JP2007148791A - 自動取引装置および自動取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】受取人の口座に希望しない入金があった場合、受取人はその入金を拒否することができるようにした。
【解決手段】 振込みによる入金の許可の確認要否を示す振込み確認情報、振込元情報を通知する通知先情報を顧客の口座を特定する顧客口座情報と関連付けて予め記憶した顧客データベース4および振込元情報を通知する通知手段をホストコンピュータ3に備えた。そして、ホストコンピュータ3が、自動取引装置1から振込取引電文を受信したとき、受信した振込先口座情報に基づいて顧客データベース4を検索して振込み確認情報および通知先情報を抽出し、該振込み確認情報が振込取引の許可の確認を必要とする場合、通知先情報で示される通知先へ振込元情報を通知し、その通知先から振込取引の許可を受信して振込取引を行なうようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顧客の操作により取引を行う自動取引装置および自動取引システムに関し、特に、口座に現金等を振り込む振込取引を行う自動取引装置および自動取引システムに関する。
従来の自動取引装置および自動取引システムは、金融機関の営業店に設置される窓口端末や店舗等に設置される自動取引装置等で行われる振込み処理において、振込依頼人から受取人の口座へ現金等を振り込む場合、その受取人の意思に関わらず受取人の口座へ入金されるようにしている。
なお、電話においては受信者が希望しない迷惑電話を拒否するようにしているものがあり(例えば、特許文献1参照)、電子メールにおいても受信者が希望しない迷惑電子メールを拒否するようにしているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−107398号公報(段落「0014」〜段落「0026」、図1) 特開2003−179643号公報(段落「0016」〜段落「0031」、図2)
しかしながら、上述した従来の技術においては、金融機関の営業店に設置される窓口端末や店舗等に設置される自動取引装置等で行われる振込み処理において、振込依頼人から受取人の口座へ現金等が入金された場合、その受取人が希望しない入金であってもそれを拒否することができないという問題がある。
特に、近年、悪徳な金融業者が受取人に承諾を受けることなく一方的に現金等を振り込み、後日、その受取人がその金融業者より高額な利息の支払いを要求されるという事件が発生し、社会問題になっているが、受取人はこのような悪徳金融業者からの現金等の振込みを拒否することができず事件に巻き込まれてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、顧客の操作により振込み依頼人口座情報、振込金額等の振込元情報および振込先口座情報の入力を受け付ける自動取引装置と、その自動取引装置から該振込元情報および振込先口座情報を含む振込取引電文を受信して振込取引を行う上位装置とを備えた自動取引システムにおいて、振込みによる入金の許可の確認要否を示す振込み確認情報と、前記振込元情報を通知する通知先情報とを顧客の口座を特定する顧客口座情報と関連付けて予め記憶した顧客データベースと、該振込元情報を通知する通知手段とを前記上位装置に備え、前記上位装置が、自動取引装置から振込取引電文を受信したとき、受信した振込先口座情報に基づいて前記顧客データベースを検索して振込み確認情報および通知先情報を抽出し、該振込み確認情報が振込取引の許可の確認を必要とする場合、該通知先情報で示される通知先へ前記振込元情報を通知し、その通知先から振込取引の許可を受信して振込取引を行なうようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、金融機関の営業店に設置される窓口端末や店舗等に設置される自動取引装置等で行われる振込み処理において、受取人の口座に希望しない入金があった場合、受取人はその入金を拒否することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による自動取引装置および自動取引システムの実施例を説明する。
まず、第1の実施例について説明する。
図1は第1の実施例における自動取引装置および自動取引システムの構成を示すブロック図、図2は第1の実施例における顧客データベースの構成を示す説明図である。
自動取引システムの構成を説明する。
図1において、1は自動取引装置であり、銀行等の金融機関の店舗またはコンビニエンスストア等の店舗等に設置されるものである。この自動取引装置1は顧客の操作により現金引出しや現金入金および振込み等の取引ができるものである。また、通信回線2に通信可能に接続されている。
3はホストコンピュータであり、銀行等の金融機関の事務センタ等に設置される自動取引装置1の上位装置である。このホストコンピュータ3はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御手段である制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段である記憶部および通信手段である通信部等を備えるものであり、通信回線2を介して自動取引装置1等と相互に通信可能に接続されている。
また、このホストコンピュータ3は自動取引装置1との間で現金引出し、現金入金、振込み等の取引電文の送受信を行い顧客の取引を成立させるか否かを判断するとともにその取引の処理を行う。さらに、顧客の口座番号と顧客の暗証番号等で本人であるか否かの本人認証も行なう。
またさらに、ホストコンピュータ3は図示しない送受信装置で端末等と相互に無線通信を含む通信が可能になっており、電子メール等の送受信を行うことができるものである。
4は顧客データベースであり、ホストコンピュータ3に備えられたものである。この顧客データベース4は、振込依頼人から受取人へ現金の振込みがあったとき、受取人にその振込みを許可することを確認するか否かを決定するための振込み確認情報を顧客口座番号毎に記憶するものであり、顧客の口座番号等の口座情報に関連付けてその振込み確認情報を記憶する。したがって、ホストコンピュータ3は顧客の口座番号等の口座情報に基づいて顧客データベース4を検索し、その振込み確認情報を抽出することができる。
ここで、振込み確認情報は、顧客が自動取引装置1で行なう操作により設定することができるものであり、詳細は後述する。
なお、顧客データベース4は、振込み確認情報以外にも顧客の口座番号等の口座情報に関連付けて住所、氏名、電話番号および本人認証のための暗証番号等が格納されたものである。
5は端末であり、パーソナルコンピュータ等である。この端末5はCPU、MPU等の演算および制御を行う制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶部、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等の表示部、キーボードやマウス等の入力部および通信回線2を介してホストコンピュータ3等と文字データ、画像データ、音声データ等の各種データの通信制御を行う通信制御部等を備えるものである。
なお、端末5は顧客が所持する携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)や持ち運び可能なノート型パーソナルコンピュータ等であってもよい。
上述したように自動取引システムは通信回線2を介して相互に通信可能に接続された自動取引装置1、ホストコンピュータ3、端末5等で構成されたものである。
次に、自動取引装置の構成を説明する。
図1において、11は顧客操作表示部であり、タッチパネル等の操作部および液晶ディスプレイ等の表示部で構成されたものである。この顧客操作表示部11はCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示部上にタッチパネルを配置し顧客が行なう入力操作等を検知するものであり、また、取引選択画面、顧客が選択した取引に対して顧客の入力操作等の誘導を行なう画面および入力された情報等を表示するものである。
顧客操作表示部11で検知した入力操作等は後述する制御部に信号を出力して通知する。
12はカード処理部であり、カード読取り書込み機構およびカード搬送機構等を備えたものである。このカード処理部12は、顧客がカード挿入返却口に挿入したカードの磁気ストライプやICチップ等から口座番号等の口座情報を読取る。口座番号等の口座情報を読取ったカードはカード挿入返却口から排出して顧客に返却する。このカード挿入返却口はカードの挿入を検知する機構およびカードの受取りを検知する機構を設けたものである。
13は入出金部であり、紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成されたものである。この入出金部13は現金引出し取引や現金入金取引に伴う紙幣や硬貨の入出金処理を行なう。ここで、入金処理とは顧客が入出金口に入れた紙幣を紙幣入出金機で計数して金庫に収納し、入出金口に入れた硬貨を硬貨入出金機で計数して金庫に収納することである。また、出金処理とは顧客の操作により指定した金額に相当する紙幣および硬貨をそれぞれ紙幣入出金機および硬貨入出金機の金庫から繰り出して計数し入出金口に搬送して顧客に払い出すことである。
この入出金口は挿入された紙幣ならびに硬貨を検知する機構および搬送された紙幣ならびに硬貨の受取りを検知する機構を設けたものである。
なお、入出金部13は紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成されたものに限られることなく、紙幣入出金機のみで構成されたものであってもよく、さらに、この入出金部13を備えないものであってもよい。
14は記憶部であり、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を記憶し、記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部14には自動取引装置1全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)、顧客操作表示部11に表示する画面データおよび顧客が行なう取引に必要な情報等を記憶する。
15は制御部であり、CPU等の演算および制御手段等で構成されたものである。この制御部15は顧客操作表示部11、カード処理部12、入出金部13および記憶部14を含めて自動取引装置1全体の動作を記憶部14に格納された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて制御する。
なお、制御部15は日時や時刻等を計測する手段であるカレンダーおよび時計機能等も有している。
次に、顧客データベースの構成について説明する。
図2において、21は顧客口座情報であり、顧客が所有する金融機関等の口座を識別する情報、すなわち、金融機関名、支店名、口座番号等の情報を格納するものである。この顧客口座情報21に関連付けて各種情報を顧客データベース4に格納する。なお、この顧客口座情報21は顧客が口座を開設したときにその口座情報が格納されるものとする。
22は電子メールアドレスであり、ホストコンピュータ3が顧客に電子メールを送信する宛先(通知先)を格納する。ホストコンピュータ3はこの電子メールアドレス22へ電子メールで情報を送信することで顧客に各種の情報を通知することができるものである。
23は振込み確認であり、振込依頼人から現金の振込みがあったとき、その振込みによる入金を許可することを確認するか否かの情報を格納する。ここで、振込み確認23が「有」のとき、振込みを許可することを確認することが必要であることを示し、「無」のとき、振込みを許可することを確認することが不要であることを示す。
上述したように顧客データベース4は、顧客口座情報21、電子メールアドレス22および振込み確認23で構成され、顧客口座情報21に関連付けて電子メールアドレス22および振込み確認23が格納されているものである。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、記憶部14に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
まず、顧客が自動取引装置1を操作し、自己の口座に振込みがあった場合、その振込みの可否を確認するか否かの情報を顧客データベース4の振込み確認23に設定(以下、「振込み設定」という。)する動作について説明する。図3は第1の実施例における振込み設定の処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1a:図示しない自動取引装置1の近接センサにより顧客の接近を検知すると自動取引装置1の顧客操作表示部11は図4に示す取引選択画面を表示する。この取引選択画面は、「いらっしゃいませ。お取引をお選びください。」等の文言および「お引出し」、「お振込み」31、「振込み設定」32、「お預入れ」、「残高照会」等の取引選択ボタンで構成されたものである。
S2a:顧客操作表示部11に取引選択画面が表示されると顧客は希望する取引に対応する取引選択ボタンである「振込み設定」32を押下する。
顧客操作表示部11が「振込み設定」32の取引選択ボタンの押下を検知すると顧客操作表示部11は制御部15の指示により顧客にカードの挿入を促すカード挿入誘導画面を表示する。顧客はカード挿入誘導画面にしたがって所持しているカードをカード処理部12のカード挿入排出口から挿入する。
S3a:カード処理部12は挿入されたカードの磁気ストライプやICチップ等から口座番号等の口座情報を読取る。カードが挿入されると顧客操作表示部11は顧客の暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力画面を表示する。この暗証番号入力画面には「1」から「9」および「0」ボタン等で構成される操作ボタンを表示する。顧客操作表示部11が暗証番号入力画面を表示すると顧客は表示された操作ボタンを押下して暗証番号を入力する。
S4a:顧客が暗証番号を入力すると制御部15は通信回線2を介してその暗証番号をカードから読取った口座情報等とともにホストコンピュータ3へ送信する。
ホストコンピュータ3は受信した顧客の口座番号等の口座情報に基づいて顧客データベース4を検索して暗証番号を抽出し、受信した暗証番号と比較して一致するか否かの照合、すなわち、本人認証を行う。ホストコンピュータ3は通信部を介してその結果を自動取引装置1へ送信する。
なお、本人認証は暗証番号を使用したものに限られるものでなく、生体認証等を使用した本人認証であってもよい。
S5a:本人認証の結果、本人であることが確認できると自動取引装置1の顧客操作表示部11は図5に示す振込み設定画面を表示する。この振込み設定画面は「設定」ボタン33ならびに「解除」ボタン34および「振込み設定される場合は「設定」に触れてください。現在設定されている内容を解除する場合は「解除」に触れてください。」等の文言で構成されたものである。
なお、本人認証の結果、本人であることが確認できなかった場合、制御部15の指示によりカード処理部12は挿入されたカードを顧客に返却して振込み設定の取引を終了する。
S6a:自動取引装置1の制御部15は顧客による「設定」ボタン33または「解除」ボタン34の押下を待つ。
S7a:顧客操作表示部11が「設定」ボタン33の押下を検知すると顧客操作表示部11は図6に示す振込み設定内容確認画面を表示する。この振込み設定内容確認画面は「お客様への口座へのお振込みが有った場合、お客様に通知し処理方法を確認させていただきます。処理方法のご確認期限はメール受信後1週間以内とし、それ以上を経過した場合、お客様が振込み処理を受領したものとします。よろしければ確認にふれてください。」等の文言と「取り消し」ボタンおよび「確認」ボタン35で構成されたものである。
なお、メール受信後1週間を経過すると振込み処理を受領したものとするようにしたが、これは事前の登録により禁止することができるものとする。
S8a:一方、顧客操作表示部11が「解除」ボタン34の押下を検知すると顧客操作表示部11は図7に示す振込み設定解除画面を表示する。この振込み設定解除画面は「お客様の振込み設定を解除いたします。よろしければ確認にふれてください。」等の文言と「取り消し」ボタンおよび「確認」ボタン36で構成されたものである。
S9a:顧客操作表示部11が振込み設定内容確認画面の「確認」ボタン35の押下を検知すると制御部15は通信回線2を介して振込み設定を行なう旨の情報をカードから読取った口座情報等とともにホストコンピュータ3へ送信する。
一方、顧客操作表示部11が振込み設定解除画面の「確認」ボタン36の押下を検知すると制御部15は通信回線2を介して振込み設定を解除する旨の情報をカードから読取った口座情報等とともにホストコンピュータ3へ送信する。
なお、振込み設定内容確認画面の「取り消し」ボタンまたは振込み設定解除画面の「取り消し」ボタンの押下を検知すると制御部15の指示によりカード処理部12は挿入されたカードを顧客に返却し、振込み設定の取引を終了する。
S10a:振込み設定を行なう旨の情報または振込み設定を解除する旨の情報をカードから読取った口座情報等とともに受信したホストコンピュータ3は顧客データベース4の顧客口座情報21をカードから読取った口座情報に基づいて検索し、その検索された顧客口座情報21に関連付けて振込み確認23に「有」または「無」の情報を格納する。
ここで、ホストコンピュータ3は受信した情報が、振込み設定を行なう旨の情報であるとき振込み確認23に「有」を格納し、振込み設定を解除する旨の情報であるとき振込み確認23に「無」を格納するものとする。
ホストコンピュータ3は顧客データベース4の振込み確認23に「有」または「無」の情報を格納すると設定が終了した旨または設定を解除した旨の電文を自動取引装置1へ送信する。
S11a:設定が終了した旨または設定を解除した旨の電文を受信した自動取引装置1の顧客操作表示部11は図8に示す振込み設定終了画面または図9に示す振込み設定解除終了画面を表示する。
振込み設定終了画面は「お客様へのお振込みがあった場合、お客様に通知し処理方法を確認させていただく設定が完了しました。」等の文言および「確認」ボタン、振込み設定解除終了画面は「お客様の振込み設定を解除いたしました。」等の文言および「確認」ボタンで構成され、顧客操作表示部11は設定が終了した旨の電文を受信したとき図8に示す振込み設定終了画面を表示し、設定を解除した旨の電文を受信したとき図9に示す振込み設定解除終了画面を表示するものとする。
S12a:振込み設定終了画面または振込み設定解除終了画面の「確認」ボタンの押下を顧客操作表示部11で検知すると制御部15の指示によりカード処理部12がカードを顧客に返却して振込み設定の取引を終了する。
次に、振込依頼人が自動取引装置1を操作して行う振込取引の動作について説明する。図10は第1の実施例における振込み処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1b:図示しない自動取引装置1の近接センサにより振込依頼人である顧客(氏名:△△△△)の接近を検知すると自動取引装置1の顧客操作表示部11は図4に示す取引選択画面を表示する。この取引選択画面は、「いらっしゃいませ。お取引をお選びください。」等の文言および「お引出し」、「お振込み」31、「振込み設定」32、「お預入れ」、「残高照会」等の取引選択ボタンから構成されたものである。
S2b:顧客操作表示部11に取引選択画面が表示されると顧客は希望する取引に対応する取引選択ボタンである「お振込み」31を押下する。
顧客操作表示部11が「お振込み」31の取引選択ボタンの押下を検知すると顧客操作表示部11は制御部15の指示により振込依頼人にカードの挿入を促すカード挿入誘導画面を表示する。振込依頼人はカード挿入誘導画面にしたがって所持しているカードをカード処理部12のカード挿入排出口から挿入する。
S3b:カード処理部12は挿入されたカードの磁気ストライプやICチップ等から口座番号等の口座情報を読取る。カードが挿入されると顧客操作表示部11は振込依頼人の暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力画面を表示する。この暗証番号入力画面には「1」から「9」および「0」ボタン等で構成される操作ボタンを表示する。顧客操作表示部11が暗証番号入力画面を表示すると振込依頼人は表示された操作ボタンを押下して暗証番号を入力する。
S4b:振込依頼人が暗証番号を入力すると制御部15は通信回線2を介してその暗証番号をカードから読取った口座情報等とともにホストコンピュータ3へ送信する。
ホストコンピュータ3は受信した振込依頼人の口座情報等の口座情報に基づいて顧客データベース4を検索して暗証番号を抽出し、受信した暗証番号と比較して一致するか否かの照合、すなわち、本人認証を行う。ホストコンピュータ3は通信部を介してその結果を自動取引装置1へ送信する。
なお、本人認証は暗証番号を使用したものに限られるものでなく、生体認証等を使用した本人認証であってもよい。
S5b:本人認証の結果、本人であることが確認できると自動取引装置1の顧客操作表示部11は通常の振込み情報入力画面を表示する。この振込み情報入力画面において、振込依頼人は振込先である受取人(氏名:○○○○)の金融機関名、支店名、口座番号等の口座情報および振込み金額等の振込み情報を入力する。
なお、本人認証の結果、本人であることが確認できなかった場合、制御部15の指示によりカード処理部12は挿入されたカードを振込依頼人に返却して振込み設定の取引を終了する。
S6b:顧客操作表示部11で受取人の金融機関名、支店名、口座番号および振込み金額等の振込み情報の入力を受け付けると制御部15はその振込み情報をカードから読取った振込依頼人の口座情報とともにホストコンピュータ3へ送信する。
S7b:振込み情報およびカードから読取った振込依頼人の口座情報を受信したホストコンピュータ3は顧客データベース4の顧客口座情報21を受取人の金融機関名、支店名、口座番号等の顧客口座情報に基づいて検索して振込み確認23および電子メールアドレス22を抽出し、その振込み確認23を自動取引装置1へ送信する。なお、抽出した電子メールアドレス22は記憶部14に記憶させておくものとする。
S8b:振込み確認23を受信した自動取引装置1の制御部15は振込み確認が「有」または「無」のいずれであるかを判定する。ここで、振込み確認が「無」であると判定されるとS18bにおける振込み処理の実行を待って処理をS19bへ移行する。
S9b:振込み確認が「有」であると判定されると制御部15の指示により顧客操作表示部11は図11に示す振込み取引保留画面を表示する。この振込み取引保留画面は「2005/08/01(日付) お客様の下記の取引は先方に確認した後処理させていただくため、保留にさせていただきます。ご了承ください。金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様 お振込み金額:¥100、000−」等の文言および「確認」ボタンで構成されたものである。顧客は振込み取引保留画面の表示内容を確認し「確認」ボタンを押下する。
S10b:「確認」ボタンの押下を顧客操作表示部11で検知すると制御部15の指示によりカード処理部12がカードを振込依頼人に返却して振込み取引を終了する。
S11b:一方、振込み確認23を顧客データベース4から抽出したホストコンピュータ3は振込み確認23が「有」または「無」のいずれであるかを判定する。
S12b:振込み確認が「有」であると判定されるとホストコンピュータ3は記憶部14からS7bで記憶させた電子メールアドレスを読み出し、その電子メールアドレス、すなわち、受取人の電子メールアドレスに振込み確認メッセージを送信する。
受取人はその電子メールアドレスに送信された振込み確認メッセージを端末5の表示部に表示させ、その内容を確認する。この振込み確認メッセージは図12に示すように「2005/08/01(日付) お客様の口座へ下記のお振込みを受け付けています。 お振込み人:△△ △△様 お振込み金額:¥100、000− お振込みを受領しますか?受領する場合はYes、拒否する場合はNoとご返信ください。」等の文言で構成されたものである。
なお、この振込み確認メッセージに問い合わせ番号等のIDを付与して表示し、後刻照会できるようにしてもよい。
受取人は端末5の入力部から「Yes」または「No」を入力して振込み確認の結果を電子メールでホストコンピュータ3へ返信する。
S13b:ホストコンピュータ3は受取人の端末5から送信された振込み確認の結果を受信する。
S14b:電子メールで振込み確認の結果を受信したホストコンピュータ3はその振込み確認の結果がその振込みを受領することを示す「Yes」またはその振込みを拒否することを示す「No」のいずれであるかを判定する。
S15b:振込み確認の結果が「Yes」であると判定されるとホストコンピュータ3は振込依頼人の口座から受取人の口座へ現金の移動を行う振込み処理を実行する。
S16b:振込み処理を実行したホストコンピュータ3は振込み取引成立メッセージを振込依頼人の電子メールアドレスへ送信する。ここで、振込依頼人の電子メールアドレスは、ホストコンピュータ3がカードから読取った口座情報に基づいて顧客データベース4を検索し、電子メールアドレス22を抽出するものとする。
振込依頼人はその電子メールアドレスに送信された振込み取引成立メッセージを端末5の表示部に表示させ、振込み取引が成立したことを確認する。この振込み取引成立メッセージは図14に示すように「2005/08/01(日付) お客様の下記の取引が本日完了いたしましたのでご連絡します。金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様 お振込み金額:¥100、000−」等の文言で構成されたものである。
S17b:一方、S14bにおいて振込み確認の結果が「No」であると判定されるとホストコンピュータ3は振込み拒否メッセージを振込依頼人の電子メールアドレスへ送信する。ここで、振込依頼人の電子メールアドレスは、ホストコンピュータ3がカードから読取った口座情報に基づいて顧客データベース4の顧客口座情報21の顧客口座情報21を検索し、電子メールアドレス22を抽出するのは上述したとおりである。
この振込み拒否メッセージは図13に示すように「2005/08/01(日付) お客様の下記の取引は先方の都合により成立しませんでした。金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様 お振込み金額:¥100、000− 振込先のお客様へお問い合わせください。」等の文言で構成されたものである。
このようにして振込依頼人である顧客の操作による振込取引を終了する。
S18b:なお、S7bにおいてホストコンピュータ3が顧客データベース4から抽出した受取人の振込み確認23が「無」と判定された場合、ホストコンピュータ3は受取人に振込みの受領または拒否を確認することなく、振込み処理を実行し、その結果を自動取引装置1へ送信する。
S19b:ホストコンピュータ3で行った振込み処理の結果を受信した自動取引装置1の制御部15は顧客操作表示部11に振込み処理が終了した旨の画面を表示し、カード処理部12により挿入されたカードを振込依頼人に返却して振込取引を終了する。
なお、本実施例では、ホストコンピュータ3は、顧客データベース4から抽出した振込み確認23が「有」と判定すると受取人の電子メールアドレスに振込み確認メッセージを送信するようにしたが、自動取引装置1から振込み確認メッセージの送信を依頼する電文を受信した後、受取人の電子メールアドレスに振込み確認メッセージを送信するようにしてもよい。
以上説明したように、第1の実施例では、振込み取引において、振込先である受取人に振込みを許可するか否かを確認することにより、受取人が望まない振込みを拒否することができるという効果が得られる。
また、受取人である顧客は、振込みの可否を確認する設定およびその解除を自動取引装置の操作により容易に行なうことができるという効果が得られる。

次に、第2の実施例を説明する。
第2の実施例の構成は、第1の実施例の構成と顧客データベース4の構成のみが異なるものであるので、顧客データベース4の構成を説明することとし、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図15は本発明の第2の実施例における顧客データベースの構成を示す説明図である。
図15において、顧客口座情報21、電子メールアドレス22および振込み確認23は第1の実施例と同様なのでその説明を省略する。
24は対象であり、振込み確認23が「有」に設定されているとき、受取人に振込みの可否を確認する対象、すなわち、すべて振込依頼人からの振込みに対してその振込みの可否を確認するか、特定の振込依頼人からの振込みに対してその振込みの可否を確認するかを格納するものである。
この対象24に「すべて」が格納されているとき、すべて振込依頼人からの振込みに対してその振込みの可否を確認することを示し、「特定」が格納されているとき、特定の振込依頼人からの振込みに対してその振込みの可否を確認することを示すものとする。
25は振込人口座情報であり、対象24に「特定」が格納されているときに振込みの可否を確認する対象である振込依頼人が所有する口座の金融機関名、支店名、口座番号等の情報を格納するものである。なお、この振込人口座情報25はひとつの顧客口座情報21に対して複数の情報が格納できるものとする。
上述したように顧客データベース4は、顧客口座情報21、電子メールアドレス22、振込み確認23、対象24および振込人口座情報25で構成され、顧客口座情報21に関連付けて電子メールアドレス22、振込み確認23、対象24および振込人口座情報25が格納されているものである。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、記憶部14に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
まず、顧客が自動取引装置1を操作し、自己の口座に振込みがあった場合、その振込みの可否を確認するか否かの情報を顧客データベース4の振込み確認23、対象24および振込人口座情報25に設定する動作について説明する。図16は第2の実施例における振込み設定の処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1c〜S6c:図3におけるS1a〜S6aと同様なのでその説明を省略する。
S7c:顧客操作表示部11が「設定」ボタン33の押下を検知すると顧客操作表示部11は図17に示す振込み設定適用範囲選択画面を表示する。この振込み設定適用範囲選択画面は「すべてお振込み」ボタン37、「特定のお振込み」ボタン38ならびに「取り消し」ボタンおよび「振り込み設定の適用範囲を選択してください」、「お客様の口座へのお振込みに対して「すべてのお振込み」を選択された場合、お客様の口座へのお振込みすべてに振込み設定が適用されます。「特定のお振込み」を選択された場合は、特定のお振込みが有った場合のみ振込み設定が適用されます。」等の文言で構成されたものである。
S8c:自動取引装置1の制御部15は顧客による「すべてお振込み」ボタン37または「特定のお振込み」ボタン38の押下を待つ。
S9c:顧客操作表示部11が「特定のお振込み」ボタン38の押下を検知すると顧客操作表示部11は図18に示す被振込み履歴表示画面を表示する。このとき、自動取引装置1の制御部15はホストコンピュータ3の記憶部に記憶された振込み取引の履歴から顧客の口座情報に基づいて抽出した顧客に対して振込みが行われた被振込み履歴の情報をホストコンピュータ3から受信するものとする。この被振込み履歴の情報は振込みが行われた年月日、氏名を含む振込依頼人の口座情報および振込金額等で構成されたものである。
この被振込み履歴表示画面は「お客様の被振込履歴を表示します 今後振り込み設定を適用する取引に軽くふれて選択してください。」等の文言および「2005年1月15日 お振込み人 △△ △△様 金額¥100、000」等の文言で振込みが行われた年月日、振込依頼人および振込金額を表示した被振込履歴ボタン40、「2004年12月1日 お振込み人 △△ △△様 金額¥100、000」等の文言で振込みが行われた年月日、振込依頼人および振込金額を表示した被振込履歴ボタン41、「2004年12月1日 お振込み人 □ □□様 金額¥100、000」等の文言で振込みが行われた年月日、振込依頼人および振込金額を表示した被振込履歴ボタン42、「確認」ボタン43、「取り消し」ボタン、被振込履歴ボタンの表示をスクロールさせる「前頁」ボタンならびに「次頁」ボタン等で構成されたものである。
顧客は被振込み履歴表示画面に表示された被振込履歴ボタンを押下して振込み確認を行う振込依頼人を選択する。本実施例では、被振込履歴ボタン40が押下されたものとする。なお、振込み確認を行う振込依頼人の選択はひとつの限られることなく複数選択できるようにしてもよい。
S10c:顧客操作表示部11が「確認」ボタン43の押下を検知すると顧客操作表示部11は図19に示す振込み設定内容確認画面を表示する。この振込み設定内容確認画面は「内容をご確認ください お振込み人 △△ △△様 今後「△△ △△様」からお客様への口座へのお振込みが有った場合、お客様に通知し、ご確認後処理させていただきます。よろしければ「確認」にふれてください。」等の文言と「取り消し」ボタンおよび「確認」ボタン44で構成されたものである。
なお、S8cにおいて「すべてお振込み」ボタン37が押下され、顧客操作表示部11がすべてお振込み」ボタン37の押下を検知すると顧客操作表示部11は図6に示す振込み設定内容確認画面を表示する。この振込み設定内容確認画面は「お客様への口座へのお振込みが有った場合、お客様に通知し処理方法を確認させていただきます。処理方法のご確認期限はメール受信後1週間以内とし、それ以上を経過した場合、お客様が振込み処理を受領したものとします。よろしければ確認にふれてください。」等の文言と「取り消し」ボタンおよび「確認」ボタン35で構成されたものである。
S11c:一方、S6cにおいて「解除」ボタン34が押下され、顧客操作表示部11が「解除」ボタン34の押下を検知すると顧客操作表示部11は図7に示す振込み設定解除画面を表示する。この振込み設定解除画面は「お客様の振込み設定を解除いたします。よろしければ確認にふれてください。」等の文言と「取り消し」ボタンおよび「確認」ボタン36で構成されたものである。
S12c:顧客操作表示部11が振込み設定内容確認画面の「確認」ボタン44の押下を検知すると制御部15は通信回線2を介して、S8cにおいて「特定のお振込み」ボタン38が押下された場合は振込み設定を行なう旨の情報、特定の振込み依頼人に対して確認を行なう旨および選択された振込依頼人の口座情報を、S8cにおいて「すべてお振込み」ボタン37が押下された場合は振込み設定を行なう旨の情報およびすべての振込み依頼人に対して確認を行なう旨の情報を、カードから読取った口座情報等とともにホストコンピュータ3へ送信する。
一方、顧客操作表示部11が振込み設定解除画面の「確認」ボタン36の押下を検知すると制御部15は通信回線2を介して振込み設定を解除する旨の情報をカードから読取った口座情報等とともにホストコンピュータ3へ送信する。
なお、振込み設定内容確認画面の「取り消し」ボタンまたは振込み設定解除画面の「取り消し」ボタンの押下を検知すると制御部15の指示によりカード処理部12は挿入されたカードを顧客に返却し、振込み設定の取引を終了する。
S13c:振込み設定を行なう旨の情報または振込み設定を解除する旨の情報をカードから読取った口座情報等とともに受信したホストコンピュータ3は顧客データベース4の顧客口座情報21をカードから読取った口座情報に基づいて検索し、その顧客口座情報21に関連付けて振込み確認23に「有」または「無」の情報を格納する。
ここで、ホストコンピュータ3は受信した情報が、振込み設定を行なう旨の情報であるとき振込み確認23に「有」を格納し、振込み設定を解除する旨の情報であるとき振込み確認23に「無」を格納するものとする。
さらに、ホストコンピュータ3は特定の振込み依頼人に対して確認を行なう旨の情報を受信した場合、対象24に「特定」を格納し、すべての振込み依頼人に対して確認を行なう旨の情報を受信した場合、対象24に「すべて」を格納する。また、選択された振込依頼人の口座情報を受信した場合、振込人口座情報25にその振込依頼人の口座情報を格納する。
ホストコンピュータ3は顧客データベース4の振込み確認23、対象24および振込人口座情報25等の情報を格納すると設定が終了した旨または設定を解除した旨の電文を自動取引装置1へ送信する。
S14c:設定が終了した旨または設定を解除した旨の電文を受信した自動取引装置1の顧客操作表示部11は図8に示す振込み設定終了画面または図9に示す振込み設定解除終了画面を表示する。
振込み設定終了画面は「お客様へのお振込みがあった場合、お客様に通知し処理方法を確認させていただく設定が完了しました。」等の文言および「確認」ボタン、振込み設定解除終了画面は「お客様の振込み設定を解除いたしました。」等の文言および「確認」ボタンで構成され、顧客操作表示部11は設定が終了した旨の電文を受信したとき図8に示す振込み設定終了画面を表示し、設定を解除した旨の電文を受信したとき図9に示す振込み設定解除終了画面を表示するものとする。
S15c:振込み設定終了画面または振込み設定解除終了画面の「確認」ボタンの押下を顧客操作表示部11で検知すると制御部15の指示によりカード処理部12がカードを顧客に返却して振込み設定の取引を終了する。
次に、振込依頼人が自動取引装置1を操作して行う振込取引の動作について説明する。図20は第2の実施例における振込み処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1d〜S6d:図10におけるS1b〜S6bと同様なのでその説明を省略する。
S7d:振込み情報およびカードから読取った振込依頼人の口座情報を受信したホストコンピュータ3は顧客データベース4の顧客口座情報21を受取人の金融機関名、支店名、口座番号等の顧客口座情報に基づいて検索して振込み確認23、電子メールアドレス22、対象24および振込人口座情報25を抽出する。
ホストコンピュータ3は抽出した振込み確認23、対象24ならびに振込人口座情報25および振込依頼人の口座情報から振込み確認の要否を判定する。例えば、振込み確認23が「有」、対象24が「特定」かつ、振込人口座情報25と振込依頼人の口座情報とが一致する場合は「振込み確認要」と判定し、また、振込み確認23が「有」かつ、対象24が「すべて」の場合も「振込み確認要」と判定する。一方、振込み確認23が「有」、対象24が「特定」であるが、振込人口座情報25と振込依頼人の口座情報とが一致しない場合は「振込み確認不要」と判定し、また、振込み確認23が「無」の場合も「振込み確認不要」と判定する。
ホストコンピュータ3は「振込み確認要」または「振込み確認不要」を示す振込み確認情報を自動取引装置1へ送信する。なお、抽出した電子メールアドレス22は記憶部14に記憶させておくものとする。
S8d:振込み確認情報を受信した自動取引装置1の制御部15は振込み確認情報が「振込み確認要」または「振込み確認不要」のいずれであるかを判定する。ここで、振込み確認情報が「振込み確認不要」であると判定されるとS18dにおける振込み処理の実行を待って処理をS19dへ移行する。
S9d:振込み確認情報が「振込み確認要」であると判定されると制御部15の指示により顧客操作表示部11は図11に示す振込み取引保留画面を表示する。この振込み取引保留画面は「2005/08/01(日付) お客様の下記の取引は先方に確認した後処理させていただくため、保留にさせていただきます。ご了承ください。金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様 お振込み金額:¥100、000−」等の文言および「確認」ボタンで構成されたものである。顧客は振込み取引保留画面の表示内容を確認し「確認」ボタンを押下する。
S10d:「確認」ボタンの押下を顧客操作表示部11で検知すると制御部15の指示によりカード処理部12がカードを振込依頼人に返却して振込み取引を終了する。
S11d:一方、S7dにおいてホストコンピュータ3が判定した結果が「振込み確認要」である場合、S12dへ処理を移行し、「振込み確認不要」である場合、S17dへ処理を移行する。
S12d:判定の結果が「振込み確認要」であるときホストコンピュータ3は記憶部14からS7dで記憶させた電子メールアドレスを読み出し、その電子メールアドレス、すなわち、受取人の電子メールアドレスに振込み確認メッセージを送信する。
受取人はその電子メールアドレスに送信された振込み確認メッセージを端末5の表示部に表示させ、その内容を確認する。この振込み確認メッセージは図12に示すように「2005/08/01(日付) お客様の口座へ下記のお振込みを受け付けています。 お振込み人:△△ △△様 お振込み金額:¥100、000− お振込みを受領しますか?受領する場合はYes、拒否する場合はNoとご返信ください。」等の文言で構成されたものである。
受取人は端末5の入力部から「Yes」または「No」を入力して振込み確認の結果を電子メールでホストコンピュータ3へ返信する。
S13d:ホストコンピュータ3は受取人の端末5から送信された振込み確認の結果を受信する。
S14d:電子メールで振込み確認の結果を受信したホストコンピュータ3はその振込み確認の結果がその振込みを受領することを示す「Yes」またはその振込みを拒否することを示す「No」のいずれであるかを判定する。
S15d:振込み確認の結果が「Yes」であると判定されるとホストコンピュータ3は振込依頼人の口座から受取人の口座へ現金の移動を行う振込み処理を実行する。
S16d:振込み処理を実行したホストコンピュータ3は振込み取引成立メッセージを振込依頼人の電子メールアドレスへ送信する。ここで、振込依頼人の電子メールアドレスは、ホストコンピュータ3がカードから読取った口座情報に基づいて顧客データベース4の顧客口座情報21を検索し、電子メールアドレス22を抽出するものとする。
振込依頼人はその電子メールアドレスに送信された振込み取引成立メッセージを端末5の表示部に表示させ、振込み取引が成立したことを確認する。この振込み取引成立メッセージは図14に示すように「2005/08/01(日付) お客様の下記の取引が本日完了いたしましたのでご連絡します。金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様 お振込み金額:¥100、000−」等の文言で構成されたものである。
S17d:一方、S14dにおいて振込み確認の結果が「No」であると判定されるとホストコンピュータ3は振込み拒否メッセージを振込依頼人の電子メールアドレスへ送信する。ここで、振込依頼人の電子メールアドレスは、ホストコンピュータ3がカードから読取った口座情報に基づいて顧客データベース4の顧客口座情報21を検索し、電子メールアドレス22を抽出するのは上述したとおりである。
この振込み拒否メッセージは図13に示すように「2005/08/01(日付) お客様の下記の取引は先方の都合により成立しませんでした。金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様 お振込み金額:¥100、000− 振込先のお客様へお問い合わせください。」等の文言で構成されたものである。
このようにして振込依頼人である顧客の操作による振込取引を終了する。
S18d:なお、S7dにおいてホストコンピュータ3が「振込み確認不要」と判定した場合、ホストコンピュータ3は受取人に振込みの受領または拒否を確認することなく、振込み処理を実行し、その結果を自動取引装置1へ送信する。
S19d:ホストコンピュータ3で行った振込み処理の結果を受信した自動取引装置1の制御部15は顧客操作表示部11に振込み処理が終了した旨の画面を表示し、カード処理部12により挿入されたカードを振込依頼人に返却して振込取引を終了する。
なお、本実施例では、S11dにおいてホストコンピュータ3は「振込み確認要」と判定すると受取人の電子メールアドレスに振込み確認メッセージを送信するようにしたが、自動取引装置1から振込み確認メッセージの送信を依頼する電文を受信した後、受取人の電子メールアドレスに振込み確認メッセージを送信するようにしてもよい。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加え、特定の振込依頼人からの振込みについて許可するか否かを確認することにより、受取人が望まない特定の振込みだけを拒否することができ、他の振込みついては通常通り受領することができるという効果が得られる。
また、受取人である顧客は振込みによる入金を受領するか拒否するかの方法の選択肢が増えるという効果が得られる。

次に、第3の実施例を説明する。
第3の実施例の構成は、第1の実施例および第2の実施例の構成と顧客データベース4の構成のみが異なるものであるので、顧客データベース4の構成を説明することとし、上述した第1の実施例および第2の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図21は本発明の第3の実施例における顧客データベースの構成を示す説明図である。
図21において、顧客口座情報21、電子メールアドレス22、振込み確認23、対象24および振込人口座情報25は第2の実施例と同様なのでその説明を省略する。
26は処理方法であり、振込み確認23が「有」に設定されているとき、受取人に振込みの可否を確認する方法、すなわち、振込依頼人からの振込みに対してその振込みの可否を確認することなくその振込みを拒否するか、振込依頼人からの振込みに対してその振込みの可否を確認するかを格納するものである。
この処理方法26に「拒否」が格納されているとき、振込依頼人からの振込みに対してその振込みの可否を確認することなくその振込みを拒否することを示し、「通知」が格納されているとき、振込依頼人からの振込みに対してその振込みの可否を確認することを示すものとする。
上述したように顧客データベース4は、顧客口座情報21、電子メールアドレス22、振込み確認23、対象24、振込人口座情報25および処理方法26で構成され、顧客口座情報21に関連付けて電子メールアドレス22、振込み確認23、対象24、振込人口座情報25および処理方法26が格納されているものである。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、記憶部14に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
まず、顧客が自動取引装置1を操作し、自己の口座に振込みがあった場合、その振込みの可否を確認するか否かの情報を顧客データベース4の振込み確認23、対象24および振込人口座情報25に設定する動作について説明する。図22は第3の実施例における振込み設定の処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1e〜S6e:図16におけるS1c〜S6cと同様なのでその説明を省略する。
S7e:顧客操作表示部11が「設定」ボタン33の押下を検知すると顧客操作表示部11は図23に示す振込み設定適用範囲選択画面を表示する。この振込み設定適用範囲選択画面は「すべてお振込み」ボタン45、「特定のお振込み」ボタン46ならびに「取り消し」ボタンおよび「適用範囲を選択してください」、「お客様の口座へのお振込みに対して「すべてのお振込み」を選択された場合、お客様の口座へのお振込みすべてに振込み設定が適用されます。「特定のお振込み」を選択された場合は、特定のお振込みが有った場合のみ振込み設定が適用されます。」等の文言で構成されたものである。
S8e:自動取引装置1の制御部15は顧客による「すべてお振込み」ボタン45または「特定のお振込み」ボタン46の押下を待つ。
S9e:顧客操作表示部11が「特定のお振込み」ボタン46の押下を検知すると顧客操作表示部11は図18に示す被振込み履歴表示画面を表示し、図16におけるS9cと同様の処理を行う。
S10e:顧客操作表示部11が「確認」ボタン43の押下を検知すると顧客操作表示部11は図24に示す処理方法選択画面を表示する。この処理方法選択画面は「ご希望の処理方法を選択してください」、「振込み人 △△ △△様」、「「直ちに拒否」を選択された場合、お客様の口座へのお振込みは直ちに拒否いたします。「お客様へ通知」を選択された倍はお客様への口座へのお振込みがあった場合、お客様に処理方法を選択させていただきます。」等の文言と「直ちに拒否」ボタン47、「お客様へ通知」ボタン48および「取り消し」ボタンで構成されたものである。
なお、S8eにおいて「すべてお振込み」ボタン45が押下され、顧客操作表示部11がすべてお振込み」ボタン45の押下を検知すると「ご希望の処理方法を選択してください」、「すべてのお振込み」、「「直ちに拒否」を選択された場合、お客様の口座へのお振込みは直ちに拒否いたします。「お客様へ通知」を選択された倍はお客様への口座へのお振込みがあった場合、お客様に処理方法を選択させていただきます。」等の文言と「直ちに拒否」ボタン47、「お客様へ通知」ボタン48および「取り消し」ボタンで構成された処理方法選択画面を表示する。
S11e:顧客操作表示部11が「お客様へ通知」ボタン48の押下を検知すると顧客操作表示部11は図25に示す振込み設定内容確認画面を表示する。この振込み設定内容確認画面は「内容をご確認ください お振込み人 △△ △△様 処理方法 お客様へ通知 今後「△△ △△様」からお客様への口座へのお振込みが有った場合、お客様に通知し、ご確認後処理させていただきます。よろしければ「確認」にふれてください。」等の文言と「取り消し」ボタンおよび「確認」ボタン49で構成されたものである。
また、顧客操作表示部11が「直ちに拒否」ボタン47の押下を検知すると顧客操作表示部11は図26に示す振込み設定内容確認画面を表示する。この振込み設定内容確認画面は「内容をご確認ください お振込み人 △△ △△様 処理方法 直ちに拒否 今後「△△ △△様」からお客様への口座へのお振込みが有った場合、直ちに拒否します。よろしければ「確認」にふれてください。」等の文言と「取り消し」ボタンおよび「確認」ボタン50で構成されたものである。
S12e:一方、S6eにおいて「解除」ボタン34が押下され、顧客操作表示部11が「解除」ボタン34の押下を検知すると顧客操作表示部11は図27に示す設定解除選択画面を表示する。この設定解除選択画面は「解除する設定を選択してください お振込み人 △△ △△様 処理方法 お客様へ通知 解除する設定を選択後、確認に軽くふれてください。」等の文言と「取り消し」ボタンおよび「確認」ボタン51で構成されたものである。
顧客操作表示部11が設定解除選択画面の「確認」ボタン51の押下を検知すると顧客操作表示部11は図28に示す設定解除確認画面を表示する。この設定解除確認画面は「解除内容をご確認ください お振込み人 △△ △△様 処理方法 お客様へ通知 上記の振り込み設定を解除します。よろしければ確認にふれてください。」等の文言と「取り消し」ボタンおよび「確認」ボタン52で構成されたものである。
S13e:顧客操作表示部11が振込み設定内容確認画面の「確認」ボタン49または「確認」ボタン50の押下を検知すると制御部15は通信回線2を介して、S8eにおいて「特定のお振込み」ボタン38が押下された場合、振込み設定を行なう旨の情報、特定の振込み依頼人に対して確認を行なう旨、選択された振込依頼人の口座情報および選択された処理方法を、S8eにおいて「すべてお振込み」ボタン37が押下された場合、振込み設定を行なう旨の情報、すべての振込み依頼人に対して確認を行なう旨の情報および選択された処理方法を示す情報を、カードから読取った口座情報等とともにホストコンピュータ3へ送信する。
一方、顧客操作表示部11が設定解除確認画面の「確認」ボタン52の押下を検知すると制御部15は通信回線2を介して振込み設定を解除する旨の情報および選択された振込依頼人の口座情報をカードから読取った口座情報等とともにホストコンピュータ3へ送信する。
なお、振込み設定内容確認画面の「取り消し」ボタンまたは振込み設定解除画面の「取り消し」ボタンの押下を検知すると制御部15の指示によりカード処理部12は挿入されたカードを顧客に返却し、振込み設定の取引を終了する。
S14e:振込み設定を行なう旨の情報または振込み設定を解除する旨の情報をカードから読取った口座情報等とともに受信したホストコンピュータ3は顧客データベース4の顧客口座情報21をカードから読取った口座情報に基づいて検索し、その顧客口座情報21に関連付けて振込み確認23に「有」または「無」の情報を格納する。
ここで、ホストコンピュータ3は受信した情報が、振込み設定を行なう旨の情報であるとき振込み確認23に「有」を格納し、振込み設定を解除する旨の情報であるとき振込み確認23に「無」を格納するものとする。
さらに、ホストコンピュータ3は特定の振込み依頼人に対して確認を行なう旨の情報を受信した場合、対象24に「特定」を格納し、すべての振込み依頼人に対して確認を行なう旨の情報を受信した場合、対象24に「すべて」を格納する。また、選択された振込依頼人の口座情報を受信した場合、振込人口座情報25にその振込依頼人の口座情報を格納する。
さらにまた、ホストコンピュータ3は、選択された処理方法が直ちに拒否する旨を示す情報を受信した場合、選択された振込依頼人の口座情報に対応した処理方法26に「拒否」を格納し、選択された処理方法が通知する旨の情報を受信した場合、選択された振込依頼人の口座情報に対応した処理方法26に「通知」を格納する。
ホストコンピュータ3は顧客データベース4の振込み確認23、対象24、振込人口座情報25および処理方法26等の情報を格納すると設定が終了した旨または設定を解除した旨の電文を自動取引装置1へ送信する。
S15e:設定が終了した旨または設定を解除した旨の電文を受信した自動取引装置1の顧客操作表示部11は図8に示す振込み設定終了画面または図9に示す振込み設定解除終了画面を表示する。
振込み設定終了画面は「お客様へのお振込みがあった場合、お客様に通知し処理方法を確認させていただく設定が完了しました。」等の文言および「確認」ボタン、振込み設定解除終了画面は「お客様の振込み設定を解除いたしました。」等の文言および「確認」ボタンで構成され、顧客操作表示部11は設定が終了した旨の電文を受信したとき図8に示す振込み設定終了画面を表示し、設定を解除した旨の電文を受信したとき図9に示す振込み設定解除終了画面を表示するものとする。
S16e:振込み設定終了画面または振込み設定解除終了画面の「確認」ボタンの押下を顧客操作表示部11で検知すると制御部15の指示によりカード処理部12がカードを顧客に返却して振込み設定の取引を終了する。
次に、振込依頼人が自動取引装置1を操作して行う振込取引の動作について説明する。図29は第3の実施例における振込み処理を示すフローチャートであり、図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1f〜S6f:図20におけるS1d〜S6dと同様なのでその説明を省略する。
S7f:振込み情報およびカードから読取った振込依頼人の口座情報を受信したホストコンピュータ3は顧客データベース4の顧客口座情報21を受取人の金融機関名、支店名、口座番号等の顧客口座情報に基づいて検索して振込み確認23、電子メールアドレス22、対象24、振込人口座情報25および処理方法26を抽出する。
ホストコンピュータ3は抽出した振込み確認23、対象24、振込人口座情報25ならびに処理方法26および振込依頼人の口座情報から振込み確認の要否を判定する。例えば、振込み確認23が「有」、対象24が「特定」かつ、振込人口座情報25と振込依頼人の口座情報とが一致する場合は「振込み確認要」と判定し、また、振込み確認23が「有」かつ、対象24が「すべて」の場合も「振込み確認要」と判定する。一方、振込み確認23が「有」、対象24が「特定」であるが、振込人口座情報25と振込依頼人の口座情報とが一致しない場合は「振込み確認不要」と判定し、また、振込み確認23が「無」の場合も「振込み確認不要」と判定する。
ホストコンピュータ3は「振込み確認要」または「振込み確認不要」を示す振込み確認情報および処理方法26(拒否または通知)を自動取引装置1へ送信する。なお、抽出した電子メールアドレス22は記憶部14に記憶させておくものとする。
S8f:振込み確認情報および処理方法26を受信した自動取引装置1の制御部15は振込み確認情報が「振込み確認要」または「振込み確認不要」のいずれであるかを判定する。ここで、振込み確認情報が「振込み確認不要」であると判定されるとS21fにおける振込み処理の実行を待って処理をS22fへ移行する。
S9f:振込み確認情報が「振込み確認要」であると判定されると制御部15はさらに受信した処理方法が「拒否」または「通知」のいずれであるかを判定する。
S10f:処理方法が「拒否」であると判定されると制御部15の指示により顧客操作表示部11は図30に示す取引拒否画面を表示する。この取引拒否画面は「取引が成立しませんでした お振込先 金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様」、「大変申し訳ございませんが、上記お振込先への振込み処理は、お振込先のお客様のご都合により成立しませんでした。お振込先のお客様にご確認ください。」の文言および「確認」ボタン53で構成されたものである。顧客は振込み取引保留画面の表示内容を確認し「確認」ボタン53を押下する。顧客操作表示部11が「確認」ボタン53の押下を受け付けると処理をS12fへ移行する。
S11f:一方、処理方法が「通知」であると判定されると制御部15の指示により顧客操作表示部11は図11に示す振込み取引保留画面を表示する。この振込み取引保留画面は「2005/08/01(日付) お客様の下記の取引は先方に確認した後処理させていただくため、保留にさせていただきます。ご了承ください。金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様 お振込み金額:¥100、000−」等の文言および「確認」ボタンで構成されたものである。顧客は振込み取引保留画面の表示内容を確認し「確認」ボタンを押下する。
S12f:「確認」ボタンの押下を顧客操作表示部11で検知すると制御部15の指示によりカード処理部12がカードを振込依頼人に返却して振込み取引を終了する。
S13f:一方、S7fでホストコンピュータ3が判定した結果が「振込み確認要」である場合、S14fへ処理を移行し、「振込み確認不要」である場合、S21fへ処理を移行する。
S14f:ホストコンピュータ3が「振込み確認要」であると判定するとさらに処理方法26が「拒否」または「通知」のいずれであるかを判定する。
ここで、処理方法26が「拒否」であると判定されたときホストコンピュータ3は振込み処理を実行することなく振込取引を終了する。
S15f:処理方法26が「通知」であると判定されたときホストコンピュータ3は記憶部14からS7dで記憶させた電子メールアドレスを読み出し、その電子メールアドレス、すなわち、受取人の電子メールアドレスに振込み確認メッセージを送信する。
受取人はその電子メールアドレスに送信された振込み確認メッセージを端末5の表示部に表示させ、その内容を確認する。この振込み確認メッセージは図12に示すように「2005/08/01(日付) お客様の口座へ下記のお振込みを受け付けています。 お振込み人:△△ △△様 お振込み金額:¥100、000− お振込みを受領しますか?受領する場合はYes、拒否する場合はNoとご返信ください。」等の文言で構成されたものである。
受取人は端末5の入力部から「Yes」または「No」を入力して振込み確認の結果を電子メールでホストコンピュータ3へ返信する。
S16f:ホストコンピュータ3は受取人の端末5から送信された振込み確認の結果を受信する。
S17f:電子メールで振込み確認の結果を受信したホストコンピュータ3はその振込み確認の結果がその振込みを受領することを示す「Yes」またはその振込みを拒否することを示す「No」のいずれであるかを判定する。
S18f:振込み確認の結果が「Yes」であると判定されるとホストコンピュータ3は振込依頼人の口座から受取人の口座へ現金の移動を行う振込み処理を実行する。
S19f:振込み処理を実行したホストコンピュータ3は振込み取引成立メッセージを振込依頼人の電子メールアドレスへ送信する。ここで、振込依頼人の電子メールアドレスは、ホストコンピュータ3がカードから読取った口座情報に基づいて顧客データベース4の顧客口座情報21を検索し、電子メールアドレス22を抽出するものとする。
振込依頼人はその電子メールアドレスに送信された振込み取引成立メッセージを端末5の表示部に表示させ、振込み取引が成立したことを確認する。この振込み取引成立メッセージは図14に示すように「2005/08/01(日付) お客様の下記の取引が本日完了いたしましたのでご連絡します。金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様 お振込み金額:¥100、000−」等の文言で構成されたものである。
S20f:一方、S17fにおいて振込み確認の結果が「No」であると判定されるとホストコンピュータ3は振込み拒否メッセージを振込依頼人の電子メールアドレスへ送信する。ここで、振込依頼人の電子メールアドレスは、ホストコンピュータ3がカードから読取った口座情報に基づいて顧客データベース4を検索し、電子メールアドレス22を抽出するのは上述したとおりである。
この振込み拒否メッセージは図13に示すように「2005/08/01(日付) お客様の下記の取引は先方の都合により成立しませんでした。金融機関名:いろは銀行 支店名:いろは支店 口座番号:876543 口座名義人:○○ ○○様 お振込み金額:¥100、000− 振込先のお客様へお問い合わせください。」等の文言で構成されたものである。
このようにして振込依頼人である顧客の操作による振込取引を終了する。
S21f:なお、S13fにおいてホストコンピュータ3が「振込み確認不要」と判定した場合、ホストコンピュータ3は受取人に振込みの受領または拒否を確認することなく、振込み処理を実行し、その結果を自動取引装置1へ送信する。
S22f:ホストコンピュータ3で行った振込み処理の結果を受信した自動取引装置1の制御部15は顧客操作表示部11に振込み処理が終了した旨の画面を表示し、カード処理部12により挿入されたカードを振込依頼人に返却して振込取引を終了する。
なお、本実施例では、S13fおよびS14fおいてホストコンピュータ3は「振込み確認要」かつ処理方法26が「通知」と判定すると受取人の電子メールアドレスに振込み確認メッセージを送信するようにしたが、自動取引装置1から振込み確認メッセージの送信を依頼する電文を受信した後、受取人の電子メールアドレスに振込み確認メッセージを送信するようにしてもよい。
また、第1の実施例、第2の実施例および第3の実施例において、振込み設定を行なう「振込み設定」ボタンを顧客が取引を開始する前の取引選択画面(図4)に表示するようにしたが、これに限定されることなく、「お引出し」、「お預入れ」等の取引の処理中である現金の計数中や各取引の終了時に振込み設定が可能である旨を顧客に報知し、各取引の終了時等において「振込み設定」ボタンを表示し、振込み設定を行なうようにしてもよい。
さらに、本自動取引装置および自動取引システムを所有する金融機関等は、この振込み確認のサービスを顧客に提供するにあたり、顧客から1回につき100円、1ヵ月につき100円等の手数料を徴収するようにしてもよい。この場合、顧客により「振込み設定」ボタンが選択されたとき手数料が徴収される旨を表示し、確認ボタン等の押下により承諾を得ておくものとする。
またさらに、金融機関等がこの振込み確認のサービスを顧客に提供するにあたり、受取人が振込みによる入金を拒否したとき、振込金は振込依頼人へ返却されるが、振込み手数料は返却されないようにしてもよい。このとき、振込依頼人が行う振込み取引においてその旨を報知しておくものとする。
また、第2の実施例および第3の実施例において、対象24を「すべて」とした場合、顧客がカードを使用しない現金による振込み取引でもこの振込み確認のサービスを顧客に提供することができる。この場合、受取人に振込みによる入金を拒否されたとき、振込依頼人に営業店へ来店すると振込金を返却する旨を事前に登録してある電話番号やメールアドレスに電子メールで連絡をするものとする。
さらに、第2の実施例および第3の実施例において、振込み確認23が「有」であり、対象24に「特定」が設定された場合、特定の振込依頼人からの振込みについて受取人の振込み確認を必要とするようにしたが、振込み確認23が「無」であり、対象24に「特定」が設定された場合、特定の振込依頼人からの振込みについて受取人の振込み確認を不要とし、それ以外の振込依頼人からの振込みについて受取人の振込み確認を行なうようにしてもよい。例えば、家賃振込や学資送金等の場合は受取人の振込み確認を不要にするようにしてもよい。
以上説明したように、第3の実施例では、第2の実施例の効果に加え、特定の振込依頼人からの振込みを拒否することを予め設定しておくことにより、受取人が望まない特定の振込みを確認することなく拒否することができ振込みによる入金を拒否する手順が簡略化させるという効果が得られる。
また、すべての振込依頼人からの振込みを拒否することを予め設定しておくことにより、受取人が望まないすべての振込みを確認することなく拒否することができ、顧客の選択の幅が広がるという効果が得られる。
第1の実施例における自動取引装置および自動取引システムの構成を示すブロック図 第1の実施例における顧客データベースの構成を示す説明図 第1の実施例における振込み設定の処理を示すフローチャート 第1の実施例における取引選択画面の説明図 第1の実施例における振込み設定画面の説明図 第1の実施例における振込み設定内容確認画面の説明図 第1の実施例における振込み設定解除画面の説明図 第1の実施例における振込み設定終了画面の説明図 第1の実施例における振込み設定解除終了画面の説明図 第1の実施例における振込み処理を示すフローチャート 第1の実施例における振込み取引保留画面の説明図 第1の実施例における振込み確認メッセージの説明図 第1の実施例における振込み拒否メッセージの説明図 第1の実施例における振込み取引成立メッセージの説明図 第2の実施例における顧客データベースの構成を示す説明図 第2の実施例における振込み設定の処理を示すフローチャート 第2の実施例における振込み設定適用範囲選択画面の説明図 第2の実施例における被振込み履歴表示画面の説明図 第2の実施例における振込み設定内容確認画面の説明図 第2の実施例における振込み処理を示すフローチャート 第3の実施例における顧客データベースの構成を示す説明図 第3の実施例における振込み設定の処理を示すフローチャート 第3の実施例における振込み設定適用範囲選択画面の説明図 第3の実施例における処理方法選択画面の説明図 第3の実施例における振込み設定内容確認画面の説明図 第3の実施例における振込み設定内容確認画面の説明図 第3の実施例における設定解除選択画面の説明図 第3の実施例における設定解除確認画面の説明図 第3の実施例における振込み処理を示すフローチャート 第3の実施例における取引拒否画面の説明図
符号の説明
1 自動取引装置
2 通信回線
3 ホストコンピュータ
4 顧客データベース
5 端末
11 顧客操作表示部
12 カード処理部
13 入出金部
14 記憶部
15 制御部

Claims (10)

  1. 顧客の操作により振込み依頼人口座情報、振込金額等の振込元情報および振込先口座情報の入力を受け付ける自動取引装置と、その自動取引装置から該振込元情報および振込先口座情報を含む振込取引電文を受信して振込取引を行う上位装置とを備えた自動取引システムにおいて、
    振込みによる入金の許可の確認要否を示す振込み確認情報と、前記振込元情報を通知する通知先情報とを顧客の口座を特定する顧客口座情報と関連付けて予め記憶した顧客データベースと、
    該振込元情報を通知する通知手段とを前記上位装置に備え、
    前記上位装置が、自動取引装置から振込取引電文を受信したとき、受信した振込先口座情報に基づいて前記顧客データベースを検索して振込み確認情報および通知先情報を抽出し、該振込み確認情報が振込取引の許可の確認を必要とする場合、該通知先情報で示される通知先へ前記振込元情報を通知し、その通知先から振込取引の許可を受信して振込取引を行なうようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  2. 請求項1の自動取引システムにおいて、
    前記顧客データベースに、振込取引の許可の確認を行なう振込み元を特定する振込人口座情報と顧客の口座を特定する顧客口座情報とを関連付けて記憶させ、
    前記上位装置が、自動取引装置から受信した振込み依頼人口座情報等の振込元口座情報と顧客データベースに記憶された前記振込人口座情報が一致すると判定した場合、前記通知先情報で示される通知先へ前記振込元情報を通知し、その通知先から振込取引の許可を受信して振込取引を行なうようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  3. 請求項2の自動取引システムにおいて、
    前記顧客データベースに、振込取引の拒否を示す処理方法情報と顧客の口座を特定する顧客口座情報とを関連付けて記憶させ、
    前記上位装置が、自動取引装置から受信した振込み依頼人口座情報等の振込元口座情報と顧客データベースに格納された前記振込人口座情報が一致し、前記処理方法情報が拒否を示すと判定した場合、振込取引の成立を拒否するようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  4. 請求項2の自動取引システムにおいて、
    前記顧客データベースに、振込取引の容認を示す処理方法情報と顧客の口座を特定する顧客口座情報とを関連付けて記憶させ、
    前記上位装置が、自動取引装置から受信した振込み依頼人口座情報等の振込元口座情報と顧客データベースに格納された前記振込人口座情報が一致し、前記処理方法情報が容認を示すと判定した場合、振込取引を成立させるようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  5. 請求項2、請求項3または請求項4の自動取引システムにおいて、
    前記振込人口座情報を、顧客の過去の振込み取引の履歴から選択して顧客データベースに記憶させるようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  6. 請求項1から請求項4または請求項5の自動取引システムにおいて、
    前記振込み確認情報を、カードから読取った顧客の口座情報および入力された振込取引の許可の確認要否を示す振込み確認情報を自動取引装置から受信した上位装置が前記顧客口座情報に関連付けて顧客データベースに格納するようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  7. 請求項1または請求項2の自動取引システムにおいて、
    前記上位装置が、該通知先情報で示される通知先へ前記振込元情報を通知したとき、振込取引を一定期間保留するようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  8. 請求項7の自動取引システムにおいて、
    前記上位装置が、前記一定期間が経過したとき、該振込取引の保留を解除し、該振込取引を成立または不成立にするようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  9. 顧客の操作を受け付けて振込み等の取引を行なう自動取引装置において、
    振込み依頼人口座情報を挿入されたカードから読取るカード処理部と、
    振込取引の許可の確認要否を示す振込み確認情報の入力を受け付ける顧客操作表示部とを備え、
    振込み依頼人口座情報および振込み確認情報を上位装置に送信するようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  10. 請求項9の自動取引装置において、
    前記顧客操作表示部は、前記振込み確認情報の入力を受け付けるとき、振込取引の許可の確認の内容を表示し、確認の入力を受け付けるようにしたことを特徴とする自動取引装置。
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