応し、第2底面部25部分の開口部29が供給口17にそれぞれ対応するようになっている。なお、図示の実施形態の場合には、底面部24,25を段差状に形成したものを示したが、底面部24,25を連続した傾斜状底面として構成したものでも良い。
上記のように構成される球貯留タンク20において、球貯留タンク20の賞球開口32は、球の流下経路の上流側である球貯留タンク20の後方側に形成されているため、球貯留タンク20に球が貯留される際、下流側である球貯留タンク20の前方側から徐々に貯留されていく。このため、例えば、賞球開口32を球貯留タンク20の前方側に設けたときのように、球が貯留される際に球貯留タンク20内部の後方側に空間ができてしまい、多量の球を貯留できないということがなく、球貯留タンク20内部の空間を十分に使って多量の球を貯留することができる。なお、賞球開口32は、球貯留タンク20の上面でなくても、例えば、球貯留タンク20からL字状に筒状の流路筒を突出させたものでもよく、要は、賞球開口32が球貯留タンク20の後方上部で上を向いた開口として形成されていれば良い。
また、主側方誘導路35と副側方誘導路36との間に球の直径とほぼ同じ高さの区画壁34を突設したので、球貯留タンク20に球が貯留される通常の状態において、賞球開口32から受入れられる球が主側方誘導路35を流下して下流側に導かれるため、区画壁34よりもやや副側方誘導路36側に入った上方に揺動自在に設けられる揺動板37を揺動することはなく、誤って満タン検知スイッチ39がONされることを防止することができる一方、側方誘導板33の位置まで球が詰まってきたときには、区画壁34を乗り越えて主側方誘導路35から副側方誘導路36に球が誘導されて揺動板37を揺動させて満タン検知スイッチ39をONさせるので、満タンを確実に検出することができる。更に、ほぼ密閉された球貯留タンク20内に満タンを検知するスイッチ39を設けたので、そのスイッチ39がONしたときに、例えば、球払出装置50の払い出し動作を停止することにより、密閉状の球貯留タンク20の内部空間が球で充満されることはなく、これによっても球貯留タンク20内での球詰まりの発生を予防することができる。
一方、満タン状態が解除される場合においても、球詰まりが発生し難い副側方誘導路36に詰まっていた球が副側方誘導路36にそって下流側に誘導されれば揺動板37が垂直状体に戻るため、確実に満タン状態の解除を検出することができる。
更に、上記したように、球貯留タンク20の一側の側面が円弧面部22として円弧状に形成されているため、側方誘導板33で誘導された球をスムーズに第1底面部24に導くことができると共に、球貯留タンク20が扉体4に取り付けられた状態で扉体4を本体枠3に対して開閉した場合でも、球貯留タンク20の後方側の一側の側面部分が本体枠3に干渉するということがなく、扉体4をスムーズに開放することができる。
次に、本体枠3の構成について、図7乃至図10を参照して説明すると、本体枠3は、縦長方形状に合成樹脂で形成されると共に、そのほぼ中央には開口47が形成されている。また、本体枠3の前面側には、図7乃至図9で示すように遊技ユニット5を取り付けるための取付壁40が周設されている。なお、この取付壁40は、側方及び下方部分は開口47に沿って形成されているが、上方の取付壁40は、開口47の上端辺よりも上方の位置に形成されている。
前記開口47の一側の側方には、図7及び図8に示すように球払出装置50を取り付けるための払出装置取付開口42が形成されている。また、開口47の一側の側方であって、払出装置取付開口42の下方には、球払出装置50から払い出した球を下流側に誘導するための賞球誘導通路43及び球抜き誘導通路44が隣接するように形成されている。このうち、賞球誘導通路43の下端は、上記した球貯留タンク20の賞球開口32に臨むようになっているが、球抜き誘導通路44は、次に説明する凹部41の側方を屈曲しながら下方に向けて延設され、最終的に球を遊技機1の外部に放出するための球抜き放出通路45に連通するようになっている。なお、賞球誘導通路43及び球抜き誘導通路44は、図9に示すように、カバー43aにその前面がよって覆われ、球抜き放出通路45もカバー45aによってその前面が覆われている。
また、賞球誘導通路43及び球抜き誘導通路44の下方であって取付壁40の外側位置には、球貯留タンク20用の空間となる凹部41が後方に突出するように形成されている。このように、遊技ユニット5を避けた外側位置に球貯留タンク20用の空間となる凹部41が後方に突出するように本体枠3に形成したので、遊技ユニット5と干渉することなく奥行きのある内容積の大きな球貯留タンク20用の空間を確保することができる。
また、本体枠3の裏面側の一側方には、図1に示すように、本体枠3を機枠2に対して閉成した際、機枠2に係止するダブル錠装置46が備えられている。そして、本体枠3の表面側の一側方の下部には、ダブル錠装置46を解除する際に操作する鍵部46aが突設され、その鍵部46aの先端が扉体4に形成された鍵穴から前面に臨むようになっている。しかして、鍵部46aに鍵(図示しない)を挿入して一方向に回動操作することにより本体枠3が機枠2に対して開放でき、他方向に回動操作することにより扉体4が本体枠3に対して開放することができる。
また、機枠2は、図1に示すように、中央が開口した形状に木材等により形成され、その下部には閉成時に扉体4が載置される前面当板7が取り付けられると共に、一側方上下部には、本体枠3を開閉自在に軸支するための軸支金具6(下部の軸支金具は図示しない)が取り付けられている。
次に、遊技ユニット5について、図11を参照して説明すると、遊技ユニット5は、遊技ユニット5の外形を構成するユニット枠60と、遊技の進行に伴う演出や各種の文字情報、画像情報等を表示するための液晶表示器61と、左、中、右の3列の図柄回転体を個々に回転するリールユニット62と、液晶表示器61の表示制御、遊技機1の前面等に取り付けられているLED装飾装置及び効果音等を発生させるスピーカの駆動制御を行うためのサブ基板が収納されるサブ基板ボックス63と、から構成されている。
また、液晶表示器61の裏面側には、この液晶表示器61を表示制御するための液晶表示制御基板(図示しない)が収納された液晶表示制御基板ボックス(図示しない)が、この液晶表示制御基板ボックスの後方側には、遊技機1全体の制御を行うための遊技制御基板(図示しない)が収納された遊技制御基板ボックス(図示しない)が備えられている。
遊技ユニット5は、上記したようにユニット枠60に液晶表示器61、リールユニット62及びサブ基板ボックス63を組み付けた状態で、本体枠3の取付壁40で囲まれた空間に嵌め込むことにより、図1に示すように、本体枠3に取り付けられるものである。そして、遊技ユニット5が取り付けられた状態では、図12で示すように、遊技ユニット5の一部の後方突出部分が本体枠3の開口47から臨むように位置することとなる。このように、本体枠3は、その前面側に遊技ユニット5を着脱自在に装着し得るものである。
なお、機枠2の外形形状は、パチンコ機における一般的な機枠の外形と同様の形状となっているので、遊技機1をパチンコ機と交換して設置することができるようになっている。このため、パチンコ機用として既存する島設備への設置が容易であるので、同一の島設備にパチンコ機とパチンコ球を取り込んでスロットゲームを行うスロットマシンとを混在させたり、あるいは既存の島設備を前記スロットマシン向けに転用したりできるといった商用の利点がある。
上記したように、本体枠3は、その前面側に遊技ユニット5を着脱自在に装着し得るものであるが、一方、その後面側には、図12で示すように、球を貯留する上部タンク48と、この上部タンク48に貯留される球を下流側に整列しながら誘導する誘導樋49と、この誘導樋49で誘導された球を払い出す球払出装置50と、が備えられている。また、本体枠3の後面側の下部には、球払出装置50を駆動制御するための払出制御基板が収納された払出制御基板ボックス54及び各種制御基板や遊技機1に設けられた可動物等の動作に必要な電源電圧を供給するための電源基板が収納された電源基板ボックス55が備えられている。
次に、球払出装置50について、図13を参照して説明すると、球払出装置50は、入賞に基づいて遊技球(賞球)を払い出したり、あるいは貸球指令に基づいて遊技球を貸し出したりするものである。球払出装置50の上部には、上部タンク48から誘導樋49で誘導された球を受け入れるための球入口51が備えられると共に、球払出装置50の下部には、球入口51で受け入れられて球払出装置50内を流下した球を受け止めてこれを賞球として排出する、あるいは抜き取るための払出部材(スプロケット)53が備えられている。また、球払出装置50の前面側には、払出部材53を回転させるためのステッピングモータ(モータ)52が備えられている。
このステッピングモータ52は、時計方向及び反時計方向のいずれにも回転することができるものであるため、球払出装置50が遊技機1に備え付けられている状態においては、払出部材53の一方向の回転により遊技ユニット5における遊技結果の賞球として排出し、他方向の回転により上部タンク48及び誘導樋49に貯留される球を外部に抜き取るために排出するようになっている。
上記のように構成される球払出装置50は、図9に示すように本体枠3に対して取り付けられるが、本体枠3に取り付けた際、図7に示すように、球払出装置50の下流側には、賞球誘導通路43及び球抜き誘導通路44が位置することとなる。そして、賞球誘導通路43が払出部材53の一方向の回転により払い出される賞球用の払出誘導通路となり、球抜き誘導通路44が払出部材53の他方向の回転により払い出される球抜き用の払出誘導通路となる。
以上、遊技機1の構成について説明してきたが、本実施形態に係る遊技機1においては、扉体4に球貯留タンク20が固着されており、扉体4が本体枠3に対して閉成された状態では、球貯留タンク20が本体枠3に形成された凹部41内に収納される。そして、球貯留タンク20が凹部41内に収納された状態においては、球貯留タンク20が賞球誘導通路43及び球抜き誘導通路44の下方に位置することとなり、賞球誘導通路43の下端が球貯留タンク20の上面に形成される賞球開口32に連通すると共に、球抜き誘導通路44の下端が球抜き放出通路45に連通することとなる。
上記のように構成される遊技機1での球の流れを説明すると、上部タンク48に貯留された球は誘導樋49によって球払出装置50に誘導され、球払出装置50内で払出部材53によって賞球誘導通路43側あるいは球抜き誘導通路44側のいずれかに振り分けられる。賞球誘導通路43側に振り分けられた球は、賞球誘導通路43を通り、球貯留タンク20の賞球開口32から球貯留タンク20内に取り込まれた後、誘導貯留空間26を通過して供給口17から皿体18に排出される。一方、球払出装置50で球抜き誘導通路44側に振り分けられた球は、球抜き誘導通路44を通り、球抜き放出通路45に排出され、球抜き放出通路45から遊技機1の外部へ放出される。
上記したように、本実施形態に係る遊技機1においては、球払出装置50から払い出された球を皿体18の上流側に排出するための供給口17の裏面側の扉体4に球貯留タンク20が固着され、且つ扉体4を本体枠3に対して閉成された状態で賞球誘導通路43の下端が球貯留タンク20の上面に形成される賞球開口32に連通するように構成されているので、球貯留タンク20が扉体4の開閉動作に追随して移動するものの、球貯留タンク20の上面に賞球開口32が形成されているため、扉体4及び球貯留タンク20が賞球誘導通路43から離れても、球貯留タンク20に貯留される球が零れ落ちることはない。そして、この場合、当然のことながら、賞球開口32にシャッター部材等の複雑な機構を設ける必要もない。
また、球払出装置50から払い出された球を、払出誘導通路43から球貯留タンク20の開口32と側方誘導板33と上段の底面部24から下段の底面部25に順次誘導し、その下段の底面部25から供給口17を介して皿体18に払い出すようにしているので、球貯留タンク20内部での球の流れの方向を変えながら且つ段差を設けながら誘導するので、球詰まりの発生を予防することができる。更に、ほぼ密閉された球貯留タンク20内に満タンを検知するスイッチ39を設けたので、そのスイッチ39がONしたときに、例えば、球払出装置50の払い出し動作を停止することにより、密閉状の球貯留タンク20の内部空間が球で充満されることはなく、これによっても球貯留タンク20内での球詰まりの発生を予防することができる。
また、側方誘導板33の上面に、開口32の直下に位置する主側方誘導路35と、該主側方誘導路35の一側方に形成されて開口32の直下に位置しない副側方誘導路36と、を形成し、しかも、主側方誘導路35と副側方誘導路36との間に球の直径とほぼ同じ高さの区画壁34を突設したので、通常の状態において、開口32から受入れられる球が主側方誘導路35を流下して下流側に導かれるので、区画壁34よりもやや副側方誘導路36側に入った上方に揺動自在に設けられる揺動板37を揺動することはなく、誤って満タン検知スイッチ39がONされることを防止することができる一方、側方誘導板33の位置まで球が詰まってきたときには、区画壁34を乗り越えて主側方誘導路35から副側方誘導路36に球が誘導されて揺動板37を揺動させて満タン検知スイッチ39をONさせるので、満タンを確実に検出することができる。
更に、開口32と、区画壁34を含む側方誘導板33と、揺動板37と、満タン検知スイッチ39と、を1つのユニット枠体31に集約して構成すると共に、球貯留タンク20に形成される切欠開口28にユニット枠体31を着脱自在に装着し得るので、球貯留タンク20の製造を極めて簡単に行うことができる。
実施形態に係る遊技機の扉体及び本体枠を開放した状態を示す斜視図である。 扉体を示す平面図(A)及び正面図(B)である。 球貯留タンクを示す斜視図(A)、正面図(B)、及び平面図(C)である。 球貯留タンクの上面を取り除いて内部構造が理解できるようにした斜視図である。 球貯留タンクに着脱自在に取り付けられる誘導検知ユニットを示す斜視図(A)、(B)、(C)である。 誘導検知ユニットに設けられる揺動板の斜視図(A)、(B)と、その揺動動作を示す正面図(C)、(D)である。 本体枠を示す正面図である。 本体枠を示す斜視図である。 本体枠に各部品を取り付けた状態を示す正面図である。 本体枠の背面側からの斜視図である。 遊技ユニットの正面側からの斜視図である。 遊技機の背面側からの斜視図である。 球払出装置の正面側からの斜視図である。 図2(B)のA−A線で切断した断面図である。
符号の説明
1 遊技機
2 機枠
3 本体枠
4 扉体
5 遊技ユニット
10 液晶用遊技窓
11 リール用遊技窓
15 球誘導体
16 通過口
17 供給口
18 皿体
20 球貯留タンク
21 平面部
22 円弧面部
23 上面部
24 第1底面部
25 第2底面部
26 誘導貯留空間
30 誘導検知ユニット
31 ユニット枠体
32 賞球開口
33 側方誘導板
34 区画壁
35 主側方誘導路
36 副側方誘導路
37 揺動板
39 満タン検知スイッチ
40 取付壁
41 凹部
43 賞球誘導通路
44 球抜き誘導通路
45 球抜き放出通路
48 上部タンク
49 誘導樋
50 球払出装置
52 ステッピングモータ(モータ)
53 払出部材(スプロケット)

Claims (3)

  1. 島に設置される機枠と、該機枠に開閉自在に軸支され且つ図柄回転装置を含む遊技ユニットを装着し得る本体枠と、該本体枠に開閉自在に軸支され且つ前記遊技ユニットを遊技者が視認し得る遊技窓と前記遊技ユニットの遊技結果によって払出される球を貯留する皿体が前記遊技窓の下方に配置される扉体と、を備え、前記扉体の前面に設けられた球投入ボタンの操作によって前記皿体に貯留されている球を所定数取り込んだ状態で、スタートレバーを操作することにより前記図柄回転装置の複数の図柄回転体の回転を開始し、その後の前記複数の図柄回転体のそれぞれに対応して設けられるストップボタンを操作して前記複数の図柄回転体を停止させ、その停止した状態において前記遊技窓から視認される複数の図柄回転体の各図柄の組合せが所定の組合せであるときにその組合せに応じた賞球を前記皿体に払い出す遊技機であって、
    前記扉体には、前記皿体の上流側に対応する位置に形成される供給口の裏面側に球貯留タンクが固着され、
    前記本体枠は、
    その前面側に、遊技ユニットが収納される取付壁と、その取付壁の外側位置に前記球貯留タンク用の空間となるように後方に突出する凹部と、が形成されると共に、
    その後方上部に、球を貯留する上部タンクと、該上部タンクに貯留される球を下流側に整列しながら誘導する誘導樋と、該誘導樋で誘導された球を払い出す球払出装置と、該球払出装置から払い出した球を下流側に誘導するための払出誘導通路と、が設けられ、
    前記球貯留タンクは、
    その上面後方に、前記払出誘導通路の下端に対応する開口が形成されると共に、
    その内部に、前記開口から受入れた球を球貯留タンクの一側の側方に向かって誘導する側方誘導板と、該側方誘導板から落下する球を受け止めて誘導する傾斜状の底面部と、前記側方誘導板の一側方に沿って球が満タンとなったときに押圧されて揺動する揺動板と、該揺動板の揺動動作を検知する満タン検知スイッチと、が設けられ、
    前記扉体を前記本体枠に対して閉成された状態で前記払出誘導通路の下端が前記球貯留タンクの開口に連通し、前記球払出装置から払い出された球を前記払出誘導通路から前記球貯留タンクの開口と側方誘導板と底面部とに順次誘導し、その底面部から前記供給口を介して前記皿体に払い出すと共に、払い出された球が前記側方誘導板の位置まで貯留されたときに前記揺動板を揺動させて前記満タン検知スイッチの検知信号が導出されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記球貯留タンクの側方誘導板は、その上面に、前記開口から受け入れた球を下流側に誘導する主側方誘導路と、該主側方誘導路の一側方に形成される副側方誘導路と、が形成されると共に、前記主側方誘導路と副側方誘導路との間に球の直径とほぼ同じ高さの区画壁を突設し、該区画壁よりもやや副側方誘導路側に入った上方に前記揺動板を揺動自在に設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記開口と、前記区画壁を含む前記側方誘導板と、前記揺動板と、前記満タン検知スイッチと、を1つのユニット枠体に集約して構成すると共に、前記球貯留タンクに形成される切欠開口に前記ユニット枠体を着脱自在に装着し得ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。

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