JP2007126103A - 車両用パワーシートスライド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動時の異音発生を抑制することができる車両用パワーシートスライド装置を提供する。
【解決手段】ロアレール11と、ロアレールに対して摺動自在に支持されたアッパレール12と、アッパレールの摺動方向に沿う軸線を有してアッパレールに回転可能に且つ軸方向に移動不能に支持されたスクリュシャフト36と、ロアレールに固定されスクリュシャフトに螺合されるナット部材31と、ウォームギヤ52に駆動連結されるヘリカルギヤ56と、ヘリカルギヤ56及びスクリュシャフト36の間に設けられ、ヘリカルギヤと一体回転するようにヘリカルギヤに挿入されるとともに、スクリュシャフトと一体回転するようにスクリュシャフトが挿通されるダンパー部材57とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用パワーシートスライド装置に関するものである。
従来、電気的駆動源の動力によりロアレールに対してアッパレールを摺動動作させて、車両フロアに対する車両シートの位置を調整する車両用パワーシートスライド装置として種々のものが提案されている。例えば特許文献1の装置は、車両フロアに固定されるロアレール(103)と、ロアレールに摺動自在に支持され車両シートを支持するアッパレール(105)と、ロアレールに固定されたナット部材(311)と、ナット部材と螺合するスクリュシャフト(307)と、アッパレールの前端部にブラケット(301)を介して固定され電気的駆動源の動力がスクリュシャフトへと伝達されるギヤボックス(331)とを有するものである。
ギヤボックスには、電気的駆動源に設けられたウォーム(171)と、ウォームと噛み合うヘリカルギヤ(173)とが収容されている。このヘリカルギヤは、その回転軸に沿う貫通孔に形成されたセレーション部と、スクリュシャフトの先端部に形成されたセレーション部とが嵌合することでスクリュシャフトと一体回転するようになっている。
このような構成にあって、電気的駆動源によりウォームを回転駆動してヘリカルギヤの設けられたスクリュシャフトを回転させると、ロアレールに固定されたナット部材に対して相対的にスクリュシャフトが軸方向に移動する。この結果、アッパレールがロアレールに対して摺動動作する。そして、車両シートは、車両フロアに対する位置が調整される。
特開2004−345541号公報
ところで、特許文献1の車両用パワーシートスライド装置では、ウォームと噛み合うヘリカルギヤが、回転方向でスクリュシャフトの先端部に堅固に保持されている。このため、例えば駆動時にスクリュシャフトに軸ぶれ(回転ぶれ)が生じると、ヘリカルギヤが影響を受けてウォームとヘリカルギヤとの間に噛み合い不良が生じ、異音を発生することがある。
本発明の目的は、駆動時の異音発生を抑制することができる車両用パワーシートスライド装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両フロアに固定されるロアレールと、前記ロアレールに対して摺動自在に支持され、車両シートを保持するアッパレールと、前記アッパレールの摺動方向に沿う軸線を有して該アッパレールに回転可能に且つ軸方向に移動不能に支持されたスクリュシャフトと、前記ロアレールに固定され、前記スクリュシャフトに螺合されるナット部材と、駆動側回転部材に駆動連結される従動側回転部材と、前記従動側回転部材及び前記スクリュシャフトの間に設けられ、前記従動側回転部材と一体回転するように該従動側回転部材に挿入されるとともに、前記スクリュシャフトと一体回転するように該スクリュシャフトが挿通されるダンパー部材とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用パワーシートスライド装置において、前記従動側回転部材及び前記ナット部材の間で前記アッパレールに固定された軸受部材を備え、前記スクリュシャフトは、前記軸受部材を介して前記アッパレールに回転可能に且つ軸方向に移動不能に支持されてなることを要旨とする。
上記各構成によれば、前記駆動側回転部材に回転駆動される前記従動側回転部材の回転は、該従動側回転部材と一体回転する前記ダンパー部材に伝達されるとともに、該ダンパー部材の回転は、該ダンパー部材と一体回転する前記スクリュシャフトに伝達される。そして、このスクリュシャフトの回転により、前記ロアレールに固定された前記ナット部材に対して相対的に前記スクリュシャフトが軸方向に移動することで、前記アッパレールが前記ロアレールに対して摺動動作する。この際、前記スクリュシャフトに生じた軸ぶれ(回転ぶれ)は、前記従動側回転部材及び前記スクリュシャフトの間に設けられたダンパー部材を介して吸収されるため、例えば前記駆動側回転部材及び前記従動側回転部材の間の回転伝達部に作動不良が生じて異音を発生したりすることが抑制される。また、前記ダンパー部材は、前記従動側回転部材及び前記スクリュシャフトの間に設けられてこれらの間の回転伝達を担うため、1つの部材で正逆両方向の回転において前記スクリュシャフトに生じた軸ぶれが吸収される。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用パワーシートスライド装置において、前記ダンパー部材は、第1ダンパー部材側嵌合部を有し、前記従動側回転部材は、前記第1ダンパー部材側嵌合部と嵌合する回転部材側保持部及び前記駆動側回転部材に駆動連結される連結部を有し、前記回転部材側保持部及び前記連結部は、前記従動側回転部材の軸方向にずらして配置されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記回転部材側保持部及び前記連結部を前記従動側回転部材の軸方向にずらして配置したことで、例えば前記連結部に比べて前記回転部材側保持部がより大径化を要する場合においても、これに合わせて前記連結部を大径化する必要はない。従って、前記従動側回転部材は、全体として径方向により省スペース化される。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用パワーシートスライド装置において、前記スクリュシャフトは、シャフト側嵌合部を有し、前記ダンパー部材は、前記シャフト側嵌合部と嵌合する第2ダンパー部材側嵌合部を有し、前記第2ダンパー部材側嵌合部及び前記シャフト側嵌合部の間に間隙が設定されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記第2ダンパー部材側嵌合部及び前記シャフト側嵌合部の間に間隙が設定されていることで、例えば前記スクリュシャフトに生じた軸ぶれは、前記間隙の範囲で吸収される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両用パワーシートスライド装置において、前記従動側回転部材は、前記シャフト側嵌合部と嵌合する回転部材側嵌合部を有し、回転部材側嵌合部及び前記シャフト側嵌合部の間に形成される間隙は、前記第2ダンパー部材側嵌合部及び前記シャフト側嵌合部の間に形成される間隙よりも大きく設定されていることを要旨とする。
同構成によれば、通常作動時には、前記駆動側回転部材の回転は、前記従動側回転部材に一体回転するように連結された前記ダンパー部材を介してのみ、前記第2ダンパー部材側嵌合部及び前記シャフト側嵌合部の嵌合によって前記スクリュシャフトへと伝達される。一方、ロック等の過大な荷重が加わり前記ダンパー部材に一定以上の大きな撓みが発生すると、前記回転部材側嵌合部及び前記シャフト側嵌合部が嵌合することで、前記駆動側回転部材の回転は、前記従動側回転部材から前記スクリュシャフトへと直にも伝達される。すなわち、ロック等の過大な荷重が加わったときには、前記駆動側回転部材の回転が前記従動側回転部材及び前記ダンパー部材を介して前記スクリュシャフトへと伝達される経路と、該回転が前記ダンパー部材を介することなく前記従動側回転部材から直に前記スクリュシャフトへと伝達される経路とに分岐される。これにより、例えば前記ダンパー部材に過大なトルクが加わることが防止される。
請求項1乃至5に記載の発明では、駆動時の異音発生を抑制することができる車両用パワーシートスライド装置を提供することができる。
以下、本発明を、例えば自動車などの車両の前席側に搭載される車両シートに適用した一実施形態について図面に従って説明する。なお、本明細書中において使用する「前後、左右、上下」の方向は、基本的に車両シートのそれを基準として記述する。
図1は、車両シート1の骨格部を示す側面図である。同図に示されるように、シートの左右方向両側(図1において紙面直交方向奥側及び手前側)に配設される一対のロアレール11は、図示しない車両フロアに対して前後方向に伸びるように固定されている。そして、各ロアレール11の上側には、シート幅方向で対をなすアッパレール12が前後方向に摺動可能に装着されている。
前記各アッパレール12の上面には、シート幅方向で対をなすロアアーム13が前後一対のブラケット14,15を介して支持されている。これらロアアーム13は、車両シート1の着座部の骨格をなすものであり、前記アッパレール12は、これらロアアーム13にて車両シート1の着座部を保持する。そして、アッパレール12がロアレール11に対して摺動動作することで、車両フロアに対する車両シート1の着座部の位置が調整される。
図2、図3及び図4は、それぞれ前記車両シート1のスライド構造を示す平面図、斜視図及び縦断面図である。
図3に示したように、ロアレール11は、前後方向に延びる長尺状をなすとともに断面略U字形状を呈しており、底壁部21、底壁部21の幅方向(左右方向)両端から上側に延びる一対の側壁部22及び各側壁部22の上端から幅方向内側に曲成されて更に側壁部22の基端側に折り返された折返し壁部23を有している。そして、ロアレール11の両折返し壁部23間には、上側に開口する開口部24が形成されている。なお、このロアレール11の前後両端部には、その底壁部21においてブラケット25が溶接・かしめ等の手段を用いて取り付けられている。ロアレール11は、これらブラケット25を介して車両フロアに固定される。
アッパレール12は、前後方向に延びる長尺状をなすとともに断面略逆U字形状を呈しており、蓋壁部26、蓋壁部26の幅方向両端から下側に延びる一対の側壁部27及び各側壁部27の下端から幅方向外側に曲成されて更に前記側壁部22及び前記折返し壁部23に包囲されるように折り返された折返し壁部28を有している。そして、上記アッパレール12は、ロアレール11の幅方向両側の内壁面とアッパレール12の対向面との間に形成される空間にそれぞれ収容された摺動部材(図示略)を介してロアレール11に対し前後方向に摺動自在に支持されている。なお、このアッパレール12の前後両端部には、その蓋壁部26において前記ブラケット14,15が取り付けられる(図1参照)。
図4に示したように、ロアレール11の底壁部21には、樹脂材からなる略直方体形状のナット部材31が、同ナット部材31と嵌合する略コ字形状のブラケット32とともにボルト33により固定されている。なお、上記ナット部材31には、前後方向に貫通するねじ部(雌ねじ)31aが形成されるとともに、ナット部材31と嵌合するブラケット32の前後壁には、前記ねじ部31aと同軸配置される貫通孔32aがそれぞれ形成されている。
前記ロアレール11及びアッパレール12の間には、金属材にて丸棒状に形成されるとともに、前後方向、即ち前記アッパレール12の摺動方向に沿う軸線を有して当該方向に延在するスクリュシャフト36が配置されている。このスクリュシャフト36には、前記ブラケット32の貫通孔32aに遊挿されて前記ナット部材31のねじ部31aと螺合するねじ部(雄ねじ)36aと、ねじ部36aよりも縮径されてその前端に連続する平滑な外周面を有する軸部36bと、軸部36bの更に前端に連続するシャフト側嵌合部としてのセレーション部36cとが一体形成されている。なお、スクリュシャフト36のセレーション部36cは、アッパレール12の前端から突出している。
前記ナット部材31よりも前方となるアッパレール12の前端部には、ブロック状に形成された軸受部材41が、前記蓋壁部26を貫通する保持ボルト42により固定されるとともに、その中央部には、前記スクリュシャフト36と同軸で前後方向に貫通する軸受孔41aが形成されている。この軸受部材41は、上記軸受孔41aに前記スクリュシャフト36の前端部が挿通されることで、同軸受孔41aにおいて前記軸部36bを軸支するとともに、同軸受部材41を前後で挟む一対の金属製のワッシャ43は、前記スクリュシャフト36に溶着等で固定されている。これにより、前記スクリュシャフト36は、軸受部材41を介してアッパレール12に回転可能に且つ軸方向に移動不能(リジット)に支持されている。従って、スクリュシャフト36がナット部材31に対して回転すると、スクリュシャフト36は、アッパレール12と一体でナット部材31に対し、前後方向に相対移動する。
図2に示したように、前記一対のアッパレール12は、その前端部において、左右方向に延在する連結ブラケット46を介して連結されるとともに、この連結ブラケット46の長手方向中央部には、モータ47が取着されている。このモータ47には、左右両方向にそれぞれ延在する一対の駆動ケーブル48が駆動連結されるとともに、各駆動ケーブル48は、前記アッパレール12の前端部に支持されたギヤボックス50を介して前記スクリュシャフト36に駆動連結されている。従って、前記モータ47が図示しない給電ユニットにより給電されて回転駆動されると、この回転は、各駆動ケーブル48及びギヤボックス50を介して前記アッパレール12に設けられたスクリュシャフト36に伝達される。
次に、上記ギヤボックス50の構造について、図5〜図7を併せ参照して説明する。なお、図5(a)(b)は、それぞれ図4のA−A線及びB−B線に沿った断面図である。また、図6は、前記車両シート1のスライド構造の一部を示す分解斜視図であり、図7は、図6におけるギヤボックス50を拡大して示す分解斜視図である。
図3及び図4に示したように、アッパレール12の前端部には、樹脂材にて箱状に形成されるとともに、前記ギヤボックス50の外形をなすギヤハウジング51が前記軸受部材41とともに前記保持ボルト42にて保持されている(ギヤハウジング51の保持態様については図示略)。このギヤハウジング51には、前記スクリュシャフト36の前端を回転可能に且つ軸方向に移動不能に支持する有底円筒状の支持部51aが形成されるとともに、前記セレーション部36cを包囲する態様で収容する第1収容部51bが形成されている。なお、ギヤハウジング51には、第1収容部51b内へと導入されるセレーション部36cの基端部が遊挿される軸受孔51dが形成されている。また、上記第1収容部51bの上側には、左右方向に軸線が伸びるとともに第1収容部51b側で切り欠かれた略半円筒状の第2収容部51cが形成されている。そして、この第2収容部51cには、前記駆動ケーブル48と一体回転するようにその先端部に嵌合にて連結された樹脂材からなる駆動側回転部材としてのウォームギヤ52が回転可能に収容されている。
すなわち、図6及び図7に示したように、このギヤハウジング51は、左右方向で2分される一対のハウジング部53,54からなり、上記ウォームギヤ52は、第2収容部51cにおける各ハウジング部53,54の内壁面とウォームギヤ52の対向する先端部との間に、軸方向の荷重受け用の金属製のワッシャ55が介在される態様で回転可能に支持されている。なお、左右方向で2分される一対のハウジング部53,54は、前記支持部51aの外周面に金属からなる円環状のハウジング保持ワッシャ60が装着されることで一体化されている。また、ウォームギヤ52の外周面には、ヘリカルギヤ部52aが形成されている。
一方、前記第1収容部51bには、前記スクリュシャフト36のセレーション部36cに連結された樹脂材からなる段付円筒状の従動側回転部材としてのヘリカルギヤ(ウォームホイール)56が収容されている。図4及び図7に示したように、このヘリカルギヤ56の外周面は、スクリュシャフト36と同軸で前端側に向かって2段階で順次拡径されており、基端側から前端側に向かって、前記軸受孔51dに軸支される軸部56a、前記ヘリカルギヤ部52aと噛み合う連結部としてのヘリカルギヤ部56b及び回転部材側保持部としてのダンパー保持部56cを備えている。なお、上記ヘリカルギヤ部52a,56bは、ウォームギヤ52及びヘリカルギヤ56が約90°の軸角で前記ギヤハウジング51に組み付けられるように、ねじれ角をもって形成されている。そして、ウォームギヤ52の回転は、上記ヘリカルギヤ部52a,56bの噛合で減速されてヘリカルギヤ56へと伝達される。
また、上記ヘリカルギヤ56の内壁面は、スクリュシャフト36と同軸で前端側に向かって2段階で順次拡開されており、基端側から前端側に向かって、前記セレーション部36cと遊びを有して嵌合するギヤ側セレーション部56d、前記ヘリカルギヤ部56bの軸方向の位置に合わせて形成された軸挿通部56e及び前記ダンパー保持部56cの軸方向の位置に合わせて形成されたギヤ側嵌合孔56fを備えている。そして、図5(a)に示したように、ギヤ側嵌合孔56fは、所定角度ごとに径方向内側に突出する複数(4つ)の突部56gを有している。
前記ヘリカルギヤ56の連結されたスクリュシャフト36には、段付円筒状のダンパー部材57が連結されている。このダンパー部材57は、前記軸挿通部56eの内径と同等の外径を有する略円筒状の樹脂材からなるコア部58を備えるとともに、このコア部58には、前記ギヤ側セレーション部56dの前端側で前記セレーション部36cと嵌合する第2ダンパー部材側嵌合部としてのダンパー側セレーション部58aと、前記ギヤ側嵌合孔56fに対応する前端部で所定角度ごとに径方向外側に突出する複数(4つ)の突部58bとが形成されている。なお、図5(b)においてセレーション部36cとギヤ側セレーション部56dとの間に形成される間隙は、図5(a)においてセレーション部36cとダンパー側セレーション部58aとの間に形成される間隙よりも大きく設定されている。
上記コア部58には、前記突部58bを埋設する態様で前記ギヤ側嵌合孔56fと嵌合するように成形された弾性材からなる第1ダンパー部材側嵌合部を構成するダンパー部59が一体形成されている。従って、このダンパー部59は、前記ギヤ側嵌合孔56fに対応する前端部に配置されており、同ギヤ側嵌合孔56fの内径と同等の外径を有するとともに、前記突部56gに合わせて径方向内側に凹設された凹部59aを有している。これにより、ダンパー部59は、前記ギヤ側嵌合孔56fとコア部58との間を埋める。コア部58及びダンパー部59を有して2重構造をなすダンパー部材57は、コア部58の基端部が前記ヘリカルギヤ56の軸挿通部56eに挿入され、ダンパー部59がギヤ側嵌合孔56fに嵌合されて、ヘリカルギヤ56と一体回転するように連結されている。なお、上記ダンパー部材57は、ヘリカルギヤ56の内壁面(軸挿通部56e、ギヤ側嵌合孔56f)に若干の間隙を有して差し込まれている。そして、ダンパー部材57の回転は、セレーション部36cとダンパー側セレーション部58aにおいて嵌合するコア部58を介して前記スクリュシャフト36へと伝達される。この際、前記ヘリカルギヤ56は、ギヤ側セレーション部56dにおいてセレーション部36cと遊びを有して嵌合することから、通常はヘリカルギヤ56の回転が直に前記スクリュシャフト36へと伝達されることはない。
なお、上記スクリュシャフト36は、そのセレーション部36cがヘリカルギヤ56のギヤ側セレーション部56d及びダンパー部材57のダンパー側セレーション部58aと嵌合するのみで、ギヤボックス50自体にリジットに固定されているわけではない。つまり、スクリュシャフト36は、そのセレーション部36cがヘリカルギヤ56のギヤ側セレーション部56d及びダンパー部材57のダンパー側セレーション部58aと若干の間隙を有して嵌合するようにこれらに差し込まれているのみである。これは、スクリュシャフト36における振動・たわみ等の影響をギヤボックス50が受け難くするためである。
次に、本実施形態の動作について説明する。前記モータ47が図示しない給電ユニットにより給電されて回転駆動されると、この回転は、前記駆動ケーブル48を介してウォームギヤ52に伝達される。これにより、図4に示したように、この回転がウォームギヤ52と噛み合うヘリカルギヤ56へと伝達される。この際、左右方向に延びる回転軸を中心とするウォームギヤ52の回転運動は、前後方向に延びる回転軸を中心とするヘリカルギヤ56の回転運動へと変換される。
そして、ヘリカルギヤ56の回転は、ギヤ側嵌合孔56f及びダンパー部59の嵌合によって一体回転するように連結されたダンパー部材57へと伝達され、更に、ダンパー部材57の回転は、ダンパー側セレーション部58a及びセレーション部36cの嵌合によって一体回転するように連結されたスクリュシャフト36へと伝達される。そして、スクリュシャフト36がナット部材31に対して回転すると、スクリュシャフト36は、アッパレール12と一体でナット部材31に対し、前後方向に相対移動する。
これにより、軸受部材41を介してスクリュシャフト36を保持したアッパレール12がロアレール11に対して前後方向に摺動(スライド)し、車両フロアに対する車両シート1の着座部の位置が調整される。この際、前記スクリュシャフト36に生じた軸ぶれは、前記ヘリカルギヤ56及びスクリュシャフト36の間に設けられたダンパー部材57を介して吸収される。また、スクリュシャフト36の回転を停止させると、ナット部材31との螺合によってスクリュシャフト36の軸方向の移動が規制され、アッパレール12のロアレール11に対する摺動動作が規制されて、車両シート1の着座部は所定位置に保持される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、前記ウォームギヤ52に回転駆動されるヘリカルギヤ56の回転は、これと一体回転するダンパー部材57に伝達されるとともに、同ダンパー部材57の回転は、これと一体回転するスクリュシャフト36に伝達される。そして、このスクリュシャフト36の回転により、前記ロアレール11に固定された前記ナット部材31に対して相対的にスクリュシャフト36が軸方向に移動することで、前記アッパレール12が前記ロアレール11に対して摺動動作する。この際、前記スクリュシャフトに生じた軸ぶれ(回転ぶれ)は、前記ヘリカルギヤ56及びスクリュシャフト36の間に設けられたダンパー部材57を介して吸収されるため、例えばウォームギヤ52及びヘリカルギヤ56の間に噛み合い不良が生じて異音を発生したりすることを抑制できる。また、前記ダンパー部材57は、前記ヘリカルギヤ56及びスクリュシャフト36の間に設けられてこれらの間の回転伝達を担うため、1つの部材で正逆両方向の回転において前記スクリュシャフト36に生じた軸ぶれを吸収することができる。すなわち、正逆両方向の回転のそれぞれに対し、前記スクリュシャフト36に生じた軸ぶれを吸収するための部材を個別に設ける必要がなく、部品点数を低減することができる。
さらに、前記ダンパー部材57を、ギヤボックス50内に収めて配置したため、同ダンパー部材57の設置による大型化を抑制することができる。
(2)本実施形態では、前記ヘリカルギヤ部56b及びダンパー保持部56cをヘリカルギヤ56の軸方向にずらして配置したことで、より大径化するダンパー保持部56cに合わせてヘリカルギヤ部56bを大径化する必要はない。従って、前記ヘリカルギヤ56を、全体として径方向により省スペース化することができる。
(3)本実施形態では、前記ダンパー側セレーション部58a及びセレーション部36cの間に間隙が設定されていることで、又、ダンパー部材57及びヘリカルギヤ56の内壁面(軸挿通部56e、ギヤ側嵌合孔56f)の間にも間隙が設定されていることで、例えば前記スクリュシャフト36に生じた軸ぶれを、この間隙の範囲で吸収することができる。そして、この軸ぶれが前記ダンパー部材57を介して前記ウォームギヤ52に影響することを抑制することができ、駆動時にウォームギヤ52及びヘリカルギヤ56の間に噛み合い不良が生じて異音を発生したりすることを更に抑制することができる。これにより、作動フィーリングにおいても有利となる。
(4)本実施形態では、通常作動時には、前記ウォームギヤ52の回転は、ヘリカルギヤ56に一体回転するように連結されたダンパー部材57を介してのみ、前記ダンパー側セレーション部58a及びセレーション部36cの嵌合によってスクリュシャフト36へと伝達される。一方、ロック等の過大な荷重が加わり前記ダンパー部材57に一定以上の大きな撓みが発生すると、前記ギヤ側セレーション部56d及びセレーション部36cが嵌合することで、前記ウォームギヤ52の回転は、前記ヘリカルギヤ56から前記スクリュシャフト36へと直にも伝達される。すなわち、ロック等の過大な荷重が加わったときには、前記ウォームギヤ52の回転がヘリカルギヤ56及びダンパー部材57を介してスクリュシャフト36へと伝達される経路と、この回転がダンパー部材57を介することなくヘリカルギヤ56から直にスクリュシャフト36へと伝達される経路とに分岐される。これにより、例えば前記ダンパー部材57に過大なトルクが加わることを防止できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、ヘリカルギヤ56の大径化を抑えられるのであれば、ヘリカルギヤ部56bの内壁面にギヤ側嵌合孔56fを形成してもよい。このように、ヘリカルギヤ部56b及びギヤ側嵌合孔56fの軸方向の位置を重ねて配置する場合には、当該方向により小型化することができる。
・前記実施形態において、ダンパー部材57を、スクリュシャフト36にリジットに固定してもよい。
・前記実施形態において、モータ47からスクリュシャフト36への回転伝達において、ウォームギヤ52及びヘリカルギヤ56による噛合連結以外の適宜の機械的連結構造を採用してもよい。
・前記実施形態において、前記スクリュシャフト36の前端部にスプライン部を形成し、前記ヘリカルギヤ56及びダンパー部材57(コア部58)をこのスプライン部と嵌合するように成形してもよい。あるいは、前記スクリュシャフト36の前端部を断面D字状や扁平円形状(小判形状)、多角形状に成形し、前記ヘリカルギヤ56及びダンパー部材57(コア部58)をこの前端部と嵌合するように成形してもよい。
・前記実施形態において、ダンパー部材57のコア部58は、金属製であってもよい。
・前記実施形態において、ギヤボックス50及びその周辺構造をアッパレール12の後端部に設置してもよい。
・前記実施形態において、ブラケット25を割愛し、ロアレール11を、ボルト等の締結部材を用いて車両フロアに直接固定してもよい。
・本発明を、車両シート1の着座部の位置を前後方向以外の方向(例えば、左右方向)に調整可能な車両シート1に適用してもよい。
本発明の一実施形態を示す側面図。 同実施形態を示す平面図。 同実施形態を示す斜視図。 同実施形態を示す縦断面図。 (a)(b)は、図4のA−A線及びB−B線に沿った断面図。 同実施形態を示す分解斜視図。 同実施形態を示す分解斜視図。
符号の説明
1…車両シート、11…ロアレール、12…アッパレール、31…ナット部材、36…スクリュシャフト、36c…シャフト側嵌合部としてのセレーション部、41…軸受部材、43…ワッシャ、52…駆動側回転部材としてのウォームギヤ、56…従動側回転部材としてのヘリカルギヤ、56b…連結部としてのヘリカルギヤ部、56c…回転部材側保持部としてのダンパー保持部、57…ダンパー部材、58…コア部、58a…第2ダンパー部材側嵌合部としてのダンパー側セレーション部、59…第1ダンパー部材側嵌合部を構成するダンパー部。

Claims (5)

  1. 車両フロアに固定されるロアレールと、
    前記ロアレールに対して摺動自在に支持され、車両シートを保持するアッパレールと、
    前記アッパレールの摺動方向に沿う軸線を有して該アッパレールに回転可能に且つ軸方向に移動不能に支持されたスクリュシャフトと、
    前記ロアレールに固定され、前記スクリュシャフトに螺合されるナット部材と、
    駆動側回転部材に駆動連結される従動側回転部材と、
    前記従動側回転部材及び前記スクリュシャフトの間に設けられ、前記従動側回転部材と一体回転するように該従動側回転部材に挿入されるとともに、前記スクリュシャフトと一体回転するように該スクリュシャフトが挿通されるダンパー部材とを備えたことを特徴とする車両用パワーシートスライド装置。
  2. 請求項1に記載の車両用パワーシートスライド装置において、
    前記従動側回転部材及び前記ナット部材の間で前記アッパレールに固定された軸受部材を備え、
    前記スクリュシャフトは、前記軸受部材を介して前記アッパレールに回転可能に且つ軸方向に移動不能に支持されてなることを特徴とする車両用パワーシートスライド装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用パワーシートスライド装置において、
    前記ダンパー部材は、第1ダンパー部材側嵌合部を有し、
    前記従動側回転部材は、前記第1ダンパー部材側嵌合部と嵌合する回転部材側保持部及び前記駆動側回転部材に駆動連結される連結部を有し、
    前記回転部材側保持部及び前記連結部は、前記従動側回転部材の軸方向にずらして配置されていることを特徴とする車両用パワーシートスライド装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用パワーシートスライド装置において、
    前記スクリュシャフトは、シャフト側嵌合部を有し、
    前記ダンパー部材は、前記シャフト側嵌合部と嵌合する第2ダンパー部材側嵌合部を有し、
    前記第2ダンパー部材側嵌合部及び前記シャフト側嵌合部の間に間隙が設定されていることを特徴とする車両用パワーシートスライド装置。
  5. 請求項4に記載の車両用パワーシートスライド装置において、
    前記従動側回転部材は、前記シャフト側嵌合部と嵌合する回転部材側嵌合部を有し、
    回転部材側嵌合部及び前記シャフト側嵌合部の間に形成される間隙は、前記第2ダンパー部材側嵌合部及び前記シャフト側嵌合部の間に形成される間隙よりも大きく設定されていることを特徴とする車両用パワーシートスライド装置。
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