JPH0750713Y2 - 回転検出センサ - Google Patents

回転検出センサ

Info

Publication number
JPH0750713Y2
JPH0750713Y2 JP4162390U JP4162390U JPH0750713Y2 JP H0750713 Y2 JPH0750713 Y2 JP H0750713Y2 JP 4162390 U JP4162390 U JP 4162390U JP 4162390 U JP4162390 U JP 4162390U JP H0750713 Y2 JPH0750713 Y2 JP H0750713Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
stopper plate
bearing
coil spring
bearings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4162390U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH041450U (ja
Inventor
誉志 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP4162390U priority Critical patent/JPH0750713Y2/ja
Publication of JPH041450U publication Critical patent/JPH041450U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0750713Y2 publication Critical patent/JPH0750713Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転検出センサに係り、特に自動車のトランス
ミッション等に装着され、このトランスミッションでの
回転を電気信号に変換して指示計器に出力する回転検出
センサに関する。
〔従来の技術〕
従来から、自動車に搭載される車速センサとして磁気感
応素子に近接配置されたマグネットに自動車のトランス
ミッションでの回転を伝達し、この回転による磁界の変
化を上記磁気感応素子で検知して磁気感応素子で発生す
る電気信号を各種指示計器に出力する回転検出センサが
多く用いられている。
第5図はこのような従来の回転検出センサを示したもの
で、図示しないケースの内部には、一対の軸受1a,1bが
その軸方向に所定間隔を有するように配設されており、
上記各軸受1a,1bには、駆動軸2が回転自在に支持され
ている。この駆動軸2には、上記駆動軸2の上記各軸受
1a,1bの間の外径が軸受1a,1bの内径より大径となるよう
に段部3が形成されており、上記駆動軸2の両端部に
は、図示しない回転駆動源からの回転力を伝達する伝達
部材を連結するための孔部4,4が形成されている。ま
た、上記駆動軸2の外周であって一方の軸受1bの近傍に
は、回転マグネットとしての検出円板5が一体に固着さ
れており、この検出円板5の近傍には、上記駆動軸2の
回転数を検出するための図示しない磁気感応素子等の回
転検出装置が配設されるものである。
さらに、上記段部3と軸受1aとの間および上記検出円板
5と軸受1bとの間には、それぞれワッシャ6,6が介設さ
れており、上記駆動軸2の外周側であって軸受1aと検出
円板5との間には、ワッシャ6を介してコイルばね7が
配設されている。
上記従来の観点検出センサにおいては、トランスミッシ
ョン等の図示しない回転駆動源により駆動軸2が回転駆
動され、この駆動軸2とともに回転する上記検出円板5
の回転数を上記回転検出装置により検出するようになっ
ている。このとき、上記コイルばね7の付勢力により、
上記検出円板5を軸受1b方向に押圧することにより、駆
動軸2に対して一定の制動トルクを付与し、これによ
り、車両の停止または定速走行時における振動等により
発生する駆動軸2の振れを防止するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の回転検出センサにおいては、駆動軸
2を軸受1b方向に押圧させて上記駆動軸2に対して一定
の制動トルクを付与するためのコイルばね7を駆動軸2
の外周側に配設するようにしているので、駆動軸2部分
における外径寸法が大きくなり、装置の大型化を招いて
しまうという問題を有している。また、コイルばね7を
装着するために駆動軸2の長さ寸法を大きく形成する必
要があるので、駆動軸2の大型化、重量化を招き、これ
に伴い、上記駆動軸2の安定した制動トルクを得るため
には、上記コイルばね7の長さ寸法をある程度大きくす
る必要があり、その結果、同様に、装置の小型化を図る
ことができず、しかも、重量もかさみ、装置の軽量化に
も限界があるという問題を有している。
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、装置の小
型、軽量化を図ることができ、かつ、安定して駆動軸に
対する制動トルクを得ることのできる回転検出センサを
提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案に係る回転検出センサ
は、回転駆動源に接続される駆動軸を一対の軸受に回転
自在に支持し、上記駆動軸の外周部分に上記駆動軸の回
転数を検出するための検出円板を固着してなる回転検出
センサにおいて、上記一対の軸受のうち一方の軸受と上
記検出円板との間の上記駆動部分に、該駆動軸の軸方向
に摺動自在なストッパ板を配設し、上記駆動軸内に中空
部を形成して該中空部内に上記ストッパ板の一部を配置
すると共に、上記中空部内にコイルばねを配設して、該
コイルばねの付勢力により、上記一部を介して上記スト
ッパ板を上記一方の軸受に押圧させ、且つ、上記駆動軸
の中空部内壁を介して上記検出円板を上記一対の軸受の
うち他方の軸受に押圧させて、該他方の軸受から上記駆
動軸にかかる上記付勢力の反力により、上記駆動軸に一
定の制動トルクを付与するようにしたことをその特徴と
するものである。
〔作用〕
本考案によれば、コイルばねの付勢力により、ストッパ
板を一方の軸受に押圧させることにより、その反作用で
駆動軸の検出円板が他方の軸受に押圧され、これによ
り、駆動軸に対して一定の制動トルクが付与され、車両
の停止または低速走行時における振動等により発生する
駆動軸の振れを防止することができるものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図を参照して説
明する。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示したもので、
図示しないケースの内部には、一対の軸受1a,1bがその
軸方向に所定間隔を有するように配設されており、上記
各軸受1a,1bには、駆動軸2が回転自在に支持されてい
る。この駆動軸2の両端部には、図示しない回転駆動源
からの回転力を伝達する伝達部材を連結するための孔部
4a,4bが形成されており、このうち、駆動軸2の軸受1b
側の端部に開放された孔部4bが、請求の範囲に記載の中
空部に相当している。
また、上記駆動軸2の外周には、図示しない磁気感応素
子等の回転検出装置により上記駆動軸2の回転数を検出
するための回転マグネットとしての検出円板5が一体に
固着されている。
また、本実施例では、上記駆動軸2の軸方向に延在し上
記孔部4bから上記駆動軸2の外周に至るスリット8が、
駆動軸2の周方向に180°位相をずらして2つ形成され
ており、この駆動軸2のスリット8部分には、ストッパ
板9が上記駆動軸2のスリット8に沿って摺動自在に係
合されている。このストッパ板9は、第2図および第3
図に示すように、環状の押圧部10とこの押圧部10の内側
中央部に位置する円板状のばね保持部11とを直径方向に
延びる係合片12により連結して形成されており、上記係
合片12が上記スリット8に係合するとともに、上記ばね
保持部11が駆動軸2の内側に位置するようなされてい
る。
さらに、上記スリット8形成側の孔部4bの内部であって
上記ストッパ板9のばね保持部11の奥側には、上記スト
ッパ板9を孔部4bの開放端方向に付勢するコイルばね7
が配置されている。また、上記検出円板5と軸受1aとの
間、上記検出円板5とストッパ板9の押圧部10との間お
よび上記押圧部10と軸受1bとの間には、それぞれワッシ
ャ6,6…が介設されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例においては、トランスミッション等の図示しな
い回転駆動源により駆動軸2が回転駆動され、この駆動
軸2とともに回転する上記検出円板5の回転数を上記回
転検出装置により検出するものである。
このとき、上記コイルばね7の付勢力により、上記スト
ッパ板9のばね保持部11を駆動軸2の端部方向に押圧し
て上記ストッパ板9の押圧部10がワッシャ6を介して軸
受1bの端面に押圧されることにより、その反作用で駆動
軸2が図において上方に押圧され、駆動軸2の検出円板
5が他方の軸受1aに押圧される。これにより、駆動軸2
に対して一定の制動トルクが付与され、車両の停止また
は低速走行時における振動等により発生する駆動軸2の
振れを防止することができる。
したがって、本実施例においては、コイルばね7を駆動
軸2の内側に配設し、このコイルばね7によりストッパ
板9を押圧することにより、上記駆動軸2に対して一定
の制動トルクを付与するようにしているので、適正な制
動トルクを得ることができる。また、コイルばね7を駆
動軸2の内側に配設しているので、駆動軸2の外周部分
の外径寸法を小さく形成することができる。しかも、コ
イルばね7を検出円板5の内側に装着するために駆動軸
2の長さ寸法を大きく形成する必要がないので、駆動軸
2の軽量化を図ることができ、その結果、駆動軸2の安
定した制動トルクを得るためにコイルばね7の長さ寸法
を大きく形成する必要がなく、装置全体の小型、軽量化
を図ることができる。
また、第4図は本考案の他の実施例を示したもので、コ
イルばね7の端部に先端面が半球状に形成された押圧ピ
ン13を取付け、この押圧ピン13によりストッパ板9のば
ね保持部11を押圧させるようにしたものである。その他
の部分は、上記第1図乃至第3図に示す実施例と同様で
あるため、同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。
一般に、コイルばね7の端面は、その付勢方向に対して
傾斜していることから、コイルばね7の端部がストッパ
板9のばね保持部11の面に適正に当接されず、これによ
り、コイルばね7の周方向の位置によって制動トルクが
変化してしまうことがある。しかし、本実施例において
は、上記コイルばね7の付勢力を上記ストッパ板9のば
ね保持部11に対してほぼ点接触される押圧ピン13を介し
てスパ板9のばね保持部11に伝達させるようにしている
ので、上記コイルばね7の付勢力がほぼ均一にストッパ
板9に伝達されることになり、その結果、駆動軸2に対
して周方向に均一な制御トルクを得ることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係る回転検出センサは、回転
駆動源に接続される駆動軸を一対の軸受に回転自在に支
持し、上記駆動軸の外周部分に上記駆動軸の回転数を検
出するための検出円板を固着してなる回転検査センサに
おいて、上記一対の軸受のうち一方の軸受と上記検出円
板との間の上記駆動軸部分に、該駆動軸の軸方向に摺動
自在なストッパ板を配設し、上記駆動軸内に中空部を形
成して該中空部内に上記ストッパ板の一部を配置すると
共に、上記中空部内にコイルばねを配設して、該コイル
ばねの付勢力により、上記一部を介して上記ストッパ板
を上記一方の軸受に押圧させ、且つ、上記駆動軸の中空
部内壁を介して上記検出円板を上記一対の軸受のうち他
方の軸受に押圧させて、該他方の軸受から上記駆動軸に
かかる上記付勢力の反力により、上記駆動軸に一定の制
動トルクを付与するようにしているので、適正な制動ト
ルクを得ることができ、また、コイルばねを駆動軸内の
中空部に配設しているので、駆動軸の外周部分の外径寸
法を小さく形成することができる。しかも、コイルばね
を装着するために駆動軸の長さ寸法を大きく形成する必
要がないので、駆動軸の軽量化を図ることができ、その
結果、駆動軸の安定した制動トルクを得るためにコイル
ばねの長さ寸法を大きく形成する必要がなく、装置全体
の小型、軽量化を図ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る回転検出センサの実施例を示す縦
断面図、 第2図(a)はストッパ板の平面図、第2図(b)は第
2図(a)の縦断面図、 第3図は駆動軸とストッパ板との係合状態を示す一部の
分解斜視図、 第4図は本考案の他の実施例を示す縦断面図、 第5図は従来の回転検出センサを示す縦断面図である。 1a,1b……軸受、2……駆動軸、4b……孔部、5……検
出円板、7……コイルばね、8……スリット、9……ス
トッパ板、10……押圧部、11……ばね保持部、12……係
合片、13……押圧ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動源に接続される駆動軸を一対の軸
    受に回転自在に支持し、上記駆動軸の外周部分に上記駆
    動軸の回転数を検出するための検出円板を固着してなる
    回転検出センサにおいて、 上記一対の軸受のうち一方の軸受と上記検出円板との間
    の上記駆動軸部分に、該駆動軸の軸方向に摺動自在なス
    トッパ板を配設し、上記駆動軸内に中空部を形成して該
    中空部内に上記ストッパ板の一部を配置すると共に、上
    記中空部内にコイルばねを配設して、該コイルばねの付
    勢力により、上記一部を介して上記ストッパ板を上記一
    方の軸受に押圧させ、且つ、上記駆動軸の中空部内壁を
    介して上記検出円板を上記一対の軸受のうち他方の軸受
    に押圧させて、該他方の軸受から上記駆動軸にかかる上
    記付勢力の反力により、上記駆動軸に一定の制動トルク
    を付与するようにしたことを特徴とする回転検出セン
    サ。
JP4162390U 1990-04-20 1990-04-20 回転検出センサ Expired - Fee Related JPH0750713Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4162390U JPH0750713Y2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 回転検出センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4162390U JPH0750713Y2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 回転検出センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH041450U JPH041450U (ja) 1992-01-08
JPH0750713Y2 true JPH0750713Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31552450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4162390U Expired - Fee Related JPH0750713Y2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 回転検出センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0750713Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH041450U (ja) 1992-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4716106B2 (ja) 回転角検出装置
JP6783635B2 (ja) 駆動装置
KR920008495A (ko) 회전 부재의 회전을 감지하는 장치
US4257500A (en) Hand drive for coupling to a rotatable shaft
JPH0750713Y2 (ja) 回転検出センサ
JP2571305Y2 (ja) 小型モータの回転数検知装置
JPH03249563A (ja) 回転パラメータ測定装置
JP2001221603A (ja) 角度センサユニット
JP2523354Y2 (ja) ブラシレスモ−タ
JPS6017087Y2 (ja) 円板駆動装置
JPS63206661A (ja) 車両の車輪速検出装置
JP2587462Y2 (ja) 回転位置検出器
JPH067302Y2 (ja) 磁気式ロ−タリエンコ−ダ
JPH0725700Y2 (ja) 回転検出装置
JPH0559237U (ja) 回転検出用マグネット板およびその取り付け構造
JPH03209126A (ja) 回転数センサ
JPS6051858A (ja) トナ−残量検知装置
JP3068902B2 (ja) ハ−ドディスク装置
JPH0240623Y2 (ja)
US2983151A (en) Damping apparatus
JPH0740216Y2 (ja) 回転検出装置
JPH0227402Y2 (ja)
JPS585129Y2 (ja) カイテンブヒントリツケソウチ
JPH083189Y2 (ja) スピンドルモータ
JPH081501Y2 (ja) 回転検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees