JPH119794A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH119794A
JPH119794A JP16550797A JP16550797A JPH119794A JP H119794 A JPH119794 A JP H119794A JP 16550797 A JP16550797 A JP 16550797A JP 16550797 A JP16550797 A JP 16550797A JP H119794 A JPH119794 A JP H119794A
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Tomoaki Kuroki
智明 黒木
Hiroshi Kamegawa
浩 亀川
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Mashiro Co Ltd
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MASHIRO KK
Mashiro Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単,迅速に球抜きをして、球皿内にパチン
コ球を残さない。 【解決手段】 球皿21を、前面パネル20から前方に
突出する前皿部23と後方に貯溜スペースを拡大する後
皿部24とから構成して大容量化し、下皿を廃止する。
前皿部23の底面23a中央部に比較的大きな円形の第
1球抜き口31を形成し、この第1球抜き口31を開閉
する第1球抜き部材33を設けると共に、案内流路27
の最下流部に第2球抜き口32を形成し、この第2球抜
き口32を開閉する第2球抜き部材35を設ける。これ
ら2つの球抜き口31,32を開放し、一度に多数のパ
チンコ球を落下させて、直接、パチンコ機外に排出する
ことで、簡単,迅速に球抜きをする。この際、第1球抜
き口31より下流側のパチンコ球は第2球抜き口32か
ら排出できるので、球皿21及び案内流路27内のパチ
ンコ球を残さずに排出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球皿内のパチンコ
球を排出する“球抜き”について改良をしたパチンコ機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なパチンコ機は、遊技盤の
下方に上皿と下皿という2つの球皿を設け、上皿で賞球
を受け溜め、上皿内のパチンコ球を球発射装置に供給す
ると共に、上皿内が賞球で満杯になったときに、後続の
賞球を下皿内へオーバーフローさせるようしている。し
かし、このような2皿構成のパチンコ機では、遊技者が
下皿内のパチンコ球を上皿に移し替える必要があり、手
間が掛かる。
【0003】そこで、特開平9−24134号公報に示
すように、容量を拡大した1つの球皿を設けることで、
従来の下皿を廃止し、パチンコ球を移し替える手間を省
くと共に、遊技盤面の下方への拡大を可能にしたものが
提案されている。この球皿では、球皿内のパチンコ球を
球発射装置に案内する案内流路の上流部に球抜き口が設
けられ、例えばゲーム終了時に、この球抜き口を開放す
ることで、球皿内に貯溜されているパチンコ球を排出で
きるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
開公報の球皿では、案内流路の上流部に球抜き口が設け
られているので、球皿内のパチンコ球を全部は抜くこと
ができず、案内流路内で球抜き口より下流側の多数のパ
チンコ球が排出されずに残されてしまい、遊技者に不利
益を与えるという欠点がある。
【0005】尚、従来の2皿構成のパチンコ機におい
て、特公平7−121310号公報に示すように、上皿
の案内流路の下流部に設けた球抜き口に加えて、上皿の
底面中央部にも球抜き口を設けることで、上皿内と案内
流路内のパチンコ球を2箇所の球抜き口から排出するも
のが提案されている。このものは、案内流路の下流部に
球抜き口が設けられているため、案内流路内のパチンコ
球が排出されずに残されることは無い。しかし、従来の
一般的なパチンコ機と同じく、上皿から排出されたパチ
ンコ球は、一旦、下皿内に流されるため、更に、下皿の
底面に設けられた球抜き口を開放して、下皿の下方から
パチンコ球をパチンコ機外に排出する必要があり、手間
が掛かると共に、パチンコ球を排出し終えるまでに時間
が掛かる。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、球皿や案内流路内に
多数のパチンコ球を残すことなく、しかも、簡単,迅速
に球抜きすることができるパチンコ機を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ機は、パチンコ機前面
下部に設ける球皿を大容量化して1皿とし、前記球皿の
底面に、前記球皿内に貯溜されたパチンコ球をパチンコ
機外に排出する第1球抜き口と、これを開閉する第1球
抜き部材とを設け、前記パチンコ球を球発射装置に案内
する案内流路の下流部に、前記パチンコ球をパチンコ機
外に排出する第2球抜き口と、これを開閉する第2球抜
き部材とを設けた構成としたものである。
【0008】この構成では、第1球抜き部材で第1球抜
き口を開放することで球皿内のパチンコ球を速やかにパ
チンコ機外へ排出し、第2球抜き部材で第2球抜き口を
開放することで案内流路内のパチンコ球をパチンコ機外
へ排出する。この場合、案内流路の下流部に第2球抜き
口が設けられているので、球皿底面の第1球抜き口より
下流側のパチンコ球も第2球抜き口から排出することが
でき、案内流路内のパチンコ球が排出されずに残される
ことを防止できる。また、球皿を大容量化して1皿とす
ることで、下皿を廃止したので、パチンコ球を球皿の下
方から直接、パチンコ機外ヘ排出することが可能とな
り、従来のように、上皿の球抜き口を開放して下皿内に
流れ込んだパチンコ球を更に排出するという手間を省く
ことができる。しかも、2つの球抜き口を利用すること
で、球抜きを迅速に行うことができる。
【0009】この場合、請求項2のように、前記第1球
抜き口から排出されるパチンコ球と前記第2球抜き口か
ら排出されるパチンコ球とを合流させる排出路から排出
するようにしても良い。このようにすれば、第1球抜き
口と第2球抜き口の2箇所から排出されるパチンコ球が
排出路の共通の出口1箇所から排出されるため、球皿と
案内流路から排出されるパチンコ球を効率的に回収する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。まず、図7に基づいてパチンコ機
全体の概略構成を説明する。パチンコ機本体を構成する
プラスチック製の機枠11に遊技盤12が取り付けら
れ、この遊技盤12の盤面には、例えば大型ディスプレ
イ13、始動入賞口14、大型ディスプレイ13の画面
15の表示動作結果によって開放時間・開放回数が可変
される可変入賞装置16、通常の入賞口17や通常の入
賞装置18等が設けられている。また、遊技盤12の左
側部には、パチンコ機の左側下部に設けられた球発射装
置(図示せず)からほぼ垂直上方に打ち上げられたパチ
ンコ球を遊技盤12の上部へ案内するガイドレール19
が設けられている。また、機枠11の前面下部には、前
面パネル20が設けられ、この前面パネル20には、1
皿化された大容量の球皿21が設けられ、この球皿21
の右側に球発射装置の操作ハンドル22が設けられてい
る。
【0011】図1に示すように、球皿21は、前面パネ
ル20から前方に突出した前皿部23と、前面パネル2
0より後方でパチンコ機後部側に広がる後皿部24とか
ら構成され、これら前皿部23と後皿部24とは、前面
パネル20に一体成形された仕切壁25により前後に仕
切られている。前面パネル20の裏面側をカバーするプ
ラスチック枠26は、機枠11に一体成形され、後皿部
24の後方への広がり形状に合わせて後方側に窪むよう
に形成されている。
【0012】前皿部23は、左側部分の流路が下流に向
かうにつれて狭められていると共に、底面23aが左方
に向かって下り傾斜するように形成され、パチンコ球が
整列しながら案内流路27に流下し、球発射装置(図示
せず)側に向かうようになっている。一方、後皿部24
は、前皿部23とは反対方向にパチンコ球が流下するよ
うに底面24aが右方に向かって下り傾斜するように形
成され、底面24a下流側の案内底面部24bが前方に
向かって下り傾斜するように形成されていると共に、こ
の案内底面部24b前方で仕切壁25に連通口28が形
成され、パチンコ球が後皿部24の下流側から前皿部2
3の上流側ヘスムーズに転動できるようになっている。
【0013】また、仕切壁25には、連通口28の左側
に覗き窓29(図7参照)が形成され、この覗き窓29
に透明樹脂等の透明部材により形成された透明カバー3
0が取り付けられ、遊技者が覗き窓29の透明カバー3
0を通して後皿部24内を覗くことで、後皿部24内の
パチンコ球の有無や貯溜量又は球の流れ具合等を確認で
きるようになっている。
【0014】次に、図1乃至図6に基づいて、球皿21
内に貯溜されたパチンコ球をパチンコ機外に排出するた
めの球抜き構造について説明する。図1及び図2に示す
ように、前皿部23の底面23a中央部に比較的大きな
径の円形の第1球抜き口31が形成されていると共に、
案内流路27の最下流部に第2球抜き口32が形成され
ている。第1球抜き口31には、第1球抜き口31を開
閉するための第1球抜き部材33が設けられ、第1球抜
き口31の下方に設けられた第1排出路34によって、
第1球抜き口31から落下するパチンコ球を下方部の排
出口34aからパチンコ機外ヘ排出するように構成され
ている。また、第2球抜き口32には、第2球抜き口3
2を開閉するための第2球抜き部材35が設けられ、第
2球抜き口32の下方に設けられた第2排出路36によ
って、第2球抜き口32から落下するパチンコ球を、第
1排出路34の側面部に設けられた合流口34b(図3
参照)から第1排出路34内に合流させ、パチンコ機外
ヘ排出するように構成されている。
【0015】図4に示すように、第2球抜き部材35と
第2操作レバー37は、共に、ジョイント38にビス等
により固定されることで、第2操作レバー37と第2球
抜き部材35が前面パネル20に一体的に水平方向にス
ライド移動可能に組み付けられている。尚、第2球抜き
部材35と第2操作レバー37とジョイント38は、一
体に形成しても良い。また、ジョイント38に形成され
た凸部38aには、コイルバネ39が嵌め込まれ、この
コイルバネ39によって第2操作レバー37と第2球抜
き部材35が左方向(第2球抜き口32の閉鎖方向)に
付勢されることで、通常、第2球抜き口32は、第2球
抜き部材35により閉鎖された状態に保持されている。
この場合、第2操作レバー37の操作部37aを右方に
押して第2操作レバー37と第2球抜き部材35をコイ
ルバネ39のバネ力に抗して右方向にスライド移動させ
て、第2球抜き口32を開放することで、案内流路27
内のパチンコ球を第2球抜き口32より第2排出路36
に流下させて第1排出路34内に合流させ、パチンコ機
外に排出することができる(図2参照)。
【0016】一方、図5及び図6に示すように、第1球
抜き口31と第1排出路34の間には、スライド板40
が設けられ、前記第1球抜き部材33の下端に一体成形
された取付片33aがスライド板40に形成された挿通
孔40aに挿通され、該取付片33aの先端に形成した
爪部33bによって抜け止めされている。これにより、
第1球抜き部材33が、スライド板40上で上下方向に
移動可能に組み付けられている。また、第1球抜き部材
33とスライド板40との間には、コイルバネ41が介
在され、このコイルバネ41によって第1球抜き部材3
3が上方に付勢されることで、通常、第1球抜き口31
は、第1球抜き部材33により閉鎖された状態に保持さ
れる。スライド板40は、前後両端部をスライドフレー
ム42の摺動溝42aと第1排出路34後面上端の摺動
溝34aに嵌め込むことで、前皿部23の底面23aと
平行に組み付けられ、且つ、前皿部23の底面23aの
傾斜に沿って平行方向にスライド移動するようになって
いる。この構成により、第1球抜き部材33の上面は、
前皿部23の底面23aとほぼ面一で段差なく第1球抜
き口31を閉鎖する。
【0017】第1球抜き部材33を操作する第1操作レ
バー43は、スライドフレーム42に水平方向にスライ
ド移動可能に組み付けられている。また、スライドフレ
ーム42に裏面側に向けて突設された回動軸44には、
回転体45が回動可能に取り付けられている。この回転
体45は、前後に小径のピニオン45aと大径のピニオ
ン45bが一体成形され、第1操作レバー43の後端部
に形成されたラック43cが小径のピニオン45aと噛
み合い、スライド板40の裏面に形成されたラック40
cが大径のピニオン45bと噛み合っている。
【0018】この構成では、第1操作レバー43の操作
部43bを左方に押して第1操作レバー43を左方向に
スライド移動させると、回転体45が時計回り方向に回
転し、スライド板40が前皿部23の底面23aと平行
方向にスライド移動する。この際、第1球抜き部材33
の上面周縁部のテーパ面部33cが、第1球抜き口31
の周縁部に押されることで、第1球抜き部材33は、テ
ーパ面部33cに沿って斜め下方に移動し、底面23a
の下面側に入り込んだ状態(図2中に二点鎖線で図示)
でスライド板40と共に右方向に移動する。これによ
り、比較的大きな径の第1球抜き口31を開放し、この
第1球抜き口31から一度に多数のパチンコ球を第1排
出路34へ落下させて、球皿21内のパチンコ球を迅速
にパチンコ機外に排出することができる。
【0019】しかも、第1球抜き口31より下流側のパ
チンコ球は案内流路27最下流部の第2球抜き口32か
ら排出できるので、球皿21及び案内流路27内にパチ
ンコ球を残さず排出することができる。また、ラック4
0c,43cとピニオン45a,45bを介して、第1
操作レバー43の動きを第1球抜き部材33に伝達する
ようにしたので、第1操作レバー43を水平方向に移動
させるにもかかわらず、第1球抜き部材33(スライド
板40)を、斜め(底面23aと平行)に傾けて設置し
て斜め方向(底面23aと平行方向)に移動させること
ができ、底面23aに対して段差なく第1球抜き口31
を閉鎖することができる。これにより、第1操作レバー
43の操作性と底面23a上のパチンコ球の球流れを両
立させることができる。
【0020】しかしながら、本発明は、ラック40c,
43cとピニオン45a,45bを介さずに、第1操作
レバー43と第1球抜き部材33とを直接連結し(又は
一体化し)、両者を一体的にスライド移動させるように
しても良い。この場合、第1操作レバー43を水平方向
にスライド移動可能に取り付けて、第1球抜き部材33
を水平方向に移動させて第1球抜き口31を開放・閉鎖
するようにしたり、或は、第1操作レバー43を斜め方
向(底面23aと平行方向)にスライド移動可能に取り
付けて、第1球抜き部材33を斜め方向に移動させて第
1球抜き口31を開放・閉鎖するようにしたりすれば良
い。前者の場合、第1操作レバー43の操作性は良い
が、第1球抜き部材33が水平に取り付けられるので、
前皿部23の底面23aに対して段差ができてしまう。
一方、後者の場合、前皿部23の底面23aに対して段
差がなく、球流れは良いが、第1操作レバー43を斜め
方向に操作する必要がある。このように、それぞれ一長
一短があるが、いずれの場合であっても本発明の所期の
目的は十分に達成することができる。
【0021】以上説明した実施形態によれば、球皿21
の底面23aに大口径の第1球抜き口31を形成したの
で、球皿21内のパチンコ球を第1球抜き口31から速
やかに排出することができる。しかも、案内流路27の
最下流部に第2球抜き口32を形成したので、前皿部2
3の底面23aに形成された第1球抜き口31より下流
側のパチンコ球も第2球抜き口32から排出することが
できて、球皿21及び案内流路27内に多数のパチンコ
球が排出されずに残されることがなくなり、遊技者に不
利益を与えることを防止することができる。
【0022】また、球皿21の容量を拡大して1皿と
し、パチンコ球を2つの球抜き口31,32から直接、
パチンコ機外ヘ排出するようにしているので、従来のよ
うに、一旦、下皿内にパチンコ球を流してから、更に下
皿の球抜き口を開放してパチンコ球を排出するといった
手間を省くことができ、2つの球抜き口31,32を利
用して、簡単にしかも迅速に球皿21内の球抜きをする
ことができる。
【0023】更に、本実施形態では、第2球抜き口32
から第2排出路36内に落下するパチンコ球を、第1球
抜き口31に通じる第1排出路34内に合流させて、第
1排出路34の排出口34aから排出するので、案内流
路27及び球皿21から排出されるパチンコ球を1箇所
で効率良く回収することができ、球抜きに付随する球回
収作業が簡単になる。
【0024】尚、例えば2つの操作レバー37,43を
接近させて配置すれば、遊技者は、片手で2つの操作レ
バー37,43を同時に操作することが可能となり、便
利である。勿論、両手で各操作レバー37,43を操作
しても良く、或は、片手で第1球抜き口31を開放して
球皿21内のパチンコ球を排出した後、片手で第2球抜
き口32を開放して案内流路27内のパチンコ球を排出
するようにしても良いことはいうまでもない。
【0025】また、第1操作レバー43と第2操作レバ
ー37とを連動機構で連結し、どちらか一方の操作レバ
ーを移動させると、これに連動して他方の操作レバーも
同時に移動して、同時に2つの球抜き口31,32が開
放するするようにしても良い。このようにすれば、1つ
の操作レバーを操作することで、2つの球抜き口31,
32を同時に開放することができ、操作性が向上する。
【0026】また、第1球抜き口31の球抜きにおいて
は、第1球抜き部材33(第1操作レバー43)を球抜
き位置に保持するストッパ機構を設けることが望まし
い。このようにすれば、遊技者が第1操作レバー43を
球抜き位置に保持し続けなくても、球抜きが可能とな
る。この場合、第1球抜き口31から球抜きしながらパ
チンコ球の発射を続行できるようにするために、第1球
抜き口31から球抜きしている間も、球皿21内の一部
のパチンコ球が第1球抜き口31の周辺をすり抜けて案
内流路27内に流下するように構成することが望まし
い。
【0027】また、本実施形態では、案内流路27の最
下流部に第2球抜き口32を設けたが、第2球抜き口3
2を案内流路27の最下流部近傍に設けても良く、この
場合であっても、案内流路27内には、少数のパチンコ
球が残されるに過ぎず、遊技者に著しい不利益を与える
程のものではなく、本発明の所期の目的を達成すること
ができる。
【0028】更に、本実施形態の球皿21は、後方に貯
溜スペースを拡大することで球皿21の容量を拡大して
いるが、球皿21は、特開平9−24134号公報に示
すように、球皿の底板を傾動可能に支持することで、容
量を拡大するようにしても良い。
【0029】また、本実施形態では、球発射装置をパチ
ンコ機の左側下部に設け、底面23aを左方に下り傾斜
させて発射球をパチンコ機の左側下方部からほぼ垂直上
方に打ち上げるようにしたが、これとは反対に、球発射
装置をパチンコ機の右側下部に設け、底面23aを右方
に下り傾斜させて発射球をパチンコ機の右側下部からほ
ぼ垂直上方に打ち上げるようにしても良い。
【0030】その他、本発明は、球皿21、球抜き口3
1,32及び球抜き部材33,35の形状、盤面構成等
を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施できることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のパチンコ機によれば、球皿底面に設けられ
た第1球抜き口よりも下流側のパチンコ球は、案内流路
の下流部に設けられた第2球抜き口から排出するので、
球皿や案内流路内に多数のパチンコ球を残すことなく排
出することができ、遊技者に著しい不利益を与えること
を防止することができる。しかも、球皿を大容量化して
1皿とし、パチンコ球を2つの球抜き口から直接、パチ
ンコ機外ヘ排出できるので、簡単,迅速に球抜きをする
ことができる。更に、従来の下皿を廃止できるので、パ
チンコ球を移し替える手間を省くことができると共に、
遊技盤面を下方に拡大できて、遊技盤面の設計の自由度
を拡大できる。
【0032】また、請求項2では、第1球抜き口と第2
球抜き口の2箇所から排出されるパチンコ球を合流させ
て、共通の出口1箇所から排出するので、球抜きしたパ
チンコ球を1箇所にまとめて回収することができ、球回
収作業も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパチンコ機の球皿部
分の一部破断平面図
【図2】前皿部の縦断正面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】(a)は第2球抜き口を開閉する球抜き機構の
正面図、(b)は(a)のB−B断面図
【図5】第1球抜き口を開閉する球抜き機構の一部破断
正面図
【図6】図5のC−C断面図
【図7】パチンコ機の正面図
【符号の説明】
11…機枠、12…遊技盤、20…前面パネル、21…
球皿、23…前皿部、23a…底面、24…後皿部、2
7…案内流路、31…第1球抜き口、32…第2球抜き
口、33…第1球抜き部材、34…第1排出路、35…
第2球抜き部材、36…第2排出路、37…第2操作レ
バー、38…ジョイント、39…コイルバネ、40…ス
ライド板、40c…ラック、41…コイルバネ、43…
第1操作レバー、43c…ラック、44…回転軸、45
…回転体、45a,45b…ピニオン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機前面下部に設ける球皿を大容
    量化して1皿とし、 前記球皿の底面に、前記球皿内に貯溜されたパチンコ球
    をパチンコ機外に排出する第1球抜き口と、これを開閉
    する第1球抜き部材とを設け、 前記球皿内のパチンコ球を球発射装置に案内する案内流
    路の下流部に、前記パチンコ球をパチンコ機外に排出す
    る第2球抜き口と、これを開閉する第2球抜き部材とを
    設けたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記第1球抜き口から排出されるパチン
    コ球と前記第2球抜き口から排出されるパチンコ球とを
    合流させて排出する排出路を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載のパチンコ機。
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