JP2007134266A - 端子金具及び端子付きフラット回路体 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線接続部から外れることなく確実に導体をかしめることが可能でかつ接続性能の向上を図ることが可能なフラット回路体接続用の端子金具を提供する。
【解決手段】圧着端子1の電線接続部7は、FFCの平型の導体3を載置する底壁9と、底壁9の両端部から立設しかつ導体3を包み込むようにかしめる一対の導体かしめ片10と、を有している。この導体かしめ片10の内表面のうち、底壁9上に位置付けられる導体3の端部との当接位置よりも底壁9から離れた側の位置には、圧着端子1の長手方向に沿って延びたセレーション12が、圧着端子1の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数形成されている。このセレーション12が形成された部分は、圧着装置15によって導体かしめ片10が導体3をかしめる際の変位開始位置となる。
【選択図】図7

Description

本発明は、FPC(フレキシブル・プリント・サーキット)やFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)などのフラット回路体の平型の導体に取り付けられる端子金具、及び該端子金具が取り付けられた端子付きフラット回路体に関する。
移動体としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器にバッテリなどの電源からの電力や制御装置からの制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスを配索している。前述したワイヤハーネスは、電線と、コネクタなどを有している。コネクタは、絶縁性の合成樹脂で形成されたハウジングと、該ハウジング内に収容されるとともに前記電線の端末に取り付けられた端子金具を有している。
前述した自動車は、ユーザなどからより多機能であることが求められている。このため、前述した自動車は、搭載される電子機器が増加する傾向である。このため、勿論、前述したワイヤハーネスの電線が増加して、該ワイヤハーネスの質量や体積が増加する傾向である。
このため、ワイヤハーネスは、小型軽量化を図るために、前述した電線としてFFCやFPCなどのフラット回路体を用いることが提案されている。フラット回路体は、断面矩形状の導体と、前記導体を被覆するフィルム状の被覆部とを備えて、扁平な帯状に形成されている。導体は、複数設けられており、それぞれ、互いに平行に直線状に延びている。また、被覆部は、これら導体同士を互いに絶縁している。
前述したフラット回路体の導体に端子金具を取り付ける際には、例えば、特許文献1に示すように、導体を取り付ける端子金具に応じた形状に一旦曲げた後、該導体に端子金具を取り付ける方法が取られていたほか、特許文献2に示すように、底壁上に導体を位置付けるとともに該底壁の両端部から立設した一対のかしめ片で導体を包み込むようにかしめる電線接続部を有する端子金具を取り付けることなどが行われてきた。
欧州特許出願公開第1363362号明細書 特開2002−334733号公報
しかしながら、前述した特許文献1に示された端子金具の取り付け方法では、端子金具を取り付ける際に、導体を端子金具に応じた形状に形成するための金型と、端子金具を導体に加締める金型とが必要であった。このため、端子金具を取り付けるためにかかる金型が増加して、コストが高騰する傾向であった。
また、前述した特許文献2に示された端子金具では、かしめる対象物が扁平な導体であるので、丸型電線の撚線のようにばらけることで電線接続部の形状に追従させることができず、導体と電線接続部との接触面積が少なくなってしまうために接触不良が生じ易かった。さらに、通常電線接続部は、導体を底壁上に位置付ける際の作業性を考慮してかしめ片の先端側が広角に開放された状態となっているが、このことにより、圧着装置によって導体をかしめる際のかしめ片の変位開始位置が所定の位置に定まり難く、設計通りの圧着形状とならないためにかしめ力が不足するなどして接触不良が生じ易かった。また、かしめ片の先端側が広角に開放されているために、導体と電線接続部とが位置ずれし易く、かしめの途中で導体が電線接続部から外れてしまう可能性があった。
したがって、本発明は、電線接続部から外れることなく確実に導体をかしめることが可能でかつ接続性能の向上を図ることが可能なフラット回路体接続用の端子金具、及び該端子金具が取り付けられた端子付きフラット回路体を提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、底壁上にフラット回路体の平型の導体を位置付けるとともに、前記底壁の両端部から立設した一対のかしめ片で前記導体を包み込むようにかしめて圧着する電線接続部を有した端子金具であって、前記かしめ片の内表面に配されかつ前記端子金具の長手方向に沿って延びたセレーションを有することを特徴とする端子金具である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記導体をかしめる前の状態における前記セレーションが、前記底壁上に位置付けられる前記導体の端部との当接位置よりも前記底壁から離れた側に形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記セレーションが、前記端子金具の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数並べられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、平型の導体を有するフラット回路体と、前記導体を底壁上に位置付けるとともに、前記底壁の両端部から立設した一対のかしめ片で前記導体を包み込むようにかしめて圧着する電線接続部を有する端子金具と、を備えた端子付きフラット回路体であって、前記かしめ片の内表面に配されかつ前記端子金具の長手方向に沿って延びたセレーションを有するとともに、前記導体をかしめる前の状態における前記セレーションが、前記底壁上に位置付けられた前記導体の端部との当接位置よりも前記底壁から離れた側に形成されていることを特徴とする端子付きフラット回路体である。
請求項5に記載された発明は、請求項4に記載された発明において、前記セレーションが、前記端子金具の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数並べられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、かしめ片の内表面に端子金具の長手方向に沿ったセレーションを形成することで、この部分の強度を下げるとともに確実にこの部分から変位を開始させることができるので、かしめ力不足などによる接触不良を防止することができ、そのために、接続性能の向上を図ることが可能なフラット回路体接続用の端子金具を提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、底壁上に位置付けられる導体の幅方向の端部よりも外側の位置からかしめ片の変位が開始されることで、導体が底壁から浮き上がって電線接続部から外れることを防止しながらかしめを行うことができるので、確実に導体をかしめることが可能なフラット回路体接続用の端子金具を提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、セレーションを端子金具の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数並べることで、各セレーション間に形成された端子金具の幅方向に延びたエッジを導体に食い込ませるようにしているので、導体保持力の向上、及び電気的な接続性能の向上を図ることが可能なフラット回路体接続用の端子金具を提供することができる。
請求項4に記載された発明によれば、かしめ片の内表面に端子金具の長手方向に沿ったセレーションを形成することで、この部分の強度を下げるとともに確実にこの部分から変位を開始させることができるので、かしめ力不足などによる接触不良を防止することができる。さらに、底壁上に位置付けられた導体の幅方向の端部よりも外側の位置からかしめ片の変位が開始されることで、導体が底壁から浮き上がって電線接続部から外れることを防止しながらかしめを行うことができる。したがって、接続性能の向上を図ることが可能でかつ確実に導体をかしめることが可能な端子付きフラット回路体を提供することができる。
請求項5に記載された発明によれば、セレーションを端子金具の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数並べることで、各セレーション間に形成された端子金具の幅方向に延びたエッジを導体に食い込ませるようにしているので、導体保持力の向上、及び電気的な接続性能の向上を図ることが可能な端子付きフラット回路体を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる端子付きフラット回路体を示す斜視図である。図2は、図1に示された端子付きフラット回路体のI−I線に沿う断面図である。図3は、図1に示された端子付きフラット回路体の導体が位置付けられる前の状態における正面図である。図4は、図1に示された端子付きフラット回路体の端子金具がフラット回路体の導体に重ねられた状態を示す斜視図である。図5は、図4に示された端子付きフラット回路体の端子金具がフラット回路体の導体をかしめて該フラット回路体の端末に取り付けられた状態を示す斜視図である。図6から図9は、図1に示された端子付きフラット回路体の端子金具がフラット回路体の導体をかしめる様子を説明する説明図であり、図6は、端子金具と導体とが圧着装置にセットされた状態を示す説明図である。図7は、図6に示された端子金具のかしめ片の先端が圧着装置に当接して変位を開始する状態を示す説明図である。図8は、図7に示された端子金具のかしめ片が変位した状態を示す説明図である。図9は、図8に示された端子金具のかしめ片が導体をかしめた状態を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態の端子付きフラット回路体20は、端子金具としての圧着端子1が、同図に示すフラット回路体としてのFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)2の端末に取り付けられたものである。このFFC2は、複数の導体3と、該導体3を被覆する被覆部4と、を有して扁平な帯状に形成されている。導体3は、少なくとも銅または銅合金を含んだ導電性を有する金属で構成されている。また、導体3は、断面形状が矩形状に形成されているとともに複数の導体3が互いに平行に延びている。被覆部4は、絶縁性の合成樹脂からなり、扁平な帯状に形成されて導体3を被覆している。また、被覆部4は、複数の導体3同士を電気的に絶縁している。このようなFFC2は、その端末において、互いに隣接する導体3間にスリット5が形成されているとともに、被覆部4が除去されて導体3が露出している。また、前記「フラット回路体」は、本明細書においては、複数の導体と該導体を被覆する絶縁性の被覆部とを備えて扁平な帯状に形成されているものを意味する。
上記圧着端子1は、導電性の板金を折り曲げるなどして得られ、相手側の端子金具と接続する電気接触部6と、上述したFFC2の導体3と接続される電線接続部7と、を一体に有している。
上記電気接触部6は、角筒状の筒部8と、該筒部8内に収容された図示しないばね片とを有している。筒部8は、図示例では、四角筒に形成されている。ばね片は、筒部内に侵入した相手側の端子金具の雄タブなどの挿入子を、筒部8の内面に向かって付勢して該内面との間に挟む。電気接触部6は、筒部8内に相手側の端子金具の雄タブなどの挿入子が挿入され、ばね片が筒部8の内面との間に前述した挿入子を挟むことで、相手側の端子金具と電気的及び機械的に接続する。
上記電線接続部7は、図2などに示すように、断面円弧状の底壁9と、一対の導体かしめ片10と、一対の被覆部かしめ片11と、複数のセレーション12と、を有している。
上記底壁9は、筒部8の外壁に連なっている。底壁9は、表面上にFFC2の端末が位置付けられる。即ち、底壁9上には、FFC2の端末で露出した導体3が位置付けられる。
上記導体かしめ片10は、特許請求の範囲に記載されたかしめ片をなしている。一対の導体かしめ片10は、底壁9の長手方向の中央でかつ底壁9の幅方向の両端部から立設している。この導体かしめ片10は、導体3をかしめる前の形状では、導体3を重ねる際の作業性を考慮して先端側が広角に開放されている。導体かしめ片10は、底壁9との間に稜角を生じることなく、該底壁9となだらかな曲面状に連なっている。導体かしめ片10は、この先端側が底壁9に近づく方向に曲げられて、底壁9との間にFFC2の導体3を挟む。こうして、導体かしめ片10は、FFC2の導体3をかしめる。
上記被覆部かしめ片11は、底壁9の長手方向の電気接触部6から離れた側の端部に設けられている。被覆部かしめ片11は、底壁9の幅方向の両端部から立設している。被覆部かしめ片11は、先端側が底壁9に近づく方向に曲げられて、底壁9との間にFFC2の被覆部4を挟む。こうして、被覆部かしめ片11は、FFC2の被覆部4をかしめる。
上記セレーション12は、導体かしめ片10の内表面から凹に形成されるとともに圧着端子1の長手方向に沿って延びた溝である。またこのセレーション12は、図2及び図3に示すように、導体3をかしめる前の状態において、導体かしめ片10の内表面のうち、底壁9上に位置付けられた導体3の幅方向の端部と当接する位置よりも底壁9から離れた側に配されている。また、この導体かしめ片10は、導体3をかしめる前の形状では、先端側が広角に開放されているので、互いに相対するセレーション12間の幅が、導体3の幅よりも広く形成されている。即ち、セレーション12は、導体かしめ片10の内表面のうち、底壁9上に位置付けられた導体3の幅方向の端部よりも外側の位置に配されている。さらに、このようなセレーション12は、圧着端子1の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数並べられている。なお、図2及び図3中に示す符号aは、圧着端子1における導体かしめ片10の設計上の最適な変位開始位置を示している。圧着端子1は、この最適な変位開始位置aから変位、即ちかしめ、が開始されることにより、十分なかしめ力が得られる最良の圧着形状が実現できる。そして、前述したセレーション12は、この最適な変位開始位置aを含む位置に形成されている。
このような複数のセレーション12が形成された導体かしめ片10は、後述の圧着装置15によってかしめられる際、図2の点線で示すように、セレーション12が形成された部分、即ち導体かしめ片10の最適な変位開始位置a、から変位を開始する。これは、セレーション12を形成することでその部分の板厚が薄くなり、強度が下がるからである。
また、上述したように、セレーション12が圧着端子1の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数並べられた導体かしめ片10は、後述の圧着装置15によってかしめられると、各セレーション12間に形成されかつ圧着端子1の幅方向に延びたエッジ部分が導体3に食い込む。このことにより、導体3が電線接続部7から抜け落ちることが防止されるとともに、圧着端子1と導体3との間の電気的な接続性能が向上する。
即ち、上述した構成の端子付きフラット回路体20は、FFC2の端末を圧着端子1の底壁9上に位置付けた後、後述の圧着装置15によってかしめ片10,11でFFC2の導体3及び被覆部4をかしめることで圧着端子1とFFC2の端末とを電気的及び機械的に接続させて得られる。
上記圧着装置15は、図6などに示すように、図示しない装置本体と、アンビル13と、クリンパ14とを有している。装置本体は、工場のフロア上などに設置される。アンビル13は、装置本体に固定されており、その表面上に圧着端子1が位置付けられる。クリンパ14は、アンビル13と間隔をあけて相対し、かつ該アンビル13に接離自在に装置本体に支持されている。即ち、アンビル13とクリンパ14とは、互いに接離自在に設けられている。前記「接離」とは、互いに近づいたり離れたりすることをいう。また、この圧着装置15は、アンビル13とクリンパ14とが互いに離れた状態でアンビル13上に圧着端子1とFFC2の端末とが位置付けられるとともに、アンビル13とクリンパ14とが互いに近づいて互いの間に圧着端子1とFFC2の端末とを挟むことでかしめ片10,11をかしめる。
次に、上述した圧着装置15によって、上述した圧着端子1の導体かしめ片10が、FFC2の導体3をかしめる際の様子を図6ないし図9を参照しながらさらに詳しく説明する。
まず、図6に示すように、アンビル13とクリンパ14とが離れた状態で、アンビル13上に圧着端子1が載置され、さらに、該圧着端子1の底壁9上でかつ一対の導体かしめ片10間にFFC2の端末で露出した導体3が位置付けられる。
その後、図7に示すように、クリンパ14がアンビル13に近づいていき、クリンパ14の凹部内に圧着端子1を位置付けるとともに該凹部内の側面が導体かしめ片10の先端に当接する。前記側面と当接することで外力が加わった導体かしめ片10は、セレーション12が形成された部分、即ち底壁9上に位置付けられた導体3の幅方向の端部よりも外側の位置から、圧着端子1の内側に向かって変位を開始する。
そして、さらにクリンパ14がアンビル13に近づいていくことで、導体かしめ片10は、その先端が前記側面上を摺動しながら変位を続ける。この際、導体かしめ片10が、底壁9上に位置付けられた導体3の幅方向の端部よりも外側の位置から圧着端子1の内側に向かって変位するので、導体3は、図8に示すように、底壁9から浮き上がって位置ずれすることや、電線接続部7から外れることが防止される。
その後、導体かしめ片10は、その先端がクリンパ14の底面上を摺動することで先端側が底壁9に近づく方向に曲げられて、底壁9との間にFFC2の被覆部4を挟む。こうして圧着端子1の導体かしめ片10が、FFC2の導体3をかしめる。こうして、端子付きフラット回路体20が得られる。
本実施形態によれば、十分なかしめ力を得るための導体かしめ片10の最適な変位開始位置aである、導体3の幅方向の端部との当接位置よりも底壁9から離れた側の位置にセレーション12を形成することで、この部分の強度を下げるとともに確実にこの部分から変位を開始させることができるので、かしめ力不足などによる接触不良を防止することができ、そのために、接続性能の向上を図ることが可能なフラット回路体接続用の圧着端子1を提供することができる。
また、セレーション12を圧着端子1の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数並べることで、各セレーション12間に形成された圧着端子1の幅方向に延びたエッジを導体3に食い込ませるようにしているので、導体保持力の向上、及び電気的な接続性能の向上を図ることが可能なフラット回路体接続用の圧着端子1を提供することができる。
さらに、導体かしめ片10が、底壁9上に位置付けられた導体3の幅方向の端部よりも外側の位置から圧着端子1の内側に向かって変位するので、導体3が底壁9から浮き上がって位置ずれすることや、電線接続部7から外れることを防止しながらかしめを行うことができ、確実に導体3をかしめることが可能なフラット回路体接続用の圧着端子1を提供することができる。
前述した実施形態では、フラット回路体として、FFC2を用いている。しかしながら、本発明では、FPC(フレキシブル・プリント・サーキット)などの他の扁平な帯状の
フラット回路体を用いても良い。
また、前述した実施形態では、圧着端子1の電気接触部6が筒状の所謂雌形の電気接触部となっている。しかしながら、本発明では、圧着端子1の電気接触部6を棒状又は板状の所謂雄形の電気接触部にしても良い。
また、前述した実施形態では、セレーション12が、導体かしめ片10の底壁9寄りの端部に圧着端子1の長手方向に沿って複数形成されていた。しかしながら、本発明では、このセレーション12を底壁9や被覆部かしめ片11にも形成することができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施の形態にかかる端子付きフラット回路体を示す斜視図である。 図1に示された端子付きフラット回路体のI−I線に沿う断面図である。 図1に示された端子付きフラット回路体の導体が位置付けられる前の状態における正面図である。 図1に示された端子付きフラット回路体の端子金具がフラット回路体の導体に重ねられた状態を示す斜視図である。 図4に示された端子付きフラット回路体の端子金具がフラット回路体の導体をかしめて該フラット回路体の端末に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1に示された端子付きフラット回路体の端子金具がフラット回路体の導体をかしめる様子を説明する説明図であり、端子金具と導体とが圧着装置にセットされた状態を示す説明図である。 同じく図1に示された端子付きフラット回路体の端子金具がフラット回路体の導体をかしめる様子を説明する説明図であり、図6に示された端子金具のかしめ片の先端が圧着装置に当接して変位を開始する状態を示す説明図である。 同じく図1に示された端子付きフラット回路体の端子金具がフラット回路体の導体をかしめる様子を説明する説明図であり、図7に示された端子金具のかしめ片が変位した状態を示す説明図である。 同じく図1に示された端子付きフラット回路体の端子金具がフラット回路体の導体をかしめる様子を説明する説明図であり、図8に示された端子金具のかしめ片が導体をかしめた状態を示す説明図である。
符号の説明
1 圧着端子(端子金具)
2 FFC(フラット回路体)
3 導体
7 電線接続部
9 底壁
10 導体かしめ片(かしめ片)
12 セレーション
20 端子付きフラット回路体

Claims (5)

  1. 底壁上にフラット回路体の平型の導体を位置付けるとともに、前記底壁の両端部から立設した一対のかしめ片で前記導体を包み込むようにかしめて圧着する電線接続部を有した端子金具であって、
    前記かしめ片の内表面に配されかつ前記端子金具の長手方向に沿って延びたセレーションを有することを特徴とする端子金具。
  2. 前記導体をかしめる前の状態における前記セレーションが、前記底壁上に位置付けられる前記導体の端部との当接位置よりも前記底壁から離れた側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記セレーションが、前記端子金具の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数並べられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子金具。
  4. 平型の導体を有するフラット回路体と、前記導体を底壁上に位置付けるとともに、前記底壁の両端部から立設した一対のかしめ片で前記導体を包み込むようにかしめて圧着する電線接続部を有する端子金具と、を備えた端子付きフラット回路体であって、
    前記かしめ片の内表面に配されかつ前記端子金具の長手方向に沿って延びたセレーションを有するとともに、
    前記導体をかしめる前の状態における前記セレーションが、前記底壁上に位置付けられた前記導体の端部との当接位置よりも前記底壁から離れた側に形成されていることを特徴とする端子付きフラット回路体。
  5. 前記セレーションが、前記端子金具の長手方向に沿って直線状に間隔をあけて複数並べられていることを特徴とする請求項4に記載の端子付きフラット回路体。
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