JP2007146333A - 新聞用紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】滑りが生じ難く、高サイズ効果を示し、多頻度の湿し水に対して用紙の湿潤や伸張が抑制され、紙粉によるブランケット汚れや断紙、剣先詰まり、色ズレがなく、印刷適性にも優れた、例えばオフセット印刷における高繊細印刷に好適な新聞用紙を提供すること。
【解決手段】原紙の少なくとも片面に、表面処理剤が塗布されており、該表面処理剤が、スチレン系モノマーを含んでなる表面サイズ剤を含有し、温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿後、該条件下において、その表面に精製水を接触させた2秒後のサイズ度が、サイズ度テスターにて測定して55〜91%であり、かつ該測定による0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差が40%以下である新聞用紙。
【選択図】なし

Description

本発明は、新聞用紙に関する。さらに詳しくは、滑りが生じ難いだけではなく、サイズ効果が高く、多頻度の湿し水に対しても用紙の湿潤や伸張が抑制され、紙粉によるブランケット汚れや断紙、剣先詰まり、色ズレがなく、しかもインク吸収性、色再現性、印刷面の鮮明性などにも優れ、例えば高速オフセットカラー印刷等のオフセット印刷、特に高速オフセットフルカラー印刷における高繊細印刷に好適に使用し得る新聞用紙に関する。
従来より、新聞印刷の技術として多色印刷、大量印刷とともにオフセット印刷技術の開発が強力に進められており、これに応じて、印刷用インクの改良だけではなく、新聞用紙の特性の向上も着目され、より優れた印刷適性の要求が高まってきている。さらにかかる新聞用紙としては、オフセット印刷では湿し水を使用するため、その紙面の耐水性も要求されている。
ここで、オフセット印刷、例えば藍、赤、黄、墨等の4色カラーオフセット印刷は、同一紙面に対して4回印刷を行うものであるため、単色印刷と比較して、印刷カスレが生じたり、印刷濃度が不充分であるといった着肉性不良の問題が起こり易い。かかる着肉性不良の問題は、言い換えると、新聞用紙の湿潤時におけるインク着肉性の問題であり、インク着肉性不良の原因は、新聞用紙が湿し水を吸収して繊維が膨潤し、紙面が湿潤することであると考えられる。さらにはかかる紙面の湿潤により、表面強度が低下し、紙粉によるブランケット汚れも生じてしまう。
そこで、例えば特定量のスチレンモノマーを含む水溶性重合体である表面サイズ剤と澱粉とを含有する水性系組成物からなる表面処理剤を、特定塗布量で原紙上に塗布し、水との接触角を90度以上としたオフセット印刷用新聞用紙や(特許文献1参照)、原紙に、化工澱粉、アルキルケテンダイマー及び防滑剤を特定の配合割合で含有する塗工層が設けられ、化工澱粉及びアルキルケテンダイマー2成分が特定範囲となるように調整され、特定範囲の動摩擦係数を有する新聞印刷用紙(特許文献2参照)が提案されている。
しかしながら、前記オフセット印刷用新聞用紙や新聞印刷用紙は、確かにカラー印刷適性の向上は認められるものの、滑りが生じ易いだけでなく、特に高速印刷時のサイズ効果が不充分であり、多頻度の湿し水に対して用紙の湿潤や伸張が抑制され難いという問題が残るものであった。
さらに近年では、前記のごとき新聞用紙の印刷適性に加えて、印刷作業性の向上も要求されており、特に印刷時間の短縮という観点から剣先詰まりや見当ズレの抑制が重要視されている。
そこで、例えば調湿後、特定引張応力下で精製水といった測定液を接触させたときの、一定時間経過後の縦方向の初期湿潤伸び率を特定範囲に制御したオフセット印刷用新聞用紙が提案されている(特許文献3参照)。
しかしながら、前記オフセット印刷用新聞用紙は、確かに剣先詰まりや見当ズレの問題が解決され、印刷作業性の向上が望めるものの、特に近年のカラーオフセット印刷においてそのカラー印刷適性は満足し得るものではなく、しかも滑りやサイズ効果の改善も不充分であるという問題がある。
特許第3518290号公報 特許第3398944号公報 特開2005−89920号公報
本発明は前記背景技術に鑑みてなされたものであり、滑りが生じ難いだけではなく、サイズ効果が高く、多頻度の湿し水に対しても用紙の湿潤や伸張が抑制され、紙粉によるブランケット汚れや断紙、剣先詰まり、色ズレがなく、しかもインク吸収性、色再現性、印刷面の鮮明性などにも優れた、例えば高速オフセットカラー印刷等のオフセット印刷における高繊細印刷に好適に使用し得る新聞用紙を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、原紙の少なくとも片面に、表面処理剤が塗布された新聞用紙であって、前記表面処理剤が、スチレン系モノマーを含んでなる表面サイズ剤を含有し、温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿後、該条件下において、その表面に精製水を接触させた2秒後のサイズ度が、サイズ度テスターにて測定して55〜91%であり、かつ前記測定による0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差が40%以下であることを特徴とする新聞用紙に関する。
本発明の新聞用紙は、滑りが生じ難いだけではなく、サイズ効果が高く、多頻度の湿し水に対しても用紙の湿潤や伸張が抑制され、紙粉によるブランケット汚れや断紙、剣先詰まり、色ズレがなく、しかもインク吸収性、色再現性、印刷面の鮮明性などにも優れ、例えば高速オフセットカラー印刷等のオフセット印刷、特に高速オフセットフルカラー印刷における高繊細印刷に好適に使用し得るものである。
(第1の実施形態)
本発明の新聞用紙は、前記したように、原紙の少なくとも片面に、表面処理剤が塗布された新聞用紙であって、前記表面処理剤が、スチレン系モノマーを含んでなる表面サイズ剤を含有し、温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿後、該条件下において、その表面に精製水を接触させた2秒後のサイズ度が、サイズ度テスターにて測定して55〜91%であり、かつ前記測定による0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差が40%以下のものである。
まず本実施形態に用いられる原紙について説明する。かかる原紙を構成する原料パルプの種類には特に限定がなく、通常の新聞用紙に用いられるパルプを適宜使用することができる。
原料パルプとしては、例えばストーングランドパルプ(SGP)、加圧ストーングランドパルプ(PGW)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、ケミグランドパルプ(CGP)、サーモグランドパルプ(TGP)、砕木パルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、リファイナーメカニカルパルプ(RMP)などの機械パルプ;デインキングパルプ(DIP)、ウェストパルプ(WP)などの古紙パルプ;針葉樹クラフトパルプ(NBKP)、広葉樹クラフトパルプ(LBKP)などの化学パルプや、これらを漂白したパルプなどがあげられ、これらの中から1種又は2種以上を選択して用いることができる。
本実施形態に用いる原紙は例えば前記のごとき原料パルプで構成されるが、かかる原料パルプのほかにも、例えば通常の新聞用紙に用いられる抄紙用剤を配合することができる。
前記抄紙用剤としては、例えばカオリン、炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、ホワイトカーボン、尿素ホルムアルデヒド樹脂等の填料;水溶性重合体、ロジンエマルジョンなどの内添サイズ剤;澱粉類、植物ガム、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリルアミドなどの紙力増強剤;歩留まり向上剤;ろ水性向上剤;紫外線防止剤等があげられる。
本実施形態では、前記抄紙用剤のなかでも、滑りの抑制効果及び高速印刷時のサイズ効果の発現が大きいという点から、内添サイズ剤としてスチレン系モノマーを含んでなる内添サイズ剤、特にスチレン系モノマーを含むモノマー成分からなる水溶性重合体を用いることが好ましい。
前記スチレン系モノマーを含むモノマー成分からなる水溶性重合体としては、例えばスチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体、スチレン−ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル酸エステル共重合体、α−アルキルスチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、α−アルキルスチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、α−アルキルスチレン−マレイン酸エステル共重合体、α−アルキルスチレン−ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル酸エステル共重合体などの、スチレン、α−アルキルスチレンなどのスチレン系モノマーとその他のモノマーとの水溶性共重合体があげられ、これらは単独で又は2種以上を同時に用いることができる。
前記水溶性重合体を構成するモノマー成分中のスチレン系モノマーの量は、得られる新聞用紙のオフセット印刷等の印刷時における湿し水に対する湿潤や膨張の抑制効果が低下する恐れをなくすためには、15質量%以上、さらには18質量%以上であることが好ましく、また印刷インキの受容性やカラー印刷適性が低下し、得られる新聞用紙の外観や品質に影響を及ぼす恐れをなくすためには、65質量%以下、さらには63質量%以下であることが好ましい。
水溶性重合体等の内添サイズ剤は、得られる新聞用紙のその他の特性に影響を及ぼすことなく、かかる内添サイズ剤を用いたことによる効果が充分に発現されるように、原料パルプのパルプ固形分100質量部に対する配合割合を0.05〜1.0質量部程度に調整することが好ましい。
さらに本実施形態では、前記水溶性重合体等の内添サイズ剤の他にも、紙力増強効果だけでなく、滑りの抑制効果及び高速印刷時のサイズ効果の点から、紙力増強剤として澱粉類を用いることが好ましい。
前記澱粉類としては、例えばコーンスターチ、酸化澱粉、酸化変性澱粉、ジアルデヒド澱粉、リン酸変性澱粉、カチオン化澱粉などがあげられ、これらは単独で又は2種以上を同時に用いることができる。
澱粉類等の紙力増強剤は、得られる新聞用紙のその他の特性に影響を及ぼすことなく、かかる紙力増強剤を用いたことによる効果が充分に発現されるように、原料パルプのパルプ固形分100質量部に対する配合割合を0.5〜1.0質量部程度に調整することが好ましい。
本実施形態に用いる原紙の製造方法には特に限定がなく、例えば前記原料パルプに抄紙用剤を添加した後、pH値などの条件を適宜調整し、長網抄紙機などの抄紙機を用いて通常の工程にて抄紙する方法を採用することができる。
かくして得られる原紙は、その地合を良好に確保するために、繊維配向性が、抄紙機ワイヤー上の紙料の流れとワイヤーとの速度の比(ジェット(J)/ワイヤー(W)比、以下、J/Wという)で0.96〜1.02程度であることが好ましい。
なお特に内添サイズ剤としてスチレン系モノマーを含むモノマー成分からなる水溶性重合体を用いた場合には、その滑りの抑制効果及びサイズ効果が充分に発現され、多頻度の湿し水に対しても用紙の湿潤や伸張が充分に抑制されることを考慮すると、原紙一定面積におけるかかる水溶性重合体の量が0.2〜1.2g/m2程度であることが好ましい。
また特に紙力増強剤として澱粉類を用いた場合には、紙力増強効果に加え、その滑りの抑制効果及び高速印刷時のサイズ効果が充分に発現されることを考慮すると、原紙一定面積におけるかかる澱粉類の量が0.4〜0.8g/m2程度であることが好ましい。
次に、原紙の少なくとも片面に塗布する表面処理剤について説明する。本実施形態に用いられる表面処理剤は、スチレン系モノマーを含んでなる表面サイズ剤を含有するものである。
前記表面処理剤として、本実施形態においては、スチレン系モノマーを含んでなる表面サイズ剤が配合されている。このような特定の表面サイズ剤が用いられることが大きな特徴の1つであり、これにより、特に滑りが生じ難いだけではなく、サイズ効果が高く、多頻度の湿し水に対しても用紙の湿潤や伸張が充分に抑制された新聞用紙を得ることができる。
前記スチレン系モノマーを含んでなる表面サイズ剤としては、例えば前記原紙に内添サイズ剤として配合される、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体、スチレン−ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル酸エステル共重合体、α−アルキルスチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、α−アルキルスチレン−(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、α−アルキルスチレン−マレイン酸エステル共重合体、α−アルキルスチレン−ヒドロキシル基含有(メタ)アクリル酸エステル共重合体などの、スチレン、α−アルキルスチレンなどのスチレン系モノマーとその他のモノマーとの水溶性共重合体といった、スチレン系モノマーを含むモノマー成分からなる水溶性重合体があげられ、これらは単独で又は2種以上を同時に用いることができる。
前記水溶性重合体を構成するモノマー成分中のスチレン系モノマーの量は、得られる新聞用紙のオフセット印刷等の印刷時における湿し水に対する湿潤や膨張の抑制効果を充分に向上させるためには、15質量%以上、さらには18質量%以上であることが好ましく、また滑りの抑制効果が不充分であったり、印刷インキの受容性やカラー印刷適性が低下しないようにするためには、65質量%以下、さらには63質量%以下であることが好ましい。
本実施形態において、表面処理剤には前記スチレン系モノマーを含んでなる表面サイズ剤の他にも、例えば、新聞用紙用の原紙に塗工処理を施す際に通常用いられる接着剤などを配合することができる。
前記接着剤には特に限定がないが、例えばコーンスターチ、酸化澱粉、酸化変性澱粉、ジアルデヒド澱粉、リン酸変性澱粉、カチオン化澱粉などの澱粉類;ポリビニルアルコールなどの合成樹脂接着剤;カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白などの蛋白類といった水溶性接着剤や、例えばスチレン−ブタジエン共重合体などの共役ジエン系共重合体ラテックス;エチレン−酢酸ビニル重合体などのビニル系重合体ラテックス;これら各種重合体ラテックスをカルボキシル基などの官能基含有単量体で変性したアルカリ溶解性、アルカリ膨潤性又はアルカリ非溶解性の重合体ラテックスといったラテックス類の中から、1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。
前記接着剤の中でも、表面サイズ剤とあわせて滑りの抑制効果及び高速印刷時のサイズ効果をさらに向上させることができるという点から、本実施形態においては澱粉類を用いることが好ましい。
なお、前記スチレン系モノマーを含んでなる表面サイズ剤は表面処理剤中に含有されるものであるが、かかる表面サイズ剤と前記接着剤とを同時に用いる場合には、得られる新聞用紙のその他の特性に影響を及ぼすことなく、表面サイズ剤を用いたことによる効果が充分に発現されるように、例えば接着剤100質量部に対する表面サイズ剤の配合割合を30〜50質量部程度に調整することが好ましい。
さらに表面処理剤には、例えば軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレー、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、ケイ酸アルミニウム、ケイソウ土、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、合成非晶質シリカ(ホワイトカーボン)、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、多孔性合成非晶質シリカ、多孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナなどの無機顔料;スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂などの有機顔料といった顔料、消泡剤、増粘剤などの抄紙分野で通常使用されている各種助剤を、本発明の目的を阻害しない範囲で適宜配合することもできる。
表面処理剤を調製する方法には特に限定がなく、表面サイズ剤及び必要に応じて接着剤、各種助剤などの配合割合を適宜調整し、適切な温度にて均一な組成となるように撹拌混合すればよい。
前記表面処理剤を原紙の少なくとも片面に、好ましくは両面に塗布して表面処理層を形成する。塗布に用いられる塗工装置には特に限定がなく、例えば2ロールサイズプレス、ブレードメタリングサイズプレス、ロッドメタリングサイズプレス、ゲートロールコーター、ブレードコーターバーコーター、ロッドブレードコーター、エアーナイフコーターなどを適宜使用することができる。これらのなかでは、ゲートロールコーターを特に好適に用いることができる。なお表面処理層を形成する際に、フィルムトランスファー方式を採用し、部分的に原紙を構成する原料パルプの繊維ができる限り露呈しないようにすることが好ましく、微量の表面処理層形成においてフィルムトランスファー方式を採用することで、用紙表面の突出の影響を受けることなく広範囲にわたって均一な表面処理層による印刷面被覆を達成することができるという利点がある。
表面処理層を形成する際の表面処理剤の塗布量は、表面処理層に充分な表面強度を付与するためには、原紙の片面に対して、固形分で0.5g/m2以上、さらには0.6g/m2以上であることが好ましく、またネッパリ性が高くなり、ブランケットへの貼り付き、断紙などのトラブルが生じないようにするためには、原紙の片面に対して、固形分で1.0g/m2以下、さらには0.9g/m2以下であることが好ましい。
また表面処理剤を原紙に塗布する塗工速度は、原紙の少なくとも片面に所望の表面処理層が形成される限り特に限定がなく、通常の新聞用紙を製造する際の抄紙速度程度であればよい。
本実施形態において、例えば前記塗工装置を用い、原紙の少なくとも片面に前記塗布量で表面処理剤を塗布した後、乾燥させて表面処理層を形成させるが、必要に応じて、その表面に平坦化処理を施して製品仕上げを行うことができる。かかる平坦化処理の際には、通常マシンカレンダーを用いることが好ましい。
かくして原紙の少なくとも片面に形成された表面処理層一定面積における、スチレン系モノマーを含んでなる水溶性重合体(表面サイズ剤)の量は、滑りの抑制効果及びサイズ効果が充分に発現され、多頻度の湿し水に対しても用紙の湿潤や伸張が充分に抑制されることを考慮すると、0.01〜0.10g/m2程度であることが好ましい。
また表面処理層一定面積における澱粉類(接着剤)の量は、表面サイズ剤による滑りの抑制効果及びサイズ効果がさらに向上することを考慮すると、0.2〜1.2g/m2程度であることが好ましい。
かくして得られる新聞用紙の、温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿後の、JIS P 8147に記載の「紙及び板紙の摩擦係数試験方法」に準拠した動摩擦係数は、新聞印刷時の紙流れを防ぐという点から、0.38以上、さらには0.39以上であることが好ましく、また輪転機給紙部のベルト部での引っ掛かりを防ぐという点から、0.55以下、さらには0.54以下であることが好ましい。
また、新聞用紙を温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿後、該条件下において、その表面に精製水を接触させた2秒後のサイズ度は、サイズ度テスターにて測定して、充分な湿潤伸びを付与するためには、55%以上、好ましくは55.5%以上であり、またネッパリ等の粘着性が高くなり、断紙トラブルが生じないようにするためには、91%以下、好ましくは90.5%以下である。
また前記測定による、0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差は、紙表面と内面との湿潤伸びに極端な差が生じないようにするためには、40%以下、好ましくは39%以下である。またかかる0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差が小さいほど、すなわち0%に近いほど好ましいが、実際の新聞用紙の製造上、0%とすることは困難であるので、本発明の目的が充分に達成され、かつ実際の製造上可能な、例えば1%程度以上であることが好ましい。
新聞用紙の、温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿後、2.0N/60mmの引張応力下、その表面に精製水を接触させた6秒後の横方向の初期湿潤伸び率は、濡れ膨張試験機にて測定して、流れ方向に加え、巾方向についても充分な湿潤伸び強度を付与するためには、6%以下、さらには5.8%以下であることが好ましい。またかかる初期湿潤伸び率が小さいほど、すなわち0%に近いほど好ましいが、実際の新聞用紙の製造上、0%とすることは困難であるので、本発明の目的が充分に達成され、かつ実際の製造上可能な、例えば0.5%程度以上であることが好ましい。
さらに本実施形態においては、前記したように、原紙中及び表面処理剤中の少なくとも一方に澱粉類が含有されていることが好ましいが、このように澱粉類が配合された場合の、Tappi T419om−85に準拠した新聞用紙の熱水抽出澱粉量は、充分な表面強度を付与するためには、0.3g/m2以上、さらには0.4g/m2以上であることが好ましく、また均一な塗布量を得るためには、1.6g/m2以下、さらには1.5g/m2以下であることが好ましい。
このように、本実施形態に係る新聞用紙は、スチレン系モノマーを用いた表面サイズ剤から表面処理層が形成され、特定範囲のサイズ度を有するものであるので、滑りが生じ難いだけではなく、サイズ効果が高く、多頻度の湿し水に対しても用紙の湿潤や伸張が抑制され、剣先詰まりや紙粉によるブランケット汚れもなく、しかも印刷時、特にカラー印刷時の各種特性にも優れ、例えば12〜17万部/時程度といった高速オフセットカラー印刷等に好適に使用することができる。
次に本発明の新聞用紙を、以下の実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
製造例1〜20(原紙の作製)
針葉樹クラフトパルプ10質量部、サーモメカニカルパルプ40質量部、ストーングランドパルプ20質量部及び脱墨古紙パルプ30質量部を混合し、これをリファイナで離解した後、カナディアンフリーネス(CFS)を100mLに調整してパルプスラリーを得た。このパルプスラリーに、パルプ固形分100質量部に対して、表1に示す量のスチレンモノマーを含むモノマー成分からなる水溶性スチレン−アクリル酸エステル共重合体(内添サイズ剤)(商品名:SS2526、星光PMC(株)製)1.0質量部(製造例1〜5、9〜16)、酸化変性澱粉(商品名:SK−20、日本コーンスターチ(株)製)(紙力増強剤)0.5質量部(製造例3〜7)及びホワイトカーボン1質量部を添加し、長網抄紙機を使用して抄紙を行い、坪量が約42g/m2の原紙1〜20を得た。
表1中に、原紙一定面積における内添サイズ剤の量及び紙力増強剤の量、並びに繊維配向性としてJ/Wを併せて示す。
調製例1〜20(表面処理剤の調製)
表2に示す量のスチレンモノマーを含むモノマー成分からなる水溶性スチレン−アクリル酸エステル共重合体(表面サイズ剤)(商品名:SS2526、星光PMC(株)製)を主成分とし、また酸化変性澱粉(商品名:SK−20、日本コーンスターチ(株)製)を接着剤として用いた(調製例1〜14、17、18)。この接着剤100質量部に対して表面サイズ剤を40質量部配合し、これらを均一な組成となるまで室温にて撹拌混合した後、精製水にて希釈して固形分濃度が約4%の表面処理剤1〜20を調製した。
実施例1〜10及び比較例1〜10(新聞用紙の作製)
表3に示すように、原紙1〜20と、表面処理剤1〜20とを組み合わせて新聞用紙を作製した。
ゲートロールコーターを用い、塗工速度を適宜調整しながら、原紙の片面に対する塗布量を表2に示すように調整し、フィルムトランスファー方式を採用して原紙の両面に表面処理剤を塗布して乾燥させ、表面処理層を形成させた後、金属ロール/金属ロールよりなるマシンカレンダーにて線圧150kg/cmの条件で1ニップ通紙を行い、坪量が約43g/m2の新聞用紙を得た。
表2中に、得られた新聞用紙の表面処理層一定面積における表面サイズ剤の量及び接着剤の量を併せて示す。
得られた各新聞用紙について、動摩擦係数、0.1秒後及び2秒後のサイズ度、6秒後の横方向の初期湿潤伸び率及び熱水抽出澱粉量を以下の方法にしたがって測定した。その結果を表3に示す。また0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差を算出した。これも併せて表3に示す。
また、既存の市販新聞用紙を試験紙A〜Cとして準備し、前記実施例1〜10及び比較例1〜10の新聞用紙と同様に、動摩擦係数、サイズ度、初期湿潤伸び率及び熱水抽出澱粉量を求めた。その結果を、比較例11〜13として併せて表3に示す。
(a)動摩擦係数
新聞用紙を温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿した後、水平台に固定した。この上に、大きさ及び質量がJIS P 8147に規定の錘と同様で、JIS B 0651に規定の触針式表面粗さ測定器で測定した表面粗さが0.55μmの金属板を、面接するように重ね、JIS P 8147に規定の「紙及び板紙の摩擦係数試験方法」に準拠して、金属板を移動させて平均動摩擦係数を測定した。
(b)サイズ度
新聞用紙を温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿した後、その表面に精製水200mLを滴下して接触させ、紙の表裏の経時的な液浸透挙動を解析することができるサイズ度テスター(EST12、Emutec社製)を用い、0.1秒後及び2秒後のサイズ度を求めた。
(c)初期湿潤伸び率
新聞用紙を温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿した後、2.0N/60mmの引張応力を印加し、その表面に精製水20mLを滴下して接触させ、6秒間経過後の横方向の初期湿潤伸び率を、濡れ膨張試験機(WET STRETCH DYNAMICS ANALYSER、MUTEK社製)にて測定した。
(d)熱水抽出澱粉量
Tappi T419om−85に準拠し、酸化澱粉の熱水抽出澱粉量を測定した。
次に、実施例1〜10及び比較例1〜13の新聞用紙について、以下の試験例1〜7に基づいて各特性を調べた。その結果を表4に示す。
試験例1(滑り回数)
オフセットカラー印刷機(型番:SYSTEM C−20、(株)小森コーポレーション製)を使用し、13万部/時の印刷速度で、藍、赤、黄、墨の順に4色カラー印刷を行い、10万部の印刷の間に、滑りが発生する回数を測定した。
試験例2(断紙回数)
前記試験例1と同じオフセットカラー印刷機を使用し、同じ印刷速度で藍、赤、黄、墨の順に4色カラー印刷を行い、10万部の印刷の間に、断紙が発生する回数を測定した。
試験例3(インク吸収ムラ)
前記試験例1と同じオフセットカラー印刷機を使用し、同じ印刷速度で藍、赤、黄、墨の順に4色カラー印刷を行った。藍/赤の重色部分のインク濃度ムラを目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準)
◎:インク濃度ムラが全く認められず、均一で鮮明な画像である。
○:インク濃度ムラが殆ど認められず、均一な画像である。
△:インク濃度ムラが認められ、やや不均一な画像である。
×:インク濃度ムラが明らかであり、不均一な画像である。
試験例4(ブランケットへの紙粉堆積)
前記試験例1と同じオフセットカラー印刷機を使用し、同じ印刷速度で藍、赤、黄、墨の順に4色カラー印刷を行った。5000部の印刷を行った後、ブランケット非画線部への紙粉の堆積度合いを目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準)
◎:紙粉の発生が認められない。
○:紙粉の発生が僅かに認められるが、実用上問題がない。
△:紙粉の発生が明確に認められる。
×:ブランケット上に紙粉が多く堆積し、ブランケットが白くなっている。
試験例5(カラー印刷適性)
オフセット輪転機(東芝オフセット輪転機、型番:OA−4B2T−600、東芝機械(株)製)を使用し、12万部/時の印刷速度で、藍、赤、黄、墨の順に4色カラー印刷を行った。4色目の墨単色部の印刷面濃度及び濃度ムラについて、また4色を重ね合わせた重色部の印刷画像の均一性について目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準)
◎:墨単色部の印刷面濃度が非常に高く、濃度ムラもない。また重色部で非常に均一な画 像が得られている。
○:墨単色部の印刷面濃度が高く、濃度ムラも殆どない。また重色部で均一な画像が得ら れている。
△:墨単色部の印刷面濃度がやや低く、濃度ムラも認められる。また重色部で、不均一で 鮮明さがやや悪い画像が得られている。
×:墨単色部の印刷面濃度が低く、濃度ムラも明確に認められる。また重色部で、不均一 で鮮明さに欠けた画像が得られている。
試験例6(見当ズレ)
新聞オフセット輪転機(型番:DIAMONDSTAR、三菱重工業(株)製)を用い、両出し12万部/時の印刷速度で藍、赤、黄、墨の順に4色カラー印刷を行った。ペースター(自動紙継ぎ)直前とペースター後100部目とで、それぞれ1色目と4色目との見当マーク位置の幅方向の差を測定し、以下の評価基準に基づいて評価した。
(評価基準)
◎:ペースター前後の差が0.1mm未満である。
○:ペースター前後の差が0.1mm以上、0.2mm未満である。
△:ペースター前後の差が0.2mm以上、0.3mm未満である。
×:ペースター前後の差が0.3mm以上である。
試験例7(剣先詰まり回数)
前記試験例6と同じ新聞オフセット輪転機を用い、両出し15万部/時の印刷速度で印刷を行い、6時間の間に、折り部で剣先詰まりが発生する回数を測定した。
Figure 2007146333
Figure 2007146333
Figure 2007146333
Figure 2007146333
表4に示された結果から、実施例1〜10の新聞用紙は、スチレンモノマーを用いた水溶性重合体の表面サイズ剤を含む表面処理剤にて表面処理層が形成され、2秒後のサイズ度が57〜90%で、かつ0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差が39%以下といった特性を同時に有し、動摩擦係数も0.4〜0.52と比較的大きいので、滑り、断紙、インク吸収ムラ、ブランケットへの紙粉の堆積、見当ズレ及び剣先詰まりが全く又は殆どなく、カラー印刷適性に優れ、高速オフセットカラー印刷に非常に適した特性を具備していることがわかる。
これに対して比較例1〜10の新聞用紙は、2秒後のサイズ度が比較的小さく、いずれも0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差が40%を超えるものであり、動摩擦係数も0.18〜0.25と小さいので、特に滑り及び剣先詰まりの発生が著しく、しかも断紙、インク吸収ムラ、ブランケットへの紙粉の堆積、カラー印刷適性及び見当ズレの殆どが悪い結果であり、高速オフセットカラー印刷に適した特性を具備していないことがわかる。
また市販の従来品である比較例11〜13の新聞用紙においては、比較的強サイズの傾向があるものの、0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差が40%を超え、動摩擦係数も小さい傾向があることから、高速輪転における墨インク印刷では大きな問題が生じないと考えられるが、フルカラー印刷においては、色ズレ、印刷の鮮明性が劣るものとなる。
本発明の新聞用紙は、例えばサテライト型やタワープレス型のオフセットカラー印刷機等における高速オフセットカラー印刷に、特に好適に使用することができる。

Claims (4)

  1. 原紙の少なくとも片面に、表面処理剤が塗布された新聞用紙であって、
    前記表面処理剤が、スチレン系モノマーを含んでなる表面サイズ剤を含有し、
    温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿後、該条件下において、その表面に精製水を接触させた2秒後のサイズ度が、サイズ度テスターにて測定して55〜91%であり、かつ
    前記測定による0.1秒後のサイズ度と2秒後のサイズ度との差が40%以下である
    ことを特徴とする、新聞用紙。
  2. 原紙中に、スチレン系モノマーを含んでなる内添サイズ剤が含有されている、請求項1に記載の新聞用紙。
  3. 温度23℃、相対湿度50%の条件で調湿後、2.0N/60mmの引張応力下、その表面に精製水を接触させた6秒後の横方向の初期湿潤伸び率が、濡れ膨張試験機にて測定して6%以下である、請求項1又は2に記載の新聞用紙。
  4. 原紙中及び表面処理剤中の少なくとも一方に澱粉類が含有されており、Tappi T419om−85に準拠した熱水抽出澱粉量が0.3〜1.6g/m2である、請求項1、2又は3に記載の新聞用紙。
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