JP2007131521A

JP2007131521A - Ｉ．ｓ．マシーンのための型

Info

Publication number: JP2007131521A
Application number: JP2006290790A
Authority: JP
Inventors: Alan F Fenton; アラン・エフ・フェントン
Original assignee: Emhart Glass SA
Current assignee: Emhart Glass SA
Priority date: 2005-11-10
Filing date: 2006-10-26
Publication date: 2007-05-31
Anticipated expiration: 2026-10-26
Also published as: GB2432155B; GB0621797D0; JP4718413B2; GB2432155A; US20070104820A1; US7347067B2; RU2412119C2; AU2006230776A1; ITMI20062121A1; DE102006049214A1; FR2893322B1; FR2893322A1; AU2006230776B2; RU2006139607A

Abstract

【課題】Ｉ．Ｓ．マシーンのための改良された型開閉機構及び当該機構と共に使用するための改良された型を提供すること。
【解決手段】内部に規定されたガラス対象物の面を有する垂直前面と、段が付けられた垂直後面とを有する型が開示されている。前記後面の上方部分は、前記後面の下方部分から外方へ突出している。前記下方の後面は、“Ｔ”字形状の２つの垂直方向に拡張された対の頂面を含んでいる。
【選択図】図３

Description

本発明は、ガラス製ボトルを製造するＩ．Ｓ．（個別セクション）マシーンに関し、より特定すると、これらのマシーンのための型開閉機構内で使用される型に関する。

Ｉ．Ｓ．マシーンは、複数（通常は、６個、８個、１０個又は１２個）の同一のセクションを含んでいる。各セクションは、型開放位置と型閉塞位置との間を移動可能な一対の対向する型アームを備えた型開閉機構を含んでいるブランク・ステーションを備えている。型アームは、多数のインサートを支持しており、これらの多数のインサート上のどこかに１乃至４個のブランク型が配置されている。各セクションはまた、同様の型開閉機構を含んでいるブロー・ステーションを備えている。

米国特許５，８６５，８６８は、型アームが軸線方向に移動できるように支持されている一般的な型開閉機構を示している。アーム上には、上方及び下方のインサートが取り付けられており、これらのインサートは、必要とされる型の各々の半体を保持するであろう。トリプルゴブ用途においては、２つの型半体を支持するための第一のインサート部分と、１つの型半体を支持するための第二のインサート部分とを有し、前記型が閉塞されたときのクランプ力を等しくするように前記第一のインサート部分が前記第二のインサート部分に対して取り付けられている（特許文献１参照）。
米国特許５，８６５，８６８

本発明は、Ｉ．Ｓ．マシーンのための改良された型開閉機構及び当該機構と共に使用するための改良された型を提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、本願発明のＩ．Ｓ．マシーンのための型は、平らな垂直前面と、当該平らな垂直前面内に規定されているガラス対象物を規定する面とを備え、前記型は、上方及び下方部分を備え、当該上方及び下方部分は後面を有し、前記下方部分は、適用されたクランプ力を前記平らな垂直前面へと移動させるために前記平らな垂直前面に平行な後方の平らな垂直面部分を有しており、前記型の上方部分の後面は、水平フランジにおいて型の下方部分の後面と接合しており、前記型の下方部分は、頂面を有する垂直方向に伸長している“Ｔ”字形状のキーを含んでおり、前記後方の平らな垂直面は、前記“Ｔ”字形状の頂面を含んでいる。

本発明のその他の目的及び利点は、本明細書の以下の部分及び本発明の原理を取り込んだ現在のところ好ましい実施形態を示している添付図面から明らかとなるであろう。

Ｉ．Ｓ．マシーンの各セクションは、ブランク・ステーションとブロー・ステーションとを備えており、これらのステーションの各々は、型開閉機構の対向する対を備えている。図１は、これらの機構のうちの一つを示している。型開閉機構１０は、頂壁１４と外側パネル１５及び中央パネル１６によって形成されている後壁とを備えているハウジング１２を含んでいる。ハウジングの両側には広い壁１８が結合されている。型開放位置に配置されている３つの型２０もまた示されている。ハウジング１２はセクションボックス２２の頂部に配置されている。

型２０は、一対のレール２６に固定されているキャリア又はブラケット２４（図２）上に取り付けられている。前記レール２６は、広い壁１８内の上方及び下方スライドベアリング２８内に配置されている（図１）。型キャリアは、駆動ナット３３に対して作動可能に関連付けられている駆動ねじ３２に結合されているサーボモータ３０を含んでいる駆動装置によって移動せしめられる。一対のトグルリンク３４が、駆動ナットとキャリア２４とを連結している。このようにして、キャリアは、閉塞位置から開放位置まで移動させることができる。

キャリアの内側面は図３に示されている。キャリア２４の内面から型取り付け部分２５が突出しており、型取り付け部分２５は、多数の型係合面２７，２７Ａを含んでいる。２つの変形例が示されている。第一に、簡素な平らな垂直摩耗面２７が設けられている。第二に、型係合面２７Ａを規定するために、前方の平らな型係合垂直面３１を有する垂直な楔状部材２９が平らな型係合垂直面３３間に配置されている。これら３つの型係合面は、同一平面で始まっているけれども、支持された型を対向する型に向かって移動させることが必要となり、楔状部材は、その前方の型係合垂直面を前進させるためにねじ３５によって作動させることができる。実際には、一方の型キャリアは簡素な型係合面２７を有することができ、他方の型キャリアは他の変形形態を支持することができ又は好みに応じて両方が同じ型係合面を有することができる。

各型のための突出部３６の下方の対及び上方の対が、型取り付け部分２５内の垂直穴３７内に配置されており且つキャリアに固定されている。突出部の関連する対は、左側切欠き３８及び右側切欠き４０を備えており、これらの切欠きは、内側面４２，４４と共に“Ｔ”字形の穴を規定している。突出部は、それらの間に選択された水平方向の隙間５０を備えており、切欠きは選択された間隙５２を備えている。下方の突出部は、種々の高さの型を収容できるように種々の高さに配置することができる。従って、上方及び下方の突出部は、垂直方向に伸長した“Ｔ”字形の位置決め穴を規定している。

図４及び５は、図１に示された型のうちの一つを示している。図示されたこれらの型は、ブランク型（パリソン面５４が点線によって示されている）であるが、これらはまたパリソンによってボトルを形成するブロー成形型とすることもできる。各型は、間隙５２を有する上方及び下方の頂部の“Ｔ”字形部分５６と上方の頂部“Ｔ”字部分の頂部（フランジ６０）から型の底部（下方の“Ｔ”字部分の底部）まで延びている幅５０を有する“Ｔ”字形状の垂直支持部分５８とによって形成された垂直方向に伸長している“Ｔ”字形状の位置決め構造又はキー５５を有している。“Ｔ”字形状部分５６の頂部の幅５７（図５）は、切欠き３８，４０の対応寸法よりも小さくて、楔装置２９が動いて型を関連する型に向かって押すことができるようになされている。

型は、この“Ｔ”字形状のキーをキャリア内の“Ｔ”字形状穴内へと下げることによって水平方向定位置に位置決めされる。この型は、水平フランジ６０が突出部取り付けブラケットの頂面６２上に載置されたときに垂直方向に位置決めされ、従って、フランジ６０と型キャリアの頂面６１との間の垂直方向距離５９は型の垂直方向位置を規定するであろう。

対向する型の対は、内側傾斜面６４によって一方の型の面を形成し且つ外側傾斜面６６（図１）又は何らかの他の整合装置によって他方の型面を形成することによって相対的に所望の整合を達成するであろう。図示されているように、各“Ｔ”字形状のキーは、型の前方垂直面７２に平行である後方垂直面を備えている。型が閉じられたときに、この平らな下方面は隣接する摩擦プレートに対して押し付けられるであろう。適合する切欠き７１，７３は、ねじ３５に隣接している楔状部材への工具のアクセスを可能にする。

図１は、Ｉ．Ｓ．マシーンのための型開閉機構の一部分の後方斜視図である。図２は、図１に示された型開閉機構の部分の型キャリア及び駆動部分の後方斜視図である。図３は、図２に示されている型キャリアの前方斜視図である。図４は、図１に示されている型のうちの一つの後面図である。図５は、図４に示されている型を５−５から見た図である。

符号の説明

１０型開閉機構、１２ハウジング、
１４頂壁、１５外側パネル、
１６中央パネル、１８広い壁、
２０型、２２セクションボックス、
２４キャリア、２５型取り付け部分、
２６レール、２７，２７Ａ型係合面、
２８スライドベアリング、２９楔状部材、
３０サーボモータ、３２駆動ねじ、
３３駆動ナット、３４トグルリンク、
３５ねじ、３６突出部、
３７垂直穴、３８左側切欠き、
４０右側切欠き、４２，４４内側面、
５０水平の隙間、５２間隙、
５４パリソン面、５５キー、
５６ “Ｔ”字部分、５７頂部の幅、
５８垂直支持部分、５９垂直方向距離、
６０フランジ、６１型キャリアの頂面、
６２突出部取り付け部分の頂面、
６４内側傾斜面、６６外側傾斜面、
７１，７３切欠き、７２型の前方垂直面、

Claims

Ｉ．Ｓ．マシーンのための型であり、
平らな垂直前面と、
当該平らな垂直前面内に規定されているガラス対象物を規定する面とを備え、
前記型は、上方部分及び下方部分を備え、当該上方部分及び下方部分は、後面を有し、前記下方部分は、適用されるクランプ力を前記平らな垂直前面へと移動させるために前記平らな垂直前面に平行な後方の平らな垂直面部分を有しており、
前記型の上方部分の後面は、水平フランジにおいて型の下方部分の後面と接合しており、
前記型の下方部分は、頂面を有する垂直方向に伸長している“Ｔ”字形状のキーを含んでおり、前記後方の平らな垂直面部分は、前記“Ｔ”字形状の頂面を含んでいるＩ．Ｓ．マシーンのための型。
請求項１に記載のＩ．Ｓ．マシーンのための型であって、
前記垂直方向に伸長している“Ｔ”字形状のキーが頂部の“Ｔ”字形状部分の上方及び下方の対を含んでいるＩ．Ｓ．マシーンのための型。