JP6307855B2 - 通知データ生成装置、コンピュータプログラム、通知データ生成方法、通知システム - Google Patents

通知データ生成装置、コンピュータプログラム、通知データ生成方法、通知システム Download PDF

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Description

本発明は、督促が必要な顧客を特定し、特定した顧客に対する通知データを生成する通知データ生成装置等に関する。
金融機関で行う融資業務の一部として、返済が滞っている顧客に対して返済を督促する業務が行われている。この督促業務は、コールセンタのオペレータが顧客に電話連絡することにより行っている。また、督促状を郵送するという手段も取られている。
一方、例えば、ATM(Automated Teller Machine)、CD(Cash Dispenser)の端末装置を利用する顧客に対して、各種の情報を提供することが行われている(特許文献1、特許文献2)。
特許第5043255号公報 特開平10−27207号公報
しかし、自宅への電話連絡は顧客が不在又は留守の場合は、連絡を取ることが出来ない。携帯電話への連絡でも顧客が電話を取れない状況であったり、居留守をしたりして電話を取らない場合もあり、確実に連絡が取れるとは限らない。督促状は届いたとしても開封して顧客が内容確認したか否かはわからない。
督促業務においては、顧客に督促内容を確実に伝達し、また、督促が顧客に伝達された記録を保持することが求められる。伝達した記録がなければ、返済しない顧客に法的措置を取ることは認められないからである。
このように督促状(文書)又は電話による連絡が困難な顧客は、他の手段で連絡を行うことが必要となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、督促対象の顧客との連絡に関する履歴に基づいて、通知を行う顧客を特定し、顧客への通知を行う手段を提供することを目的とする。
一つの態様では、コールセンターシステムで管理される督促対象の顧客の識別情報を記憶する顧客情報記憶部と、前記コールセンターシステムで管理される顧客との連絡に関する履歴を該顧客の識別情報と対応付けて記憶する履歴記憶部と、勘定系システムにおける顧客により入出金の操作が行われる装置において顧客情報を検出した場合に、前記顧客情報記憶部に記憶されている識別情報に対応付けられた履歴を前記履歴記憶部から読み出す読み出し部と、読み出した前記履歴の内容が所定の督促の条件を満たす顧客を特定する特定部と、特定した前記顧客が満たす前記所定の督促の条件に対応する、前記入出金の操作を行う装置に表示させる通知データであって、前記入出金の操作を行う装置に対する顧客の操作により前記通知データが確認された情報を取得した場合に前記履歴記憶部の履歴を更新するために表示させる通知データを生成する生成部とを備える。
本発明の一観点によれば、督促対象の顧客との連絡に関する履歴に基づいて、通知を行う顧客を特定し、特定した顧客に対応する通知データを生成することが可能となる。
督促システムの構成の一例を示す説明図である。 コールセンタシステムに含まれるコールセンタサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 債務者DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 ローンDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 交渉履歴DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 ATM督促判定DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 テンプレートDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 メッセージDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 オペレータDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 勘定系システムに含まれる勘定系サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 入出金履歴DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 ATM装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 督促処理の手順の一例を示すフローチャートである。 ケース判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 メッセージ生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 メッセージ表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。 メッセージが表示されているATM装置の表示部の一例を示す説明図である。 同期処理の手順の一例を示すフローチャートである。 コールセンタのオペレータ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 メッセージが表示されているATM装置の表示部の一例を示す説明図である。 メッセージが表示されているATM装置の表示部の一例を示す説明図である。 実施の形態2に係るATM督促判定DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態3に係る不在判定補正DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 実施の形態4に係るコールセンタのオペレータ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 実施の形態4に係るコールセンタのオペレータ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。 コールセンタサーバの機能構成の一例を示すブロック図である。 ATM装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態5にかかる督促システムの構成の一例を示す説明図である。
以下、本願に開示する督促システムを、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は督促システムの構成の一例を示す説明図である。督促システムはコールセンタシステム1、勘定系システム2、端末装置3、これらを接続するネットワークNを含む。コールセンタシステム1は、主としてオペレータが電話により支払いを延滞している顧客に対して、督促を行うためのシステムである。勘定系システム2は端末装置3を介して行われる顧客と銀行との取引に関する情報処理を行う。端末装置3は顧客が銀行と取引を行う場合に用いる端末である。
コールセンタシステム1はコールセンタサーバ11(通知データ生成装置)、データベース12、オペレータ端末13を含む。勘定系システム2は勘定系サーバ21、データベース22を含む。端末装置3は例えば、ATM装置31、PC(Personal Computer)32、携帯電話33、スマートフォン34、タブレット端末35である。
図2はコールセンタシステム1に含まれるコールセンタサーバ11のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。コールセンタサーバ11はCPU(Central Processing Unit)11a、RAM(Random Access Memory)11b、ROM(Read Only Memory)11c、通信部11d、大容量記憶装置11e、読取部11fを含む。各構成はバスで接続されている。CPU11aはROM11cに記憶された制御プログラム11pに従いハードウェア各部を制御する。RAM11bは例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリである。RAM11bはCPU11aによるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。通信部11dはネットワークNを介して、勘定系サーバ21と通信する機能を備える。大容量記憶装置11eは例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)である。大容量記憶装置11eはデータベース12に記憶すべきデータを一時的に記憶する。また、制御プログラム11pを大容量記憶装置11eに記憶するようにしておいても良い。
読取部11fはCD(Compact Disk)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROMを含む可搬型記憶媒体111を読み取る。CPU11aが読取部11fを介して、制御プログラム11pを可搬型記憶媒体111より読み取り、大容量記憶装置11eに記憶することとしても良い。また、ネットワークNを介して他のコンピュータからCPU11aが制御プログラム11pをダウンロードし、大容量記憶装置11eに記憶しても良い。さらにまた、半導体メモリ112から、CPU11aが制御プログラム11pを読み込むこととしても良い。
次にコールセンタシステム1のデータベース12に記憶されているデータについて説明する。データベース12には、債務者DB(DataBase)12a、ローンDB12b、交渉履歴DB12c(履歴記憶部)、ATM督促判定DB12d、テンプレートDB12e(雛型記憶部)、メッセージDB12f(通知データ記憶部)、オペレータDB12gが記憶されている。
図3は債務者DB12aのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。債務者DB12aは顧客番号欄、住所欄、氏名欄、電話番号欄、職業欄、勤務先欄、勤務先TEL欄、携帯電話欄、性格欄、婚姻歴欄、ライフスタイル欄、機微情報欄、メモ欄を含む。顧客番号欄は顧客を一意に特定するための番号を記憶する。住所欄は顧客の自宅の住所を記憶する。氏名欄は顧客の漢字氏名を記憶する。電話番号欄は顧客の自宅の電話番号を記憶する。職業欄は顧客の職業を記憶する。勤務先欄は勤務先の名称を記憶する。勤務先TEL欄は顧客勤務先の電話番号を記憶する。携帯電話欄は顧客が有している携帯電話の電話番号を記憶する。性格欄は顧客の性格を記憶する。顧客の性格はオペレータが電話連絡を通じて把握し記憶する。婚姻歴欄は顧客の婚姻歴(未婚、既婚、死別)を記憶する。ライフスタイル欄は顧客のライフスタイルを記憶する。ライフスタイルはローン審査の書類やオペレータが電話連絡を通じて入手し記憶する。機微情報欄は顧客に関する機微な情報、例えば、宗教信仰に関すること、係争や裁判に関すること、浪人中などの社会的な地位に関することを記憶する。メモ欄はオペレータ間共有する情報を記憶する。
図4はローンDB12bのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。ローンDB12bは顧客番号欄、口座番号欄、ローン名欄、引き落とし日欄、引き落とし額欄、残高欄、引き落とし口座番号欄を含む。顧客番号欄は顧客番号を記憶する。口座番号欄は顧客のローン口座を一意に特定する口座番号を記憶する。引き落とし日欄は引き落とし口座から毎月の返済額が引き落とされる日付を記憶する。引き落とし額欄は毎月に引き落とされる額、すなわち毎月の返済金額を記憶する。残高欄は返済残高を記憶する。引き落とし口座番号欄は毎月の返済額を引き落とす対象となる口座の番号を記憶する。
図5は交渉履歴DB12cのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。交渉履歴DB12cは顧客番号欄、口座番号欄、履歴番号欄、交渉日時欄、相手欄、内容欄、テンプレートNo.欄、オペレータ欄を含む。顧客番号欄は交渉をした又は交渉を試みた顧客の顧客番号を記憶する。口座番号欄は取扱対象となっているローン口座の番号を記憶する。履歴番号欄は交渉履歴の順番号を記憶する。交渉日時欄は交渉をした又は交渉を試みた日時を記憶する。相手欄は電話でオペレータと話した者を記憶する。例えば、顧客本人であれば「本人」と記憶する。その他の者であれば「その他」と記憶する。不在で連絡が取れなかった場合は「不在」と記憶する。なお、「不在」には、携帯電話に掛けても顧客が電話に出ない場合を含む。内容欄は、交渉の内容を示す情報を含む。例えば、電話連絡に対して顧客が応対し、入金の約束がなされた場合には、「入金約束」の情報が記憶される。また、詳細を後述するATM督促が行なわれた場合には、「ATM督促」の情報が記憶される。また、内容欄には、入金の約束の期日を示す情報が含まれても良い。また、入金の約束の期日を示す情報は図5の内容欄とは別途に保持されていても良い。テンプレートNo.欄は、ATM装置31を用いた通知を行った場合に、通知したメッセージを生成するのに用いたテンプレートのNo.を記憶する。オペレータ欄はオペレータによる交渉がされた場合に担当したオペレータのIDを記憶する。
図6はATM督促判定DB12dのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。ここでATM督促とはATM装置31に返済を督促するメッセージを表示、債務者たる顧客に返済を促すことである。ATM督促判定DB12dはケースNo.欄、項目1欄、演算子1欄、項目2欄、演算子2欄、項目3欄、テンプレートNo.欄を含む。ケースNo.欄はATM督促を行うケースを一意に特定するための番号を記憶する。項目1欄、項目2欄、項目3欄はATM督促を行うための条件をそれぞれ記憶する。演算子1欄、演算子2欄はそれぞれ論理演算子を記憶する。演算子1欄、演算子2欄に記憶される演算子は論理積を示すAND又は論理和を示すORである。演算子1欄に記憶された演算子は、項目1欄に設定された条件の真偽と項目2欄に設定された条件の真偽とを論理演算する際に用いる。演算子2欄に記憶された演算子は、項目1欄に設定された条件の真偽と項目2欄に設定された条件の真偽とを論理演算した結果と、項目3欄に設定された条件の真偽とを論理演算する際に用いる。
図7はテンプレートDB12eのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。テンプレートDB12eはNo.欄、ローン名欄、開封日欄、メッセージ欄、期限欄、金額欄、結び欄を含む。No.欄はテンプレートを一意に示すIDを記憶する。ローン名欄は生成するメッセージに含まれるローン名についての参照情報(ポインタ情報)を記憶する。開封日欄は生成するメッセージに含める日付についての参照情報を記憶する。メッセージ欄は生成するメッセージに含める定型句を記憶する。期限欄は生成するメッセージに含まれる次の支払期限についての参照情報を記憶する。金額欄は生成するメッセージに含まれる次に支払うべき返済金額についての参照情報を記憶する。結び欄は生成するメッセージの結び部分となる定型句を記憶する。なお、ローン名欄及び開封日欄の間、並びに期限欄及び金額欄の間にある欄は、メッセージ生成の際に補う必要がある語句が記憶されている。
図8はメッセージDB12fのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。メッセージDB12fは引き落とし口座番号欄、メッセージ欄、テンプレートNo.欄、開封日欄を含む。引き落とし口座番号欄はメッセージの宛名である顧客が保有する口座番号を記憶する。メッセージ欄は顧客に当てたメッセージを記憶する。テンプレートNo.欄はメッセージの生成に用いたテンプレートの番号を記憶する。開封日欄は顧客がメッセージを読んで確認ボタンを押した日付を記憶する。開封日欄に日付が記憶されているか否かで、顧客がメッセージを確認したか否かを判定することが可能である。
図9はオペレータDB12gのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。オペレータDB12gはID欄、氏名欄、パスワード欄、督促ボタン欄を含む。ID欄はオペレータを一意に特定するIDを記憶する。氏名欄はオペレータの氏名を記憶する。パスワード欄はオペレータがオペレータ端末13にログインする際に入力すべきパスワードを記憶する。督促ボタン欄はATM督促の指示をオペレータに許可するか否かを記憶する。督促ボタン欄に1が記憶されているオペレータは担当する顧客に対するATM督促を督促システムに対して指示する権限を有する。督促ボタン欄に0が記憶されているオペレータは督促システムに対してATM督促を指示することはできない。オペレータが督促システムに対してATM督促を指示可能とするのは、ATM督促判定DB12dに定義されたケースに適合しない場合であっても、ATM督促を行えるようにするためである。スキルの高いオペレータは電話での顧客の態度と自己の経験とを照らしあわせることにより、返済まで長期期間掛かることを予想することが可能だからである。このような場合、督促の初期段階にATM督促を利用することにより、効率的に督促業務を進行することが可能となる。
図10は勘定系システム2に含まれる勘定系サーバ21のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。勘定系サーバ21はCPU21a、RAM21b、ROM21c、通信部21d、大容量記憶装置21e、読取部21fを含む。各構成はバスで接続されている。CPU21aはROM21cに記憶された制御プログラム21pに従いハードウェア各部を制御する。RAM21bは例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリである。RAM21bはCPU21aによるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。通信部21dはネットワークNを介して、コールセンタサーバ11と通信する機能を備える。大容量記憶装置21eは例えばハードディスク、SSDである。大容量記憶装置21eはデータベース22に記憶すべきデータを一時的に記憶する。また、制御プログラム21pを大容量記憶装置21eに記憶するようにしておいても良い。
読取部21fはCD−ROM、DVD−ROMを含む可搬型記憶媒体211を読み取る。CPU21aが読取部21fを介して、制御プログラム21pを可搬型記憶媒体211より読み取り、大容量記憶装置21eに記憶することとしても良い。また、ネットワークNを介して他のコンピュータからCPU21aが制御プログラム21pをダウンロードし、大容量記憶装置21eに記憶しても良い。さらにまた、半導体メモリ212から、CPU21aが制御プログラム21pを読み込むこととしても良い。
次に勘定系システム2のデータベース22に記憶されているデータについて説明する。データベース22には、メッセージDB22a、入出金履歴DB22bが記憶されている。メッセージDB22aはコールセンタシステム1のメッセージDB12fと同様であるので説明を省略する。
図11は入出金履歴DB22bのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。入出金DB22bは、口座番号欄、種別欄、金額欄を含む。口座番号欄は取引に使われた口座の口座番号を記憶する。種別欄は行われた取引の種別、例えば出金、入金を記憶する。金額欄は取引された金額が記憶される。
図12はATM装置31のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。ATM装置31は端末装置3の一例である。ATM装置31はCPU31a、RAM31b、カードリーダ31c、操作部31d、表示部31e、通信部31f、記憶部31gを含む。各構成はバスで接続されている。CPU31aは記憶部31gに記憶された制御プログラム31pに従いハードウェア各部を制御する。RAM31bは例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリである。RAM31bはCPU31aによるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。カードリーダ31cは顧客が有するキャッシュカードを読み取り顧客番号を取得する。操作部31dは例えば表示部と一体となったタッチパネルであり、顧客からの操作入力を受け付ける。表示部31eは顧客へのメッセージを表示する。通信部31fはネットワークNを介して、勘定系サーバ21と通信する機能を備える。
次にコールセンタサーバ11で行われる情報処理について説明する。以下に示す情報処理の前提として、督促対象となる延滞者リスト(顧客情報記憶部、図示しない)は作成されているものとする。延滞者リストは延滞者の顧客番号、延滞しているローンの口座番号を含む。コールセンタサーバ11は延滞者リストの作成を所定期間毎に行う。例えば、日次のバッチ処理として、一日一回実行される。
図13は督促処理の手順の一例を示すフローチャートである。コールセンタサーバ11のCPU11aは延滞者リストから延滞者の顧客番号及びローンの口座番号を取り出す(ステップS1)。CPU11aは延滞者のケース判定を行う(ステップS2)。
図14はケース判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。CPU11aはATM督促判定DB12dから未処理のレコード、すなわち未検討のケースに係るデータを取得する(ステップS11)。CPU11aは取得したケースに適合するか否かを判定するために必要となる処理対象となっている延滞者に関するデータを取得する(ステップS12)。取得したデータを元に、CPU11aは処理対象となっている延滞者はケースに適合するか否かを判定する(ステップS13)。ケースに適合する場合(ステップS13でYES)、CPU11aは適合したケースに対応したテンプレートNo.を取得する(ステップS14)。CPU11aは戻り値を取得したテンプレートのNo.に設定する(ステップS15)。ケースに適合しない場合(ステップS13でNO)、未検討ケースがあるか否かCPU11aは判定する(ステップS16)。未検討ケースがある場合(ステップS16でYES)、CPU11aは処理をステップS11に戻す。未検討ケースがない場合(ステップS16でNO)、CPU11aは戻り値を0に設定する(ステップS17)。ステップS15又はステップS17の後、CPU11aは処理を終了し、呼び出し元に処理を戻す。
図13に戻り、CPU11aはケース判定の結果、ATM督促を行うか否かを判定する(ステップS3)。ATM督促を行う場合、すなわち戻り値が0以外の場合は(ステップS3でYES)、CPU11aはメッセージ生成を行う(ステップS4)。
図15はメッセージ生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。CPU11aはケース判定処理の戻り値となっているテンプレートNo.に対応したテンプレートデータをテンプレートDB12eから取得する(ステップS21)。CPU11aはテンプレートに指定されている参照情報を元に、メッセージ生成に必要な項目を取得する(ステップS22)。CPU11aは取得した項目をテンプレートに埋め込み、メッセージを生成する(ステップS23)。CPU11aは処理対象となっている延滞者の顧客番号とローンの口座番号から引き落とし口座番号を取得する(ステップS24)。CPU11aは生成したメッセージを取得した引き落とし口座番号及びメッセージ生成に使用したテンプレートNo.と対応付けて、メッセージDB12fに記憶する(ステップS25)。CPU11aは処理を終了し、呼び出し元に処理を戻す。
ATM督促を行わない場合、すなわち戻り値が0の場合(ステップS3でNO)、CPU11aは従来の電話督促を行うことをオペレータに促す(ステップS5)。オペレータは電話督促を行い、その結果をオペレータ端末13より入力する。CPU11aは入力された履歴を交渉履歴DB12cに登録する(ステップS6)。CPU11aはステップS4又はステップS6の後に、処理すべき他の延滞者が居るか否か判定する(ステップS7)。処理すべき他の延滞者がいる場合(ステップS7でYES)、CPU11aは処理をステップS2へ戻す。処理すべき他の延滞者が居ない場合(ステップS7でNO)、CPU11aは処理を終了する。
次にメッセージの生成についての具体例について説明する。以下では顧客番号100のローン口座番号1001に延滞が発生しているものとして説明する。
図13のステップS1で、CPU11aは顧客番号100及びローン口座番号1001を取得する。次にCPU11aはケース判定処理(ステップS2)を行う。図14のステップS11で、CPU11aはケースNo.が1のケースを取得する。図6に示したようにケースNo.1では、項目1が「不在回数=連続3回」、項目2が「職業=会社員」、項目3が「性格=ルーズ」である。また、演算子1が「AND」、演算子2も「AND」である。つまり、このケースでは、不在回数が連続3回、かつ職業が会社員、かつ性格がルーズの場合に、ATM督促を行うことが定義されている。
次にCPU11aは顧客番号100に関して、当該データを取得する(ステップS12)。不在回数は交渉履歴DB12cより求まる。図5に示す交渉履歴DB12cにおいて、顧客番号が100及びローン口座番号が1001のレコードを取得し履歴番号の降順にソートすると、直近、3回連続して不在であることが分かる。よって、項目1については、「真」である。職業は債務者DB12aを調べる。図3に示すように顧客番号100の顧客の職業は会社員である。よって、項目2についても「真」である。さらにまた、性格についても債務者DB12aを調べる。図3に示すように顧客番号100の顧客の性格はルーズとなっている。よって、項目3についても「真」である。演算子1及び演算子2は「AND」であるので、項目1から項目3までの3つの真理値を論理積すると、その結果、図14示すフローチャートのステップS13でCPU11aは適合と判定することとなる。
CPU11aは適合したケースに対応したテンプレートNo.を取得する(ステップS14)。ここでは、図6に示すように1である。CPU11aは戻り値を1に設定して、処理を終了する。
CPU11aは図13のステップS3でYESと判定し、メッセージ生成を行う。図15のステップS21で、CPU11aはテンプレートDB12eからテンプレートを取得する。次に取得したテンプレートを用いてメッセージを生成する場合に必要なデータをCPU11aは取得する。図7に示したよう、テンプレートNo.が1のテンプレートでは、ローン名はローンDB12bのローン名であることが分かる。ここで、図4に示したように、顧客番号が100及びローン口座番号が1001のローンのローン名は「住宅ローン」であることが分かる。
次に、開封日は最終不在日となっている。最終不在日については交渉履歴DB12cより求めることが可能である。図5に示すように、顧客番号が100及びローン口座番号が1001の顧客の最終不在日は12/2 10:00であることが分かる(履歴番号4を参照)。
また、期限は1週間以内であるから、開封日から一週間後は12/9である。さらに、金額は毎月の引き落とし額である。毎月の引き落とし額はローンDB12bを調べる。図4に示すように、顧客番号が100及びローン口座番号が1001のローンの毎月の引き落とし額は、40,000円である。以上で、メッセージを生成するために必要なデータは揃ったことになる。これらのデータとテンプレートより、CPU11aはメッセージを生成する(ステップS23)。生成されるメッセージは次のとおりである。「住宅ローン の件で 12/2 10:00 にお電話しましたが、ご連絡がとれませんでしたのでATMにて連絡いたします。 12/9 までに 40,000円 の入金をお願い致します。」分かち書きにしているのは、テンプレートに定義された定型句、及びメッセージ生成前に取得したデータの区別を明確にするためである。
さらに、CPU11aは、顧客番号が100及びローン口座番号が1001のローン引き落とし口座番号をローンDB12bより取得する(ステップS24)。図4に示すように、顧客番号が100及びローン口座番号が1001のローン引き落とし口座番号は、「001-普通-1234567」である。そして、メッセージ生成に用いたテンプレートのNo.は1である。CPU11aはメッセージ、引き落とし口座番号、テンプレートNo.をメッセージDB12fに記憶する(ステップS25)。その結果を示しているのが、図8である。
以上が、連絡困難な延滞者に対するメッセージ生成までの一連の処理である。次にメッセージが延滞者に表示され、確認ボタンが押されるまでについての処理を説明する。後述するように、コールセンタシステム1のメッセージDB12fと勘定系システム2のメッセージDB22aとは定期的に同期処理が行われることにより、上述の処理にて生成したメッセージはメッセージDB22aに記憶されることになる。
図16はメッセージ表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、上述のように端末装置はATM装置31を想定している。まず、ATM装置31のCPU31aは、操作部31dを介して顧客が行う取引種別を受け付ける(ステップS31)。ここでいう取引種別とは、例えば、入金、出金であり、ATM装置31を用いて顧客が銀行と行える取引の種別である。
次に顧客の本人認証を行う(ステップS32)。本人認証は例えば以下のようにして行う。CPU31aはキャッシュカードをカードリーダ31cに読み取らせることを顧客に促す文章を表示部31eに表示する。CPU31aはカードリーダ31cを介してキャッシュカードより顧客番号を読み取る。CPU31aは表示部31eに暗証番号の入力を促す文章を表示し、操作部31dを介して暗証番号を受け付ける。CPU31aは顧客番号及び受け付けた暗証番号の組み合わせが正しいか、勘定系サーバ21に問合せを行う。勘定系サーバ21のCPU21aは債務者DB(図示しない)に記憶されている顧客番号及び暗証番号の組みと、問合せを受けた顧客番号及び暗証番号の組みとを比較し正しい組み合わせか否かを判定する。CPU21aは判定結果をATM装置31に返す。
ATM装置31のCPU31aは、本人認証の判定結果を判定する(ステップS33)。CPU31aは本人認証が成功した場合(ステップS33でYES)、メッセージの検索を行う(ステップS34)。CPU31aは本人認証が失敗した場合(ステップS33でNO)、ステップS32に戻し、再度、本人認証を行う。
メッセージの検索は勘定系サーバ21を介して行う。CPU31aは勘定系サーバ21に顧客番号を送信し、顧客番号に対応付けられたメッセージがあるか否か問い合わせる。勘定系サーバ21のCPU21aはメッセージDB22aを検索し、顧客番号に対応付けられたメッセージがあるか否かを調べる。CPU21aはメッセージがない場合はその旨を、メッセージがある場合はある旨とメッセージをATM装置31に送信する。
ATM装置31のCPU31aは勘定系サーバ21から返信結果により、メッセージの有無を判定する(ステップS35)。CPU31aはメッセージがある場合(ステップS35でYES)、表示部31eに表示すると共に、メッセージを確認したことを入力するための確認ボタンを表示する(ステップS36)。図17はメッセージが表示されているATM装置31の表示部31eの一例を示す説明図である。
CPU31aは確認ボタンによる確認入力がされた否かを判定する(ステップS37)。CPU31aは確認入力がない場合(ステップS37でNO)、再度、ステップS37を実行する。CPU31aは確認入力があった場合(ステップS37でYES)、確認入力があった旨を勘定系サーバ21に送信する(ステップS38)。勘定系サーバ21のCPU21aは、確認入力を受信した日時をメッセージDB22aの確認日時欄に記憶する。ステップS38の後、またはメッセージがない場合(ステップS35でNO)、CPU31aは顧客が選択した取引を行い(ステップS39)、処理を終了する。当該取引に関する処理は周知の技術なので説明を省略する。
次に、コールセンタシステム1のメッセージDB12fと勘定系システム2のメッセージDB22aとの同期処理について説明する。図18は同期処理の手順の一例を示すフローチャートである。同期処理はコールセンタサーバ11及び勘定系サーバ21が協働して行う。
コールセンタサーバ11のCPU11aは勘定系サーバ21に問い合わせを行い、メッセージDB22aが記憶しているメッセージの中から、表示済みのメッセージを取得する(ステップS41)。すなわち、CPU11a確認日時が記録されているメッセージを取得する。CPU11aは取得したメッセージの確認日時を基に、それに対応したメッセージDB12fのレコードに確認日時を記憶し、表示済情報を反映させる(ステップS42)。
CPU11aは取得したメッセージの確認日時を基に、交渉履歴DB12cにメッセージが確認された旨を記憶する(ステップS43)。具体的には、CPU11aは確認日時の日付を交渉履歴DB12cの交渉日欄に、確認日時の時刻を交渉履歴DB12cの時刻欄に記憶する。CPU11aは区分欄に「交渉」、相手欄に「本人」を記憶する。履歴内容欄に「ATM督促」を、担当者欄に「システム」を記憶する。CPU11aは「交渉メモ」欄にメッセージを記憶する。
CPU11aは表示済みメッセージの消し込みを行う(ステップS44)。CPU11aはステップS41で取得したメッセージを削除することを勘定系サーバ21に送信する。勘定系サーバ21のCPU21aは受信した情報に基づき、表示済みメッセージを削除する。加えて、コールセンタサーバ11のCPU11aはメッセージDB12fから表示済みメッセージを削除しても良い。
CPU11aはメッセージ追加を行う(ステップS45)。具体的には次のような処理である。CPU11aは未表示メッセージのCPU11aは勘定系サーバ21に問い合わせを行い、メッセージDB22aが記憶しているメッセージの中から、未表示のメッセージを取得する。CPU11aはメッセージDB12fに記憶されている未表示のメッセージと取得した未表示メッセージとを突き合わせ、メッセージDB12fに記憶されているが、メッセージDB22aに記憶していないメッセージを特定する。CPU11aは勘定系サーバ21に特定したメッセージを送信する。勘定系サーバ21のCPU21aは受信した未表示のメッセージをメッセージDB22aに追加する。CPU21aは処理を終了する。図19はコールセンタのオペレータ端末44に表示される画面の一例を示す説明図である。図19に示す画面は顧客情報表示欄191、顧客連絡先情報表示欄192、ローン情報表示欄193、履歴情報表示欄194を含む。ATM装置31によるメッセージ表示の履歴は、履歴情報表示欄194のレコード194aである。
次に、ATM督促を繰り返し行う場合の生成メッセージの変化について説明する。一回目のATM督促により、入金がなかった場合、約束不履行となる。なお、約束不履行の判定については、例えば、交渉履歴に含まれる、ATM督促に伴う入金の期日を超過しても顧客からの入金がなされなかった場合、約束不履行と判定することとしても良い。このような状況となった顧客は、図6のケースNo.2に適合する。ケースNo.2では、項目1が「テンプレートNo.=1」、項目2が「約束不履行」、項目3は規定されていない。演算子1は「AND」である。ここで、項目1は、前回のメッセージ生成の際に用いられたテンプレートNo.が1である場合、「真」となる。項目2は「約束不履行」が生じていたら、「真」となる。すなわち、ケースNo.2はテンプレートNo.1により生成されたメッセージをATM装置31で見て、指定期日までの支払に応じたものの、期日までに支払をせずに約束不履行となっている顧客が該当する。そのような顧客はケースNo.2に適合するので、テンプレートNo.2により生成したメッセージが、ATM装置31に表示される。図20はメッセージが表示されているATM装置31の表示部の一例を示す説明図である。図20にはテンプレートNo.2により生成したメッセージが表示されている。
図20に示したメッセージで同意したのにも関わらず、約束不履行になった場合は、図6のケースNo.3に適合し、テンプレートNo.3により生成されたメッセージが表示されることとなる。図21はメッセージが表示されているATM装置31の表示部の一例を示す説明図である。テンプレートNo.3により生成したメッセージが表示されている。
上述のように、実施の形態1では、延滞者に宛てたメッセージがある場合、延滞者である顧客がATM装置31で取引を行う前に、表示部にメッセージを表示する。そして、その内容を確認した旨の入力を顧客が行わない限り、通常の取引に進めないようにしているので、メッセージの伝達を確実に行うことが可能となる。また、確認入力がされた日時を記憶するので、コールセンタから電話連絡した場合と同様に、履歴情報として管理することが可能となる。
また、メッセージの出力回数が増えるたびに、それまでよりも強く督促を行なうメッセージを生成するので、顧客に入金をより強く促すことが可能となる。
先に述べたように、督促業務においては、再三の電話督促にも関わらず支払に応じない場合、延滞者に対して法的手段をとり、返済を要求する。法的手段をとるためには、金融庁から求められている回収義務を充足することが必要となる。回収義務を果たした証拠としては、例えば、本人に確実にコンタクトをとり、引き落としの要求を本人に直接実施した証拠が必要となる。しかし、コールセンタから電話を掛けたが、本人が不在のため連絡取れずという記録のみでは、回収を果たしたとして認められない可能性がある。そのような背景からも、メッセージの表示及びメッセージ確認の記録は上記の回収義務を果たした証拠となり得る情報とすることができる。
なお、実施の形態1ではメッセージの出力回数が増えるたびに、それまでよりも強く督促を行なうメッセージを生成することとしたが、それに限られない。債務者DB12aの内容変更の度合いよりメッセージの強さが異なるテンプレートを用いることとしてもよい。例えば、連絡先、住所、職業が頻繁に変わる顧客に対しては、通常よりも強いメッセージを生成するようにする。まず、テンプレートDB12eに内容的にほぼ同一であるが、文体、文調、用いる語の異なる複数のテンプレートを用意する。
ATM督促判定DB12dの判定項目として「変更度合い=高」、「変更度合い=中」、又は「変更度合い=低」いずれか1つを含むケースを設け、それぞれについて強さがことなるテンプレートを割り当てれば良い。
(実施の形態2)
実施の形態1では、ATM督促を行う条件の1つとして、不在回数が連続3回という条件を示した。この回数条件を他の条件により異ならせることも考えられる。例えば、ローン残高の大きさに応じて変化させる。残高が大きいほど、回収不能となった時のダメージも大きくなるので、残高が大きいほど、回数を小さくする。また、連絡先、住所、職業の変更度合いが頻繁な顧客は回数を小さくする。連絡先、住所、職業の変更度合いが頻繁な顧客は、社会との接点をなるべく持たないようにしていると思われるので、電話をしても出ない可能性が高いからである。
図22は実施の形態2に係るATM督促判定DB12dのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。ケースNo.11から13は、ローン残高により連続不在回数の条件を異ならせている場合の例である。ケースNo.22及び23は連絡先、住所、職業の変更度合いにより、連続不在回数の条件を異ならせている場合の例である。実施の形態2が実施の形態1と異なる点は、ATM督促判定DB12dの内容に過ぎない。ハードウェア構成、情報処理の内容は実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
実施の形態2においては、以下のような効果を奏する。ATM督促を行う基準となる不在の連続回数を、ローン残高、顧客情報の変更度合いという顧客毎に異なる要素を基に定めるので、顧客毎に適切な閾値を設定することが可能となる。それにより、無駄な電話連絡の回数を減らすことが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態2ではATM督促を行う基準となる不在の連続回数を変化させる場合を述べたが、交渉履歴から不在回数をカウントする場合のカウントの仕方を変えても良い。以下の説明においては、実施の形態1と異なる点を主に説明し、実施の形態1と同様な事項については、説明を省略する。
図23は実施の形態3に係る不在判定補正DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。不在判定補正DBはコールセンタシステム1のデータベースに12に記憶する。不在判定補正DBはNo.欄、条件欄、補正内容欄を含む。No.欄は、レコードの順番号を記憶する。条件欄は不在回数を補正する条件を記憶する。補正内容欄は不在回数の補正内容を記憶する。
図23における補正No.1は処理対象の顧客の性格が頑固、ルーズ又は要注意の場合、交渉履歴から求めた不在回数に1を加えてから、ATM督促判定DB12dを用いたATM督促判定を行うことを示している。補正No.2は職業が看護師の場合、不在時間が夜間、例えば20:00から翌08:00の間の場合は、不在であったとしても不在としてはカウントしないことを表している。看護師は夜勤が多いことを考慮した補正内容である。
実施の形態3においては、以下のような効果を奏する。ATM督促を行う基準となる不在の連続回数を補正可能とした。そのことにより、例えば、日勤の人であれば連絡が取れる可能性の高い時間に不在にしたとしても、職業柄夜間勤務が多い職に付いている人であっても、不在の連続回数をカウントされない。それにより、不在の連続回数を適切にカウントすることが可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態1から実施の形態3では、コールセンタサーバ11がATM督促判定DB12dを用いて、ATM督促を行うか否かを判定していたが、オペレータの判断でATM督促を行うこととしてもよい。例えば、顧客が着信拒否をしている場合、顧客の電話番号が変わったことにより、登録されている番号に掛けても、使われていない番号であるとアナウンスされる場合、又は顧客が入院している場合、ATM督促が適しているからである。なお、すべてのオペレータにATM督促を行うことを許可した場合、スキルの低いオペレータが判断を誤って、ATM督促を行ってしまう可能性がある。それを防止するため、スキルの高いオペレータのみが指示可能とする。なお、オペレータがATM督促を指示する場合は、オペレータ端末13にテンプレートDB12eを用いて生成したメッセージを複数表示、その中からオペレータが選択するものとする。または、オペレータがオペレータ端末13から入力しても良い。
図24、25は実施の形態4に係るコールセンタのオペレータ端末に表示される画面の一例を示す説明図である。図24はATM督促の指示が許されていないオペレータに対して表示される画面の例である。図25はATM督促の指示が許されているオペレータに対して表示される画面の例である。両画面の違いは、「ATM督促」ボタン241が使える状態となっている否かである。
実施の形態4は以下の効果を奏する。ATM督促判定DB12dに設定されたケースに適合する顧客ではないが、ATM督促すべきとオペレータが判断した顧客に対して、ATM督促を行うことが可能となる。
図26はコールセンタサーバ11の機能構成の一例を示すブロック図である。図26は実施の形態1から4に係るコールセンタサーバ11の構成を機能ブロック図で表現したものである。
コールセンタサーバ11は読み出し部111a、特定部112a、生成部113a、第2読み出し部114aを含む。CPU11aが制御プログラム11pを実行することにより、コールセンタサーバ11は以下のように動作する。
読み出し部111aは、顧客情報記憶部(延滞者リスト)に記憶されている識別情報(顧客番号+ローン口座番号)に対応付けられた履歴を履歴記憶部(交渉履歴DB12c)から読み出す。
特定部112aは、読み出した履歴の内容が所定の条件を満たす顧客を特定する。
生成部113aは、特定した顧客に対する通知データ(メッセージ)を生成する。
第2読み出し部114aは、読み出し部が読み出した識別情報に対応付いた顧客の職業、性格を含む顧客情報を読み出す。
図27はATM装置31の機能構成の一例を示すブロック図である。図27は実施の形態1から4に係るATM装置31の構成を機能ブロック図で表現したものである。
ATM装置31は判定部311a、表示部312a、受付部313aを含む。CPU31aが制御プログラム31pを実行することにより、ATM装置31は以下のように動作する。
判定部311aは、取得した識別情報と対応付いた通知データが通知データ記憶部に記憶されているか否かを判定する。表示部312aは、通知データが記憶されていると判定部311aが判定した場合、前記識別情報と対応付いた通知データを通知データ記憶部から読み出し表示する。
受付部313aは、通知データを確認した旨の入力を受け付ける。また、受付部313aは、確認した旨の入力受け付けるまでは、それ以外の入力を受け付けない。
(実施の形態5)
上述の実施の形態1から4において、コールセンタシステム1、勘定系システム2は個別のシステムとしていたが、単一のシステムとすることも可能である。図28は実施の形態5にかかる督促システムの構成の一例を示す説明図である。督促システムは端末装置3、金融機関システム4、これらを接続するネットワークNを含む。
金融機関システム4はロードバランサ41、アプリケーションサーバ42、データベース43、オペレータ端末44を含む。ロードバランサ41は端末装置3からの処理要求を負荷分散させる装置である。ロードバランサ41は端末装置3からの処理要求を、所定の負荷分散アルゴリズムに基づいて、いずれかのアプリケーションサーバ42に振り分ける。アプリケーションサーバ42は端末装置3から要求された処理を実行する。アプリケーションサーバ42は処理結果を要求元の端末装置3に返却する。端末装置3、データベース43及びオペレータ端末44は、それぞれ実施の形態1から4と同様であるから説明を省略する。
アプリケーションサーバ42は要求された処理内容に応じて、上述のコールセンタサーバ11又は勘定系サーバ21としての機能を果たすものである。アプリケーションサーバ42のハードウェア構成、情報処理内容はコールセンタサーバ11又は勘定系サーバ21と同様であるので、説明を省略する。なお、図28ではアプリケーションサーバ42を3台としてあるが、2台以下でも4台以上でも良い。また、各アプリケーションサーバ42の負荷状況に応じて、アプリケーションサーバ42を動的に増減させても良い。
データベース43は債務者DB43a、ローンDB43b、交渉履歴DB43c、ATM督促判定DB43d、テンプレートDB43e、メッセージDB43f、オペレータDB43g、入出金履歴DB43hを含む。債務者DB43a、ローンDB43b、交渉履歴DB43c、ATM督促判定DB43d、テンプレートDB43e、メッセージDB43f、オペレータDB43g、入出金履歴DB43hは、それぞれ上述の債務者DB12a、ローンDB12b、交渉履歴DB12c、ATM督促判定DB12d、テンプレートDB12e、メッセージDB12f、オペレータDB12g、入出金履歴DB22bと同様であるので、説明を省略する。
上述においては、端末装置3としてATM装置31を例としたが、PC32、携帯電話33、スマートフォン34、タブレット端末35を用いた場合も同様である。その場合は、Webブラウザを用いたアクセスであるから、メッセージを確認した旨の操作を行わずに、Webブラウザを終了すれば、確認した記録を取ることができない。その点で、ATM装置31と異なる。顧客がATM装置31を用いることにより、現金を引き出すというATM装置31のみで可能な取引であると想定されるからである。現金を引き出すためには、顧客はメッセージを確認した旨の操作を行わざるを得ないので、確実に確認した記録を取ることが可能となる。
メッセージは端末装置3に表示する以外に、通帳又はレシートに印字しても良い。通帳は顧客が所持するものであり、メッセージ内容を確認したことの物的証拠となり得るからである。
また、顧客がメッセージを確認した後に、ATM装置31を用いて行った取引の履歴は、勘定系システム2の入出金履歴DB22bに記憶されている。勘定系システム2における入出金履歴は、銀行の本来業務に関わる記録であるため、改ざん対策は十分に行われており、内容の真正性は確保されている。したがって、入出金履歴の付されている日時とメッセージ確認の日時とを比較し、両者の日時が近接している場合は、メッセージ確認の記録の信頼性が補強されることとなる。
ところで、ATM督促を行うことにより、督促業務を進行することが可能となる。ATM督促の状況と、オペレータのスキルに応じて、延滞者に対応するオペレータを選択可能である。例えば、ATM督促と同じ内容を再度伝えるだけであるならば、話す内容は明確であるので、スキルの低いオペレータでも対応可能である。一方、数度に渡りATM督促により入金を約束したものの入金していない滞納者は、対応が難しい顧客と言えるので、スキルの高いオペレータによる対応が必要となる。このようにATM督促の記録を含めた対応履歴を用いることにより、コールセンタサーバ11が自動的に、各滞納者を担当するオペレータを割り当てることが可能となる。
各実施例で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の実施の形態1から5に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
督促対象の顧客の識別情報を記憶する顧客情報記憶部と、
顧客との連絡に関する履歴を該顧客の識別情報と対応付けて記憶する履歴記憶部と、
前記顧客情報記憶部に記憶されている識別情報に対応付けられた履歴を前記履歴記憶部から読み出す読み出し部と、
読み出した前記履歴の内容が所定の条件を満たす顧客を特定する特定部と、
特定した前記顧客に対する通知データを生成する生成部と
を備える通知データ生成装置。
(付記2)
前記特定部は、顧客への連絡が不能であった旨の情報を含む履歴が所定回数連続している顧客を特定する
付記1記載の通知データ生成装置。
(付記3)
通知データの雛形を記憶する雛型記憶部を備え、
前記生成部は前記読み出した履歴に基づいて、前記雛型記憶部が記憶する雛形を選択して読み出し、読み出した雛形を用いて通知データを生成する
付記1又は2に記載の通知データ生成装置。
(付記4)
前記履歴には、前記生成部が生成した通知データの生成履歴が含まれ、
前記生成部は前記生成履歴を用いて雛形を選択する
付記3に記載の通知データ生成装置。
(付記5)
前記読み出し部が読み出した識別情報に対応付けられた顧客の職業、性格を含む顧客情報を読み出す第2読み出し部を備え、
前記特定部は、読み出した顧客情報と前記履歴に基づいて、顧客を特定する
付記1から付記4に記載の通知データ生成装置。
(付記6)
督促対象の顧客の識別情報を読み出し、
読み出した識別情報に対応付けられた履歴を読み出し、
読み出した履歴の内容が所定の条件を満たす顧客を特定し、
特定した顧客に対する通知データを生成する
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
(付記7)
制御部を有するコンピュータによる通知データ生成方法において、
督促対象の顧客の識別情報を読み出し、
読み出した識別情報に対応付けられた履歴を読み出し、
読み出した履歴の内容が所定の条件を満たす顧客を特定し、
特定した顧客に対する通知データを生成する
通知データ生成方法。
(付記8)
顧客を特定し、特定した顧客に対する通知データを生成する通知データ生成装置と、該通知データ生成装置が生成した通知データを識別情報と対応付けて記憶する通知データ記憶部と、前記通知データを表示する表示装置と、を備え
前記表示装置は、
取得した識別情報と対応付けられた通知データが前記通知データ記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部、
通知データが記憶されていると前記判定部が判定した場合、前記識別情報と対応付けられた通知データを前記通知データ記憶部から読み出し表示する表示部、
操作を受け付ける受付部を有し、
前記表示部に前記通知データが表示された後、該通知データに対する応答操作を受け付けるまで、前記受付部はそれ以外の操作を受け付けない
ことを特徴とする通知システム。
(付記9)
取得した識別情報と対応付けられた通知データの有無を判定する判定部と、
通知データが有りと前記判定部が判定した場合、前記識別情報と対応付けられた通知データを取得して表示する表示部と、
操作を受け付ける受付部と
前記表示部に前記通知データが表示された後、該通知データに対する応答操作を受け付けるまで、前記受付部はそれ以外の操作を受け付けない
表示入力装置。
(付記10)
取得した識別情報と対応付けられた通知データの有無を判定し、
通知データが有りと判定した場合、前記識別情報と対応付けられた通知データを取得して表示し、
前記通知データを確認した旨の入力を促し、
前記通知データを確認した旨の入力を受け付けるまでは、それ以外の入力を受け付けない
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
(付記11)
制御部を有するコンピュータにより情報処理を行う情報処理方法において、
取得した識別情報と対応付けられた通知データの有無を判定し、
通知データが有りと判定した場合、前記識別情報と対応付けられた通知データを取得して表示し、
前記通知データを確認した旨の入力を促し、
前記通知データを確認した旨の入力受け付けるまでは、それ以外の入力を受け付けない
情報処理方法。
1 コールセンタシステム
11 コールセンタサーバ(通知データ生成装置)
11a CPU
11b RAM
11c ROM
11d 通信部
11e 大容量記憶装置
11f 読取部
111 可搬型記録媒体
112 半導体メモリ
12 データベース
12a 債務者DB
12b ローンDB
12c 交渉履歴DB(履歴記憶部)
12d ATM督促判定DB
12e テンプレートDB(雛型記憶部)
12f メッセージDB(通知データ記憶部)
12g オペレータDB
13 オペレータ端末
2 勘定系システム
21 勘定系サーバ
21a CPU
21b RAM
21c ROM
21d 通信部
21e 大容量記憶装置
21f 読取部
22 データベース
22a メッセージDB(通知データ記憶部)
22b 入出金履歴DB
3 端末装置
31 ATM装置
31a CPU
31b RAM
31c カードリーダ
31d 操作部
31e 表示部
31f 通信部
31g 記憶部
4 金融機関システム
41 ロードバランサ
42 アプリケーションサーバ
43 データベース
43a 債務者DB
43b ローンDB
43c 交渉履歴DB(履歴記憶部)
43d ATM督促判定DB
43e テンプレートDB(雛型記憶部)
43f メッセージDB(通知データ記憶部)
43g オペレータDB
43h 入出金履歴DB
44 オペレータ端末
N ネットワーク

Claims (8)

  1. コールセンターシステムで管理される督促対象の顧客の識別情報を記憶する顧客情報記憶部と、
    前記コールセンターシステムで管理される顧客との連絡に関する履歴を該顧客の識別情報と対応付けて記憶する履歴記憶部と、
    勘定系システムにおける顧客により入出金の操作が行われる装置において顧客情報を検出した場合に、前記顧客情報記憶部に記憶されている識別情報に対応付けられた履歴を前記履歴記憶部から読み出す読み出し部と、
    読み出した前記履歴の内容が所定の督促の条件を満たす顧客を特定する特定部と、
    特定した前記顧客が満たす前記所定の督促の条件に対応する、前記入出金の操作を行う装置に表示させる通知データであって、前記入出金の操作を行う装置に対する顧客の操作により前記通知データが確認された情報を取得した場合に前記履歴記憶部の履歴を更新するために表示させる通知データを生成する生成部と
    を備える通知データ生成装置。
  2. 前記特定部は、顧客への連絡が不能であった旨の情報を含む履歴が所定回数連続している顧客を特定する
    請求項1記載の通知データ生成装置。
  3. 通知データの雛形を記憶する雛型記憶部を備え、
    前記生成部は前記読み出した履歴に基づいて、前記雛型記憶部が記憶する雛形を選択して読み出し、読み出した雛形を用いて通知データを生成する
    請求項1又は2に記載の通知データ生成装置。
  4. 前記履歴には、前記生成部が生成した通知データの生成履歴が含まれ、
    前記生成部は前記生成履歴を用いて雛形を選択する
    請求項3に記載の通知データ生成装置。
  5. 前記読み出し部が読み出した識別情報に対応付けられた顧客の職業、性格を含む顧客情報を読み出す第2読み出し部を備え、
    前記特定部は、読み出した顧客情報と前記履歴に基づいて、顧客を特定する
    請求項1から請求項4に記載の通知データ生成装置。
  6. コールセンターシステムで管理される督促対象の顧客の識別情報を読み出し、
    読み出した識別情報に対応付けられた前記コールセンターシステムで管理される顧客との連絡に関する履歴を読み出し、
    読み出した前記履歴の内容が所定の督促の条件を満たす顧客を特定し、
    特定した前記顧客が満たす前記所定の督促の条件に対応する、前記入出金の操作を行う装置に表示させる通知データであって、前記入出金の操作を行う装置に対する顧客の操作により前記通知データが確認された情報を取得した場合に前記履歴を更新するために表示させる通知データを生成する
    処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  7. 制御部を有するコンピュータによる通知データ生成方法において、
    コールセンターシステムで管理される督促対象の顧客の識別情報を読み出し、
    読み出した識別情報に対応付けられた前記コールセンターシステムで管理される顧客との連絡に関する履歴を読み出し、
    読み出した前記履歴の内容が所定の督促の条件を満たす顧客を特定し、
    特定した前記顧客が満たす前記所定の督促の条件に対応する、前記入出金の操作を行う装置に表示させる通知データであって、前記入出金の操作を行う装置に対する顧客の操作により前記通知データが確認された情報を取得した場合に前記履歴を更新するために表示させる通知データを生成する
    通知データ生成方法。
  8. コールセンターシステムで管理される督促対象の顧客の識別情報を読み出し、
    読み出した識別情報に対応付けられた前記コールセンターシステムで管理される顧客との連絡に関する履歴を読み出し、
    読み出した前記履歴の内容が所定の督促の条件を満たす顧客を特定し、特定した前記顧客が満たす前記所定の督促の条件に対応する、前記入出金の操作を行う装置に表示させる通知データであって、前記入出金の操作を行う装置に対する顧客の操作により前記通知データが確認された情報を取得した場合に前記履歴を更新するために表示させる通知データを生成する通知データ生成装置と、該通知データ生成装置が生成した通知データを識別情報と対応付けて記憶する通知データ記憶部と、前記通知データを表示する表示装置と、を備え、
    前記表示装置は、
    取得した識別情報と対応付けられた通知データが前記通知データ記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部、
    通知データが記憶されていると前記判定部が判定した場合、前記識別情報と対応付けられた通知データを前記通知データ記憶部から読み出し表示する表示部、
    操作を受け付ける受付部を有し、
    前記表示部に前記通知データが表示された後、該通知データに対する応答操作を受け付けるまで、前記受付部はそれ以外の操作を受け付けず、
    前記通知データに対する応答操作を受け付けた場合、受け付けた旨を前記通知データ生成装置に送信する
    ことを特徴とする通知システム。
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