JP2005089920A - オフセット印刷用新聞用紙とその評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
新聞オフセット輪転機の折り部における剣先詰りを短時間で評価できる方法と、新聞印刷用紙のCD方向の見当ずれ(ファンアウト)を短時間で評価できる方法を提供することにある。更に、本発明の評価方法により、剣先詰まりおよび/または紙のCD方向の見当ずれが少ないオフセット印刷用新聞用紙を開発し、これを提供することにある。
【解決手段】
濡れ膨張測定器を用い、特定の条件下、オフセット印刷用新聞用紙の測定試料の片面に蒸留水、真水(水道水)、エッチ液のいずれか1つの測定液を接触させ、1.2秒後のMD方向の初期湿潤伸び率を測定し、剣先詰りを評価する。この初期湿潤伸び率が0.01〜0.2%であるオフセット印刷用新聞用紙は、剣先詰まりが少ない。また、同様の条件下、1.2秒後のCD方向の初期湿潤伸び率を測定し、CD方向の見当ずれを評価する。この初期湿潤伸び率が0.1〜3.0%であるオフセット印刷用新聞用紙は、見当ずれが少ない。

Description

本発明は、新聞オフセット輪転機の折り部における剣先詰りの評価方法および新聞印刷用紙の横方向の見当ずれの評価方法に関する。更に、剣先詰まりおよび/またはCD方向の見当ずれが少ないオフセット印刷用新聞用紙に関する。
新聞社では、最新のニュースを記事にすることが必要であるため、プリプレスへのデジタル化技術の導入、印刷拠点の分散化、印刷機の高速化などを進め、新聞印刷の現場では徹底した効率化を図り、印刷時間の短縮に努めている。そのため、新聞印刷用紙においては、印刷適性とともに、作業適性も重要視されており、印刷時間の遅延を引き起こすような作業性に関わるトラブルが最も敬遠されている。例えば、作業性に関わる代表的なトラブルのひとつとして、剣先詰りが挙げられる。
この剣先詰まりを図1で説明する。図1に示すように各プレスで印刷された用紙は折り部入口で重ねられた後、ドラッグローラー5とワリス4で引張られ、フォーマー6(三角板)へ進み、フォーミングローラー7を経て、ニッピングローラー8で中央から二つ折りにされる。この際、何らかの原因により、フォーマー周辺で発生する紙詰りを剣先詰りと呼んでいる。また、フォーマー先端部で裂けた用紙が固まった状態でローラー部を通過すると、ロールや折り機などを破損し、重大なトラブルに発展する場合もある。
この剣先詰まりを抑制する従来の技術としては、新聞オフセット輪転機のフォーマーでの新聞印刷用紙の折れ適性や曲げ適性を重要視した観点から、例えば、CD方向の平均純曲げ剛度での管理が行なわれている(特許文献1参照)。しかしながら、近年のサテライトおよびタワープレスによる4色印刷の増加に伴い、折り部で発生する剣先トラブルは増加しており、カラー面を最中面の見開き反転ページに持つ場合、特にその傾向が大きくなっている。このような場合の剣先詰りに対しては、曲げ適性だけでは剣先詰りの発生を評価できない状況であった。
一方、タワープレスでカラー印刷が行なわれる場合、各単色プレスにおいて、新聞用紙が湿し水を吸収し、紙が伸びることで1色目と2色目以降の見当ずれが少なからず発生する。見当ずれのうち、ブランケットのニップにより紙の進行と直角の方向つまりCD方向に紙が伸びる現象は、上に行くに従い、扇状に広がることからファンアウトと呼ばれている。タワープレスとは、縦に4組の単色プレス(BBユニット)を積み重ねた型のカラーユニットである。通常は見当ずれをアンチファンアウトローラーや、版胴の位相を調節する見当合わせ機構で調整しているが、自動で紙継ぎが行なわれるペースター時は、紙継ぎ前後のテンションに大きな変動が発生するため、見当ずれ量も大きくなる。そのため、ペースター前後の一定部数は損紙として排除される。
近年は、新聞社でも損紙率の低減、使用資材の削減などの取り組みが進められているが、見当ずれの従来の対策は主に印刷装置面に関するものである。例えば、設定値以上の見当ずれを検知した時に、速やかに排紙する印刷装置が開示されている(特許文献2参照)。また、各種の見当ずれ修正方法と装置が開示されている(特許文献3、4、5、6、7、8、9参照)。また、オフセット印刷用ブランケット面の対策もある(特許文献10参照)。更に予想ファンアウト量に対応させて色間見当を異ならせた版を製版する技術も開示されている(特許文献11参照)。
新聞印刷用紙の面からの見当ずれ対策は少ないが、例えば、印刷用巻取り紙の浸水伸度のも最も大きい方向と紙の抄紙幅方向との角度の絶対値を15度以下にする技術が開示されている(特許文献12参照)。該特許文献に記載の発明でも、見当ずれの少ない新聞印刷用紙を製造できるが、この文献中に記載の評価方法では、試料のサンプリングや測定に長時間を要するという問題があった。
特開2001-262485号公報 特開平01-049644号公報 特許第3360929号明細書 特開平08-156237号公報 特開平09-020002号公報 特許第3053166号明細書 特開平10-217432号公報 特開2001-105572号公報 特開2003-165202号公報 特開平10-016427号公報 特開2002-166518号公報 特開2001-226899号公報
本発明は、新聞オフセット輪転機の折り部における剣先詰りを短時間で評価できる方法と、新聞印刷用紙のCD方向の見当ずれ(ファンアウト)を短時間で評価できる方法を提供することにある。更なる課題は、本発明の評価方法により、剣先詰まりおよび/または紙のCD方向の見当ずれが少ないオフセット印刷用新聞用紙を開発し、これを提供することにある。
濡れ膨張測定器を用い、23℃、50%RHの条件で調湿したオフセット印刷用新聞用紙の断裁片を測定試料とし、4.0N/60mmの引張応力下、該測定試料の片面に蒸留水、真水(水道水)、エッチ液のいずれか1つの測定液を接触させ、1.2秒後のMD方向(縦方向)の初期湿潤伸び率を測定し、オフセット印刷用新聞用紙の剣先詰りを評価する。この初期湿潤伸び率が0.01〜0.2%であるオフセット印刷用新聞用紙は、剣先詰まりが少ない。また、濡れ膨張測定器を用い、23℃、50%RHの条件で調湿したオフセット印刷用新聞用紙の断裁片を測定試料とし、2.0N/60mmの引張応力下、該測定試料の片面に蒸留水、真水(水道水)、エッチ液のいずれか1つの測定液を接触させ、1.2秒後のCD方向(横方向)の初期湿潤伸び率を測定し、オフセット印刷用新聞用紙のCD方向の見当ずれを評価する。この初期湿潤伸び率が0.1〜3.0%であるオフセット印刷用新聞用紙は、見当ずれが少ない。
本発明の評価方法により、新聞オフセット輪転機の折り部における剣先詰り、新聞印刷用紙のCD方向の見当ずれ(ファンアウト)を短時間で評価できる。更に、本発明の評価方法により、剣先詰まりおよび/または紙のCD方向の見当ずれが少ないオフセット印刷用新聞用紙を開発し、これを提供できる。
本発明者らは、新聞オフセット輪転機の折り部における剣先詰りについて鋭意検討した。一般的に、輪転機はサテライト、タワープレスなどのカラーユニットと墨単色プレスの組み合わせで構成されている。4色カラーユニットで印刷される場合と単色プレスで印刷される場合では、湿し水の吸水量が異なるため、印刷後の紙の伸びの状態も大きく異なっていると考えられる。オフセット輪転機では、走行紙は各プレスで印刷された後、走行紙の走行方向を変えるためのターンバーや重ね順の変更や表裏反転に用いられるベイウインドーローラーにより、8〜10枚重ね合わされたあと、折り部へと送られる。その際、各々の紙の伸びに差があると、テンションに差が生じるため、フォーマー上でしわ入り、ばたつきが発生し、紙詰り(剣先詰まり)が発生し易くなると考えられる。
オフセット輪転機で、両出し12万部/時(片出し6万部/時)で印刷される場合、用紙の走行速度は、約9m/秒となり、各プレスの一胴目から折り機までの距離は約10m程度であるから、到達するまでの時間はおよそ1.0〜1.2秒程度となる。
本発明者らは、オフセット輪転印刷時の剣先詰まりの発生は、紙の片面から水を漬けたときの1.2秒後のMD方向の伸びと密接に関係していること、このMD方向の伸びを濡れ膨張測定器(商品名:ウェットストレッチダイナミック分析計、ミューテック社製)で測定できることを見出し、本発明を完成した。
濡れ膨張測定器を用いたオフセット印刷用新聞用紙の剣先詰まり評価方法について説明する。オフセット印刷用新聞用紙の測定試料は、MD方向200mm×CD方向60mmである。この試料を23℃、50%RHで調湿した後、供試する。4.0N/60mmの引張応力下、試料の片面から水を接触させる。この水としては、蒸留水、真水(水道水)、エッチ液のいずれか1種類が使用される。試料と水が接触後、1.2秒後のMD方向の初期湿潤伸びを測定する。
また、前記の濡れ膨張測定器による剣先詰まりの評価方法で、オフセット印刷用新聞用紙のMD方向の初期湿潤伸びが1.2秒後に0.01〜0.2%であれば、剣先詰まりが少なくなることを見出した。MD方向の初期湿潤伸びを0.01%よりも低くすることは極めて困難である。更に、1μlの点滴吸水度が10秒以上であればその効果が一層助長されることを見出した。
オフセット印刷用新聞用紙のMD方向の1.2秒後の初期湿潤伸びを調整するには、パルプ原料配合面では機械パルプまたはNKPの増配が有効であり、薬品配合の面では湿潤紙力増強剤、内添サイズ剤の添加が有効であり、外添サイズ剤添加も有効である。また、抄紙条件の面では、ジェット/ワイヤー比(J/W比)の調整でMD方向へのパルプ繊維配向を強めることが有効である。
本発明の剣先詰まりの少ないオフセット印刷用新聞用紙の抄造に用いられる抄紙機は、両面脱水機構を有しているギャップフォーマー、ハイブリッドフォーマー、オントップフォーマーなどが望ましいが、これに限定されるものではない。また、酸性抄紙、中性抄紙の何れでも良い。
また、パルプ原料としては、とくに限定されるものではなく、グランドウッドパルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、脱墨パルプ(DIP)、針葉樹クラフトパルプ(NKP)など、一般的に抄紙原料として使用されているものであればよいが、機械パルプやNKPを多く配合することが好ましい。
配合する填料としては、炭酸カルシウム、クレー、カオリン、ホワイトカーボン、酸化チタン、合成樹脂(塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、尿素ホルマリン樹脂)などの一般に使用されている填料であれば良く、填料の含有率にも特に限定はない。
また、必要に応じて、ロジンサイズ剤、ロジンエマルジョンサイズ剤、アルキルケテンダイマー、アルケニルコハク酸無水物などの内添サイズ剤、ポリアクリルアミド系高分子、ポリビニルアルコール系高分子、カチオン化澱粉、尿素/ホルマリン樹脂、メラミン/ホルマリン樹脂などの紙力増強剤、アクリルアミド/アミノメチルアクリルアミド共重合物の塩、カチオン化澱粉、ポリエチレンイミン、ポリエチレンオキサイド、アクリルアミド/アクリル酸ナトリウム共重合物などのろ水性あるいは歩留まり向上剤、紫外線防止剤、退色防止剤などの助剤を含有してもよい。
更に、澱粉、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン化澱粉などの澱粉類、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールなどの表面処理剤を塗布してもよい。また、スチレン/アクリル酸共重合体、スチレン/(メタ)アクリル酸重合体(なお、(メタ)アクリル酸は、「アクリル酸、および/またはメタクリル酸」を意味する。)、スチレン/(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン/マレイン酸共重合体、スチレン/マレイン酸半エステル共重合体、スチレン/マレイン酸エステル共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、イソブチレン/アクリル酸共重合体、n−ブチレン/(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、プロピレン/マレイン酸共重合体、エチレン/マレイン酸共重合体などの表面サイズ剤を塗布してもよい。
また、本発明者らは新聞印刷用紙のCD方向の見当ずれ(ファンアウト)について鋭意検討した結果、オフセット輪転印刷時のCD方向の見当ずれ(ファンアウト)は、紙の片面から水を漬けたときの1.2秒後のCD方向の伸びと密接に関係していること、このCD方向の伸びを濡れ膨張測定器(商品名:ウェットストレッチダイナミック分析計、ミューテック社製)で測定できることを見出し、本発明を完成した。
濡れ膨張測定器を用いたオフセット印刷用新聞用紙のCD方向の見当ずれ(ファンアウト)評価方法について説明する。オフセット印刷用新聞用紙の測定試料は、MD方向60mm×CD方向200mmである。この試料を23℃、50%RHで調湿した後、供試する。2.0N/60mmの引張応力下、試料の片面から水を接触させる。この水としては、蒸留水、真水(水道水)、エッチ液のいずれか1種類が使用される。試料と水が接触後、1.2秒後のCD方向の初期湿潤伸びを測定する。
また、前記の濡れ膨張測定器によるCD方向の見当ずれの評価方法で、オフセット印刷用新聞用紙のCD方向の初期湿潤伸びが1.2秒後に0.1〜3.0%であれば、CD方向のファンアウトが問題ない範囲に抑えられることを見出した。CD方向の初期湿潤伸びを0.1%よりも低くすることは極めて困難である。更に、1μlの点滴吸水度が10秒以上であればその効果が一層助長されることを見出した。
オフセット印刷用新聞用紙のCD方向の1.2秒後の初期湿潤伸びを調整するには、パルプ原料配合面では機械パルプまたはNKPの増配が有効であり、薬品配合の面では湿潤紙力増強剤、内添サイズ剤の添加が有効であり、外添サイズ剤添加も有効である。また、抄紙条件の面では、ジェット/ワイヤー比(J/W比)の調整でMD方向へのパルプ繊維配向を弱めることが有効である。
本発明のCD方向の見当ずれが少ないオフセット印刷用新聞用紙の抄造に用いられる抄紙機は、両面脱水機構を有しているギャップフォーマー、ハイブリッドフォーマー、オントップフォーマーなどが望ましいが、これに限定されるものではない。また、酸性抄紙、中性抄紙の何れでも良い。
また、パルプ原料としては、とくに限定されるものではなく、グランドウッドパルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、脱墨パルプ(DIP)、針葉樹クラフトパルプ(NKP)など、一般的に抄紙原料として使用されているものであればよいが、機械パルプやNKPを多く配合することが好ましい。
配合する填料としては、炭酸カルシウム、クレー、カオリン、ホワイトカーボン、酸化チタン、合成樹脂(塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、尿素ホルマリン樹脂)などの一般に使用されている填料であれば良く、填料の含有率にも特に限定はない。
また、必要に応じて、ロジンサイズ剤、ロジンエマルジョンサイズ剤、アルキルケテンダイマー、アルケニルコハク酸無水物などの内添サイズ剤、ポリアクリルアミド系高分子、ポリビニルアルコール系高分子、カチオン化澱粉、尿素/ホルマリン樹脂、メラミン/ホルマリン樹脂などの紙力増強剤、アクリルアミド/アミノメチルアクリルアミド共重合物の塩、カチオン化澱粉、ポリエチレンイミン、ポリエチレンオキサイド、アクリルアミド/アクリル酸ナトリウム共重合物などのろ水性あるいは歩留まり向上剤、紫外線防止剤、退色防止剤などの助剤を含有してもよい。
更に、澱粉、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン化澱粉などの澱粉類、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコールなどの表面処理剤を塗布してもよい。また、スチレン/アクリル酸共重合体、スチレン/(メタ)アクリル酸重合体(なお、(メタ)アクリル酸は、「アクリル酸、および/またはメタクリル酸」を意味する。)、スチレン/(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン/マレイン酸共重合体、スチレン/マレイン酸半エステル共重合体、スチレン/マレイン酸エステル共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、イソブチレン/アクリル酸共重合体、n−ブチレン/(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、プロピレン/マレイン酸共重合体、エチレン/マレイン酸共重合体などの表面サイズ剤を塗布してもよい。
剣先詰まりが少なく、かつCD方向の見当ずれ(ファンアウト)が少ないオフセット印刷用新聞用紙の製造に際しては、J/W比を除く他の製造条件は前記の剣先詰まりが少ないオフセット印刷用新聞用紙またはCD方向の見当ずれの少ないオフセット印刷用新聞用紙と同様である。J/W比に関しては、MD方向の初期湿潤伸びとCD方向の初期湿潤伸びとを両立させることは不可能である。
以下に、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。初期湿潤伸び、点滴吸水度、剣先詰まり回数、見当ずれの測定方法は次のとおりである。
(1)初期湿潤伸び測定方法
剣先詰まり評価:23℃、50%RHで調湿後、MD200mm×CD60mmに断裁した試験片のMD方向について、濡れ膨張測定器(商品名ウェットストレッチダイナミック分析計、ミューテック製)で、測定液として蒸留水を用い、引張応力4.0N/60mmのもと、初期湿潤伸びを測定した。
CD方向の見当ずれ評価:23℃、50%RHで調湿後、MD60mm×CD200mmに断裁した試験片のCD方向について、濡れ膨張測定器(商品名ウェットストレッチダイナミック分析計、ミューテック製)で、測定液として蒸留水を用い、引張応力2.0N/60mmのもと、初期湿潤伸びを測定した。
(2)点滴吸水度測定方法
Japan TAPPI No.33に準拠し、1μlでの点滴吸水度を測定した。
(3)剣先詰り回数測定方法
三菱重工製の新聞オフセット輪転機を用い、両出し12万部/時の印刷速度で印刷を行ない、6時間の間に、折り部で剣先詰りが発生する回数を測定した。
(4)見当ずれ(ファンアウト)量測定方法
三菱重工製の新聞オフセット輪転機を用い、両出し12万部/時の印刷速度で4色印刷(刷順:紅→藍→黄→墨)を行い、ペースター(自動紙継ぎ)直前とペースター後100部目で、それぞれ1色目と4色目の見当マーク位置のCD方向の差を測定した。ペースター前後の差が0.1mm未満を◎、0.1以上0.2mm未満を○、0.2mm以上を×とした。
[実施例1]
製紙用原料パルプとして、新聞脱墨パルプ(ろ水度150mlCSF)、TMP(ろ水度80mlCSF)、NKP(ろ水度500mlCSF)を70:25:5重量%の配合割合で混合したパルプスラリーに、填料としてパルプ絶乾重量当たりホワイトカーボンを1.0重量%、ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤紙力向上剤を0.10重量%添加して紙料を調製した。この紙料を用いて、ギャップフォーマー型抄紙機で抄速1000m/分、J/W比を100%とし、坪量43g/m2の新聞用紙原紙を抄造し、さらにオンマシンのゲートロールコーターで澱粉を塗工量がフェルト面0.18g/m2、ワイヤー面0.16g/m2、サイズ剤を塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.05g/m2となるように塗工し、オフセット印刷用新聞用紙を得た。このオフセット印刷用新聞用紙について、先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の剣先詰り回数を測定し、結果を表1に示した。
[実施例2]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を0.05重量%添加し、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.06g/m2とした以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の剣先詰り回数を測定し、結果を表1に示した。
[実施例3]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を0.01重量%添加し、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.02g/m2とした以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の剣先詰り回数を測定し、結果を表1に示した。
[比較例1]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を0.0005重量%添加し、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.05g/m2とした以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の剣先詰り回数を測定し、結果を表1に示した。
[比較例2]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を無添加とし、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.02g/m2とした以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の剣先詰り回数を測定し、結果を表1に示した。
[比較例3]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を無添加とし、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.01g/m2とした以外は実施例1と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の剣先詰り回数を測定し、結果を表1に示した。
Figure 2005089920
前記の表1に示した結果において、初期湿潤伸びの結果と剣先詰り回数を対比してわかるように、初期湿潤伸びが0.2%以下の場合、剣先詰りの発生が少ない。このことから、本発明の濡れ膨張測定器による初期湿潤伸び率の測定は、新聞オフセット輪転機の折り部での剣先詰りの評価方法として有効であることがわかる。また、初期湿潤伸びを0.01〜0.20%以下としたオフセット印刷用新聞用紙は、オフセット輪転機の折り部での剣先詰りが抑制されることがわかる。
[実施例4]
製紙用原料パルプとして、新聞脱墨パルプ(ろ水度150mlCSF)、TMP(ろ水度80mlCSF)、NKP(ろ水度500mlCSF)を70:25:5重量%の配合割合で混合したパルプスラリーに、填料としてパルプ絶乾重量当たりホワイトカーボンを1.0重量%、ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤紙力向上剤を0.10重量%添加して紙料を調製した。この紙料を用いて、ギャップフォーマー型抄紙機で抄速1000m/分、J/W比を100%とし、坪量43g/m2の新聞用紙原紙を抄造し、さらにオンマシンのゲートロールコーターで澱粉を塗工量がフェルト面0.18g/m2、ワイヤー面0.16g/m2、サイズ剤を塗工量がフェルト面、ワイヤー面ともに0.05g/m2となるように塗工し、オフセット印刷用新聞用紙を得た。このオフセット印刷用新聞用紙について、先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の横方向の見当ずれ量を測定し、結果を表2に示した。
[実施例5]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を0.05重量%添加し、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.06g/m2とした以外は実施例4と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の横方向の見当ずれ量を測定し、結果を表2に示した。
[実施例6]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を0.01重量%添加し、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.02g/m2とした以外は実施例4と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の横方向の見当ずれ量を測定し、結果を表2に示した。
[実施例7]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を0.005重量%添加し、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.05g/m2とした以外は実施例4と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の横方向の見当ずれ量を測定し、結果を表2に示した。
[比較例4]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を無添加とし、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.02g/m2とした以外は実施例4と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の横方向の見当ずれ量を測定し、結果を表2に示した。
[比較例5]
ポリアミドエピクロロヒドリン系湿潤強度向上剤を無添加とし、サイズ剤の塗工量をフェルト面、ワイヤー面ともに0.01g/m2とした以外は実施例4と同様の方法でオフセット印刷用新聞用紙を製造した。この用紙について先に示した方法にて、初期湿潤伸び、1μlの点滴吸水度、オフセット印刷時の横方向の見当ずれ量を測定し、結果を表2に示した。
Figure 2005089920
前記の表2に示した結果において、初期湿潤伸びの結果と見当ずれ量を対比してわかるように、水との接触から1.2秒後のCD方向の初期湿潤伸びが3.0%以下の場合、見当ずれ量が小さい。このことから、本発明の濡れ膨張測定器による初期湿潤伸び率の測定は、新聞オフセット輪転機の折り部でのタワープレスでの横方向の見当ずれ量の評価方法として有効であることがわかる。また、初期湿潤伸びを0.1〜3.0%としたオフセット印刷用新聞用紙は、オフセット輪転機の折り部での横方向の見当ずれが抑制されることがわかる。
新聞オフセット輪転機の折り部の概略図である。
符号の説明
1 走行紙
2 のこ胴
3 折り胴
4 ワリス
5 ドラッグローラー
6 フォーマー(三角板、剣先)
7 フォーミングローラー
8 ニッピングローラー
9 フォルデイングローラー
10 デリバリーファン
11 デリバリーベルト
12 スリッターナイフ
13 転送ローラー

Claims (5)

  1. 濡れ膨張測定器を用い、23℃、50%RHの条件で調湿したオフセット印刷用新聞用紙の断裁片を測定試料とし、4.0N/60mmの引張応力下、該測定試料の片面に蒸留水、真水(水道水)、エッチ液のいずれか1つの測定液を接触させ、1.2秒後のMD方向(縦方向)の初期湿潤伸び率を測定し、オフセット印刷用新聞用紙の剣先詰りを評価する方法。
  2. 請求項1記載の評価方法により測定した初期湿潤伸び率が0.01〜0.2%であることを特徴とするオフセット印刷用新聞用紙。
  3. 濡れ膨張測定器を用い、23℃、50%RHの条件で調湿したオフセット印刷用新聞用紙の断裁片を測定試料とし、2.0N/60mmの引張応力下、該測定試料の片面に蒸留水、真水(水道水)、エッチ液のいずれか1つの測定液を接触させ、1.2秒後のCD方向(横方向)の初期湿潤伸び率を測定し、オフセット印刷用新聞用紙のCD方向の見当ずれを評価する方法。
  4. 請求項3記載の評価方法により測定した初期湿潤伸び率が0.1〜3.0%であることを特徴とするオフセット印刷用新聞用紙。
  5. 請求項1記載の評価方法により測定した初期湿潤伸び率が0.01〜0.2%であり、かつ請求項3記載の評価方法により測定した初期湿潤伸び率が0.1〜3.0%であることを特徴とするオフセット印刷用新聞用紙。
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