JP2017160700A - 折戸のランナ取付具 - Google Patents

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圭 江頭
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【課題】上レール内を走行自在とされる走行ランナによって折戸が吊持された吊戸型の折戸と、戸元側で支持され戸先側上端に上レールの溝部に嵌合しスライドをガイドする摺動ピボットを備えた戸元支持型の折戸とに共通的に使用可能とした折戸のランナ取付具を提供する。
【解決手段】ランナ取付具8は着脱自在に取り付けられる摺動ピボット用アタッチメント14を備え、前記摺動ピボット用アタッチメント14は、ランナ取付具8のケース体25の上面部25Aを挟むように嵌合される嵌合取付部15Aと、軸貫通孔15eが形成されたピボット支持部15Bとを有する着脱ホルダ部材15と、上端に回転可能なピボットシュー17を備え、軸部18が前記ピボット支持部15Bの軸貫通孔15eを貫通し下方側まで延在させた状態で取り付けられ、前記ピボットシュー17とピボット支持部15Bとの間の軸部18にスプリング19が外嵌された摺動ピボット16とからなる。
【選択図】図16

Description

本発明は、折戸の上部に取り付けられるランナ取付具に係り、詳しくはローラを備え上レール内を走行自在とされる走行ランナによって折戸が吊持された吊戸型の折戸と、戸元側で支持され戸先側上端に上レールの溝部に嵌合しスライドをガイドする摺動ピボットを備えた戸元支持型の折戸とに共通的に使用可能とした折戸のランナ取付具に関する。
従来より、折戸の上部に取り付けられるランナ取付具として、下記特許文献1には、被取付部に、取付部を水平方向から導入するための側面に開口を有し且つこの開口が上下方向に形成された導入部と、導入部の奥側に連設された仮保持部と、仮保持部と導入部との間に設けられて取付部が水平方向に移動して仮保持部から抜けるのを防止する抜止め部と、仮保持部の下方側に連設されて取付部と被取付部の上下方向の相対移動により取付部を水平方向及び上下方向に本固定するための本固定部とを備えたものが開示されている。
さらに、下記特許文献2には、レールを走行するランナ本体に取り付けられた吊軸と、戸板に取付けられた連結部材とを備え、前記吊軸には相対的に径の大きな大径部と相対的に径の小さな小径部とが設けられるとともに、前記連結部材は弾性を有して吊軸の軸心に対して対向して2片が配置され下方へ向けて幅狭に形成され吊軸のフランジ部に係止される係止片が設けられ、前記連結部材を吊軸の径方向、軸方向の2方向へ移動させることで吊軸、連結部材を着脱させるものが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1記載のランナ取付具では、戸の取付けにおいて、被取付部を取付部に向けて水平移動させることにより、前記取付部が被取付部の導入部から仮保持部に向かって水平方向に押し込まれて仮保持された状態にするとともに、抜止め部にて抜止めし、その後戸を持ち上げることにより戸を本固定する2手順の操作を要するものであるため、吊込み作業が煩雑であった。
また、上記特許文献2記載のランナ取付具も吊軸の径方向と、軸方向との2方向へ移動させる2手順の操作を要するものであり、吊込み作業が煩雑である。また、前記係止片は嵌合部の下方から拡開部の下方にまで至る長尺状に形成されるものであり、前記吊軸との係止にあたっては、円形の吊軸のフランジ部と2片の平行な長尺状の係止片とを係合させる構造であるため、軸方向移動時に、前記フランジ部が係止片を拡開させる分だけ余計に押上げ力を加える必要があり、作業性が悪いなどの問題があった。更に、係合状態を解除するには、係止片の下方に設置された山形のロック解除体を上方に押し上げることにより、係止片を拡開させる構造であるため、係止片の十分な拡開のためにはロック解除体に大きな押上げ力を作用させなければならず、この点でも作業性が悪いという欠点があった。
このような問題点に鑑み、本出願人は下記特許文献3において、実質的に水平移動の操作で吊込みが完了でき、吊込み作業を容易化するとともに、確実な吊込み状態の維持及び簡便な吊込み状態の解除が可能な吊戸のランナ取付具を提案した。具体的には、走行レールに沿って走行自在とされるランナ本体と、該ランナ本体から下方向に突出した連結軸と、吊戸の上部に固定され前記連結軸と連結されるランナ取付具とからなり、前記連結軸が前記ランナ取付具に対して着脱自在とされる吊戸の吊込み装置であって、前記連結軸は、相対的に径の大きな大径部を備え、前記ランナ取付具は、左右一対で対向配置されるとともに、鉛直軸周りに回動自在に支持され、前記連結軸の水平方向からの挿入により回動して前記連結軸の大径部を抜脱不能に挟持するロック部材と、該ロック部材に係合し、前記連結軸の挟持状態の保持及びその解除を可能とする係合ブロックとを含む連結軸の着脱機構を備えている構造を提案した。
特許第3764735号公報 特開2007−2466号公報 特開2009−167709号公報
ところで、折戸には、前記特許文献3や図20に示されるように、開口部の上側に上レール50が配設されるとともに、下側に下レール51が配設され、折戸52の上側端に固定される走行ランナ53が前記上レール50に沿って走行案内され折戸52を吊り状態で支持するとともに、折戸52の下側端に固定される下側走行体54が前記下レール51に沿って走行案内されることにより、開閉可能となっている吊戸型の折戸の他に、図21に示されるように、近年のバリヤフリー化に対応させるために、取付け枠の無目に上レール60を取付け、折戸の戸元側下端部を床面に直付けされた下部固定用軸受け金具61によって回転自在に支持するとともに、戸元側上端部を前記上レール60に嵌合状態で固定された上部固定用軸受け金具62によって回転自在に支持し、かつ戸先側上端部に設けた摺動ピボット63を上レール60の溝部に沿って走行自在とした構造の戸元支持型の折戸も存在する。
前者の吊戸型の折戸に使用するランナ取付具は、上レール内を走行する走行ランナの下面から突出した連結軸に対して連結される構造となり、後者の戸元支持型の折戸に使用するランナ取付具は、摺動ピボットを支持する構造となる。従って、メーカー側としては、前記吊戸型の折戸に適応したランナ取付金具と、前記戸元支持型の折戸に適応したランナ取付具との両方を予め準備する必要があり、品目が増え管理が煩雑になるとともに、製作コストも嵩むことになっていた。
そこで本発明の主たる課題は、ローラを備え上レール内を走行自在とされる走行ランナによって折戸が吊持された吊戸型の折戸と、戸元側で支持され戸先側上端に上レールの溝部に嵌合しスライドをガイドする摺動ピボットを備えた戸元支持型の折戸とに共通的に使用可能とした折戸のランナ取付具を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、折戸の上部側端部に取り付けられるランナ取付具であって、
前記ランナ取付具は、前面に形成された開口部から連通する内部空間を有し、折戸の側面に埋設して固定されるケース体を備えるとともに、前記ケース体には上部に平面状の上面部が形成され、かつこの上面部に、軸部材が水平方向から挿入可能なように溝部が形成された収容ケースを備え、該収容ケースの内部空間内に、左右一対で対向配置されるとともに、鉛直軸周りに回動自在に支持され、前記軸部材の水平方向からの挿入により回動して前記軸部材を抜脱不能に挟持するロック部材と、該ロック部材に係合し、前記軸部材の挟持状態の保持及びその解除を可能とする係合ブロックとを含む軸部材の着脱機構を備えており、
前記ランナ取付具は着脱自在に取り付けられる摺動ピボット用アタッチメントを備え、該摺動ピボット用アタッチメントは、前記ケース体の上面部を挟むように嵌合される嵌合取付部と、軸貫通孔が形成されたピボット支持部とを有する着脱ホルダ部材と、上端に鉛直軸回りに回転可能なピボットシューを備え、軸部が前記ピボット支持部の軸貫通孔を貫通し下方側まで延在させた状態で取り付けられ、前記ピボットシューとピボット支持部との間の軸部にスプリングが外嵌された摺動ピボットとから構成されることを特徴とする折戸の上部ランナ取付具が提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記ランナ取付具は、前記収容ケース内に、左右一対で対向配置されるとともに、鉛直軸周りに回動自在に支持され、前記軸部材の水平方向からの挿入により回動して前記軸部材を抜脱不能に挟持するロック部材と、該ロック部材に係合し、前記軸部材の挟持状態の保持及びその解除を可能とする係合ブロックとを含む軸部材の着脱機構を備えている。
従って、ローラを備え上レール内を走行自在とされる走行ランナによって折戸が吊持された吊戸型の折戸に適用する場合は、前記摺動ピボット用アタッチメントを取り付けることなく、下方向に突出した連結軸が固定されたランナ本体を上レールに取り付けた状態で、前記ランナ取付具が固設された折戸を水平方向から押し込むだけで軸部材(連結軸)のランナ取付具への固定が完了し、従来の吊込み装置のように折戸を上方へ移動させる必要がなくなり、折戸の吊込み作業が容易化できるようになる。なお、前記ランナ取付具は、前記ロック部材に係合し、前記連結軸の挟持状態の保持及びその解除を可能とする係合ブロックを備えることにより、前記ロック部材による連結軸の挟持状態が確実に保持され、確実に吊込み状態が維持できるとともに、簡単に吊込み状態を解除できるようになる。
一方で、戸元側で支持され戸先側上端に上レールの溝部に嵌合しスライドをガイドする摺動ピボットを備えた戸元支持型の折戸に適用する場合は、前記摺動ピボット用アタッチメントを持ち込み、前記嵌合取付部を前記ケース体の上面部を挟むようにしながら水平方向から押し込むと、前記ピボット支持部の軸貫通孔を貫通し下方側まで延在させた状態で取り付けられた軸部が前記ロック部材により抜脱不能に挟持されるようになる。
以上のように、前記摺動ピボット用アタッチメントを取り付けない場合は、吊戸型の折戸に適用でき、前記摺動ピボット用アタッチメントを取り付けた場合は戸元支持型の折戸に適用できるようになるため、品目が1種類で済むようになり、管理が簡素化されるとともに、製作コストの低減が図れるようになる。
請求項2に係る本発明として、前記ロック部材の下端には、下方に突出する突出軸が備えられるとともに、前記係合ブロックは、前記ロック部材の下面側に配置されるとともに、バネ部材により吊戸面外方向に付勢保持され、かつ上面には前記突出軸が係合する凹状部が設けられ、
前記凹状部は、平面視で、左右両側に前記軸部材の水平方向からの挿入に伴う前記ロック部材の回動により前記突出軸と摺動し、前記係合ブロックをバネ付勢力に抗して前記ランナ取付具内に没入させる傾斜辺部が形成されるとともに、前記傾斜辺部の中間部に、前記突出軸が前記傾斜辺部を乗り越えた時点で、バネ付勢力によって前記係合ブロックが移動し、前記突出軸を移動不能に収容保持することにより、前記軸部材を抜脱不能状態に保持する突出軸の収容保持部が形成され、かつ前記収容保持部の対向面位置に、前記係合ブロックの没入操作により、前記突出軸間に挟入し、前記突出軸間を拡開させることにより前記軸部材の保持状態を解除させる山形辺状の解除部が形成されている請求項1記載の折戸の上部ランナ取付具が提供される。
上記請求項2記載の発明は、前記係合ブロックによる前記軸部材の挟持状態の保持及びその解除を行うための具体的な前記ロック部材及び係合ブロックの構造を示したものである。
請求項3に係る本発明として、前記各ロック部材には、互いに噛合する歯車部が形成されている請求項1、2いずれかに記載の折戸の上部ランナ取付具が提供される。
上記請求項3記載の発明は、前記各ロック部材には、互いに噛合する歯車部が形成されることにより、左右一対のロック部材を相互に連動して回動させるようにしたものである。これにより、吊戸の建込み時に前記連結軸が一方のロック部材のみに当接し、この一方のロック部材のみがロックされるという不具合を回避することができる。
以上詳説のとおり本発明によれば、ローラを備え上レール内を走行自在とされる走行ランナによって折戸が吊持された吊戸型の折戸と、戸元側で支持され戸先側上端に上レールの溝部に嵌合しスライドをガイドする摺動ピボットを備えた戸元支持型の折戸とに共通的に使用可能とした折戸のランナ取付具を提供することができる。
吊込み装置1に支持された折戸2を示す、(A)は正面図、(B)はそのB−B断面図である。 ランナ本体6及び連結軸7の組立て状態を示す斜視図である。 ランナ本体6部分の要部拡大断面図である。 ランナ取付具8の分解図である。 ランナ取付具8の組み立て状態を示す横断面図である。 収容ケース20を示す、(A)は正面図、(B)は上面図、(C)は側面図である。 ロック部材21を示す、(A)は正面図、(B)は上面図、(C)は側面図である。 係合ブロック22を示す、(A)は平面図、(B)は前面図、(C)は側面図、(D)は(A)のD−D線矢視図である。 吊戸2の吊込み方法の施工要領を示すランナ取付具8の縦断面斜視図である。 吊戸2の吊込み方法の施工要領を示す横断面平面図である。 吊戸2の取り外し方法の施工要領を示す横断面平面図である。 第2形態例に係るロック部材28の斜視図である。 第2形態例に係るロック部材28を示す、(A)は正面図、(B)は下面図、(C)は側面図である。 第2形態例に係る吊戸2の吊込み方法の施工要領を示すランナ取付具8の横断面平面図である。 摺動ピボット用アタッチメント14を取り付けた状態(摺動ピボットタイプでの使用形態)のランナ取付具8の斜視図である。 その分解図である。 摺動ピボット用アタッチメント14を示す、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。 外れ止め部材34を示す、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。 外れ止め部材34の装着状態を示すランナ取付具8の上半裁断断面斜視図である。 吊戸型の折戸を示す斜視図である。 戸元支持型の折戸を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
本発明に係るランナ取付具8は、ローラを備え上レール内を走行自在とされる走行ランナによって折戸が吊持された吊戸型の折戸と、戸元側で支持され戸先側上端に上レールの溝部に嵌合しスライドをガイドする摺動ピボットを備えた戸元支持型の折戸とに共通的に使用可能としたものであり、前者を「走行ランナタイプでの使用形態」といい、後者を「摺動ピボットタイプでの使用形態」という。先ず最初に、「走行ランナタイプでの使用形態」について詳述する。
〔走行ランナタイプでの使用形態〕
図1に示されるように、折戸2は、開口部の上側に上レール3が配設されるとともに、下側に下レール4が配設され、折戸2の上側端に固定されるランナ本体6が前記上レール3に沿って走行案内されるとともに、折戸2の下側端に固定される下側走行体(摺動ピボット)5が前記下レール4に沿って走行案内されることにより、開閉可能となっている。
前記吊込み装置1は、前記上レール3に沿って走行自在とされるランナ本体6と、該ランナ本体6から下方に突出した連結軸7と、折戸2の上部に対して固定され前記連結軸7と連結されるランナ取付具8とからなり、前記連結軸(本発明の「軸部材」に相当)7が前記ランナ取付具8に対して着脱自在とされている。
図2及び図3に示されるように、前記ランナ本体6は、ローラ支軸10A、10Bによって両側に夫々2個ずつ支持された合計4個のローラ11、11…を備え、これらローラ11、11…が上レール3の走行溝3a、3aを転動することにより上レール3に沿って移動自在となっている。また、前記ローラ支軸10A、10B間の略中央部から下方に向けて前記ランナ取付具8と連結される連結軸7が取り付けられている。ここで、前記ランナ本体6には、前記連結軸7の上下方向位置を調整するための調整機構が備えられている。
前記調整機構は、一般に使用されているものでも構わないが、特開2000−320230号公報に記載された調整機構が好適に使用できる。詳細には図3に示されるように、ランナ本体6には一方側のローラ支軸10Bを含む範囲に中空部6aが形成され、前記ローラ11を支持するローラ支軸10Bを共通の支軸として揺動自在の揺動片12が設けられている。この揺動片12は、揺動がわ先端部に縦方向の軸挿通孔12aが形成されており、ランナ本体6の下面側に形成された軸貫通孔6bより連結軸7の上部を挿入するとともに、この軸挿通孔12aに連結軸7の上端部を挿通した後、先端がカシメられ、前記連結軸7が下側に抜け出ないように保持されるようになっている。また、前記ランナ本体6の下面側には、側部より斜め上方向に向けて螺入された上下方向調整ネジ13が設けられ、この上下方向調整ネジ13の先端が揺動片12下面のネジ当接面12bに対して当接している。
前記連結軸7の上下方向位置を調整するに当たっては、ドライバー(ネジ回し)Sを持ち込み、前記上下方向調整ネジ13を軸芯回りに回転させて螺退進させ、前記揺動片12の揺動位置を調整することにより行う。
かかる上下調整機構の場合には、揺動片12を介して連結軸7を支持し、連結軸7の上下移動は上下方向調整ネジ13による揺動片12の揺動操作によって成される。したがって、前記連結軸7は、調整ネジ13から水平方向の押圧力を一切受けることがなく、常に揺動片12により吊り状態で支持されるものとなるため、連結軸7の軸芯回りの回転は常に円滑に維持されるようになる。
前記連結軸7は、図2に示されるように、軸部7aの下端に、相対的に径の大きなフランジ状の大径部7bを備えている。
図4に示されるように、前記ランナ取付具8は、開口部26Aから連通する内部空間を有する収容ケース20と、前記収容ケース20の内部空間内に、左右一対で対向配置されるとともに、鉛直軸周りに回動自在に支持され、前記連結軸7の水平方向からの挿入により回動して前記連結軸7の大径部7bを抜脱不能に挟持するロック部材21、21と、該ロック部材21に係合し、前記連結軸7の挟持状態の保持及びその解除を可能とする係合ブロック22と、前記係合ブロック22を吊戸2面外方向(外方向)に付勢保持するバネ部材23とから主に構成されている。なお、前記ロック部材21、21は、それぞれ、前記収容ケース20の上面から挿通される連通軸24によって回動自在に支持されている。
図6に示されるように、前記収容ケース20は、前面に形成された開口部26Aから連通する内部空間を有し、吊戸2の側面側に埋設して固定されるケース体25と、吊戸2への固定を図る正面視略矩形状の取付フランジ26とから構成されている。
前記ケース体25は、後面が閉塞された略円筒状の外形を成し、その外周上部は吊戸2の上面と同面となるように平面状の上面部25Aが形成されている。前記上面部25Aには、前記連結軸7の軸部7aが水平方向に挿入可能なように溝部27が形成されている。この溝部27の導入部は、前記連結軸7の挿入がスムーズに行われるようにするため、開口側端に向けて拡開したテーパ部27aが形成されている。
また、前記ケース体25の上面部25Aには、前記溝部27の両側に、ロック部材21を回動自在に支持するための連通軸24が挿通される軸挿通孔25a、25aが左右対で設けられるとともに、ケース体25内部の両側面から突出した支持台25b、25bにはそれぞれ、同様に連通軸24が挿通される軸挿通孔25cが設けられている。
前記取付フランジ26には、吊戸2の側面に固定する固定用ビス(図示せず)を取付けるための取付穴26a、26a…が設けられている。
前記ロック部材21は、図4に示されるように、前記ケース体25内に左右一対で左右対称のものが対向配置され、各ロック部材21は、図7に示されるように、略半円筒形の外形を有している。前記ロック部材21には、回動中心となる位置に前記連通軸24が挿通される軸挿通孔21aが設けられている。また、ロック部材21、21を対向配置した状態で鉛直軸周りに回動させる際に、ロック部材21、21同士が当接して回動が阻害されないように、隅切りした円弧状の欠切部21bが設けられている。
前記ロック部材21の内周面には、前記連結軸7の軸部7a及び大径部7bの外径にそれぞれ対応して、相対的に内径の小さな小円弧部21c及び相対的に内径の大きな大円弧部21dが形成されており、その境界部には段差が形成されている。これにより、ロック部材21、21による挟持状態で、前記連結軸7の大径部7bが前記大円弧部21dで抜脱不能に挟持されるようになっている。
また、前記ロック部材21の下面端部には、下方に突出する突出軸30が備えられている。この突出軸30は、後述する係合ブロック22の凹状部31と滑らかな摺動を可能とするものであれば、円形断面(図示例)、楕円断面、小判断面等、任意の形状とすることができる。これらの中でも、小判断面とすることが好ましい。仮に、突出軸30を小判断面とした場合には、係合ブロック22の移動を実現するとともに、後述する係合ブロック22の収容保持部31bに収容された状態で、直線部の側面同士を当接させるようにすれば、確実な収容状態を維持することが可能となる。
図4及び図5に示されるように、前記係合ブロック22は、バネ部材23により吊戸2の面外方向(外方向)に付勢保持されている。前記バネ部材23は、一方端が前記係合ブロック22の後面中央部に設けられた凸状部22aに外嵌されるとともに、他方端が前記ケース体25内の後面下方中央部に設けられた凸状部25dに外嵌されている。
さらに、前記係合ブロック22の上面には、図8に示されるように、前記ロック部材21の突出軸30を係合させるために、窪み状の凹状部31が設けられている。この凹状部31は、平面視で、左右両側に前記連結軸7の水平方向からの挿入に伴う前記ロック部材21の回動により前記突出軸30と摺動し、前記係合ブロック22をバネ付勢力に抗して前記ランナ取付具8内に没入させる傾斜辺部31a、31aが形成されるとともに、前記傾斜辺部31a、31aの中間部に、前記突出軸30が前記傾斜辺部31aを乗り越えた時点で、前記バネ部材23のバネ付勢力によって前記係合ブロック22が移動し、前記突出軸30、30を移動不能に収容保持することにより、前記連結軸7を抜脱不能状態に保持する突出軸の収容保持部31bが形成され、かつ前記収容保持部31bの対向面位置に、前記係合ブロック22の没入操作により、前記突出軸30、30間に挟入し、前記突出軸30、30間を拡開させることにより前記連結軸7の保持状態を解除させる山形辺状の解除部31cが形成されている。
なお、前記係合ブロック22の前面は、該係合ブロック22の没入操作をするために平面状の押圧部22bとなっている。また、係合ブロック22の没入操作による過大な移動を防止するため、この押圧部22bの下方に係合ブロック22の底面より下方に突出したストッパー部22cが形成されるとともに、このストッパー部22cを係止するため、前記ケース体25の内側底部に、開口部から所定の奥行き位置において突出する段差部25eが設けられている。
次に、吊戸2の吊り込み及び取り外しの施工方法について、図9〜図11に基づいて説明する。図9は吊戸2の吊込み方法の施工要領を示すランナ取付具8の縦断面斜視図、図10はその横断面平面図、図11は吊戸2の取り外し方法の施工要領を示す横断面平面図である。
先ず、ランナ本体6に連結軸7を取付けるとともに、ランナ本体6を走行レールに取付ける。また、ランナ取付具8を吊戸2に固設するとともに、ロック部材21、21は、図9(A)及び図10(A)に示されるように、拡開した位置に保持しておく。
この状態で、図9(A)、図10(A)に示されるように、吊戸2のランナ取付具8部分を、前記連結軸7に向けて水平方向に移動させる。なお、予め、連結軸7の上下方向位置は、大径部7bがロック部材21の大円弧部21dの形成高さの範囲内となるように、前記ランナ本体6の連結軸7の上下方向位置調整機構により調整しておく。
さらに吊戸2を水平方向に移動すると、図9(B)、図10(B)に示されるように、連結軸7がケース体25の溝部27に進入し、連結軸7の大径部7b及び軸部7aがそれぞれ、ロック部材21の大円弧部21dおよび小円弧部21cに当接し、ロック部材21が連通軸24を回転中心として回動を始める。このロック部材21の回動に伴い、突出軸30が傾斜辺部31a、31aを摺動することにより、係合ブロック22がバネ付勢力に抗して没入方向に移動を開始する。
その後、突出軸30が前記傾斜片部31aを乗り越えると、バネ付勢力によって係合ブロック22が吊戸外面方向(外方向)に移動し、突出軸30、30が収容保持部31bに移動不能に収容保持される(図9(C)、図10(C))。これにより吊戸2の建込みが完了する。
本吊込み装置1の場合は、実質的に水平移動の操作で、ランナ取付具8と連結軸7とを連結できるため、下部走行体5,5を下レール4に設置した状態で、平面視でV字状に折り曲げた折戸2の内側に2つのランナ本体6を位置決めし、折戸2を更に折り畳みながらランナ取付具8を連結軸7に対面させるようにし、その状態のまま(或いは上下に位置ズレしている場合は若干、持上げぎみとしながら)、折戸2を両側から折り畳むように押圧するだけで、前記ランナ取付具8内に連結軸7を挿入させて両者を連結することが可能となり、吊込み作業が簡単かつ容易に行える。
続いて、吊戸2の取り外し方法について説明する。この場合、先ず、図11(A)に示されるように、前記係合ブロック22の前面押圧部22bをバネ付勢力に抗して没入操作し、前記突出軸30、30の収容保持部31bへの収容保持状態を解除する。すると、この収容保持状態の解除と同時に、解除部31cが突出軸30、30間に挟入される(同図(B))。これにより、突出軸30、30間が拡開し、これに伴い前記突出軸30,30が傾斜辺部31a、31aに乗上げるため、係合ブロック22がバネ部材23の付勢力によって外方向に移動されると、ロック部材21、21がそれぞれ回動して、連結軸7の挟持状態が解除され、吊戸2の取り外しができるようになる(同図(C)、(D))。
(第2形態例)
本第2形態例は、上記第1形態例に対し、ロック部材の形態が異なるものである。具体的には、図12及び図13に示されるように、各ロック部材28の本体部分の下面には、対向配置した状態で互いに噛合するように、側面方向に突出した歯車部28aが形成されている。これにより、ロック部材28、28を相互に連動して回動させることができるようになる。
前記ロック部材28、28を使用した場合の吊戸2の吊込み施工方法について、図14に基づいて説明する。同図(A)に示されるように、ロック部材28、28を拡開した位置に保持したランナ取付具8部分を、前記連結軸7に向けて水平方向に移動させる。すると、連結軸7の大径部7b及び軸部7aがそれぞれ、ロック部材28の大円弧部21dおよび小円弧部21cに当接し、ロック部材28が連通軸24を回転中心として回動を始める。このとき、連結軸7が一方のロック部材28のみに当接する片当たりが生じても、前記歯車部28a、28aが噛合することにより、左右一対のロック部材28、28はそれぞれ同じ回転角度で回動するようになる。その後、各ロック部材28、28に設けられた突出軸30、30がそれぞれ、確実に収容保持部31bに移動不能に収容保持される(同図(B))。
〔摺動ピボットタイプでの使用形態〕
前記〔走行ランナタイプでの使用形態〕は、前記ランナ取付具8を上レール3内を走行するランナ本体6から下方に突出した連結軸7に対して直接的に係合させるようにするものであるが、前記ランナ取付具8に対して摺動ピボット用アタッチメント14を取り付けることによって、図21に示されるように、戸先側上端部に設けた摺動ピボット63を上レール60の溝部に沿って走行自在とした構造の戸元支持型の折戸に適用可能とした形態(摺動ピボットタイプでの使用形態)について詳述する。なお、前記上レール60の断面形状は、図1(B)に示される下レール4を丁度、上下反対にした断面形状を成しているものである。
前記ランナ取付具8に対して、本発明に係る摺動ピボット用アタッチメント14を取り付けた状態を図15に示す。
前記摺動ピボット用アタッチメント14は、前記ランナ取付具8の前記ケース体25の上面部25Aの前面側を挟むように嵌合される嵌合取付部15Aと、軸貫通孔15eが形成されたピボット支持部15Bとを有する着脱ホルダ部材15と、上端に鉛直軸回りに回転可能なピボットシュー17を備え、軸部18が前記ピボット支持部15Bの貫通孔15eを貫通し下方側まで延在させた状態で取り付けられ、前記ピボットシュー17とピボット支持部15Bとの間の軸部18にスプリング19が外嵌された摺動ピボット16とから構成される。
以下、更に図面に基づいて具体的に詳述する。
前記ランナ取付具8の前記ケース体25の上面部25Aの上面には、図16に示されるように、前記摺動ピボット用アタッチメント14の挿入方向に縦長の凹陥部25fが形成されているとともに、前記上面部25Aの直ぐ下側であって開口部26Aの両側壁の上端部に溝部25g、25gが形成されている。これら凹陥部25f、溝部25gは前記着脱ホルダ部材15を挿入する際のガイドとして形成されたものである。
前記着脱ホルダ部材15は、図17にも示されるように、前記ランナ取付具8の前記ケース体25の上面部25Aを挟むように嵌合される嵌合取付部15Aと、軸貫通孔15eが形成されたピボット支持部15Bとを有する。前記嵌合取付部15Aは、図17(C)に示されるように、上面壁15aと、縦壁15bと、底面壁15cとにより、ランナ取付具8側に開口する断面略コ字状を成す部材である。前記上面壁15aは図示例では枠状の部材として形成されているが、板状の部材で形成されていてもよい。前記底面壁15cの両端部が前記ランナ取付具8に形成された溝部25g、25gに対して嵌合されるようになっている。そして、前記上面壁15aと、縦壁15bと、底面壁15cとにより形成された断面コ字状を成す嵌合部15dが前記ケース体25の上面部の前面側を挟むように嵌合されるようになっている。
前記嵌合取付部15Aの挿入方向側に隣接して一体的に前記ピボット支持部15Bが形成されている。前記ピボット支持部15Bは、平面視で略円形を成し、その中央に摺動ピボット16を貫通状態で支持するための軸貫通孔15eが形成されている。また、下面側には前記ケース体25の上面に形成された縦長の凹陥部25fに対して嵌合する嵌合ガイド部15fが形成されている。
一方、前記摺動ピボット16は、同図17に示されるように、上端に鉛直軸回りに回転可能なピボットシュー17を備え、軸部18が前記ピボット支持部15Bの軸貫通孔15eを貫通し下方側まで延在させた状態で取り付けられている。前記ピボットシュー17は、樹脂などの部材からなり軸部18の上端にベアリングを介して取り付けられており、軸部18を回転中心として鉛直軸回りに回転可能になっている。前記軸部18のピボット支持部15Bから下側への突出量(突出長さ)は、本摺動ピボット用アタッチメント14をランナ取付具8に取り付けた際に、ランナ取付具8のロック部材21,21(28、28)に対して係合し得る長さとする。
前記ピボットシュー17とピボット支持部15Bとの間の軸部18にはスプリング19が外嵌されており、軸部18を下側に押し込んで前記ピボットシュー17を上レール60の溝に嵌合させた状態では前記スプリング19により前記ピボットシュー17が上レール60に対して付勢されるようになっている。
前記摺動ピボット用アタッチメント14をランナ取付具8に装着するには、図16に示されるように、嵌合取付部15Aの嵌合部15dを前記ケース体25の上面部25Aを挟むようにしながら挿入するだけでよい。前記摺動ピボット用アタッチメント14を挿入すると、軸部18の下端が前記ランナ取付具8のロック部材21,21(28、28)を回転させて前記〔走行ランナタイプでの使用形態〕の欄で説明した連結軸7との係合要領によって、抜脱不能に保持される。前記摺動ピボット用アタッチメント14の取り外し方法は、前記係合ブロック22の前面押圧部22bをバネ付勢力に抗して没入操作し、前記突出軸30、30の収容保持部31bへの収容保持状態を解除すると、軸部18の挟持状態が解除され、前記摺動ピボット用アタッチメント14を取り外すことができる。
ところで、前記摺動ピボット用アタッチメント14が不意に外れないように、外れ止め部材34を設けることもできる。図16に示されるように、前記摺動ピボット用アタッチメント14を装着した状態で、その下側の開口部26Aに対して外れ止め部材34を挿入設置するだけで前記摺動ピボット用アタッチメント14の外れ止めを図ることができる。
前記外れ止め部材34は、詳細には図18に示されるように、中央連結部36の前面側に摘み部35を備えるとともに、その両側に中央連結部36よりも挿入側方向に突出した部分を有する左右一対の挟持片37A、37Bを備えた部材である。前記中央連結部36の前端面には凹部36aを有するとともに、前記左右一対の37A、37Bの先端には連通軸24に対して係合する軸係合部37a、37bを有し、前記中央連結部36と両側の挟持片37A,37Bとにより平面視で凹状の嵌合凹部38が形成されている。
図19に示されるように、前記外れ止め部材34を開口部26Aから挿入した状態では、閉じた状態のロック部材28,28が回転しないように、前記左右一対の挟持片37A、37Bにより両側から押さえるとともに、ロック部材28,28の接合突起部分が前記凹部36aに嵌り込んでロック部材28、28が回転しないように保持される。なお、図19に示されるロック部材28の形状は、前述した第2形態例(図12参照)に係るものであり、前述した外れ止め部材34は前記〔走行ランナタイプでの使用形態〕でも使用可能である。
1…吊込み装置、2…折戸、3…上レール、4…下レール、5…下側走行体、6…ランナ本体、7…連結軸、8…ランナ取付具、20…収容ケース、21…ロック部材、22…係合ブロック、23…バネ部材、24…連通軸、27…溝部、30…突出軸、31…凹状部、31a…傾斜辺部、31b…収容保持部、31c…解除部、14…摺動ピボット用アタッチメント、15…着脱ホルダ部材、15A…嵌合取付部、15B…ピボット支持部、16…摺動ピボット、18…軸部材、19…スプリング

Claims (3)

  1. 折戸の上部側端部に取り付けられるランナ取付具であって、
    前記ランナ取付具は、前面に形成された開口部から連通する内部空間を有し、折戸の側面に埋設して固定されるケース体を備えるとともに、前記ケース体には上部に平面状の上面部が形成され、かつこの上面部に、軸部材が水平方向から挿入可能なように溝部が形成された収容ケースを備え、該収容ケースの内部空間内に、左右一対で対向配置されるとともに、鉛直軸周りに回動自在に支持され、前記軸部材の水平方向からの挿入により回動して前記軸部材を抜脱不能に挟持するロック部材と、該ロック部材に係合し、前記軸部材の挟持状態の保持及びその解除を可能とする係合ブロックとを含む軸部材の着脱機構を備えており、
    前記ランナ取付具は着脱自在に取り付けられる摺動ピボット用アタッチメントを備え、該摺動ピボット用アタッチメントは、前記ケース体の上面部を挟むように嵌合される嵌合取付部と、軸貫通孔が形成されたピボット支持部とを有する着脱ホルダ部材と、上端に鉛直軸回りに回転可能なピボットシューを備え、軸部が前記ピボット支持部の軸貫通孔を貫通し下方側まで延在させた状態で取り付けられ、前記ピボットシューとピボット支持部との間の軸部にスプリングが外嵌された摺動ピボットとから構成されることを特徴とする折戸の上部ランナ取付具。
  2. 前記ロック部材の下端には、下方に突出する突出軸が備えられるとともに、前記係合ブロックは、前記ロック部材の下面側に配置されるとともに、バネ部材により吊戸面外方向に付勢保持され、かつ上面には前記突出軸が係合する凹状部が設けられ、
    前記凹状部は、平面視で、左右両側に前記軸部材の水平方向からの挿入に伴う前記ロック部材の回動により前記突出軸と摺動し、前記係合ブロックをバネ付勢力に抗して前記ランナ取付具内に没入させる傾斜辺部が形成されるとともに、前記傾斜辺部の中間部に、前記突出軸が前記傾斜辺部を乗り越えた時点で、バネ付勢力によって前記係合ブロックが移動し、前記突出軸を移動不能に収容保持することにより、前記軸部材を抜脱不能状態に保持する突出軸の収容保持部が形成され、かつ前記収容保持部の対向面位置に、前記係合ブロックの没入操作により、前記突出軸間に挟入し、前記突出軸間を拡開させることにより前記軸部材の保持状態を解除させる山形辺状の解除部が形成されている請求項1記載の折戸の上部ランナ取付具。
  3. 前記各ロック部材には、互いに噛合する歯車部が形成されている請求項1、2いずれかに記載の折戸の上部ランナ取付具。
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