JP3658981B2 - 車両用電動ミラー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用電動ミラー装置に係り、特にトラック等に搭載される車両用電動ミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両用電動ミラー装置には、ミラーの背面に2本のロッドが連結され、これら2本のロッドを、例えばモータを用いてミラーに対して略垂直方向に移動させることにより、ミラーを左右方向及び上下方向に傾動させるよう構成されている。このような車両用電動ミラー装置が搭載された車両を複数の運転者が交代で運転する場合、運転者の目の位置が各人毎に異なっているので、運転者が交代する度にミラーの傾きを調整し直さなければならないという煩わしさがある。
【0003】
近年では、ミラーをいくら傾けるかのデータを運転者毎に予め記憶したメモリを内蔵し、運転者が交代して自分のデータをメモリから選択したときには、当該運転者に合わせた所定の傾きにミラーを自動的に傾動させるようにした、いわゆるメモリ付きの車両用電動ミラー装置が知られている。このメモリ付きの車両用電動ミラー装置は主にトラック用としての需要が多い。
【0004】
ところで、上記メモリ付きの車両用電動ミラー装置は、ロッドの移動量を検出するセンサを有し、そのセンサからの検出情報に基づいて前記モータをフィードバック制御して、ミラーの傾きをメモリに記憶された状態に調整するようになっている。この場合、ロッドの移動範囲は比較的長いので、その移動量をセンサで検出するには、センサストロークの長いセンサが必要となる。
【0005】
しかし、センサストロークの長いセンサは既製品の中には種類が少なく、選定するのも限定されてしまう場合が多い。また、場合によっては全くないときもあり、そのようなときは、特注で頼まなければならずコストアップの原因となる。
【0006】
そこで、一端がロッドの端部に連結され他端がミラー装置本体に回動自在に支持された第1のレバー部材と、第1のレバー部材の中間部に一端が連結され他端がミラー装置本体に回動自在に支持された第2のレバー部材とからなるリンク機構を用いた車両用電動ミラー装置が提案されている。この車両用電動ミラー装置では、ロッドのストロークに較べて第2のレバー部材のストロークを小さくできるので、第2のレバー部材にセンサノブを係合させれば、センサストロークを小さくすることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用電動ミラー装置では、ロッドの移動が第1及び第2のレバー部材を介して伝達される構成であるので、部品点数が増加するという欠点がある。さらに、ロッドの移動が第1及び第2のレバー部材を介して伝達される構成であると、ロッドの移動量検出の精度が低下し、ミラーを高精度に傾動させることができないという欠点もある。
【0008】
本発明の目的は、部品点数を増加させることなく、かつミラーを高精度に傾動させることが可能な車両用電動ミラー装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ミラー中央部を中心にして左右方向及び上下方向に傾動自在なミラーと、前記ミラーの背面に連結され該ミラーに対して略垂直方向に移動自在な2本のロッドと、前記2本のロッドを前記ミラーに対して略垂直方向に移動させ前記ミラーを傾動させる駆動手段と、前記ロッドの移動量を検出するセンサとを備えた車両用電動ミラー装置において、一端が前記ロッドに係合し他端がミラー装置本体に回動自在に支持されたレバー部材を設けるとともに、前記レバー部材の中間位置に前記センサのセンサノブを係合させ、前記ロッドが移動したときの前記中間位置の移動量を前記センサで検出することにより、前記ロッドの移動量を算出する構成としたことを特徴としている。
【0010】
上記構成によれば、レバー部材を設けるだけでよいから部品点数が増加することはなく、また、ロッドの移動はレバー部材のみを介してセンサに伝達されるので、ロッドの移動量を精度良く検出することができ、ミラーを高精度に傾動させることが可能となる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用電動ミラー装置において、前記レバー部材は前記ロッドの端部に接離自在に設けられ、かつ前記レバー部材は付勢手段によって前記ロッドの端部側に付勢されていることを特徴としている。
【0012】
ロッドがその軸を中心に回転する構成である場合は、ロッドの端部とレバー部材とを連結することができないが、上記構成によれば、レバー部材がロッドの端部に接離自在であるので、ロッドが回転する構成にも適用できる。そして、レバー部材は付勢手段によってロッドの端部側に付勢されているので、ロッドの移動に伴ってレバー部材は追従して回動することになる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の車両用電動ミラー装置において、前記レバー部材の中間位置には長孔が形成され、該長孔に前記センサノブが係合していることを特徴としている。
【0014】
センサはミラー装置本体に固定され、通常、センサノブはロッドの移動方向に平行に移動可能である。ところが、レバー部材は回動運動を行うので、センサノブを単にレバー部材の中間部に結合しただけでは、ロッドが動かなくなってしまう。そこで、上記のようにレバー部材の中間に長孔を形成し、その長孔にセンサノブを係合させるようにすれば、ロッドはスムーズに動くことになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図2は本発明に係る車両用電動ミラー装置の分解斜視図である。なお、図2ではミラーは省略されている。図2に示すように、ホルダーベース1には円周壁1Aが設けられ、その円周壁1Aの内周面に受け部1Bが形成されている。円周壁1Aの外表面は球面状に形成されている。受け部1Bは互いに対向する位置の2個所に配置され、それらの受け部1B間にはジョイント2が橋渡しされている。ジョイント2の両端部2Aは円柱形状に形成され、その両端部2Aが受け部1Bに嵌合されており、ジョイント2とホルダーベース1とは、両端部2Aの軸を中心にして相対的に回動自在となっている。また、ジョイント2には下部が開放されたスカート部2Bが設けられ、このスカート部2Bの中央両側面には円弧状スリット2Cが形成されている。
【0016】
ホルダーベース1はハウジング3に組み付けられている。ハウジング3にも円周壁3Aが設けられ、この円周壁3Aはホルダーベース1の円周壁1Aよりも内径が大きく形成されている。そして、円周壁1Aが円周壁3A内に嵌合され、これにより、ホルダーベース1がハウジング3に組み付けられている。
【0017】
ハウジング3の中央部には直線状の直立壁3Bが設けられ、この直立壁3Bの両側面に円弧状突起3Cが形成されている。円弧状突起3Cの曲率は、ジョイント2のスカート部2Bに形成された円弧状スリット2Cの曲率と略同じである。ホルダーベース1をハウジング3に組み付けた際には、直立壁3Bはジョイント2のスカート部2Bに嵌合され、このとき直立壁3Bの円弧状突起3Cはスカート部2Bの円弧状スリット2C内にはめ込まれる。円弧状スリット2Cの円弧長は円弧状突起3Cの円弧長より長く形成されており、直立壁3Bをスカート部2Bに嵌合させたとき、ジョイント2は、ハウジング3に対して円弧状スリット2C及び円弧状突起3Cにガイドされて回動自在となる。
【0018】
上述したように、ジョイント2とホルダーベース2は相対的に回動自在であり、またジョイント2がハウジング3に対して回動自在であるので、ハウジング3に組み付けられたホルダーベース2は左右方向及び上下方向に任意に傾動可能となる。すなわち、図3に示したように、(UP−DOWN)の軸を中心にして左右方向に、並びに(RIGHT−LEFT)の軸を中心にして上下方向にそれぞれ傾動自在である。これによって、ホルダーベース1の上面に取り付けられるミラーを、左右方向及び上下方向に傾動させることができる。
【0019】
ハウジング3には2個の円形孔3Dが形成され、各円形孔3Dにはキャップ形状のブーツ4が嵌合されている。ブーツ4はゴムで形成されており、その開口端部4Aが円形孔3Dに嵌合されている。円形孔3Dに嵌合されたブーツ4の開口端部4Aはリング形状のスペーサ5で係止され、ブーツ4が円形孔3Dから外れないようになっている。
【0020】
また、円形孔3Dの内部には各々ロッド6が挿通されている。ロッド6はその上部に小球形6Aを有しており、この小球形6Aはブーツ4の外側に露出している。すなわち、ブーツ4の頂部には小さな孔4Bが設けられており、ロッド6の本体はブーツ4の内側にあるが、上部は孔4Bを貫通し小球形6Aはブーツ4の外側に露出している。なお、小球形6Aはミラーの背面に連結される。また、ロッド6はキャップ7及びギヤ8に挿通されている。
【0021】
キャップ7及びギヤ8の詳細を図7及び図8に示す。キャップ7は内部がくり貫かれた半球形状をなしており、その上部中央に貫通孔7Aが形成されている。キャップ7の下部開口端には数個の爪7Bが設けられ、これらの爪7Bをギヤ8に形成された小孔8Aに係止させることによって、キャップ7とギヤ8とが一体的に組み付けられている。また、キャップ7には支軸7Cが設けられ、キャップ7をギヤ8に組み付けたとき、支軸7Cの先端はギヤ8に形成された孔8Bに嵌合する。この支軸7Cはねじりコイルスプリング9(図2参照)を取り付けるためのものである。
【0022】
ギヤ8は、キャップ7が組み付けられた面と反対側の面が半球形状に形成されている。また、ギヤ8の中央には貫通孔8Cが形成され、キャップ7と一体的に組み付けたときに、キャップ7の貫通孔7Aと貫通孔8Cとは一直線状に配置される。そして、貫通孔7A及び貫通孔8C内に前記ロッド6が挿通される。
【0023】
また、図2に示すように、ロッド6の側面にはネジ部6Bが形成されており、ロッド6をキャップ7の貫通孔7A及びギヤ8の貫通孔8Cに挿通させたときに、ネジ部6Bの少なくとも一部は必ずキャップ7の内部空間(内部がくり貫かれた部分)に位置している。その内部空間にはねじりコイルスプリング9が配置されている。ねじりコイルスプリング9は、線状スプリング部材がコイル状に巻かれた巻回部9Aと線状スプリング部材が略直線状に形成された把持部9Bとからなり(図4参照)、巻回部9Aはキャップ7の支軸7Cが挿通し、把持部9Bはロッド6のネジ部6Bに係合している。ギヤ8は、モータ10の回転軸に固定されたウォーム11に噛み合っている。そして、モータ10を回転駆動すると、キャップ7とギア8は一体となって回転し、これによって、ねじりコイルスプリング9は、把持部9Bがロッド6のネジ部6Bに係合しながらロッド6の周囲を回転する。
【0024】
ギヤ8の下側にはベース12が設けられている。ベース12には2つの円形孔12Aが形成され、これらの円形孔12A内にギヤ8の半球形状の部分が嵌合されている。キャップ7の半球形状の部分が嵌合するスペーサ5も、その内側が円形に形成されている。このため、キャップ7及びギヤ8は、ベース12とスペーサ5で挟持された状態で、図4〜図6に示すO1又はO2を中心にして傾動自在となっている。
【0025】
ベース12には、レバー部材13,14、センサ15,16、コイルスプリング17、及び基板18等が取り付けられている。図1は、ベース12、レバー部材13,14、センサ15,16、コイルスプリング17、及び基板18を拡大して示した分解斜視図である。なお、図1では、図2に対して上下を逆にして示している。また、センサ15はミラーの左右位置を検出するためのセンサであり、センサ16はミラーの上下位置を検出するためのセンサである。
【0026】
図1に示すように、ベース12の中央部には2つのレバー取付部12Bが対向して設けられており、これらの取付部12Bにレバー部材13,14が取り付けられている。すなわち、レバー取付部12Bには各々2つの孔12Cが形成され、それらの孔12Cに、レバー部材13,14に設けられた回転軸13A,14Aが挿通されている。これによって、レバー部材13,14はそれぞれ回転軸13A,14Aを中心にしてA又はB方向に回動自在となっている。
【0027】
また、ベース12の中央部には2つのコイルスプリング取付部12Dが設けられており、これらのコイルスプリング取付部12Dは、レバー取付部12Bにレバー部材13,14が取り付けられときは、レバー部材13,14の孔13B,14B(図4〜図6参照)をそれぞれ貫通した状態となる。孔13B,14Bは長孔となっており、レバー部材13,14が回動してもコイルスプリング取付部12Dに当たらないようになっている。そして、孔13B,14Bを貫通したコイルスプリング取付部12Dはコイルスプリング17を挿通し、その先端に基板18が取り付けられている。コイルスプリング17はコイルスプリング取付部12Dに沿って伸縮自在であるが、一端側が基板18に固定されているために、常にレバー部材13,14をベース12側へ付勢している。
【0028】
さらにベース12には、レバー取付部12B及びコイルスプリング取付部12Dの周囲に複数の基板取付部12Eが設けられ、これらの基板取付部12Eに基板18が取り付けられている。また、基板18にはセンサ15,16が取り付けられている。センサ15,16はそれぞれセンサノブ15A,16Aを有し、それらのセンサノブ15A,16Aは、レバー部材13,14に形成された長孔13C,14Cに係合している。
【0029】
上記ベース12はハウジング19の凹部19Aにはめ込まれる。すなわち、レバー部材13,14、センサ15,16、コイルスプリング17及び基板18は凹部19A内に収納されている。ハウジング3,19はゴムリング19を挟んで互いに組み付けられている。すなわち、キャップ7、ギヤ8、モータ10等はハウジング3,19間に収納されている。また、ハウジング3,19を互いに組み付けたとき、ロッド6の下端部はレバー部材13,14の一側(回転軸13,14の反対側)に当接している。
【0030】
なお、上記構成において、キャップ7,ギヤ8、ねじりコイルスプリング9及びモータ10等は駆動手段を構成している。
【0031】
上記構成の車両用電動ミラー装置によれば、モータ10でギヤ8を回転駆動することによって、このギヤ8に固定されたねじりコイルスプリング9がキャップ7と共に回転する。キャップ7はその半球面の部分がスペーサ5の内側に、またギヤ8はその半球面の部分がベース12の円形孔12Aにそれぞれ当接しているので、スムーズに回転できる。また、一体的に組み付けられたキャップ7とギヤ8は、ハウジング3とハウジング9で挟持されているので、ロッド6の軸方向に移動することはなく、ねじりコイルスプリング9がロッド9の周囲で回転すると、ねじりコイルスプリング9の把持部9Bにネジ部6Bが係合したロッド6の方がその軸方向に移動する。このように、ロッド6の軸方向への移動により、ミラーを左右方向及び上下方向に傾動させることができる。
【0032】
図4はミラーを左右方向にも上下方向にも傾動させていない正立状態を示している。この場合、レバー部材13,14はコイルスプリング17によってベース12側に付勢されているが、先端部がロッド6に当たって水平状態となっている。また、レバー部材13の長孔13Cに係合しているセンサノブ15Aは、中間位置(零点)に位置している。
【0033】
ここで、運転者が例えばミラーを左方向に傾動調整した場合、図5に示すように、ロッド6は下方に移動して、コイルスプリング17の付勢力に抗してレバー部材13を傾斜させる。このレバー部材13の傾動に伴って、センサノブ15Aが下方へ引っ張られて移動し、センサ15は前記移動量に応じた信号を出力する。
【0034】
逆に、ミラーを右方向に傾動調整した場合は、図6に示すように、ロッド6は上方に移動して、コイルスプリング17の付勢力によってレバー部材13は反対方向に傾斜する。このレバー部材13の傾動に伴って、センサノブ15Aが上方へ引っ張られて移動し、センサ15は前記移動量に応じた信号を出力する。
【0035】
そして、センサからの出力信号は基板18に設けられた制御装置に送られ、制御装置では、センサ15からの出力信号に基づいてモータ10の駆動をフィードバック制御して、ミラーの傾動が予め設定された状態になるまで調整する。
【0036】
図4〜図6の説明では、ミラーを左右方向に傾動させる場合についてのみ説明したが、ミラーを上下方向に傾動させる場合も同じである。この場合は、レバー14の方を傾斜させることになる。
【0037】
本実施の形態によれば、長孔13C,14Cにセンサノブ15A,16Aが係合しているので、レバー部材13,14が傾斜したときに引っ掛かりがなく、センサノブ15A,16Aをスムーズに移動させることができる。その結果、ミラーの傾動調整を高精度に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、レバー部材を設けるだけでよいから、部品点数の増加を抑制することはない。
【0039】
また、ロッドの移動はレバー部材のみを介してセンサに伝達されるので、ロッドの移動量を精度良く検出することができる。その結果、ミラーの傾動調整を高精度に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロッドの移動量を検出するためのセンサの周辺構成を示した分解斜視図である。
【図2】本発明の車両用電動ミラー装置の分解斜視図である。
【図3】本発明の車両用電動ミラー装置の上面図である。
【図4】ミラーが正立状態であるときの様子を示した断面図である。
【図5】ミラーが左方向に傾いたときの様子を示した断面図である。
【図6】ミラーが右方向に傾いたときの様子を示した断面図である。
【図7】キャップとギヤの分解斜視図である。
【図8】キャップとギヤの縦断面図である。
【符号の説明】
1 ホルダーベース
2 ジョイント
3,19 ハウジング
4 ブーツ
5 スペーサ
6 ロッド
7 キャップ
8 ギヤ
9 ねじりコイルスプリング
10 モータ
11 ウォーム
12 ベース
13,14 レバー部材
15,16 センサ
17 コイルスプリング
18 基板

Claims (3)

  1. ミラー中央部を中心にして左右方向及び上下方向に傾動自在なミラーと、前記ミラーの背面に連結され該ミラーに対して略垂直方向に移動自在な2本のロッドと、前記2本のロッドを前記ミラーに対して略垂直方向に移動させ前記ミラーを傾動させる駆動手段と、前記ロッドの移動量を検出するセンサと、を備えた車両用電動ミラー装置において、
    一端が前記ロッドに係合し他端がミラー装置本体に回動自在に支持されたレバー部材を設けるとともに、前記レバー部材の中間位置に前記センサのセンサノブを係合させ、前記ロッドが移動したときの前記中間位置の移動量を前記センサで検出することにより、前記ロッドの移動量を算出する構成としたことを特徴とする車両用電動ミラー装置。
  2. 請求項1に記載の車両用電動ミラー装置において、
    前記レバー部材は前記ロッドの端部に接離自在に設けられ、かつ前記レバー部材は付勢手段によって前記ロッドの端部側に付勢されていることを特徴とする車両用電動ミラー装置。
  3. 請求項1に記載の車両用電動ミラー装置において、
    前記レバー部材の中間位置には長孔が形成され、該長孔に前記センサノブが係合していることを特徴とする車両用電動ミラー装置。
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