JP2003127614A - 重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents

重荷重用ラジアルタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐摩耗性を損ねることなくウエットグリップ
性能を高める。 【解決手段】 トレッドゴムGは、トレッド巾TWの
0.05〜0.20倍の距離gの途切れ部10を隔てて
タイヤ赤道両側に配されるゴム硬度Hbのベースゴム片
11からなるベースゴムGbと、ゴム硬度Hcのキャッ
プゴムGcとを含む。ゴム硬度Hb、Hcは、Hb>H
c、3°≦Hb−Hc≦15°。ベースゴム片11は、
そのゴム厚さTbがタイヤ軸方向内側から外側に向かっ
て実質的に増加し、トレッド端縁近傍点Pにおける、ベ
ースゴムGbのゴム厚さTbとキャップゴムGcのゴム
厚さTcとの比Tb/Tcは0.5〜1.5である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレッドゴムが半
径方向最内側のベースゴムと最外側のキャップゴムとを
含む多層構造体からなる重荷重用ラジアルタイヤにおい
て、耐摩耗性を損ねることなくグリップ性を向上させた
重荷重用ラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】タイ
ヤでは、グリップ性、特にウエット路面でのグリップ性
(ウエットグリップ性)を向上させるために、トレッド
ゴムを、トレッド面をなすキャップゴムとその内側のべ
ースゴムとの2層構造とし、キャップゴムにウエットグ
リップ性に優れるゴムを配することや、水はけの良いト
レッドパターンを配することなどがおこなわれている。
【0003】又近年では、さらにウエットグリップ性を
向上させるために、前述の技術に加え、トレッド巾を広
くすることで接地面積を高めることもおこなわれてい
る。
【0004】しかしながら、前記トレッドの巾広化は、
接地圧がタイヤ赤道側に集中する傾向となるなど接地圧
の不均一化を招き、ウエットグリップ性の向上効果を不
十分なものとしている。又前記ウエットグリップ性に優
れるゴムは、ゴム硬度が低く軟質であり、路面の凹凸に
対する追従性を高め実接触面積を大きくさせているた
め、耐摩耗性を損ねる傾向となる。
【0005】そこで本発明は、多層構造のトレッドゴム
において、キャップゴムおよびベースゴムのゴム硬度差
を規制し、かつ前記ベースゴムを、途切れ部を隔ててタ
イヤ赤道両側に配される一対のベースゴム片で形成する
とともに、このベースゴム片のゴム厚さをタイヤ軸方向
内側から外側に向かって増加せしめ、しかもトレッド端
縁近傍におけるベースゴムとキャップゴムとのゴム厚さ
の比を特定することを基本として、耐摩耗性を損ねるこ
となくウエットグリップ性能を向上させた重荷重用ラジ
アルタイヤの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォ
ール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、
トレッド部の内方かつ前記カーカスの外側に配されるベ
ルト層とを有する重荷重用ラジアルタイヤであって、ト
レッド部をなすトレッドゴムは、ベルト層に沿ってタイ
ヤ軸方向に延在し、かつタイヤ赤道両側にトレッド巾T
Wの0.05〜0.20倍の距離gの途切れ部を隔てて
配される一対のベースゴム片からなる半径方向最内側の
ベースゴムと、トレッド面をなす半径方向最外側のキャ
ップゴムとを含む多層構造体からなるとともに、前記キ
ャップゴムのゴム硬度Hcを、前記ベースゴムのゴム硬
度Hbよりも硬度差Hb−Hcを3〜15°の範囲で小
とし、しかも前記ベースゴム片は、そのゴム厚さTbが
タイヤ軸方向内側から外側に向かって実質的に増加する
とともに、トレッド端縁からタイヤ軸方向内側に10m
m隔たるトレッド面上のトレッド端縁近傍点Pにおけ
る、前記ベースゴムのゴム厚さTbとキャップゴムのゴ
ム厚さTcとの比Tb/Tcは0.5〜1.5であるこ
とを特徴としている。
【0007】又請求項2の発明では、前記カーカスは、
スチール製のカーカスコードを用いた1枚のカーカスプ
ライからなり、かつ前記ベルト層は、スチール製のベル
トコードを用いた3枚以上のベルトプライからなるとと
もに、最も巾広のベルトプライのプライ巾を、前記トレ
ッド巾TWの0.85〜0.95としたことを特徴とし
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は、本発明の重荷重用ラ
ジアルタイヤの子午断面図である。図1において、重荷
重用ラジアルタイヤ1(以下タイヤ1という)は、トレ
ッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビ
ードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方か
つ前記カーカス6の外側に配されるベルト層7とを具え
る。
【0009】前記カーカス6は、カーカスコードをタイ
ヤ周方向に対して70〜90°の角度で配列した1枚以
上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成され
る。カーカスコードとしては、スチールコードが好適で
あるが、例えばカーカス6が複数枚のカーカスプライか
らなる場合など、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、
芳香族ポリアミドなどの有機繊維コードも採用しうる。
【0010】前記カーカスプライ6Aは、前記ビードコ
ア5、5間に跨るプライ本体部6aの両側に、前記ビー
ドコア5の周りを内から外に折り返して係止される折返
し部6bを具える。このプライ本体部6aと折返し部6
bとの間には、前記ビードコア5から半径方向外方に先
細状にのびるビードエーペックスゴム8が配置され、ビ
ード部4からサイドウォール部3にかけて補強する。
【0011】又前記ビード部4には、本例では、前記ビ
ードコア5の周りをカーカス6を介してU字に包み込ん
で補強するビード補強層9が設けられ、剛性を高めビー
ド耐久性を向上している。なおビード補強層9として本
例では、1枚のスチールコードプライからなるものを例
示している。
【0012】次に、前記ベルト層7は、ベルトコードと
してスチールコードを用いた3枚以上のベルトプライか
ら形成される。本例では、ベルトコードがタイヤ周方向
に対して例えば60±15°の角度で配列する最内とな
る第1のベルトプライ7Aと、タイヤ周方向に対して例
えば10〜35°の小角度で配列する第2〜4のベルト
プライ7B〜7Dとの4枚構造の場合を例示している。
このベルト層7では、ベルトコードがプライ間で互いに
交差する箇所を1箇所以上有し、これにより、トレッド
部2の剛性を高め、耐摩耗性などを向上しうる。
【0013】なお、前記第1のベルトプライ7Aのプラ
イ巾W1は、第2のベルトプライ7Bのプライ巾W2よ
り小、かつ第3のベルトプライ7Cのプライ巾W3と略
同一としており、最大巾となる前記プライ巾W2は、ト
レッド巾TWの0.85〜0.95倍であって、プライ
巾W1、W3は、プライ巾W2の約0.8〜0.95と
している。これによって、トレッド部2の略全巾を補強
し、かつトレッド剛性を高めている。なお第4のベルト
プライ7Dのプライ巾W4は、プライ巾W3より10〜
45%小であり、第1〜3のベルトプライ7A〜7Cを
外傷より保護している。
【0014】又本実施形態のタイヤ1では、ウエットグ
リップ性を向上させるために、一方では、前記トレッド
巾TWをタイヤ断面巾W0の0.75倍以上として接地
面積の増大を図っている。又他方では、トレッドゴムG
を多層構造体とし、キャップゴムGcにベースゴムGb
よりもゴム硬度が低い軟質のゴムを用いている。
【0015】詳しく説明すると、前記トレッドゴムG
は、図2に示すように、ベルト層7に沿ってタイヤ軸方
向に延在する多層構造体からなり、トレッド面をなす半
径方向最外側のキャップゴムGcと半径方向最内側のベ
ースゴムGbとを含んで形成される。本例では、トレッ
ドゴムGが、キャップゴムGcとベースゴムGbとの二
層構造体からなる場合を例示している。
【0016】前記ベースゴムGbは、途切れ部10を隔
ててタイヤ赤道両側に配される一対のベースゴム片1
1、11からなり、この途切れ部10のタイヤ軸方向の
距離gを、前記トレッド巾TWの0.05〜0.20倍
の範囲としている。
【0017】又前記キャップゴムGcは、そのゴム硬度
Hcを、前記ベースゴムGbのゴム硬度Hbよりも小、
かつその硬度差Hb−Hcを3〜15°の範囲に規制し
ている。このように、軟質のキャップゴムGcによっ
て、粘着力やヒステリシスロスが高まるとともに路面追
従性により実接触面積を増加しうるため、ウエットグリ
ップ性を向上できる。又硬質のベースゴムGbによっ
て、必要なトレッド剛性が確保され、操縦安定性の維持
が図られている。
【0018】このとき、前記キャップゴムGcは、その
ゴム硬度Hcが低すぎると、耐摩耗性の著しい低下を招
くため、ゴム硬度Hcを40°以上とすることが好まし
い。又前記硬度差Hb−Hcが3°未満では、トレッド
ゴムGを多層構造体とした効果が発揮されず、逆に15
°を越えると、外力に対するキャップゴムGcとベース
ゴムGbとの動きの相違が大きくなるため、転がり抵抗
が増し、燃費性の悪化を招く。なおゴム硬度Hc、Hb
は、JIS−K6253に基づくデュロメータータイプ
Aによる硬さとして定義する。
【0019】次に、前述の如くトレッドを巾広化し、か
つキャップゴムGcに軟質のゴムを使用したタイヤで
は、接地圧がタイヤ赤道側に集中するため、接地圧が不
均一化しウエットグリップ性の向上効果が十分発揮され
ない傾向にある。
【0020】そのために、本実施形態では、前記ベース
ゴムGbのゴム厚さTbを、タイヤ軸方向内側から外側
に向かって実質的に増加させるとともに、トレッド端縁
近傍点Pにおける前記ベースゴムGbのゴム厚さTbと
キャップゴムGcのゴム厚さTcとの比Tb/Tcを
0.5〜1.5の範囲に高めている。
【0021】ここで、「実質的に増加する」とは、タイ
ヤ成型時のゴム流れによって、ゴム厚さが大きく影響を
受けるトレッド溝の溝下部分Yを除外することを意味す
る。即ち、ベースゴムGbが溝下部分Yで凹状にへこ
み、ゴム厚さTbが局部的に減少するのを許容してい
る。又「トレッド端縁近傍点P」とは、トレッド端縁E
からタイヤ軸方向内側に10mm隔たるトレッド面上の
点である。このトレッド端縁近傍点Pで前記比Tb/T
cを規制したのは、トレッド端縁Eでは、タイヤ成型時
のゴム流れによってゴム厚さTb、Tcが大きく変動し
易く、不安定になりやすいからである。
【0022】このように、硬質のベースゴムGbのゴム
厚さTbを、タイヤ軸方向内側から外側に向かって実質
的に増加させることにより、ショルダー部側で不足する
接地圧を補い、特にトレッド端縁近傍点Pでのゴム厚さ
の比Tb/Tcを0.5〜1.5とすることにより、シ
ョルダー部側における接地圧の充分な確保が保証され
る。しかもベースゴムGbでは、タイヤ赤道下において
前記途切れ部10を有しているためこの付近での接地圧
を充分緩和させることができる。そして、これらが有機
的に結合しあうことによって、接地圧を均一化すること
ができ、接地面全体で均一にグリップすることで、ウエ
ットグリップ性の向上効果を充分に発揮させうるのであ
る。
【0023】なお前記比Tb/Tcが0.5未満では、
接地圧が十分に均一化されず、ウエットグリップ性の向
上効果が損なわれる。又1.5を越えると耐摩耗性が悪
くなる。又前記途切れ部10の距離gが、0.05×T
W〜0.20×TWの範囲外となった場合にも、接地圧
の均一性が損なわれ、ウエットグリップ性の低下を招く
こととなる。
【0024】又ウエットグリップ性の観点から、タイヤ
赤道Cからトレッド巾TWの0.25倍の距離を隔たる
トレッド中間点において、前記ベースゴムGbのゴム厚
さTbとキャップゴムGcのゴム厚さTcとの比Tb/
Tcを0.5〜1.5の範囲とするのがさらに好まし
い。
【0025】又前記ベルト層7の巾が過小であると、シ
ョルダー部側においてトレッドゴムGを支持する働きが
小さくなるため、ショルダー部側の接地圧が充分に上が
らなくなる。このような観点からも、前記ベルト層7に
おける前記プライ巾W2をトレッド巾TWの0.85倍
以上とするのが好ましい。
【0026】なお、キャップゴムGc及びベースゴムG
bのゴム配合としては、特に規制されないが、ゴム基材
として、天然ゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、
スチレンブタジエンゴム等のジエン系ゴムの一種若しく
はこれらを混同したものが使用できる。又補強剤(充填
材)として、耐摩耗性の点でカーボンが好ましいが、シ
リカなどを使用しても良い。又架橋剤としては硫黄が、
加硫促進剤としてはチアゾール系、グァニジン系、スル
フェンアミド系、チウラム系のものなどが挙げられる
が、これらに限定されることなく、適宜採用することが
できる。なおゴム硬度を変える手段として、例えば、補
強剤や加硫剤の添加量を変化したり、又加硫促進剤の種
類、添加量を変えることなどが挙げられる。
【0027】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0028】
【実施例】タイヤサイズ11R22.5の重荷重用ラジ
アルタイヤを表1の仕様に基づき試作するとともに、各
試供タイヤのウエットグリップ性、及び耐摩耗性をテス
トし、その結果を表1に示す。なおトレッドゴム以外
は、表2に示す如く実質的に同構成である。
【0029】(1)ウエットグリップ性;試供タイヤを
リム(7.50×22.5)、内圧(800kPa)の
条件にて、2/2−D車両(積載荷重10トン積み)の
全輪に装着し、水を撒いたアスファルトのウエット路面
を速度80km/hにて制動し、タイヤかロックしてか
ら停車するまでの走行距離を測定し比較例1を100と
する指数によって評価した。数値が大なほど、グリップ
性に優れている。
【0030】(2)耐摩耗性:前記車両を用い、アスフ
ァルト路を10万km走行した後の摩耗量を測定し、比
較例1を100とする指数によって評価した。数値が大
なほど摩耗が少なく耐摩耗性に優れている。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】叙上の如く本発明は、多層構造のトレッ
ドゴムにおいて、キャップゴムおよびベースゴムのゴム
硬度差を規制し、かつ前記ベースゴムを、途切れ部を隔
ててタイヤ赤道両側に配される一対のベースゴム片で形
成するとともに、このベースゴム片のゴム厚さをタイヤ
軸方向内側から外側に向かって増加せしめ、しかもトレ
ッド端縁近傍におけるベースゴムとキャップゴムとのゴ
ム厚さの比を特定している。従って、耐摩耗性を損ねる
ことなくウエットグリップ性能を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタイヤの断面図であ
る。
【図2】トレッド部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 7 ベルト層 10 途切れ部 11 ベースゴム片 C タイヤ赤道 E トレッド端縁 G トレッドゴム Gb ベースゴム Gc キャップゴム P トレッド端縁近傍点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
    ード部のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内
    方かつ前記カーカスの外側に配されるベルト層とを有す
    る重荷重用ラジアルタイヤであって、 トレッド部をなすトレッドゴムは、ベルト層に沿ってタ
    イヤ軸方向に延在し、かつタイヤ赤道両側にトレッド巾
    TWの0.05〜0.20倍の距離gの途切れ部を隔て
    て配される一対のベースゴム片からなる半径方向最内側
    のベースゴムと、トレッド面をなす半径方向最外側のキ
    ャップゴムとを含む多層構造体からなるとともに、 前記キャップゴムのゴム硬度Hcを、前記ベースゴムの
    ゴム硬度Hbよりも硬度差Hb−Hcを3〜15°の範
    囲で小とし、 しかも前記ベースゴム片は、そのゴム厚さTbがタイヤ
    軸方向内側から外側に向かって実質的に増加するととも
    に、 トレッド端縁からタイヤ軸方向内側に10mm隔たるト
    レッド面上のトレッド端縁近傍点Pにおける、前記ベー
    スゴムのゴム厚さTbとキャップゴムのゴム厚さTcと
    の比Tb/Tcは0.5〜1.5であることを特徴とす
    る重荷重用ラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】前記カーカスは、スチール製のカーカスコ
    ードを用いた1枚のカーカスプライからなり、かつ前記
    ベルト層は、スチール製のベルトコードを用いた3枚以
    上のベルトプライからなるとともに、最も巾広のベルト
    プライのプライ巾を、前記トレッド巾TWの0.85〜
    0.95としたことを特徴とする請求項1記載の重荷重
    用ラジアルタイヤ。
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