JP2010237764A - 金融取引システム、金融取引方法及びホスト装置 - Google Patents
金融取引システム、金融取引方法及びホスト装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010237764A JP2010237764A JP2009082326A JP2009082326A JP2010237764A JP 2010237764 A JP2010237764 A JP 2010237764A JP 2009082326 A JP2009082326 A JP 2009082326A JP 2009082326 A JP2009082326 A JP 2009082326A JP 2010237764 A JP2010237764 A JP 2010237764A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- account
- transaction
- virtual account
- deposit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
【解決手段】振込者からの振込取引に係わる要求を受け付けると、振込元の口座から振込元の口座と関連付けられた仮想口座への振込取引における振込金額の出金処理、及び仮想口座への該振込取引における振込金の入金処理をデータベース22に記録する。振込元の口座の出金処理及び仮想口座への入金処理についての記録手段への記録が完了した後に、承認者からの振込取引の照会に係わる要求を受け付けると、データベース22を参照して、振込取引の内容を出力する。承認者により、出力した振込取引について承認することを示す情報が入力された場合には、記録手段に記録されている仮想口座への入金の記録に基づき、仮想口座から振込先の口座への出金処理を実施する。
【選択図】図1
Description
振込詐欺の手口としては、老齢者に多額の振込を行わせる手法が多く、一般的である。手順の概要は、以下のとおりである。
(1)老齢者(被害者)に「孫が問題を起こし多額のお金が必要」である等の嘘の電話をかけ、老齢者に対して大金を振り込むように指示する。
(2)老齢者(被害者)が銀行等の金融機関のATM(現金自動預払機)にて、指定の口座に振込を行う。
(3)犯人は、指定の口座からATM等を利用して、現金の詐取を行う。
ことは難しい。また、犯人の口座に詐取以外による預金が含まれる場合には、犯人が引き落としを行おうとしている現金が詐取によるものであるか否かを判断することはできないため、手順(3)の段階で方策を講じることも難しい。そこで、振込詐欺を未然に防止するためには、手順(2)について対策を講じる必要がある。
図1は、本実施形態に係る金融取引システムの構成図である。図1に示す金融取引システム1は、ホストコンピュータ2及び複数の自動預払機(以下ATM)3を含み、ある金融機関(A銀行)の振込等の金融取引を実施する。ホストコンピュータ2とATM3とはネットワーク10で互いに接続されている。図1においては、簡単のため、1台のATM3のみを示す。
図2は、データベース22のデータ構造を示す図である。図2に示すとおり、データベース22には、口座情報テーブル11、安心振込口座情報テーブル12、安心振込取引履歴テーブル13、口座保有者情報テーブル14及び安心振込口座承認者情報テーブル15を含む。
安心振込口座情報テーブル12は、口座情報テーブル11の口座番号が示す口座と関連付けられた安心振込口座に係わる情報を格納し、安心振込口座番号、承認者コード、口座残高及び暗証番号を含む。
図3A及び図3Bは、振込取引における処理フローを示す図である。図3A及び図3Bを参照して、振込者が、安心振込口座による承認サービスを利用して、自身の保有する口座からB銀行への所定の口座へと振込を行う場合の処理の流れを説明する。
ホストコンピュータ2は、ネットワーク10を介して振込内容の照会要求を受信すると、データベース22の安心振込取引履歴テーブル13を参照し、振込内容に係わる情報を取得する。そして、ATM3に取得した情報を通知する。
なお、図5においては上記の安心振込サービスを利用する振込取引の場合について記載している。このため、ステップS8の振込取引が正常に完了した旨を案内する画面では、ATM3は、振込先への入金は第三者による承認を経てからである旨を表示する。安心振込サービスを利用しない場合には、振込取引が拒否されることはないため、ATM3は、振込が完了した旨のみを案内する。
上記のとおり、振込者Xは、ATM3において図5に示す画面の案内にしたがって操作をし、必要な情報を入力していくことで、振込先に振込を行うために必要な処理は完了する。振込者Xの操作による振込のための処理が完了すると、承認者Yによる振込取引の承認処理を実施する。
ステップS48で、承認者Yによる承認内容(承認あるいは否認)を、振込取引を識別する取引番号(取引No)と対応付けてホストコンピュータ2に送信すると、ホストコンピュータ2側における振込承認処理の結果待ち状態に入る。ホストコンピュータ2から振込承認処理の結果を受信すると、ステップS49に進む。
なお、上記の実施形態においては、ATM3を操作してカード振込を行う場合を例に説明しているが、これには限らない。例えば、インターネットバンキングにおける振込にも適用が可能である。口座の保有者は、パーソナルコンピュータ等を操作して振込の手続を行う。その後承認者がパーソナルコンピュータ等を利用して承認(または否認)をすると、振込金の振込先への振込(または振込元への払戻)を実行することで、上記と同様の効果を得ることができる。
2 ホストコンピュータ
3 ATM(自動預払機)
4 銀行カード
5 許可カード
11 口座情報テーブル
12 安心振込口座情報テーブル
13 安心振込取引履歴テーブル
14 口座保有者情報テーブル
15 安心振込口座承認者情報テーブル
21 制御部
22 データベース
31 制御部
32 カードユニット
Claims (6)
- 振込者からの振込取引に係わる要求を受け付けると、振込元の口座から該振込元の口座と関連付けられた仮想口座への該振込取引における振込金額の出金処理、及び該仮想口座への該振込取引における振込金の入金処理を記録手段に記録する入出金処理手段と、
前記入出金処理手段により前記振込元の口座の出金処理及び前記仮想口座への入金処理についての前記記録手段への記録が完了した後に、前記振込取引を承認する承認者からの前記振込取引の照会に係わる要求を受け付けると、前記記録手段を参照して、前記振込取引の内容を出力する出力手段と、
前記承認者により、前記出力した前記振込取引について承認することを示す情報が入力された場合には、前記記録手段に記録されている前記仮想口座への入金の記録に基づき、該仮想口座から振込先の口座への出金処理を実施する決済手段と、
を備えることを特徴とする金融取引システム。 - 前記決済手段は、前記承認者により、前記出力手段に出力した前記振込取引について否認することを示す情報が入力された場合には、前記記録手段に記録されている前記仮想口座への入金の記録に基づき、該仮想口座から前記振込元の口座への払戻処理を実施する
ことを特徴とする請求項1記載の金融取引システム。 - 前記入出金処理手段は、前記振込者からの振込取引に係わる要求とともに入力された前記口座を識別する口座識別情報を取得して、該口座識別情報と対応付けて前記振込金額を前記口座の残高から減額するとともに、該口座識別情報と対応する前記仮想口座を識別する仮想口座識別情報と対応付けて該振込金額を前記仮想口座の残高に加算し、
前記決済手段は、前記照会に係わる要求とともに入力された前記仮想口座識別情報に対応する前記仮想口座の残高から前記振込金額を減額して、前記承認者から入力された承認あるいは否認を示す情報に応じて、前記振込先の口座への出金処理あるいは前記仮想口座から前記振込元の口座への払戻処理を行う
ことを特徴とする請求項2記載の金融取引システム。 - 前記入出金処理手段は、前記振込取引に係わる要求を受け付けると、該振込取引を識別する情報と前記承認者による該振込取引の承認状態とを対応付けた取引履歴を作成し、該承認状態には承認待ちであることを示す値を設定して、該作成した取引履歴を前記仮想口座識別情報と対応付けて前記記録手段に記録し、
前記出力手段は、前記照会に係わる要求を受け付けると、前記仮想口座識別情報と対応付けられた前記取引履歴のうち、前記承認状態に承認待ちであることを示す値が設定されている前記取引履歴を抽出して出力し、
前記決済手段は、前記出力した取引履歴が示す前記振込取引について、前記仮想口座から前記振込金額を減算して、前記振込先の口座への出金処理あるいは前記振込元への払戻処理を実行すると、該取引履歴の前記承認状態については、承認あるいは否認されたことを示す値に更新する
ことを特徴とする請求項3記載の金融取引システム。 - 振込者からの振込取引に係わる要求を受け付けると、振込元の口座から該振込元の口座と関連付けられた仮想口座への該振込取引における振込金額の出金処理、及び該仮想口座への該振込取引における振込金の入金処理を記録手段に記録し、
前記振込元の口座の出金処理及び前記仮想口座への入金処理についての前記記録手段への記録が完了した後に、前記振込取引を承認する承認者からの前記振込取引の照会に係わる要求を受け付けると、前記記録手段を参照して、前記振込取引の内容を出力し、
前記承認者により、前記出力した振込取引について承認することを示す情報が入力された場合には、前記記録手段に記録されている前記仮想口座への入金の記録に基づき、該仮想口座から振込先の口座への出金処理を実施する
処理を備えることを特徴とする金融取引方法。 - 金融取引システムにおいて、決済に係わる処理を実施するホスト装置であって、
振込者からの振込取引に係わる要求を受け付けると、振込元の口座から該振込元の口座と関連付けられた仮想口座への該振込取引における振込金額の出金処理、及び該仮想口座への該振込取引における振込金の入金処理を記録手段に記録する入出金処理手段と、
前記入出金処理手段により前記振込元の口座の出金処理及び前記仮想口座への入金処理についての前記記録手段への記録が完了した後に、前記振込取引を承認する承認者からの前記振込取引の照会に係わる要求を受け付けると、前記記録手段を参照して、前記振込取引の内容を出力する出力手段と、
前記承認者により、前記出力した前記振込取引について承認することを示す情報が入力された場合には、前記記録手段に記録されている前記仮想口座への入金の記録に基づき、該仮想口座から振込先の口座への出金処理を実施する決済手段と、
を備えることを特徴とするホスト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009082326A JP5318635B2 (ja) | 2009-03-30 | 2009-03-30 | 金融取引システム、金融取引方法及びホスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009082326A JP5318635B2 (ja) | 2009-03-30 | 2009-03-30 | 金融取引システム、金融取引方法及びホスト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010237764A true JP2010237764A (ja) | 2010-10-21 |
JP5318635B2 JP5318635B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=43092052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009082326A Active JP5318635B2 (ja) | 2009-03-30 | 2009-03-30 | 金融取引システム、金融取引方法及びホスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5318635B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015162131A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 株式会社日本総合研究所 | サーバ装置 |
JP2016012206A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 株式会社日立システムズ | 口座保護システムおよび該システムを利用した振込みならびに出金方法 |
JP2019028863A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 株式会社日本総合研究所 | 送金支援装置、送金支援方法、および送金支援プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005044040A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Mizuho Bank Ltd | 振込データ管理方法及び振込データ管理プログラム |
JP2006235670A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 金融機関における振込処理 |
JP2009009420A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Japan Research Institute Ltd | 送金制御システム、送金制御方法、及びプログラム |
-
2009
- 2009-03-30 JP JP2009082326A patent/JP5318635B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005044040A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Mizuho Bank Ltd | 振込データ管理方法及び振込データ管理プログラム |
JP2006235670A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 金融機関における振込処理 |
JP2009009420A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Japan Research Institute Ltd | 送金制御システム、送金制御方法、及びプログラム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015162131A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 株式会社日本総合研究所 | サーバ装置 |
JP2016012206A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 株式会社日立システムズ | 口座保護システムおよび該システムを利用した振込みならびに出金方法 |
JP2019028863A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 株式会社日本総合研究所 | 送金支援装置、送金支援方法、および送金支援プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5318635B2 (ja) | 2013-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6557743B2 (ja) | 携帯機器を用いた取引払のためのシステム及び方法 | |
JP5334394B2 (ja) | 決済処理方法、決済処理システム、及び決済処理用プログラム | |
US8554672B1 (en) | Method and system for performing a cash transaction with a self-service financial transaction terminal | |
WO1999048035A1 (fr) | Systeme et procede de remise | |
JP4342736B2 (ja) | 自動預金支払装置 | |
JP2007241359A (ja) | 自動取引システム | |
JP2004506997A (ja) | 資金メモリから電子的な金額を伝送する方法および装置 | |
KR100848998B1 (ko) | 영업점 시스템에서의 거래 제휴 방법 | |
JP2006302150A (ja) | 支払処理システム、装置、支払処理方法及びコンピュータプログラム | |
JP5157516B2 (ja) | 自動取引装置及びそれを用いた振込システム | |
US20030046226A1 (en) | System and method for electronic funds transfers | |
JP5318635B2 (ja) | 金融取引システム、金融取引方法及びホスト装置 | |
JP6364805B2 (ja) | 現金自動預け払い機、表示制御方法及び表示制御プログラム | |
JP2006065620A (ja) | 電子マネーのチャージ補助方法及びシステム | |
JP6559398B2 (ja) | 承認依頼方法、承認依頼プログラム及び銀行システム | |
JP2008269371A (ja) | 口座管理装置、および取引処理システム | |
JP2008229014A (ja) | 会員管理システム及び会員管理方法 | |
JP3662017B1 (ja) | ローン口座出金管理システム及びローン口座からの出金管理方法 | |
JP3803322B2 (ja) | 預金口座管理方法 | |
JP2005115860A (ja) | Atmを利用した払戻/預入システム、携帯端末および該システムを用いた新規な商取引方法 | |
JP2005267045A (ja) | 決済システム | |
JP2003303282A (ja) | 現金自動取引装置およびそのプログラム | |
JP7438762B2 (ja) | プログラム及び情報処理方法 | |
JP2011060257A (ja) | 予約取引処理システム | |
JP2007034949A (ja) | 振込制御装置、および振込制御システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130710 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5318635 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |