JP6027885B2 - 吊戸の吊込み装置 - Google Patents

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本発明は、たとえば片引き戸や折戸などにおける吊戸の吊込み装置に係り、詳しくは走行レールに沿って走行自在とされるランナ本体と、該ランナ本体から下方向に突出した連結軸と、吊戸の上部に固定されるランナ取付具とからなり、前記連結軸が前記ランナ取付具に対して連結自在とされる吊戸の吊込み装置に関する。
従来より、この種の吊込み装置として、下記特許文献1には、被取付部に、取付部を水平方向から導入するための側面に開口を有し且つこの開口が上下方向に形成された導入部と、導入部の奥側に連設された仮保持部と、仮保持部と導入部との間に設けられて取付部が水平方向に移動して仮保持部から抜けるのを防止する抜止め部と、仮保持部の下方側に連設されて取付部と被取付部の上下方向の相対移動により取付部を水平方向及び上下方向に本固定するための本固定部とを備えたものが開示されている。
さらに、下記特許文献2には、レールを走行するランナ本体に取り付けられた吊軸と、戸板に取付けられた連結部材とを備え、前記吊軸には相対的に径の大きな大径部と相対的に径の小さな小径部とが設けられるとともに、前記連結部材は弾性を有して吊軸の軸心に対して対向して2片が配置され下方へ向けて幅狭に形成され吊軸のフランジ部に係止される係止片が設けられ、前記連結部材を吊軸の径方向、軸方向の2方向へ移動させることで吊軸、連結部材を着脱させるものが開示されている。
特許第3764735号公報 特開2007−2466号公報 特開2009−167709号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の吊込み装置では、引戸の取付けにおいて、被取付部を取付部に向けて水平移動させることにより、前記取付部が被取付部の導入部から仮保持部に向かって水平方向に押し込まれて仮保持された状態にするとともに、抜止め部にて抜止めし、その後引戸を持ち上げることにより引戸を本固定する2手順の操作を要するものであるため、吊込み作業が煩雑であった。
また、上記特許文献2記載の吊込み装置も吊軸の径方向と、軸方向との2方向へ移動させる2手順の操作を要するものであり、吊込み作業が煩雑である。また、前記係止片は嵌合部の下方から拡開部の下方にまで至る長尺状に形成されるものであり、前記吊軸との係止にあたっては、円形の吊軸のフランジ部と2片の平行な長尺状の係止片とを係合させる構造であるため、軸方向移動時に、前記フランジ部が係止片を拡開させる分だけ余計に押上げ力を加える必要があり、作業性が悪いなどの問題があった。更に、係合状態を解除するには、係止片の下方に設置された山形のロック解除体を上方に押し上げることにより、係止片を拡開させる構造であるため、係止片の十分な拡開のためにはロック解除体に大きな押上げ力を作用させなければならず、この点でも作業性が悪いという欠点があった。
上記従来の吊込み装置の問題点に鑑み、本出願人は、上記特許文献3において、走行レールに沿って走行自在とされるランナ本体と、該ランナ本体から下方向に突出した連結軸と、吊戸の上部に固定され前記連結軸と連結されるランナ取付具とからなり、前記連結軸が前記ランナ取付具に対して着脱自在とされる吊戸の吊込み装置であって、前記連結軸は、相対的に径の大きな大径部を備え、前記ランナ取付具は、左右一対で対向配置されるとともに、鉛直軸周りに回動自在に支持され、前記連結軸の水平方向からの挿入により回動して前記連結軸の大径部を抜脱不能に挟持するロック部材と、該ロック部材に係合し、前記連結軸の挟持状態の保持及びその解除を可能とする係合ブロックとを含む連結軸の着脱機構を備えている吊戸の吊込み装置を提案した。
上記特許文献3記載の吊込み装置によれば、前述した従来の問題点は解消されるようになるけれども、部品点数が多くなり製作コストが嵩む等の問題点の他に、ランナ取付具の内部に一対のロック部材と係合ブロックとを組み込むため、厚みが大きくなり、吊戸の厚みを薄くできないなどの問題が発生していた。
そこで本発明の主たる課題は、操作手順を簡略化することで吊込み作業の労力的負担を軽減できるとともに、部品点数が少なく低コスト化が図れ、かつ吊戸の厚みを低減できるようにした吊戸の吊込み装置を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、走行レールに沿って走行自在とされるランナ本体と、該ランナ本体から下方向に突出した連結軸と、吊戸の上部に固定されるランナ取付具とからなり、前記連結軸が前記ランナ取付具に対して連結自在とされる吊戸の吊込み装置であって、
前記連結軸は、相対的に径の小さな標準径部と、この標準径部の先端部分に相対的に径の大きな大径部とを備え、
前記ランナ取付具は、前記連結軸の標準径部と大径部とに対応した正面視形状とされる水平方向からの挿入溝が吊戸の厚み方向に沿って形成され、前記大径部に対応した挿入溝の奥端部に、上方側に向かって連続した前記大径部の嵌合凹部を有し、かつ前記挿入溝に対して正面から挿入される溝封鎖カバーを備えており、
前記溝封鎖カバーは、前記大径部に対応する挿入溝に対して挿入される部位が前記大径部の嵌合凹部の下側部位まで延在し、前記連結軸をランナ取付具の挿入溝に挿入した連結状態で前記嵌合凹部の下側部分が塞がれていることを特徴とする吊戸の吊込み装置が提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記ランナ取付具は、少なくとも前記標準径部と前記大径部とに対応した正面視形状の水平方向からの挿入溝が厚み方向に沿って形成され、前記大径部に対応した挿入溝の奥端部に、上方側に向かって連続した前記大径部の嵌合凹部を有しているため、下方向に突出した連結軸が固定されたランナ本体を走行レールに取り付けた状態で、前記ランナ取付具の挿入溝に前記連結軸を水平方向から入り込ませ、連結軸を挿入溝の奥側まで移動させると、連結軸の大径部が嵌合凹部に嵌合されるため、吊戸は重力によって自動的に下がり連結作業が完了するようになる。後は、溝封鎖カバーを挿入溝に対して正面から挿入するだけで吊込み作業は完了する。従って、従来の吊込み装置(特許文献1,2)のように、水平方向に挿入した後、吊戸を上方向に持ち上げる作業が無くなり、実質的に水平方向のみの移動のみで吊込み作業を完了でき、吊戸の吊込み作業を簡略化できるようになる。
また、本ランナ取付具の場合は、組み込む部品がないため、部品点数は少なくて済み低コスト化が可能であるとともに、余計な部品がないためランナ取付具の厚みを小さくでき、吊戸の厚みを低減できるようになる。
また、上記請求項記載の発明では、前記溝封鎖カバーは、前記大径部に対応する挿入溝に対して挿入される部位(後述の嵌合凹部封鎖板12a)が前記大径部の嵌合凹部の下側部位まで延在し、前記連結軸をランナ取付具の挿入溝に挿入した連結状態で前記嵌合凹部の下側部分が塞がれている構成とするものである。従って、前記連結軸をランナ取付具の挿入溝に挿入した連結状態では、前記嵌合凹部の下側部分が塞がれるため、前記吊戸が上下動したりするのを防止できるとともに、前記連結軸が嵌合凹部から抜け出すのを防止することができる。
請求項に係る本発明として、前記溝封鎖カバーは、両側部に前記挿入溝に挿入されるブラケット片を備えるとともに、このブラケット片の先端に前記ランナ取付具に係合し抜脱防止を図る係合爪を備えている請求項1記載の吊戸の吊込み装置が提供される。
上記請求項記載の発明では、前記溝封鎖カバーは、両側部に前記挿入溝に挿入されるブラケット片を備えるとともに、このブラケット片の先端に前記ランナ取付具に係合し抜脱防止を図る係合爪を備えている構造とするものである。従って、前記溝封鎖カバーの抜脱防止が図れると同時に、前記連結軸の抜止めが図れるようになる。
以上詳説のとおり本発明によれば、操作手順を簡略化することで吊込み作業の労力的負担を軽減できるとともに、部品点数が少なく低コスト化が図れ、かつ吊戸の厚みを低減できるようになる。
吊込み装置1に支持された折戸2を示す、(A)は正面図、(B)はそのB−B断面図である。 ランナ本体6及び連結軸7の組立て状態を示す斜視図である。 ランナ本体6部分の要部拡大断面図である。 吊戸2に固設したランナ取付具8と連結軸7との連結前の状態を示す要部斜視図である。 吊戸2に固設したランナ取付具8と連結軸7との連結状態を示す要部斜視図である。 ランナ取付具8の正面側からの斜視図である。 ランナ取付具8の背面側からの斜視図である。 ランナ取付具8を示す、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図である。 図8におけるIX−IX線矢視図である。 図8における、(A)はXA-XA線矢視図、(B)はXB-XB線矢視図、(C)はXC-XC線矢視図、(D)はXD-XD線矢視図である。 溝封鎖カバー12を示す、(A)は正面側からの斜視図、(B)は背面側からの斜視図である。 溝封鎖カバー12を示す、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。 吊戸2に固設したランナ取付具8と連結軸7との連結要領(A)〜(C)を示す図である。 溝封鎖カバー12の取付要領を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1に示されるように、折戸2は、開口部の上側に上ガイドレール3が配設されるとともに、下側に下ガイドレール4が配設され、折戸2の上側端に固定されるランナ本体6が前記上ガイドレール3に沿って走行案内されるとともに、折戸2の下側端に固定される下側走行体5が前記下ガイドレール4に沿って走行案内されることにより、開閉可能となっている。
本吊込み装置1は、前記上ガイドレール3に沿って走行自在とされるランナ本体6と、該ランナ本体6から下方に突出した連結軸7と、折戸2の上部に対して固定されるランナ取付具8とからなり、前記連結軸7が前記ランナ取付具8に対して連結自在とされる。
図2及び図3に示されるように、前記ランナ本体6は、ローラ支軸20A、20Bによって両側に夫々2個ずつ支持された合計4個のローラ21、21…を備え、これらローラ21、21…が上ガイドレール3の走行溝3a、3aを転動することにより上ガイドレール3に沿って移動自在となっている。また、前記ローラ支軸20A、20B間の略中央部から下方に向けて前記ランナ取付具8と連結される連結軸7が取り付けられている。ここで、前記ランナ本体6には、前記連結軸7の上下方向位置を調整するための調整機構が備えられている。
前記調整機構は、一般に使用されているものでも構わないが、特開2000−320230号公報に記載された調整機構が好適に使用できる。詳細には図3に示されるように、ランナ本体6には一方側のローラ支軸20Bを含む範囲に中空部6aが形成され、前記ローラ21を支持するローラ支軸20Bを共通の支軸として揺動自在の揺動片22が設けられている。この揺動片22は、揺動側先端部に縦方向の軸挿通孔22aが形成されており、ランナ本体6の下面側に形成された軸貫通孔6bより連結軸7の上部を挿入するとともに、この軸挿通孔22aに連結軸7の上端部を挿通した後、先端がカシメられ、前記連結軸7が下側に抜け出ないように保持されるようになっている。また、前記ランナ本体6の下面側には、側部より斜め上方向に向けて螺入された上下方向調整ネジ23が設けられ、この上下方向調整ネジ23の先端が揺動片22下面のネジ当接面22bに対して当接している。
前記連結軸7の上下方向位置を調整するに当たっては、ドライバー(ネジ回し)Sを持ち込み、前記上下方向調整ネジ23を軸芯回りに回転させて螺退進させ、前記揺動片22の揺動位置を調整することにより行う。
かかる上下調整機構の場合には、揺動片22を介して連結軸7を支持し、連結軸7の上下移動は上下方向調整ネジ23による揺動片22の揺動操作によって成される。したがって、前記連結軸7は、調整ネジ23から水平方向の押圧力を一切受けることがなく、常に揺動片22により吊り状態で支持されるものとなるため、連結軸7の軸芯回りの回転は常に円滑に維持されるようになる。
前記連結軸7は、図2にも示されるように、相対的に径の小さな標準径部7aと、この標準径部7aの先端(下端)に、相対的に径の大きなフランジ状の大径部7bとを備えている。
前記ランナ取付具8は、図6に示されるように、前記連結軸7の標準径部7aと大径部7bとに対応した正面視形状とされる水平方向からの挿入溝9Aが厚み方向(奥行き方向)に沿って形成され、前記大径部7bに対応した挿入溝9Aの奥端部に、上方側に向かって連続した前記大径部7bの嵌合凹部9cを有し、かつ前記挿入溝9Aに対して正面から挿入される溝封鎖カバー12を備えている。
前記折戸2に固設されたランナ取付具8と、前記連結軸7とは、ランナ取付具8の正面に形成された挿入溝9Aに対して、前記連結軸7を水平方向から挿入することにより両者が連結され、図5に示されるように、前記挿入溝9Aに対し正面側から溝封鎖カバー12を挿入して装着することにより、折戸2の吊込み作業が完了するようになっている。
以下、更に具体的に詳述する。
前記ランナ取付金具8は、図6〜図8に示されるように、前記連結軸7との連結を図る軸連結部9と、該ランナ取付金具8を折戸2に取り付けるための正面フランジ部10及び上面フランジ部11とからなる。
前記軸連結部9は立方体状のブロック体であり、その正面には前記連結軸7が水平方向から挿入可能なように、前記連結軸7の前記標準径部7aと前記大径部7bとに対応した正面視形状とされる挿入溝9Aが折戸2の厚み方向に沿って形成されている。
前記挿入溝9Aは、具体的には、前記標準部径7aに対応した相対的に細幅で縦方向に長い第1挿入溝9aと、この第1挿入溝9aの下部に連続して形成された前記大径部7bに対応した相対的に太幅で縦方向に短い第2挿入溝9bとから構成されている。前記挿入溝9Aは、折戸2の厚み方向に沿って所定長さで形成され、前記大径部7bに対応した挿入溝9A(第2挿入溝9b)の奥端部には、上方側に向かって連続した前記大径部7bの嵌合凹部9cを有する。また、前記挿入溝9Aの上部側の両側には、第1挿入溝9aに近接した両側位置に、後述する溝封鎖カバー12のブラケット片12C、12Cを挿入するためのカバー装着用孔部9d、9eが設けられている(図10(A)参照)。
従って、前記挿入溝9Aを上部側から順に見ていくと、図8のXA-XA断面部には、図10(A)に示されるように、第1挿入溝9aと共に、その両側にカバー装着用孔部9d、9eが形成され、図8のXB-XB断面部には、図10(B)に示されるように、第1挿入溝9aが縦方向に連続し、図8のXC-XC断面部には図10(C)に示されるように、嵌合凹部9cが形成され、図8のXD-XD断面部には図10(D)に示されるように、第2挿入溝9bが形成されている。
前記正面フランジ部10は、前記軸連結部9の前部側位置であって、その両側部及び下側を囲むように設けられた正面視が凹形状の板状部材であり、両側部には、上部側の裏面に夫々、折戸2に形成された孔に対して挿入されるダボ10a、10bが形成されているとともに、下部側には夫々、ビス止め孔10c、10dが形成されている。
前記上面フランジ11は、前記軸連結部9の上部側位置であって、前記正面フランジ10の上辺部から連続するように設けられた板状部材である。前記連結軸7の移動範囲には、標準径部7aが挿入可能な幅でU字状の切欠き部11aが設けられている。
前記ランナ取付具8は、図1に示されるように、予め折戸2への取付部位に前記軸連結部9を嵌合させるための切欠き部及び前記ダボ10a、10bを挿入するための孔を形成しておき、正面フランジ部10と上面フランジ部11とを折戸2の前面及び上面の隅部にあてがうようにセットした状態で、前記正面フランジ部10のビス止め孔10c、10dからビス13、13を吊戸2に螺入させて固定を図るようにする。
次に、溝封鎖カバー12について、図11及び図12に基づいて詳述する。
前記溝封鎖カバー12は、前記第1挿入溝9aに対応する幅寸法及び高さ寸法を有するとともに、前記連結軸7の設置空間を残す奥行き寸法を有する前記第1挿入溝9aに挿入される第1封鎖部12Aと、前記第2挿入溝9bに対応する幅寸法及び高さ寸法を有し、前記第2挿入溝9bに挿入される第2封鎖部12Bと、前記第1封鎖部12Aの上部側側部を基端として前記ランナ取付具8のカバー装着用孔部9d、9eに対して挿入される左右一対のブラケット片12C、12Cとから構成される。前記第2封鎖部12Bは、中央部に前記大径部7bの嵌合凹部9cの下側部位まで延在する嵌合凹部封鎖板12aと、その両側に設けられた左右一対のブラケット片12b、12cとからなる。前記ブラケット片12C、12C及びブラケット片12b、12cの先端には夫々、別途ランナ取付具8側に設けた段差部に係合し抜脱防止を図る係合爪を備えている。
次いで、吊戸2の吊り込み施工手順について、図13及び図14に基づいて説明する。
先ず、連結軸7を備えたランナ本体6を走行レール3に取付ける。また、ランナ取付具8を吊戸2に取り付ける。
この状態で、図13(A)に示されるように、吊戸2を若干持上げぎみとしながら、吊戸2のランナ取付具8を前記連結軸7に向けて移動させ、ランナ取付具8の挿入溝9Aに連結軸7を入り込ませるようにする。
連結軸7を挿入溝9Aに入り込ませたならば、吊戸2の自重を連結軸7に保持させ、図13(B)に示されるように、吊戸2を水平方向に移動して、連結軸7を挿入溝9Aの奥側まで移動させる。連結軸7を挿入溝9Aの奥側まで移動させると、図13(C)に示されるように、連結軸7の大径部7bが挿入溝9Aの嵌合凹部9cに自動的に嵌合するため、吊戸2は自動的に重力によって下方向に下がり、連結軸7とランナ取付具8との連結作業が完了する。
その後は、図14に示されるように、ランナ取付具8の挿入溝9Aに対して、正面側から溝封鎖カバー12を差し込んで、挿入溝9Aを封鎖する。
本吊込み装置1の場合は、最初に吊戸2を若干持上げ気味としながら、ランナ取付具8の挿入溝9Aに連結軸7を入り込ませたならば、後は吊戸2を水平方向に移動させるだけで、ランナ取付具8と連結軸7とを連結できるため、吊込み作業を簡単かつ容易に行うことが可能である。
1…吊込み装置、2…折戸、3…上ガイドレール、4…下ガイドレール、5…下側走行体、6…ランナ本体、7…連結軸、7a…標準径部、7b…大径部、8…ランナ取付具、9…軸連結部、9A…挿入溝、9a…第1挿入溝、9b…第2挿入溝、9c…嵌合凹部、10…正面フランジ部、11…上面フランジ部、12…溝封鎖カバー、12a…嵌合凹部封鎖板、12C・12b・12c…ブラケット片

Claims (2)

  1. 走行レールに沿って走行自在とされるランナ本体と、該ランナ本体から下方向に突出した連結軸と、吊戸の上部に固定されるランナ取付具とからなり、前記連結軸が前記ランナ取付具に対して連結自在とされる吊戸の吊込み装置であって、
    前記連結軸は、相対的に径の小さな標準径部と、この標準径部の先端部分に相対的に径の大きな大径部とを備え、
    前記ランナ取付具は、前記連結軸の標準径部と大径部とに対応した正面視形状とされる水平方向からの挿入溝が吊戸の厚み方向に沿って形成され、前記大径部に対応した挿入溝の奥端部に、上方側に向かって連続した前記大径部の嵌合凹部を有し、かつ前記挿入溝に対して正面から挿入される溝封鎖カバーを備えており、
    前記溝封鎖カバーは、前記大径部に対応する挿入溝に対して挿入される部位が前記大径部の嵌合凹部の下側部位まで延在し、前記連結軸をランナ取付具の挿入溝に挿入した連結状態で前記嵌合凹部の下側部分が塞がれていることを特徴とする吊戸の吊込み装置。
  2. 前記溝封鎖カバーは、両側部に前記挿入溝に挿入されるブラケット片を備えるとともに、このブラケット片の先端に前記ランナ取付具に係合し抜脱防止を図る係合爪を備えている請求項1記載の吊戸の吊込み装置。
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