JP2007144880A - 金型装置及び鏡面盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】成形品に内部応力が残留することがなく、成形品の品質を向上させることができるようにする。
【解決手段】第1のプレートと、該第1のプレートと対向させて配設され、前記第1のプレートと同じ材料で形成された第2のプレートとを有する。第1、第2のプレートのうちの少なくとも一方の、他方と対向する面に、複数の空隙部が形成される。第1、第2のプレートのうちの少なくとも一方の、他方と対向する面に、複数の空隙部が形成されるので、キャビティ空間内の成形材料に局部的な温度むらが発生するのを防止することができる。したがって、入れ子のパターンを良好に転写することができ、成形品の品質を向上させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】第1のプレートと、該第1のプレートと対向させて配設され、前記第1のプレートと同じ材料で形成された第2のプレートとを有する。第1、第2のプレートのうちの少なくとも一方の、他方と対向する面に、複数の空隙部が形成される。第1、第2のプレートのうちの少なくとも一方の、他方と対向する面に、複数の空隙部が形成されるので、キャビティ空間内の成形材料に局部的な温度むらが発生するのを防止することができる。したがって、入れ子のパターンを良好に転写することができ、成形品の品質を向上させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、金型装置及び鏡面盤に関するものである。
従来、成形品を成形するための射出成形機においては、加熱シリンダ内において溶融させられた樹脂を、金型装置内のキャビティ空間に充填し、該キャビティ空間内において冷却し、固化させることによって成形品を得るようにしている。
そのために、前記射出成形機は、固定金型及び可動金型から成る金型装置、前記樹脂をキャビティ空間に充填するための射出装置、並びに前記可動金型を固定金型に対して接離させるための型締装置を備える。そして、該型締装置によって前記可動金型を進退させ、金型装置の型閉じ、型締め及び型開きを行い、型締め時に、固定金型と可動金型との間にキャビティ空間が形成される。
また、前記射出装置は、加熱シリンダ、該加熱シリンダの前端に取り付けられた射出ノズル、及び前記加熱シリンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設されたスクリューを備える。
そして、計量工程において、前記スクリューが回転させられ、樹脂が溶融させられてスクリューの前方に蓄えられ、それに伴って、スクリューが後退させられ、この間に、金型装置の型閉じ及び型締めが行われる。続いて、射出工程において、前記スクリューが前進させられ、前記スクリューの前方に蓄えられた樹脂が、射出ノズルから射出され、キャビティ空間に充填される。そして、冷却工程において、前記キャビティ空間内の樹脂が冷却され、成形品が成形される。続いて、型開きが行われ、前記成形品が取り出される。
ところで、成形品として、入射部から放射部まで光を案内する導光板、光を回析するのに使用される回析格子、ディスク基板等のように、表面に微細な凹凸を有する成形品を成形する場合、固定金型の金型本体に、入れ子としてのスタンパが取り付けられるようになっている。スタンパには、前記微細な凹凸に対応する複数のピットから成るパターンが形成され、成形に伴って前記パターンが成形品に転写される。そして、キャビティ空間に充填された樹脂によって、固定金型及び可動金型の温度が過剰に高くならないように、固定金型及び可動金型の金型本体内に温調流路が形成され、該温調流路を流れる温調用の媒体、すなわち、温調媒体によって金型本体を冷却するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−120264号公報
しかしながら、前記従来の金型装置においては、金型本体が金属で形成されるので、熱伝導率が高く、キャビティ空間内の樹脂の熱が急速に温調媒体に伝達されてしまう。したがって、樹脂に局部的な温度むらが発生してしまうだけでなく、パターンを良好に転写することができず、成形品の品質が低下してしまう。
また、樹脂の熱が急速に前記温調媒体に伝達されるので、樹脂が固化する速度が高くなり、成形品に内部応力が残留し、成形品の品質が低下してしまう。
そこで、金型本体の表面に樹脂、セラミック等から成る薄膜を被覆し、樹脂の熱が急速に温調媒体に伝達されるのを防止することが考えられるが、薄膜は摩耗したり剥離したりしやすいので、金型本体の耐久性が低くなってしまう。
本発明は、前記従来の金型装置の問題点を解決して、成形品に内部応力が残留することがなく、成形品の品質を向上させることができる金型装置及び鏡面盤を提供することを目的とする。
そのために、本発明の金型装置においては、第1のプレートと、該第1のプレートと対向させて配設され、前記第1のプレートと同じ材料で形成された第2のプレートとを有する。
そして、前記第1、第2のプレートのうちの少なくとも一方の、他方と対向する面に、複数の空隙部が形成される。
本発明によれば、金型装置においては、第1のプレートと、該第1のプレートと対向させて配設され、前記第1のプレートと同じ材料で形成された第2のプレートとを有する。
そして、前記第1、第2のプレートのうちの少なくとも一方の、他方と対向する面に、複数の空隙部が形成される。
この場合、前記第1、第2のプレートのうちの少なくとも一方の、他方と対向する面に、複数の空隙部が形成されるので、キャビティ空間内の成形材料に局部的な温度むらが発生するのを防止することができる。したがって、入れ子のパターンを良好に転写することができ、成形品の品質を向上させることができる。
また、第1、第2のプレートが同じ材料で形成されるので、拡散接合を容易に行うことができるだけでなく、第1、第2のプレートの熱膨張率が等しくなるので、金型装置の耐久性を向上させることができる。
さらに、成形材料が固化する速度を低くすることができるので、成形品に内部応力が残留するのを防止することができ、成形品の品質を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この場合、成形機としての射出成形機について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における射出成形機の要部を示す図、図2は本発明の第1の実施の形態における金型装置の要部を示す拡大図である。
図において、10は金型装置、20は射出装置であり、前記金型装置10は、第1の金型としての、かつ、固定側の金型組立体としての固定金型12、及び固定金型12と対向させて配設された、第2の金型としての、かつ、可動側の金型組立体としての可動金型32を備える。また、前記射出装置20は、シリンダ部材としての加熱シリンダ24、該加熱シリンダ24の前端に取り付けられた射出部材としての射出ノズル25、前記加熱シリンダ24内において、回転自在に、かつ、進退自在に配設された図示されないスクリュー、該スクリューを回転させるための計量用の駆動部としての計量用モータ、前記スクリューを進退させるための射出用の駆動部としての射出用モータ等を備える。
そして、前記金型装置10の型閉じ、型締め及び型開きを行うために型締装置が配設される。該型締装置は、前記固定金型12を保持する第1の保持部材としての図示されない固定プラテン、前記可動金型32を保持する第2の保持部材としての図示されない可動プラテン、該可動プラテンを挟んで前記固定プラテンと対向させて配設された図示されないベースプレート、前記可動プラテンとベースプレートとの間に配設された図示されないトグル機構、該トグル機構を作動させるための型締用の駆動部としての図示されない型締用モータ等を備える。
前記固定金型12は、金型本体21、該金型本体21の所定の部分に貫通させて形成されたランナ19を備え、前記射出ノズル25から射出された成形材料としての樹脂は、ランナ19を通り、先端のゲートGtを介して後述されるキャビティ空間Cに充填される。そして、金型本体21内には、図示されない温調器と接続された温調流路22が形成され、温調器から供給された温調媒体は、温調流路22内を流れ、金型本体21を冷却する。
また、前記可動金型32は金型本体64を備え、該金型本体64は、第1のプレートとしての、かつ、下板としての第1の型板61、及び該第1の型板61の前面に配設され、キャビティ空間Cに充填された樹脂温度を安定化させる、第2のプレートとしての、かつ、上板としての第2の型板65を備える。前記第1、第2の型板61、65は、金属、本実施の形態においては、ステンレス鋼で形成される。そして、前記金型本体64の中心部分に貫通させて、貫通孔66が形成され、該貫通孔66内に、成形品を突き出すための突出し用の部材としての突出しロッド67が進退自在に配設される。
前記第1の型板61内には、第2の型板65の後面に沿って、図示されない温調器と接続された温調流路63が形成され、温調器から供給された温調媒体は、温調流路63内を流れ、金型本体64を冷却する。
ところで、成形品として、入射部から放射部まで光を案内する導光板、光を回析するのに使用される回析格子等のように、表面に微細な凹凸を有する成形品を成形する場合、固定金型12及び可動金型32のうちの一方、本実施の形態においては、可動金型32において、金型本体61に入れ子としてのスタンパStが配設されるようになっている。スタンパStには、成形品の微細な凹凸に対応する複数のピットから成るパターンが形成され、成形に伴ってパターンが成形品に転写される。
前記構成の射出成形機において、前記型締用モータを駆動し、トグル機構を作動させると、前記可動プラテン及び可動金型32が前進させられ、金型装置10において型閉じが行われる。また、前記型締用モータを更に正方向に駆動すると、前記トグル機構は、型締用モータによって発生させられた推進力にトグル倍率を乗じた型締力を発生させる。したがって、該型締力によって型締めが行われる。そして、前記型締めに伴って、前記固定金型12と可動金型32との間にキャビティ空間Cが形成される。
一方、射出装置20において、溶融させられた樹脂が加熱シリンダ24内に溜められ、該加熱シリンダ24内でスクリューが前進させられると、前記樹脂が射出ノズル25から射出されて前記キャビティ空間Cに充填される。そして、キャビティ空間C内において樹脂は冷却され、固化させられて成形品となる。このとき、前記スタンパStのパターンが成形品に転写され、成形品の表面に微細な凹凸が形成される。
続いて、前記型締用モータを逆方向に駆動し、前記トグル機構を作動させると、前記可動プラテン及び可動金型32が後退させられ、型開きが行われる。このとき、エジェクタ装置を作動させ、突出しロッド67を前進させることによって、成形品が可動金型32から突き出される。したがって、図示されない取出機を作動させることによって、前記金型装置10から成形品を取り出すことができる。
ところで、前記金型装置10においては、前述されたように、温調流路63を流れる温調媒体によって金型本体64を冷却するようになっているが、キャビティ空間Cに充填された樹脂の熱が急速に温調媒体に伝達されると、樹脂に局部的な温度むらが発生してしまう。その場合、パターンを良好に転写することができず、成形品の品質が低下してしまう。
また、樹脂の熱が急速に温調媒体に伝達されると、樹脂が固化する速度が高くなり、成形品に内部応力が残留し、複屈折が大きくなる等、成形品の品質が低下してしまう。
そこで、前述されたように、金型本体64を第1、第2の型板61、65によって形成し、第2の型板65によって、樹脂から第1の型板61及び温調媒体に伝達される熱量を調整するようにしている。この場合、第1、第2の型板61、65は同じ材料である金属で形成される。なお、同じ材料でなくても、熱膨張率が等しい材料であれば使用することができる。
本実施の形態においては、前記第1の型板61の後端面から第2の型板65の前端面までの距離を表す金型本体厚さが15〔mm〕以上、30〔mm〕以下にされ、第2の型板65の厚さは3〔mm〕以上、10〔mm〕以下にされる。より好ましくは、金型本体の厚さが20〔mm〕以上、25〔mm〕以下にされ、第2の型板65の厚さは5〔mm〕以上、10〔mm〕以下にされる。
そして、前記第1、第2の型板61、65の互いに対向する面、本実施の形態においては、第2の型板65における第1の型板61と対向する面を伝熱調整面S1とし、該伝熱調整面S1に、微小な凹凸が、本実施の形態においては、複数の穴68が、所定の分布パターンで分布させて形成され、複数の空隙部が形成される。該空隙部の密度は、転写されるパターンの密度に対応させて設定される。
この場合、空隙部は必ずしも、第2の型板65の調整面S1に形成される必要はなく、第1の型板61における第2の型板65と当接する面に形成することができる。さらに、第2の型板65の調整面S1及び第1の型板61における第2の型板65と当接する面の両方に形成することができる。
なお、前記穴68は、各種の方法で形成することができるが、本実施の形態においては、ドリル加工によって形成される。前記穴68を形成する際に、ドリルを第2の型板65に対して移動させない場合、穴68は円柱状の形状を有する丸穴から成り、ドリルと第2の型板65とを相対的に移動させる場合、穴68は溝から成る。ドリル加工によって穴68を形成する場合、ドリル加工の制約から、穴68の寸法が決まる。また、第2の型板65の強度上の制約からも、穴68の寸法が決まる。すなわち、丸穴の場合、穴68の径、すなわち、内径は0.1〔mm〕以上、2.0〔mm〕以下の範囲にされ、溝の場合、穴68の幅、すなわち、溝幅は0.1〔mm〕以上、2.0〔mm〕以下の範囲にされる。また、内径又は溝幅が決まると、穴68の深さが決まる。内径又は溝幅と深さとの関係を表1に示す。
表1に示されるように、内径又は溝幅が0.1〔mm〕の場合、深さは最大で0.1〔mm〕にされ、内径又は溝幅が0.2〔mm〕の場合、深さは最大で0.5〔mm〕にされ、内径又は溝幅が0.5〔mm〕の場合、深さは最大で3.0〔mm〕にされ、内径又は溝幅が1.0〔mm〕の場合、深さは最大で4.5〔mm〕にされ、内径又は溝幅が2.0〔mm〕の場合、深さは最大で5.0〔mm〕にされ、内径又は溝幅が大きくなるほど、穴68を深くすることができる。なお、穴68を、丸穴の場合、円柱形の形状に代えて、円錐形の形状にすることができる。
そして、伝熱調整面S1に各穴68を形成した後、伝熱調整面S1を内側にして第1、第2の型板61、65が加熱され、加圧されて接合、すなわち、拡散接合される。その結果、第1、第2の型板61、65は一体化され、金型本体64が形成される。なお、前記拡散接合以外に、溶接、ロー付け、ボルト締め等の固定方法を利用することができる。
このように、本実施の形態においては、キャビティ空間Cと温調流路63との間に形成された伝熱調整面S1に、複数の穴68が形成されるので、キャビティ空間Cに充填された樹脂の熱は、第2の型板65に伝達された後、伝熱調整面S1における各穴68間を通って第1の型板61に伝達される。このとき、各穴68の空隙部が断熱材として機能し、第2の型板65から第1の型板61への熱伝達、すなわち、伝達される熱量を調整する。
したがって、キャビティ空間C内の樹脂に局部的な温度むらが発生するのを防止することができるので、パターンを成形品に良好に転写することができ、成形品の品質を向上させることができる。
さらに、第1、第2の型板61、65が同じ材料である金属で形成されるので、拡散接合を容易に行うことができるだけでなく、第1、第2の型板61、65の熱膨張率が等しいので、第1、第2の型板61、65が一体化され、金型本体64が形成された後に、第1、第2の型板61、65の温度が変化した場合、第1、第2の型板61、65が同じように膨張したり、収縮したりする。
したがって、金型本体64に歪みが発生するのを防止することができ、金型本体64及び金型装置10の耐久性を向上させることができる。また、第2の型板65の表面が変形することがなくなるので、成形品の品質を向上させることができる。
さらに、樹脂の熱は徐々に温調媒体に伝達されるので、樹脂が固化する速度を低くすることができる。
このように、本実施の形態においては、第2の型板65が配設されるので、樹脂が固化する速度を低くすることができ、樹脂をキャビティ空間C内に充填してから0.5〔s〕が経過するまで、樹脂温度を高くすることができるので、成形品に内部応力が残留するのを防止することができ、成形品の品質を向上させることができる。また、短い時間で樹脂温度が150〔°〕より低くなるので、成形品を早く取り出すことができる。したがって、成形サイクルを短くすることができる。
なお、第1、第2の型板61、65は、同じ材料、又は熱膨張率が等しい材料で形成されるので、第1、第2の型板61、65の接合部分において割れが生じるのを防止することができる。
次に、成形品としてディスク基板を成形するようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。
図3は本発明の第2の実施の形態における金型装置の断面図、図4は本発明の第2の実施の形態における鏡面盤の断面図、図5は本発明の第2の実施の形態における伝熱調整面の第1の例を示す図、図6は本発明の第2の実施の形態における伝熱調整面の第2の例を示す図、図7は本発明の第2の実施の形態における伝熱調整面の第3の例を示す図、図8は本発明の第2の実施の形態における伝熱調整面の第4の例を示す図、図9は本発明の第2の実施の形態における伝熱調整面の第5の例を示す図である。
図において、12は図示されない固定プラテンに取付板13を介して取り付けられた、第1の金型としての、かつ、固定側の金型組立体としての固定金型であり、該固定金型12は、第1の支持プレートとしてのベースプレート15、円形の形状を有し、前記ベースプレート15に図示されないボルトによって取り付けられた、第1の鏡面盤としての円盤プレート16、前記ベースプレート15内において固定プラテン側に臨ませて配設され、ベースプレート15を固定プラテンに対して位置決めするロケートリング23、及び該ロケートリング23に隣接させて配設されたスプルーブッシュ17を備える。前記ベースプレート15及び円盤プレート16は第1の金型本体として機能する。
前記スプルーブッシュ17の前端にキャビティ空間Cに臨ませてダイ28が形成され、該ダイ28と連通させて、射出ノズル25(図1)から射出された成形材料としての樹脂を通すためのスプルー26が形成される。前記スプルーブッシュ17の前半部の径方向外方には、入れ子としてのスタンパStの内周縁を押さえるための押え部材としてのスタンパ押えブシュ14が配設される。なお、固定金型12には、図示されないエアブローブシュ等も配設される。
また、前記円盤プレート16の外周縁には環状の突当リング18がボルトb1によって取り付けられ、前記円盤プレート16及び突当リング18より径方向外方に環状の第1の外周リング27がベースプレート15に取り付けられる。なお、前記円盤プレート16は第1の外周リング27に対して位置決めされる。
一方、32は図示されない可動プラテンに取り付けられた、第2の金型としての、かつ、可動側の金型組立体としての可動金型であり、該可動金型32は、ベースプレート35、円形の形状を有し、前記ベースプレート35にボルトb2によって取り付けられた第2の支持プレートとしての中間プレート40、該中間プレート40にボルトb3によって取り付けられた第2の鏡面盤としての円盤プレート36、前記ベースプレート35内において可動プラテンに臨ませて配設され、中間プレート40にボルトb4によって取り付けられたシリンダ44、及び該シリンダ44に沿って進退させられ、前記ダイ28に対応する形状を有するカットパンチ48を備える。前記ベースプレート35、円盤プレート36及び中間プレート40は第2の金型本体として機能する。
そして、前記円盤プレート36は、第1のプレートとしての、かつ、下板としての第1の型板71、及び該第1の型板71の前面に配設され、キャビティ空間Cに充填された樹脂温度を安定化させる、第2のプレートとして、かつ、上板としての第2の型板72を備え、前記第1、第2の型板71、72は、拡散接合によって一体化される。
また、前記円盤プレート36の外周縁に沿って、かつ、突当リング18と対向させて環状のキャビリング37が配設され、前記円盤プレート36及びキャビリング37より径方向外方において、前記第1の外周リング27と対向させて環状の第2の外周リング38が中間プレート40に取り付けられる。なお、前記円盤プレート36は第2の外周リング38に対して位置決めされる。前記キャビリング37は、ボルトb5によってロッド41に取り付けられ、該ロッド41を介して中間プレート40に対して移動自在に配設される。そして、前記キャビリング37の外周縁にキャビリング押え39が係止させられ、該キャビリング押え39が図示されないボルトによって第2の外周リング38に取り付けられる。前記キャビリング37は円盤プレート36の前端面より突出させて形成され、キャビリング37の内周面によって、ディスク基板の外周縁が形成される。
そして、前記シリンダ44内には、前記カットパンチ48と一体に形成されたフランジ51が進退自在に配設され、該フランジ51の後端51aが前記シリンダ44によって受けられる。また、フランジ51の前方にカットパンチ戻し用ばね52が配設され、該カットパンチ戻し用ばね52によって付勢されることにより前記フランジ51が後方に押される。
したがって、型締め状態において、図示されない駆動シリンダに油を供給することによってフランジ51を前進させると、前記カットパンチ48が前進させられ、ダイ28内に進入する。その結果、前記キャビティ空間C内の樹脂に穴開け加工を施し、ディスク基板の内径抜きを行うことができる。なお、前記カットパンチ48の前半部より径方向外方には、ディスク基板を突き出すための図示されないエジェクタブシュが、該エジェクタブシュより径方向外方には、ディスク基板に圧縮空気を吹き付けてディスク基板を円盤プレート36から離型させるためのエアブローブシュ47が配設される。また、前記可動金型32には、図示されないエジェクタピン等も配設される。
なお、前記第1の外周リング27に、固定金型12の中心に対して同心円周上にガイドポスト84が、可動金型32側に向けて突出させて、圧入固定によって取り付けられ、かつ、ボルトb7によって前記ベースプレート15と連結される。一方、第2の外周リング38及び中間プレート40には、案内部材としてのガイドブシュ88が取り付けられ、該ガイドブシュ88によってガイドポスト84を案内することができるようになっている。
そして、前記円盤プレート16、36にそれぞれ第1、第2の温調流路93、94が形成され、該第1、第2の温調流路93、94に温調媒体が供給されることによって、円盤プレート16、36が冷却される。
ところで、前記第2の型板72は、第1の実施の形態と同様に、樹脂から第1の型板71及び温調媒体に伝達される熱量を調整するために配設される。
本実施の形態においては、前記第1の型板71の後端面から第2の型板72の前端面までの距離を表す金型本体厚さが20〔mm〕以上、25〔mm〕以下にされ、第2の型板72の厚さは3〔mm〕以上、10〔mm〕以下にされる。
そして、前記第1、第2の型板71、72の互いに対向する面、本実施の形態においては、第2の型板72における第1の型板71と対向する面を伝熱調整面S2とし、該伝熱調整面S2に複数の穴68が形成される。
この場合、図5〜7に示される第1〜第3の例においては、前記穴68を形成する際に、ドリルを第2の型板72に対して移動させず、ドリル加工が行われるので、穴68は円柱形の形状を有する丸穴から成る。そして、各穴68の内径は1〜2〔mm〕の範囲にされ、表1に示されるように、内径によって穴68の深さが決まる。
そして、第1の例においては、径方向における内方ほど粗になるように、外方向ほど密になるように、第2の例においては、径方向及び周方向(r−φ方向)において均等になるように、第3の例においては、水平方向及び垂直方向(x−y方向)において均等になるように、各穴68が分布させて形成される。
また、図8及び9に示される第4、第5の例においては、前記穴68を形成する際に、ドリルを第2の型板72に対して移動させてドリル加工が行われるので、穴68は溝から成る。そして、各穴68の溝幅は1〜2〔mm〕の範囲にされ、表1に示されるように、溝幅によって穴68の深さが決まる。
そして、第4の例においては同心状に、第5の例においてはスパイラル状に各穴68が分布させて形成される。なお、各穴68の溝の長さは、適宜設定される。
前記第1〜第5の例において、各穴68は非連続に形成されるので、各穴68による断熱効果を均一にすることができる。したがって、第2の型板72から第1の型板71へ伝達される熱量を一層良好に調整することができるので、樹脂に局部的な温度むらが発生するのを一層防止することができる。
なお、図5〜9において、AR1はディスク基板が形成されたときにクランプエリアになる領域であり、領域AR1は、ディスク基板の中心から30〜35〔mm〕の範囲に設定され、前記領域AR1には穴68は形成されない。したがって、前記領域AR1において、樹脂の熱は比較的速く温調媒体に伝達されるので、樹脂が固化する速度を高くすることができる。したがって、ディスク基板の複屈折率を向上させることができる。
なお、前記各実施の形態において、各穴68は、第2の型板65、72の全体にわたって形成されるようになっているが、キャビティ空間Cの形状に応じて分布を任意に設定することができる。
図10は本発明の第2の実施の形態における樹脂温度の推移を示す図、図11は本発明の第2の実施の形態におけるキャビティ空間内の樹脂温度の分布を示す図である。なお、図10において、横軸に時間を、縦軸に樹脂温度を採ってある。
図11において、Cはキャビティ空間、26はスプルー、jは等温度分布線、paはキャビティ空間C内における内周中心の部位、pbはキャビティ空間C内における外周表面の部位である。
そして、図10において、La1は第2の型板72(図4)が配設されない場合の部位paにおける樹脂温度の推移を示す線、Lb1は第2の型板72が配設されない場合の部位pbにおける樹脂温度の推移を示す線、La2は第2の型板72が配設された場合の部位paの樹脂温度の推移を示す線、Lb2は第2の型板72が配設された場合の部位pbの樹脂温度の推移を示す線、Teはキャビティ空間C内の成形品を取り出すことができる限界の温度、すなわち、取出可能温度、Tgは樹脂のガラス転移点(150〔℃〕)である。この場合、380〔°〕の温度の樹脂をキャビティ空間Cに充填したときの樹脂温度が表される。
ところで、第2の型板72が配設される金型装置10を使用する場合、第2の型板72が配設されない場合より、温調媒体の温度の設定が低くされるが、第2の型板72から第1の型板71に伝達される熱量が調整されるので、部位pbの樹脂温度が急激に低下するのを防止することができる。すなわち、第2の型板72が配設されない場合より温調媒体の温度の設定が低くされても、第2の型板72が配設されない場合と同様に、キャビティ空間Cに樹脂が充填された後、0.5〔s〕が経過するまでに部位pbの樹脂温度がガラス転移点Tgより低くなるのを防止することができる。したがって、キャビティ空間Cに充填された樹脂が急速に固化するのを抑制することができ、転写性を維持することができる。
これに対して、部位paにおいては、温調媒体の温度の設定が低くされるので、急激に樹脂温度を低くすることができる。したがって、樹脂を十分に固化させることができるので、成形品に反りが発生することがなくなり、成形品の品質を向上させることができる。なお、第2の型板72が配設されない場合、部位paの樹脂温度が取出可能温度より低くなるのに2〔s〕程度かかるのに対して、第2の型板72が配設される場合、部位paの樹脂温度が取出可能温度より低くなるのに1.2〔s〕程度かかる。したがって、温調媒体の温度を低くし、金型装置10の温度を低くした状態でも、パターンを転写することができるので、成形サイクルを短くすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図12は本発明の第3の実施の形態における金型装置の断面図である。
この場合、第1の鏡面盤としての円盤プレート16であり、該円盤プレート16は、第1のプレートとして、かつ、下板としての第1の型板73、及び該第1の型板73の前面に配設され、キャビティ空間Cに充填された樹脂温度を安定化させる、第2のプレートとしての、かつ、上板としての第2の型板74を備え、前記第1、第2の型板73、74は、拡散接合によって一体化される。そして、前記第1、第2の型板73、74の互いに対向する面、本実施の形態においては、第2の型板74における第1の型板73と対向する面が伝熱調整面にされ、該伝熱調整面に複数の穴68が形成される。さらに、同様の固定側の金型組立体12においても、複数の穴68が形成される。
この場合、前記第2の型板74の前方に、入れ子としての図示されないスタンパが取り付けられる。したがって、キャビティ空間Cに充填された樹脂の熱は、スタンパを介して第2の型板74に伝達された後、伝熱調整面における各穴68間を通って第1の型板73に伝達される。このとき、各穴68の空隙部が断熱材として機能し、第2の型板74から第1の型板73への伝達される熱量を調整する。
前記各実施の形態においては、スタンパは固定金型12側に配設されるようになっているが、可動金型32側に配設することができる。
本実施の形態においては、図12に示されるように、固定側の金型組立体12にスタンパが取り付けられ、金型組立体12、32の両方に複数の穴68が形成されるようになっているが、金型組立体12、32のうちの一方に前記穴68を形成することができる。この場合、該穴68はスタンパが配設されている側の金型組立体に形成される。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 金型装置
16、36 円盤プレート
61、71、73 第1の型板
65、72、74 第2の型板
68 穴
AR1 領域
16、36 円盤プレート
61、71、73 第1の型板
65、72、74 第2の型板
68 穴
AR1 領域
Claims (11)
- (a)第1のプレートと、
(b)該第1のプレートと対向させて配設され、前記第1のプレートと同じ材料で形成された第2のプレートとを有するとともに、
(c)前記第1、第2のプレートのうちの少なくとも一方の、他方と対向する面に、複数の空隙部が形成されることを特徴とする金型装置。 - 前記各空隙部は非連続に形成される請求項1に記載の金型装置。
- 前記各空隙部は円柱状の形状を有する請求項2に記載の金型装置。
- 前記各空隙部は溝から成る請求項2に記載の金型装置。
- 前記各空隙部は、プレートの中心に対して同心円状又はスパイラル状の形状を有する請求項2に記載の金型装置。
- 前記各空隙部の内径又は溝幅は、0.1〔mm〕以上、2.0〔mm〕以下にされる請求項2に記載の金型装置。
- 前記第1、第2のプレートのうちのキャビティ空間側のプレートの厚さは、3〔mm〕以上、10〔mm〕以下にされる請求項1に記載の金型装置。
- 前記各空隙部は、プレートの径方向における内方ほど粗に、外方ほど密にされる請求項1に記載の金型装置。
- ディスク基板を成形する金型装置において、
前記プレートにおけるディスク基板が形成されたときにクランプエリアになる領域には、空隙部は形成されない請求項1に記載の金型装置。 - 前記空隙部の密度は、転写されるパターンの密度に対応させて設定される請求項1に記載の金型装置。
- (a)第1のプレートと、
(b)該第1のプレートと対向させて配設され、前記第1のプレートと同じ材料で形成された第2のプレートとを有するとともに、
(c)前記第1、第2のプレートのうちの少なくとも一方の、他方と対向する面に、複数の空隙部が形成されることを特徴とする鏡面盤。
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