JP4784151B2 - オフセット印刷用顔料塗工紙 - Google Patents
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前記スチレン・アクリル系共重合体が、炭素数8〜24のアルコールでエステル化されたアルキルメタクリレート及びスチレンを単量体主成分とする共重合体またはその塩であると、老化物の生成が少なく、しかも紙力向上効果に優れるためより好ましい。前記酸化澱粉に対する前記スチレン・アクリル系共重合体の含有率が5〜10%であると、酸化澱粉糊液の安定性が高くなり好ましい。
前記酸化澱粉の重量平均分子量は、50000〜80000の範囲が好ましく、カルボキシル基置換度は0.017以上であることが好ましい。
本発明の接着剤と同様の構成を有する表面サイズ剤が既に提案されているが(特許文献10参照)、本発明は顔料塗工用の塗料の接着剤の一成分として蒸気構成の接着剤を使用するところに特徴がある。
表面サイズ剤の場合は、接着剤が主成分となる塗工液、即ち顔料/接着剤の比率が100/100〜0/100であり、かつ2〜20%程度の低濃度で塗工される表面サイズプレス紙に適用されることが特許公報中に述べられている。表面サイズプレス紙は表面強化で填料や繊維の脱落を防止することを主目的としているため、高接着剤比率が必要となるが、本願においては、顔料と接着剤の比率が100/10〜100/50であり、かつ30〜70%程度の高濃度で塗工される顔料塗工紙であるため、表面サイズプレス紙とは構成も目的も全く異なるものである。
高接着剤比率で顔料塗工をした場合、白紙光沢度および印刷光沢度が顔料塗工紙より著しく劣り、顔料塗工の効果が出難くなる。また、高い光沢度を得るには塗工量を増やすか、またはカレンダー処理で用紙を平滑化する方法が取られるが、これらはいずれもインキの吸収性を妨げるため、印刷汚れが発生し易くなる。一方、低接着剤比率の顔料塗工紙では、顔料に由来する高い白紙光沢度および印刷光沢度が得られ、かつ塗工層がポーラスであるためインキ吸収性が良好であり、印刷汚れなどのトラブルが発生しにくく、雑誌やチラシ広告などの用途に好適に用いられる。
従って、本発明においては、接着剤と顔料の比率が10/100〜50/100であることが重要である。
ここで言うアルキルアクリレートには、便宜上、アルキルメタクリレートあるいはそれらの塩も含むものとする。また、本明細書では、共重合体を単にポリマーと表現することもある。
また、アルキル基の炭素数は8〜24であることが好ましく、アルキル基を含有するポリマーとしてはスチレン型モノマーとメタクリル酸エステルモノマーおよびα,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸モノマーを共重合したスチレン・アクリル系ポリマー、またはその塩が好ましい。アルキル基の炭素数が8未満であると充分な疎水性が得られず、また24を超えると糊液が不安定となり、操業性に問題が発生しやすくなる。前記スチレン・アクリル系ポリマーとしては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、有機アミンとの塩等の形態でも良い。前記塩を形成するアルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム、リチウム等、アルカリ土類金属としては、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム等、有機アミンとしては、アルカノールアミン(エタノールアミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン等)、アルキルアミン(メチルアミン、エチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン等)等が例示される。前記スチレン型モノマーとしてはスチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、クロロスチレンなどが例示される。前記メタクリル酸エステルモノマーとしてはメタクリル酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ウンデシル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸トリデシル、メタクリル酸テトラデシル、メタクリル酸ペンタデシル、メタクリル酸ヘキサデシル、メタクリル酸ヘプタデシル、メタクリル酸オクタデシル、メタクリル酸ノナデシル、メタクリル酸エイコシル等が例示される。前記エチレン性不飽和カルボン酸モノマーとしては、(メタ)アクリル酸、エチルアクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、(無水)マレイン酸、フマル酸等が例示される。前記スチレン・アクリル系ポリマーにおけるメタクリル酸エステルモノマー(A)、α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸モノマー(B)、およびスチレン型モノマー(C)の割合は、好ましくはモノマーAが5〜60質量%、モノマーBが5〜20質量%、モノマーCが35〜85質量%である。前記スチレン・アクリル系ポリマーの数平均分子量は、3000〜30000が好ましく、5000〜15000がさらに好ましい。酸化澱粉とスチレン・アクリル系ポリマーの配合割合は、質量比で100:0.1〜10の範囲が好ましく、100:5〜8の範囲がより好ましく、100:6〜8の範囲がさらに好ましい。
原料澱粉の種類については特に限定されないが、タピオカ澱粉はアミロペクチン比率が高く、塗工機での塗工性に問題が発生する場合がある。好ましくは、とうもろこし澱粉が原料澱粉として用いられる。
インキ着肉性は、顔料塗工紙最表面の疎水性が高いほど良くなるが、この現象は、インキ中の疎水性成分が、顔料塗工紙表面にどの程度受け付けられるかによって説明できる。すなわち、印刷に際し、インキ中には10〜30質量%程度の水が乳化されて取りこまれるが、顔料塗工紙の最表面の疎水性が高いほど、インキ中の疎水性成分が顔料塗工紙表面に受け付けられやすくなり、インキ濃度が高くなる。逆に顔料塗工紙最表面の親水性が高い場合には、乳化インキ中の水が積極的に顔料塗工紙表面に受け付けられ、インキ成分が顔料塗工紙表面に残り難くなり、インキ濃度が低くなる。
前記合成ラテックスとしては、例えばスチレン・ブタジエン共重合体が最も代表的なものである。
なお、紙面pHは紙面測定用pH計(型式MPC、共立理化学研究所製)などで測定することが出来る。すなわち、前記紙面測定用pH計に付属の、pH測定範囲が4.6〜6.8であるBCP溶液での発色、またはpH測定範囲が6.0〜8.0であるBTB溶液での発色を、標準板と対比させて紙面PHを測定する。
本発明のオフセット印刷用顔料塗工紙に使用する原紙は、特に限定されるものではないが、一般的には、坪量が30〜200g/m2程度の範囲にある原紙が、目的に応じて適宜選択して使用される。この新聞用紙原紙の物性は、オフセット印刷機で印刷可能である必要があり、通常の顔料塗工紙程度の引張り強度、引裂き強度、伸びなどの物性を有するものであれば良い。
(澱粉フィルムの表面接触角)
各実施例および比較例で使用した、澱粉のみを含む表面処理剤組成物または澱粉と表面サイズ剤を含む表面処理剤組成物を、親水化処理したPETフィルム上に、乾燥塗布量が5g/m2となるように塗布した後、乾燥機で乾燥して表面処理剤フィルムを作成した。
得られた各表面処理剤フィルムについて、23℃、50%RH雰囲気下で、動的表面接触角測定装置(ダイナミックアブソープションテスタ DAT1100、Fibro社製)を用い、水滴を滴下後0.1秒後および1.0秒後の表面接触角を測定した。
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用顔料塗工紙について、23℃、50%RH雰囲気下で、動的表面接触角測定装置(ダイナミックアブソープションテスタ DAT1100、Fibro社製)を用い、水滴を滴下後0.1秒後および1.0秒後の表面接触角を測定した。
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用顔料塗工紙について、アルミ版とブランケット(DAYインターナショナル製DAYブランケット8891)をセットしたオフセット印刷機(三菱リソピアL−BT3−1100)を使用して、カラー4色刷りを行い、5000部印刷を行った後、ブランケット非画線部への紙粉の堆積度合いを目視にて判定した。評価は次の5段階評価で行った。
〈評価基準〉
5:紙粉の発生がほとんど認められない。
4:紙粉の発生がわずかに認められる。
3:紙粉の発生がやや認められるが、実用上問題のないレベル。
2:紙粉の発生が明確に認められる。
1:ブランケット上に紙粉が多く堆積している。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用顔料塗工紙から巾2cmの試料ストリップを切り取り、これをサンプル台紙(OK特アートポスト 256g/m2)に貼りつけ、RI印刷試験機(明製作所製)にて、墨インキ(News Webmaster 墨、サカタインクス株式会社製)を0.4ml展開させ、ゴムロールと練りロール間をキスタッチにして、その間に水を0.2ml滴下後、印刷を行い、墨ベタ印刷面の黒色濃度をカラー反射濃度計(X−RITE404G、X RITE Inc.製)にて測定した。
上記と同様にして各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙を貼り付けたサンプル台紙を作成し、上記RI印刷試験機にて、印刷インキ(紙試験 SD50紅B T&K TOKA株式会社製)を0.4ml使用して印刷を行い、印刷面のピッキングの程度を目視評価した。評価は次の5段階評価で行った。
〈評価基準〉
5:繊維の取られが全くみられず、白抜けが発生しない。
4:ごくわずかに繊維の取られが発生し、白抜け部がわずかに(1〜5個所程度)みられる。
3:一部で繊維の取られが発生するが、実用上問題のないレベル。白抜け部は6〜20個所程度。
2:全面で繊維の取られがみられ、白抜け部面積率が5%未満。
1:全面で繊維の取られがみられ、白抜け部面積率が5%以上。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
上記と同様にして各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙を貼り付けたサンプル台紙を作成し、RI印刷試験機にて、湿らせたガーゼで水を付けたゴムロールで新聞用紙面に水を付けた後、直ちに印刷インキ(T&K TOKA株式会社製)を0.5ml使用して印刷を行い、印刷面のピッキングの程度を目視評価した。評価は次の5段階評価で行った。
〈評価基準〉
5:繊維の取られが全くみられず、白抜けが発生しない。
4:ごくわずかに繊維の取られが発生し、白抜け部がわずかに(1〜5個所程度)みられる。
3:一部で繊維の取られが発生するが、実用上問題のないレベル。
2:全面で繊維の取られがみられ、白抜け部面積率が5%未満。
1:全面で繊維の取られがみられ、白抜け部面積率が5%以上。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙を貼り付けたサンプル台紙を作成する。インキ練り用のゴムロールと金属ロールを1段目にセットしたRI印刷試験機にて印刷インキ(T&K TOKA株式会社製)0.5mlを練った後、インキ練り用ゴムロールをはずし、インキ練り用金属ロールを洗浄する。圧胴にサンプル台紙をセットし、RI印刷機の3段目に前述のインキを練ったゴムロール、1段目にインキ転写用片面塗工紙を巻いたゴムロールを装着し、3段目で印刷されたサンプルが転写紙にタッチしたところからで一旦印刷をとめ、そこから一定時間ごとに2〜3cmづつ印刷を進めて、その濃度変化を目視評価した。評価は次の5段階評価で行った。なお、下記において基準品とは比較例1で得たオフセット印刷用新聞用紙である。
〈評価基準〉
5:基準品と比較して、印刷終了後のインキロール表面を転写した紙の印刷部インキ濃度が明確に低い。
4:基準品と比較して、印刷終了後のインキロール表面を転写した紙の印刷部インキ濃度がやや低い。
3:基準品のインキ濃度レベル。実用上問題のないレベル。
2:基準品と比較して、印刷終了後のインキロール表面を転写した紙の印刷部インキ濃度がやや高い。
1:基準品と比較して、印刷終了後のインキロール表面を転写した紙の印刷部インキ濃度が明確に高い。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
前記オフセット印刷機を使用し、連続2000部の墨単色印刷を行った後、印刷面のカスレの度合いを目視にて判定した。
〈評価基準〉
5:印刷面のインキ濃度が高く、カスレの発生が認められない。
4:わずかにカスレが発生するが、インキ濃度は全体的に高い。
3:カスレの発生がやや認められるが、実用上問題のないレベル。
2:カスレの発生が明確に認められ、印刷面のインキ濃度が全体的にやや低い。
1:カスレの程度が多く、印刷面のインキ濃度が全体的に低い。
なお、評価が3未満のものは、実用上問題がある。
針葉樹クラフトパルプ40部、グラウンドウッドパルプ20部、プレッシャーグラウンドウッドパルプ40部の割合で混合して離解し、レファイナーで叩解処理したパルプスラリーに、対絶乾パルプ当りカチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co, Ltd.製)を0.5%、中性ロジンサイズ剤(N815、荒川化学工業株式会社製)を0.8%、填料としてホワイトカーボンを1%添加し、硫酸バンドで抄紙pHを6.5に調整後、得られた紙料をギャップフォーマー抄紙機で抄紙し、米坪45g/m2の顔料塗工紙原紙を得た。
塗料組成物として、カオリン100部(商品名;ミラグロスJ、シール株式会社製)を分散剤(商品名;アロンT−40、東亜合成株式会社製)0.05部で分散した60%分散スラリー、スチレンブタジエンラテックス(商品名;T−2635R、JSR株式会社製)12部、スチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉(商品名;GRS-T120、王子コーンスターチ株式会社製、重量平均分子量62000の酸化澱粉にメタクリル酸オクタデシル/スチレン/アクリル酸ナトリウム=20/40/40質量%のモノマー比率で共重合されたスチレンアクリル系ポリマーを7.0質量%配合した澱粉、カルボキシ基置換度0.020)6.0部、耐水化剤(商品名;スミレーズ SPI−102A、住友化学株式会社製)0.1部、滑剤(商品名;SN8004SP、サンノプコ株式会社製)0.23部からなる固形分濃度60%の塗料を調製し、これを上記の顔料塗工紙原紙の両面に、ブレードコーターを使用して、乾燥後の塗布量が片面当り8.0g/m2となるように塗布、乾燥後、スーパーカレンダー仕上げを行い、実量61.0g/m2のオフセット印刷用顔料塗工紙を得た。
塗料組成物のスチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉を6.0部に代えてスチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉を3.0部、通常の酸化とうもろこし澱粉(商品名;王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製、重量平均分子量91000)3.0部を使用した以外は、実施例1と同様にしてオフセット印刷用顔料塗工紙を得た。
塗料組成物のカオリン100部に代えてカオリン50部、軽質炭酸カルシウム(商品名;タマパール TP−123、奥多摩工業株式会社製)50部を使用した以外は、実施例1と同様にしてオフセット印刷用顔料塗工紙を得た。
塗料組成物のスチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉を6.0部に代えてスチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉を10部、スチレンブタジエンラテックス(商品名;T−2635R、JSR株式会社製)10部を使用した以外は、実施例1と同様にしてオフセット印刷用顔料塗工紙を得た。
塗料組成物のスチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉を6.0部に代えて、通常の酸化トウモロコシ澱粉(商品名;王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製、重量平均分子量91000、カルボキシ基置換度0.014)6.0部を使用した以外は、実施例1と同様にしてオフセット印刷用新聞用紙を得た。
塗料組成物のスチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉を6.0部に代えて、通常の酸化トウモロコシ澱粉(商品名;王子エースC、王子コーンスターチ株式会社製、重量平均分子量45000、カルボキシ基置換度0.025)6.0部を使用した以外は、実施例1と同様にしてオフセット印刷用新聞用紙を得た。
塗料組成物のスチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉を6.0部に代えて、スチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉(商品名;GRS−T110、王子コーンスターチ株式会社製、重量平均分子量82000、カルボキシ基置換度0.016)6.0部を使用した以外は、実施例1と同様にしてオフセット印刷用新聞用紙を得た。
塗料組成物のスチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉を6.0部に代えて、スチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉(商品名;GRS−T110、王子コーンスターチ株式会社製、重量平均分子量82000、カルボキシ基置換度0.016)100部、スチレンブタジエンラテックス(商品名;T−2635R、JSR株式会社製)50部を使用し、固形分濃度20%の塗料を調製し、これを上記の顔料塗工紙原紙の両面に、ゲートロールコーターを使用して塗布した以外は、実施例1と同様にしてオフセット印刷用表面サイズプレス紙を得た。
塗料組成物のスチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉を6.0部に代えて、スチレン・アクリル系ポリマーを配合された酸化トウモロコシ澱粉(商品名;GRS−T120、王子コーンスターチ株式会社製、重量平均分子量62000、カルボキシ基置換度0.020)100部、スチレンブタジエンラテックス(商品名;T−2635R、JSR株式会社製)50部を使用し、固形分濃度20%の塗料を調製し、これを上記の顔料塗工紙原紙の両面に、ゲートロールコーターを使用して塗布した以外は、実施例1と同様にしてオフセット印刷用表面サイズプレス紙を得た。
Claims (3)
- 接着剤及び顔料を主成分とし、該接着剤が長鎖アルキル基を有するアルキルアクリレート及びスチレンを単量体主成分とするスチレン・アクリル系共重合体、並びに、カルボキシ基置換度が0.017以上である酸化澱粉を含有し、該接着剤と顔料の比率が10/100〜50/100となるよう配合した塗工液組成物を塗工してなることを特徴とするオフセット印刷用顔料塗工紙。
- 前記スチレン・アクリル系共重合体は、炭素数8〜24のアルコールでエステル化されたアルキルメタクリレート及びスチレンを単量体とする共重合体、またその塩であることを特徴とする請求項1記載のオフセット印刷用顔料塗工紙。
- 前記接着剤におけるスチレン・アクリル系共重合体の含有率が固形分質量換算で5〜10%であることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のオフセット印刷用顔料塗工紙。
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