JP2007149643A - プラグコネクタ - Google Patents

プラグコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007149643A
JP2007149643A JP2006238081A JP2006238081A JP2007149643A JP 2007149643 A JP2007149643 A JP 2007149643A JP 2006238081 A JP2006238081 A JP 2006238081A JP 2006238081 A JP2006238081 A JP 2006238081A JP 2007149643 A JP2007149643 A JP 2007149643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
contact
contact member
blade
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006238081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4223525B2 (ja
Inventor
Toshiyasu Itou
利育 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaichi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Yamaichi Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaichi Electronics Co Ltd filed Critical Yamaichi Electronics Co Ltd
Priority to JP2006238081A priority Critical patent/JP4223525B2/ja
Priority to US11/585,823 priority patent/US7273381B2/en
Publication of JP2007149643A publication Critical patent/JP2007149643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4223525B2 publication Critical patent/JP4223525B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/51Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/55Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
    • H01R12/58Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals terminals for insertion into holes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/72Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/721Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures cooperating directly with the edge of the rigid printed circuits

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】プリント配線板をカードエッジコネクタに電気的に接続するために、カードエッジコネクタへの挿入力を軽減すると共に、信号線間のクロストークを防止するようにしたプラグコネクタを提供する。
【解決手段】カードエッジコネクタに挿入され、その先端面が一部後退する段差面を有する第1のブレード及び平行に配列される複数の第1のコンタクト部材を含む第1のコネクタ接触部材と、カードエッジコネクタに挿入され、その先端面が一部後退する段差面を有する第2のブレード及び該第2のブレードに平行に配列される複数の第2のコンタクト部材を含む第2のコネクタ接触部材とを備え、前記第1のコネクタ接触部材と前記第2のコネクタ接触部材を組み立てることでプラグコネクタを形成したとき、第1のコネクタ接触部材は、押し付け接触または押し込み接触で、第2のコネクタ接触部材は挟み込み接触で一のプリント配線板に電気的に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラグコネクタに関し、より詳細には、プリント配線板をカードエッジコネクタに接続するためのプラグコネクタに関する。
従来、例えば、特許文献1に示されるように、プリント配線板は、マザーボードなどに設けられているカードエッジコネクタに直接挿入され、マザーボードなどとの電気的接続を得るようにしている。プリント配線板のコネクタ接触部は、表裏に外部接点としての接触電極(以下、「パッド」という。)を有し、カードエッジコネクタ側の弾性変形可能な一対の接触電極に挟持される。それにより、表裏に配置されるパッドは、それぞれ対応するカードエッジコネクタの接触電極に電気的に接続される。
ところで、処理機能が拡大され、プリント配線板とマザーボードなどとの間の信号のやり取りが増大するにつれて、プリント配線板のパッドの数も増大する。したがって、パッド数が増大すると、隣接するパッド間の距離、すなわち、ピッチを小さくするには限度があるので、プリント配線板のコネクタ接触部は、非常に幅広いものとなる。しかしながら、プリント配線板のコネクタ接触部は、カードエッジコネクタとの関連で幅を規制されており、無限に拡げることができない。
このようなパッドの増大に対応すべく、例えば、図16に示されるように、1つのプリント配線板に複数のコネクタ接触部を上下に複数段設け、複数のカードエッジコネクタに挿入するようにした接続方法が想定される。
図16において、510、520、530・・・は、プリント配線板である。図16において、第1のプリント配線板510及び第2のプリント配線板520は、それぞれ上下2段のコネクタ接触部511、512及び521、522を有している。第3のプリント配線板530は、通常のタイプであり、1つのコネクタ接触部531を一体に有している。600は、マザーボードなどの側に設けられているカードエッジコネクタ群であり、複数のカードエッジコネクタ611、612、621、622、631・・・を備えている。
第1のプリント配線板510において、2つのコネクタ接触部のうち、下段に配置されている第1のコネクタ接触部511は、第1のプリント配線板510と一体に形成されている。また、上段に配置されている第2のコネクタ接触部512は、接続コネクタ515を介して第1のプリント配線板510と接続されている。第1のプリント配線板510は、2つのコネクタ接触部511、512を同時に対応するカードエッジコネクタ611、612それぞれに挿入されることでマザーボードなどに電気的に接触される。第2のプリント配線板520も、第1のプリント配線板510と同様に、第2のプリント配線板520と一体に形成されている第1のコネクタ接触部521、接続コネクタ525を介して第2のプリント配線板520と接続されている第2のコネクタ接触部522を有している。
図16には、コネクタ接触部が2段に配置されたプリント配線板を示したが、パッドの数によっては、1つのプリント配線板にコネクタ接触部が3段以上に配置される場合や、1段を含む複数段のコネクタ接触部を有するプリント配線板が複数組み合わされる場合で、多段のコネクタ接触部が同時に対応するカードエッジコネクタに挿入されることも想定される。
特開平05−074526号公報
コネクタ接触部をカードエッジコネクタに挿入するに際し、コネクタ接触部は、最初に、弾性変形可能なカードエッジコネクタの一対の接触電極に当接し、これらを変形させる必要がある。このため、コネクタ接触部の先端は、面取りがされ、カードエッジコネクタの接触電極の変形抵抗を小さくするように構成されている。しかしながら、プリント配線板の絶縁部はエポキシ樹脂で作られており、プリント配線板形成後に面取りすることで樹脂やガラス繊維などが表面に露出する。したがって、該面取りされた表面は、粗面であり、摩擦係数も大きい。
図17の線(a)に、図16に示される第3のプリント配線板530のような1つのコネクタ接触部を有するプリント配線板を挿入した場合の挿入力の変化が示されている。図17の線(a)に示されるように、カードエッジコネクタの弾性変形可能なコンタクトがプリント配線板の傾斜面に沿って開いていくにつれ、挿入力が次第に大きくなる。そして、コンタクトがプリント配線板の上下面に達する直前に挿入力のピークがあり、コンタクトが、プリント配線板の上下面に達すると、挿入力はほぼ一定となる。この場合、挿入力のピークは、60N(約6kgf)であり、したがって、挿入に必要な力として最低60Nの力が必要であることが分かる。
複数段(図では4段を想定)のコネクタ接触部を同時にカードエッジコネクタに挿入するようにすると、図17の線(b)に示されるように、240N(約24kgf)を必要とし、手で挿入するのに120N(約12kgf)が限度であることを勘案すると、プリント配線板をカードエッジコネクタに手で直接挿入することが非常に難しく、プリント配線板の交換に支障を来たす恐れがあることが分かる。
挿入力を軽減するために、複数段のコネクタ接触部先端を挿入方向前後にずらして配置することも考えられるが、ずれが小さいと、同時挿入と変わることがなく、さしたる効果をあげることができない。逆に、ずれが大きいと、コネクタ接触部やカードエッジコネクタの長さが大きくなり望ましくない。さらに、最初に挿入されるコネクタ接触部の先端を支点にして、複数段のコネクタ接触部が回転し、残りのコネクタ接触部をカードエッジコネクタに挿入し難くなったり、同時挿入と同じ状態になったりする恐れもある。
また、コネクタ接触部は、パッドがプリント配線板の表裏に配置されるため、信号が高速伝送されるとき、パッドに接続される信号線間で信号が相互に漏れ合うというクロストークの問題がある。
本願発明の目的は、このような問題点に鑑み、プリント配線板をカードエッジコネクタに電気的に接続するために、カードエッジコネクタへの挿入力を軽減すると共に、信号線間のクロストークを防止するようにしたプラグコネクタを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るカードエッジコネクタにプリント配線板を電気的に接続するためのプラグコネクタは、カードエッジコネクタに挿入され、その先端面が一部後退する段差面を有する第1のブレード及び平行に配列される複数の第1のコンタクト部材を含む第1のコネクタ接触部材と、カードエッジコネクタに挿入され、その先端面が一部後退する段差面を有する第2のブレード及び該第2のブレードに平行に配列される複数の第2のコンタクト部材を含む第2のコネクタ接触部材とを備え、前記第1のコネクタ接触部材と前記第2のコネクタ接触部材を組み立てることでプラグコネクタを形成したとき、第1のコネクタ接触部材は、押し付け接触または押し込み接触で、第2のコネクタ接触部材は挟み込み接触で一のプリント配線板に電気的に接続されることを特徴とする。
また、本発明に係るプラグコネクタは、前記第1のブレードの先端面において、前記段差面として形成されていない前記先端面の幅と前記段差面の幅は、前記段差面として形成されていない先端面に対応するコンタクト部材の数と段差面に対応するコンタクト部材の数が同じであるように設定されていることが好ましい。
さらに、本発明に係るプラグコネクタは、前記第1のコネクタ接触部材の前記第1のブレードの上下に配置される導体間に空隙が形成され、同様に、前記第2のコネクタ接触部材の前記第2のブレードの上下に配置される導体間にも空隙が形成されていることが好ましい。
また、本発明に係るプラグコネクタは、2つの前記第1のコネクタ接触部材が1つの前記プリント配線板と1つの前記第2のコネクタ接触部材を挟むように対向して配置され、3段の接触部材を有する構造であってもよいし、1つの前記第1のコネクタ接触部材が1つの前記プリント配線板と1つの前記第2のコネクタ接触部材の上に配置され、2段の接触部材を有するプラグコネクタを形成し、該プラグコネクタを2つ、結合部材を介して上下に結合し、4段の接触部材を有する構造であってもよい。
本発明のプラグコネクタは、第1のコネクタ接触部材及び第2のコネクタ接触部材のいずれのブレード先端面にも段差面が形成されていることで、複数段のコネクタ接触部材を同時にカードエッジコネクタに挿入する場合であっても、小さな力で簡単に挿入することができる。さらに、ブレードの先端面及び段差面の上下に傾斜面を形成していることで円滑な挿入が期待できる。結果として、プリント配線板の交換が容易になる。
また、本発明のプラグコネクタは、1つのコネクタ接触部材をプリント配線板に対して押し付け接触で電気的に接続し、別のコネクタ接触部材をプリント配線板に対して挟み込み接触で電気的に接続することで、複数段のコネクタ接触部材を、効率的に配置することができ、結果として、組み立てのための部品点数も少なくて済み、コンパクトなプラグコネクタを得ることができる。
さらに本発明のプラグコネクタは、上下に配置される信号線としての導体間に空隙を設けることで、信号線間のクロストークを抑制することができる。
以下、本発明の実施態様について図面を用いて説明する。
(第1の実施態様)
図1から図6に本発明に係る第1の実施態様が示されている。図1は、第1の実施態様に係るプラグコネクタの概略斜視図である。図2は、図1のプラグコネクタを構成する第1のコネクタ接触部材の概略斜視図である。図3は、図2の第1のコネクタ接触部材を構成するコンタクト部材の概略斜視図である。図4は、図3のコンタクト部材の概略上面図である。図5は、図2の第1のコネクタ接触部材を構成する枠体の概略斜視図である。図6は、図1のプラグコネクタを構成する第2のコネクタ接触部材の概略断面図である。
なお、本実施態様の説明において、「左」及び「右」は、それぞれ、図1において、+x方向及び−x方向を、「前」及び「後」は、それぞれ、+y方向及び−y方向を、「上」及び「下」は、それぞれ、+z方向及び−z方向を指す。
第1の実施態様に係るプラグコネクタ10の概要が図1に示されている。図1に示されるように、プラグコネクタ10は、第1のプリント配線板20及び第2のプリント配線板60を含んでいる。第1のプリント配線板20には、その前方に、第1のコネクタ接触部材21及び第2のコネクタ接触部材41が設けられている。第1のコネクタ接触部材21及び第2のコネクタ接触部材41は、マザーボード(不図示)のカードエッジコネクタ(不図示)に挿入され、第1のプリント配線板20をマザーボードに電気的に接続させる。 図1に示されるように、第1のコネクタ接触部材21は、第1のプリント配線板20の上方に配置され、第2のコネクタ接触部材41は、第1のプリント配線板20の前端に配置される。第1のプリント配線板20、第1のコネクタ接触部材21及び第2のコネクタ接触部材41は、第1のコネクタ接触部材21の後方であって該第1のコネクタ接触部材21の上に位置する上固定部材80及び第2のコネクタ接触部材41の後方であって第1のプリント配線板の下に位置する下固定部材(不図示)とともにネジ81を使用して一体的に組み立てられ、2段のコネクタ接触部材を有するプラグコネクタを構成している。
同様に、第2のプリント配線板60には、その前方に、第3のコネクタ接触部材61及び第4のコネクタ接触部材71が設けられ、第2のプリント配線板60、第3のコネクタ接触部材61及び第4のコネクタ接触部材71は、上固定部材90及び下固定部材(不図示)とともにネジ91を用いて一体的に組み立てられ、2段のコネクタ接触部材を有するプラグコネクタを構成している。
本実施態様では、第1のプリント配線板20、第1のコネクタ接触部材21及び第2のコネクタ接触部材41の組立体と第2のプリント配線板60、第3のコネクタ接触部材61及び第4のコネクタ接触部材71の組立体とは、結合部材95を介してさらに一体的に組み立てられる。結果として、本実施態様におけるプラグコネクタは、4段のコネクタ接触部材を有するプラグコネクタ10を構成している。このようにプラグコネクタ10を組み立てるのに、コネクタ接触部材は効率的に配置され、それにより組み立ては容易に行え、また、組み立てのための部品点数も少なくて済む。なお、組み立てられたプラグコネクタ10を構成する第1のコネクタ接触部材21、第2のコネクタ接触部材41、第3のコネクタ接触部材61、及び第4の接触部材71それぞれの前壁の前面は、面一を成している(すなわち、同一平面内に存在する)。
第1のプリント配線板20の第1のコネクタ接触部材21の概略が、図2に示されている。第1のコネクタ接触部材21は、概略、枠体22と複数の第1のコンタクト部材30を含んでいる。
枠体22は、図2に示されるように、複数の第1のコンタクト部材30を収容し、第1のコネクタ接触部材21を構成する。枠体22は、図5に明瞭に示されるように、概略、左右の第1の側壁23、23、該第1の側壁23、23それぞれの前方に連続する左右の第2の側壁24、24、左右の第2の側壁24、24前端をつなぐ前壁28、該前壁28の前面からさらに前方に突出する第1のブレード26、及び左右の第2の側壁24、24下端をつなぐ底壁27を含んでいる。左右の第1の側壁23、23、左右の第2の側壁24、24、前壁28、第1のブレード26及び底壁27は、絶縁性の合成樹脂材料で一体に成形される。
左右の第1の側壁23、23の間は、上下方向に開放されており、後述する第1のコンタクト部材30の第2の固定部34が複数平行に配列される。左右の第1の側壁23、23後方には、後壁29を組み付けるための縦切欠部23a、23a及び横切欠部23b、23bが形成されている。後壁29は、左右下方に横切欠部23b、23bを埋める突部29b、29bが形成され、図2に示されるように、左右の第1の側壁23、23後方の縦切欠部23a、23a間に固定される。
左右の第2の側壁24、24は、図5に明瞭に示されるように、それぞれ、左右の第1の側壁23、23に対して上方に位置し、第1の側壁23と第2の側壁24間に上段部24b、24b及び下段部24a、24aを形成している。下段部24aと第2の側壁24の下面とで形成される空間は、後述する第2のコネクタ接触部材41の上半分が収容できる大きさに形成される。左右の第2の側壁24、24、底壁27及び底壁で形成される空間は、上方及び後方に向けて開放されており、後述する第1のコンタクト部材30の第1の固定部32が複数平行に配列される。
左右の第2の側壁24、24前端を塞いで延在する前壁28には、上部に貫通孔28aが複数前後方向に平行に形成されている。該貫通孔28aは、左右の第2の側壁24、24、底壁27及び底壁で形成される空間と、後述する第1のブレード26のスリット26eを連通する。
第1のブレード26は、カードエッジコネクタに挿入される部分を構成する。第1のブレード26は、上述したように、前壁28の前面から前方に、該前壁8に対して直角に突出し、その外形はほぼ平板状をなしている。第1のブレード26の先端面26a上部及び下部は、傾斜面26bが形成されている。第1のブレード26は、該傾斜面26bを含めて合成樹脂で成形されている。なお、傾斜面26bは、成形後面取りにより形成されてもよい。それで、第1のコネクタ接触部材21をカードエッジコネクタに挿入するとき、従来のプリント配線板のコネクタ接触部を直接挿入する場合に比べて、第1のブレード26に対する抵抗が小さくて済み、カードエッジコネクタへの複数段のコネクタ接触部材の挿入を円滑に行うことが可能となる。本実施態様では、第1のブレード26の先端面26aの上下に傾斜面26bを形成したが、これに限られるものではなく、例えば、後述する第3の実施形態に示されるように、先端面26aの断面が丸みを帯びていてもよい(図9乃至13参照)。
第1のブレード26には、また、上下に貫通し、前後方向に細長いスリット26eが複数互に平行に形成されている。該スリット26eは、前壁28に形成される貫通孔28aに連通している。スリット26e及び貫通孔28aで形成される空間内に後述するコンタクト部材30の突条片31が配置される。なお、26dは、スリット26e間を仕切る仕切り壁である。
第1のブレード26の先端面26aには、図2に明瞭に示されるように、一部が先端面に平行に距離tだけ後退した段差面26cがさらに形成されている。該段差面26cは、本実施態様では、左右方向に延在する第1のブレード26の先端面26aの概略中央部分に形成されている。本実施態様では、このように、先端面26aの中央部分に設けられているが、これに限られるものではない。例えば、段差面26は、左右方向に分割されていてもよい。この場合、後退していない先端面26aも分割された構造となることは言うまでもない。
また、先端面26aと後退した段差面26cとの間の距離tは、概略、0.6〜1.6mmの間に設定することが好ましい。距離が小さすぎると、段差面26cのない場合との差がなくなり、あまり大きくするとプラグコネクタ10が大型化するとともに、挿入量が減少しなくなる。なお、図2に示される場合において、後退している段差面26cに対応するコンタクト部材30の本数をqとし、後退していない先端面26aすなわち段差面26cとして形成されていない先端面26aに対応するコンタクト部材の本数をp及びrとすると、q=p+rとなるように後退している段差面26cの左右方向の長さ(段差面26cが分割されているときは、分割されたそれぞれの長さを総和した長さとなる。)を設定することが最も好ましい。しかしながら、これに限定されるものではなく、qは、(p+r)に対して差がありすぎては好ましくないが、(p+r)に対して若干小さくても大きくてもよい。このように構成することで、第1のコネクタ接触部材21をカードエッジコネクタに挿入する挿入力は、段差面26cがない場合に比べて約半分の力で済むことが理解される。
本実施態様におけるプラグコネクタ10においては、第1のコネクタ接触部材21を合成樹脂で一体に成形するとともに、第1のブレード26先端面26aに段差面を形成している。したがって、プリント配線板のコネクタ接触部を直接カードエッジコネクタに挿入する場合に比べて、図8のグラフに示されるように、その挿入力が小さくなる。
次に、枠体22内に配置される第1のコンタクト部材30について説明する。第1のコンタクト部材30は、図3、4にその詳細が示されている。
第1のコンタクト部材30は、概略、薄板状の突条片31、第1の固定部32、非固定部33、第2の固定部34、プリント配線板接触部35及び2つの信号線としての導体38a、38bを含んでいる。第1のコンタクト部材30は、インサート成形などにより一体に成形される。具体的には第1のコンタクト部材30は、例えば、電気絶縁性の合成樹脂材料に予め導体38a、38bを埋め込んで成形するインサート成形で一体に形成される。
突条片31は、外形が略薄板状をなしており、第1の固定部32の一方の側面(本実施態様では、右側面)に沿って前方に延びている。突条片31の厚さ(左右方向の距離)は、第1の固定部32の厚さより薄い。したがって、突条片31と第1の固定部の接続部は、段部32aが存在する(図4参照)。突条片31の長さ(前後方向の距離)は、第1のブレード26のスリット26eの長さプラス前壁28の貫通孔28aの長さに等しい。
突条片31の上下面には、信号線としての導体38a、38bがそれぞれ配置される。導体38a、38bは、突条片31の右側面に沿って前後方向に延び、導体38a、38bの先端部には、カードエッジコネクタと電気的に接続される外部接点としてのパッド36a、36bがそれぞれ形成されている。導体38a、38bの幅(左右方向の距離)は、突条片31の厚さより小さい。また、パッド36a、36bの幅は、突条片31の厚さと同じである。したがって、導体38a、38bの左側には、突条片31を構成する合成樹脂部分39が存在し、その大きさ(幅及び長さ)によりインピーダンスを調整する。
図3に示されるように、突条片31の略中央には、該突条片31の上下に配置される導体38a、38b及びパッド36a、36b間に、前後方向に延びる細長い空隙37が形成されている。該空隙37を設けることで、対向する信号線としての2つの導体38a、38b間に誘電率の低い空気が介在することになる。それにより、対向する信号線としての2つの導体38a、38b間の電気的結合が弱くなり、導体38a、38b間で信号が漏れることを防止する、すなわちクロストークを抑制することが可能となる。
なお、隣接する第1のコンタクト部材30間におけるクロストーク抑制するために、平行して配列される2つの信号線用の第1のコンタクト部材30を2つの接地用の第1のコンタクト部材30で挟むように配列することが好ましい。すなわち、信号線用の第1のコンタクト部材30の2つおきに接地用の第1のコンタクト部材30を配列することが好ましい。この場合、接地用の第1のコンタクト部材30にインサートされる導体38a、38bは接地用であるので、空隙37は省略されてもよい。また、接地用の第1のコンタクト部材30は、ノイズ発生を抑制する機能も当然に有する。
第1の固定部32は、概ね平板体に形成されている。第1の固定部32には、信号線としての導体38a、38bが合成樹脂材料で成形された平板体内に埋め込まれ、固定されている。第1の固定部32は、枠体22の第2の側壁24、24間に配置され、第1のコンタクト部材30を枠体22に固定する。第1の固定部32の高さ(上下方向の距離)は、第2の側壁24、24に略等しく、厚さ(左右方向の距離)は、上述したように突条片31より厚い。第1の固定部32の長さ(前後方向の距離)は、後述する非固定部33の長さと合わせた長さが第2の側壁24、24の長さに略等しい。
非固定部33は、導体38a、38bが露出している部分である。したがって、この非固定部33は、変形が可能であり、それにより、第1のコンタクト部材30が枠体22内に配置されたとき、設計誤差による左右方向のずれを、場合によっては前後方向のずれをも吸収することができる。非固定部33における導体38a、38bは、第1の固定部32の下方であって、その右側から出て、後述する第2の固定部34の上方であって、その右側へ入るように配置される。
第2の固定部34は、第1の固定部32と同様に、概ね平板体を成し、該平板体内に導体38a、38bが埋め込まれている。第2の固定部は、枠体22の第1の側壁23、23間に配置され、第1のコンタクト部材30を枠体22に固定する。第2の固定部34の長さ(前後方向の距離)は、第1の側壁23、23より後壁29の厚さ分だけ小さく、その高さ(上下方向の距離)は、概ね、第1の側壁23、23より後述するプリント配線板接触部35の高さ分ほど小さい。第2の固定部34の幅(左右方向の距離)は、第1の固定部32と略同じである。
プリント配線板接触部35は、第2の固定部34から下方に突出した2つの導体38a、38bが弾性変形可能なように湾曲され、それぞれ接触部35a、35bを形成している。該接触部35a、35bは、それぞれ対応するプリント配線板20の外部接点に接触する。接触部35a、35bは、枠体22に組み込まれたときは、第1の側壁23、23の底面より若干突出するように、その形状が設定される。したがって、接触部35、35bは、プリント配線板20に組み込まれると、プリント配線板20に押し込まれることで弾性変形し、プリント配線板20の一つの面(本実施態様では、プリント配線板20の上面)に設けられた外部接点と所定の接圧で電気的に接続される。すなわち、本実施態様における第1のコネクタ接触部材21は、プリント配線板20に対して押し付け接触することでプリント配線板20に電気的に接続される。
なお、本実施態様では、第1のコネクタ接触部材21を構成する第1のコンタクト部材30のプリント配線板接触部35は、プリント配線板20の外部接点に対して押し付け接触されているがこれに限られるものではない。例えば、第2の固定部34から下方に突出した2つの導体38a、38bが湾曲することなくそのまま下方に真っ直ぐに延び、プリント配線板20に形成されている外部接点としてのスルーホールに押し込まれ又は圧入されることで、電気的に接続されるようにしてもよい(図14参照)。この場合、第1のコネクタ接触部材21は、プリント配線板20に対して押し込み接触することでプリント配線板に電気的に接続される。
図2に示されるように、枠体22の第1のブレード26に形成されている複数のスリット26eに第1のコンタクト部材30の突出片31が嵌め込まれるように、第1のコンタクト部材30を枠体22の後方から枠体22内に挿入し、第1のコンタクト部材30の配列が完了した後後壁29を固定することで、第1のコネクタ接触部材21が構成される。
次に、第2のコネクタ接触部材41について説明する。図6に、該第2のコネクタ接触部材41の概略断面図が示されている。
図6に示されるように、第2のコネクタ接触部材41は、概ね、ケース42、該ケース42内に圧入される複数の第2のコンタクト部材48を含んでいる。
ケース42は、前壁42a、頂壁42b、底壁42c、左右の側壁43、43(図1参照)及び第1のコネクタ接触部材21の枠体22に設けられている第1のブレード26と略同じ形状の第2のブレード46を含み、ケース42内には、第2のコンタクト部材48を収容する収容空間が形成されている。該収容空間は、図6に示されるように、後方に向かって開放している。また、ケース42の後方開放端から前壁42aの前面までの長さlは、第1のコネクタ接触部材21を構成する枠体22の下段部24aから前壁28の前面までの距離Lに等しくなるように設定される。さらに、側壁43に形成される切欠44から頂壁42bの上面及び底壁42cの下面までの距離(高さ)m1、m2は、第1のコネクタ接触部材21を構成する枠体22の下段部24aの高さHに等しくなるように設定される。このように構成することで、第1のコネクタ接触部材21及び第2の接触部材41を組み立てたとき、各コネクタ接触部材21、41の前壁28、42aの前面が面一となり、延いては、第1のコネクタ接触部材21を構成する第1のブレード26の先端面26aや段差面26cと第2の接触部材41を構成する第2のブレード46の先端面46や段差面46cがそれぞれ同一面内に位置することになる。
頂壁42b及び底壁42cには、複数の第2のコンタクト部材48をそれぞれ圧入するための複数の圧入溝43aが対向して形成される。
なお、本実施態様においては、ケース42内に、隣接する第2のコンタクト部材48間に仕切り壁44が設けられているが、該仕切り壁44は省略されてもよい。また、44aは、プリント配線板20の先端部を案内するための切欠であり、仕切り壁44及び左右の側壁43、43に形成されている。
第2のコネクタ接触部材41の第2のブレード46は、上述したように、第1のコネクタ接触部材21の第1のブレード26と外形形状は同じであるが、第1のコンタクト部材31を挿入するようにスリット26eを備えていない。第2のコネクタ接触部材41の第2のブレード46は、前壁42aの上下方向中央部から前方に突出形成されている。第2のブレード46の前壁42aからの突出量は、第1のブレード26の前壁28からの突出量と同じである。図6に示されるように、第2のブレード46には、複数の第2のコンタクト部材48(正確には、第2のコンタクト部材のカードエッジコネクタ接触部48a)それぞれが嵌め込まれる複数の固定溝45がその上下面に形成されている。該固定溝45は、前壁42aを貫通している。また、該固定溝45は、頂壁42b及び底壁42cに形成されている圧入溝43aに対応している。
第2のブレード46の先端面46aは、第1のコネクタ接触部材21の第1のブレード26と同様に、上下に傾斜面46b、46bを有するとともに、段差面46c(図1参照)を有している。該段差面46cの位置及び先端面46aからの後退量も、第1のブレード26と同じであることはいうまでもない。なお、本実施態様では、第2のブレード46の先端面46aの外形形状(すなわち、輪郭)は、第1のブレード26の先端面26aの輪郭と同じとしているが、必ずしもこれに限られるものではない。要は、第1のブレード26及び第2のブレード46、それぞれの先端面と段差面との距離t及び段差面の左右方向の長さqが略等しければよい。また、本実施態様では、第2のブレード46は、図2に示されるように、第2のコンタクト部材48を収容する収容空間内後方に向かって切欠44aまで延びている。このような構成により、第2のブレード46後端面に、プリント配線板20の先端が当接する。それにより、第2のブレード46の後端面は、プリント配線板20の挿入量を制限するストッパの機能を果たす。
第2のブレード46の上下面に形成される固定溝45間には、第1のコンタクト部材30と同様に、該固定溝45に嵌め込まれる信号線としての第2のコンタクト部材48間に発生するクロストークを抑制するために、後方に開放する空隙47がさらに形成されている。
第2のコンタクト部材48は、図6に示されるように、ケース42の収容空間内に上下に対をなして配置される。したがって、第2のコンタクト部材48は、プリント配線板20の上下面に設けられた外部接点と電気的に接続する。すなわち、本実施態様における第2のコネクタ接触部材41は、プリント配線板20に対して挟み込み接触することでプリント配線板20に電気的に接続される。さらに、該一対の第2のコンタクト部材48、48は、ケース42の収容空間内に互に平行に複数対配列される。第2のコンタクト部材48も、第1のコンタクト部材30と同様に、信号線用及び接地用として利用される。
第2のコンタクト部材48は、上述したように、固定溝45及び圧入溝43aに嵌め込まれ、ケース42に固定される。第2のコンタクト部材48は、導電性の金属からなり、カードエッジコネクタと電気的に接続される外部接点としての接触部48a、圧入溝43a内に嵌め込まれる固定部48b、プリント配線板20の外部接点に電気的に接触する弾性変形可能な接点部48c、及び接点部48cから拡開してプリント配線板20の先端を受け入れ易くする後端部48dを含む導体である。
第2のコネクタ接触部材41は、カードエッジコネクタと同様に、プリント配線板20が圧入される構成を備えている。しかしながら、本実施態様における該第2のコネクタ接触部材41とプリント配線板20との接続は、カードエッジコネクタとプリント配線板との接続のように頻繁に行われるものではなく、一度接続されたら半永久的に接続されたままである。また、該第2のコネクタ接触部材41とプリント配線板20との接続は、図10に示される一枚分の挿入力で足りる。
図1に戻って、第2のプリント配線板60の第3のコネクタ接触部材61及び第4のコネクタ接触部材71は、それぞれ、第1のプリント配線板20の第1のコネクタ接触部材21及び第2の接触部材41と全く同じ形状であるので説明を省略する。なお、図1において、66は、第3のコネクタ接触部材61の第3のブレードであり、66aは、第3のブレード66の先端面、66cは、第3のブレード66の段差面である。同様に76は、第4のコネクタ接触部材71の第4のブレードであり、76aは、第4のブレード76の先端面、76cは、第4のブレード76の段差面である。
(第2の実施態様)
図7に本発明に係る第2の実施態様としてのプラグコネクタ110の概略斜視図が示されている。
本実施態様におけるプラグコネクタ110は、1つのプリント配線板120に取り付けられている。図7に示されるように、プリント配線板120には、その前方に、第1のコネクタ接触部材121、第2のコネクタ部材141及び第3のコネクタ接触部材161が設けられている。第1のコネクタ接触部材121、第2のコネクタ部材141及び第3のコネクタ接触部材161は、第1の実施態様と同様、マザーボード(不図示)のカードエッジコネクタ(不図示)に挿入され、プリント配線板120をマザーボードに電気的に接続させる。
本実施態様における第1のコネクタ接触部材121及び第3のコネクタ接触部材161は、上記第1の実施態様における第1のコネクタ接触部材21と全く同じ形状及び構造を有する。また、第2のコネクタ接触部材141は、第1の実施態様における第2のコネクタ接触部材41と全く同じ形状及び構造を有する。
本実施態様におけるプラグコネクタ110の特徴は、第1のコネクタ接触部材121がプリント配線板120の上方に、第2のコネクタ接触部材141がプリント配線板120の前端に、そして第3のコネクタ接触部材161がプリント配線板120の下方に配置される点にある。すなわち、図7に示されるように、同じ形状及び構造を持つ第1のコネクタ接触部材121と第3のコネクタ接触部材161とがプリント配線板120及び第2のコネクタ接触部材141を挟んで相対向するように配置される。
プリント配線板120、第1のコネクタ接触部材121、第2のコネクタ接触部材141及び第3のコネクタ接触部材161は、第1のコネクタ接触部材121の後方であって該第1のコネクタ接触部材121の上に位置する固定部材180及び第3のコネクタ接触部材161の後方であって第3のコネクタ接触部材161の下に位置する固定部材190とともにネジ181を使用して一体的に組み立てられ、3段のコネクタ接触部材を有するプラグコネクタ110を構成している。この時、第1のコネクタ接触部材121の前壁、第2のコネクタ接触部材141の前壁、及び第3のコネクタ接触部材161の前壁は、面一になっていることはいうまでもない。
このように構成することで、プラグコネクタ110による信号線の接続を高密度に行うことができる。また、第1のコネクタ接触部材121及び第3のコネクタ接触部材161がプリント配線板120の上下に対向して配置されることで、第1の実施態様において必要とされた下固定部材を省略することができる。さらに、第1のコネクタ接触部材121及び第3のコネクタ接触部材161の間にプリント配線板120及び第2のコネクタ接触部材141が配置されるので、プラグコネクタ110がコンパクトに形成することができる。また、1つのプリント配線板120に対して3段のコネクタ接触部材が設けられても、プラグコネクタ110をカードエッジコネクタに同時挿入するに際し、その挿入力は第1の実施態様と同様に小さくて済み、それによりプリント配線板の交換が簡単にできる。
(第3の実施態様)
図9から12に本発明に係る第3の実施態様としてのプラグコネクタ210の概略斜視図が示されている。図9は、第3の実施態様に係るプラグコネクタの概略斜視図である。図10は、図9のプラグコネクタの概略断面図である。図11は、図9のプラグコネクタの第1のコネクタ接触部材の概略断面斜視図である。図12は、図11の第1のコネクタ接触部材を構成する端子部材の概略断面図である。図13は、別の端子部材の概略断面図である。
なお、本実施態様の説明においても、第1の実施態様と同様に、「左」及び「右」は、それぞれ、図9において、+x方向及び−x方向を、「前」及び「後」は、それぞれ、+y方向及び−y方向を、「上」及び「下」は、それぞれ、+z方向及び−z方向を指す。
本実施態様におけるプラグコネクタ210は、第1の実施態様における第1のコネクタ接触部材の構造が異なるのみで、その他の構成は、第1の実施態様と全て同じである。
第3の実施態様に係るプラグコネクタ210の概要は、図9、10に示されている。上記第1の実施態様と同様に、プラグコネクタ210は、第1のプリント配線板220及び第2のプリント配線板260を含んでいる。第1のプリント配線板220には、その前方に、第1のコネクタ接触部材221及び第2のコネクタ接触部材241が設けられている。第1のコネクタ接触部材221及び第2のコネクタ接触部材241は、マザーボード(不図示)のカードエッジコネクタ(不図示)に挿入され、第1のプリント配線板220をマザーボードに電気的に接続させる。 図9、10に示されるように、第1のコネクタ接触部材221は、第1のプリント配線板220の上方に配置され、第2のコネクタ接触部材241は、第1のプリント配線板220の前端に配置される。第1のプリント配線板220、第1のコネクタ接触部材221及び第2のコネクタ接触部材241は、第1のコネクタ接触部材221の後方であって該第1のコネクタ接触部材221の上に位置する上固定部材280及び第2のコネクタ接触部材241の後方であって第1のプリント配線板の下に位置する下固定部材285とともにネジ281を使用して一体的に組み立てられ、2段のコネクタ接触部材221、241を有するプラグコネクタ210を構成している。
同様に、第2のプリント配線板260には、その前方に、第3のコネクタ接触部材261及び第4のコネクタ接触部材271が設けられ、第2のプリント配線板260、第3のコネクタ接触部材261及び第4のコネクタ接触部材271は、上固定部材290及び下固定部材295とともにネジ291を用いて一体的に組み立てられ、2段のコネクタ接触部材を有するプラグコネクタを構成している。
本実施態様では、第1のプリント配線板220、第1のコネクタ接触部材221及び第2のコネクタ接触部材241の組立体と第2のプリント配線板260、第3のコネクタ接触部材261及び第4のコネクタ接触部材271の組立体とは、結合部材296を介してさらに一体的に組み立てられる。結果として、本実施態様におけるプラグコネクタ210は、4段のコネクタ接触部材221、241、261及び271を備えるプラグコネクタ210を構成している。このようにプラグコネクタ10を組み立てるのに、第1及び第2のコネクタ接触部材は効率的に配置され、それにより組み立ては容易に行え、また、組み立てのための部品点数も少なくて済む。さらに、本実施態様に係るプラグコネクタ210も、このように簡単な構成にも拘わらず、多数の外部接点を持つプリント配線板を複数同時にマザーボードに確実に電気的に接続することが可能となる。
本実施態様のプラグコネクタ210の特徴点である第1のコネクタ接触部材221の概略が、図10、11に示されている。第1のコネクタ接触部材221は、第1の実施態様と異なり、概略、前方に配列される端子部材222と該端子部材222の後方に配列される接続部材232の2つの部材を含んでいる。すなわち、本実施形態における第1の接触部材221は、端子部材222と接続部材232とを前後に配列することで、第1の実施態様における第1のコネクタ接触部材21と同様の構成を備えることになる。
本実施態様における端子部材222は、ケース部材223、該ケース部材223内に圧入固定される複数の第1のコンタクト部材228及びカバー部材229を含んでいる。図10、11に示されるように、端子部材222は、該端子部材222の後方に配列される接続部材232を構成する接続用配線基板237の先端部が圧入され、該基板234の信号線用や接地用パッドと端子部材の第1のコンタクト部材228が電気的に接続される構成を備える。この限りにおいて、本実施態様における端子部材222は、第1の実施態様における第2のコネクタ接触部材41と構成が実質的に同じである。
ケース部材223は、電気的に絶縁性の合成樹脂から成形されることが好ましい。該ケース部材223は、前壁223a、頂壁223b、底壁223c、左右の側壁223d(図11)及び第1のブレード226を含んでいる。図12に示されるように、前壁223a、頂壁223b、底壁223c、及び側壁223dにより断面矩形状の空間が形成されるとともに、該空間は、後方に向かって開放されている。また、底壁223c上面には、複数の第1のコンタクト部材228をそれぞれ固定するための複数の圧入溝223fが前後方向に互いに平行に延びている。なお、隣り合う圧入溝223fを仕切る仕切り壁224がケース部材223の空間内に形成されていてもよい。さらに、左右の側壁223dには、接続部材232を構成する接続用配線基板237の先端部を案内する切欠223eが形成されている。また、左右の側壁223dは、頂壁223b及び底壁223cより後方に延在し、後述するカバー部材229を支持する。
本実施態様における第1のブレード226は、第1の実施態様におけるプラグコネクタ10の第1のブレード26の先端面26aの外形形状と同じ先端面形状を有する。すなわち、本実施態様の第1のブレード226の先端面226aは、左右方向略中央部の領域において第1の実施態様と同様の段差面226cを有する(図9参照)。本実施形態の第1のブレードの先端面226aは、図12に示されるように、断面形状において、丸みを帯びた形状に形成されている。第1のブレード226の先端面226aの断面形状は、本実施形態のような形状であってもよいし、上記第1の実施形態の第1のブレード26または第2のブレード46のように、上下に傾斜面26a、46aが形成されていてもよい。要は、ブレード26、46、226がカードエッジコネクタに挿入し易く構成されていればよい。
図12に示されるように、第1のコネクタ接触部材221の第1のブレード226は、前壁223a上方から前方に突出している。第1のブレード226の前壁223aからの突出量は、第1の実施態様における第1のブレード26の枠体22の前壁28からの突出量に等しい。本実施態様における第1のブレード226の後方は、該第1のブレード226の上面がケース部材223の頂壁223bの下面に沿い、ケース部材223後方の開口端まで延在している。このように第1のブレード226を設けることで、本実施態様における第1のブレード226は、第1の実施態様における第1のコネクタ接触部材21の第1のブレード26と上下関係において略同じ位置に配置される。本実施態様における第1のブレード226の上下面には、第1のコンタクト部材228が嵌め込まれる固定溝225が形成されている。該固定溝225は、前壁223aを貫通している。
本実施態様の第1のブレード226おいても、第1の実施態様における第2のブレードと同様に、信号線間に発生するクロストークを防止するために、その上下に形成される固定溝225間に、後方に開放する空隙227がさらに形成されている。空隙227は、左右方向に平行に配列される信号線すなわち第1のコンタクト部材228を横断するスリットとして形成される。空隙227は、図13に示されるように、ケース部材223の前壁223aから突出する部分が上下に開放する一対の扁平な凹部227bとして形成されていてもよい。第1のブレード226のケース部材223の空間内に延在する部分は、スリット状空隙227aが形成される。このように構成することで、固定溝225に圧入される第1のコンタクト部材228の接触部228aが弾性変形可能となるので、第1のブレード226がカードエッジコネクタに挿入されるとき、該第1のブレード226の挿入力が低減される。
なお、第1のブレード226は、ケース部材223と一体に形成されてもよいが、別体に形成されてもよい。このように第1のブレード226をケース部材223と別体に形成する場合、ケース部材223の前壁223aに第1のブレード226が貫通し得る開口を形成するとともに、該開口から後方に左右の側壁223dの内面(空間側)に案内溝を形成する。第1のブレード226に第1のコンタクト部材228を取り付け後、該案内溝に第1のブレード226の左右側部を嵌め込み、図12に示されるように、ケース部材223に固定するようにして組み立てるようにしてもよい。あるいは、第1のブレード226は、第1のコンタクト部材228とともにケース部材223に組み込んで後、熱溶着や、接着によりケース部材223に固定されてもよい。また、このことは、上記第1の実施態様にも適用可能である。
端子部材222を構成する複数の第1のコンタクト部材228は、導電性の金属から形成され、信号線用あるいは接地用線導体として機能する。複数の第1のコンタクト部材228各々は、図12に示されるように、接触部228a、固定部228b、弾性変形部228c、接点部228d及び後端部228eを備えている。
第1のブレード226の上側に配置される第1のコンタクト部材228の接触部228a及び固定部228bは、第1のブレード226の固定溝225内に嵌め込まれる。したがって、第1のブレード226の上側に配置される第1のコンタクト部材228の接触部228a及び固定部228bは、図12に示されるように、水平方向に一直線に連続して形成されている。また、第1のブレード226の上側に配置される第1のコンタクト部材228の弾性変形部228cは、水平な固定部228bに連続し、後方に進むに従い下降する傾斜部材として固定部228b後方で折り曲げられ、弾性変形可能に形成される。第1のブレード226の上側に配置される第1のコンタクト部材228の後端部228eは、弾性変形部228cに連続し、該弾性変形部228cとともに略V字形を形成するように折り曲げられている。弾性変形部228cと後端部228eとをつなぐ折曲点は、丸みを帯びた接点部228dとして構成される。該接点部228dは、接続部材232を構成する接続用配線基板237の先端部に形成される外部接点としてのパッド(不図示)に電気的に接触する。この弾性変形部228c、接点部228d及び後端部228eは、該コンタクト部材228が第1のブレード226に取り付けられた時、ケース部材223の開放する後端部から後方に延在し、後述するカバー部材229の空間内に配置される。
第1のブレード226の下側に配置される第1のコンタクト部材228の接触部228aは、第1のブレード226の固定溝225内に嵌め込まれ、その固定部228bは、ケース部材223の底壁223cに形成される圧入溝223f内に嵌め込まれる。したがって、第1のブレード226の下側に配置される第1のコンタクト部材228の接触部228a及び固定部228bは、図12に示されるように、互に平行であり、段差を形成するように接続されている。第1のブレード226の下側に配置される第1のコンタクト部材228の弾性変形部228cは、第1のブレード226の上側に配置される第1のコンタクト部材228の弾性変形部228cとほぼ対称的に形成される。具体的には、第1のブレード226の下側に配置される第1のコンタクト部材228の弾性変形部228cは、水平な固定部228bに連続し、後方に進むに従い上昇する傾斜部材として固定部228b後方で折り曲げられ、弾性変形可能に形成される。第1のブレード226の下側に配置される第1のコンタクト部材228の後端部228eは、同様に、第1のブレード226の上側に配置される第1のコンタクト部材228の後端部228eと略対称的に形成される。第1のブレード226の下側に配置される第1のコンタクト部材228の後端部228eは、弾性変形部228cに連続し、該弾性変形部228cとともに略逆V字形を形成するように折り曲げられている。弾性変形部228cと後端部228eとをつなぐ折曲点は、丸みを帯びた接点部228dとして構成される。したがって、第1のブレード226の下側に配置される第1のコンタクト部材228の接点部228dは、第1のブレード226の上側に配置される第1のコンタクト部材228の接点部228dと上下方向に対向するように配置される。第1のブレード226の下側に配置される第1のコンタクト部材228の接点部228dは、接続部材232を構成する接続用配線基板237の先端部に形成される外部接点としてのパッド(不図示)に電気的に接触する。この弾性変形部228c、接点部228d及び後端部228eも、第1のコンタクト部材228が第1のブレード226の下側に取り付けられた時、ケース部材223の開放する後端部から後方に延在し、後述するカバー部材229の空間内に配置される。
第1のコンタクト部材228を以上のように配置することで、端子部材222は、図10、11に示されるように、プラグコネクタ210として組み立てられるとき、後述する接続用配線基板237の外部接点であるパッドと挟み込み接触で電気的に接続される。
端子部材222を構成するカバー部材229は、図15に詳細に示されるように、ケース部材223の後方開放端部であって、ケース部材223の後方に延在する左右の側壁223d間に連結される。カバー部材229は、上部材229Aと下部材229Bとで形成される。カバー部材229の上部材229A及び下部材229Bは、左右の側壁223dの延在部分の上下に形成される取り付け溝223eを介して、上部材229A及び下部材229Bの前端面が頂壁223b、底壁223cの後端面に当接するまで挿入されることで、ケース部材223に固定される。より具体的には、上部材229Aと下部材229Bは、上部材229A及び下部材229Bに形成される爪部(または係止凹部;不図示)が、ケース部材223の取り付け溝223e内に形成される係止凹部(または爪部)223fに嵌合することで、ケース部材223に保持される。上部材229Aと下部材229Bには、それぞれケース部材223の仕切り壁224に対応する仕切り229a、229bが形成されている。したがって、カバー部材229がケース部材223に組み込まれたとき、カバー部材229の上部材229Aと下部材229Bそれぞれに形成された仕切り229a、229b間には、第1のコンタクト部材228の弾性変形部228c、接点部228d及び後端部228eが配置される。
カバー部材229は、ケース部材223に形成される空間に連続する空間を有するとともに、上部材229Aに形成されている後壁229Cで空間を閉塞する。上部材229Aと下部材229B間には、ケース部材223の切欠223eに対応する開口229bが形成され、接続部材232を構成する接続用配線基板237を受け入れる。
次に、本実施態様における第1のコネクタ接触部材221を構成する接続部材232は、コンタクト収容部材233、接続用配線基板237及び複数の接続用コンタクト238を含んでいる。
コンタクト収容部材233は、概略扁平な断面矩形状の直方体を成しており、電気的に絶縁性の合成樹脂から形成される。コンタクト収容部材233の上面の左右側部には、接続用配線基板237を、コンタクト収容部材233上面に固定するためのフック236が上方向かって突出形成されている。
コンタクト収容部材233には、また、該コンタクト収容部材233の前後方向に配置され、接続用コンタクト238を収容する2つのコンタクト収容室234、235が形成されている。2つのコンタクト収容室234、235は、図10、11に示されるように、前後方向に対象的な構造を備えているが、これに限られるものではない。コンタクト収容室を2つ設けるのは、本実施態様においては、接続用配線基板237の表裏の同じ位置に印刷される回路(信号線)をプリント配線板220の表裏の同じ位置に印刷される印刷回路のパッドにそれぞれ接続させる接続用コンタクトを必要とするからである。具体的には、図10に示されるように、前方に形成されるコンタクト収容室234に配置される接続用コンタクト238が接続用配線基板237の下側に印刷された回路のパッドとプリント配線板220の下側に印刷された回路のパッドを電気的に接続する。他方、後方に形成されるコンタクト収容室235に配置される接続用コンタクト238が接続用配線基板237の上側に印刷された回路のパッドとプリント配線板220の上側に印刷された回路のパッドを電気的に接続する。したがって、プリント配線板220とマザーボードとをつなぐ信号線が1つであれば、コンタクト収容室も1つでよい。
コンタクト収容室234、235各々は、上下方向中間部に固定突条234a、235aが設けられ、該固定突条234a、235a上面に前後方向に延びる、接続用コンタクト238を固定する複数の圧入溝(不図示)が形成されている。したがって、2つのコンタクト収容室233a、233b内には、第1のコンタクト部材228の配列ピッチと同じピッチで、接続用コンタクト238が平行に配列される。各コンタクト収容室234a、235aに配列される接続用コンタクト238間の接触を防止するために、端子部材222を構成するケース部材223の空間内と同様に、仕切り壁を設けてもよい。
コンタクト収容室234、235内に収容される接続用コンタクト238は、第1のコンタクト部材228と同じ導電性の金属から形成される。コンタクト収容室234、235内に収容される接続用コンタクト238は、図10に示されるように、対称的に配置されているが、実質的には同じ形状を有していることが理解されるであろう。したがって、本明細書では、コンタクト収容室234に収容されている接続用コンタクト238について説明する。
接続用コンタクト238は、図10に示されるように、概略S字形状を成し、上接触部238a、固定部238b、及び下接触部238cを含む導体である。上接触部238aは、コンタクト収容室234の上面(より具体的には、接続部材232の上面)から上方に突出するように配置され、上下方向に弾性変形可能であり、後述する接続用配線基板237の印刷回路の外部接点であるパッド(不図示)に接触する。固定部238bは、コンタクト収容室234の固定突条234aに設けられた圧入溝内に圧入される。それにより、隣り合う接続用コンタクト238は、互に平行に配列される。下接触部238cは、コンタクト収容室234の下面(より具体的には、接続部材232の下面)から下方に突出するように配置され、上下方向に弾性変形可能であり、プリント配線板220の印刷回路の外部接点であるパッドに接触する。したがって、上接触部238a及び下接触部238cは、図10、11からも理解されるように、プラグコネクタ210として組み立てられたとき、それぞれ、接続用配線基板237のパッド及びプリント配線板220のパッドに押し付け接触または押し込み接触で電気的に接続される。
接続部材232を構成する接続用配線基板237は、表裏に印刷回路(信号線など)が設けられており、端子部材223を構成する第1のコンタクト部材228と接続部材232を構成する接続用コンタクト238とを電気的に接続する。接続用配線基板237は、コンタクト収容部材233の上方から押し込むことで、フック236を介して、コンタクト収容部材233の上面に固定される。この時、接続用配線基板237の前方は、コンタクト収容部材233の前面から突出する。この接続配線基板237の前方突出量は、該接続配線基板237の先端が異端子部材222のケース部材223に形成された切欠223eに当接する長さに設定される。
接続部材232の接続用配線基板237先端を端子部材222のカバー部材229の開口229aを介してケース部材223の切欠223eにまで挿入することにより、本実施態様における第1のコネクタ接触部材221が形成される。この時、接続部材232を構成するコンタクト収容部材233の底面と端子部材222を構成するケース部材223の底面は、図11に示されるように段差を形成する。該底面間の距離すなわち段差の高さHが第2のコネクタ接触部材241の側壁に形成される切欠から頂壁の上面及び底壁の下面までの距離(高さ)m1、m2(図6、10参照)に等しくなるように設定されることは、上記第1の実施態様と同じである。
次に、本実施態様における第2のコンタクト接触部材241は、上記第1の実施態様に示される第2のコンタクト接触部材41と全く同じ構造であるので、説明は省略する。
本実施態様におけるプラグコネクタ210は、以上の通りの構成を備えるので、上記第1の実施態様におけるプラグコネクタ10と同様の組み立て構造をとることができる。同様に、第2の実施態様におけるプラグコネクタ110に示される組み立て構造をとることも可能となる。
本発明の第1の実施態様に係るプラグコネクタの概略斜視図である。 図1のプラグコネクタを構成する第1のコネクタ接触部材の概略斜視図である。 図2の第1のコネクタ接触部材を構成するコンタクト部材の概略斜視図である。 図3のコンタクト部材の概略上面図である。 図2の第1のコネクタ接触部材を構成する枠体の概略斜視図である。 図1のプラグコネクタを構成する第2のコネクタの概略断面図である。 本発明の第2の実施態様に係るプラグコネクタの概略斜視図である。 本発明の実施態様に係る4段のコネクタ接触部材を有するプラグコネクタにおいて、ブレードの先端面と段差面の距離を変えたときの一括挿入力の変化を示すグラフである。 第3の実施態様に係るプラグコネクタの概略斜視図である。 図9のプラグコネクタの概略断面図である。 図9のプラグコネクタの第1のコネクタ接触部材の概略断面斜視図である。 図11の第1のコネクタ接触部材を構成する端子部材の概略断面図である。 第1のコネクタ接触部材を構成する別の端子部材の概略断面図である。 図2の第1のコネクタ接触部材を構成する第1のコンタクト部材における別のプリント配線板接触部を示す概略要部斜視図である。 図11の第1のコネクタ接触部材を構成するカバー部材の端子部材への取り付けを示す概略要部斜視図である。 従来のプリント配線板のカードエッジコネクタへの接続を示す概略斜視図である。 従来のプリント配線板のカードエッジコネクタへの接続時における挿入力の変化を示すグラフである。
符号の説明
10、110、210 プラグコネクタ
20、220 第1のプリント配線板
21、121、221 第1のコネクタ接触部材
22 枠体
26 第1のブレード
26a 第1のブレードの先端面
26c 第1のブレードの段差面
26e 第1のブレードのスリット
30 第1のコンタクト部材
37 空隙
41,141、241 第2のコネクタ接触部材
46 第2のブレード
47 空隙
48 第2のコンタクト部材
60、260 第2のプリント配線板
61、161、261 第3のコネクタ接触部材
66 第3のブレード
71、271 第4のコネクタ接触部材
76 第4のブレード
95、296 結合部材
120 プリント配線板
222 端子部材
223 ケース部材
226 第1のブレード
229 カバー部材
232 接続部材
234 コンタクト収容部材
237 接続用配線基板
600 カードエッジコネクタ

Claims (11)

  1. カードエッジコネクタにプリント配線板を電気的に接続するためのプラグコネクタであって、
    カードエッジコネクタに挿入され、その先端面が一部後退する段差面を有する第1のブレード及び平行に配列される複数の第1のコンタクト部材を含む第1のコネクタ接触部材と、
    カードエッジコネクタに挿入され、その先端面が一部後退する段差面を有する第2のブレード及び該第2のブレードに平行に配列される複数の第2のコンタクト部材を含む第2のコネクタ接触部材と、
    を備え、
    前記第1のコネクタ接触部材と前記第2のコネクタ接触部材を組み立てることでプラグコネクタを形成したとき、第1のコネクタ接触部材は、押し付け接触または押し込み接触で、第2のコネクタ接触部材は挟み込み接触で一のプリント配線板に電気的に接続されることを特徴とするプラグコネクタ。
  2. 前記第1のブレードの先端面において、前記段差面として形成されていない前記先端面の幅と前記段差面の幅は、前記段差面として形成されていない先端面に対応するコンタクト部材の数と段差面に対応するコンタクト部材の数が同じであるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のプラグコネクタ。
  3. 前記第1のコネクタ接触部材は、さらに枠体を含み、前記第1のブレードは、前記枠体の一部として形成され、前記第1のコンタクト部材は、前記枠体内に平行に配列され、
    第2のコネクタ接触部材は、さらにケースを含み、前記第2のブレードは、前記ケースの一部として形成され、前記第2のコンタクト部材は、前記ケース内に平行に配列されていることを特徴とする請求項1に記載のプラグコネクタ。
  4. 前記第1のコネクタ接触部材を構成する前記枠体は、左右の第1の側壁、該左右の第1の側壁それぞれの前方上方に段部を介して設けられる左右の第2の側壁、該左右の第2の側壁を連結する前壁と底壁、及び前記前壁から前方に突出形成される前記第1のブレードを含み、
    前記第1のブレードには、複数のスリットが形成され、該複数のスリットは、それぞれ、前記前壁を貫通して前記枠体の前記左右の第2の側壁、前壁、底壁で形成される空間に連通し、
    前記第2のコネクタ接触部材を構成する前記ケースは、頂壁、底壁、左右の側壁、該頂壁、底壁、左右の側壁で形成される空間の前方を閉じる前壁、及び該前壁から前方に突出形成される前記第2のブレードを含み、
    前記第2のブレードには、複数の固定溝が上下面に対をなして形成され、該固定溝は、前記ケースの空間に連通することを特徴とする請求項3に記載のプラグコネクタ。
  5. 前記第1のコネクタ接触部材の第1のコンタクト部材は、2つの導体、該2つの導体の先端部である、カードエッジコネクタに接触する外部接点がその上下面に配置される絶縁材からなる突条片、前記2つの導体が絶縁材に埋め込まれている第1及び第2の固定部、前記2つの導体が露出している第1及び第2の固定部間の非固定部及びプリント配線板の位置の面に設けられている外部接点に押し付けられて接触する弾性変形可能な接触部を含み、
    前記第1のコンタクト部材の突条片は、前記枠体の前記第1のブレードのスリット内に、前記第1のコンタクト部材の前記第1の固定部は、前記枠体の前記左右の第2の側壁、前壁、底壁で形成される空間内に、前記第1のコンタクト部材の前記第2の固定部は、前記枠体の前記左右の第1の側壁間に配置されることで前記第1のコネクタ接触部材が形成され、
    前記第2のコネクタ接触部材の前記第2のコンタクト部材は、カードエッジコネクタに接触する外部接点、ケースに圧入される固定部、前記プリント配線板に接触する弾性変形可能な接触部を含む導体であり、前記ケース内に該導体を複数平行に配列し且つ上下に対をなして配列されることで第2のコネクタ接触部材が形成されることを特徴とする請求項4に記載のプラグコネクタ。
  6. 前記第1のコネクタ接触部材の前記第1のコンタクト部材の突条片には、前記上下面に配置される導体間に空隙が形成され、
    前記第2のコネクタ接触部材の前記第2のブレードには、上下に配列される導体間に空隙が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のプラグコネクタ。
  7. 前記第1のコネクタ接触部材は、前壁、頂壁、底壁、左右の側壁、第1のブレードを有するケース部材、複数の第1のコンタクト部材、及びカバー部材を含む端子部材と接続用配線基板、コンタクト収容部材、及び複数の接続用コンタクトを含む接続部材を備え、
    前記第1のブレードは、前記ケース部材を構成する前壁から前方に突出形成され、
    前記第1のブレードの上下面には、上下に対をなし、前記ケース部材の前壁、頂壁、底壁、左右の側壁で形成される空間内に連通する複数の固定溝が平行に形成され、
    前記第1のコンタクト部材は、カードエッジコネクタに接触する外部接点、ケース部材に圧入される固定部、前記接続部材を構成する前記接続用配線基板に接触する弾性変形可能な接触部を含む導体であり、
    前記第1のコンタクト部材は、前記ケース部材内に平行に配列され、
    前記コンタクト収容部材には、前記接続用コンタクトを収容する複数のコンタクト収容室がコンタクト収容部材を上下に貫通するように形成され、
    前記接続用コンタクトは、前記接続用配線基板の外部接点に接触する弾性変形可能な上接触部、コンタクト収容室に設けられた固定突条の圧入溝に圧入される固定部、前記プリント配線板の外部接点に接触する弾性変形可能な下接触部を含む導体であり、
    前記接続用配線基板は、前記コンタクト収容室上部からさらに前方に延びるように配設されていることを特徴とする請求項1に記載のプラグコネクタ。
  8. 前記第2のコネクタ接触部材は、ケース及び第2のコンタクト部材を備え、
    前記ケースは、頂壁、底壁、左右の側壁、該頂壁、底壁、左右の側壁で形成される空間の前方を閉じる前壁、及び該前壁から前方に突出形成される前記第2のブレードを含み、
    前記第2のブレードには、複数の固定溝が上下面に対をなして形成され、該固定溝は、前記ケースの空間に連通し、
    前記第2のコンタクト部材は、カードエッジコネクタに接触する外部接点、ケースに圧入される固定部、前記プリント配線板に接触する弾性変形可能な接触部を含む導体であり、前記ケース内に該導体を複数平行に配列し且つ上下に対をなして配列されることで第2のコネクタ接触部材が形成されることを特徴とする請求項7に記載のプラグコネクタ。
  9. 前記第1のコネクタ接触部材の前記第1のブレードの上下に配置される導体間に空隙が形成され、
    同じく、前記第2のコネクタ接触部材の前記第2のブレードの上下に配置される導体間に空隙が形成されていることを特徴とする請求項8に記載のプラグコネクタ。
  10. 2つの前記第1のコネクタ接触部材が1つの前記プリント配線板と1つの前記第2のコネクタ接触部材を挟むように対向して配置され、3段の接触部材を有することを特徴とする請求項1に記載のプラグコネクタ。
  11. 1つの前記第1のコネクタ接触部材が1つの前記プリント配線板と1つの前記第2のコネクタ接触部材の上に配置され、2段の接触部材を有するプラグコネクタを形成し、該プラグコネクタを2つ、結合部材を介して上下に結合し、4段の接触部材を有するプラグコネクタとしたことを特徴とする請求項1に記載のプラグコネクタ。
JP2006238081A 2005-10-27 2006-09-01 プラグコネクタ Active JP4223525B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006238081A JP4223525B2 (ja) 2005-10-27 2006-09-01 プラグコネクタ
US11/585,823 US7273381B2 (en) 2005-10-27 2006-10-25 Plug connector

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005313054 2005-10-27
JP2006238081A JP4223525B2 (ja) 2005-10-27 2006-09-01 プラグコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007149643A true JP2007149643A (ja) 2007-06-14
JP4223525B2 JP4223525B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=37997027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006238081A Active JP4223525B2 (ja) 2005-10-27 2006-09-01 プラグコネクタ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7273381B2 (ja)
JP (1) JP4223525B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007227379A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Harting Electric Gmbh & Co Kg プリント配線板差込延長部
US8167631B2 (en) 2010-01-29 2012-05-01 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Card edge connector
US8523583B2 (en) 2011-10-05 2013-09-03 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Receptacle connector and an electrical connector using the same
JP2014086317A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Denso Corp 電子装置

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202006018590U1 (de) * 2006-12-08 2007-02-15 Harting Electronics Gmbh & Co. Kg Blockiervorrichtung gegen Fehlsteckungen bei Leiterplattensteckverbindern
US8414961B1 (en) 2006-12-13 2013-04-09 Nanosolar, Inc. Solution deposited transparent conductors
US7625231B2 (en) * 2007-06-29 2009-12-01 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Adaptor for cable connector
JP4364265B2 (ja) * 2007-07-26 2009-11-11 日本航空電子工業株式会社 コネクタ及びそれを備えた電子機器
CN201191661Y (zh) * 2008-01-29 2009-02-04 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器组件
JP2009193786A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Yamaichi Electronics Co Ltd Hdmi規格ケーブル用コネクタ
US8530262B2 (en) * 2008-02-28 2013-09-10 Nanosolar, Inc. Roll-to-roll non-vacuum deposition of transparent conductive electrodes
JP2010056066A (ja) * 2008-07-29 2010-03-11 Yamaichi Electronics Co Ltd ケーブル用コネクタ
CN201397913Y (zh) * 2009-03-05 2010-02-03 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 堆叠式电连接器
US8177564B1 (en) 2010-12-03 2012-05-15 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Receptacle connector and an electrical connector using the same
JP5168393B2 (ja) * 2011-08-18 2013-03-21 第一精工株式会社 基板用端子及び基板用コネクタ
JP2013232312A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Jst Mfg Co Ltd カード部材及びカードエッジコネクタ並びにカード部材の製造方法
US20140127946A1 (en) * 2012-11-08 2014-05-08 Yamaichi Electronics Usa, Inc. Receptacle connector and plug connector
JP6206713B2 (ja) 2013-10-01 2017-10-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 コネクタ
CN105449401B (zh) * 2014-08-08 2019-02-05 莫列斯公司 电连接器及电连接器组合
US9759879B1 (en) * 2016-05-13 2017-09-12 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Transceiver module, transceiver module receptacle assembly and transceiver module assembly
US10514515B2 (en) * 2017-03-30 2019-12-24 Applied Optoelectronics, Inc. Techniques for shielding within an optical transceiver housing to mitigate electromagnetic interference between optical subassemblies disposed within the same
US10230470B2 (en) * 2017-03-30 2019-03-12 Applied Optoelectronics, Inc. Multilayered flexible printed circuit with both radio frequency (RF) and DC transmission lines electrically isolated from each other and an optical transceiver using same
US11411650B2 (en) * 2020-01-24 2022-08-09 Applied Optoelectronics, Inc. Component bridge for increasing mounting surface area on feedthrough device and an optical subassembly implementing same

Family Cites Families (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4189200A (en) * 1977-11-14 1980-02-19 Amp Incorporated Sequentially actuated zero insertion force printed circuit board connector
JPS6033585Y2 (ja) 1983-01-17 1985-10-05 第一電子工業株式会社 Zifコネクタ
US4630874A (en) * 1985-06-20 1986-12-23 Amp Incorporated Zero insertion force electrical interconnection assembly
JPS6383779U (ja) 1986-11-20 1988-06-01
JPH0574526A (ja) 1991-09-13 1993-03-26 Nec Niigata Ltd プリント基板とコネクタおよびその接続方法
TW233382B (ja) * 1993-04-02 1994-11-01 Hirose Electric Co Ltd
JPH0757825A (ja) 1993-08-13 1995-03-03 Matsushita Electric Works Ltd コネクタ
US5709573A (en) * 1994-10-20 1998-01-20 Berg Technology, Inc. Connector for high density electronic assemblies
JP2896854B2 (ja) 1994-11-22 1999-05-31 日本航空電子工業株式会社 ソケットコネクタ
US6176737B1 (en) * 1995-02-24 2001-01-23 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Duplex connector assembly for use with plural cards
US5755585A (en) * 1995-02-24 1998-05-26 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Duplex profile connector assembly
US5580257A (en) 1995-04-28 1996-12-03 Molex Incorporated High performance card edge connector
US5692910A (en) 1995-05-23 1997-12-02 General Instrument Corporation Printed-circuit board for use with card-edge connector and method
US5953815A (en) * 1995-12-22 1999-09-21 Volex Inc. Method for making an electrical connection
JP3050192B2 (ja) * 1997-11-12 2000-06-12 日本電気株式会社 カードエッジコネクタ、電子機器装置
US5954521A (en) * 1998-01-29 1999-09-21 All Best Electronics Co., Ltd. Interface card connector
JP3451393B2 (ja) 1998-01-30 2003-09-29 日本航空電子工業株式会社 プラグコネクタ及びソケットコネクタ
JP3430398B2 (ja) * 1998-07-31 2003-07-28 日本航空電子工業株式会社 ケーブル用コネクタ
TW392976U (en) * 1998-12-23 2000-06-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector assembly
TW400986U (en) * 1998-12-28 2000-08-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electronic card connecting device
JP3573642B2 (ja) 1999-03-03 2004-10-06 山一電機株式会社 Icカードの接触及び解除機構
JP3252133B2 (ja) 1999-03-03 2002-01-28 山一電機株式会社 Icカードの接触及び解除機構
TW433638U (en) * 1999-10-01 2001-05-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
US6431897B1 (en) * 1999-10-06 2002-08-13 Japan Aviation Electroncis Industry Limited Connector having a rotary actuator engaged with a contact in a direction parallel to a sheet-like object connected to the connector
US6203345B1 (en) * 1999-11-09 2001-03-20 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Flexible circuit connector
JP3425696B2 (ja) 1999-11-12 2003-07-14 日本航空電子工業株式会社 薄型コネクタ
JP3754869B2 (ja) * 2000-04-17 2006-03-15 ヒロセ電機株式会社 フレキシブル基板用電気コネクタ
JP2002093496A (ja) * 2000-09-12 2002-03-29 Tyco Electronics Amp Kk カードエッジコネクタ組立体
JP2002237340A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Yamaichi Electronics Co Ltd カードエッジコネクタ
JP3464461B2 (ja) 2001-03-07 2003-11-10 山一電機株式会社 コンタクト端子、および、それを備えるカード用コネクタ
JP3741619B2 (ja) * 2001-03-23 2006-02-01 ヒロセ電機株式会社 フラットケーブル用電気コネクタ
JP4436011B2 (ja) 2001-05-25 2010-03-24 パナソニック電工株式会社 Fpc接続用シールド機能付きプラグコネクタ及びfpc接続用シールド機能付きプラグコネクタのfpc嵌合方法
WO2002097931A2 (en) * 2001-05-25 2002-12-05 Matsushita Electric Works, Ltd. Connector
JP3666445B2 (ja) * 2001-11-13 2005-06-29 モレックス インコーポレーテッド Fpc用コネクタ
JP3677010B2 (ja) 2002-04-01 2005-07-27 山一電機株式会社 カードエッジコネクタ
JP3645539B2 (ja) 2002-06-20 2005-05-11 山一電機株式会社 フラットケーブル用コネクタ
JP3853262B2 (ja) * 2002-07-01 2006-12-06 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ
TW558090U (en) * 2002-12-13 2003-10-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
US6790074B1 (en) * 2003-03-14 2004-09-14 P-Two Industries Inc. Electrical power connector for flexible circuit board
TW582631U (en) * 2003-06-27 2004-04-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
TWM250340U (en) * 2003-08-01 2004-11-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Electrical connector
JP4098287B2 (ja) * 2003-10-03 2008-06-11 山一電機株式会社 フレキシブルプリント配線板用コネクタ
JP2006216242A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Quasar System Inc 電気コネクタ
US7172465B2 (en) * 2005-02-22 2007-02-06 Micron Technology, Inc. Edge connector including internal layer contact, printed circuit board and electronic module incorporating same
US7101188B1 (en) * 2005-03-30 2006-09-05 Intel Corporation Electrical edge connector adaptor

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007227379A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Harting Electric Gmbh & Co Kg プリント配線板差込延長部
US7645146B2 (en) 2006-02-21 2010-01-12 Harting Electronics Gmbh & Co. Kg Circuit board connector extension
JP4589350B2 (ja) * 2006-02-21 2010-12-01 ハルティング エレクトロニクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト プリント配線板差込延長部
US8167631B2 (en) 2010-01-29 2012-05-01 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Card edge connector
US8523583B2 (en) 2011-10-05 2013-09-03 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Receptacle connector and an electrical connector using the same
JP2014086317A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Denso Corp 電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4223525B2 (ja) 2009-02-12
US20070099514A1 (en) 2007-05-03
US7273381B2 (en) 2007-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4223525B2 (ja) プラグコネクタ
KR101639857B1 (ko) 커넥터
US7351106B2 (en) Electrical connector having an inner printed circuit board
CN101212090B (zh) 电连接器
US7828560B2 (en) Card edge connector having an improved spacer
US10193260B1 (en) Multi-contact connector
JP3013756B2 (ja) 基板用コネクタ
US8007320B1 (en) Complex electrical connector
MXPA01013426A (es) Conector electrico modular y sistema conector.
US8403683B2 (en) Card edge connector with improved cover
US11095059B2 (en) Connector
US20100322570A1 (en) Connector having an optical module for transmitting optical module
US20070264876A1 (en) Electrical connector with contact modules and method for making the same
US6575783B1 (en) Electrical connector assembly with retaining frame
US7226311B2 (en) Socket assembly for card
US20050095914A1 (en) Electrical connector having improved electrostatic discharge protection
KR20050053004A (ko) 커넥터
KR100622968B1 (ko) 기판용 전기 커넥터
US7445470B2 (en) Electrical connector with improved housing
JP6541032B2 (ja) 通信モジュール及び通信モジュール用コネクタ
US20230223715A1 (en) Connector for high-speed signal transmission with rigid alignment function
JP7498415B2 (ja) コネクタ
CN106252926B (zh) 通信模块以及通信模块用连接器
JPH09139261A (ja) カードエッジコネクタ
KR20220100505A (ko) 기판 커넥터

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081024

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4223525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250