JP6541032B2 - 通信モジュール及び通信モジュール用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、通信モジュール及び通信モジュール用コネクタに関する。
サーバやネットワーク機器等のいわゆるIT(Information Technology)装置が備える基板は、一般に“マザーボード”と呼ばれており、このマザーボードには複数の通信モジュールが接続される。
ここで、IT装置等のさらなる高性能化、低消費電力化を実現するために、各通信モジュールをより小型化し、なるべく多くの通信モジュールをIT装置等の筐体パネル(フロントパネルやリヤパネル)上に搭載することが求められている。より具体的には、通信モジュールの幅を小さくし、所定サイズの筐体パネル上に複数の通信モジュールを高密度で搭載することが求められている。
通信モジュールの幅を小さくする方法の一つは、マザーボードと通信モジュールとを接続するコネクタが備える電極のピッチを狭くすることである。従来、雄型コネクタ(プラグコネクタ)及び雌型コネクタ(レセプタクルコネクタ)からなる2ピース構造コネクタであって、電極が狭ピッチで配置されている2ピース構造コネクタが知られている。
通信モジュールとマザーボードとの接続に2ピース構造コネクタを用いる場合、通信モジュール側にプラグコネクタが設けられ、マザーボード側にレセプタクルコネクタが設けられることが多い。また、通信モジュールにカードエッジタイプのコネクタが設けられることもある。カードエッジタイプのコネクタは、複数の電極を低コストで安定的に実現するのに適しているからである。しかし、カードエッジタイプのコネクタは精度が低く、電極の狭ピッチ化には不向きである。
特開2013−84577号公報
通信モジュールにプラグコネクタを設ける場合、通信モジュールが備える基板とプラグコネクタとを強固に、かつ、精度良く固定する必要がある。そこで従来は、図9,図10に示されるように、プラグコネクタ80に基板保持部81が設けられていた。尚、以下の説明では、IT装置等が備える基板と該基板に接続される通信モジュールが備える基板とを区別するために、前者を“マザーボード”と呼び、後者を“モジュール基板”と呼ぶ場合がある。
図9,図10(b)に示されるように、基板保持部81は平面視において略コ字形の外観を呈し、モジュール基板82の端部を取り囲んで該端部を保持する。しかし、プラグコネクタ80に基板保持部81を設けると、該基板保持部81の分だけプラグコネクタ80の幅(W)が大きくなる。具体的には、基板保持部81の幅(W)が左右合せて1〜2mm程度大きくなる。換言すれば、基板保持部81がモジュール基板82の両外側に張り出す。このため、プラグコネクタ80が設けられる通信モジュールの幅も必然的に大きくなり、通信モジュールの小型化や高密度実装の妨げになっていた。
本発明の目的は、通信モジュールのより一層の小型化を図り、通信モジュールの実装密度向上を実現することである。
本発明の通信モジュールは、レセプタクルコネクタに接続されるプラグコネクタを備える通信モジュールである。前記プラグコネクタは、前記レセプタクルコネクタに設けられている挿入凹部に挿入される挿入凸部を有し、前記挿入凸部には、前記通信モジュールに内蔵されているモジュール基板の挿入端部が差し込まれる基板挿入部が形成される。前記基板挿入部の第1内面には、互いに平行な複数の第1調整突起が設けられ、前記第1内面と対向する前記基板挿入部の第2内面には、互いに平行な複数の第2調整突起が設けられる。前記第1調整突起と前記第2調整突起とは、これら調整突起の配列方向に沿って交互に配置され、前記第1調整突起は、前記第1内面と対向する前記挿入端部の一面に当接し、前記第2調整突起は、前記第2内面と対向する前記挿入端部の他の一面に当接する。
本発明の通信モジュール用コネクタは、プラグコネクタと、該プラグコネクタが接続されるレセプタクルコネクタと、から構成される。前記プラグコネクタは、挿入凸部を有し、前記レセプタクルコネクタは、前記挿入凸部が挿入される挿入凹部を有する。前記挿入凸部には、前記プラグコネクタが設けられる通信モジュールに内蔵されているモジュール基板の挿入端部が差し込まれる基板挿入部が形成される。前記基板挿入部の第1内面には、互いに平行な複数の第1調整突起が設けられ、前記第1内面と対向する前記基板挿入部の第2内面には、互いに平行な複数の第2調整突起が設けられる。前記第1調整突起と前記第2調整突起とは、これら調整突起の配列方向に沿って交互に配置され、前記第1調整突起は、前記第1内面と対向する前記挿入端部の一面に当接し、前記第2調整突起は、前記第2内面と対向する前記挿入端部の他の一面に当接する。
本発明によれば、通信モジュールがより一層小型化され、通信モジュールの実装密度向上が実現される。
(a)は通信モジュール及び通信モジュール用コネクタの一例を示す断面図であり、(b)は平面図である。 通信モジュールの内部構造の一例を示す斜視図である。 プラグコネクタとモジュール基板との接続構造の一例を示す拡大断面図(側方断面視)である。 プラグコネクタとレセプタクルコネクタとの接続状態を示す拡大断面図(側方断面視)である。 (a)は調整突起が設けられた挿入穴の一例を示す端面図であり、(b)は(a)に示されるA―A’線に沿った断面図である。 挿入端部に可動片が設けられたモジュール基板の一例を示す平面図である。 図5(a),(b)に示される挿入穴内における可動片の変形状態を模式的に示す拡大断面図である。 プラグコネクタとモジュール基板との接続構造のさらに他の一例を示す斜視図である。 従来の通信モジュールの内部構造の一例を示す斜視図である。 (a)は従来の通信モジュール及び通信モジュール用コネクタの一例を示す断面図であり、(b)は平面図である。
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。本実施形態に係る通信モジュールは、通信モジュール用コネクタを介してIT装置等が備えるマザーボードに接続される。本実施形態に係る通信モジュールをマザーボードに接続する通信モジュール用コネクタは、通信モジュールに設けられる雄型コネクタと、マザーボードに設けられる雌型コネクタと、から構成される2ピース構造コネクタである。以下の説明では、通信モジュールに設けられる雄型コネクタを“プラグコネクタ”と呼び、マザーボードに設けられる雌型コネクタを“レセプタクルコネクタ”と呼び、両者をまとめて“コネクタ”と呼ぶ場合がある。すなわち、本実施形態に係る通信モジュールは、マザーボードに設けられているレセプタクルコネクタに挿抜可能なプラグコネクタを備えており、これらプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタを介して通信モジュールとマザーボードとが接続される。
上記のようにして通信モジュールが接続されるマザーボードには通信用半導体チップが実装されており、マザーボードに接続された通信モジュールは、マザーボードに形成されている電気配線を介して通信用半導体チップと接続される。また、マザーボード上には複数のレセプタクルコネクタが配置されており、それぞれのレセプタクルコネクタを介して複数の通信モジュールが通信用半導体チップと接続される。
図1に示されるように、本実施形態に係る通信モジュール1が備えるプラグコネクタ10は挿入凸部11を有する。一方、マザーボード100に設けられるレセプタクルコネクタ30は挿入凹部31を有する。プラグコネクタ10の挿入凸部11は、図1(a)中の矢印a方向(挿入方向)に沿ってレセプタクルコネクタ30の挿入凹部31に挿入される一方、矢印b方向(抜去方向)に沿ってレセプタクルコネクタ30の挿入凹部31から引き抜かれる。プラグコネクタ10の挿入凸部11がレセプタクルコネクタ30の挿入凹部31に挿入されると、両者に設けられている電極同士が互いに接触する。これにより、通信モジュール1とマザーボード100とがコネクタ2を介して電気的に接続され、通信モジュール1とマザーボード100に実装されている通信用半導体チップとの間での信号の送受信(入出力)が可能となる。
図2に示されるように、通信モジュール1は、光ファイバ(ファイバリボン)3の一端側が引き入れられた筐体4と該筐体4に収容されたモジュール基板5とを有し、モジュール基板5には光電変換部6が設けられている。尚、筐体4は、図示されている下側ケース4aと不図示の上側ケースとから構成されている。下側ケース4aと上側ケースとは互いに突き合わされてモジュール基板5を収容可能な空間を備える筐体4を構成する。
また、図示は省略するが、光電変換部6は、発光素子及び該発光素子を駆動する駆動用ICと、受光素子及び該受光素子から出力される信号を増幅する増幅用ICと、を少なくとも含む。また、モジュール基板5には、発光素子及び受光素子と光ファイバ3とを光結合させるレンズブロックも設けられている。筐体4内に引き入れられた光ファイバ3の一端は、MT(Mechanically Transferable)コネクタを介してレンズブロックに接続(光接続)される。具体的には、レンズブロックの突き当て面にMTコネクタの先端面が突き当てられる。さらに、レンズブロックの突き当て面からは一対のガイドピンが突出しており、このガイドピンがMTコネクタの先端面に形成されているガイド穴に挿入される。尚、本実施形態では、発光素子にVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)が用いられ、受光素子にPD(Photodiode)が用いられている。もっとも、発光素子及び受光素子は、特定の発光素子や受光素子に限定されない。また、筐体4の後端には、プラグコネクタ10をレセプタクルコネクタ30(図1)から引き抜く際に摘ままれるプルタブ7が取り付けられている。
再び図1を参照すると、プラグコネクタ10の挿入凸部11は平板状であって、挿入凸部11の背後にはフランジ部14が一体に設けられている。換言すれば、挿入凸部11は、フランジ部14の前面から突出している。図1(b)に示されるように、挿入凸部11及びフランジ部14の幅(W1)は、モジュール基板5の最大幅(W2)と同一である。換言すれば、プラグコネクタ10の幅(W1)は、モジュール基板5の最大幅(W2)と同一である。すなわち、プラグコネクタ10はモジュール基板5の両外側に張り出しておらず、プラグコネクタ10の両側面は、モジュール基板5の両側面と面一又は略面一である。
図3に示されるように、モジュール基板5の一部はプラグコネクタ10の内側に差し込まれている。具体的には、プラグコネクタ10の内側には、フランジ部14の背面14bにおいて開口する基板挿入部15が形成されている。この基板挿入部15の形状は、モジュール基板5の端部の形状と一致しており、モジュール基板5の端部が基板挿入部15に差し込まれている。より具体的には、図1(b)に示されるように、モジュール基板5の長手方向一方の端部には、他の部分に比べて幅が僅かに狭い挿入端部5aが形成されており、この挿入端部5aが基板挿入部15(図3)に差し込まれている。換言すれば、モジュール基板5の端部のうち、基板挿入部15(図3)に差し込まれている部分が挿入端部5aである。また、図1(b)に示されているモジュール基板5の最大幅(W2)は、挿入端部5a以外の部分のモジュール基板5の幅である。
図3に示されるように、挿入端部5aは、その全長(L1)の一部がフランジ部14を越えて挿入凸部11の内側に差し込まれている。具体的には、挿入端部5aは、その先端面5bが基板挿入部15の底面15aに突き当たって当接するまで、基板挿入部15に差し込まれており、挿入凸部11に対する挿入端部5aの差込み長(L2)は、挿入凸部11の全長(L3)と略同一である。
ここで、プラグコネクタ10は射出成形法によって製造されており、基板挿入部15は高い寸法精度を有している。よって、基板挿入部15に差し込まれたモジュール基板5(挿入端部5a)は、強固に、かつ、精度良くプラグコネクタ10に固定されている。
図1に示されるように、挿入凸部11の外面には、複数の第1電極が設けられている。具体的には、図3に示されるように、挿入凸部11の上面には複数の上側第1電極16が設けられており、挿入凸部11の下面には複数の下側第1電極17が設けられている。図1(b)に示されるように、上側第1電極16は、挿入凸部11の幅方向に沿って所定ピッチ(本実施形態では0.5mmピッチ)で並んでいる。図1(b)には現れていないが、下側第1電極17(図3)も挿入凸部11の幅方向に沿って上側第1電極16と同ピッチで並んでいる。
図3に示されるように、上側第1電極16及び下側第1電極17は短冊状であって、フランジ部14を貫通してプラグコネクタ10の挿抜方向に延びている。上側第1電極16及び下側第1電極17の一端側(先端側)はフランジ部14の前面14aから突出して挿入凸部11の先端と略同じ位置にまで達しており、上側第1電極16及び下側第1電極17の他端側(後端側)は、フランジ部14の背面14bから突出している。上側第1電極16の後端側と下側第1電極17の後端側とは互いに対向しており、モジュール基板5の挿入端部5aは、対向する上側第1電極16の後端側と下側第1電極17の後端側との間を通って基板挿入部15に差し込まれている。換言すれば、上側第1電極16と下側第1電極17とは、モジュール基板5を挟んで対向している。上側第1電極16の後端側は、モジュール基板5の表面に形成されている不図示の電極パッドに半田付けされ、下側第1電極17の後端側は、モジュール基板5の裏面に形成されている不図示の電極パッドに半田付けされている。尚、それぞれの上側第1電極16は、挿入凸部11の上面に形成された溝に部分的に嵌め込まれて位置決めされており、それぞれの下側第1電極17は、挿入凸部11の下面に形成された溝に部分的に嵌め込まれて位置決めされている。
図1(a)に示されるように、レセプタクルコネクタ30には複数の第2電極が内蔵されている。具体的には、図4に示されるように、レセプタクルコネクタ30には複数対の上側第2電極32及び下側第2電極33が内蔵されており、それぞれの上側第2電極32の一部(接点部32a)は、挿入凹部31の内面(上面)において露出しており、それぞれの下側第2電極33の一部(接点部33a)は、挿入凹部31の他の内面(下面)において露出している。
プラグコネクタ10の挿入凸部11がレセプタクルコネクタ30の挿入凹部31に挿入されると、プラグコネクタ10に設けられている上側第1電極16の先端側がレセプタクルコネクタ30に内蔵されている上側第2電極32の接点部32aに接触して電気的に導通する。同時に、プラグコネクタ10に設けられている下側第1電極17の先端側がレセプタクルコネクタ30に内蔵されている下側第2電極33の接点部33aに接触して電気的に導通する。尚、レセプタクルコネクタ30に内蔵されている上側第2電極32及び下側第2電極33は図4に示されるように屈曲しており、弾性が付与されている。よって、レセプタクルコネクタ30の上側第2電極32は、自己の弾性復元力によって、プラグコネクタ10の上側第1電極16に圧接している。また、レセプタクルコネクタ30の下側第2電極33は、自己の弾性復元力によって、プラグコネクタ10の下側第1電極17に圧接している。
プラグコネクタ10の挿入凸部11がレセプタクルコネクタ30の挿入凹部31に挿入されると、モジュール基板5の挿入端部5aの少なくとも一部がレセプタクルコネクタ30の挿入凹部31に挿入される。図4に示されるように、挿入凸部11は、フランジ部14の前面14aがレセプタクルコネクタ30の前面30aに突き当たるまで挿入凹部31に挿入される。すなわち、挿入凹部31に対する挿入凸部11の挿入長(嵌合長)は、図3に示されている挿入凸部11の全長(L3)と等しい。一方、挿入凸部11に対するモジュール基板5の差込み長(L2)が挿入凸部11の全長(L3)と略同一であることは既述の通りである。よって、図4に示されるように挿入凸部11が挿入凹部31に挿入されると、挿入端部5aのうち、挿入凸部11の全長(L3)に略相当する部分が挿入凹部31に挿入される。
上記のように、プラグコネクタ10がレセプタクルコネクタ30に接続されると、プラグコネクタ10及びこれに差し込まれているモジュール基板5の一部の双方がレセプタクルコネクタ30の挿入凹部31に挿入されて保持される。
以上のように、本実施形態では、モジュール基板5の一部がプラグコネクタ10に設けられた基板挿入部15に差し込まれることによって、図9,図10に示されている基板保持部81又はこれに相当する部材がなくとも、モジュール基板5とプラグコネクタ10とが強固に、かつ、精度良く固定されている。よって、プラグコネクタ10の幅が従来よりも小さくなっており、プラグコネクタ10が設けられている通信モジュール1の幅も従来よりも小さくなっている。すなわち、通信モジュール1が小型化され、通信モジュール1をこれまで以上に高密度実装することが可能となっている。さらに、プラグコネクタ10がレセプタクルコネクタ30に接続されると、プラグコネクタ10の挿入凸部11の全部及びモジュール基板5の一部がレセプタクルコネクタ30の挿入凹部31に同時に挿入され、一体的に保持される。
ここで、モジュール基板5の厚みには、一般的に±10%程度のバラツキ(公差)がある。例えば、モジュール基板5の厚みの設計値が0.8mmである場合、実際のモジュール基板5の厚みの最小値は約0.72mm、最大値は約0.88mmである。従って、プラグコネクタ10の基板挿入部15の寸法をモジュール基板5の厚みの最大値(例えば、0.88mm)に合わせて設定すると、基板挿入部15とこれに挿入された挿入端部5aとの間でガタツキが発生する虞がある。
そこで本実施形態では、基板挿入部15の内側に、モジュール基板5をその厚み方向に関してセンタリングする複数の調整突起が設けられている。具体的には、図5(a)に示されるように、基板挿入部15の第1内面(上面50a)には、基板挿入部15の幅方向に沿って複数の第1調整突起61が設けられており、第1内面(上面50a)と対向する基板挿入部15の第2内面(下面50b)には、基板挿入部15の幅方向に沿って複数の第2調整突起62が設けられている。
図5(a),(b)に示されるように、第1調整突起61及び第2調整突起62は、互いに同一の形状及び寸法を有する。具体的には、それぞれの第1調整突起61及び第2調整突起62は、基板挿入部15の開口面15bから底面15aに亘って延びており、かつ、底面15aに近づくにつれて次第に高さが高くなっている。換言すれば、基板挿入部15の上面50aに設けられている第1調整突起61は、基板挿入部15の底面15aに近づくにつれて次第に下面50bに近接する。一方、基板挿入部15の下面50bに設けられている第2調整突起62は、基板挿入部15の底面15aに近づくにつれて次第に上面50aに近接する。本実施形態では、基板挿入部15の下面50bに最も近接している第1調整突起61の一端(底面側端部)と、基板挿入部15の上面50aに最も近接している第2調整突起62の一端(底面側端部)との間隔(D1)は0.72mmである。また、基板挿入部15の下面50bから最も離反している第1調整突起61の一端(開口面側端部)と、基板挿入部15の上面50aから最も離反している第2調整突起62の一端(開口面側端部)との間隔(D2)は0.88mmであり、この間隔(D2)は基板挿入部15の入口の高さと等しい。尚、図5(b)に示されている上側第1電極16の後端側と下側第1電極17の後端側との最少間隔(D3)は、上記間隔(D1)よりも僅かに狭い。
図5(a),(b)に示されるように、複数の第1調整突起61は互いに平行であり、複数の第2調整突起62は互いに平行である。また、図5(a)に示されるように、複数の第1調整突起61は、基板挿入部15をこれら第1調整突起61の配列方向(基板挿入部15の幅方向)に二分する直線X-X’を対称軸として線対称に配置されており、複数の第2調整突起62も直線X-X’を対称軸として線対称に配置されている。もっとも、第1調整突起61と第2調整突起62とは、基板挿入部15の幅方向に沿って交互に配置されており、互いに対向していない。すなわち、第1調整突起61の真下に第2調整突起62は存在しておらず、第2調整突起62の真上に第1調整突起61は存在していない。よって、図5(b)に示されている間隔(D1)は、第1調整突起61の底面側端部と第2調整突起62の底面側端部との対向間隔ではない。間隔(D1)は、例えば、第2調整突起62の底面側端部を基準としたときの第1調整突起61の底面側端部の高さである。また、間隔(D1)は、第1調整突起61の底面側端部の頂点を通る水平線と第2調整突起62の底面側端部の頂点を通る水平線との鉛直距離である。これらのことは、図5(b)が同図(a)のA−A’線に沿った断面図であることから明らかである。
図5(a),(b)に示されている基板挿入部15にモジュール基板5(図3,図4)の挿入端部5aが挿入されると、第1調整突起61が基板挿入部15の上面50aと対向する挿入端部5aの一面(表面)に当接し、第2調整突起62が基板挿入部15の下面50bと対向する挿入端部5aの他の一面(裏面)に当接する。この際、モジュール基板5(挿入端部5a)の厚みが厚ければ厚い程、第1調整突起61及び第2調整突起62は、挿入工程の早い段階で挿入端部5aの表裏面に当接する。一方、モジュール基板5(挿入端部5a)の厚みが薄ければ薄い程、第1調整突起61及び第2調整突起62は、挿入工程の遅い段階で挿入端部5aの表裏面に当接する。いずれにしても、第1調整突起61及び第2調整突起62が挿入端部5aに当接した後、さらに挿入端部5aを基板挿入部15の奥に挿入すると、挿入端部5aには、これを押し下げようとする力と押し上げようとする力とが同時に作用する。この結果、挿入端部5aがその厚み方向においてセンタリングされる。また、第1調整突起61及び第2調整突起62は、それぞれ線対称に、かつ、互い違いに配置されている。よって、挿入端部5aには、押下げ力と押上げ力とが均等に作用する。このため、挿入端部5aが波打つように弾性変形し、挿入端部5aの厚みの公差が吸収される。
本実施形態では、2ピース構造コネクタのレセプタクルコネクタ30(雌型コネクタ)は、複数対の上側第2電極32及び下側第2電極33が内蔵されているが、その側方断面視(例えば、図4)において、上側の接点部32aと下側の接点部33aとを結ぶ直線は、挿抜方向(矢印a方向及び矢印b方向)に対し垂直に交わるように設計されている。これにより、複数対の接点部が効果的にプラグコネクタ10の挿入凸部11を保持することができる。
本実施形態では、2ピース構造コネクタのレセプタクルコネクタ30(雌型コネクタ)は、複数対の上側第2電極32及び下側第2電極33が内蔵されているが、その側方断面視(例えば、図4)において、上側第2電極32を最終的に鋭角に曲げることにより、上側第2電極32の一部である接点部32aを挿入凹部31の内面に露出させ、一方、下側第2電極33を最終的に鈍角に曲げることにより、下側第2電極33の一部である接点部33aを挿入凹部31の内面に露出させる。これにより、レセプタクルコネクタ30の小型化が可能となる。より詳しくは、図1で言えば、挿抜方向(矢印a方向及び矢印b方向)に小さくすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、第1調整突起及び第2調整突起によるモジュール基板のセンタリングがよりスムーズに行われるように、モジュール基板の挿入端部に複数の可動片が設けられる実施形態もある。例えば、図6に示されるように、挿入端部5aに、スリット70を挟んで隣接する複数の舌状の可動片71が設けられる。換言すれば、挿入端部5aが櫛歯状に形成される。それぞれの可動片71は、図5(a)に示される基板挿入部15の上面50aと下面50bの対向方向に独立して弾性変形可能な片持ちの弾性片である。また、複数の可動片71の一部は第1調整突起61に対応しており、複数の可動片71の残りの一部は第2調整突起62に対応している。
挿入端部5aがプラグコネクタ10の基板挿入部15に差し込まれると、図7に示されるように、第1調整突起61に対応する可動片71が第1調整突起61に当接して押し下げられる一方、第2調整突起62に対応する可動片71が第2調整突起62に当接して押し上げられ、挿入端部5aが厚み方向に関してセンタリングされる。換言すれば、挿入端部5aを含むモジュール基板5の厚みの公差が吸収される。この際、一端のみが固定された片持ちの可動片71は、上方又は下方に少ない力で弾性変形するので、挿入端部5aを含むモジュール基板5のセンタリングがよりスムーズに実行される。
プラグコネクタに対するモジュール基板の差込み長は、両者が従来と同等以上に強固に固定されることを条件として任意に変更することができる。具体的には、図3に示される差込み長(L2)は任意に変更することができる。もっとも、図4に示されるように、上側第1電極16と上側第2電極32の接点並びに下側第1電極17と下側第2電極33との接点よりも奥まで挿入端部5aが差し込まれていると、上下の電極間に、モジュール基板5に内在するグランド面(グランド層)が介在し、上下の電極間におけるクロストークが低減される。
プラグコネクタに設けられる電極及びレセプタクルコネクタに設けられる電極のピッチは0.5mmに限定されるものではない。もっとも、通信モジュール1の高密度実装を実現する観点からは、電極ピッチが0.7mm以下であることが好ましい。また、プラグコネクタの幅は、モジュール基板の幅と同一でなくともよく、モジュール基板の幅よりも狭くともよい。例えば、図8に示されるように、プラグコネクタ10の幅(W1)は、該プラグコネクタ10に差し込まれているモジュール基板5の一部以外の部分の幅、つまりモジュール基板5の最大幅(W2)よりも狭くともよい。
また、フランジ部14の厚みを十分に確保できるのであれば、プラグコネクタ10に形成される基板挿入部15の深さは、挿入凸部11が挿入凹部31に挿入されたときに、挿入端部5aが挿入凹部31に挿入されない程度の深さにしてもよい。
さらに、本発明は、光通信用の通信モジュール及び通信モジュール用コネクタのみでなく、電気通信用の通信モジュール及び通信モジュール用コネクタにも適用することができる。例えば、図1等に示されている光ファイバ3は、メタル線に変更されることもある。
通信モジュールに、レセプタクルコネクタ又はその近傍に設けられている係止部に係合する爪や突起等が設けられる実施形態もある。この場合、図2に示されているプルタブ7が爪や突起を動かして係止部に対する係合を解除させる操作部を兼ねる場合もある。
1 通信モジュール
2 コネクタ
3 光ファイバ
4 筐体
5,82 モジュール基板
5a 挿入端部
5b 先端面
6 光電変換部
10,80 プラグコネクタ
11 挿入凸部
14 フランジ部
15 基板挿入部
16 上側第1電極
17 下側第1電極
30 レセプタクルコネクタ
31 挿入凹部
32 上側第2電極
32a,33a 接点部
33 下側第2電極
50a 第1内面(上面)
50b 第2内面(下面)
61 第1調整突起
62 第2調整突起
81 基板保持部
100 マザーボード

Claims (8)

  1. レセプタクルコネクタに接続されるプラグコネクタを備える通信モジュールであって、
    前記プラグコネクタは、前記レセプタクルコネクタに設けられている挿入凹部に挿入される挿入凸部を有し、
    前記挿入凸部には、前記通信モジュールに内蔵されているモジュール基板の挿入端部が差し込まれる基板挿入部が形成され、
    前記基板挿入部の第1内面には、互いに平行な複数の第1調整突起が設けられ、
    前記第1内面と対向する前記基板挿入部の第2内面には、互いに平行な複数の第2調整突起が設けられ、
    前記第1調整突起と前記第2調整突起とは、これら調整突起の配列方向に沿って交互に配置され、
    前記第1調整突起は、前記第1内面と対向する前記挿入端部の一面に当接し、前記第2調整突起は、前記第2内面と対向する前記挿入端部の他の一面に当接
    前記挿入端部には、前記第1内面と前記第2内面の対向方向に互いに独立して弾性変形可能な複数の可動片が設けられており、
    前記第1調整突起は、前記複数の可動片の一部に当接し、
    前記第2調整突起は、前記複数の可動片のうち、前記第1調整突起が当接している前記可動片とは異なる前記可動片に当接する、通信モジュール。
  2. 請求項1に記載の通信モジュールであって、
    前記プラグコネクタの幅が前記モジュール基板の最大幅と同一又はそれよりも狭い、通信モジュール。
  3. 請求項1又は2に記載の通信モジュールであって、
    前記挿入凸部に所定ピッチで設けられた複数の第1電極を有し、
    前記挿入凸部が前記挿入凹部に挿入されると、前記複数の第1電極が前記挿入凹部の内側に設けられている複数の第2電極とそれぞれ接触して電気的に導通するとともに、前記挿入端部が前記第1電極と前記第2電極との接点よりも奥まで前記挿入凹部に挿入される、通信モジュール。
  4. 請求項に記載の通信モジュールであって、
    前記第1電極のピッチが0.7mm以下である、通信モジュール。
  5. プラグコネクタと、該プラグコネクタが接続されるレセプタクルコネクタと、から構成される通信モジュール用コネクタであって、
    前記プラグコネクタは、挿入凸部を有し、
    前記レセプタクルコネクタは、前記挿入凸部が挿入される挿入凹部を有し、
    前記挿入凸部には、前記プラグコネクタが設けられる通信モジュールに内蔵されているモジュール基板の挿入端部が差し込まれる基板挿入部が形成されており、
    前記基板挿入部の第1内面には、互いに平行な複数の第1調整突起が設けられ、
    前記第1内面と対向する前記基板挿入部の第2内面には、互いに平行な複数の第2調整突起が設けられ、
    前記第1調整突起と前記第2調整突起とは、これら調整突起の配列方向に沿って交互に配置され、
    前記第1調整突起は、前記第1内面と対向する前記挿入端部の一面に当接し、前記第2調整突起は、前記第2内面と対向する前記挿入端部の他の一面に当接
    前記挿入端部には、前記第1内面と前記第2内面の対向方向に互いに独立して弾性変形可能な複数の可動片が設けられており、
    前記第1調整突起は、前記複数の可動片の一部に当接し、
    前記第2調整突起は、前記複数の可動片のうち、前記第1調整突起が当接している前記可動片とは異なる前記可動片に当接する、通信モジュール用コネクタ。
  6. 請求項に記載の通信モジュール用コネクタであって、
    前記プラグコネクタの幅が前記モジュール基板の最大幅と同一又はそれよりも狭い、通信モジュール用コネクタ。
  7. 請求項5又は6に記載の通信モジュール用コネクタであって、
    前記挿入凸部に所定ピッチで設けられた複数の第1電極と、
    前記挿入凹部に前記第1電極と同ピッチで設けられた複数の第2電極と、を有し、
    前記挿入凸部が前記挿入凹部に挿入されると、前記第1電極と前記第2電極とが接触して電気的に導通するとともに、前記挿入端部が前記第1電極と前記第2電極との接点よりも奥まで前記挿入凹部に差し込まれる、通信モジュール用コネクタ。
  8. 請求項に記載の通信モジュール用コネクタであって、
    前記第1電極及び前記第2電極のピッチが0.7mm以下である、通信モジュール用コネクタ。
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