JP2014063635A - 端子金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】編組線などの大きめの芯線を圧着加工するにあたり、金型の形状を変更することなく芯線全体を一対の圧着片によって確実に圧着できるようにする。
【解決手段】本発明は、編組線の端末に圧着接続される圧着部30を備えた端子金具10であって、圧着部30は、後側底板31と、この後側底板31の幅方向両側縁から対向状態をなして上方に立ち上がる一対の圧着片32とを備えて構成され、圧着加工の際に一対の圧着片32が芯線を包むように同芯線に圧着されるようになっており、上下方向における圧着部30の最大寸法をHとし、幅方向における圧着部30の最大寸法をWとしたときに、最大寸法Wが最大寸法Hよりも大きい構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、編組線の端末に圧着接続される圧着部30を備えた端子金具10であって、圧着部30は、後側底板31と、この後側底板31の幅方向両側縁から対向状態をなして上方に立ち上がる一対の圧着片32とを備えて構成され、圧着加工の際に一対の圧着片32が芯線を包むように同芯線に圧着されるようになっており、上下方向における圧着部30の最大寸法をHとし、幅方向における圧着部30の最大寸法をWとしたときに、最大寸法Wが最大寸法Hよりも大きい構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、電線の端末に圧着接続される圧着部を備えた端子金具に関する。
この種の端子金具として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。この端子金具の圧着部は、一対の圧着片を有し、これらの圧着片は、圧着部の底板の両側縁から対向状態をなして上方に立ち上がる形態とされている。芯線の圧着加工は、以下のようにして行われる。まず、圧着部の底板を下型に載置し、上型を下型に対して相対的に近づけていくと、一対の圧着片の先端が上型の内壁に接触することで徐々に内側に倒れていき、さらに上型を下型に対して相対的に近づけていくと、一対の圧着片が上型の内壁の頂点付近から下方に折り返され、一対の圧着片の先端が芯線に対して上方から食い込む。圧着加工が完了すると、折り返された一対の圧着片と底板との間に、芯線がかしめられる。
上記の芯線は、ストレート線もしくは撚り線からなるものであり、電線の端末において芯線が広がるおそれはない。しかしながら、例えば芯線として編組線を用いる場合には、この編組線を構成する各金属素線が端部で広がって膨らむため、図9に示すように、芯線2が底板3から浮いた状態で上下両型4、5にセットされ、圧着片1の先端よりも上方に芯線2が飛び出してしまう場合がある。これでは、圧着加工を行った際に、圧着片1の先端が、図10の二点鎖線で示すように、芯線2に対して側方から芯線2の内部に食い込んでしまい、芯線2全体をかしめることができなくなる。
かといって、圧着片を従来よりも長く伸ばすことで、編組線が圧着片の先端から飛び出さないようにした場合、圧着加工の際に折り返された圧着片の先端が底板に突き当たるため、これまでと同じ金型を使用することができなくなり、金型の形状変更が余儀なくされる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、編組線などの大きめの芯線を圧着加工するにあたり、金型の形状を変更することなく芯線全体を一対の圧着片によって確実に圧着できるようにすることを目的とする。
本発明は、電線の端末に圧着接続される圧着部を備えた端子金具であって、圧着部は、底板と、この底板の幅方向両側縁から対向状態をなして上方に立ち上がる一対の圧着片とを備えて構成され、圧着加工の際に一対の圧着片が芯線を包むように同芯線に圧着されるようになっており、上下方向における圧着部の最大寸法をHとし、幅方向における圧着部の最大寸法をWとしたときに、最大寸法Wが最大寸法Hよりも大きい構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、例えば編組線などの大きめの芯線を圧着加工するにあたり、圧着片の長さを変えることなく圧着部が幅広になるように形成するだけで、芯線全体を一対の圧着片によって確実に圧着することができる。つまり、圧着部を幅広に形成したことにより、大きめの芯線を底板に載置しても、この芯線が圧着片の上端から上方に飛び出さないようにすることができる。しかも、圧着片の長さは従来と同じであるため、圧着後の断面形状は従来と同じになり、金型の形状も変更しなくてもよい。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
圧着部の前方に配され、相手側端子に弾性的に接触する複数の弾性接触片を有する接続部を備え、複数の弾性接触片は、幅方向に並んで配されており、圧着部の内部空間を前後方向に貫通する位置に配されている構成としてもよい。
このような構成によると、例えば、弾性接触片に光を当てて透過光を画像処理することにより、弾性接触片の形状、位置などを容易に測定することができる。したがって、複数の弾性接触片の中に形状不良などがあった場合に、このような形状不良などを容易に検出することができる。
圧着部の前方に配され、相手側端子に弾性的に接触する複数の弾性接触片を有する接続部を備え、複数の弾性接触片は、幅方向に並んで配されており、圧着部の内部空間を前後方向に貫通する位置に配されている構成としてもよい。
このような構成によると、例えば、弾性接触片に光を当てて透過光を画像処理することにより、弾性接触片の形状、位置などを容易に測定することができる。したがって、複数の弾性接触片の中に形状不良などがあった場合に、このような形状不良などを容易に検出することができる。
複数の弾性接触片は相手側端子を挟む上下両側に配されており、上下両側の複数の弾性接触片の接点部は、相手側端子と接続される前の状態において圧着部の内部空間を前後方向に貫通する位置に配されている構成としてもよい。
このような構成によると、例えば、弾性接触片に前方から光を当てて透過光を画像処理することにより、上側の弾性接触片の接点部と、下側の弾性接触片の接点部との間の寸法(このような寸法は、タブギャップなどの名称で呼ばれる場合がある。)を測定することができる。
このような構成によると、例えば、弾性接触片に前方から光を当てて透過光を画像処理することにより、上側の弾性接触片の接点部と、下側の弾性接触片の接点部との間の寸法(このような寸法は、タブギャップなどの名称で呼ばれる場合がある。)を測定することができる。
電線は、複数の金属素線を編み込んでなる編組線とされている構成としてもよい。
このような構成によると、編組線を構成する複数の金属素線が編み込み前の状態に戻ろうとして広がったとしても、幅広の圧着部によって確実に圧着することができる。
このような構成によると、編組線を構成する複数の金属素線が編み込み前の状態に戻ろうとして広がったとしても、幅広の圧着部によって確実に圧着することができる。
本発明によれば、編組線などの幅広の芯線を圧着加工するにあたり、金型の形状を変更することなく芯線全体を一対の圧着片によって確実に圧着することができる。
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態の端子金具10は、図1に示すように、図示しない相手側端子に接続される接続部20と、編組線50の端末に接続される圧着部30とを備えて構成されている。なお、以下の説明においては図1における左右方向を前後方向とし、図示左側を前側とする。また、上下方向については図2の上下方向を基準とする。また、幅方向については図3の左右方向を基準とする。
本発明の実施形態を図1ないし図8の図面を参照しながら説明する。本実施形態の端子金具10は、図1に示すように、図示しない相手側端子に接続される接続部20と、編組線50の端末に接続される圧着部30とを備えて構成されている。なお、以下の説明においては図1における左右方向を前後方向とし、図示左側を前側とする。また、上下方向については図2の上下方向を基準とする。また、幅方向については図3の左右方向を基準とする。
本実施形態の端子金具10は、図1および図2に示すように、雄端子(図示せず)に接続される雌端子である。この端子金具10は、角筒状をなす接続部20と、この接続部20の後方に形成された圧着部30とを備えて構成されている。接続部20と圧着部30は、図2に示すように、共通の底板11を備えている。底板11のうち接続部20を構成する部分を前側底板21とし、底板11のうち圧着部30を構成する部分を後側底板31とする。
接続部20と圧着部30の間には、これらを連結するつなぎ部40が形成されている。このつなぎ部40は、図1に示す圧着前の状態では前後方向に延びる形態をなしているものの、図4に示す圧着後の状態では後方に向かうほど幅狭となっている。また、つなぎ部40は、図2に示す圧着前の状態では後方に向かうほど低くなっているものの、図5に示す圧着後の状態では前後方向に同一の高さとなっている。
接続部20は、図1ないし図3に示すように、前側底板21と、前側底板21の幅方向両側縁から上方に向けて垂直に立ち上がる左右一対の側板22L、22Rと、一方の側板22Lの上縁から他方の側板22Rの上縁に向けて水平に延びる天板23と、他方の側板22Rの上端から一方の側板22Lの延出端部の上面に沿って配された押さえ板24とを備えて構成されている。天板23と前側底板21は対向状態をなして平行に配されている。図1に示すように、天板23の延出端縁には係止突起25が設けられ、押さえ板24に幅方向に貫通して形成された係止孔26に係止突起25が差し込まれている。
天板23は、押さえ板24によって上方から押さえ込まれることによって上方への開きが防止されている。また、天板23は、係止突起25が係止孔26の前縁に係止することによって前方への移動が防止されている。また、天板23は、係止突起25が係止孔26の後縁に係止することによって後方への移動が防止されている。
接続部20の内部には、図3に示すように、複数の弾性接触片27が形成されている。複数の弾性接触片27は片持ち状をなして後方に延びる形態をなし、天板23の前縁に形成された図示3個の弾性接触片27と、前側底板21の前縁に形成された図示3個の弾性接触片27とからなる。各弾性接触片27は、山形をなして後方に延びる形態をなし、その頂点部が接点部28とされている。つまり、上側の弾性接触片27は、その基端部から接点部28に向けて下方に延び、接点部28から先端部に向けて上方に延びている。下側の弾性接触片27は、その基端部から接点部28に向けて上方に延び、接点部28から先端部に向けて下方に延びている。
上側に配された図示3個の弾性接触片27は、天板23の前縁からの折り返し部分では互いに連結されており、折り返し部分より先端側において3つの弾性接触片27に分離され、各弾性接触片27は独立して弾性変形可能とされている。この点については、下側に配された図示3個の弾性接触片27も同様である。上側に配された図示3個の弾性接触片27と下側に配された図示3個の弾性接触片27とは、それぞれ上下方向に対向する配置とされている。したがって、図3に示すように、上下方向に対向する上下一対の弾性接触片27は、一定の間隔を空けて上下方向に並んで配されている。さらに、各弾性接触片27の接点部28は、後方に臨んで配されている。
圧着部30は、図3に示すように、後側底板31と、後側底板31の幅方向両側縁から対向状態をなして斜め上方に立ち上がる一対の圧着片32とを備えて構成されている。後側底板31と圧着片32は、図3における破線Lを境として分けられている。この破線Lは、接続部20の両側板22L、22Rの後方に配されており、側板22L、22Rの約半分の高さ位置に配されている。後側底板31は、前側底板21の後方に配された下端部31Aを最下点として、ここから左右両側に円弧状に延びた形態とされている。なお、圧着部30の内面には、図1に示す複数条のセレーション33が凹設されている。
図3における図示左側の圧着片32は、後側底板31に連続して図示左側の破線Lから斜め左上方に延びており、図示右側の圧着片32は、後側底板31に連続して図示右側の破線Lから斜め右上方に延びている。各圧着片32は左右対称に配されており、その上端は、天板23よりも上方に配され、かつ、両側板22L、22Rよりも幅方向外側に配されている。
ここで、上下方向における圧着部30の最大寸法をHとし、幅方向における圧着部30の最大寸法をWとしたときに、最大寸法Wが最大寸法Hよりも大きくなるように圧着部30が形成されている。最大寸法Hは、後側底板31の下端部31Aの上面から圧着片32の上端までの上下寸法とされている。また、最大寸法Wは、一方の圧着片32の上端から他方の圧着片32の上端までの幅寸法とされている。
各弾性接触片27の接点部28は、いずれも圧着部30の内側空間を前後方向に貫通する位置に配されている。さらに、図示上側の3つの弾性接触片27は、接点部28のみならず全ての部分が圧着部30の内側空間を通して前方および後方に臨んでいる。したがって、上側の各弾性接触片27については、弾性接触片27に前方から光を当てて透過光を画像処理することにより、弾性接触片27の形状、位置などを容易に測定することができる。また、弾性接触片27に前方から光を当ててその透過光を画像処理することによって、上下方向に対向する上下一対の接点部28間の寸法(タブギャップ)を測定することができる。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、本実施形態の端子金具10を編組線50の端末に圧着接続する。編組線50は、例えば複数の金属素線をメッシュ状に編み込んで筒状に構成した芯線51を絶縁被覆52によって覆ったものであって、この金属素線は、銅線に錫めっきなどを施したものである。圧着加工に際しては、アンビル60とクリンパ70を備えて構成された金型を使用する。図7に示すように、アンビル60の支持面61に圧着部30の後側底板31を載置し、圧着部30の後側底板31の上面に編組線50の端末部を載置する。ここで、両圧着片32の先端は、クリンパ70の摺動面71に当接して摺動可能な位置に配されている。また、編組線50は、両圧着片32の先端よりも下方において圧着部30の内部に収容されている。
次に、クリンパ70をアンビル60に対して相対的に近づけていくと、両圧着片32の先端が摺動面71に摺動しながら両圧着片32が互いに近づくように変形し、クリンパ70の摺動面71の頂点72で下方に折り返される。そして、さらにクリンパ70をアンビル60に対して相対的に近づけていくと、両圧着片32の先端が編組線50の芯線51に上方から食い込む。アンビル60とクリンパ70の間の距離が予め決められた距離(クリンプハイトなどの名称で呼ばれる場合がある。)に至ると、図8示すように、編組線50の芯線51が両圧着片32によって包まれた状態になり、両圧着片32が編組線50にかしめられて圧着された状態になる。こうして、端子金具10が編組線50の端末に接続される。
以上のように本実施形態では、例えば編組線50などの大きめの芯線51を圧着加工するにあたり、圧着片32の長さを変えることなく圧着部30が幅広になるように形成するだけで、芯線51全体を一対の圧着片32によって確実に圧着することができる。つまり、圧着部30を幅広に形成したことにより、大きめの芯線51を後側底板31に載置しても、この芯線51が圧着片32の上端から上方に飛び出さないようにすることができる。しかも、圧着片32の長さは従来と同じであるため、圧着後の断面形状は従来と同じになり、金型の形状も変更しなくてもよい。
圧着部32の前方に配され、雄端子に弾性的に接触する複数の弾性接触片27を有する接続部20を備え、複数の弾性接触片27は、幅方向に並んで配されており、圧着部30の内部空間を前後方向に貫通する位置に配されている構成としてもよい。このような構成によると、例えば、弾性接触片27に光を当てて透過光を画像処理することにより、弾性接触片27の形状、位置などを容易に測定することができる。したがって、複数の弾性接触片27の中に形状不良などがあった場合に、このような形状不良などを容易に検出することができる。
複数の弾性接触片27は雄端子を挟む上下両側に配されており、上下両側の複数の弾性接触片27の接点部28は、雄端子と接続される前の状態において圧着部30の内部空間を前後方向に貫通する位置に配されている構成としてもよい。このような構成によると、例えば、弾性接触片27に前方から光を当てて透過光を画像処理することにより、上側の弾性接触片27の接点部28と、下側の弾性接触片27の接点部28との間の寸法(このような寸法は、タブギャップなどの名称で呼ばれる場合がある。)を測定することができる。
芯線51は、複数の金属素線を編み込んでなる編組線50とされている構成としてもよい。このような構成によると、編組線50を構成する複数の金属素線が編み込み前の状態に戻ろうとして広がったとしても、幅広の圧着部30によって確実に圧着することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、電線として芯線51が絶縁被覆52によって覆われた編組線50を例示しているものの、本発明によると、芯線のみからなる編組線としてもよい。また、本発明は、図11に示すように、幅広の芯線80を備えた電線(例えば、フラットケーブルなど)を圧着する際にも好適である。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、電線として芯線51が絶縁被覆52によって覆われた編組線50を例示しているものの、本発明によると、芯線のみからなる編組線としてもよい。また、本発明は、図11に示すように、幅広の芯線80を備えた電線(例えば、フラットケーブルなど)を圧着する際にも好適である。
(2)上記実施形態では、両圧着片32が斜め上方に広がる形態とされているものの、本発明によると、両圧着片が垂直に立ち上がる形態としてもよい。
(3)上記実施形態では、両圧着片32の先端が芯線51に食い込むように圧着しているものの、本発明によると、両圧着片の先端が芯線に食い込むことなく同芯線を包むようにして圧着するものでもよい。
(4)上記実施形態では、複数の弾性接触片27が幅方向に並んで配されているものの、本発明によると、一つの弾性接触片のみが配されているものとしてもよい。
(5)上記実施形態では、全ての接点部28が後方に臨んで配されているものの、本発明によると、必ずしも全ての接点部28が後方に臨んでいなくてもよい。
10…端子金具
20…接続部
27…弾性接触片
28…接点部
30…圧着部
31…後側底板
32…圧着片
50…編組線
60…アンビル(下型)
70…クリンパ(上型)
H…最大寸法
W…最大寸法
20…接続部
27…弾性接触片
28…接点部
30…圧着部
31…後側底板
32…圧着片
50…編組線
60…アンビル(下型)
70…クリンパ(上型)
H…最大寸法
W…最大寸法
Claims (4)
- 電線の端末に圧着接続される圧着部を備えた端子金具であって、
前記圧着部は、底板と、この底板の幅方向両側縁から対向状態をなして上方に立ち上がる一対の圧着片とを備えて構成され、圧着加工の際に前記一対の圧着片が前記芯線を包むように同芯線に圧着されるようになっており、
上下方向における前記圧着部の最大寸法をHとし、幅方向における前記圧着部の最大寸法をWとしたときに、最大寸法Wが最大寸法Hよりも大きいことを特徴とする端子金具。 - 前記圧着部の前方に配され、相手側端子に弾性的に接触する複数の弾性接触片を有する接続部を備え、
前記複数の弾性接触片は、幅方向に並んで配されており、前記圧着部の内側空間を前後方向に貫通する位置に配されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。 - 前記複数の弾性接触片は相手側端子を挟む上下両側に配されており、上下両側の前記複数の弾性接触片の接点部は、前記相手側端子と接続される前の状態において前記圧着部の内部空間を前後方向に貫通する位置に配されていることを特徴とする請求項2に記載の端子金具。
- 前記電線は、複数の金属素線を編み込んでなる編組線とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の端子金具。
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JP2007122896A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Yazaki Corp | 端子金具及び当該取付方法 |
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EP1923960A2 (de) * | 2006-11-14 | 2008-05-21 | STOCKO Contact GmbH & Co. KG | Flachsteckhülse |
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- 2012-09-21 JP JP2012207857A patent/JP2014063635A/ja active Pending
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