JP2003024598A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003024598A
JP2003024598A JP2001218431A JP2001218431A JP2003024598A JP 2003024598 A JP2003024598 A JP 2003024598A JP 2001218431 A JP2001218431 A JP 2001218431A JP 2001218431 A JP2001218431 A JP 2001218431A JP 2003024598 A JP2003024598 A JP 2003024598A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点検や修理が容易にできる球受け皿のオーバ
ーフローを検出するセンサを備えた遊技機を提供するこ
と。 【解決手段】外枠1に支持された遊技面5備えた遊技機
本体4と、遊技機本体4に対して開閉可能に支持され同
遊技面5の前方に配置される扉枠と、遊技機本体4を介
して機構盤から供給されたパチンコ球を貯留する上受け
皿と、上受け皿の下方に配置され上受け皿へのパチンコ
球の供給が所定以上となった場合にオーバーフローした
パチンコ球が導かれる下受け皿14とを備えたパチンコ
遊技機において、オーバーフローしたパチンコ球を前記
下受け皿14に導く下受け皿用通路53を遊技機本体4
の前面側に配置し、更に同通路53側にオーバーフロー
した際にこれを検出するリミットスイッチ62を同通路
53に併設した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
パチロット等のパチンコ球を使用する遊技機に関し、特
に遊技のために遊技者に供給されるパチンコ球を受ける
球受け皿を備えた遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えばパチンコ球を使用する遊技機の一
種であるパチンコ遊技機では遊技者は入賞口に遊技球と
してのパチンコ球を入賞させ多くの賞球としてのパチン
コ球を得ることを目的の一つとしている。この入賞に伴
う賞球は遊技台としてのパチンコ機本体の背面に配置さ
れた機構盤からパチンコ機本体を通過して上受け皿に供
給されるようになっている。いわゆる大当たり状態とな
った場合のように連続的に入賞が繰り返されると大量の
賞球が遊技者に供給される。しかし、上受け皿にパチン
コ球が集中して流入し溢れ出てしまってはいけないた
め、上受け皿が一杯になった場合にはオーバーフローし
たパチンコ球は下受け皿に迂回させられるようになって
いる。例えば従来のパチンコ遊技機におけるオーバーフ
ロー機構は次の通りである。図29〜図33に示すよう
に、パチンコ遊技機の機構盤121では払い出し機構1
22を下降してきたパチンコ球は基本的に主連通路12
3からパチンコ機本体125の中間通路126を通り、
更に中間通路126に面して配置される連絡通路129
を通って上受け皿127に至るような構造とされてい
る。この主連通路123〜上受け皿127の間がパチン
コ球で一杯になってしまう(これを上受け皿のオーバー
フローという)と払い出し機構122を下降してきたパ
チンコ球は副連通路128方向に流れるようになってい
る。そして副連通路128からオーバーフロー通路12
9を流下してパチンコ球は図示しない下受け皿に至るよ
うな構造とされている。 【0003】ところで、例えば大当たりが連続する場合
のように極めて大量の入賞が発生すると、オーバーフロ
ー通路129方向に迂回させられた賞球自体が下受け皿
から外に溢れたり図29に示すように、下受け皿からオ
ーバーフロー通路129側に溢れてしまう事態(これを
下受け皿のオーバーフローという)が生じるおそれがあ
る。特にオーバーフロー通路129側に溢れることで球
詰まり等の故障の原因が生じていた。そのため、オーバ
ーフロー通路129にこの下受け皿のオーバーフローを
検出するためのセンサとしてのリミットスイッチ133
を併設するようにしている。図29に示すように、リミ
ットスイッチ133はオーバーフロー通路129の下端
位置側方(図上右側)に配設されている。リミットスイ
ッチ133は同リミットスイッチ133とオーバーフロ
ー通路129との間に配設されたレバー134がオーバ
ーフロー通路129側に溢れた賞球によって図31に示
すように図上時計回りに回動されることでオン状態とさ
れる。そして、このリミットスイッチ133がオン状態
であることを条件に払い出し装置からの賞球の払い出し
が一旦停止させられる。下受け皿から賞球が取り除かれ
てオーバーフロー通路129に停滞していた賞球がなく
なるとリミットスイッチ133がオフ状態となるため賞
球の払い出しが再開されることとなる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のパ
チンコ遊技機ではオーバーフロー通路129は機構盤1
21側に形成されている。そのためリミットスイッチ1
33も機構盤121側のオーバーフロー通路129に併
設されていた。そのため、従来からいくつかの問題が生
じていた。 1)リミットスイッチ133が作動するかどうかの点検
作業においては従来から実際に下受け皿をオーバーフロ
ー状態として動作確認をしていた。しかし、いちいち点
検の度毎にオーバーフローを発生させるのは面倒である
し時間の無駄である。 2)例えばリミットスイッチ133が故障したり、接触
部分が錆びて導通不良となったり、配線が切断された
り、球が詰まってオン状態のままとなってしまったりと
リミットスイッチ133に関しては多くの異常が発生す
る要素が内在する。しかし、従来では機構盤121側に
配設されているため、これらの異常は容易には発見でき
ず、更に不具合を発見したとしても容易に対処できなか
った。例えばリミットスイッチ133が故障すれば交換
が必要であるが、機構盤121はパチンコ遊技機におい
ては最も奧寄りにあるパネルであるため作業は極めて面
倒であった。 本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着
目してなされたものである。その目的とするところは、
点検や修理が容易にできる球受け皿のオーバーフローを
検出するセンサを備えた遊技機を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、支持枠体に支持され
遊技者が対面して遊技を行う遊技面を備えた遊技台と、
同遊技台に対して開閉可能に支持され同遊技面の前方に
配置される扉枠と、同扉枠の下方に配置され、同扉枠と
一体化してあるいは単独で前記遊技台に対して開閉可能
に支持され同遊技台方向から供給通路を介して供給され
るパチンコ球を貯留する球受け皿とを備えた遊技機にお
いて、前記球受け皿に供給されるパチンコ球が前記供給
通路側にオーバーフローした場合にオーバーフロー状態
を検出するセンサを前記遊技台前面であって、同供給通
路に隣接した位置に配設したことをその要旨とする。 【0006】請求項1の発明のような構成では、遊技台
前面であって、同供給通路に隣接した位置にセンサを配
設したためセンサの点検や修理が機構盤を開放しなくと
も可能となる。 【0007】 【発明の効果】 請求項1に記載の発明では、遊技台前
面であって、同供給通路に隣接した位置にセンサを配設
したためセンサの点検や修理が機構盤を開放しなくとも
可能となる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明をパチンコ遊技機に
応用した実施の形態について図面に基づいて説明する。
特に本実施の形態では従来に比べて遊技面を大型化した
パチンコ遊技機に本発明を化体させて説明する。ここに
「従来に比べて大型化した遊技面を備えたパチンコ遊技
機」とは遊技者の興趣をより盛り上げるために遊技面を
大型化した機種であり、遊技面が大型化することにより
遊技面中央に配置される表示装置の液晶画面を大きくす
ることが可能となり、迫力ある大画面を遊技者は享受で
き遊技者に対するアピール度が増すことができる機種で
ある。更に、同機種では遊技面が大きくなるため左右方
向への遊技球(パチンコ球)の拡散度が大きくなり遊技
自体の視覚的な刺激が増すこととなり、落下する遊技球
の落下距離も長くなるため遊技球が入賞口に入賞するか
どうかの期待感も増すこととなるものである。尚、以下
の説明においては前面、前方或いは表面側とは遊技者が
正対する側をいい、後面、後方或いは背面側とはそれら
正対する側の反対側をいう。また、特記なき限り左右と
は前面からみた左右方向をいう。 【0009】図1及び図5に示すように、パチンコ遊技
機の支持枠体としての外枠1は上下左右の各枠板1a〜
1dによって四角形に枠組みされた木製の枠体とされて
いる。下部枠板1b上面には幕板2が配設されている。
外枠1には遊技台としての遊技機本体4が装着されてい
る。遊技機本体4はパチンコ遊技機の構造的な中核を形
成するパネル状の構成部材であってヒンジ金具6の回動
軸6aを中心に回動し外枠1に対して図2に示す開閉用
金具4aによって開閉可能にかつ着脱可能に装着されて
いる。図2に示すように、遊技機本体4を中心としてそ
の他のパネル状の構成部材がその前後方向に積層状に配
置されている。まず図2に基づいて各構成部材の概略の
配置状態とそれらに付随する主要構成部材について説明
し、次いで個々の構成部材について詳述する。遊技機本
体4の上半身に形成された遊技盤取り付けスペース9に
は遊技盤5が嵌合されている。遊技盤5の前方には扉枠
7が配設されている。扉枠7の上方位置にはガラス窓G
が嵌合されており、同ガラス窓Gの下方位置にはパチン
コ球受け皿としての上受け皿8が形成されている。遊技
盤5の後方位置には遊技盤5を背面から覆うように機構
盤10が配設されている。機構盤10の直下には取り付
けベース11が配設されている。遊技盤5の下方位置に
はカバープレート13が配設されている。カバープレー
ト13は遊技機本体4に対して固着されている。カバー
プレート13には前方に突出形成した下受け皿14が形
成されている。カバープレート13は従来の機種におけ
る下部カバープレートに相当する。単にカバープレート
13としたのは本実施の形態では上受け皿8の扉枠7側
への移動に伴って本来上受け皿8が配設される上部カバ
ープレートが不要となっているからである。下受け皿1
4の右側方には操作ハンドル15が取付けられている。 【0010】まず、遊技機本体4及び遊技盤5について
詳しく説明する。図1、図7及び図8に示すように、遊
技機本体4の上半身には横架フレーム18及び左右の縦
フレーム19によって額縁状に縁取られた遊技盤取り付
けスペース9が形成されている。遊技盤取り付けスペー
ス9の下方は図10に示すようにパチンコ球処理領域2
1とされ、同パチンコ球処理領域21の下方には更にパ
チンコ球発射機構23及び音響機構24が配設されてい
る。遊技盤5はパチンコ球処理領域21の天板22上に
載置され遊技盤取り付けスペース9に嵌合されている。
図6に示すように、遊技盤5は略正方形のパネル体であ
って、遊技盤5の前面にほぼ垂直に配置された遊技面2
0上には内レール25及び外レール26によって包囲さ
れた略円形の遊技領域27が形成されている。遊技領域
27内には入賞口28及び可変表示装置29等が所定位
置に配設されている。内レール25の最下部位置にはア
ウト球回収口30が形成されている。遊技が終了して入
賞口28に入賞しなかったパチンコ球(遊技球)はアウ
ト球としてアウト球回収口30から後方に退場する。
尚、釘については図示が省略されている。図7及び図8
に示すように、遊技盤取り付けスペース9前面には前記
遊技領域27に応じた形状に縁取られた幕板31が形成
されている。幕板31は天板22上に載置された遊技盤
5を保持するとともに前方への脱落を防止する機能を有
する。図3及び図5に示すように遊技領域27は出願人
の従来の機種(上受け皿が遊技機本体側に配設されてい
るもの)と比較して大径とされるとともに、可変表示装
置29の表示画面29aも大型化して遊技領域27内に
おいてかなり大きな面積を占めている。これは上受け皿
を遊技盤の下方位置に移動させることで上受け皿に関す
る機構を分散でき、その結果遊技盤を上下方向により長
く構成することができるようになったことが主たる理由
である。 【0011】図11に示すように、遊技盤5の裏面であ
って可変表示装置29の下方位置には3箇所にセーフ球
集合樋32が配設されている。セーフ球集合樋32の下
方にはセーフ球集合板34が配設されている。セーフ球
集合樋32は入賞したパチンコ球(セーフ球)が遊技領
域27から退場後に通過する背面側の通路であって、セ
ーフ球集合樋32に導かれたセーフ球はセーフ球集合板
34の内部(遊技盤5との間でなす隙間)を通過して下
方に落下する。図9〜図11に示すように、セーフ球集
合樋32及びセーフ球集合板34の背面にはメイン基板
33が配設されている。メイン基板33には遊技内容に
応じたプログラムやこれを起動させるためのプログラム
等が個々の機種に応じて封印されて配設されている。 【0012】次に遊技盤5のパチンコ球処理領域21の
周辺の構造について説明する。パチンコ球処理領域21
には後述する払い出し機構40から供給されるパチンコ
球を前面(遊技者側)に導く導入通路45とパチンコ球
を外部に導く排出通路46とが配設されている。まず導
入通路45について説明する。導入通路45は上受け皿
8にパチンコ球を導く主通路47と上受け皿8が一杯に
なった場合に下受け皿14方向にオーバーフローしたパ
チンコ球を導くバイパス通路49とを備えている。図9
〜図11に示すように主通路47は遊技機本体4の裏面
側に導入口50を備え、図1、図5等に示すように遊技
機本体4の表面側の導出口51に連通されている。図1
3、図14及び図16に示すように、主通路47内には
導入口50から導入したパチンコ球を前方に流下させる
流下面47aが形成されている。流下面47aには前方
に向かって緩やかな傾斜が設けられている。流下面47
aはその途中で途切れており、導出口51は空間を隔て
た流下面47a前方に配置される。 【0013】図9〜図11並びに図15及び図16に示
すようにバイパス通路49は遊技機本体4の裏面側に導
入口52を備え遊技機本体4前面に配設されたオーバー
フロー通路としての下受け皿用通路53内に連通されて
いる。バイパス通路49内には導入口52から導入した
パチンコ球が前方に流下する流下面49aが形成されて
いる。流下面49aには前方に向かって緩やかな傾斜が
設けられている。図1、図5、図9〜図11及び図16
に示すように下受け皿用通路53は遊技機本体4前面左
側から右方向に横行して前記下受け皿14の流入口14
aに連通されている。下受け皿用通路53はパチンコ球
処理領域21の前面左方向においてバイパス通路49の
流下面49aから流下するパチンコ球を下方に落下させ
る第1の通路53aと落下するパチンコ球をスムーズに
略90度右方に方向転換させる曲面に形成された案内部
53bとパチンコ球を斜め右下方に案内する第2の通路
53cから構成される。第2の通路53cは遊技機本体
4の左右方向の略中央位置において下受け皿14の流入
口14aに接続されている。図16に示すように、第2
の通路53cの起点位置の上方は開放空間54とされて
前記主通路47の流下面47aの下端部が現れている。 【0014】図1、図5、図13及び図14に示すよう
に、導出口51にはフラップ55が立設されている。フ
ラップ55は回動軸55aによって回動可能に軸支され
るとともに図示しないバネによって付勢されている。図
14に示すように、扉枠7を閉鎖させることで後述する
差し込み受け皿57が導出口51から開放空間54に差
し込まれることとなる。差し込み受け皿57の流下面5
7aは開放空間54に差し込まれた状態で主通路47の
流下面47aよりも若干低い位置に配設され、同流下面
47aを流下するパチンコ球をさらにすみやかに下流に
流下させるために前方に向かって緩やかな傾斜が設けら
れている。差し込み受け皿57の差し込みに伴ってフラ
ップ55は開放空間54側に倒伏させられるとともに、
開放空間54によって途切れた流下面49aの下流位置
に導出口51方向への橋が架けられることとなる。この
状態で主通路47の流下面47aを流下してきたパチン
コ球は差し込み受け皿57上に流入し、更に導出口51
から上受け皿8に導かれることとなる。一方、扉枠7を
開放した際には図13に示すようにフラップ55はバネ
の付勢力によって起立位置に復帰する。この状態ではパ
チンコ球は導出口51には導かれない。すなわち、扉枠
7と一体的に開放されてしまった上受け皿8にパチンコ
球を導くことはできないため上流から流下するパチンコ
球を下受け皿14に導く必要がある。すなわち、差し込
み受け皿57がなくなるためパチンコ球は開放空間54
から下方の第2の通路53c方向に落下し下受け皿14
に流入することとなる。このとき、勢いよく流下面49
aを流下してきたパチンコ球はフラップ55によって導
出口51からの外部への飛び出しが防止される。図16
に示すように、開放空間54と隣接する第1の通路53
aとはその途中に隔壁がなく連通状態とされている。そ
のため、主通路47に導かれるパチンコ球が多すぎて流
下できなくなった場合にはそのオーバーフローしたパチ
ンコ球は主通路47から差し込み受け皿57に至る途中
で開放空間54から第1の通路53aの方向に移動して
下受け皿用通路53に導かれる(つまり下受け皿14に
流入する)ようになっている。つまり、バイパス通路4
9を通らないで主通路47に導かれたパチンコ球が遊技
機本体4前面に至った段階でオーバーフロー状態となる
と、下受け皿14方向に迂回することとなっている。 【0015】ここに、図31に示すように、従来の機種
においては扉枠を開放した際に上受け皿への通路が遮断
されるためパチンコ球がこぼれないように下受け皿へパ
チンコ球を導く通路130が遊技機本体に形成されてい
た(通路130は本実施の形態の下受け皿用通路53の
ように周囲が完全に覆われた通路ではなく上方が開放さ
れたレール状部材に過ぎない)。この通路130はオー
バフローしたパチンコ球を下受け皿に導く機能は全くな
く、あくまで上受け皿127の開放によって本来上受け
皿127方向へ流下すべきパチンコ球の逃げ道として下
受け皿に導く機能を有するに過ぎない。この点で、本実
施の形態の下受け皿用通路53はオーバフローしたパチ
ンコ球を下受け皿に導く機能と扉枠開放に伴う上受け皿
への通路遮断によりパチンコ球を下受け皿に導く機能の
両方の機能を兼ね備えていることとなる。尚、差し込み
受け皿57は扉枠7の閉塞時に開放空間54からパチン
コ球が下受け皿14方向に流れてしまわないように設け
られているものであって、この機構によって下受け皿用
通路53が両方の機能を兼ね備えることが可能となって
いる。 【0016】次に下受け皿用通路53の下流部を構成す
る第2の通路53cから下受け皿14の流入口14aに
至るまでの領域について説明する。図5、図24及び図
27に示すように、第2の通路53cの先端寄りは下方
に屈曲されてカバープレート13後方に形成された球溜
まり61に接続されている。球溜まり61は第2の通路
53cを流下してきたパチンコ球が一箇所に集中して詰
まらないように左右前後に大きく形成された空間であ
り、オーバーフロー通路の一部をなす。球溜まり61の
前方には下受け皿14の流入口14aが形成されてい
る。球溜まり61の上部位置であって第2の通路53c
の右方にはセンサとしてのリミットスイッチ62が配設
されている。リミットスイッチ62は第2の通路53c
に隣接したセンサ収納部66に収納されている。図23
及び図28に示すように、センサ収納部66は部分的に
切り欠かれた略直方体形状のケース体であって、カバー
プレート13の上端位置と交差するように同カバープレ
ート13の背面側に配置されている。センサ収納部66
の上半身はカバープレート13の上方に扉枠7を開放し
た状態で下受け皿用通路53や後述する発射案内レール
65とともに前方に露出される。一方、下半身はカバー
プレート13の背面に収納されている。センサ収納部6
6の上半身前面は透明プラスチック製の前面壁66aに
よって覆われている。図26に示すように前面壁66a
センサ収納部66内部に配設された取り付け台114a
及び前面壁66a自身に配設された取り付け台114b
をビス113によって取り外し可能に締着固定されてい
る。図28に示すように、センサ収納部66の上部には
開口部66bが形成されている。図24及び図28に示
すように、センサ収納部66の下半身には逆L形状の断
面の下垂板106が形成されている。下垂板106の左
方は開放されて球溜まり61に連通されている。下垂板
106の左方にはレバー71が取り付け台114aに対
して揺動可能に吊り下げ支持されている。レバー71は
ちょうど球溜まり61とセンサ収納部66との間に介在
され下受け皿14からオーバーフローしてきたパチンコ
球によって押動されることとなる。レバー71の下部左
方にはパチンコ球(賞球)と当接する球溜まり61方向
に向くように若干斜めに形成された斜板71aが形成さ
れている。斜板71aは賞球が当接する面であるととも
に、賞球のセンサ収納部66内部への侵入防止する機能
を有する。斜板71aの右方には断面コ字状に構成され
た当接部71bが形成されている。当接部71bは賞球
によって押動された際に下垂板106の内面と当接し、
レバー71の必要以上の揺動を防止する揺動制御手段と
される。レバー71の上部寄り右方には入力突起71c
が形成されている。 【0017】図23及び図24に示すように、リミット
スイッチ62はカバープレート13の上端位置と交差す
るようにセンサ収納部66内に配設されている。リミッ
トスイッチ62はレバー71の右方において取り付け台
115に図示しないビスによって固定されている。リミ
ットスイッチ62は入力レバー62a及び入力ピン62
bを備えている。リミットスイッチ62はオーバーフロ
ーしてきたパチンコ球によってレバー71が揺動される
ことで入力突起71cによって入力レバー62aが押動
されて入力ピン62bが入力されてオン状態となる。入
力レバー62aは図23に示すように正視状態で入力レ
バー62aの上部がわずかにカバープレート13の上端
から上方側に覗く。そのため、扉枠7を開放した状態で
リミットスイッチ62及びリミットスイッチ62の入力
レバー62aを前面壁66aを透過して目視できるよう
になっている。図23、図24及び図28に示すよう
に、リミットスイッチ62上部にはコネクタ108が装
着されている。コネクタ108は電源供給と出力信号の
送信のための配線L(作図上図28だけに図示)をリミ
ットスイッチ62に接続させるものである。配線Lは開
口部66bから下受け皿用通路53に沿って左方に導か
れ遊技機本体4の最も左枠板1d寄りの位置で後述する
球貸し用基板ボックス88(上受け皿8の裏面に装着さ
れている。図1参照)への配線とともに後方の機構盤1
0側に導かれるようになっている。配線Lはセンサ収納
部66から左方向に横断するように配線されており、扉
枠7を開放した状態においては遊技機本体4の前面に完
全に露出されることとなる。このような構成では、上受
け皿8が一杯になってオーバーフローしたパチンコ球
(賞球)は第1の通路53a、案内部53b、第2の通
路53c、球溜まり61を順に経て流入口14aから下
受け皿14に至る。ところが、図27に示すように下受
け皿14に溜まった賞球が球溜まり61側に溢れるよう
になると(つまり下受け皿14もオーバーフローしてし
まうと)溢れた賞球はレバー71の斜板71aを押動し
始める。そして、レバー71が揺動して入力突起71c
によって入力レバー62aを押動して入力ピン62bが
入力されるとリミットスイッチ62がオン状態とされ、
結果として賞球の供給は停止される(詳しい供給停止の
作用については後述する)。センサ収納部66の右方に
は後述する迂回通路89(図1参照)と接続され上受け
皿8からのパチンコ球を下受け皿14に回避させるため
の連絡通路104が形成されている。 【0018】次に排出通路46について説明する。図9
〜図11に示すように、排出通路46はアウト球回収口
30から落下してくるアウト球及びセーフ球集合板34
から落下してくるセーフ球を受け止めて下流(図11で
は右方)に流下させる第1の傾斜面58と、第1の傾斜
面58を流下するアウト球及びセーフ球を受け止めて流
下方向を逆転させて(図11では左方)中央寄りにアウ
ト球及びセーフ球を導く第2の傾斜面59とを備えてい
る。第2の傾斜面59の下端には図示しない外部レール
と連通する排出口60が形成されている。ここに、従来
の機種ではアウト球とセーフ球を排出する排出通路は本
実施の形態のような遊技機本体4に形成されているので
はなく、その後方位置にある機構盤側に形成されるよう
な構成を採用していた。本実施の形態においてこのよう
に排出通路を遊技機本体4側に形成するようになった理
由は主として上記取り付けベース11を機構盤10とは
別体で構成したいという要請(その理由については後述
する)からである。近年の機種ではセーフ球処理装置を
廃した構造とされており、アウト球及びセーフ球を別個
に回収せずとも構わなくなりアウト球及びセーフ球の回
収機構は簡単な構造となっている。そのため敢えて機構
盤側に設けずとも本実施の形態のように遊技機本体4側
に設けることが可能となり、機構盤10の下部にスペー
スを確保して取り付けベース11を配設させることがで
きるようになったものである。 【0019】次に、パチンコ球発射機構23について説
明する。図1、図9〜図12に示すように、遊技機本体
4の右下方寄り(裏面から見ると左下方寄り)にはパチ
ンコ球発射機構23が配設されている。パチンコ球発射
機構23は前記操作ハンドル15、発射ハンマ63、モ
ータ装置64、図示しない発射カム,図示しないコイル
バネ、図示しない球送りアーム等から構成されている。
モータ装置64は遊技者が操作ハンドル15のハンドル
リング15aに触れていることを条件に所定タイミング
(本実施の形態では一分間に100回の割合)で回転す
る。モータ装置64の回転軸には発射カムが固着され、
発射カムが回転することによりコイルバネの付勢力に抗
して 発射ハンマ63を回動させる。発射ハンマ63は
回転した発射カムと非係合となることによってコイルバ
ネの付勢力によって一瞬に元の位置に戻ることとなる。
この時の勢いによって遊技球が発射される。操作ハンド
ル15のハンドルリング15aを回動させることでコイ
ルバネの付勢力を制御し、発射ハンマ63のパチンコ球
(遊技球)への当接速度を調節するようになっている。
球送りアームは発射ハンマ63と同期して駆動され後述
する遊技球案内装置87と干渉して新たな遊技球を発射
案内レール65に導入する。 【0020】図1及び図12に示すように、前記下受け
皿用通路53の右方には発射案内レール65が配設され
ている。発射案内レール65の下端(右端)は前記発射
ハンマ63の側方に配置され、発射ハンマ63の進退方
向と重複して左斜め上方に向かって延出されている。発
射案内レール65上端から先は発射されたパチンコ球
(遊技球)がジャンプして飛び越えるジャンプ領域67
が形成されている。ジャンプ領域67の下方には前記下
受け皿用通路53の第2の通路53cを構成する天板6
8が配置されている。天板68上面は右下方に向かって
下がる傾斜面とされているため、発射されても遊技面2
0に至らず戻ってきてしまった勢いのないパチンコ球が
ジャンプ領域67から天板68上に落下し、そのパチン
コ球は天板68上を右方向に流下して発射案内レール6
5の下方から返却通路69内に導入されるようになって
いる。返却通路69は本実施の形態では前記下受け皿用
通路53上部の開放空間54に連通されている。発射案
内レール65の取り付けリブ65aには発射案内レール
65上にセットされた遊技球を下方から支持するストッ
パ79が固着されている。 【0021】ここに図5に示すように、前方から発射案
内レール65を正視した場合発射案内レール45の下端
寄りはカバープレート13の上端よりも下方位置に配置
される。つまり、前方からでは正視できない隠れた位置
に配置されることとなっている。これは遊技盤5の上下
幅が上記のように拡張され従来の機種に比べて下方位置
まで進出するようになったことに伴い発射案内レール6
5を全体に下方位置にずらす必要が生じたことによるも
のである。本来ならば発射案内レール65が下がると操
作ハンドル15位置も下げることでこのように発射案内
レール65の下部が隠れた状態になることはない。しか
し、パチンコ遊技機において操作ハンドル15の位置は
遊技者が操作しやすい位置に配置されるよう人間工学的
に決まってしまっている。そのため、操作ハンドル15
位置を下げることはできない。しかし、遊技球の発射後
の助走距離として所定長さの発射案内レール65は必要
である。そこで、このように構成したものである。ここ
に、発射案内レール65の最下端位置(発射準備位置)
には次々と打ち出される遊技球が流入してくるため遊技
球が確実に保持される必要がある。従来の機種では発射
案内レール65はその前面に配置される上部カバープレ
ートに隣接していたため上部カバープレートからの遊技
球の排出口をちょうど発射準備位置に面するような設計
が可能であった。ところが、本実施の形態のようなカバ
ープレート13の上端から下方に隠れてしまっている発
射準備位置ではこのような設計は困難である。すなわ
ち、発射準備位置にセットされた遊技球(発射待機球)
を前方から支持する支持手段がなくなってしまうことと
なる。そこで、本実施の形態では図12及び図17に示
すように発射案内レール65の最下端位置に隣接して遊
技球案内プレート70が配設した。遊技球案内プレート
70は扉枠7側の上受け皿8から発射案内レール65上
に供給された遊技球を前方から支持する。すなわち、図
12及び図17に示すように、発射準備位置に隣接した
位置(前方位置)における同プレート70の配置位置は
その位置における発射案内レール65よりも若干高い位
置に配設される。これによって、発射案内レール65上
の発射待機球はストッパ79により下方から、発射案内
レール65の取り付けリブ65aと同プレート70によ
り前後から計三方から支持されることとなり(実際には
発射待機球と取り付けリブ65a及び同プレート70と
の間には若干の隙間が形成され常時支持されているわけ
ではない)正確な発射が可能となる。カバープレート1
3の下受け皿14の左方には灰皿72が配設されてい
る。本実施の形態ではこの灰皿72の裏面に前記音響機
構24の図示しないスピーカが配設されている。図1、
図5及び図12に示すように、発射案内レール65の右
方には鍵穴73が形成されている。この鍵穴73は遊技
機本体4に対する扉枠7の開閉をつかさどるものであ
る。 【0022】次に、扉枠7について詳述する。図1〜図
4に示すように、遊技盤5の前面には扉枠7が配設され
ている。扉枠7はヒンジ金具6の回動軸6aを中心に回
動し(つまり遊技機本体4の回動軸と同軸で)遊技機本
体4に対して開閉可能にかつ着脱可能に装着されてい
る。扉枠7は略長方形の外形を有し、中央にほぼ円形の
大型の窓穴75が形成されている。窓穴75を円形とし
たのは遊技盤5の遊技面9の前記遊技領域27に対応さ
せたものである。窓穴75には遊技盤5の遊技面9を露
出させるためのガラスGがはめ込まれている。扉枠7の
後面側であって窓穴75周縁には補強フレーム74が配
設されている。扉枠7の前面側であって窓穴75の周縁
には装飾用の装飾パネル76が所定位置に配設されてい
る。各装飾パネル76内には図示しないランプが配設さ
れメイン基板33による制御に基づいて点滅させられ
る。窓穴75の下方位置には球貸し用の操作ボタン77
とカードの残量を表示する7セグ表示の表示パネル78
が配設されている。 【0023】操作ボタン77及び表示パネル78の下方
には上受け皿8が配設されている。図18及び図19に
示すように、上受け皿8は導入されてきたパチンコ球が
プールされる流下面81と流下面81を包囲する包囲壁
82を備えている。流下面81には図示しないパチンコ
球貸し出し装置の配球ノズルから放出されたパチンコ球
が落下当接する。流下面81は右側下がりの傾斜に形成
されるとともに、下流側(右側)が徐々に狭くなってパ
チンコ球が縦列配置されるような狭窄通路84が形成さ
れている。上受け皿8には上流側(左側)の扉枠7壁面
に形成されたパチンコ球導入口83から導入されたパチ
ンコ球がプールされると同時に徐々に下流側に流下して
狭窄通路84に至り、更に狭窄通路84最下流に配置さ
れた供給口85から扉枠7の背面側に導かれる。図1に
示すように、供給口85の扉枠7の対応する背面位置に
は前記遊技球案内プレート70に遊技球を導く遊技球案
内装置87が配設されている。遊技球案内装置87は上
受け皿8の供給口85から流下するパチンコ球を前記発
射案内レール65上に落下させる装置である。遊技球案
内装置87の側方には上受け皿8に溜まったパチンコ球
を遊技者の操作で自主的に下受け皿14に回避させる際
の迂回通路89が形成されている。図1及び図14に示
すように、パチンコ球導入口83の扉枠7の対応する背
面位置には前記差し込み受け皿57が後方に向かって突
設形成されている。差し込み受け皿57は扉枠7が遊技
機本体4前面に装着された状態で前記導出口51から開
放空間54に差し込まれパチンコ球処理領域21から供
給されたパチンコ球をパチンコ球導入口83から上受け
皿8に導く。前記操作ボタン77及び表示パネル78の
裏面側には球貸し用基板が内蔵された球貸し用基板ボッ
クス88が配設されている。 【0024】図18及び図19に示すように、上受け皿
8の流下面81を包囲する包囲壁82はパチンコ球導入
口83の周囲が他の部分よりも高く形成された高壁部8
2aとされている。高壁部82aの上端はパチンコ球導
入口83の上端位置よりも高い位置とされており、正面
から正視した状態でパチンコ球導入口83は包囲壁82
及び高壁部82aによって完全に覆われている。高壁部
82a(及び扉枠7の壁面)で包囲された流下面81の
左方位置(パチンコ球導入口83の前方)はパチンコ球
貸し出し装置の配球ノズルからパチンコ球が落下当接す
る位置である。従って、遊技盤5のサイズが大きくなっ
て従来の機種に比べて上受け皿8が下方に配置されるこ
ととなり配球ノズルから流下面81までの距離が長くな
ったとしても、高壁部82aによって配球ノズルから放
出されたパチンコ球が飛び出すことがない。ここに、従
来の機種では上受け皿は扉枠とは別体に上部カバープレ
ートに配設されていた。上部カバープレートは扉枠の下
方位置に配設される部材である。そのため、扉枠を開放
した際に上部カバープレートに設けられた上受け皿の壁
の高さは扉枠の開放の邪魔とならないように(干渉しな
いように)高さに制限を設けざるを得なかった。そのた
めパチンコ球貸し出し装置の配球ノズルから上受け皿ま
での距離が長いと上受け皿に落下したパチンコ球が壁を
乗り越えて外に飛び出してしまう可能性があった。従っ
て、配球ノズルの位置はできる限り低くなるように設定
されていた。また、壁が余り高くなりすぎないように配
慮しながら上部カバープレートをデザインしなければな
らずデザイン上の制限があった。ところが、本実施の形
態では上受け皿8は扉枠7側にあって扉枠7と一体とな
って開放されるため、高壁部82aの高さには制限はな
い(実際には遊技盤5の遊技面20にかからない程度に
する必要がある)。 【0025】次に、機構盤10について説明する。図
2、図4及び図9に示すように、遊技盤5の背面側には
機構盤10が遊技機本体4に対して開閉可能に装着され
ている。機構盤10は上下に配設されたヒンジ部90
(本実施の形態では下側のみ表示)によって遊技機本体
4に支持されており、盤面に散点的に配置された開閉ピ
ン91の引き出し及び押し込みによって遊技機本体4に
対して着脱可能とされる。機構盤10の中央付近には大
型開口部10aが形成されている。大型開口部10aの
上半分はカバー92によって背面から覆われている。図
9に示すように、遊技機本体4に対して機構盤10が閉
塞された状態で同大型開口部10aから遊技盤5の背面
に配設された可変表示装置29及びメイン基板33が露
出される。可変表示装置29はカバー92によって背面
から覆われるが、メイン基板33は目視確認のために覆
われない。機構盤10の上部にはタンクTが配設されて
いる。タンクTの下方にはタンクレール93が配設され
ている。タンクレール93はタンクTから導入されたパ
チンコ球を図9において左方から右方に移動させる。本
実施の形態では従来の機種に比べて遊技盤5が上方にも
拡張されているためタンクTは従来の機種に比べて若干
浅めに形成されている。タンクレール93の右方には下
方に向かって払い出し装置ユニット95が配設されてい
る。払い出し装置ユニット95は払い出し装置96と、
パチンコ球を払い出し装置96に導く第1の流路97
と、パチンコ機の廃棄等によってパチンコ機を島から取
り外す際に同第1の流路97内の球抜きを行うための球
抜き機構98と、球抜きを行う際にパチンコ球が排出さ
れる球抜き流路99と、払い出し装置96の下流の第2
の流路100と、ベル101と、ベル101の下流の第
3の流路103とより構成されている。本実施の形態で
は2基の払い出し装置96はセーフ球の発生に基づいて
所定量のパチンコ球(賞球)を払い出す。パチンコ球は
第2の流路100を流下し途中ベル101に当接する。
ベル101に当接したパチンコ球は第3の流路103を
斜め下方(図9において左斜め下方)に導かれる。第3
の流路103を流下したパチンコ球は取り付けベース1
1内に至る。機構盤10の背面を流下してきたパチンコ
球はこの取り付けベース11において前方に方向転換さ
せられる。 【0026】図2、図4及び図9に示すように、機構盤
10の下方には取り付けベース11が配設されている。
取り付けベース11は上下に配設されたヒンジ部105
によって遊技機本体4に開閉可能に支持されており、図
9において左方に配置された開閉ピン107の引き出し
及び押し込みによって遊技機本体4に対して着脱可能と
されている。図9、図20及び図21に示すように、取
り付けベース11には発射基板が収納される発射基板ボ
ックス11aと、電源基板が収納される電源基板ボック
ス11bが固着されている。図21に示すように、払い
出し基板が収納される払い出し基板ボックス11cは着
脱可能とされている。これは、不正防止の点から払い出
し基板ボックス11cのみを別途ユーザに供給する必要
のためである。 【0027】払い出し基板ボックス11cの装着位置の
背面には払い出し装置96から流下するパチンコ球を遊
技機本体4方向に導く主通路用中間通路109及びバイ
パス通路用中間通路110が形成されている。第3の流
路103はパチンコ球を主通路用中間通路109に導く
ように斜めに傾斜して構成されているため特に主通路用
中間通路109方向が渋滞(例えばパチンコ球の払い出
し量が多くなって)しない限りパチンコ球は主通路用中
間通路109から前記主通路47に導かれる。図20〜
図22に示すように、主通路用中間通路109の上端位
置であってバイパス通路用中間通路110との境界位置
には案内部材112が配設されている。案内部材112
は基本的に第3の流路103を流下してきたパチンコ球
がバイパス通路用中間通路110方向に流れないように
擁壁の役割を果たすとともに、速やかにパチンコ球を主
通路47方向に導くための湾曲した傾斜面112aが主
通路用中間通路109側を向くように形成されている。
従って、第3の流路103を流下してきたパチンコ球は
主通路用中間通路109及びバイパス通路用中間通路1
10付近で渋滞が生じない限り主通路用中間通路109
方向に導かれる。そして、渋滞が生じて停滞したパチン
コ球が案内部材112の高さ以上となるとバイパス通路
用中間通路110方向に導かれる。主通路用中間通路1
09、バイパス通路用中間通路110及び案内部材11
2はオーバーフロー機構を構成する。 【0028】ここに、取り付けベース11は機構盤10
とは別体に構成されている。従来の機種では発射基板、
電源基板及び払い出し基板は機構盤に配設されており、
かつ必ずしもこのようにまとまってチェックしやすい下
方位置に配置されているわけではない。本実施の形態で
このように取り付けベース11を機構盤10と別体に構
成するようになった理由は主として1)従来の機構盤が
大型化、重量化してきたこと、2)別体とすることでパ
チンコ遊技機の組み立て作業が迅速化すること、3)逆
に再利用する際の取り外しの容易さ等の理由からであ
る。更に、本実施の形態ではパチンコ遊技機としてゲー
ム内容に関わらず共通性のある基板を取り付けベース1
1に機構盤10とは別体としてまとめることで、保守・
点検がしやすくなった。また、このように取り付けベー
ス11を設けることができるのは上記のように遊技機本
体4のパチンコ球処理領域21に排出通路46を移動さ
せたことにより機構盤10位置のスペースに余裕ができ
たことによるものでもある。図9〜図11に示すよう
に、機構盤10の上下幅は遊技盤5の上下幅とほぼ同等
に構成されているため、機構盤10を開放することによ
って取り付けベース11は開放あるいは取り外しをしな
くとも遊技盤5の保守・点検更に交換等の作業を行うこ
とができる。また、発射基板ボックス11a、電源基板
ボックス11b及び払い出し基板ボックス11cを排出
通路46から隔絶することによってパチンコ球同士が接
触する際に発生する静電気由来のノイズ(電気的信号)
の影響を受け難くすることも取り付けベース11を別体
で構成する理由である。 【0029】次に、このように構成された本実施の形態
のパチンコ遊技機の特にリミットスイッチ62に関する
作用について説明する。機構盤10の背面の払い出し装
置ユニット95を流下してきたパチンコ球(賞球)は第
3の流路103から基本的に主通路用中間通路109方
向に導かれ、主通路47に至る。一方、主通路用中間通
路109及びバイパス通路用中間通路110付近で渋滞
が生じ停滞した賞球が取り付けベース11の案内部材1
12の高さ以上となると賞球はバイパス通路用中間通路
110に導かれ、バイパス通路49に至る。バイパス通
路49に至った賞球はそのまま前記下受け皿用通路53
を経て下受け皿14に至る。これに対して主通路47に
導かれた賞球は基本的には導出口51から差し込み受け
皿57を介して上受け皿8に導かれるが、遊技機本体4
側でも賞球の渋滞が生じていれば上記のように開放空間
54から第1の通路53aの方向に移動して下受け皿用
通路53に導かれる。すなわち、遊技機本体4の前後2
箇所で上受け皿8におけるオーバーフローの賞球を下受
け皿14に迂回させる機構が設けられていることとな
る。 【0030】ところが、下受け皿用通路53に導かれた
賞球が下受け皿14において取り出されることなく図2
7に示すように下受け皿14に溜まった賞球が球溜まり
61に溢れるようになると(つまり下受け皿14もオー
バーフローしてしまうと)溢れた賞球はレバー71の斜
板71aを押動し始める。そして、レバー71が揺動し
て入力突起71cによって入力レバー62aを押動して
入力ピン62bが入力されるとリミットスイッチ62が
オン状態とされ、結果として賞球の供給は停止される。
リミットスイッチ62はオン状態において検出信号を払
い出し基板ボックス11c内部の払い出し基板に出力す
る。その結果として払い出し基板からの命令によって払
い出し装置ユニット95の賞球の払い出し装置96の駆
動が一時的に停止させられる。このとき、本実施の形態
では払い出し装置96は停止させられるものの、パチン
コ球発射機構23は停止させられることはない。この場
合において入賞に伴ってそのセーフ球を順に格納し、そ
のセーフ球の排出処理と連動して賞球行為を行うセーフ
球処理装置を備えた従来機種ではセーフ球が賞球行為が
停止した場合にはセーフ球の排出ができなくなるためパ
チンコ球発射機構も併せて停止させなければセーフ球が
詰まって故障してしまう可能性もある。しかし、本実施
の形態ではこのような従来のセーフ球処理装置を備えず
セーフ球は単にカウントしてセーフ球の数をデータとし
て取り込むだけであって上記のようにセーフ球自体はア
ウト球と特に区別せず排出してしまっている。そのため
パチンコ球発射機構23を停止させる必要がないわけで
ある。 【0031】さて、下受け皿14に溜まった賞球が取り
出され、球溜まり61内の賞球量が減ると賞球によるレ
バー71の押動作用がなくなる。すると入力ピン62b
の入力が解消されてリミットスイッチ62がオフ状態と
される。その結果として払い出し装置96の駆動が再開
され賞球の供給が行われる。このとき、下受け皿14に
溜まった賞球が取り出されリミットスイッチ62がオフ
状態となっていなければならないところ、継続して払い
出し装置96が駆動されていない状態が続く場合があり
うる。この原因のとして考えられるのは例えばリミット
スイッチ133の故障、接触部分の錆びによる導通不
良、配線の切断、球がセンサ収納部66とレバー71の
間に詰まってオン状態のままとなってしまう等である。
このとき、リミットスイッチ62は下受け皿14の流入
口14aの直上にあるため流入口14aからパチンコホ
ールの従業員は指を入れてリミットスイッチ62及びセ
ンサ収納部66周辺に不具合がないかを触診することが
できる。次いで、扉枠7を開放することで図5及び図2
3のようにセンサ収納部66の上半身が前方に露出す
る。このとき、前面壁66aからセンサ収納部66内部
を透視して確認することができる。また、レバー71や
入力レバー62aも前面壁66aを透視して確認できる
ためその位置のずれを見てリミットスイッチ62がオン
状態かどうかを直ちに診断できる。そして、不具合を発
見した場合には前面壁66aを取り外してリミットスイ
ッチ62を交換するなり配線を直すなり不具合に応じた
修理をするようにする。 【0032】このように構成することで本実施の形態で
は次のような効果を奏する。 (1)上受け皿8でオーバーフロー状態となり、更に下
受け皿14においてもオーバーフロー状態となった場合
に払い出し装置96の駆動を一旦停止させるリミットス
イッチ62が遊技機本体4の前面側に配設されており、
扉枠7を開放することによって容易に目視できることと
なっている。そのため下受け皿14におけるオーバーフ
ロー状態が解消されたにもかかわらず払い出し装置96
の駆動が再開されない場合には扉枠7を開放するだけで
チェックでき従来のように必ず機構盤を背面からチェッ
クするような面倒が解消される。その際にセンサ収納部
66の前面壁66aが透明であるため内部を透視でき不
具合を発見しやすい。 (2)扉枠7を開けなくとも流入口14aから指を入れ
てレバー71及びレバー71周辺に不具合がないかを触
診することが可能である。また、レバー71を直接操作
することでリミットスイッチ62のオンオフ動作を点検
できるため、従来のようにリミットスイッチ62が動作
するかどうかを実際に下受け皿14にオーバーフローを
起こさせる必要がなく作業の効率化が図られる。 (3)扉枠7を開けることでオーバーフロー通路として
の下受け皿用通路53と一緒にリミットスイッチ62が
同時に前面に露出するような構成とされている。ここ
に、リミットスイッチ62のような役割のセンサはオー
バーフロー通路と併設されて、不具合はセンサ単独とい
うよりオーバーフロー通路の確認も必要なことが多い。
本実施の形態のような構成ならばリミットスイッチ62
周囲を点検すると同時に下受け皿用通路53も不具合が
ないかを併せて確認することが可能である。 (4)センサ収納部66の前面壁66aが着脱可能であ
るためリミットスイッチ62に不具合がありそうな場合
にリミットスイッチ62の着脱作業が簡単にできる。 (5)本実施の形態では従来のセーフ球処理装置を備え
ずセーフ球は単にカウントされてセーフ球の数を払い出
し基板ボックス11c内の払い出し基板内にデータとし
て取り込まれるにすぎない。実際にはセーフ球自体はア
ウト球と特に区別せず排出してしまっている。そのため
パチンコ球発射機構23を停止させる必要がないため、
遊技者は遊技を中断させられることはない。 (6)レバー71は斜板71aによってパチンコ球のセ
ンサ収納部66内への侵入を阻止しているため、パチン
コ球が侵入して入力レバー62aが押動されたままとな
ることがない。 (7)レバー71の当接部71bはちょうど入力突起7
1cが入力レバー62aを押動して適度な圧力で入力ピ
ン62bを入力した状態で下垂板106に当接するよう
に配置されている。そのためオーバーフロー時の過剰な
圧力によって必要以上の圧力で入力ピン62bが押され
ることがない。 (8)リミットスイッチ62を遊技機本体4の前面側に
配置することに伴って、本実施の形態では配線Lが遊技
機本体4の前面を迂回して機構盤10に接続させられて
いる。このため、従来目視しにくかったリミットスイッ
チ62への配線Lを扉枠7を開放することで目視できる
ようになったので、配線Lの不具合の点検や交換が容易
になった。また、開口部66bからコネクタ108を抜
くことで配線Lの接続を簡単に解除できるため、例えば
遊技機本体4から機構盤10を取り外す際に配線Lが邪
魔になったり引っ張られて断線したりという不具合がな
くなる。 【0033】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・遊技機本体4を金属製素材より構成し、長期間使用可
能とした機種に応用するようにしてもよい。 ・下受け皿用通路53とセンサ収納部66をユニット化
して一体的に構成し、更に着脱可能としても構わない。
更に連絡通路104もこれらに一体化させてもよい。 ・遊技機本体4を金属製素材より構成する一方で、下受
け皿用通路53、センサ収納部66、球溜まり61更に
扉枠7を樹脂にて構成してもよい。この場合に隣接した
部材、例えば下受け皿用通路53、センサ収納部66は
ユニット化することも可能である。このようにすればパ
チンコ球が流下する箇所が金属製ではないため騒音が抑
制される。 ・リミットスイッチ62の位置は上記実施の形態に限定
されるものではない。要は下受け皿14から第2の通路
53c方向にオーバーフローした賞球を検出できる位置
にあればよい。上記実施の形態では球溜まり61と空間
的に連通されたセンサ収納部66内に配設されていた
が、これは例えば第2の通路53c内にあっても構わな
い。 ・センサとして上記リミットスイッチ62以外のセン
サ、例えばマイクロスイッチ、光センサ、磁気センサ等
を使用することは勿論構わない。 ・上記実施の形態のような「従来に比べて大型化したパ
チンコ遊技機」以外の従来の機種に応用してもよい。例
えば、上記実施の形態では大型化に伴って扉枠7と上受
け皿8とが一体化しているが、上受け皿8が扉枠7とは
別体で開閉される従来の機種に応用することももちろん
構わない。 ・取り付けベース11に構成した主通路用中間通路10
9、バイパス通路用中間通路110及び案内部材112
等のオーバーフロー機構は必ずしもなくとも構わない。
オーバーフロー機構がなくとも遊技機本体4前面側の下
受け皿用通路53によってオーバーフローしたパチンコ
球を十分下受け皿14に迂回しうるからである。 ・上記実施の形態ではオーバーフローを起こすパチンコ
球を賞球として説明していたが、一部賞球以外のパチン
コ球が混入することは当然ありうる。 ・上記実施の形態では配線Lは開口部66bから遊技機
本体4の左方に導かれていたが、これ以外の配線も可能
である。また、開口部66bを設けずとも構わない。 ・上記実施の形態では上受け皿8及び下受け皿14のあ
るタイプの遊技機について説明したが、本発明は上受け
皿又は下受け皿がない機種(つまり1つの球受け皿のみ
を有する場合)に応用することも可能である。あるいは
3つ以上の球受け皿を有する場合に応用することも可能
である。 ・本実施の形態はいわゆる現金機以外のCR機にも応用
可能である。 ・本発明はいわゆるパチロットと呼称されるパチンコ球
を使ってのスロットマシンに応用するようにしてもよ
い。 その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施すること
は自由である。 【0034】本発明の目的を達成するために上記実施の
形態から把握できるその他の技術的思想について下記に
付記として説明する。 (1)支持枠体に支持され遊技者が対面して遊技を行う
遊技面を備えた遊技台と、同遊技台に対して開閉可能に
支持され同遊技面の前方に配置される扉枠と、同扉枠の
下方に配置され、同扉枠と一体化してあるいは単独で前
記遊技台に対して開閉可能に支持され同遊技台方向から
供給されるパチンコ球を貯留する上受け皿と、前記上受
け皿の下方に配置され同上受け皿へのパチンコ球の供給
が所定以上となった場合に同上受け皿に貯留しきれずに
オーバーフローしたパチンコ球が導かれる下受け皿とを
備えた遊技機において、前記オーバーフローしたパチン
コ球を前記下受け皿に導くオーバーフロー通路を前記遊
技台の前面側に配置し、同下受け皿に導かれるパチンコ
球が同オーバーフロー通路側にオーバーフローした場合
にオーバーフロー状態を検出するセンサを同オーバーフ
ロー通路に併設したことを特徴とする遊技機。このよう
な構成では、オーバーフロー通路を遊技台の前面側に配
置し、同オーバーフロー通路にセンサを併設したためセ
ンサの点検や修理が機構盤を開放しなくとも可能とな
る。 (2)前記センサは前記オーバーフロー通路下流に位置
する下受け皿へ流入口の近傍に配置され、同流入口から
直接あるいは間接に触診可能な位置に配設されることを
特徴とする請求項1又は付記1に記載の遊技機。これに
よって、下受け皿からセンサ周辺に不具合がないかを触
診することが可能である。ここで、直接とはセンサに作
業者が直接触る場合を意図し、間接とは例えば上記実施
の形態のようにレバー71のような他の部材を介する場
合を意図する。 (3)同センサは前面が透明な隔壁を有する収納スペー
スに収納され、前記扉枠あるいは上受け皿を前記遊技台
に対して開放した状態において同隔壁を通して同センサ
を目視できることを特徴とする請求項1若しくは付記1
又は2のいずれかに記載の遊技機。これによって、遊技
台前面を覆う扉枠あるいは上受け皿を前面側から開放す
るだけでセンサも目視することができる。 (4)少なくとも前記隔壁は着脱可能であることを特徴
とする請求項1若しくは付記1〜3のいずれかに記載の
遊技機。これによって、センサの交換・修理における作
業が簡略化される。 (5)前記センサが入力された際に払い出し装置が停止
するものの、発射装置は停止しないことを特徴とする請
求項1若しくは付記1〜4のいずれかに記載の遊技機。
これによって、遊技者は賞球の供給が停止されていても
遊技を継続することが可能となる。 (6)前記収納スペースとオーバーフロー通路間にはオ
ーバーフローしたパチンコ球に押動されてセンサをオン
状態とするレバーが配設され、同レバーは前記収納スペ
ースの透明な隔壁から目視可能であることを特徴とする
請求項1若しくは付記1〜5に記載の遊技機。 (7)前記センサへの配線は前記扉枠あるいは上受け皿
を前記遊技台に対して開放した状態において前記遊技台
前面に露出することを特徴とする請求項1若しくは付記
1〜6に記載の遊技機。 (8)前記センサに配線を接続させるコネクタは遊技台
前面において着脱可能であること。 【0035】
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施の形態のパチンコ遊技機の開放
した状態を示す概略斜視図。 【図2】 同じパチンコ遊技機の分解側面図。 【図3】 同じパチンコ遊技機の正面図。 【図4】 同じパチンコ遊技機の側面図。 【図5】 同じパチンコ遊技機の扉枠を外した状態の正
面図。 【図6】 同じパチンコ遊技機の遊技盤の正面図。 【図7】 同じパチンコ遊技機の遊技機本体の上半身の
正面図。 【図8】 同じパチンコ遊技機の遊技機本体の上半身の
側断面図。 【図9】 同じパチンコ遊技機の背面図。 【図10】 同じパチンコ遊技機の機構盤を外した状態
の背面図。 【図11】 図10においてメイン基板周辺を取り外し
た状態の背面図。 【図12】 同じパチンコ遊技機のパチンコ球処理領域
付近の斜め上方からの斜視図。 【図13】 図5におけるA−A線での断面図。 【図14】 図5におけるA−A線での断面図。 【図15】 図5におけるB−B線での断面図。 【図16】 同じパチンコ遊技機の主通路、バイパス通
路及び導出口の断面図。 【図17】 図5におけるC−C線での断面図。 【図18】 同じパチンコ遊技機の上受け皿の平面図。 【図19】 同じパチンコ遊技機の上受け皿の断面図。 【図20】 同じパチンコ遊技機の取り付けベースの平
面図。 【図21】 同じパチンコ遊技機の取り付けベースの斜
視図。 【図22】 オーバーフロー機構周辺の背面図。 【図23】 扉枠を開放した際に露出される遊技機本体
前面のセンサ収納部付近の拡大正面図。 【図24】 図23の一部切り欠き正面図。 【図25】 図23のA−A線での縦断面図。 【図26】 図23のB−B線での縦断面図。 【図27】 球詰まりとなってしまった状態を説明する
センサ収納部付近の拡大正面図。 【図28】 センサ収納部及びリミットスイッチを説明
する一部切り欠き斜視図。 【図29】 従来のパチンコ遊技機の機構盤の部分拡大
図。 【図30】 従来のパチンコ遊技機の遊技機本体の一部
の正面図。 【図31】 球詰まりとなってしまった図28の機構盤
の部分拡大図。 【図32】 従来のパチンコ遊技機の上受け皿、遊技機
本体及び機構盤の一部断面部分平面図。 【図33】 従来のパチンコ遊技機の上受け皿、遊技機
本体及び機構盤の一部断面部分平面図。 【符号の説明】 1…支持枠体としての外枠、4…遊技台としての遊技機
本体、5…遊技盤、7…扉枠、8…上受け皿、14…下
受け皿、20…遊技面、53…オーバーフロー通路とし
ての下受け皿用通路、62…センサとしてのリミットス
イッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】支持枠体に支持され遊技者が対面して遊技
    を行う遊技面を備えた遊技台と、 同遊技台に対して開閉可能に支持され同遊技面の前方に
    配置される扉枠と、 同扉枠の下方に配置され、同扉枠と一体化してあるいは
    単独で前記遊技台に対して開閉可能に支持され同遊技台
    方向から供給通路を介して供給されるパチンコ球を貯留
    する球受け皿とを備えた遊技機において、 前記球受け皿に供給されるパチンコ球が前記供給通路側
    にオーバーフローした場合にオーバーフロー状態を検出
    するセンサを前記遊技台前面であって、同供給通路に隣
    接した位置に配設したことを特徴とする遊技機。
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JP2007151982A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

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