JP2007139458A - 回転角検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被操作部材を介して軸部材に傾動成分を伴う応力が加えられた場合でも、回転角の検出精度を維持可能な回転角検出装置を提供する。
【解決手段】磁気センサ7を備えたハウジング5と、磁気センサ7と対向する磁石13を備え、且つ、ハウジング5に対して回動可能な回動部材10と、被操作部材16aと共回りする軸部材15とを有し、被操作部材16aの揺動角を、磁石13に対して相対回転する磁気センサ7からの出力信号の変化によって検出する回転角検出装置において、回動部材10と軸部材15とを互いに傾動可能に連係させ、同傾動に関わらず、回動部材10の回転軸芯X2をハウジング5の固定軸芯X1と同軸芯状に保持する調芯機構6a,12a,18を設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、磁気センサを備えたハウジングと、前記磁気センサと対向する磁石を備え、且つ、前記ハウジングに対して回動可能な回動部材と、被操作部材と共に回動操作される軸部材とを有し、前記被操作部材の揺動角を、前記磁石に対して相対回転する前記磁気センサからの出力信号の変化によって検出可能に構成された回転角検出装置に関する。
この種の回転角検出装置としては、本発明に関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。この特許文献1に記された回転角検出装置は、ホールIC(磁気センサ)が設置されたハウジングと、被操作部材と一体的に回動操作される回転軸(軸部材)と、磁石を備えたロータコア(回動部材)とを有する。そして、スロットルバルブ等の被操作部の回転に伴って、ロータコアが回転すると、その回転角に応じてホールICに鎖交する磁束密度が変化し、この磁束密度に応じてホールICの出力が変化する。制御回路は、このホールICの出力を読み取ってロータコア及び被操作部の回転角を検出する。
特開2001−317909号公報(段落番号0021、図2)
しかし、特許文献1に記された回転角検出装置では、ロータコア(回動部材)と回転軸(軸部材)とが「かしめ」等により一体的に固定(両部材が相対回転不能で且つ互いの軸芯どうしの傾動も不能な連結状態)されているために、もしも被操作部材を介して回転軸(軸部材)に傾動成分を伴う応力(回転軸の軸芯をハウジングの固定軸芯に対して傾斜させる作用を持つ応力)が加えられると、ロータコア(回動部材)に設けられた磁石のハウジング上のホールIC(磁気センサ)に対する位置が変化し、回転角の検出精度が低下する虞があった。
そこで、本発明の目的は、上に例示した従来技術による回転角検出装置の持つ前述した欠点に鑑み、被操作部材を介して軸部材に傾動成分を伴う応力が加えられた場合でも、回転角の検出精度が低下し難い回転角検出装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、磁気センサを備えたハウジングと、前記磁気センサと対向する磁石を備え、且つ、前記ハウジングに対して回動可能な回動部材と、被操作部材と共に回動操作される軸部材とを有し、前記被操作部材の揺動角を、前記磁石に対して相対回転する前記磁気センサからの出力信号の変化によって検出可能に構成された回転角検出装置であって、
前記回動部材と前記軸部材とは互いの回転軸芯どうしが傾動可能に連係されており、且つ、前記軸部材の傾動に関わらず、前記回動部材の回転軸芯を前記ハウジングの固定軸芯と同軸芯状に保持する調芯機構が設けられている点にある。
したがって、本発明の第1の特徴構成による回転角検出装置では、もしも被操作部材の揺動操作などに基づいて軸部材がハウジングに対して傾動されても、回動部材の回転軸芯は、調芯機構の作用によって常にハウジングの固定軸芯に対して一定姿勢に保持されるので、所期の回転角検出精度が維持されるという効果が得られる。
本発明の他の特徴構成は、前記ハウジングのうち前記固定軸芯を中心とした円周方向に延びた傾斜面が形成されており、前記調芯機構は、前記回動部材の周面の一端に形成された縁部を前記ハウジングの前記傾斜面に押付ける付勢手段を含む点にある。
本構成であれば、回動部材の環状縁部がバネなどの付勢手段によってハウジングの環状傾斜面に押し付けられると、真直ぐに立てた円錐の母線上にリングを被せた時にリングの自重の作用でリングの軸芯が自動的に円錐の中心軸と一致した姿勢で最も安定するのと同様の原理で、回動部材はその軸芯がハウジングの固定軸芯と一致した姿勢に自動的に制御される。
本発明の他の特徴構成は、前記回動部材と前記軸部材の一方には回動規制部が設けてあり、前記回動部材と前記軸部材の他方には、前記回動部材の前記軸部材に対する所定方向の回転に基づいて前記回動規制部と接当する被規制部が設けてあり、前記付勢手段は、前記回動部材を前記ハウジングの前記傾斜面に押付け付勢すると同時に、前記回動部材を前記軸部材に対して前記所定方向に回転付勢するコイルバネである点にある。
本構成であれば、回動部材を軸部材に対して傾動可能に支持させるために、前記回動部材と前記軸部材との間に回転方向の「がたつき」が生じていても、コイルバネの回転方向の付勢力によって規制面と被規制面とが接当状態に保持されることで、被操作部材の操作による角度位置に関わらず、回動部材と軸部材との間の相対角度は常に一定に保持されるので、被操作部材の回転角を正確に検出できる。また、本構成であれば、回動部材をハウジングの環状傾斜面に押し付けるための付勢手段と、回動部材の軸部材に対する回転方向の「がたつき」を取るための付勢手段とを、コイルバネ状の単一の付勢手段で済ませることができる。
以下に本発明による最良の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は車両に設けられたブレーキペダル等の操作ペダルユニット2を示す略図である。図1(a)は操作ペダルユニット2に含まれる回転角検出装置4の側面図であり、図1(b)は操作ペダルユニット2の正面図である。図1(b)に示すように、操作ペダルユニット2は、車両ボディに突設されたブラケット1に対して軸芯X1周りで回動可能に支持されたペダルアーム3と、運転者によって操作されたペダルアーム3の揺動角を検出する回転角検出装置4とを有する。
図2に示すように、回転角検出装置4は、感磁ユニット7aを備えたプラスチック製のハウジング5と、ハウジング5の内部に収納された回動部材10と、ハウジング5の一部に枢支された軸部材15とを有する。軸部材15はセンサレバー16(被操作部材の一例)の基端側に「かしめ」等によって相対回転不能で且つ傾動不能に固着されている。また、センサレバー16の折れ曲がった先端付近16aは、ペダルアーム3から一体的に延びたペダルレバー3aに常に押し付けられている。
回動部材10は二対の永久磁石13を有し、他方、ハウジング5の感磁ユニット7aは、永久磁石13と対向配置された一対のホールIC7(磁気センサの一例)と、ノイズ除去用のコンデンサ(不図示)などを含む。また、ハウジング5にはホールIC7からの出力信号を取り出すためのコネクタ部8が設けられている。
尚、センサレバー16は軸部材15に片持ち状に固着されており、しかも、ペダルレバー3aは軸部材15に対して軸芯X1方向に沿って変位した位置でセンサレバー16を揺動操作するので、ペダルレバー3aからセンサレバー16に加えられる応力は、軸部材15をハウジング5に対して傾動させる作用を引き起こす傾向がある。
運転者のペダル踏み込みによってペダルアーム3が揺動操作されると、その揺動量に応じてペダルレバー3aと軸部材15とが、図1(a)の下方に示す円弧状の矢印の範囲内で、一体的に回動して回動部材10を回動操作する。ハウジング5のホールIC7は、回動部材10に設けられた永久磁石13からの磁束が作用する位置に配置されているので、センサレバー16の回転角を、永久磁石13に対して相対回転するホールIC7からの出力信号の変化として、コネクタ部8から取り出すことができる。
より具体的には、ハウジング5は、感磁ユニット7a、コネクタ部8、及び、概して円筒状の収容部5tを有するハウジング本体5aと、収容部5tを密閉状に閉じるカバー部材5bとからなる。ハウジング本体5aとカバー部材5bとはプラスチックからなり、レーザ溶接などで互いに固着されている。ハウジング本体5aの上面の中央付近には、概して円柱状のボス部6が突出形成されており、一対のホールIC7はこのボス部6内にインサート成形によって収納されている。また、軸部材15はカバー部材5bの中央付近に形成された円筒状の軸受け5cに枢支されている。尚、図1(a)に示すように、ハウジング5はハウジング本体5aから互いに対向する方向に一体的に延設された一対の取付けブラケット50を介して車両ボディにネジ止めで固定されている。
他方、回動部材10は、鉄やニッケル合金等の磁性体からなるカップ状のヨーク本体11と、ヨーク本体11の内周面に固着されたプラスチックなどの非磁性体材料からなる磁石ホルダ12とを有し、永久磁石13はこの磁石ホルダ12の内部に収納支持されている。この永久磁石13を備えたヨーク本体11は一種の磁気回路を形成している。
本発明による回転角検出装置4の一つの特徴は、回動部材10と軸部材15とは互いの回転軸芯どうしが傾動可能に連係されている点である。すなわち、図4及び図5に示すように、軸部材15は回転駆動力の伝達に好都合な、周面が回転対称形でない異形の断面形状を備え、他方、ヨーク本体11の底面部の中央付近には、軸部材15の断面形状と対応する、異形の貫通孔11Hが形成されている。そして、ヨーク本体11の貫通孔11Hは軸部材15の断面よりも僅かに大きめに形成されているので、回動部材10を軸部材15に対して任意の方向に傾動させることができる。このために、もしもペダルレバー3aによってセンサレバー16が揺動操作する際に、軸部材15がハウジング5に対して傾動しても、ハウジング5内の回動部材10が傾動を余儀なくされることはない。尚、軸部材15に外嵌装着された回動部材10は、軸部材15の断面形状よりも径方向に突出した頭部を備えた異形ボルト15Bによって、軸部材15からの抜け出しが規制されている。
また、回動部材10と軸部材15との間には、軸部材15の回転を回動部材10に伝達する回転伝達機構が設けられている。より具体的には、回動部材10の貫通孔11Hは、軸芯X1に関して互いに対向配置され、且つ、軸芯X1に関して径方向に延びた一対の回動規制面20a(回動規制部の一例)を含む。他方、軸部材15の端部付近の側面には、回動部材の軸部材に対する矢印A方向の回転に基づいて、回動部材10の回動規制面20aと接当する被規制面15a(被規制部の一例)が形成されている。さらに、回転伝達機構は、図5及び図6に示すように、回動部材10を軸部材15に対して、回動規制面20aと被規制面15aとが互いに押付け合う方向に回転付勢するコイルバネ18を含む。このコイルバネ18(回転伝達機構)の作用によって、回動部材10と軸部材15とは、互いに傾動可能に設けられているのにも関わらず、軸部材15の回転はその回転位相と無関係に回動部材10に遅れなく伝達される。
本発明による回転角検出装置4のもう一つの特徴は、ペダルレバー3aによるセンサレバー16の揺動操作に際して、軸部材15のハウジング5に対する傾動に関わらず、回動部材10の回転軸芯X2をハウジング5の固定軸芯X1と同軸芯状に保持する調芯機構が設けられている点である。前記調芯機構は、図2と図3に示すように、ハウジング5のボス部6の基端部に沿って環状に延設された傾斜面6aを含み、前述したコイルバネ18は、磁石ホルダ12の内周面の一端に形成された環状の縁部12aを常に傾斜面6aの中腹付近に押付け付勢している。傾斜面6aは、固定軸芯X1を中心とした円周方向に回転対称状に延びており、ハウジング5の固定軸芯X1を通る切断面において、傾斜面6aは固定軸芯X1に対して約45°の傾きを持つ。
磁石ホルダ12の縁部12aは、ハウジング5の固定軸芯X1を通る切断面において約100°の外角を有し、ハウジング5の傾斜面6a上をスムースに摺動移動できる。また、磁石ホルダ12の内周面は、ハウジング5のボス部6と被接触状態で相対回転可能なように、ハウジング5のボス部6の外径よりも十分に大きく形成されている。このように、図7(a)に示すように、回動部材10の縁部12aがコイルバネ18によって傾斜面6aに押付け付勢されると、縁部12aは傾斜面6a上の固定軸芯X1を中心とした同心円上に留まる傾向を得る。これは、真直ぐに立てた円錐の母線上に被せられたリングが自重の作用で自動的に円錐の中心軸と軸芯を一致させた姿勢で最も安定するのと同様の原理である。その結果、回動部材10はその軸芯X2がハウジングの固定軸芯X1と一致した姿勢に自動的に制御される。
このように、コイルバネ18は、回動部材10を軸部材15に対して矢印A方向に回転付勢すると同時に、回動部材10の一部をハウジング5の傾斜面6aに押付け付勢する役目をも果たす。コイルバネ18の少なくとも半分長は、カバー部材5bの内面から軸受け5cと平行に立設形成された円筒状の保護壁5d内に収納されている。そして、図5に示すように、コイルバネ18の一端18aは、ヨーク本体11の底部の一部を図3の下方に折り曲げて形成したフック11gに係止されており、コイルバネ18の他端18bは、軸部材15ではなく、ハウジング5のカバー部材5bの保護壁5dの基端側の一箇所に係止されている。その結果、コイルバネ18は、回動部材10と軸部材15とを介して、センサレバー16をそのホームポジションに向けて付勢し、センサレバー16をペダルレバー3aの揺動姿勢と無関係に常にペダルレバー3aと係合状態に保持するリターンバネの役目をも果たしている。
尚、より具体的な材質として、ハウジング5にはPBT(ポリブチレンテレフタレート)などを用い、傾斜面6aに押付け付勢される磁石ホルダ12には、特に摺動耐久性を持たせるために、二硫化モリブデン等を含有したPA6(6ナイロン)などを用いることができる。
〔別実施形態〕
〈1〉傾斜面6aと磁石ホルダ12の縁部12aとの間の摩擦係数によっては、図7(b)に例示した環状の傾斜面26aのように、ハウジング5の固定軸芯X1を通る切断面において固定軸芯X1に対して45°を下回る傾きを持つ傾斜面と構成した方が、コイルバネによる固定軸芯X1に沿った付勢力をより小さく設定しても十分な調芯機能が得られる場合がある。コイルバネによる付勢力をより小さく設定可能になれば、傾斜面6aあるいは磁石ホルダ12の縁部12aが互いの摩擦によって磨耗し難くなる。但し、傾斜が小さ過ぎると磁石ホルダ12の縁部12aが傾斜面6a上で摺動困難になるので、40°から15°の範囲内が望ましい。
〈2〉傾斜面6aをハウジング5の固定軸芯X1を通る切断面において直線状の傾斜面ではなく、図7(c)に例示した傾斜面36aのように、回動部材10の環状縁部12a内に中心を持つ円弧状を呈している構成としても良い。但し、この場合、調芯された状態において環状縁部12aが傾斜面36aと接当する接点に引かれた接線が固定軸芯X1に対して40°から15°の範囲内となるように構成した方が良い。
〈3〉或いは、図7(d)に例示する調芯機構のように、回動部材40の内周面の一端に環状に延びた傾斜面46aが形成されており、ハウジング50のボス部の基端部外周に固定軸芯X1を中心にして環状に延びた突出部50aが形成されている構成としても良い。
〈4〉また、図7(e)に例示する調芯機構のように、ハウジング51の外縁部から立設された円筒状の収容部51tの内周面に傾斜面56aが形成してあり、磁石ホルダ41の外周面の先端付近に設けた環状縁部41aが、傾斜面56aに対して摺動可能な構成としても良い。
〈5〉更に、図7(f)に例示する調芯機構のように、ハウジング5のボス部6の基端部外周に沿って延設された傾斜面6aと、ハウジング51の外縁部から立設された円筒状の収容部51tの内周面に延設された傾斜面56aとがあり、磁石ホルダ12の内周面の一端に設けた環状の縁部12aと磁石ホルダ12の外周面の先端付近に設けた環状縁部41aとが、それぞれ傾斜面6aと傾斜面56aとに対して摺動可能な構成としても良い。
〈6〉尚、以上に記載した傾斜面6a,26a,36a,46a及び、磁石ホルダの縁部12a,41a,50aは必ずしも完全な円周を呈する連続した環状である必要はなく、ペダルアーム3の揺動操作に基づく回動部材10の揺動範囲内において、磁石ホルダ12の縁部12aが傾斜面上で滑らかに摺動可能であれば、円周上の数箇所で断続された複数の傾斜面、或いは、複数の縁部であっても良い。傾斜面および磁石ホルダの縁部の少なくとも一方を、複数の接当面からなるように分断することによって、傾斜面と磁石ホルダの縁部との間の摩擦、および、摩擦に基づく磨耗が少なくなる。
〈7〉また、回動部材10を軸部材15に対して矢印A方向に回転付勢すると同時に、調芯機構の一部として、回動部材10の一部をハウジング5の傾斜面6aに押付け付勢する役目を果たす付勢手段として、コイルバネではなく、他の形態のバネを用いても良い。例えば、ハウジングに固定されたリング状の基端部と、基端部の複数箇所から回動部材の底部に向かって斜めに延びた数本の板状乃至はピン状バネとで構成することが可能である。
〈8〉さらに、回動部材10を軸部材15に対して矢印A方向に回転付勢する第1付勢手段と、調芯機構の一部として、回動部材の一部をハウジングに押付け付勢する第2付勢手段とを別々のバネなどで構成することも可能である。この場合、例えば第2付勢手段をコイルバネではなく、板状バネなどで構成することも可能である。
本発明は、自動車の操縦用ペダルなどによって回動操作される被操作部材の揺動角を検出するための回転角検出装置として用いることができる。
本発明による回転角検出装置を備えた操作ペダルユニットの略図 本発明による回転角検出装置の破断正面図 組付け前の状態における回転角検出装置の破断正面図 回転角検出装置の要部の破断正面図 回転角検出装置の要部の別の破断正面図 回転角検出装置の分解斜視図 調芯機構の種々の形態を示す略図
符号の説明
1 ブラケット
2 操作ペダルユニット
3 ペダルアーム
3a ペダルレバー
4 回転角検出装置
5 ハウジング
5c 軸受け
6 ボス部
6a 傾斜面(調芯機構)
7 ホールIC(磁気センサの一例)
7a 感磁ユニット
8 コネクタ部
10 回動部材
11 ヨーク本体
11H 通孔貫
12 磁石ホルダ
12a 縁部(調芯機構)
13 永久磁石
15 軸部材
15a 被規制面(被規制部、回転伝達機構)
16 センサレバー(被操作部材の一例)
18 コイルバネ(回転伝達機構)
20a 回動規制面(回動規制部、回転伝達機構)

Claims (3)

  1. 磁気センサを備えたハウジングと、前記磁気センサと対向する磁石を備え、且つ、前記ハウジングに対して回動可能な回動部材と、被操作部材と共に回動操作される軸部材とを有し、前記被操作部材の揺動角を、前記磁石に対して相対回転する前記磁気センサからの出力信号の変化によって検出可能に構成された回転角検出装置であって、
    前記回動部材と前記軸部材とは互いの回転軸芯どうしが傾動可能に連係されており、且つ、前記軸部材の傾動に関わらず、前記回動部材の回転軸芯を前記ハウジングの固定軸芯と同軸芯状に保持する調芯機構が設けられている回転角検出装置。
  2. 前記ハウジングのうち前記固定軸芯を中心とした円周方向に延びた傾斜面が形成されており、前記調芯機構は、前記回動部材の周面の一端に形成された縁部を前記ハウジングの前記傾斜面に押付ける付勢手段を含む請求項1に記載の回転角検出装置。
  3. 前記回動部材と前記軸部材の一方には回動規制部が設けてあり、前記回動部材と前記軸部材の他方には、前記回動部材の前記軸部材に対する所定方向の回転に基づいて前記回動規制部と接当する被規制部が設けてあり、前記付勢手段は、前記回動部材を前記ハウジングの前記傾斜面に押付け付勢すると同時に、前記回動部材を前記軸部材に対して前記所定方向に回転付勢するコイルバネである請求項1または2に記載の回転角検出装置。
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