JP2007034949A - 振込制御装置、および振込制御システム - Google Patents

振込制御装置、および振込制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】 受取人が振込金額を指定する「逆振込」を実行可能な振込制御装置において、簡素な構成で迅速な「逆振込」を実行できるようにする。
【解決手段】 制御装置は、振込人により、受取人情報が入力されると、受取人が振込金を受け取るために使用する受取用パスワードを生成し、生成された受取用パスワードを、振込人の識別情報および受取人口座に関連付けて記憶するとともに、これらの情報を受取人の連絡先に送信する。制御装置は、受取人からのアクセスを確認すると(S640:Yes)、振込希望情報に含まれる指定振込金額分だけ、口座情報記憶部に振込人の識別情報と対応させて記憶された預金残高から減算して記憶し直すとともに、受取人口座と振込金額とを含む振込指令を受けると振込金額分だけ受取人口座の預金残高を加算する管理装置に対して振込希望金額分だけ加算するよう振込指令を送る(S690)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、金融機関における振込手続に使用される振込制御装置、および振込制御システムに関する。
従来より、上記の振込制御システムとしては、振込人の操作により受取人の口座と振込金額とが特定されると、その振込金額分だけ振込人の口座から受取人の口座に金銭の移動(振込:実際には金融機関の制御装置間におけるデータ通信)を実行するものが一般的に知られている。
特に、このような振込制御システムにおいては、受取人の操作により振込金額が指定されると、その指定された金額が受取人の口座に振り込まれる「逆振込」を実行可能にしたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
即ち、この振込制御システムにおいては、予め、振込人および受取人の口座番号や、パスワード等の情報が記憶されたICカードを受取人に配布しておく。そして、受取人はこのICカードを金融機関と接続された端末装置にて読み取らせ、受取希望金額とパスワードとを入力する。すると、振込制御システムにおいては、パスワードの認証等の処理を行い、所定の要件を満たせば、受取希望金額が受取人の口座に振り込まれる。
また、同姓同名の振込人からの振込がある場合、振込人を特定するのに時間が掛かる為、振込人毎に1つずつの子口座を設け、この複数の子口座の資金が受取人口座(親口座)に集るようにしたものも知られている。(特許文献2参照)
特許第3354667号公報 特開2000−82101号公報
しかしながら、上記振込制御システムでは、ICカードを受取人に予め配布しておく必要があるため、ICカードが発行されるまでには上記「逆振込」を実行することができないという問題点があった。
また、多くの場所で「逆振込」を実行可能にするためには、ICカードの読み書きに対応した端末装置を多く配置する必要があるため、このシステムを多くの顧客に普及させるためには莫大な費用がかかるという問題点があった。
そこで、このような問題点を鑑み、受取人の操作により振込金額が指定されると、その指定された金額が受取人の口座に振り込まれる「逆振込」を実行可能な振込制御装置において、簡素な構成で迅速な「逆振込」を実行できるようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された請求項1に記載の振込制御装置は、
振込人を含む複数の顧客の各人を特定するための識別情報、および各顧客の預金残高を対応させた口座情報が記憶された口座情報記憶手段と、
振込人により、少なくとも受取人口座を含む受取人の連絡先を表す受取人情報が入力されると、受取人が振込金を受け取るために使用する受取用パスワードを生成するパスワード生成手段と、
該パスワード生成手段により生成された受取用パスワードを、振込人の識別情報および前記受取人口座に関連付けて記憶する振込情報記憶手段と、
該パスワード生成手段により生成された受取用パスワード、および振込人を特定するための識別情報を前記受取人の連絡先に送信する振込情報送信手段と、
受取用パスワード、指定振込金額が外部入力されると、該受取用パスワードが、前記振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致するか否かを判定するパスワード判定手段と、
前記パスワード判定手段により、前記受取用パスワードが、前記振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致すると判定された場合に、前記指定振込金額分だけ、前記口座情報記憶手段に振込人の識別情報と対応させて記憶された預金残高から減算して記憶し直すとともに、受取人口座と振込金額とを含む振込指令を受けると振込金額分だけ受取人口座の預金残高を加算する管理装置に対して前記指定振込金額分だけ加算するよう振込指令を送る指令制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
即ち、この振込制御装置において、受取人は、振込情報送信手段により送信された受取用パスワード、に加えて、指定振込金額をパスワード判定手段に入力すれば、指定振込金額を自己の口座に振り込ませることができる。
従って、このような振込制御装置によれば、ICカード等を用いることなく受取人の認証(パスワードの判定)を行うことができるので、簡素な構成で迅速な「逆振込」を実行することができる
また、1つの逆振込毎に、受取用パスワードを生成するので、受取用パスワードが漏洩したとしても、本来の受取人に対して送金がなされるのみであり、受取用パスワードを知った者に対して振込が実行されることを防止することができる。
ところで、振込情報送信手段は、受取用パスワード、および振込人の識別情報を受取人の連絡先に送信する構成であれば、例えば、受取人のメールアドレスに電子メールを送信するなどの構成としてもよいが、より好ましくは、請求項2に記載のように、振込情報送信手段は、受取用パスワード、および振込人の識別情報を、振込指令に含めて受取人口座の管理装置に対して送信することが望ましい。
このような振込制御装置によれば、受取用パスワードを受取人に連絡する際に、振込のときに使用する通信網を使用して受取用パスワードを連絡するので、受取用パスワード連絡用の通信網を設ける必要がない。このため、振込制御装置の構成をより簡素化することができる。
また、振込の際に使用される通信網は、比較的安全性が確立されている通信網であるため、この通信網を使用して受取用パスワードを受取人に連絡することにより、安全に受取用パスワードを連絡することができる。
更には、仮振込が行われる事によって、受取人の口座が正しく設定されていたかが、確認する事ができる。
なお、本発明において、本発明の振込制御装置が受取人口座の管理装置である場合もあり得る。この場合には、本発明の振込制御装置に管理装置の機能を備えておけば充分対処できる。
また、請求項1または請求項2に記載の振込制御装置においては、請求項3に記載のように、
振込人により入力される受取人情報には、受取人が受取可能な金額の範囲を表す許可情報が含まれており、
前記振込情報記憶手段は、前記許可情報を、前記受取用パスワード、振込人の識別情報、および前記受取人口座に関連付けて記憶するよう構成されており、
前記受取用パスワードと前記指定振込金額が外部入力されると、該指定振込金額が前記振込情報記憶手段に記憶された許可情報により許可された金額の範囲であるか否かを判定する金額判定手段と、
該金額判定手段により前記指定振込金額が前記許可情報により許可された金額の範囲ではないと判定された場合に、前記指令制御手段を動作させないようにする第1禁止手段と、
を備えていることが望ましい。
このような振込制御装置によれば、振込人が受取人により受取可能な金額を設定することができるので、振込人が予想しない金額が受取人により勝手に取得されてしまうことを防止することができる。
ところで、請求項3に記載の振込制御装置においては、例えば、振込人が自らの預金を引き出すときのように、ほかに口座情報に記憶された振込人の預金残高を減算する手段(減算手段)を有する場合には、受取人が指定振込金額を入力しても、預金残高が減少しているため、振込(指令制御手段)が実行できない可能性がある。このため、このようなことを防止するためには、請求項4に記載のようにすればよい。
即ち、請求項4に記載の振込制御装置は、振込情報記憶手段により、許可情報が記憶されると、パスワード判定手段により、受取用パスワードが、振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致すると判定されるまでは、口座情報記憶手段に記憶された当該振込人の預金残高が、許可情報により特定される金額の上限額未満にならないよう預金残高の減算を禁止する減算禁止手段を備えている。
従って、このような振込制御装置によれば、許可情報により特定された金額分の預金残高を常に確保することができるので、預金残高不足により振込不可となることを防止することができる。さらには、振込額範囲の上限額分が振込の担保として設定される為、受取人に振込の保証ができると共に、振込元人は、その担保額以外は、自由に使え、資金の運用効率が上げられる。
さらに、請求項1〜請求項4の何れかに記載の振込制御装置において、請求項5に記載のように、
振込人により入力される受取人情報には、受取人からの振込希望情報を受付可能な期間を表す期間情報が含まれており、
前記振込情報記憶手段は、前記期間情報を、前記受取用パスワード、振込人の識別情報、および前記受取人口座に関連付けて記憶するよう構成されており、
前記受取用パスワードが外部入力されると、該受取用パスワードが入力された時刻が前記振込情報記憶手段に記憶された期間情報により許可された期間内であるか否かを判定する時刻判定手段と、
該時刻判定手段により前記振込希望情報が入力された時刻が前記期間情報により許可された期間外であると判定された場合に、前記指令制御手段を動作させないようにする第2禁止手段と、
このような振込制御装置によれば、振込人が受取人により受取可能な期間を設定することができるので、振込人が自己の口座に受取人により取得される金額を入金しておくべき期間を把握することができる。また、振込額を入力できる期間後は、逆振込は実行できず、よって、担保が解除されて資金運用効率が向上すると共に、口座資金のセキュリティが向上する。
次に、上記目的を達成するために成された請求項6に記載の振込制御システムは、
振込人を含む複数の顧客の各人を特定するための識別情報、および各顧客の預金残高を対応させた口座情報が記憶された口座情報記憶手段と、
振込人により、少なくとも受取人口座を含む受取人の連絡先を表す受取人情報が入力されると、受取人が振込金を受け取るために使用する受取用パスワードを生成するパスワード生成手段と、
該パスワード生成手段により生成された受取用パスワードを、振込人の識別情報および前記受取人口座に関連付けて記憶する振込情報記憶手段と、
該パスワード生成手段により生成された受取用パスワード、および振込人を特定するための識別情報を前記受取人の連絡先に送信する振込情報送信手段と、
受取用パスワード、および指定振込金額が外部入力されると、該受取用パスワードが、前記振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致するか否かを判定するパスワード判定手段と、
前記パスワード判定手段により、前記受取用パスワードが、前記振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致すると判定された場合に、前記指定振込金額分だけ、前記口座情報記憶手段に振込人の識別情報と対応させて記憶された預金残高から減算して記憶し直すとともに、受取人口座と振込金額とを含む振込指令を受けると振込金額分だけ受取人口座の預金残高を加算する管理装置に対して前記指定振込金額分だけ加算するよう振込指令を送る指令制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
即ち、請求項1に記載の振込制御装置を構成する各手段をシステムとして構成している。
従って、このような振込制御システムによれば、請求項1に記載の振込制御装置と同様の効果が得られる。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
図1は振込制御システム1を示すブロック図である。

振込制御システム1は、図1に示すように、銀行間ネットワーク網7に、各銀行(を含む金融機関)の制御装置が互いに通信可能に接続されて構成されている。即ち、銀行間ネットワーク網7には、A銀行制御装置30、B銀行制御装置40、C銀行制御装置50、N銀行制御装置10(本発明でいう振込制御装置)等が接続されている。
そして、N銀行制御装置10は、N銀行内ネットワーク網5に接続されており、このN銀行内ネットワーク網5に接続された複数のATM(Automated Teller Machine)60a〜60cとの間で通信可能に設定されている。また、N銀行制御装置10は、インターネット網9にも接続されており、このインターネット網9に接続された個人用PC(パーソナルコンピュータ)80とも通信可能に設定されている。
N銀行制御装置は、制御部11と、口座情報記憶部12(本発明でいう口座情報記憶手段)と、振込情報記憶部13(本発明でいう振込情報記憶手段)と、乱数発生部14と、通信部15とを備えている。
制御部11は、CPU、ROM、RAM等を有する公知のマイクロコンピュータとして構成されており、ROMに格納されたプログラムや、通信部15を介して入力される各種指令に基づいて、各記憶部12,13に記憶されている内容を書き換える制御等を行う。
また、制御部11は、後述する逆振込の機能を備えている。ここで、逆振込とは、受取人の操作により振込金額が指定されると、その指定された金額が受取人の口座に振り込まれるようにした処理である。
口座情報記憶部12は、個人名、預金残高、暗証番号、取引履歴等の情報や、その個人を特定できる識別子、住所、電話番号、メールアドレスの情報等を、口座番号に関連付けて顧客毎に更新可能に記憶している。
振込情報記憶部13は、逆振込の依頼毎に、振込人の口座番号、逆振込を依頼する受取人の口座番号、受取人連絡先、振込上限額、振込額入力期間、逆振込の設定を受取人が参照できる参照期間、受取人が逆振込を行う際に入力する受取用パスワード、を記憶する。
また、この受取用パスワードは、逆振込実行後やその一定期間後、または、振込額入力期間の経過時点やその一定期間後は、削除されるように、制御部11が随時更新している。
乱数発生部14は、常時乱数を発生させ、制御部11から乱数値の要求を受けると、そのときの乱数値を制御部11に送信する。なお、制御部11では、この乱数発生部14より受信した乱数値に基づいて、受取人が逆振込を行う際に使用する受取用パスワードを生成する。
通信部15は、各銀行制御装置30,40,50、各ATM60a〜60c、および個人用PC80と通信を行う際のインターフェイスとして機能する。
なお、各銀行制御装置30,40,50は、N銀行制御装置10と同等の機能を有する(ただし、逆振込に対応した機能は備えていなくてもよい。)ものであるため、説明を省略する。
ここで、N銀行制御装置10を含む各銀行制御装置10,30,40,50は、各銀行間で、振込処理を実行可能に構成されている。
この振込処理(特に通常の振込処理)とは、ある銀行制御装置から他の銀行に対する振込依頼があった場合に、振込元の銀行制御装置の対象口座の預金残高を振込金額分だけ減算し、振込先の銀行制御装置の対象口座の預金残高を振込金額分だけ加算する処理である。このとき、振込人は、書誌的事項を添付することができる。この書誌的事項には、振込人や振込限度額や受取用パスワードが含まれる。しかも、従来型の通帳しか持っていない受取人であっても、通帳の記載を見れば、振込人や振込限度額や受取用パスワードが判るように、振込人や振込限度額について通帳に略記され、その略記方法については、別途、受取人に説明するようにしている。従って、詳細に書誌的事項を閲覧できるインターネット取引を行っていない受取人であっても、通帳記入し、この書誌的事項を見ることにより、書誌的事項(振込人や振込限度額や受取用パスワード)の内容を確認することができる。
また、振込制御システム1においては、銀行等の金融機関にて使用されている公知のシステムにより実行可能な、預金を引き出す処理(減算処理)、預金を預け入れる処理等を実行するための機能を有する。
次に、個人用PC80は、例えば、公知のパーソナルコンピュータであって、N銀行制御装置10から情報の表示指令を受けると、この情報を図示しないディスプレイに表示させる。そして、個人用PC80は、図示しない操作部(例えば、キーボードやマウス等の入力装置)を介して顧客からの操作入力を受けると、この入力に応じた操作内容や指令をN銀行制御装置10に送信する。
次に、ATM60aは、ATM60aを統括制御する処理部61と、処理部61による処理内容等を表示するための表示部62と、顧客による操作を受け付けるための操作部63と、顧客が所持するキャッシュカードを読み取り、或いは通帳の読み書きを行うための読書部64と、N銀行制御装置10と通信を行う際のインターフェイスとして機能する通信部65とを備えている。
処理部61は、CPU、ROM、RAM等を有する公知のマイクロコンピュータとして構成されており、ROMに格納されたプログラムや、操作部63や通信部65を介して入力される各種指令に基づいて、表示部62に特定の画像を表示させる制御等を行う。
なお、ATM60b,60cは、ATM60aと同様の構成であるため説明を省略する。
このように構成された振込制御システム1においては、振込人が個人用PC80やATM60a〜60cを操作することにより、逆振込の前段階の振込処理である仮振込処理や、公知の通常振込処理を実行可能に構成されている。このように、振込人の操作による振込処理について、図2〜図4、図5(a)、図6および図7を用いて説明する。図2はN銀行制御装置10の制御部11が実行する振込処理を示すフローチャート、図3は振込処理のうち契約者用処理を示すフローチャート、図4は振込処理のうち仮振込処理を示すフローチャートである。また、図5(a)および図7は振込処理の際に個人用PC80のディスプレイに表示させる画像の表示例を示す説明図、図6は振込処理のうち逆振込処理を示すフローチャートである。
この振込処理は、N銀行制御装置10が通信部15を介して個人用PC80や、ATM60a〜60cからのアクセスを受けると開始する処理であって、ここでは、特に個人用PC80からのアクセスを受けた場合について説明する。

この振込処理は、まず図2に示すように、S110にて、通信部15を介して第1画面を個人用PC80のディスプレイに表示させる(以下、「通信部15を介して個人用PC80のディスプレイに表示させる」ことを単に「表示させる」と記載する)。ここで、第1画面とは、図5(a)に示すように、N銀行のトップ画面を示し、「ログイン」が選択可能に表示されている。
そして、S120に移行し、個人用PC80の操作部を介して「ログイン」が選択されたか否かを判定する(以下、「個人用PC80の操作部を介して」との表記は省略し、単に「〜が選択されたか否か」と記載する)。この表示画面上で、「ログイン」が選択されればS130に移行し、「ログイン」が選択されなければS120の処理を繰り返す。
S130では、第2画面を表示させ、S140に移行する。ここで、第2画面とは、図5(a)に示すように、「N銀行口座契約者」または「逆振込の受取人」の何れかを選択可能な画面である。
そして、S140にて、「N銀行口座契約者」が選択されたか否かを判定する。「N銀行口座契約者」が選択されていればS150に移行し「逆振込の受取人」が選択されていればS160に移行し、何れのものも選択されていなければS140の処理を繰り返す。
次いで、S150では契約者用処理(図3参照)を実行し、振込処理を終了する。
一方、S160では逆振込処理(図6参照)を実行し、振込処理を終了する。

次に、契約者用処理(S150)は、図3に示すような手順で実行される。
即ち、S210にて、第3画面を表示させS220に移行する。ここで、第3画面とは、図5(a)に示すように、個人用PC80を操作している顧客のN銀行の口座番号と、暗証番号とを入力させるための画面である。
次いで、S220では、第3画面に基づいて口座番号および暗証番号が入力されたか否かを判定する。口座番号および暗証番号が入力されていればS230に移行し、口座番号および暗証番号が入力されていなければS220の処理を繰り返す。
そして、S230では、口座情報記憶部12から口座番号および暗証番号の読み出しを行う。
次いで、S240に移行し、入力された口座番号および暗証番号と、口座情報記憶部12に記憶されている口座番号および暗証番号とが一致しているか否かを判定する。各口座番号同士、および各暗証番号同士が一致していればS250に移行し、各口座番号同士、または各暗証番号同士が不一致であればS210に戻る。
S250では、第4画面を表示させ、S260に移行する。ここで、第4画面とは、図5(a)に示すように、「振込」を行うか、「取引明細」を表示させるか、「ログアウト」するかを顧客に選択させるための画面である。
S260では、「振込」が選択されたか否かを判定する。「振込」が選択されていればS270に移行し、「振込」以外のものが選択されていればS340に移行し、何も選択されていなければS260の処理を繰り返す。
S270では、第5画面を表示させてS280に移行する。ここで、第5画面とは、図5(a)に示すように、振込人であるN銀行口座契約者に、「普通の振込」(通常の振込)を実行するか、「仮振込」を実行するかを選択させるための画面である。
S280では、「仮振込」が選択されたか否かを判定する。「仮振込」が選択されていればS290に移行し、「仮振込」以外のものが選択されていればS340に移行し、何も選択されていなければS280の処理を繰り返す。
S290では、第6画面を表示させ、S300に移行する。ここで、第6画面とは、図5(a)に示すように、逆振込の設定(受取人の口座番号・振込上限額・振込額入力期間)を顧客(振込人)に入力させるための画面である。
S300では、逆振込の設定(受取人の口座番号・振込上限額・振込額入力期間)が入力されたか否かを判定する。これらの各項目が入力されればS310に移行し、これらの項目の何れかが入力されていなければS300の処理を繰り返す。
S310では、個人用PC80を操作している顧客(振込人)の預金残高を口座情報記憶部12から読み出し、S320に移行する。
そして、S320では、読み出した預金残高と「振込上限額」とを比較し、預金残高が「振込上限額」以上であるか否かを判定する。預金残高が「振込上限額」以上であればS330に移行し、預金残高が「振込上限額」未満であればS290に戻る。
S330では、後述する仮振込処理を実行し、S340に移行する。
次いで、S340では、この処理を終了するか否かを顧客(振込人)に選択させるための画面を表示させ、S350に移行する。
そして、S350では、仮振込処理を終了する旨が選択されたか否かを判定する。仮振込処理を終了する旨が選択されていれば契約者用処理を終了し、仮振込処理を継続する旨が選択されていればS210に戻り、何も選択されていなければS350の処理を繰り返す。
一方、S340では、S260またはS280にて選択された内容に応じた処理(ここでは省略)を実行し、契約者用処理を終了する。

次に、S330に示す仮振込処理について図4を用いて説明する。なお、この仮振込処理において、S430の処理は、本発明でいうパスワード生成手段および振込情報記憶手段に相当し、S450の処理は振込情報送信手段に相当する。また、S470の処理は、本発明でいう減算禁止手段に相当する。
仮振込処理は、まずS410にて、個人用PC80により入力された逆振込の設定、即ち、「受取人の口座番号」、「振込上限額」、および「振込額入力期間」を認識し、振込情報記憶部13に記憶させる。
そして、S420に移行し、「振込額入力期間」に基づいて、受取人が逆振込処理を実行するにあたって、振込人が入力した逆振込の設定(「受取人の口座番号」、「振込上限額」、および「振込額入力期間」)と、参照可能な参照期間を設定し、振込情報記憶部13に記憶させる。なお、この参照期間の始点は、「振込額入力期間」の設定に拘わらず、現在時刻に設定され、この参照期間の終点は、「振込額入力期間」の終了時に設定される。
次いで、S430に移行し、受取人が逆振込を実行させる時に用いる受取用パスワードを生成し、振込情報記憶部13に記憶させる。即ち、この処理では、S430の処理の開始時に乱数発生部14から乱数値を抽出し、この乱数値に応じて演算を行うことにより4桁の受取用パスワードを生成し、生成した受取用パスワードを記憶させる。
そして、S440に移行し、仮振込の際に振込金額のデータに添付する書誌的事項の生成を行う。ここで、仮振込とは、振込金額を0円とした振込処理を示し、振込金額を0円とした振込処理である。また、振込金額のデータに添付する書誌的事項とは、例えば、振込人(個人用PC80を操作している顧客)のカタカナ名の頭3文字、振込上限額の略記、生成した4桁の受取用パスワードを含むものである。
次いで、S450に移行し、仮振込を実行する。このとき、振込金額のデータ(0円)とともに上記の書誌的事項が対象となる銀行の制御装置(例えばA銀行制御装置30)に送信される。
そして、仮振込が完了(または振込の受付時間外の場合には、受付が完了)するとS460に移行し、仮振込が完了したことを表示させ、S470に移行する。
S470では、顧客の預金残高のうち、振込上限額の分だけを減算できないようにロックする。この処理は、例えば、口座情報記憶部12(の通常の記憶領域)に記憶された顧客の預金残高を振込上限額の分だけ減算し、減算した分を口座情報記憶部12内の別の記憶領域に記憶させる。即ち、預金の引き出し等の預金残高を減算させる処理を行う際には、通常の記憶領域から預金残高を減算するよう設定しておけば、必ず別の記憶領域に記憶された預金残高は保持されることになる。
ただし、外部から口座情報(預金残高)の問い合わせがあった場合には、口座情報記憶部12に記憶された預金残高の合計を問い合わせ元に返すよう構成されている。
次いで、S480に移行し、表示画面をリセットし(つまり、初期画面に戻し)、仮振込処理を終了する。

このような仮振込処理が終了し、受取人により仮振込が実行された口座についての通帳記入が実行された場合には、例えば、図5(b)に示すような事項が記載される。なお、図5(b)は仮振込処理終了後の通帳への記載例を示す説明図である。
図5に示すように、例えば、摘要欄には「仮振込」と記載され、お支払金額欄には前述の書誌的事項が記載されている。図5(b)の例では、振込人の山根一郎氏を略記して示すヤマネと、振込上限額の80万円を略記を示す80と受取用パスワードの1234が、書誌的事項として記載されている。
このような書誌的事項が記載された通帳を見た受取人に対して、書誌的事項に何が記載されているのかが理解できるよう予め連絡しておけば、受取人は逆振込を実行可能になる。

受取人により逆振込を実行する際には、受取人は、個人用PC80(当然振込人が仮振込処理の際に使用した個人用PC80とは異なる装置でよい)を用いて、振込処理(図2)を実行し、S140にて「逆振込」を選択すればよい。すると、図6に示す逆振込処理が実行される。なお、この逆振込処理において、S640の処理は、本発明でいうパスワード判定手段に相当し、S700の処理は、指令制御手段に相当する。また、S680の処理は、本発明でいう金額判定手段および第1禁止手段に相当し、S690の処理は時刻判定手段および第2禁止手段に相当する。
この逆振込処理は、図6に示すように、まずS610にて、第7画面を表示させる。ここで、第7画面とは、図7に示すように、受取人の口座番号と、受取用パスワードとを入力させるための画面である。
次いで、S620に移行し、受取人の口座番号および受取用パスワードが入力されたか否かを判定する。受取人の口座番号および受取用パスワードが入力されていればS630に移行し、受取人の口座番号および受取用パスワードが入力されていなければS620の処理を繰り返す。
そして、S630では、振込情報記憶部13に記憶された受取人の口座番号および受取用パスワードを読み出しS640に移行する。
S640では、振込情報記憶部13から読み出した受取人の口座番号および受取用パスワードと、入力された受取人の口座番号および受取用パスワードとが一致するか否かを判定する。これらの口座番号および受取用パスワードが一致していればS650に移行し、これらの口座番号および受取用パスワードが一致していなければS610に戻る。
S650では、振込限度額のロックを解除し、S660に移行する。即ちこの処理では、口座情報記憶部12の別の記憶領域に記憶していた預金残高の余りを当初の記憶領域に記憶されている預金残高と合算して記憶し直す。
S660では、第8画面を表示させる。ここで、第8画面とは、図7に示すように、受取人により振込金額を入力させるための画面である。
次いで、S670に移行し、振込額が入力されたか否かを判定する。振込額が入力されていればS680に移行し、振込額が入力されていなければS670の処理を繰り返す。
S680では、振込額が振込情報記憶部13に記憶された振込上限額以内であるか否かを判定する。振込額が振込上限額以内であればS690に移行し、振込額が振込上限額よりも多ければS610に戻る。
S690では、振込依頼時刻(即ち現在時刻)が振込情報記憶部13に記憶された「振込額入力期間」内であるか否かを判定する。振込依頼時刻が「振込額入力期間」内であればS700に移行し、振込依頼時刻が「振込額入力期間」外であればS610に戻る。
こうする事で、受取人が逆振込できる期間を限定すると共に、その振込額入力期間前、または、その振込額入力期間前後の一定期間であれば、逆振込について受取人が参照確認できる。
そして、S700では、受取人が金額を指定した振込である逆振込を実施し、S710に移行する。ここでは、振込人の預金残高から振込額分だけ減算処理すると共に、受取人の口座に対して、前述した書誌的事項を添付の上、振込額分だけ増額するように、受取人の銀行の制御装置に対して振込データを送信する。
S710では、逆振込が完了(または振込の受付時間外の場合には、受付が完了)した旨の表示を行い、S720に移行する。
そして、S720では、この処理を終了するか否かを顧客に選択させるための画面を表示させ、S730に移行する。
次いで、S730では、逆振込処理を終了する旨が選択されたか否かを判定する。逆振込処理を終了する旨が選択されていれば逆振込処理を終了し、逆振込処理を継続する旨が選択されていればS610に戻り、何も選択されていなければS730の処理を繰り返す。
このようにして振込処理は実行される。
ここで、上記の振込処理は、個人用PC80からのアクセスを受けて開始されたが、ATM60a〜60cからアクセスを受けたときに開始されてもよい。この場合には、ATTM60a〜60cが顧客により操作されると、ATM60a〜60cの処理部61は、表示部62にどのような処理を実行するかを顧客に選択させる画面を表示させる。
この画面においては、例えば、「預入」、「払出」、「通常振込」、「仮振込」、「逆振込」等が選択可能に構成されている。
そして、顧客(振込人)により「仮振込」が選択された場合、振込人のN銀行のキャッシュカードの挿入とその暗証番号の入力が要求され(S210に相当)、口座情報記憶部12に記憶されている振込人の口座番号や暗証番号と一致するかどうか、所謂、認証(S240に相当)が行われる。そして、S290からS330までの逆振込の設定と仮振込処理が行われる。このように、ATMによって仮振込を設定する場合も、個人用PCで設定する場合もほぼ同様であり、図3の例では、S250からS280の仮振込の選択が、ATMでは、先に行われるだけで、同じ処理が行われる。
また、顧客(受取人)により「逆振込」が選択された場合、ATMによる場合と全く同様に図6の逆振込処理が行われる。ところで、受取人の受取用の口座番号の入力は、手入力でも良いが、受取用の口座のキャッシュカードを挿入しても良い。このように、逆振込において、振込人の口座番号を入力するのではなく、受取人自身の受取用の口座番号を入力するようにすると、振込人の口座番号を予め記載しておくなどして入力する必要がなく、より利便性が向上する。
従って、このような振込制御システム1によれば、ICカード等を用いることなく受取人の認証(パスワードの判定)を行うことができるので、簡素な構成で迅速な「逆振込」を実行することができる。
また、逆振込が実行されるまで、資金が移動しないため、資金効率が向上する。
たとえば、N銀行に定期預金しかない場合であっても、逆振込にて資金が必要になるまで解約する必要がないため、通常であれば、保証金送金の為、一旦、定期預金を解約し、証券会社に送金し、株が購入できなかった場合でも、再度、有利な元の定期預金に戻す事できないが、本発明であれば、そうした保証金の為だけの解約が不要となる。さらには、N銀行資金の使用優先順位を付けておいて、有利な金融商品を残すようにしておいても良い。これには、たとえば、逆振込の実行時に、普通預金が不足していたら1年定期預金を解約し、なお不足であれば、5年定期預金を自動的に解約するようにする。
また、振込毎に各種の設定をする事が可能である為、受取人毎に1つの子口座を設ける必要がない。これによって、7桁で構成された少ない口座数を効率良く利用する事ができる。
たとえば、特許文献2として挙げた特開2000−82101では、口座数が足りなくなる虞がある。銀行の口座番号は、7桁で構成されている事から1つの支店で管理できる口座数は、1千万が上限である。しかし、たとえば、ある商店が1万人の顧客を持ち、それぞれに対して子口座を作ると、1万の子口座が必要となる。そうした千の店がこの銀行に口座(親口座)を持つと、それだけで、千×1万=1千万の口座となって、限界数に達してしまう。
このように、銀行の契約者数×その契約者の顧客数 だけ銀行の口座が使われてしまうというように、乗数関数的に口座数が使われてしまう。この1千万の口座数は、充分に思えるかもしれないが、現在は、ネット取引が多く、一般の商店であっても、全国から多大な顧客を集めている事と銀行自体も1つの支店で受持つ契約者は、その支店エリアに限定されず、全国を対象としている事から、多くの契約者を持つ状況では、限界がある。つまり、7桁という口座数は、ネット社会を見越した口座数になっていないという原因からこうした問題が発生する。その他、銀行契約者が持つ顧客毎に子口座を設けるだけではなく、いろんなサービス毎に子口座を設けるような事をすれば、銀行の契約者数×その顧客数×サービスの種類数 というような乗数関数的に口座数が使われていく事になり、口座数爆発が発生してしまい、対応できないものとなってしまう。それに対して、本発明であれば、口座数の莫大な増加をさせる事無く、また、別途説明したようにパスワードの増加をさせる事が防止できる。しかも、別途説明したようにパスワードについては、期間限定で使い廻しができるからパスワード数を無闇に増加させるのを防止するだけではなく、期間限定のためによるセキュリティ向上も同時に計る事ができる。

また、受取人毎に、受取人口座に関連付けて受取用パスワードを生成するので、受取用パスワードが漏洩したとしても、受取人に対して逆振込が行われるのみで、受取用パスワードを知った者に対して振込が実行されることを防止することができる。
また、その受取用パスワードは、1つの逆振込に対して1つずつ使われ、使用できる対象の振込が少なく、セキュリティが高い振込を実現している。
さらに、株を購入する際のように、購入依頼後に価格が決定するような場合であっても、必要な金額だけを送金することができるので、顧客による資金の運用効率を上げることができる。
また、従来では、株を購入する際には、証券会社に株購入に必要な資金を預けておく必要があるが、この振込制御システム1を用いれば、証券会社に株購入に必要な資金を預けておく必要がなくなる。このため、証券会社等に資金を預けたり、預けた資金の返却を求めたりという煩雑な手続を省くことができる。これによって、証券会社への預け金をなくす事ができ、N銀行に相当する1つの銀行の資金を管理するだけで、一括した資金管理ができる。
さらに、この振込制御システム1においては、N銀行制御装置10以外の構成が従来の金融機関間のネットワークにて使用されているシステムと同様のものであるので、N銀行制御装置10を追加するだけで現状の多くの金融機関間で使用することができる。このため、受取人側の銀行のシステムの改修が不要の為、どの他の銀行も本発明の受取人側銀行として機能する事が可能であり、よって、全ての銀行の受取人に対して容易に新たなサービス(逆振込)を提供することができる。
また、本実施例の振込制御システム1において、N銀行制御装置10は、仮振込処理にて、受取用パスワード、および振込人の識別情報を、振込指令に含めて受取人口座の管理装置に対して送信する(S450)。
従って、このような振込制御システム1によれば、受取用パスワードを受取人に連絡する際に、振込のときに使用する通信網を使用して受取用パスワードを連絡するので、受取用パスワード連絡用の通信網を設ける必要がない。このため、振込制御システム1の構成をより簡素化することができる。
また、振込の際に使用される通信網は、比較的安全性が確立されている通信網であるため、この通信網を使用して受取用パスワードを受取人に連絡することにより、安全に受取用パスワードを連絡することができる。また、受取人口座に受取用パスワードが届く為、確実に受取人に受取用パスワードが届けられる。
さらに、仮振込と逆振込は、同一の受取人口座に振込を行う為、受取人は、仮振込を受け取る事によって、逆振込が受取人の口座に設定されているかが確認できる。
また、インターネットによって振込依頼する場合、ATMの場合と違って、銀行間ネットワーク網を使ってリアルタイムに銀行間で振込通信を行っていない事が多い為、振込人が入力した受取人の口座番号やその口座名義が、受取人の銀行において、一致するかどうかが即座に確認されない。その為、インターネットによる振込依頼した時点においては、受付けられ、数時間後になって振込不良として、振込が戻されてしまう事がある。しかし、本発明では、事前に仮振込が行われる事によって、受取人口座へ振込が設定されているか、確認できる為、本来の送金である逆振込の振込エラーが防止できる。
上記のエラーの原因としては、受取人口座の名義の表現方法の文字が微妙に違うだけで、受付けられない事によっても発生し、たとえば、言葉を伸ばす時に用いる「ウ」や「ー」や、点の「・」や「.」などの文字が、紛らわしく、振込エラーの一因となっている。
さらに、本実施例の振込制御システム1においては、振込人により入力される受取人情報には、受取人が受取可能な金額の範囲を表す許可情報が含まれており、振込情報記憶部13には、仮振込処理にて、許可情報が、受取用パスワード、振込人の識別情報、および受取人口座に関連付けて記憶されるよう構成されている。
また、N銀行制御装置10は、逆振込処理にて、振込希望情報が外部入力されると、この振込希望情報に含まれる指定振込金額が振込情報記憶部13に記憶された許可情報により許可された金額の範囲であるか否かを判定し、指定振込金額が許可情報により許可された金額の範囲ではない場合に、S690に移行しないように(動作させないように)する(S670)。
従って、このような振込制御システム1によれば、振込人が受取人により受取可能な金額を設定することができるので、振込人が予想しない金額が受取人により勝手に取得されてしまうことを防止することができる。また、受取人による桁間違いなどの振込額の入力ミスの防止も容易である。また、株などを購入依頼する際には、ある価格範囲になった時のみ、購入するなどの購入価格の条件を指定する事にも利用できる。
さらに、本実施例の振込制御システム1においては、仮振込処理にて、振込情報記憶部13に許可情報が記憶されると、逆振込処理にて振込希望情報に含まれる受取用パスワードおよび受取人の口座番号が振込情報記憶部13に記憶された受取用パスワードおよび受取人の口座番号と一致したと判定されるまでは、口座情報記憶部12に記憶されたこの振込人の預金残高が、許可情報により特定される金額の上限額未満にならないよう預金残高の減算を禁止する(S470)。
従って、このような振込制御システム1によれば、許可情報により特定された金額分の預金残高を常に確保することができるので、預金残高不足により振込不可となることを防止することができる。
加えて、本実施例の振込制御システム1においては、契約者用処理において振込人により入力される受取人情報には、受取人からの振込希望情報を受付可能な期間を表す期間情報が含まれており、N銀行制御装置10は、仮振込処理にて、期間情報を、受取用パスワード、振込人の識別情報、および受取人口座に関連付けて振込情報記憶部13に記憶するよう構成されている。
そして、N銀行制御装置10は、逆振込処理にて、振込希望情報が外部入力されると、振込希望情報が入力された時刻が振込情報記憶部13に記憶された期間情報により許可された期間内であるか否かを判定し、振込希望情報が入力された時刻が期間情報により許可された期間外である場合に、逆振込処理のS690を動作させないようにする(S680)。
従って、このような振込制御システム1によれば、振込人が受取人により受取可能な期間を設定することができるので、振込人が自己の口座に受取人により取得される金額を入金しておくべき期間を把握することができる。さらに、悪意の第三者にパスワードが漏れたとしても、期間限定のパスワードの為、セキュリティが高い。また、期間限定のパスワードであるため、ある程度の使い廻しが可能であり、少ない桁数で構成されるパスワードであっても、パスワード不足になり難くなる。
なお、本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
例えば、本実施例において、N銀行制御装置10は、仮振込処理のS450にて、受取用パスワード、および振込人の識別情報を、仮振込を実行することにより送信したが、例えば、振込情報記憶部13に受取人連絡先として記憶されている受取人メールアドレスに受取用パスワード、および振込人の識別情報が記載された電子メールを送信するようにしてもよい。
また、本実施例における仮振込処理においては、書誌的事項を添付した0円の振り込みを行うよう構成したが、0円の振り込みができない場合には、仮振込処理においては振込可能な最低金額(例えば1円)の振込を行い、逆振込処理の際に、仮振込を行った金額を減算した残金を振り込むように構成すればよい。
ところで、図6の逆振込処理では、図4で発生させた参照期間を用いる事なく、仮振込で振込人が設定した逆振込の設定を受取人が参照できるような処理としたが、参照期間に一致した時、受取人は、逆振込の設定を参照できるようにし、振込額入力期間に一致した時、受取人は、逆振込における指定振込金額を入力させて実行させるようにしても良い。
また、受取用パスワードは、逆振込の実行後の一定期間後は、廃棄されるようにしている。これによって、受取人が逆振込の設定を参照できる期間を制限すると共に、パスワードを使い廻しする事が可能となる。
さらに、本実施例における逆振込処理(図6)のS680においては、否定判定された場合にS610に移行するよう構成されているが、例えば、振込処理(図2)のS110に移行するよう構成してもよい。
また、図6のS610〜S640の逆振込の認証においては、受取人口座番号と受取用パスワードにて行っているが、さらに、仮振込では送られない情報も追加して認証するようにしても良い。通常、仮振込では送られない振込人口座番号やその他何らかの情報を振込人から受取人に通知しておく。そして、S620において、受取人口座番号と受取用パスワードと共に、この仮振込では送られなかった情報も合わせて、受取人が入力するようにすれば、より確実に受取人が逆振込を受取る事ができる。仮に、振込人が、仮振込の入力時に、振込先である受取人口座番号や受取人名を間違えて入力してしまって、それが、間違えられた受取人の受取人口座番号や受取人名に合致してしまって、仮振込が差し戻される事なく、間違えられた受取人に届いてしまう事があったとしても、その間違えられた受取人は、仮振込以外を通して伝えられるべき情報を知らない為、逆振込を実行させる事ができなくなる。このように、極々稀に振込先を間違えて、本来の受取人とは別人の口座番号と口座名義が仮に共に合致するような事が発生したと仮定して、受取人の仮振込が届けられても、特に、逆振込の中止を振込人や受取人などが依頼する必要がない。
ところで、仮振込によって、パスワードを受取人に送信する例を説明したが、こうした情報送信だけを目的に振込を利用するようにする事もできる。
図8は、その情報送信だけを目的にした情報送信振込処理について説明したフローチャートである。たとえば、個人用PC80からアクセスしてきたN銀行の口座を持つ顧客は、N銀行のトップ画面から認証(顧客の口座番号と暗証番号が一致するかどうか)画面を経て、この情報送信振込処理に至る。また、ATM60a〜60cからアクセスしたN銀行の口座を持つ顧客は、ATM画面においては、例えば、「預入」、「払出」、「通常振込」、「仮振込」、「逆振込」と共に、「情報送信振込」が選択可能に構成されており、「情報送信振込」を選択する事によって、認証を経て情報送信振込処理に至る事ができるようになっている。
このようにして、情報送信振込処理が開始されると、まず、S810において、情報の受取人の口座番号とその口座名義人の入力を要求し、S820にて認識する。次に、S830にて、振込人が送りたい情報を入力要求する。この時、受取人の摘要欄への入力は、大文字3文字までに限定し、受取人のお支払金額欄への入力は、大文字6文字、または、カタカナ半角12文字までしか受付けないようにしている。これ以上の情報については、自由欄で受け付けるようになっている。そして、これらの情報をS840にて認識し、S820で認識した受取人の情報と共に、振込情報記憶部13に記憶する。そして、S850において、送金額を0円として、情報送信の為の情報送信振込処理を実行する。この時、N銀行制御装置10は、受取人口座を管理している管理装置に対して、受取人口座の残高の加算額を0円とし、S830で振込人が入力した情報を受取人口座の適応欄とお支払金額欄と自由欄に記憶するように送信する。この情報振込処理も、基本的には、仮振込処理を独立させたものと同じだが、仮振込処理は、逆振込で送金をする為のパスワードを送るという目的があるのに対して、この情報振込では、送金の為に必要な情報ではなく、送金とは全く無関係の情報を振込によって送る事ができる。さらに、受取人の摘要欄とお支払金額欄に情報を入力して送信できるようにした為、従来型の通帳しか持たない受取人へも情報が送信できる。また、インターネットにて、自分の銀行口座を閲覧できる受取人へは、自由欄の情報も送る事ができる。
ここまで実施例では、インターネットやATMを用いてきたが、電話応答によって同様なシステムを構成する事もできる。電話応答システムで構成する事によって、インターネットを使えない人でも、利用し易いシステムにできる。
振込制御システムを示すブロック図である。 振込処理を示すフローチャートである。 振込処理のうち契約者用処理を示すフローチャートである。 振込処理のうち仮振込処理を示すフローチャートである。 振込処理の際に個人用PCのディスプレイに表示させる画像の表示例を示す説明図(a)、仮振込処理終了後の通帳への記載例を示す説明図(b)である。 振込処理のうち逆振込処理を示すフローチャートである。 振込処理の際に個人用PCのディスプレイに表示させる画像の表示例を示す説明図である。 情報送信振込処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…振込制御システム、5…N銀行内ネットワーク網、7…銀行間ネットワーク網、9…インターネット網、10…N銀行制御装置、11…制御部、12…口座情報記憶部、13…振込情報記憶部、14…乱数発生部、15…通信部、30…A銀行制御装置、40…B銀行制御装置、50…C銀行制御装置、60a〜60c…ATM、61…処理部、62…表示部、63…操作部、64…読書部、65…通信部、80…個人用PC。

Claims (6)

  1. 振込人を含む複数の顧客の各人を特定するための識別情報、および各顧客の預金残高を対応させた口座情報が記憶された口座情報記憶手段と、
    振込人により、少なくとも受取人口座を含む受取人の連絡先を表す受取人情報が入力されると、受取人が振込金を受け取るために使用する受取用パスワードを生成するパスワード生成手段と、
    該パスワード生成手段により生成された受取用パスワードを、振込人の識別情報および前記受取人口座に関連付けて記憶する振込情報記憶手段と、
    該パスワード生成手段により生成された受取用パスワード、および振込人を特定するための識別情報を前記受取人の連絡先に送信する振込情報送信手段と、
    受取用パスワード、指定振込金額が外部入力されると、該受取用パスワードが、前記振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致するか否かを判定するパスワード判定手段と、
    前記パスワード判定手段により、前記受取用パスワードが、前記振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致すると判定された場合に、前記指定振込金額分だけ、前記口座情報記憶手段に振込人の識別情報と対応させて記憶された預金残高から減算して記憶し直すとともに、受取人口座と振込金額とを含む振込指令を受けると振込金額分だけ受取人口座の預金残高を加算する管理装置に対して前記指定振込金額分だけ加算するよう振込指令を送る指令制御手段と、
    を備えたことを特徴とする振込制御装置。
  2. 前記振込情報送信手段は、前記受取用パスワード、および前記振込人の識別情報を、振込指令に含めて、前記受取人口座の管理装置に対して送信することを特徴とする請求項1に記載の振込制御装置。
  3. 振込人により入力される受取人情報には、受取人が受取可能な金額の範囲を表す許可情報が含まれており、
    前記振込情報記憶手段は、前記許可情報を、前記受取用パスワード、振込人の識別情報、および前記受取人口座に関連付けて記憶するよう構成されており、
    前記受取用パスワードと前記指定振込金額が外部入力されると、該指定振込金額が前記振込情報記憶手段に記憶された許可情報により許可された金額の範囲であるか否かを判定する金額判定手段と、
    該金額判定手段により前記指定振込金額が前記許可情報により許可された金額の範囲ではないと判定された場合に、前記指令制御手段を動作させないようにする第1禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の振込制御装置。
  4. 前記振込情報記憶手段により、前記許可情報が記憶されると、前記パスワード判定手段により、前記受取用パスワードが、前記振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致すると判定されるまでは、前記口座情報記憶手段に記憶された当該振込人の預金残高が、前記許可情報により特定される金額の上限額未満にならないよう該預金残高の減算を禁止する減算禁止手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の振込制御装置。
  5. 振込人により入力される受取人情報には、受取人からの振込希望情報を受付可能な期間を表す期間情報が含まれており、
    前記振込情報記憶手段は、前記期間情報を、前記受取用パスワード、振込人の識別情報、および前記受取人口座に関連付けて記憶するよう構成されており、
    前記受取用パスワードが外部入力されると、該受取用パスワードが入力された時刻が前記振込情報記憶手段に記憶された期間情報により許可された期間内であるか否かを判定する時刻判定手段と、
    該時刻判定手段により前記振込希望情報が入力された時刻が前記期間情報により許可された期間外であると判定された場合に、前記指令制御手段を動作させないようにする第2禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の振込制御装置。
  6. 振込人を含む複数の顧客の各人を特定するための識別情報、および各顧客の預金残高を対応させた口座情報が記憶された口座情報記憶手段と、
    振込人により、少なくとも受取人口座を含む受取人の連絡先を表す受取人情報が入力されると、受取人が振込金を受け取るために使用する受取用パスワードを生成するパスワード生成手段と、
    該パスワード生成手段により生成された受取用パスワードを、振込人の識別情報および前記受取人口座に関連付けて記憶する振込情報記憶手段と、
    該パスワード生成手段により生成された受取用パスワード、および振込人を特定するための識別情報を前記受取人の連絡先に送信する振込情報送信手段と、
    受取用パスワード、および指定振込金額が外部入力されると、該受取用パスワードが、前記振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致するか否かを判定するパスワード判定手段と、
    前記パスワード判定手段により、前記受取用パスワードが、前記振込情報記憶手段に記憶された受取用パスワードと一致すると判定された場合に、前記指定振込金額分だけ、前記口座情報記憶手段に振込人の識別情報と対応させて記憶された預金残高から減算して記憶し直すとともに、受取人口座と振込金額とを含む振込指令を受けると振込金額分だけ受取人口座の預金残高を加算する管理装置に対して前記指定振込金額分だけ加算するよう振込指令を送る指令制御手段と、
    を備えたことを特徴とする振込制御システム。
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