JP2007131282A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 煩雑な制御機構を使用することなく、ベルト層の両端部における被覆ゴムの加硫度を左右均等化して、ベルト層の耐久性を向上させるようにした空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】 インナーライナー5とカーカス層2との間及びカーカス層2とベルト層3との間の少なくとも一方に、トレッド部1の両ショルダー間に跨がるように熱拡散率αが0.10〜0.25mm2 /secの範囲で互いに異なる少なくとも2種のゴムシ−ト6を並列に配置すると共に、加硫金型の上型側に対応するショルダー域に配置したゴムシート6の熱拡散率αaを下型側に対応するショルダー域に配置したゴムシート6の熱拡散率αbよりも小にした。
【選択図】 図1

Description

本発明は空気入りラジアルタイヤに関し、さらに詳しくは、特にベルト層の両端部における被覆ゴムの加硫度を左右均等化して、ベルト層の耐久性を向上させた空気入りラジアルタイヤに関する。
未加硫タイヤを金型内で加硫するには、図5にセクショナル型による場合を半断面で例示するように、未加硫タイヤTを金型(上型51、下型52、セクター53)内に水平に装填し、未加硫タイヤTの内側に加硫ブラダーBを内設すると共に、加硫ブラダーBの内部に加熱流体Gを圧入することにより未加硫タイヤTを金型の内面に押圧し、その状態を所定時間継続することによって行なっている。
加硫中に未加硫タイヤTと熱交換した加熱流体Gは、温度の低下と共に下方に移動する。したがって、加硫ブラダーB内の温度分布は上方域Baで高く、下方域Bbで低くなるため、この温度差により、上方域Baに相当するタイヤ内壁面が下方域Bbに相当するタイヤ内壁面に比較して加硫の進行が早くなる。したがって、加硫の進行が遅い下方域Bbに基準を合わせて加硫条件を設定すると、上方域Baが過加硫となり、上方域Baと下方域Bbとで加硫後のゴムの物性が異なってしまう現象が起こる。
特に、トレッド部に配置されたベルト層(図示省略)は熱容量の大きなスチールコードにより構成される場合が多いため、ベルト層のコ−ドを被覆するゴムが熱による影響を受け易く、上方域Baに対応するベルト層の端部における被覆ゴムが下方域Bbに対応するベルト層の端部における被覆ゴムに比べて早期に過加硫の状態になるので、ベルトセパレーションなどを誘発し、ベルト層の耐久性を低下させる原因になっていた。
従来、上述するような問題の対策として、タイヤ加硫時の温度や時間を制御することが広く行なわれてきた(例えば、特許文献1、2参照)が、制御機構が煩雑化し、コスト上昇が避けられなかった。
特開平5−162137号公報 特開平7−32374号公報
本発明の目的は、煩雑な制御機構を使用することなく、ベルト層の両端部における被覆ゴムの加硫度を左右均等化して、ベルト層の耐久性を向上させるようにした空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りラジアルタイヤは、トレッド部におけるカーカス層の外周側に配置されたベルト層と、該ベルト層の外周を覆うベルトカバー層とを備え、タイヤ内壁面にインナーライナーを配置した空気入りラジアルタイヤにおいて、前記インナーライナーとカーカス層との間及び前記カーカス層と前記ベルト層との間の少なくとも一方に、前記トレッド部の両ショルダー間に跨がるように熱拡散率αが0.10〜0.25mm2 /secの範囲で互いに異なる少なくとも2種のゴムシ−トを並列に配置すると共に、加硫金型の上型側に対応するショルダー域に配置したゴムシートの熱拡散率αaを下型側に対応するショルダー域に配置したゴムシートの熱拡散率αbよりも小にしたことを要旨とする。
本発明によれば、インナーライナーとカーカス層との間及び/又はカーカス層と前記ベルト層との間に、熱拡散率αが0.10〜0.25mm2 /secの範囲で互いに異なる少なくとも2種のゴムシ−トを並列に、トレッド部の両ショルダー間に跨がるように配置すると共に、加硫金型の上型側に対応するショルダー域に配置したゴムシートの熱拡散率αaが反対側の下型側に対応するショルダー域に配置したゴムシートの熱拡散率αbより小にしたので、温度の高い金型の上方域ではベルト層に対する加硫ブラダーからの熱の拡散が抑制されるのに対して、温度の低い金型の下方域ではベルト層に対する加硫ブラダーからの熱の拡散が促進される。
したがって、加硫ブラダーからベルト層に供給される熱量が、タイヤ幅方向に略均等に伝達されるようになるため、被覆ゴムの加硫度をベルト層の全幅にわたり均等にすることができる。これにより、煩雑な制御装置を使用することなく、ベルト層の端部におけるセパレーションを抑制し、耐久性を向上することができる。
以下、本発明の構成につき添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態による空気入りラジアルタイヤを示す断面図で、図2は図1のタイヤのトレッド部に配置された各補強層の配置関係を、各補強層を幅方向に展張して示す説明図である。
図1において、トレッド部1におけるカーカス層2の外周側には2層のベルト層3、3が配置され、ベルト層3、3の外周をベルトカバー層4が覆っている。そして、タイヤ内壁面にはタイヤ内部に充填した空気の漏洩を防止するためのインナーライナー5が配置されている。
インナーライナー5とカーカス層2との間及びカーカス層2とベルト層3との間の少なくとも一方(図ではカーカス層2とベルト層3との間)には、トレッド部1の両ショルダー間に跨がるように熱拡散率αが0.10〜0.25mm2 /secの範囲で互いに異なる少なくとも2種のゴムシ−ト6(図では6a、6c、6bの3種)を並列に配置している。
本実施例におけるゴムシート6は、図2に展張して示すように、全幅をXとして、幅方向に熱拡散率αを異にする3種のゴムシート6a、6c、6bにより構成し、両ショルダー域のゴムシート6a、6bにおける幅をそれぞれYとして、それぞれのゴムシート6a、6c、6bを図1のA、C、Bに示す領域に配置した。そして、一方のショルダー域に配置したゴムシ−ト6aの熱拡散率αaを他方のショルダー域に配置したゴムシ−ト6bの熱拡散率αbより小さく(αa<αb)して、加硫する際に、ゴムシート6a側のトレッド部1(図1の右側)を加硫金型の上型側になるように水平に装填して加硫を行う。
これにより、温度の高い金型の上方域ではベルト層3に対する加硫ブラダーからの熱の拡散が抑制されるのに対して、温度の低い金型の下方域ではベルト層3に対する加硫ブラダーからの熱の拡散が促進される。
したがって、加硫ブラダーからベルト層3に供給される熱量が、タイヤ幅方向に略均等に伝達されるようになるため、被覆ゴムの加硫度をベルト層3の全幅にわたり均等にすることができる。これにより、煩雑な制御装置を使用することなく、ベルト層3の端部におけるセパレーションを抑制し、耐久性を向上することができる。
ここで、ゴムシート6の熱拡散率αが0.10mm2 /sec未満ではほぼ純ゴム配合となるため所望のゴム物性が得難くなり、0.25mm2 /sec超では金属化合物などの配合が必要となるためゴム物性が変化してしまうこととなる。
ゴムシート6の熱拡散率αを調整するには、特に限定はないが、通例、ゴムに配合するカーボンブラックの種類や配合割合を調整することによって行なう。なお、上述するゴムシート6における熱拡散率α(mm2 /sec)は、以下の式により求められる。
α=λ/(Cp×ρ)
但し、λは各パーツの熱伝導率(mm2 /mm・sec・℃)、Cpは各パーツの比熱(cal/g・℃)、ρは各パーツの密度(g/mm3 )をそれぞれ示す。
本発明において、上述するように構成されたゴムシート6をベルト層3とベルトカバー層4との間にも配置するとよい。これにより、ベルトカバー層4の両端部における被覆ゴムの加硫度をトレッド部1の左右においてそれぞれ均等にすることができるので、ベルト層3の耐久性を一層向上させることができる。
図1の実施形態に示すようにゴムシート6を6a、6c、6bの3種により構成した場合には、トレッド部1の中央域に配置したゴムシート6cの熱拡散率αcを、ショルダー域に配置したゴムシートの熱拡散率αa及びαbに対して、αa≦αc<αb又はαa<αc≦αbとなるようにするとよい。これにより、ベルト層3における被覆ゴムの加硫度をタイヤ幅方向にわたり一層均等に進行させることができる。
ここで、トレッド部1の中央域に配置したゴムシート6cの熱拡散率αcは、ベルト層3の被覆ゴムの熱拡散率αgと同等に設定するのが好ましい。具体的には、ゴムシート6cの熱拡散率αcをベルト層3の被覆ゴムの熱拡散率αgに対して、熱拡散率αgの±20%の範囲内に設定するとよい。
さらに、トレッド部1のショルダー域に配置したゴムシート6a、6bがそれぞれベルト層3と重なる幅V(図2参照)を、ベルト層3の幅Wの5〜30%の範囲となるように設定するとよい。これにより、ベルト層3の端部における被覆ゴムの加硫度を左右の両端部において一層確実に均等化することができる。ベルト層3の幅Wに対するゴムシート6a、6bの重なり幅Vが上記の範囲を逸脱すると、被覆ゴムに対する伝達熱量の均一化が阻害される。
図3は、ゴムシート6をインナーライナー5とカーカス層2との間に配置すると共に、ゴムシート6の両端をビード底面まで延長させた実施形態を示す。本実施形態では、熱拡散率αが0.10〜0.25mm2 /secの範囲で、互いに異なる5種のゴムシート6d、6e、6f、6g、6hを並列にして、一方のビード底面Baから他方のビード底面Bbに向かって配置している。本実施形態では、ゴムシート6d、6e、6f、6g、6hをそれぞれ図中のD、E、F、G、Hに示す領域の配置すると共に、ゴムシート6dから6hに向かって段階的に熱拡散率αが大きくなるようにしている。
このように熱拡散率αがタイヤ軸方向に段階的に変化するゴムシート6をインナーライナー5の外周側に沿って配置した本発明の空気入りラジアルタイヤは、加硫に際して、ゴムシート6の熱拡散率αが最小となるゴムシート6d側が上方となるように金型内に水平に装填されて加硫が行なわれる。
これにより、加硫ブラダーから供給される熱量が、ゴムシート6d、6e、6f、6g、6hにおける熱拡散率αの相異により、タイヤ内壁面沿って略均等に伝達されるようになるため、カーカス層2を含めたタイヤ各部における補強層の被覆ゴムの加硫度を適正に調整してタイヤ品質を安定化させることができる。
図3の実施形態では、ゴムシート6を5つのゴムシート6a、6b、6c、6d、6eに分割して、タイヤ内壁面の全域に配置している場合を示したが、ゴムシート6の分割数や配置位置及びその範囲はこれに限られることはない。すなわち、ゴムシート6の分割数や配置位置及びその範囲は、加硫ブラダーから供給される熱量がタイヤ各部に最も適正に伝達されるように設定する。
上述する図1及び図3の実施形態では、それぞれゴムシート6をトレッド部1の内側及びタイヤ内壁面の全域に配置した場合を示したが、本発明におけるゴムシート6は図1及び図3の実施形態を組み合わせた形態により配置することができ、このように配置することにより、タイヤ品質をより一層安定化することができる。
また、図1及び図3の実施形態では、ベルト層3の外周を覆うベルトカバー層4がベルト層3の全幅を覆っている場合を示したが、ベルトカバー層4はベルト層3の両端部のみを覆うように配置される場合がある。
本発明において、ゴムシート6の厚さh(図2参照)はベルト層3の端部におけるトレッド部1の厚さH(図1、3参照)の3〜10%に設定するとよい。これにより、タイヤの諸性能に影響を及ぼすことなしに、ベルト層3端部におけるゴムの加硫度をベルト層3の両端部において均等にすることができる。ゴムシート6の厚さhがトレッド部1の厚さHの3%未満では本発明の効果を充分に発揮することが難しくなり、10%超ではタイヤの他の性能(軽量化など)に及ぼす影響が大きくなる。
上述するように、本発明の空気入りラジアルタイヤは、インナーライナーとカーカス層との間及び/又はカーカス層とベルト層との間に配置したゴムシートの熱拡散率をタイヤ赤道面を中心にした左右において非対称に構成することから、タイヤ構造自体を非対称に構成する所謂非対称タイヤに好ましく適用される。
タイヤサイズを195/55R15、ゴムシート6の有無を除いたタイヤ構造を図1として、ゴムシート6を配置しない従来タイヤとゴムシート6を配置した本発明タイヤとを製作した。なお、各タイヤにおけるベルト層の被覆ゴムの熱拡散率を0.17mm2 /secに設定し、本発明タイヤにおいてゴムシート6の仕様を以下のようにすると共に、図2におけるゴムシート6のベルト層3端部からの突出量Zを10mmとした。
〔ゴムシートの仕様〕
(1)厚さ:1.0mm
(2)ゴムシートの幅及び熱拡散率:熱拡散率は測定温度を25℃として、昭和電工(株)製
のShotherm QTMにより測定した。
ゴムシート6a:幅Y=40mm、熱拡散率=0.10mm2 /sec
ゴムシート6b:幅Y=40mm、熱拡散率=0.25mm2 /sec
ゴムシート6c:幅X−2Y=100mm、熱拡散率=0.17mm2 /sec
上記する2種類の未加硫タイヤを表1に示す加硫仕様により加硫を行い、加硫中の金型内での上方に位置するベルト層の上端末と下方に位置するベルト層の下端末とにおける温度差(上端末−下端末)を測定したところ、図4のグラフに示す結果を得た。図4より、本発明タイヤにおけるベルト層の両端末における温度差が、従来タイヤに比して、小さくなっていることを確認した。なお、図4における本発明タイヤの上端末と下端末とにおける温度差がマイナスの値を示しているのは、加硫開始直後においては、下端末における温度が上端末に比して早期に上昇したことを示している。
Figure 2007131282
さらに、加硫後の各タイヤからベルト層の両端末における被覆ゴムを採取して、それぞれの被覆ゴムの加硫度を測定し、その結果を加硫中の金型内でのベルト層の端部の位置を基準にして、従来タイヤの上方に位置するベルト層の端末における被覆ゴムの加硫度を100とする指数により表2に示した。数値が大きいほど加硫が進行していたことを示す。なお、表2には金型内で上方に位置するベルト層の端末における被覆ゴムを「上方ベルト端ゴム」、金型内で下方に位置するベルト層の端末における被覆ゴムを「下方ベルト端ゴム」と表示した。
Figure 2007131282
表2より、本発明タイヤにおけるベルト層の端末における被覆ゴムの加硫度は、従来タイヤに比して、ベルト層の両端部でのバラツキが小さくなっていることを確認した。
さらに、加硫後の各タイヤから2層のベルト層を一体化した状態で取り出し、以下の要領により、2層のベルト層間における25℃下の剥離力と湿熱劣化後の剥離力とを、それぞれベルト層の両端部において測定した。その結果を従来タイヤの加硫中の金型内でのベルト層の端部の位置を基準にして、従来タイヤの上方に位置するベルト層の端部における層間剥離力を100とする指数により表3に示した。数値が大きいほど剥離力が高いことを示す。なお、表3には金型内で上方に位置するベルト層の端部における層間を「上方ベルト層間」、金型内で下方に位置するベルト層の端部における層間を「下方ベルト層間」と表示した。
〔25℃下の剥離力〕
JIS K6256に準拠して、試験温度25℃において剥離力を測定した。
〔湿熱劣化後の剥離力〕
温度70℃、湿度100%の恒温槽中で2週間湿熱劣化させた後、JIS K6256に準拠して、試験温度25℃において剥離力を測定した。
Figure 2007131282
表3より、本発明タイヤのベルト層間における剥離力は、従来タイヤに比して、ベルト層の両端部でのバラツキが小さくなっていることを確認した。
本発明の実施形態による空気入りラジアルタイヤを示す断面図である。 図1のタイヤのトレッド部に配置された各補強層の配置関係を、各補強層を幅方向に展張して示す説明図である。 本発明の他の実施形態による図1に相当する断面図である。 加硫中における従来タイヤと本発明タイヤとのベルト層の両端末における温度差を示すグラフである。 タイヤを加硫している状態を例示する半断面図である。
符号の説明
1 トレッド部
2 カーカス層
3 ベルト層
4 ベルトカバー層
5 インナーライナー
6 ゴムシート

Claims (6)

  1. トレッド部におけるカーカス層の外周側に配置されたベルト層と、該ベルト層の外周を覆うベルトカバー層とを備え、タイヤ内壁面にインナーライナーを配置した空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記インナーライナーとカーカス層との間及び前記カーカス層と前記ベルト層との間の少なくとも一方に、前記トレッド部の両ショルダー間に跨がるように熱拡散率αが0.10〜0.25mm2 /secの範囲で互いに異なる少なくとも2種のゴムシ−トを並列に配置すると共に、加硫金型の上型側に対応するショルダー域に配置したゴムシートの熱拡散率αaを下型側に対応するショルダー域に配置したゴムシートの熱拡散率αbよりも小にした空気入りラジアルタイヤ。
  2. 前記ゴムシートを前記ベルト層と前記ベルトカバー層との間に配置した請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 前記トレッド部の中央域に配置したゴムシートの熱拡散率αcを、前記ショルダー域に配置したゴムシートの熱拡散率αa及びαbに対して、αa≦αc<αb又はαa<αc≦αbの関係にした請求項1又は2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  4. 前記トレッド部の中央域に配置したゴムシートの熱拡散率αcを、前記ベルト層の被覆ゴムの熱拡散率αgに対して、該熱拡散率αgの±20%の範囲内にした請求項3に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  5. 前記トレッド部のショルダー域に配置したゴムシートがそれぞれ前記ベルト層と重なり合う幅を、前記ベルト層の幅の5〜30%にした請求項3又は4に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  6. 前記ゴムシートの厚さが前記ベルト層の端末における前記トレッド部の厚さの3〜10%である請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りラジアルタイヤ。
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