JPH07121638A - 取引処理システムに取引実行依頼を与えるための通信方式 - Google Patents
取引処理システムに取引実行依頼を与えるための通信方式Info
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- JPH07121638A JPH07121638A JP28763693A JP28763693A JPH07121638A JP H07121638 A JPH07121638 A JP H07121638A JP 28763693 A JP28763693 A JP 28763693A JP 28763693 A JP28763693 A JP 28763693A JP H07121638 A JPH07121638 A JP H07121638A
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Abstract
よって行うこと(逆振込)が出来ると共に、その際の、
振込元人の利益の安全及び暗証番号等の秘密の安全を確
実に守る。 【構成】ICカード7には振込元人の暗証番号や口座情
報が格納されている。振込先人がICカード7をホーム
ユース端末に挿入して、逆振込の要求を入力すると、ゲ
ートウェイセンタ9とICカードとの間で相互認証手続
きが実行される。相互認証が成立すると、ICカード7
は振込元人の暗証番号や口座情報のアクセス権をゲート
ウェイセンタ9に対して解錠する。次に、ゲートウェイ
セン9が、振込元人のホストコンピュータ3に問い合わ
せて、要求の逆振込が承認できるか否か確認し、承認が
確認できると、このホスト3より振込先人の口座情報を
受信し、また、ICカードから振込元人の暗証番号や口
座情報を読みだし、それらを基に逆振実行の依頼を銀行
システム1に送信する。これにより、銀行システム1に
おいて資金移動が実行される。
Description
ュータシステムのための通信方式に関わり、特に、金融
取引のように、その実行に当り取引当事者のセキュリテ
ィ情報の入力が必要な取引の処理システムにおいて、セ
キュリティ情報の安全を保証できるようにした通信方式
に関する。
ている行為の1つに、振込や振替のような資金移動行為
がある。この資金移動行為を実行する際には、送金する
側の者(以下、振込元人という)による送金の承諾を確
認しなくてはならない。振込元人が承諾を行う際には、
振込元人は自分が確かに振込元人本人であることをシス
テムに確認させる必要があるから、暗証番号のようなセ
キュリティ情報をシステムに入力する必要がある。この
セキュリティ情報は、他人に知られないよう秘密に管理
されなければならない。
元人による端末操作によってのみ行なえるものとなって
おり、送金を受ける側の者(以下、振込先人という)に
よる端末操作によってはこれを行なうことはできない。
また、端末の設置場所も、監視カメラ等の設置された特
別の場所に限定され、それによりセキュリティを高めて
いる。
しては、振込先人による端末操作でこれを行えること
が、振込先人及び振込元人の双方にとって有利である場
合がある。その1つの典型例は、企業において従業員が
業務遂行上必要な小口現金の支払を企業より受ける場合
である。この場合、通常は、従業員が経理課等へ支払を
請求して、経理課員が予め準備してある現金の中から支
払うことになる。しかし、もしこの支払行為が、従業員
による端末操作によって企業の銀行口座から従業員の銀
行口座へと所要金額を振替えることによって行うことが
できたならば、従業員にとっては、経理課へ出頭し手続
きする手間が省け、かつ、必要経費を全国随所にある銀
行のキャッシュディスペンサやATMから所望の時に引
き出せるので便利である。また、企業にとっても、経理
課における作業が減ると共に、常に多額の現金を準備し
ておく必要がないため有利である。
ステムにおいても言える。街に設置されているキャッシ
ングマシンは、多額の現金がその内に収容されてあり、
かつ、格別の防犯対策が構じられている。もし、このキ
ャッシングサービスを、キャッシングを受ける者(振込
先人)の端末操作による口座振替によって行えるなら
ば、貸金会社(振込元人)にとっては、特別のキャッシ
ングマシンを設置する必要がなく、かつ、資金を常に自
己の銀行口座に置いておけるので有利である。
資金移動が行なえることが非常に便利な場合がある。以
下、この種の資金移動を、振込元人の操作により行なう
「振込」とは逆関係の行為であるという意味で、「逆振
込」と呼ぶことにする。
問題は、振込元人による承諾をどのように得るかという
点である。即ち、既に述べたように、既存の銀行システ
ムの方式は、振込元人が振替を承諾していることを確認
するために、振込元人のセキュリティ情報(暗証番号)
の入力を必要とする。この既存の方式を崩すことなくそ
のまま流用して逆振込が実現できれば、それが最も望ま
しい。そのためには、逆振込の手順のどこかで振込元人
のセキュリティ情報が入力されなければならない。しか
し、振込元人の作業負担を減らす、という上述した逆振
込の1つのメリットを十分生かすためには、振込元人自
身がセキュリティ情報を入力するというステップを、逆
振込の手順に含ませたくない。一方、振込元人のセキュ
リティ情報は絶対に、他人、特に振込先人に知られるよ
うなことがあってはならない。
実現する際には存在する。
で、その第1の目的は、振込先人の端末操作によって銀
行システムに「逆振込」を実現させることを可能にする
ための、振込先人が操作する端末と、銀行システム間を
結ぶ通信方式を提供することにある。
式において、上述した「逆振込」のメリットを生かしつ
つその取引自体の安全を確信するために、振込元人の端
末操作を必要とせずに、振込元人の承諾を確認できるよ
うにすることにある。
式において、振込元人のセキュリティ情報の保秘性を確
保しつつ、そのセキュリティ情報の入力が振込先人の端
末操作によって行なえるようにすることがある。
だけでなく他の種々の取引の処理システムにおいても、
取引実行の際に要求される取引当事者のセキュリティ情
報を、その情報の保秘性を確保しつつ、当事者以外の者
の端末操作によってシステムに入力できるようにするこ
とにある。
成するため、取引処理システムに対し取引の実行依頼を
送信するための新規な通信方式を提供する。本発明の通
信方式は、取引を行なう一方の当事者(第一当事者)が
所持するICカードと、このICカードのためのリーダ
/ライタを備えた第一当事者が利用できる端末装置と、
この端末装置と取引処理システムとの間に設けられたゲ
ートウェイセンタとを備える。
必要となる、取引の他方の当事者(第二当事者)のセキ
ュリティ情報を記憶している。例えば、取引が銀行での
振込や振替の場合は、第一当事者とは振込先人であり、
第二当事者とは振込元人であり、ICカードに記憶され
ているセキュリティ情報とは、振込元人の振込振替暗証
番号である。
のアクセス権は通常は施錠されており、所定手続きによ
る認証が成立したときのみ解錠されるようになってい
る。そして、この解錠のための認証手続きの機能は、ゲ
ートウェイセンタが有している。
ライタに結合されている時、ゲートウェイセンタは、I
Cカードと認証手続きを実行して上記アクセス権を解錠
させ、それにより、第二当事者のセキュリティ情報をI
Cカードより読み込むことができる。
当事者の取引実行要求を受けると、要求された取引が第
二当事者により承認されたか否かを判断し、そして、承
認されたと判断すると、ICカードから読み込んだセキ
ュリティ情報を用いて、取引実行依頼を作成して取引処
理システムに送信する。
ートウェイセンタはICカードより振込元人の暗証番号
を読み込み、そして、端末装置からの振込先人の振込要
求が振込元により承認されているならば、その読み込ん
だ暗証番号を用いて銀行システムに対し振込振替実行依
頼を作成して送信する。
錠のための認証は、ICカードとゲートウェイセンタと
の間の相互認証であることが望ましい。
リティ情報は、暗号化された状態で記憶されており、ゲ
ートウェイセンタにおいて、復号化されることが望まし
い。
事者の情報(例えば、振込・振替の場合の振込先人の口
座番号など)は、通信方式内に予め登録されていて、第
一当事者がこれを端末入力する必要がないようにするこ
とが望ましい。
を実行した後、その処理結果がゲートウェイセンタを通
じてICカードに送られて記録されるようにすることが
できる。この場合、この処理結果はICカードにおいて
暗号化されて記録されることが望ましい。
を実行したい場合、基本的操作として、ICカードを端
末装置に挿入して端末装置から取引実行要求を入力すれ
ば、これを受けてゲートウェイセンタが、その要求され
た取引が第二当事者に承認されているか否かを自動的に
判断し、承認されていれば、ICカードから第二当事者
のセキュリティ情報を読みだして取引実行依頼を作成し
て取引処理システムに送信する。これにより、第二当事
者からセキュリティ情報を入力してもらわなくても、第
一当事者の所望する取引が実行できる。
なければ、取引実行依頼は発信されないので、第二当事
者が不測の損害を被るおそれはない。また、ICカード
内の第二当事者のセキュリティ情報のアクセス権を解錠
するための認証機能は、ゲートウェイセンタだけが持
ち、端末装置やその他の装置は持たないため、セキュリ
ティ情報の秘密性も安全に守られる。
に適用した場合には、振込元人の暗証番号や口座情報を
記憶したICカードを振込先人が所持し、振込先人がこ
のICカードを端末装置に挿入して逆振込の要求を入力
する。すると、ゲートウェイセンタが要求された逆振込
が振込元人により承認されているか否かチェックし、承
認されていれば、ICカードから振込元人の暗証番号や
口座情報を読みだし、これを用いて資金移動依頼を作成
して銀行システムに送信する。
に、振込先人の端末操作で逆振込が実行できる。しか
も、振込元人が承認していない振込が誤って行われるこ
とはないし、振込元人の暗証番号が振込先人やその他の
第三者に知られてしまうこともなく、振込元人にとって
安全である。
のアクセス権解錠のための認証を、ICカードとゲート
ウェイセンタとの間の相互認証とすることが望ましい。
それにより、偽造のICカードを使用した場合、及びオ
ーソライズされてない偽のゲートウェイセンタが通信の
仲介に立った場合の双方において、セキュリティ情報が
読み出されることがなく、かつ、取引が実行されること
がないので、双方の当事者の利益の安全がより確実に守
られる。
セキュリティ情報を暗号化した状態で記憶し、これをゲ
ートウェイセンタにおいて復号化するようにしすること
が望ましい。これにより、セキュリティ情報の秘密がよ
り一層安全に守られる。
のような第一当事者の情報は、方式内に予め登録される
ようにし、第一当事者が端末から入力する必要がないよ
うにすることが望ましい。これにより、もし、ICカー
ドが第三者に不正使用されて取引が実行されたとして
も、その第三者が当事者となるような取引が成立するこ
とはないので、第一、第二当事者の利益の安全が維持さ
れる。
結果をゲートウェイセンタを通じてICカードに返送し
て、ICカードにおいてこれを暗号化して記憶するよう
にすることが望ましい。これにより、ゲートウェイセン
タなどのオーソライズされた機関が後に必要に応じて取
引の履歴を参照でき、また一方で、当事者が勝手に取引
履歴を変造する危険も回避できる。
明する。
す。この実施例は、企業に於ける社員への小口現金支払
の用途に本発明を適用したものである。
(A銀行)の処理システムを示し、このA銀行システム
1では、企業の預金口座とその社員の預金口座とが管理
されている。
示し、この企業ホスト3は、社員への経費支払業務を処
理するための経費システムを含む。この経費システム
は、社員の預金口座に関する各種情報、例えば、口座番
号、名義人名、預金種別等を記録したファイルを有す
る。
使用するための、ホームユース端末と呼ばれる端末装置
を示す。このホームユース端末5は、社員の利用に便利
な場所、例えば、各地にある企業の作業所や支店などに
設置されている。このホームユース端末5は、ICカー
ドリーダ/ライタを備え、社員の所持するICカード7
にアクセスすることができる。
あって、企業の口座情報、例えば、口座番号、名義人
名、預金種別及び振込振替暗証番号を記憶している。こ
の内少なくとも振込振替暗証番号は暗号化された形態で
記憶されている。このICカード7は、相互認証機能を
有するタイプのもの、例えば、エヌ・ティ・ティ・デー
タ通信株式会社製の「S型ICカード」である。そし
て、ICカード7において、企業の口座情報に関するア
クセス権は、通常は施錠されており、所定の手順に従う
相互認証が成立した時のみこれを解錠する。
アクセス権に関する相互認証の手順はゲートウェイセン
タ9のみが行なうことができ、他のシステムや端末はこ
の手順を知らないことである。従って、社員がICカー
ド7内から企業口座情報を読み出すことはできない。
ムユース端末5は、ゲートウェイセンタと呼ばれる一種
の通信中継及び取引仲介のシステム9に接続されてい
る。ゲートウェイセンタ9と銀行システム1とは、銀行
専用の通信網、例えば、エヌ・ティ・ティ・データ通信
株式会社により提供される「銀行ANSER」11を介
して接続されている。
ス端末5とは公衆の通信網、例えば、ビデオテックス
(VTX)網13及び公衆電話網15を介して接続され
ている。
略は以下の通りである。
信してゲートウェイセンタ9と接続する(ステップS
1)。続いて、社員は、経費支払要求をホームユース端
末5に入力すると共に、ICカード7をホームユース端
末5に挿入する。すると、ゲートウェイセンタ9がIC
カード7がA銀行発行のものであることを確認し、確認
ができると、ゲートウェイセンタ9とICカード7との
間で、相互認証手続きが行なわれ、相互認証が成立する
とICカード7内の企業口座情報のアクセス権が解錠さ
れる。
ユース端末5と企業ホスト3とを接続する(ステップS
2)。この状態で、社員の操作するホームユース端末5
と企業ホスト3の経費システムとの間で所定の経費支払
の手続きが行われる(ステップS3)。
をホームユース端末5に送り返し、この社員口座情報は
ICカード7に書き込まれる(ステップS4)。
ド7内の企業口座情報と社員口座情報とを読み出し、企
業口座から社員口座への振替要求コマンドを作成して、
このコマンドを、ICカード7が当該銀行発行のもので
ありかつ相互認証が成立したことを示す情報と共に、銀
行システム1に送信する(ステップS5)。銀行システ
ム1は、このコマンドに応答して、振替を実行する。
ャッシュディスペンサ(CD)やATM19を利用し
て、自己の口座に振込まれた経費を引き出す(ステップ
S6)。
トウェイセンタ9とICカード7との間の相互認証が成
立したときのみアクセス可能となるため、不正に発行さ
れたICカードを用いた場合や、正当でないゲートウェ
イセンタに接続された場合などには、上述した逆振込は
実行されない。これにより、企業口座情報に含まれる暗
証番号などのセキュリティ情報の保秘が確保され、か
つ、企業が承認していない逆振込が実行されることがな
い。
Cカード7内に収められているため、逆振込に際して、
企業が暗証番号を入力する等の操作は不要である。つま
り、企業にとっては、格別の操作をせずとも自動的に必
要な経費を社員に支払うことができる。
ムユース端末から支払請求を行なえ、かつ全国随所にあ
るCD/ATMより経費を引き出せるので、特に出張時
には大変便利である。
動作を図2から図8のフローチャートを参照して詳細に
説明する。
ゲートウェイセンタ9と接続する手順を示す。
になると、図示の様なメニュー画面が表示される(ステ
ップS101)。この画面の中で「2.NEWANSE
R」が経費逆振込の選択項目である。この項目が選択さ
れると(ステップS102)、ホームユース端末5は電
話網に対して発信し(ステップS103)、ゲートウェ
イセンタ9に着信する(ステップS104)。
(ステップS105)、ホームユース端末5はVTX網
13のプロトコルに従い、自端末の端末プロファイル
(TPF)を3回連続して送信する(ステップS10
6)。ゲートウェイセンタ9は、TPFを受信すると
(ステップS107)、独自のプロトコルに従い、端末
5に対し業務開始を指示する(ステップS108)。こ
れを受けて、端末5は予めセットされているプログラム
カードより経費逆振込業務のプログラムをロードして当
該業務を開始し、まず、開始応答をゲートウェイセンタ
9に送出する(ステップS109)。
る。
ド) ゲートウェイセンタ9で管理する提携関係管理情報に対
する検索のインデックスとなる。一纏まりになった複数
のサービスを提供する企業グループの識別番号であり、
そのICカード7を使ってサービスを受けることができ
る企業グループを示す。
該当するサービスメニューの新旧を示す。
ートウェイセンタ9とICカード7との間の相互認証の
動作を示す。
「包括提携企業コード」をインデックスとして提携関係
管理情報を検索して、その企業グループが提供するサー
ビスのメニュー画面を読みだし、これをホームユース端
末5に送信する(ステップS110)。ホームユース端
末5では、利用可能なサービス、例えば、「経費仮払い
サービス」を呈示したメニュー画面が表示される(ステ
ップS111)。
と、端末5はICカードを利用するか否かを尋ねる。社
員は「する」を選択してICカード7を端末5に挿入
し、そして、ICカード7のパスワードを端末5に入力
する。このパスワードは、ICカード7がその所持者を
認証するためのコードであり、これの入力によりICカ
ード7が利用可能な状態に活性化される。
らゲートウェイセンタ9に社員が選択したサービスとI
Cカード7の利用の有無とが通知される(ステップS1
12)。続いて、ゲートウェイセンタ9は、端末5に対
して、ICカード7からの「会員番号」の読み込みを指
示する(ステップS113)。ここで、会員番号とはI
Cカード7を所持する社員の識別コードである。会員番
号を受信すると(ステップS114)、次に、ゲートウ
ェイセンタ9はICカード7との相互認証動作に入る
(ステップS115〜S120)。
ンタ9が相互認証コマンドAをICカード7に送信する
(ステップS115)。この相互認証コマンドAには乱
数列が含まれている。これを受信したICカード7は、
これとは異なる乱数列を発生させこの乱数列を含んだ応
答Aをゲートウェイセンタ9に返す(ステップS11
6)。
含まれている乱数列を、ICカード7と共有する1対の
暗号化キーの一方を用いて暗号化し、この暗号化した乱
数列を含んだ相互認証コマンドBをICカード7に送信
する(ステップS117)。これを受けて、ICカード
7は、相互認証コマンドAに含まれていた乱数列を上記
共有する一対の暗号化キーの他方を用いて暗号化し、こ
の暗号化した乱数列を含んだ応答Bをゲートウェイセン
タ9に返送する(ステップS118)。
れぞれ、相手から受信した暗号化コードが自己の送出し
た乱数列を正しく暗号化したものである時、それぞれの
相手方が正当な暗号化キーと暗号化機能を持つことを認
識し、これにより相互認証の第一段階が成立する。
ェイセンタ9が、ICカード7と共有する照合用キーを
含んだキー照合コマンドをICカード7に送信する(ス
テップS119)。ICカード7は受信した照合用キー
を自カード内の照合用キーと照合し、その結果をゲート
ウェイセンタ9に送る(ステップS120)。
に成立する。これにより、ICカード7は、ゲートウェ
イセンタ9が銀行の認定を受けた正当なものであること
を認識し、ゲートウェイセンタ9に対し企業口座情報の
アクセス権を解錠する。また、ゲートウェイセンタ9
は、ICカード7が銀行の発行による正当なものである
ことを認識する。
こで逆振込業務は中止される。
の成立後、ゲートウェイセンタ9からICカード7に対
してオンラインで照合用キーを書き変える機能が設けら
れており、これにより相互認証の安全性がより高められ
る。
は企業ホスト3に対し接続要求を発する(ステップS1
21)。この接続要求には、次の情報が含まれている。
じ。
の選択したサービス(本実施例の場合は「経費仮払いサ
ービス」)を提供する企業のコード。
経費システムを起動して、この経費システムの業務選択
メニュー画面をホームユース端末5に送信する(ステッ
プS122)。
ームユース端末5と企業ホスト3との間の交信動作を示
す。
受信した図示の様な業務選択メニュー画面を表示する
(ステップS123)。社員は、このメニュー画面の中
から仮払い申請を選択する(ステップS124)。この
選択結果は企業ホスト3に送信され(ステップS12
5)、企業ホスト3は仮払い申請が選択されたことを認
識する。そして、企業ホスト3は事前に受信している
「会員番号」をキーとして、個人情報ファイルを検索し
てその社員の個人情報を読みだし(ステップS12
6)、その表示画面をホームユース端末5に送信する
(ステップS127)。ここで、個人情報とは氏名、個
人識別コード、仮払い可能残高などである。
し、社員はその内容が正しいことを確認してその旨の応
答を入力する(ステップS128)。この応答を受信す
ると(ステップS129)、企業ホスト3は次に、申請
金額と使途コードの入力画面をホームユース端末5に送
り表示させる(ステップS130)。
ス端末5に入力すると(ステップS131)、企業ホス
ト3がこれを受信する(ステップS132)。企業ホス
ト3は受信内容を承認した場合には、続いてその受信内
容の確認画面をホームユース端末5に送って表示させる
(ステップS133)。社員はこの表示内容での逆振込
が企業に承認されたことを認識し、そしてその内容に問
題がなければ、社員が確認応答を入力し(ステップS1
34)、これが企業ホスト3に受信される(ステップS
135)。これで、社員と企業との間の逆振込実行に関
する合意が成立する。
ートウェイセンタ9が口座情報を取得するための動作を
示す。
に必要な情報を個人情報ファイルから検索し(ステップ
S136)、「振込決済依頼」を作成してゲートウェイ
センタ9に送る。ここで「振込決済依頼」には、次の様
な情報が含まれる。これらの情報の内、振込先情報が個
人情報ファイルから読み出されたものである。
ド。
め、社員はこの振込先情報(自己の口座情報)を端末か
ら入力する必要がない。これにより、企業及び社員の利
益の保護が図れる。即ち、もし第三者がICカード7を
入手して不正使用して逆振込の実行に成功したとして
も、企業口座から社員口座への資金移動が行われるだけ
で、第三者の口座へは入金されないから、後に企業と社
員間での清算すれば不利益は生じない。
ら受信した「振込決済依頼」をICカード7のワーク領
域に書き込むよう、ホームユース端末5に対し指示する
(ステップS138)。
振込依頼に必要な以下の3種の情報をICカード7から
取得する処理に入る(ステップS139〜S147)。
報」。
報。既に述べたように、本情報はICカード7に登録さ
れておりゲートウェイセンタ9のみがアクセスでき、社
員はアクセス(見ること及び書き換えること)すること
はできない。
証番号であり、予め企業が決定して銀行に通知してあ
る。本情報は企業と銀行以外の者に対して秘密にされる
必要がある。既に述べたように、本情報はICカード7
に暗号化されて登録されており、ゲートウェイセンタ9
のみがアクセス及び復号化でき、社員はアクセスできな
い。
ウェイセンタ9は、まず、先程ICカード7に書き込ん
だ「振込決済依頼」の読み込みをホームユース端末5に
指示し(ステップS139)、そして、ホームユース端
末5が読み込んだ「振込決済依頼」と先程ホームユース
端末5に書き込ませた「振込決済依頼」とを照合する
(ステップS140)。この照合が一致したならば、ゲ
ートウェイセンタ9は、読み込んだ「振込決済依頼」か
ら振込先情報を取得する(ステップS141)。
(社員)の口座情報のICカード7からの読み込みをホ
ームユース端末5に指示し(ステップS142)、ホー
ムユース端末5より振込元口座情報を取得する(ステッ
プS143)。
替暗証番号のICカード7からの読み込みをホームユー
ス端末5に指示し(ステップS144)、ホームユース
端末5より暗号状態の振込振替暗証番号を取得する(ス
テップS145)。そして、ゲートウェイセンタ9は振
込振替暗証番号を復号化する(ステップS146)こと
により、利用可能な振込振替暗証番号を取得する(ステ
ップS147)。
ートウェイセンタ9から銀行システム1に振込振替を指
示する動作を示す。
SER11との独自プロトコルに従い、銀行システム1
に対する「資金移動指令」を送信する(ステップS14
8)。この「資金移動指令」には上述した「振込先情
報」、「振込元情報」及び「振込振替暗証番号」が含ま
れている。
信し(ステップS149)、これに関して各種項目(例
えば、口座の存在確認、残高確認、暗証番号一致確認
等)のチェックを行なう。その後、銀行システム1は、
当該銀行の規定に照して、当該資金移動(振込振替)を
許可する場合、「資金移動報告」をゲートウェイセンタ
9に返送する(ステップS150)。ここで、「資金移
動報告」には、「受付番号」、「振込先情報」、「申請
金額」等が含まれている。
ンタ9は、「振込依頼結果」をICカード7のワーク領
域に書き込むよう、ホームユース端末5に指示する(ス
テップS151)。ここで、「振込依頼結果」には、
「資金移動報告」に含まれる上述の情報や振込のステー
タス(振込途中状態)を示す情報が含まれている。
7に書き込まれるが、その際、ICカード7は、「振込
依頼結果」の偽造を防止するため、「振込依頼結果」を
ワーク領域に記憶する(ステップS152)と共に、
「振込依頼結果」から算出された暗号データをゲートウ
ェイセンタ9に返送する(ステップS153)。
タが元の「振込依頼結果」を正しく暗号化したものか否
かチェックし(ステップS154)、正しければ確認画
面をホームユース端末5に送信する(ステップS15
5)。これによりホームユース端末5に図示の様な「振
込依頼結果」を表わす確認画面が表示される。
の内容での振込振替の実行を依頼する応答をホームユー
ス端末5に入力する(ステップS156)。この依頼応
答を受けたゲートウェイセンタ9は、確認暗証番号の入
力要求の画面をホームユース端末5に送信し(ステップ
S157)、図示の様な画面がホームユース端末5に表
示される。ここで、「確認暗証番号」とは、その内容で
逆振込を実行することを振込先人が確かに依頼したとい
うことを最終的に確認するために入力する暗証番号であ
る。この「確認暗証番号」を入力する必要があることに
より、第三者によるICカード7の不正使用を防止する
ことができる。
ムユース端末5に入力する(ステップS158)。この
入力された確認暗証番号は、まず、ICカード7に入力
されて暗号化され(ステップS159)、そしてホーム
ユース端末5からゲートウェイセンタ9へ送信される
(ステップS160)。
認暗証番号を受信すると(ステップS161)、これを
復号化することにより、この確認暗証番号を取得する
(ステップS162)。
テム1に「資金移動確認指令」を送信し(ステップS1
63)、銀行システム1はこれを受信する(ステップS
164)。この「資金移動確認指令」には確認暗証番号
が含まれている。銀行システム1は、受信した確認暗証
番号を照合した後、「資金移動確認報告」をゲートウェ
イセンタ9に対し送信する(ステップS165)。これ
により資金移動(振込振替)依頼の受付が完了し、銀行
システム1は会社口座から社員口座への経費振替を実行
する。
「振込依頼結果」をICカード7に保存するための動作
を示す。
た「資金移動結果報告」に基づき、図示の様な受付画面
をホームユース端末5に送信して表示させる(ステップ
S166)。社員は、この受付画面の内容が自己の要求
通りであれば、確認応答を入力し(ステップS16
7)、これをゲートウェイセンタ9が受信する(ステッ
プS168)。
済応答」を企業ホスト3に送信し(ステップS16
9)、企業ホスト3は、この「振込決済応答」から銀行
での振込処理が正常に終了したことを確認する(ステッ
プS170)。
終了を認識した事をICカード7に書込ませる依頼をゲ
ートウェイセンタ9に送信する(ステップS171)。
ゲートウェイセンタ9は、この依頼を受信すると(ステ
ップS172)、「振込依頼結果」を暗号化してそのワ
ーク領域に記録する(ステップS173)と共に、「振
込依頼結果」をホームユース端末5に送信する。ここ
で、「振込依頼結果」には受付番号、振込先情報、振込
金額及び振込ステータス等が含まれており、振込ステー
タスは振込の完了を示している。
信した「振込依頼結果」を暗号化してワーク領域に書込
む(ステップS174)と共に、その暗号化した「振込
依頼結果」をゲートウェイセンタ9に返送する(ステッ
プS175)。ここで、ICカード7での暗号化の手法
はゲートウェイセンタ9でのそれと同一のものである。
態の「振込依頼結果」を当該センタ9内の暗号状態の
「振込依頼結果」と照合し(ステップS176)、一致
すれば、「振込結果書込応答」を企業ホスト3に送信す
る(ステップS177)。
受信することにより(ステップS178)、ICカード
7、ゲートウェイセンタ9及び企業ホスト3の3者が
「振込依頼結果」を確認した事を認識する。
モ」のICカード7への書込要求をゲートウェイセンタ
9に送信し(ステップS179)、ゲートウェイセンタ
9は、この要求を受信すると(ステップS180)、
「履歴参照メモ」のICカード7への書込をホームユー
ス端末5に指示する(ステップS181)。
て、振込結果を示した画面を表示する(ステップS18
2)。社員は、この表示された結果のICカード7への
保存を希望する場合には、「保存」を選択し(ステップ
S183)、それによりこの振込結果がICカード7に
書込まれる(ステップS184)。
れると、その旨の応答がゲートウェイセンタ9に送られ
る。ゲートウェイセンタ9は、この応答を受信すると
(ステップS185)、「履歴参照メモ書込応答」を企
業ホスト3に送信する(ステップS186)。企業ホス
ト3は、「履歴参照メモ書込応答」を受信すると(ステ
ップS187)、振込結果がICカード7に保存された
事を認識し、続いて、経費仮払いサービスの処理終了を
示す画面をゲートウェイセンタ9を通じてホームユース
端末5に送信する(ステップS188)。
経費仮払いサービスを終了するための動作を示す。
を表示し(ステップS189)、社員は終了してよけれ
ば、「確認」を選択する(ステップS190)。これを
受けて、企業ホスト3は図3のステップS122で送信
したと同じ業務選択メニュー画面をホームユース端末5
に送信する(ステップS191)。
ニュー画面を表示し、社員はこの画面内から「終了」を
選択する(ステップS192)。企業ホスト3は、この
応答を受信すると(ステップS193)、「端末切断要
求」をゲートウェイセンタ9に送信する(ステップS1
94)。
求」を受信すると(ステップS195)、図3のステッ
プS110で送信したと同じサービスメニュー画面をホ
ームユース端末5に送信し(ステップS196)、か
つ、「端末切断応答」を企業ホスト3に送信する(ステ
ップS197)。この「端末切断応答」を受信した企業
ホスト3は、経費システムを終了し、ゲートウェイセン
タ9との交信を終了する(ステップS198)。
ニュー画面を受信すると、ICカード7を排出し(ステ
ップS199)、そして、サービスメニュー画面を表示
する(ステップS200)。社員はこの画面の中から
「終了」を選択する(ステップS201)。
すると(ステップS202)、「終了要求」をホームユ
ース端末5に送信し(ステップS203)、ホームユー
ス端末5は「終了応答」をゲートウェイセンタ9に返送
する(ステップS204)。ゲートウェイセンタ9は
「終了応答」を受信することにより(ステップS20
5)、ホームユース端末5に対する処理が終了したと判
断し、VTX網13に対して「切断要求(DCC)」を
送信する(ステップS206)。
13から「切断応答(DCR)」を受信することにより
(ステップS207)、ホームユース端末5との接続の
解除が成立したと判断する。また、VTX網13は、ゲ
ートウェイセンタ9とホームユース端末5との接続を開
放する(ステップS208)。また、ホームユース端末
5は元のメニュー画面を表示する(ステップS20
9)。これにより経費仮払いのための逆振込手続きが完
了する。
が、本発明は、この実施例以外にも種々の態様で実施す
ることができる。例えば、ゲートウェイセンタ9が、企
業ホスト3の処理の代行を企業より完全に委託されるこ
とにより、企業ホスト3と交信することなく、ホームユ
ース端末5と銀行システム1との交信だけで、上述した
ような逆振込手続きを行なうようにすることもできる。
め登録された会員に対する現金貸し付けサービスや、代
金や売掛金の自動回収システム等にも応用することがで
きる。
取引当事者の一方の所持するICカードに他方の当事者
のセキュリティ情報を施錠された状態で格納しておき、
一方の当事者がホームユース端末にICカードを挿入し
て取引要求を入力することにより、ゲートウェイセンタ
がその取引が他方の当事者により承認されているか否か
を判断し、承認されていれば、ICカードを解錠してセ
キュリティ情報を読みだし、取引実行依頼を作成して取
引処理システムに発信するようにしているため、一方の
当事者だけの端末操作によって、他方の当事者の手を格
別煩わせることなく取引が実行でき、しかも、その際の
当事者の利益の安全及びセキュリティ情報の安全も確実
に守ることが出来る。
図。
ら発信してゲートウェイセンタ9と接続する動作を示す
フローチャート。
ンタ9とICカード7との間の相互認証の動作を示すフ
ローチャート。
末5と企業ホスト3との間の交信動作を示すフローチャ
ート。
ンタ9が口座情報を取得するための動作を示すフローチ
ャート。
ンタ9から銀行システム1に振込振替を指示する動作を
示すフローチャート。
果」をICカード7に保存するための動作を示すフロー
チャート。
ービスを終了するための動作を示すフローチャート。
Claims (8)
- 【請求項1】 第一当事者及び第二当事者との間の取引
を処理するシステム(1)に対し、前記取引の実行依頼
を送信するための通信方式において、 第一当事者が所持するICカード(7)と、 前記ICカードのためのリーダ/ライタを備えた、前記
第一当事者が利用できる端末装置(5)と、 前記端末装置と前記取引処理システムとの間に設けられ
たゲートウェイセンタ(9)と、を備え、 前記ICカードは、 前記取引実行依頼に必要な前記第二当事者のセキュリテ
ィ情報を記憶したエリアと、 前記セキュリティ情報のアクセス権の施解錠をコントロ
ールする手段とを有し、 前記施解錠コントロール手段は所定手続きによる認証が
成立したときのみ前記アクセス権を解錠するようになっ
ており、 前記ゲートウェイセンタは、 前記ICカードが前記端末装置のリーダ/ライタに結合
されている時、前記施解錠コントロール手段に対して前
記所定手続きを実行して前記アクセス権を解錠させ、そ
して、前記第二当事者のセキュリティ情報を前記ICカ
ードより読み込む手段と、 前記端末装置からの前記第一当事者の取引実行要求を受
けて、要求された取引が前記第二当事者により承認され
たか否かを判断する手段と、 前記判断手段が承認されたと判断した時、前記読み込み
手段からの前記セキュリティ情報を用いて、前記要求さ
れた取引の実行依頼を作成して前記取引処理システムに
送信する手段と、を有することを特徴とする通信方式。 - 【請求項2】 請求項1記載の方式において、 前記所定手続きによる認証が、前記ICカードと前記ゲ
ートウェイセンタとの間の相互認証であることを特徴と
する取引処理システムに取引実行依頼を与えるための通
信方式。 - 【請求項3】 請求項1記載の方式において、 前記第二当事者のセキュリティ情報は、暗号化されて前
記ICカードに記憶されており、 前記ゲートウェイセンタが、前記ICカードから読み込
まれた暗号状態の前記セキュリティ情報を復号化する手
段を更に有する、ことを特徴とする通信方式。 - 【請求項4】 請求項1記載の方式において、 前記ゲートウェイセンタが、前記取引処理システムより
前記依頼した取引の処理結果を受け、この処理結果の前
記ICカードへの書込を前記端末装置に指示する手段を
更に有し、 前記ICカードが、前記ゲートウェイセンタからの前記
処理結果を暗号化して記憶する手段を更に有する、こと
を特徴とする通信方式。 - 【請求項5】 請求項1記載の方式において、 前記取引実行依頼に必要な前記第一当事者に関する情報
が、前記ゲートウェイセンタがアクセス可能な所定場所
に予め登録されていることを特徴とする通信方式。 - 【請求項6】 請求項1記載の方式において、 前記取引処理システムは、第二当事者の預金口座から第
一当事者の預金口座への資金移動を処理するシステムで
あり、 前記セキュリティ情報とは、前記第二当事者の振込振替
暗証番号であり、 前記ICカードは前記第二当事者の振込振替暗証番号及
び前記第二当事者の預金口座を特定するための振込元口
座情報を記憶しており、 前記ゲートウェイセンタの読み込み手段は、前記振込振
替暗証番号及び前記振込元口座情報とを前記ICカード
より読み込み、 前記ゲートウェイセンタの取引依頼送信手段は、前記読
み込まれた振込振替暗証番号及び前記振込元口座情報と
を用いて、前記資金移動の実行依頼を作成して前記取引
処理システムに送信する、 ことを特徴とする通信方式。 - 【請求項7】 請求項6記載の方式において、 前記振込振替暗証番号及び前記振込元口座情報のうち、
少なくとも前記振込振替暗証番号が暗号化されて前記I
Cカードに記憶されており、 前記ゲートウェイセンタは、前記暗号化された前記振込
振替暗証番号を復号化する手段を更に有する、ことを特
徴とする通信方式。 - 【請求項8】 請求項6記載の方式において、 前記第二当事者が管理する情報処理システムを更に備
え、 前記第二当事者が管理する前記情報処理システムは、前
記第一当事者の預金口座を特定するための振込先口座情
報を記憶しており、かつ、前記ゲートウェイセンタと通
信可能に接続されており、 前記ゲートウェイセンタの判断手段は、前記第一当事者
の取引実行要求を受けると、前記第二当事者が管理する
情報処理システムと交信することにより、要求された取
引が第二当事者により承認されたか否かを判断し、 前記ゲートウェイセンタの取引実行依頼送信手段は、更
に、前記第二当事者が管理する情報処理システムから前
記振込先口座情報を受信し、前記判断手段が承認された
と判断したとき、前記振込先口座情報と、前記振込振替
暗証番号と、前記振込元口座情報とを用いて前記取引実
行依頼を作成する、ことを特徴とする通信方式。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP28763693A JP3354667B2 (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 取引処理システムに取引実行依頼を与えるための通信方式 |
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ID=17719798
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1993
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