JP2007114899A - ネットワーク管理サーバ及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体、及び、ネットワークシステム - Google Patents

ネットワーク管理サーバ及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体、及び、ネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク上にクライアント及びデバイスが多数存在する大規模ネットワーク環境において、デバイスドライバのセットアップを、論理的な小規模ネットワークの集合体として、自動化させることを可能にする。
【解決手段】管理サーバ500は、複数のクライアントをクライアントグループA,B、複数のネットワークデバイスをデバイスグループA,Bとして管理する。管理サーバ500はクライアントグループAとデバイスグループAとを、クライアントグループBとデバイスグループBとを関連づける。グループAに属するネットワークデバイス200を新規に設置すると、ネットワークデバイス200はネットワーク参加を示すHelloメッセージを発信し、管理サーバ500はそのHelloメッセージを受信して、グループAに属する各クライアントに対してのみ、ネットワークデバイス200用のデバイスドライバのセットアップ要求メッセージを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明はネットワーク上のクライアントやネットワークデバイスを管理する技術に関するものである。
従来から、ネットワークデバイスを管理する方法として、SNMP/MIBを用いる方法が知られている。SNMP(Simple Network Management Protocol)とは、ネットワークに接続された機器類をネットワーク経由で管理するためのプロトコルである。SNMPによるネットワーク管理は、マネージャと、管理対象機器に常駐するエージェントの間のUDP通信により実現され、マネージャからのリクエストに対してエージェントはレスポンスを返す。MIB(Management Information Base)は、SNMPに対応したネットワークデバイスに存在する、そのネットワーク機器についての管理情報のデータベースである。マネージャからのリクエストに対して、エージェントはMIB内の情報を返すことで、マネージャは、着目ネットワークデバイスが如何なる装置であり、如何なる機能を有するのかを検出することが可能になる。
昨今では、ネットワーク機器が小規模のイントラネット環境から、ルータ等でポート制御を行っている大規模なイントラネット環境になってきている。また、社外の環境と接続するインターネット環境に接続されるようにもなってきておる。これに伴い、SNMP/MIBを用いたネットワークデバイス管理から、Webサービスを用いたデバイス管理に移り変わっている。
Webサービスの普及に伴い、これまでこれらネットワーク対応型デバイスを利用する上での利便性、簡易性を高める必要がある。そのため、サービスを提供するネットワークデバイスの探索・検索手段、ネットワーク対応型デバイスを制御するためのアプリケーションソフトウエア、ユーティリティソフトウエア、オペレーティングシステム等の自動セットアップ手段(プラグアンドプレイ)を有するさまざまなプロトコル、アーキテクチャが提案されている(特許文献1)。
また、複数の企業、標準化団体が、ローカルI/O接続デバイス対して適用されてきたプラグアンドプレイをネットワークデバイスに対して拡張対応すべく、仕様策定作業を進めている。
例えば、米国Microsoft社が主体となって策定を進めるUPnP(登録商標)、およびWSD(Web Services for Devices(WS-Discovery/WS-MetadataExchange))、ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)が推進するBMLinks、或いは、米国Apple社が開発したOS XでサポートされるRenedzvousなどがその一例である。
特開2004−303252公報
ネットワーク対応のUPnP等のネットワークデバイスがネットワークに接続されると、PCにはそのネットワークデバイスに対応するデバイスドライバが自動インストールされ非常に有益であると考えられる。
しかしながら、エンタープライス環境、すなわち、多数のPCやプリンタ等のネットワークデバイスを有するネットワーク環境では、逆に、不都合が面が発生することが予想される。なぜなら、ネットワーク上に同一機能のネットワークデバイスが多数存在する場合、それら多数のネットワークデバイス用のデバイスドライバが各PCにインストールされてしまい、そのPCの有限なメモリを無駄に消費してしまうからである。通常、印刷を行なう場合には、ネットワークデバイスとしてのプリンタはせいぜい1台か2台程度であるから、上記の問題は容易に想像できよう。
また、デバイスドライバのインストールする場合には、多少とも時間を要する。ネットワーク上に新規にデバイスを何台も接続した場合には、このインストール処理が何回も行われることになり、そのインストールに要する時間はもはや無視できないものとなり、PCを利用した業務に支障を来すことにもなろう。
また、エンタープライズ環境等では、部署や部屋、或いはフロア毎等、或る単位毎に、FAX機能を有するデバイスを設置することが行われている。この場合にはそれぞれの単位毎に、異なるアドレス情報(送信先ファクシミリ番号)を設定する必要がある。また、企業内では、デザインを主な業務とする部門も存在し、そのような部門にネットワークカラープリンタを新設した場合には、その部門での望ましいカラープロファイルをそのプリンタに設定することになる。かかるネットワークデバイスへの各種設定は、これまでIT管理者等が手作業で行なっており、その負担は増えるばかりである。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものである。その目的は、ネットワーク上にクライアント及びデバイスが多数存在する大規模ネットワーク環境であっても、デバイスドライバのセットアップについては、論理的な小規模ネットワークの集合体として機能させることを可能にする。そして、その論理的小規模ネットワーク内で、デバイスドライバのセットアップを自動化させる技術を提供することにある。
かかる課題を解決するため、例えば本発明のネットワーク管理装置は以下の構成を備える。すなわち、
複数のクライアント装置、及び、複数のネットワークデバイスを管理するネットワーク管理装置であって、
前記複数のクライアント装置それぞれが何れのクライアントグループに属するかを示すクライアントグループ情報、前記複数のネットワークデバイスそれぞれが何れのデバイスグループに属するか示すデバイスグループ情報を記憶管理すると共に、クライアントグループとデバイスグループとの論理的な接続関係情報を記憶する記憶管理手段と、
前記ネットワークからネットワークデバイスによる所定のネットワーク接続メッセージを受信した場合、前記記憶管理手段を参照することで、当該ネットワーク接続メッセージを発信したネットワークデバイスが何れのデバイスグループに属するかを判定し、判定されたデバイスグループと論理的な接続関係にあるクライアントグループを特定する特定手段と、
該特定手段で特定されたクライアントグループの構成メンバである各クライアント装置に対し、前記ネットワーク接続メッセージを発信したネットワークデバイスに対応するデバイスドライバのセットアップ要求メッセージを送信する送信手段とを備える。
本発明によれば、ネットワーク上にクライアント装置及びデバイスが多数存在する大規模ネットワーク環境であっても、デバイスドライバのセットアップについては、論理的な小規模ネットワークの集合体として機能させることが可能にする。また、その論理的小規模ネットワーク内で、デバイスドライバのセットアップを自動化させることが可能になる。
以下、添付図面に従って本発明にかかる実施の形態を詳細に説明する。
図1は本実施形態のネットワークシステム全体の接続形態を表す構成図である。
本実施形態では、図示のように、組織体系(部門)やロケーション(フロアや部屋)毎に、それらに属するクライアントをまとめたクライアントグループを定義する。またクライアントが利用する各ネットワークデバイスについても、いずれかのデバイスグループを定義する。図示の場合、クライアントグループ及びデバイスグループがそれぞれ2つのグループA,Bに分けられていることを示している。
本実施形態の目的は、例えば、クライアントグループAとデバイスグループAとを対応づけ、クライアントグループBとデバイスグループBとを対応づける。そして、同一グループに属する各クライアントは、対応づけられたデバイスグループに属するネットワークデバイスのみを利用させるため、そのデバイスドライバのインストールを行なう。そして、これを各クライアントのユーザが格別な操作無しに、自動化させるものである。この一連の操作を行なうのが、図示のネットワークデバイス管理サーバ(以下、単に管理サーバという)500で行なう。
なお、この管理サーバ500は、必要に応じて、ネットワークデバイスに資産番号を割り当てる処理、並びに、その状態を監視し、その情報を販売管理会社が設置したメンテナンスサーバ600に通知する機能を有する。この結果、用紙やトナー等の補充、更には、故障に対する修理等のeメンテナンスサービスが実現する。
また、実施形態におけるネットワークデバイスは印刷機能(プリントサーバ)、原稿読み取り機能(スキャナサーバ)、複写機能を有する複合機とする。また、この複合機はオプションとしてFAX機能を実現する拡張FAXボード(プリント基板)を装着できるものとして説明する。
また、ネットワークデバイスの探索・検索する技術としては、米国マイクロソフト社が主体となって策定を進めるUPnP(登録商標)、およびWSD(Web Services for Devices)を例にする。ただし、同様の技術として、ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)が推進するBMLinks、米国Apple社が開発したOS XでサポートされるRenedzvousなどでも構わない。
また、各クライアントはパーソナルコンピュータ(PC)として説明するが、PDA等の携帯端末でも良い。また、説明を簡単にするため、クライアントに搭載されるOS(オペレーティングシステム)は、米国マイクロソフト社が提供するWindows(登録商標)を例に説明する。
ここで、クライアントとネットワーク対応デバイス間のWSDの仕様に基づく探索及びそのネットワーク対応デバイス用のデバイスドライバの一般的なインストールの手順を図2に従って簡単に説明する。
図2(a)は、クライアント端末100がネットワークに接続する際、もしくはユーザによるネットワークデバイスの探索の指示入力がなされた場合の手順を示している。
クライアント端末100は、ネットワークにデバイス検索要求であるProbeメッセージをマルチキャスト(ブロードキャスト)送信する。このProbeメッセージを受信したネットワークデバイス200は、それに応じるべくクライアント端末100に向けて応答メッセージ(ProbeMatch)をユニキャスト送信する。これ以降、通信相手先が互いに判明しているので、送受信はユニキャストになる。
クライアント端末100は、上記の応答メッセージを受信することで、ネットワーク上にネットワークデバイス200の存在することが検出できる。従って、次の段階に進み、そのネットワーク対応デバイスに対してデバイス情報要求メッセージ(GetMetaData)を送信(ユニキャスト)し、デバイス情報(MetaData for Device)を取得する。この後、クライアント端末100は、サービス情報要求メッセージ(GetMataData)を送信し、サービス情報(MetaData for Service)を取得する。
以上の結果、クライアント端末100は、ネットワークデバイス200の機種名、属性情報(プリンタであることを示す情報)を得ることができる。従って、OSに対し、該当するデバイスドライバ(上記の場合にはプリンタドライバ)のインストールのセットアップ処理の実行を要求することになる。なお、このセットアップ処理において、既に該当するデバイスドライバがインストール済みであれば、そのインストール処理は行われない。
図2(b)は、クライアント端末100は既にネットワークに接続が完了した後、ネットワークデバイス200をネットワークに参加させた場合の手順を示している。なお、ネットワークデバイス200のネットワークへの参加とは、そのネットワークデバイス200の電源が投入された場合と考えると分かりやすい。また、新規にネットワークデバイスを設置した場合や、拡張ボードを装着して電源投入した場合にもあてはまる。
先ず、ネットワークデバイスはネットワークに参加するための参加メッセージ(Hello)をマルチキャスト送信する。クライアント端末100は、この参加メッセージを受信することで、ネットワーク対応デバイス200の存在を検出するので、デバイス情報要求メッセージを送信する。この後の手順は、図2(a)と同じである。
さて、上記のようにして、クライアント端末100が未知のネットワーク対応デバイスを検出して、デバイスドライバが自動インストールされるので、ユーザにかかる負担は少なくなる。しかしながら、ネットワーク上に多数のネットワークデバイスが存在する場合、図2(a)、(b)のいずれの場合においても、多数のデバイスが検索されてしまい、結局のところ、多数のデバイスドライバが次々とインストールされてしまう。1つのデバイスドライバのインストールに要する時間も数十秒乃至数分になるわけであるから、クライアント端末100を利用した本来の作業を行えるまでに多くの時間を必要とする。なにより不必要なデバイスドライバのためにメモリが消費され、本来の作業に支障を来すことにもなりかねない。
そこで、本実施形態では、先に説明したように、図1のようなグループ分けがなされた状況では、クライアントグループAに属する各クライアントは、デバイスグループAに属するネットワークデバイスのみのデバイスドライバをインストールさせる。これにより、上記問題を解決すると共に、IT管理者の負担を軽減させるものである。
先ず、前提として、実施形態における各クライアントは、ネットワーク上に上記Probeメッセージの送信を行なわないか、行なえないようにする。また。各クライアントはHelloメッセージに対しても無応答(受信したHelloメッセージを破棄)する設定されているものとする。ただし、各クライアントは、管理サーバ1からの要求に対してのみ応答するように設定されているものとする。この処理は、各クライアントに後述するソフトウェア(メモリ常駐アプリケーションプログラム)をインストールすることで対処する。
<装置構成の説明>
先ず、クライアント、ネットワークデバイス、及び、管理サーバそれぞれの構成について説明する。
[ネットワークデバイス(複合機)の構成]
図1に示した複数のネットワークデバイスを示した。図3はその1つのネットワークデバイス(複合機)のブロック構成図である。他のネットワークデバイスも同様の構成である。
コントローラユニット(Controller Unit)2000は、装置本体にプリント基板として実行される。このコントローラユニット2000は、画像入力デバイスであるスキャナ2070(原稿画像を読み取る装置)や画像出力デバイスであるプリンタ2095と接続している。また、コントローラユニット2000には、ネットワークと接続するためのネットワークI/F2010、公衆回線(FAX通信)と接続するためのMODEM2050を備える。
CPU2001は、ネットワークデバイス全体を制御するコントローラである。RAM2002はCPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM2003は、電源投入時にCPU2001が実行するブートプログラム、及び周辺回路、装置をアクセスするためのBIOSを記憶している。HDD2004は、本装置が複合機として機能するための各種システムソフトウェア(プログラム)を記憶すると共に、ネットワークから受信したジョブを一時的に格納するバッファとして使用される。複数のジョブを受信した場合には、このHDD2004に順に記憶し、キューを構成することになる。
操作部I/F2006は、各種スイッチ、液晶表示器、タッチパネル等で構成される操作部2012とのインターフェース部であり、操作部2012で入力された情報をCPU2001に伝えたり、CPU2001からの指示に従って各種メニューの画像を操作部2012に伝える処理を行なう。
以上のデバイスがシステムバス2007上に配置される。
イメージバス(Image Bus)I/F2005はシステムバス2007と画像データを高速で転送する画像バス2008を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008上には以下のデバイスが配置される。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)2060はPDLコード(ネットワークから受信した印刷データ)をビットマップイメージに展開する。デバイスI/F2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコントローラ2000を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部2080は、入力された画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部は、プリント出力すべき画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部2030は画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データはJPEG、2値画像画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
図4は、ネットワークデバイスの外観図である。画像入力デバイスであるスキャナ部2070は、原稿面を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)でその反射光を受光・走査することで、画像を読み取る。読取った画像はラスターイメージデータとしてデバイスI/F2020を介してコントローラユニット2000に取込まれる。読取対象の原稿は原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットすることになる。そして、使用者が操作部2012から読み取り起動指示することにより、コントローラユニット2000のCPU2001が、スキャナ2070に指示を与えることで、フィーダ2072は原稿用紙を1枚ずつフィードし原稿画像の読み取り動作を行う。
画像出力デバイスであるプリンタ部2095は、電気的なラスターイメージデータ2096を用紙上に可視画像を形成する。その画像形成方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。プリント動作の起動は、CPU2001からの指示2096によって開始する。プリンタ部2095には、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット2101、2102、2103、2104が設けられている。また、排紙トレイ2111は印字し終わった用紙を受けるものである。
図5はネットワークデバイスのソフトウェア構成図である。同図は、ネットワークデバイスに電源を投入し、CPU2001がHDD2004からRAM2002にロードした際の各種ソフトウェアの関係を示すものである。
図中、1501はUI即ちユーザインターフェイスを司るものであり、オペレータが本ネットワークデバイスの各種操作・設定を行う際、機器との仲介を行うモジュールである。本モジュールは、オペレータの操作に従い、後述の各種モジュールに入力情報を転送し処理の依頼、或いはデータの設定等を行う。
1502はAddress-Book即ちデータの送付先、通信先等を管理するデータベースモジュールである。Address-Bookの内容は、UI1501からの操作情報によりデータの追加、削除、取得が行われ、オペレータの操作により後述の各モジュールにデータの送付・通信先情報を与えるものとして使用されるものである。このAddress-Bookには、宛先の情報と対応付けてその宛先に送信する際のデータの形式、及び送信可能な画像の形態、解像度の情報等が記憶されている。
1503はWeb-Serverモジュールであり、ネットワーク上のWebクライアントからの要求により、本画像処理装置の管理情報を通知するために使用される。管理情報は、後述のControll-API1518を介して読み取られ、後述のHTTPモジュール1512、TCP/IPモジュール1516、Network−Driver1517を介してWebクライアントに通知される。WSDコンポーネントは本ブロック内に属し、HTTP/SOAPを使用してデバイス情報の送受信を行う。
1504はUniversal-Sendモジュール、即ち、各種データの配信を司るモジュールであり、UI1501によりオペレータに指示されたデータを、同様に指示された通信(出力)先に配布するものである。また、オペレータにより、本画像処理装置のスキャナ機能を使用し配布データの生成が指示された場合は、後述のControll-API1518を介して機器を動作させ、データの生成を行う。
1505はプリンタモジュールであり、Universal-Sendモジュール1504内で出力先にプリンタが指定された際に実行されるモジュールである。1506はE-mailモジュールであり、Universal-Sendモジュール1504内で通信先にE-mailアドレスが指定された際に実行されるモジュールである。1507はデータベースモジュールであり、Universal-Send1504内で出力先にデータベースが指定された際に実行されるモジュールである。
1508はDPモジュールであり、Universal-Sendモジュール1504内で出力先に本画像処理装置と同機能を持った装置が指定された際に実行されるモジュールである。1509はRemote-Copy-Scanモジュールであり、本画像処理装置のスキャナ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の装置を出力先とし、本画像処理装置単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュールである。1510はRemote-Copy-Printモジュールであり、本画像処理装置のプリンタ機能を使用し、ネットワーク等で接続された他の装置を入力先とし、本画像処理装置単体で実現しているCopy機能と同等の処理を行うモジュールである。
1511はWeb-Pull-Printモジュール即ちインターネットまたはイントラネット上の各種ホームページの情報を読み出し、印刷するモジュールである。1512は本画像処理装置がHTTPにより通信する際に使用されるモジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述のWeb-Server1503、Web-Pull-Print1511モジュールに通信を提供するものである。1513はlprモジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述のUniversal-Sendモジュール1504内のプリンタモジュール1505にlprによる通信を提供するものである。
1514はSMTPモジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述のUniversal-Sendモジュール1504内のE-mailモジュール1506にSMTPによる通信を提供するものである。
1515はSLM即ちSalutation-Managerモジュールであり、後述のTCP/IP1516モジュールにより前述のUniversal-Sendモジュール1504内のデータベースモジュール1517、DPモジュール1518、及びRemote-Copy-Scan1509モジュール、Remote-Copy-Print1510モジュールにsalutationアーキテクチャによる通信を提供するものである。
1516はTCP/IP通信モジュールであり、前述の各種モジュールに後述のNetwork-DriverによりTCP/IPに準拠したネットワーク通信を提供するものである。1517はネットワークドライバであり、ネットワークに物理的に接続される部分を制御するものである。1518はControll-APIであり、Universal-Sendモジュール1504等の上流モジュールに対し、後述のJob-Manager1519等の下流モジュールとのインターフェイスを提供するものであり、上流、及び下流のモジュール間の依存関係を軽減しそれぞれの流用性を高めるものである。
1519はJob-Managerであり、前述の各種モジュールよりControll-API1518を介して指示される処理内容を解釈し、後述の各モジュールに指示を与えるものである。また、本モジュールは、本画像処理装置内で実行されるハード的な処理を一元管理するものである。
1520はCODEC-Managerであり、Job-Manager1519が指示する処理の中でデータの各種圧縮・伸長を管理・制御するものである。
1521はFBE-Encoderであり、Job-Manager1519、Scan-Manager1524により実行されるスキャン処理により読み込まれたデータをFBEフォーマットにより圧縮するものである。1522はJPEG-CODECであり、Job-Manager1519、Scan-Manager1524により実行される読取スキャン処理、及びPrint-Manager1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのJPEG圧縮及び印刷データのJPEG展開処理を行うものである。1523はMMR-CODECであり、Job-Manager1519、Scan-Manager1524により実行される読取スキャン処理、及びPrint-Manager1526により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのMMR圧縮及び印刷データのMMR伸長処理を行うものである。
1524はScan-Managerであり、Job-Manager1519が指示する読取スキャン処理を管理・制御するものである。1525はSCSIドライバであり、Scan-Manager1524と本画像処理装置が内部的に接続しているスキャナ部との通信を行うものである。
1526はPrint-Managerであり、Job-Manager1519が指示する印刷処理を管理・制御するものである。1527はEngine-I/Fドライバであり、Print-Manager1526と印刷部とのI/Fを提供するものである。
1528はパラレルポートドライバであり、Web-Pull−Printモジュール1511がパラレルポートを介して図外の出力機器にデータを出力する際のI/Fを提供するものである。
なお、上記のものは、使用すべき装置に必要なもののみ設定し、利用することも可能である。
[クライアント(PC)の構成]
図1には、複数のクライアントが示されている。図6はその1つのクライアントのブロック構成図である。他のクライアントも同様の構成であるものとする。
図中、101は、クライアント100の装置全体の制御を司るCPUであり、102はBIOSやブートプログラムを格納しているROMである。103はCPU101のワークエリアとして使用されるRAMであり、OS並びに各種ドライバ、アプリケーションもこのRAMにロードされて実行されることになる。104はシステムバスである。105はキーボードコントローラであって、キーボード109a、マウス等のポインティングデバイス109bを接続する。106はCRTコントローラ(CRTC)であり、内部にはビデオメモリと、そのビデオメモリへの描画処理、並びに、ビデオメモリから読出し映像信号として外部(CRT110)に出力するビデオコントローラが内蔵されている。107はディスクコントローラであり、HDD(ハードディスクドライブ)111、FDD(フレキシブルディスクドライブ)のアクセスを制御する。HDD111には、OS(オペレーティングシステム)、実施形態における管理クライアントアプリケーションプログラムが格納されている。なお、このHDD111には、上記以外にも文書編集用のアプリケーションや、各アプリケーションで作成されたファイルも格納されることになる。108はNIC(ネットワークインタフェースカード)であり、本クライアントの装置をネットワークと接続するためのものである。
上記構成において、クライアントの電源をONにすると、CPU101はROM102のプログラムを実行し、HDD111からRAM103にOSをロードし、ネットワークに接続されたクライアントとして機能する。この際、管理クライアントプログラム(詳細後述)もRAM103にロードし、RAM103に常駐させる。この後、ユーザは必要に応じて各種アプリケーションを起動し、編集や印刷と行った作業を行なうことになる。
[管理サーバ1の構成]
図7は実施形態における管理サーバ500のブロック構成図である。基本的に、この管理サーバ500はクライアント100と同様にPCで構築されるので、ハードウェア構成は図6と実質的に同じである。すなわち、図7における符号501乃至512は、図6の符号101乃至112に対応する。ただし、管理サーバ500は、サーバとして機能するためのOS、並びに、ネットワーク上のクライアント及びネットワークデバイスの管理を行なうための管理サーバプログラム550を実行する。これらOS、及び管理サーバプログラム550はHDD511に格納されていて、装置の電源が投入されると、これらプログラムがRAM502にロードされ実行されることになる。なお、HDD511内のデータベース560は管理サーバプログラム550を実行中にアクセスするためのデータベース(DB)群である。
図8は、管理サーバ500の管理サーバプログラム550を実行中のソフトウェアのモジュール構成図である。本管理サーバプログラム550は、複数のWeb UIを持つUIプラグイン及びロジック部であるプラグインプロセスから構成される。
デバイス探索プラグインは、ネットワーク上にあるデバイスを探索する。WSDで規定されたHelloメッセージの受信、Metadataの送受信は探索プラグインが行う。プラグアンドプレイされたデバイスの情報は、データベースに格納されるとともに他のプラグインへ通知される。デバイス管理プラグインは、デバイスのネットワーク情報、機器情報を取得、設定するプラグインである。アドレス帳配信プラグインは、FAXの宛先情報を持つアドレス帳を管理、配信するプラグインである。カラーリソース配信プラグインは、デバイスにダウンロードするカラープロファイルを管理、配信するプラグインである。フォント・フォーム配信プラグインは、デバイスにダウンロードするフォント・フォームを管理、配信するプラグインである。Eメンテプラグインは、eメンテナンスサービスを行うプラグインである。デバイスから消耗品情報のログを取得して、販売会社に情報を送信する。その情報に基づき販売会社はメンテナンスサービスを行う。ドライバ配信プラグインは、ドライバをクライアントに配信するプラグインである。
本デバイス管理ソフトウェアは、複数のデバイスに対して一括してデバイスの設定等を行うために、複数のデバイスをデバイスグループに登録して管理を行う。また、クライアントも同様に管理し、クライアントグループを作成し複数のクライアントの管理を行う。これらのデバイスのグループ情報、クライアントのグループ情報はデータベース551に格納される。また、デバイスの資産管理番号もデータベースに格納される。
以上実施形態におけるネットワークデバイス、クライアント、及び、管理サーバについて説明した。次に、実施形態におけるネットワークの処理の例を説明する。
<管理サーバの説明>
[グループ化の説明]
実施形態における管理サーバ500は、図1を参照して説明したように、ネットワーク上の各クライアント、各ネットワークデバイスをそれぞれいずれかのグループに属するようにして管理する。そこで先ず、このグループ化について説明する。
図9は実施形態における管理サーバ500のDB560の構造を示している。DB560は、クライアントDB561、ネットワークデバイスDB562、グループ化DB563、シナリオDB564、デバイスドライバDB565、及び、デバイス設定情報DB566を含んでいる。
このうち、デバイスドライバDB565は、ネットワークデバイスを各クライアントが利用する際に必要なデバイスドライバ(プリンタドライバ等)を記憶しているデータベースであるので、その詳述は不要であろう。なお、各ネットワークデバイスのメーカは適当にデバイスドライバのバージョンアップを行なっている。従って、IT管理者は適当なタイミングで最新バージョンのデバイスドライバを、該当するサイトからダウンロードし、ネットワークデバイスと対応づけて、このデバイスドライバDB565に格納する処理を行なうことになる。
デバイス設定情報566は、次の通りである。
先に説明したように、実施形態におけるネットワークデバイスは、複合機であり、且つ、拡張ボード(カード)を装着することで、その拡張ボードに従った機能を追加することができる。FAXボードがその代表例である。FAXボードを追加すると、それを搭載したネットワークデバイスを利用するクライアントが、FAXボードを利用したFAX送信用のドライバがインストールされるが、同一部署では、同じアドレス帳を利用することが多い。そこで、このアドレス帳を対象となるクライアントグループに用意しておき、必要に応じて該当するネットワークデバイスにダウンロードし、登録させる。デバイス設定DB566は、このようなネットワークデバイスに対してクライアントグループ毎に特有の情報を設定するための情報を記憶する。なお、ここでは、拡張ボードの追加した場合の説明を行なったが、例えば製品デザインをメインとする部署では、印刷色が意図した通りになることが望まれる。従って、そのようなクライアントグループが利用するネットワークデバイスに対しては、カラープロファイルをダウンロードさせる必要がある。このデバイス設定DB566には、このようなカラープロファイルも含まれる。
さて、クライアントDB561は、ネットワーク上に存在するクライアント(PC)を管理するデータベースである。この管理サーバ500内では、各クライアントを特定するため、それぞれユニークな識別番号ClientID番号で管理する。各クライアントに関する情報には、そのクライアント端末のネットワーク上の名前(PCName)、ネットワークカードのMACアドレス(Media Access Control Address; MacAddress)、IPアドレス(IPAddress)、及び、ネットワークにログインするログインユーザ名のフィールドが設けられている。また、クライアントがどこのクライアントグループに属しているか示す情報(CGroupID)のフィールドも設けられている。クライアントを新規に登録した際には、CGroupIDは空白(null)であるが、IT管理者の操作で適当なクライアントグループに属するように設定すると、そのクライアントグループを特定する情報がこのCGroupIPに格納されることになる。
ネットワークデバイスDB562は、ネットワーク上に存在するネットワークデバイスを管理するデータベースである。各ネットワークデバイスは、クライアントと同様、それぞれを特定するため、それぞれユニークな識別番号DeviceID番号で管理する。各ネットワークデバイスに関する情報は、そのデバイスを分かりやすくするため、例えば「総務部の田中氏の脇のプリンタ」等の名前(DeviceName)、そのネットワークデバイスの製品名(ProductName)、MACアドレス(MacAddress)、IPアドレス(IPAddress)、及び、その所在情報(Location;フロア番号や部屋番号、部門を示す情報等の文字列)、eメンテナンス対象とするか否かの情報(EnableEmainte)、資産管理番号(AssetNumber)、及び、印刷色がカラーかモノクロかを示す情報(Color)の各フィールドが含まれている。また、そのデバイスがどこのデバイスグループに属しているか示す情報(DGroupID)のフィールドも設けられている。ネットワークデバイスを新規に登録した際には、DGroupIDは空白(null)であるが、IT管理者の操作で適当なデバイスグループに属するように設定すると、そのデバイスグループを特定する情報がこのDGroupIPに格納されることになる。
ネットワークに新規にクライアントを設置する場合、IT管理者は管理サーバ500を操作し、上記の各フィールドに入力する情報をキー入力し、クライアントDB561に登録することになる。新規にネットワークデバイスを登録する場合にも、同様にしてネットワークデバイスDB562に登録することになる。
次にグループDB563について説明する。
図10はグループDBの構造を示している。グループDB563はクライアントグループDB90と、デバイスグループDB91の2つのDBで構成される。1つのクライアントグループは、そのクライアントグループを一意に特定するためのクライアントグループ識別情報(CGroupID)で管理される。また、1つのデバイスグループも、そのデバイスグループを一意に特定するためのデバイスグループ識別情報(DGroupID)で管理されている。
また、それぞれのグループは、IT管理者が容易にそのグループを識別できるようにするためのグループ名(GroupName)を備える。このグループ名は、例えば「特許部¥特許第1課」や、「7F¥710号室」等のように、区切り子(デリミタ文字「¥」)で階層構造に記述することができる。エンタープライズ(大企業)等のように、多数の部署や部屋があっても、それらを効率良く管理することを可能にしている。
クライアントグループとデバイスグループとの関連付けは、それぞれが相手方のグループ識別情報(DGroupID、CGroupID)を格納することで行われる。
また、クライアントグループに属する各クライアント識別情報(ClientID;クライアントDB参照)は、図示のMemberID1、MemberID2、…に格納される。これにより、クライアントグループDBからもそれに属するクライアント群を特定できるようになっている。これは、デバイスグループについても同様である。
なお、クライアントグループ(或いは、デバイスグループも同様)を新規に作成した場合には、関連づけるデバイスグループは不明であるので、その関連づけ操作をIT管理者が行なうことになる。
図11、図12は、実施形態における管理サーバ500における管理サーバプログラム550の設定ウインドウ1000を示している。
この設定ウインドウ1000は、クライアントグループとデバイスグループの両方に関して各種設定するため、図示のようにタブ形式になっている。図11はタブ「クライアントグループ」がアクティブになっている状態、図12はタブ「デバイスグループ」がアクティブになっている状態を示している。これらいずれのタブをアクティブするかは、ポインティングデバイスに連動し表示されるカーソルを、該当するタブに移動させ、ポインティングデバイスに備えられたスイッチを操作することで行われる。以下、この一連の操作を単にクリックという。また、図12における符号1022乃至1030は、図11の符号1002乃至1010と実質的に同じ機能を示している。異なる点は、図11はクライアントに関するタブスクリーンであり、各ボタンはクライアントもしくはクライアントグループに対する処理ボタンであるのに対し、図12はデバイスに関するタブスクリーンであり、各ボタンはデバイスもしくはデバイスグループに対する処理ボタンである点である。従って、以下では、図11のクライアントグループに対するタブスクリーンに従って説明する。デバイスグループについては、以下に説明する「クライアント」を「デバイス」と読み替え、「デバイス」を「クライアント」として読み替えられたい。
1002は、クライアントグループの一覧を表示するクライアントグループ表示エリアであって、先に説明したようにグループDBのグループ名(GroupName;図10参照)の区切り子「¥」による階層構造で表示している。
図示で「特許部」の左側の「記号「−」は、特許部の直下の階層が全て展開されたことを示している。また、この記号「−」は、この記号位置に、ポインティングデバイスに連動するカーソルで移動しポインティングデバイスに設けられたボタンを押下すると、直下の階層表示を止めることも意味する。「総務部」の左側の記号「+」は「総務部」の直下に階層があることを示すと共に、それがクリックされた場合に、その直下の階層を表示することを示している。
また、いずれのグループにも属していないクライアントは、「グループ未登録クライアント」1002aの層に配置される。
また、マーク1002bは、そのクライアントグループには、既にデバイスグループが関連づけられていることを示している。図9で言えば、クライアントグループデータ中のフィールドDGroupIDには、デバイスグループ識別情報が格納されている場合に相当する。マーク1002cは、そのクライアントグループには、未だデバイスグループが関連づけられていないことを示している。新規にクライアントグループを作成した場合がこれに該当するが、デバイスグループとの関連づけを解除した場合も同様である。
なお、クライアントグループ表示エリア1002において「特許部¥特許第1課」は、現在選択中であることを示すためハイライト表示されている。この選択は、該当するグループ名をクリックすることで行われる。
1003は、選択中のグループ(図示の場合にはグループ名「特許部¥第1課」)に含まれるクライアント一覧を表示すクライアント表示エリアである。
1004は選択中のクライアントグループにデバイスグループを関連づけを指示するための関連づけボタンである。なお、選択中のクライアントグループが既にデバイスグループと関連づけられている場合には、この関連づけボタン1004は機能しない。
例えば、図11においては、クライアントグループ「特許部¥第3課」が選択状態にし、この関連づけボタン1004をクリックすると、図13に示すようなウインドウが表示される。IT管理者はクライアントグループに関連づけていないデバイスグループの1つを選択し、OKボタンをクリックすることで、クライアントグループとデバイスグループとの関連づけがなされる。図13の場合には、デバイスグループ「2F¥102号室」が選択されているので、結局の所、クライアントグループ「特許部¥第3課」とデバイスグループ「2F¥102号室」とが互いに関連づけられることになる。
1005は選択中のクライアントグループに対して、デバイスグループを関連づけを解除の指示するための関連づけ解除ボタンである。選択中のクライアントグループが未だ関連づけしていない場合には、この関連づけ解除ボタン1005は機能しない。
1006は新規にクライアントグループの作成を指示するボタンである。このクライアント作成ボタン106がクリックされると、図9に示したクライアントグループの各フィールドに情報を入力するための登録ウインドウ(不図示)を表示される。そして、その登録ウインドウにて登録指示を与えることで、クライアントグループの登録が行われ、クライアントグループ表示エリア1002も更新される。
1007はクライアントグループを削除するボタンである。このグループ削除ボタン1007がクリックされた場合、選択中のクライアントグループが削除される。もし、そのクライアントグループに関連づけられたデバイスグループが存在した場合には、そのデバイスグループの関連づけも解除する。
1008は新規にクライアントを作成するボタンである。このクライアント作成ボタン1008をクリックすると、クライアントDB(図9参照)に新規に登録するためのウインドウが表示され、IT管理者は必要項目にキー入力して登録することになる。
1009は、クライアントの削除を指示するボタンである。クライアント表示エリア1003中の所望とするクライアントを選択、或いは、クライアントグループ表示エリア1002の表示された「グループ未登録クライアント」中の所望とするクライアントを選択した状態で、この削除ボタン1009をクリックすると、該当するクライアントはクライアントDBから削除される。
1010は選択中のクライアントグループに対し、デバイスドライバDB565に格納されたデバイスドライバのインストールに関するシナリオの作成、編集を行なうためのボタンである。なお、図12におけるデバイスグループのタブスクリーンにおけるシナリオ作成&編集ボタン1030は、ネットワークデバイスグループに対し、デバイス設定情報DB内の情報のダウンロードに関するシナリオの作成、編集を行なうためのボタンである。これらボタン1010、及び1030によって設定されたシナリオ情報はシナリオDB564に格納・管理されることになるが、その詳細について後述する。
さて、いずれのグループにも属していないクライアントを、所望とするクライアントグループに追加させる場合、IT管理者はドラッグ操作を行なう。このドラッグ操作とは、対象となるアイテムの位置にカーソルを移動し、ポインティングデバイスのスイッチ(ボタンでも良い)を押下した状態のまま、別の所望とする位置にカーソルを移動し後、ポインティングデバイスのスイッチの押下を解除する操作を言う。
図11の場合には、クライアントグループを選択した後、「グループ未登録クライアント」中の所望とするクライアント名を、クライアント表示エリア1003内にドラッグ操作を行なう。この結果、選択したクライアントが選択中のクライアントグループのメンバとして登録される。逆に、クライアント表示エリア1003に表示されたクライアントを、「グループ未登録クライアント」の位置にドラッグすることで、そのクライアントを該当するクライアントグループから除籍させることも可能である。また同様のドラッグ操作によって、或るクライアントグループに属しているクライアントを別のグループに移動することもできる。
以上、クライアントグループのタブスクリーンについて説明したが、図12のデバイスグループのタブスクリーンにおける操作方法も実質的に図11と同様であるので、その詳述は省略する。
上記管理サーバ500のGUIに関する処理は、図14のフローチャートに従って行われる。この処理は、管理サーバ500のCPU501によって実行されるものである。
先ず、IT管理者より、管理サーバプログラム550の1つである設定アプリケーションを起動の指示が与えられると、ステップS1において図11又は図12のウインドウを表示する。次いで、ステップS2では、タブ「クライアントグループ」、タブ「デバイスグループ」の何れがアクティブになっているかを判断する。タブ「クライアントグループ」がアクティブであると判断した場合には、ステップS4に進み、IT管理者からの指示入力について判別し、ステップS5乃至13のいずれかの処理を行なう。これらの処理は、上記説明から明らかであるので、その説明は省略する。
なお、ステップS2において、タブ「クライアントグループ」が非アクティブであると判断した場合、すなわち、タブ「デバイスグループ」がアクティブになっていると判断した場合には、ステップS3に進む。このステップS3の処理は、処理対象がデバイス、或いはデバイスグループに関する以外は、ステップS4乃至S13と同じであるので、その詳細についても省略する。
<クライアントグループのドライバセットアップの説明>
次に、実施形態におけるクライアントグループに対するデバイスドライバのインストール、或いは、デバイスグループ中の特定のネットワークデバイスへの設定情報のダウンロードを行なうまで処理を説明する。
ネットワークデバイス(実施形態ではプリンタや複合機を例にしている)に電源が投入されると、そのネットワークデバイスはネットワークへの参加を示すHelloメッセージをブロードキャスト送信する。ネットワーク上の各クライアントには、ネットワークからのメッセージ受信を監視するプログラムが常駐していて、管理サーバ500からのメッセージのみを応答する処理を行なう。換言すれば、管理サーバ500以外からのHelloメッセージ等を受信した場合には、それをOSには渡さず(OSへの通知を遮断する)破棄する。従って、管理者は、新規にクライアントをネットワークに接続する場合には、該当するプログラムをインストールする等の作業を行なうことになる。かかる点を踏まえ、実施形態におけるドライバセットアップについて説明する。
図15は実施形態における管理サーバ500とネットワークデバイス200との通信手順を示している。
ネットワークデバイス200に電源が投入されると、そのネットワークからHelloメッセージがブロードキャスト送信されるので、管理サーバ500は、これを受信する(ステップS21)。管理サーバ500は、Helloメッセージの発信元のIPアドレスを知ることができる。従って管理サーバ500は、そのIPアドレスのネットワークデバイス200に対して、デバイスサービス情報取得要求メッセージ(GetMetadataメッセージ)をユニキャスト送信し、ネットワークデバイス200はこれを受信する(ステップS22)。
ネットワークデバイス200は、この要求メッセージのIPアドレスから要求元(管理サーバ500)を知ることができる。そして、その要求に応答する情報を作成し(ステップS23)、デバイスサービス情報として管理サーバ500にユニキャスト送信する(ステップS24)。
上記の処理を行なうことで、管理サーバ500は、Helloメッセージを発信したネットワークデバイスのIPアドレス、並びに、ネットワークデバイスの構成(新規に拡張ボード(FAXボード等)が追加されたのかどうか等)を知ることができる。
従って、管理サーバ500は、Helloメッセージを発行したネットワークデバイスがどのデバイスグループに属しているのかをネットワークデバイスDB562を検索し、関連づけられたクライアントグループを特定する。そして、その特定されたクライアントグループのメンバである各クライアントに対して、ドライバインストール要求メッセージを送信する。また、ネットワークデバイス200に、新規に機能拡張ボード(FAXボード)が装着されると、その機能拡張に合わせてデバイスドライバのインストール要求も行なうことになる。また、場合によっては、ネットワークデバイスがFAXボード等を装着した場合や、ネットワークデバイスが新規購入したカラー複合機である場合、FAX送信のアドレス帳や、カラーマッチングのためのカラープロファイルをそのデバイスにダウンロードする。
上記ドライバインストール要求メッセージや、ネットワークデバイスへの各種情報のダウンロードのタイミングは、該当するクライアントグループやデバイスグループに対して設定されたシナリオに従う。この処理を示すが、図示のステップS25である。
ここで、実施形態における各クライアントの処理を図16のフローチャートに従って説明する。同図のフローチャートに対応するプログラムは、ネットワークからのメッセージの受信を監視するプログラムであって、OSが起動した際にメモリ(RAM)に常駐するプログラムでもある。
ステップS31では、ネットワークからの受信があったか否かを判断する。否の場合には、これ以降の処理には進まない。
ネットワークから何らかの受信があったと判断した場合、処理はステップS32に進み、ネットワークデバイスからのHelloメッセージであるか否かを判断する。ネットワークデバイスからのHelloメッセージであると判断した場合にはステップS31に戻る。従って、Helloメッセージ受信に対しては無応答とすることができる。
受信したメッセージがHelloメッセージではないと判断した場合には、ステップS33に進み、管理サーバ500からのドライバインストール要求であるか否かを判断する。管理サーバ500以外からのメッセージであると判断した場合には、ステップS34に進み、通常の受信処理を行なうため、受信した情報をOSに与える。この結果、クライアントがWebブラウザを利用した閲覧、メール受信、更には、ネットワーク上のファイルサーバ等に対するアクセスすることを可能にしている。
さて、管理サーバ500からのドライバインストール要求であると判断した場合、処理はステップS35に進み、要求されたデバイスドライバはOSにインストールされているか否かを判断する。
なお、管理サーバ500からのドライバインストール要求メッセージには、該当するドライバ名、ドライバのバージョン、ドライバプログラムファイル、ネットワークデバイス名、該当するネットワークデバイスのIPアドレスが含まれるものとする。
ステップS35では、かかる情報に基づき判断する。要求されたデバイスドライバが未インストール状態であると判断した場合には、ステップS36に進んで、ドライバインストールのセットアップ処理を開始する。
また、ステップS35において、要求されたデバイスドライバが既にOSにインストール済みであると判断した場合には、ステップS37に進む。ここでは、既にインストールされているデバイスドライバのバージョンと、管理サーバ500から要求されたデバイスドライバのバージョンとを比較し、要求されたデバイスドライバのバージョンが新しいか否かを判断する。要求されたデバイスドライバの方が新しいと判断した場合には、ステップS38に進んで、インストールされているデバイスドライバを更新する。また、インストール済みのドライバのバージョンの方が、要求されたデバイスドライバより新しいか、同じである場合には、ドライバの更新は行なわない。
従って、ドライバのバージョンアップがなく、終業時にネットワークデバイスの電源をOFFにし、始業時に電源をONにするような場合には、各クライアントは実質的に何もしないことになる。
次に、実施形態における管理サーバ500がネットワークからHelloメッセージを受信した場合の処理プログラムの処理手順を、図17のフローチャートに従って説明する。
先ず、ステップS51において、ネットワークからHelloメッセージを受信したか否かを判断する。HelloメッセージはXML形式のテキストデータであり、その記述例は図18に示すものである。
Helloメッセージを受信した場合、その発信元のネットワークデバイスに電源がONになった等の理由で、ネットワークに接続されたことを示すので、ステップS52に進み、デバイスサービス情報を要求するため、図19に示すようなXML形式のGetMetedataExchangeメッセージを生成し、発信元のネットワークデバイスのIPアドレスに向けて送信(ユニキャスト)する。
この結果、該当するネットワークデバイスから、そのデバイスサービス情報は送信されるので、ステップS53にてそれを受信する。このとき受信するデバイスサービス情報もXML形式のテキストデータであり、その記述例を示すのであれば図20に示す通りである。
以上の結果、Helloメッセージを送信元のネットワークデバイスのIPアドレス、並びに、そのネットワークデバイスの構成情報を得ることができるようになる。
次いで、ステップS54に進み、Helloメッセージの発行元のネットワークデバイスのIPアドレスをキーにし、ネットワークデバイスDB562を検索することで、そのネットワークデバイスが属するデバイスグループを特定する。
デバイスグループが特定できると、そのデバイスグループに関連づけられたクライアントグループも特定できることになる。そこで、ステップS56では、そのクライアントグループに属している各クライアントに対し、デバイスドライバのセットアップ要求メッセージを送信する。この送信処理は、該当するクライアントグループに対して設定したシナリオに従って行われる(詳細後述)。
次に、ステップS57に進み、Helloメッセージの発信元のネットワークデバイスに対して、以前の構成(ネットワークデバイスDBに、別途、最新の構成を格納するものとする)に、何らかの構成が追加されたか否かを判断する。また、以前の構成に関する情報が存在しない場合、つまり、新規ネットワークデバイスをネットワークに接続した場合も、変化有りと判断する。
変化有りと判断した場合には、ステップS58に進み、該当するネットワークデバイスに対して設定されたシナリオに従った処理を行なう(詳細後述)。
上記の処理におけるステップS56、S58の処理を説明する前に、実施形態におけるシナリオの設定について説明する。このシナリオは、シナリオDB564に格納されるものであるが、そのシナリオDB564に格納する際に、IT管理者が指示することで実行されるプログラムのGUIの例を図21、図22に示す。図21はクライアントグループに対するシナリオ設定ウインドウ1100を示し、図22はデバイスに対するシナリオ設定ウインドウ1200を示している。
例えば、IT管理者はクライアントシナリオ設定ウインドウ1100にて、コンボボックス1101をポインティングデバイスで指定することで、所望とするクライアントグループを選択する。そして、選択エリア1102の中の、「すぐ実行する」、「指定した日時に実行する」、「デバイスがPnPしたときに実行する」のいずれか1つのラジオボタンをクリックすることで選択する。なお、実施形態では、コンボボックス、ラジオボタンの例を示しているが、図示はその一例であり、如何なるGUIでも構わない。また、設定内容で決定する場合には、OKボタンをクリックする。
「すぐ実行する」の意味は、選択中のクライアントグループに属する各クライアントに対し、そのクライアントグループに関連づけられたデバイスグループに属する各ネットワークデバイス用のデバイスドライバのインストール要求を発信することを意味する。また、この場合、ネットワークデバイスの電源がONになっているか否かは問わない。
これは、新規にクライアント(PC)を幾つも設置し、且つ、それらに対して、使用するネットワークデバイスのデバイスドライバをインストールする場合と考えると分かりやすい。一度の操作で、対象となるクライアントグループに属する全クライアントに対し、使用可能な全ネットワークデバイスのインストールが行なえることになるので、IT管理者の負担は軽減させることが可能である。
「指定した日時に実行する」、「デバイスがPnPしたときに実行する」は、先のステップS56に関連するものである。
「指定した日時に実行する」は、例えば、クライアントPCのユーザの業務の妨げにならないように、例えば深夜とか、休業日を指定することで、無人状態でデバイスドライバのインストールを行なうためのものである。勿論、クライアントには電源が投入されている必要がある。
「デバイスがPnPしたときに実行する」は、ネットワークデバイスがHelloメッセージを発信した際に、即座に、そのネットワークデバイスに対するデバイスドライバのインストール要求を該当するクライアントグループに属する各クライアントに発信するためのものである。従って、通常は、これが選択されることになる。
一方、同一デバイスグループに属する各ネットワークデバイスには、カラー印刷、モノクロ印刷の違いや、FAXボード等の拡張ボードを装填可能なもの、そうでないもの等多種多様であるので、個々のネットワークデバイス毎にシナリオを設定する必要がある。
そこで、図22に示すように、デバイスグループを選択するコンボボックス1201、選択されたデバイスグループに属する1つのネットワークデバイスを選択するコンボボックス1202を設けた。選択エリア1203の意味は、図21の選択エリア1102と同じである。
また、条件エリア1204内に表示される選択項目は、選択されたデバイスの機種に応じて変化するものであり、図示の場合には、FAXボードがオプションとして追加できることを示している。また、この条件エリア1204には、その条件に一致する構成の追加があった場合に、設定情報をそのネットワークデバイスに設定(ダウンロード)することを示している。「無条件」は、例えば、最初からFAXボードを装着した状態で、新規ネットワークデバイスを購入した場合に対処するためである。
コンボボックス1205は、該当するネットワークデバイスに設定(ダウンロード)するデバイス情報を選択するためのもので、デバイス設定DB566の中から選択することになる。図示の場合には、ネットワークデバイスに」FAXボードが追加された場合、そのネットワークデバイスに対して「特許部用アドレス帳(ファクシミリ電話番号帳)」をダウンロードするようにしている例を示している。
なお、カラー印刷機能を有するネットワークデバイスの場合には、それを利用するクライアントが利用するカラープロファイルを設定しておけば良いことになる。
以上の設定により、クライアントグループ、及び、デバイスグループにおける個々のネットワークデバイスに対するシナリオ情報を作成し、シナリオDB564に登録される。なお、登録したシナリオについては、再度編集することも可能である。
さて、図17におけるステップS56の処理を図23のフローチャートに従って説明する。
先ず、ステップS61では、注目クライアントグループ(図17のステップS55で特定されたクライアントグループ)に対するシナリオ情報を、シナリオDB564から読み込み、デバイスドライバのセットアップ要求メッセージを発行するタイミングが、PnP時か、それとも指定された日時になった時かを判断する。
PnP時であると判断した場合には、ステップS62に進んで、該当するネットワークデバイス用のデバイスドライバセットアップメッセージを作成し、それを注目クライアントグループに属する各クライアントに送信する。
また、日時が指定されている場合には、ステップS62と同様に、各クライアント毎のデバイスドライバセットアップメッセージを作成すると共に、それを設定された日時になった場合に発行するためのタイマーキューに登録し、本処理を終えることになる。
なお、図17のステップS58の処理も、図23とほぼ同じになる。異なるのは、送信先がネットワークデバイスになる点と、そのネットワークデバイスに向けて設定情報(FAXアドレス帳やカラープロファイル等)が異なる点である。従って。ステップS58の処理については省略する。
以上説明した実施形態によると、IT管理者は、予めネットワーク上の複数のクライアント、複数のネットワークデバイスそれぞれを、部門や物理的な設置位置等に応じて、グループ化させ、且つ、クライアントグループとデバイスグループを関連づけておく。この結果、クライアントグループを構成する各クライアントは、そのグループに関連づけられたデバイスグループ内のネットワークデバイス用のデバイスドライバのみセットアップ処理が実行されることになる。
つまり、関連づけされていないネットワークデバイスのデバイスドライバがセットアップされることが無くなり、クライアントの有限なメモリを圧迫することも無くなる。また、デバイスドライバのセットアップ処理を行なうタイミングはIT管理者が適宜設定することもできる。従って、例えば多数のクライアントや多数のネットワークデバイスを新規購入した場合等においては、業務に無関係な時間帯を設定しさえすれば、デバイスドライバのセットアップ処理を無人にて行なわせることが可能になる。
また、実施形態によれば、ネットワークデバイスに対しても、そのネットワークデバイスを利用するクライアント環境に適した設定情報のみが設定できることになり、ネットワークデバイスの有するメモリの使用効率を上げることが可能になる。
上記を別な言い方にすれば次の通りである。今、クライアントグループC1、C2、C3、…、デバイスグループD1、D2、D3が存在する大規模なネットワークについて考察する。本実施形態によると、クライアントグループC1とデバイスグループD1が関連づけられてると、クライアントグループC1に属する各クライアントは、デバイスグループD1にのみ属するネットワークデバイス用デバイスドライバのセットアップ処理を行なう。つまり、デバイスドライバのセットアップに関しては言えば、既存の大規模なネットワーク上に、あたかもクライアントグループC1とデバイスグループD1で構成される論理的な小規模のネットワークを構築することができることを意味する。しかも、デバイスドライバではなく、通常のファイルサーバへのアクセス等に関しては、大規模ネットワークの利点をそのまま活用できることにもなる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、管理サーバ500をIT管理者が直接操作するものとして説明したが、管理サーバ500がWebサーバとして機能するのであれば、IT管理者はネットワーククライアントから管理サーバ500にアクセスし、Webブラウザを用いて上記各種設定を行なうようにしても構わない。
また、実施形態では、クライアント、ネットワークデバイスをIPアドレスで管理する例を説明したが、例えば、DHCPを利用している場合には、IPアドレスは電源が投入される度に、以前とは異なるIPアドレスを持つ可能性がある。
このようなネットワーク環境にあっては、例えば、ネットワークデバイスに対し、IT管理者が設定した名前、例えば「特許1課プリンタ01」の文字列を含むHelloメッセージを発信するように、管理者がそのネットワークデバイスに設定するようにすれば、管理サーバ500は上記実施形態の処理を遂行することができよう。
また、実施形態では、Helloメッセージをトリガにして、管理サーバ500が処理を介する例を説明した。つまり、ネットワークデバイスが電源断から電源投入する場合を前提にして説明した。これは、通常、ネットワークデバイスに拡張ボードを装着する場合には、電源断の状態での作業であるのがその理由である。しかし、昨今、USBインタフェースに代表されるインタフェースでは、電源がONの状態でも、外部機器(オプションハードウェア)を接続することが可能になってきている。これに対処する場合には、ネットワークデバイスが、ハードウェアの変更イベント(WS-Event)発生時に、装備情報の変更が通知するようにしても良い。管理サーバは、この通知を受けた場合にも、同様の処理を行なえば良い。
また、上記説明から明らかなように、本実施形態における特徴的な部分は管理サーバ500の処理にその特徴がある。管理サーバ500は、先に説明したように、それ上で実行するアプリケーションプログラムによって実現しているわけであるから、本発明はコンピュータプログラムをその範疇とするのは明らかである。また、通常、コンピュータプログラムは、CD−ROM等のコンピュータ可読記憶媒体に格納されていて、それをコンピュータにセットし、システムにコピーもしくはインストールすることで実行可能になるわけであるから、当然、そのようなコンピュータ可読記憶媒体も本発明の範疇にある。
実施形態におけるネットワークシステム構成図である。 UPnPネットワークデバイスの発見からそのデバイスドライバのインストールされるまでの一般的なシーケンスを示す図である。 実施形態におけるネットワークデバイスのブロック構成図である。 実施形態におけるネットワークデバイスの外観図である。 実施形態におけるネットワークデバイスのソフトウェア構成図である。 実施形態におけるクライアントのブロック構成図である。 実施形態における管理サーバのブロック構成図である。 実施形態における管理サーバのソフトウェア構成図である。 実施形態における管理サーバが管理するデータベースの種類を示す図である。 実施形態におけるクライアントグループとデバイスグループのデータ構造と、関連づけを説明するための図である。 実施形態における管理サーバにおけるGUIの例を示す図である。 実施形態における管理サーバにおけるGUIの例を示す図である。 実施形態におけるクライアントグループとデバイスグループの関連づけを設定するためのGUIを示す図である。 実施形態における管理サーバの設定操作にかかる処理手順を示すフローチャートである。 実施形態におけるネットワークデバイスと管理サーバとの通信のシーケンスを示す図である。 実施形態におけるクライアントの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態における管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。 ネットワークデバイスが発信するHelloメッセージの一例を示す図である。 管理サーバがネットワークデバイスに要求するデバイスサービス要求メッセージの一例を示す図である。 ネットワークデバイスが返信するデバイスサービス情報の一例を示す図である。 実施形態における管理サーバにおける、クライアントグループに対するシナリオ作成のためのGUIを示す図である。 実施形態における管理サーバにおける、デバイスグループに対するシナリオ作成のためのGUIを示す図である。 図17のステップS56の詳細を示すフローチャートである。

Claims (10)

  1. 複数のクライアント装置、及び、複数のネットワークデバイスを管理するネットワーク管理装置であって、
    前記複数のクライアント装置それぞれが何れのクライアントグループに属するかを示すクライアントグループ情報、前記複数のネットワークデバイスそれぞれが何れのデバイスグループに属するか示すデバイスグループ情報を記憶管理すると共に、クライアントグループとデバイスグループとの論理的な接続関係情報を記憶する記憶管理手段と、
    前記ネットワークからネットワークデバイスによる所定のネットワーク接続メッセージを受信した場合、前記記憶管理手段を参照することで、当該ネットワーク接続メッセージを発信したネットワークデバイスが何れのデバイスグループに属するかを判定し、判定されたデバイスグループと論理的な接続関係にあるクライアントグループを特定する特定手段と、
    該特定手段で特定されたクライアントグループの構成メンバである各クライアント装置に対し、前記ネットワーク接続メッセージを発信したネットワークデバイスに対応するデバイスドライバのセットアップ要求メッセージを送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするネットワーク管理装置。
  2. 前記特定手段は、ネットワークデバイスから当該ネットワークデバイスの構成に変化があったことを示すメッセージを受信した場合にも、前記クライアントグループを特定することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理装置。
  3. 更に、前記送信手段による前記セットアップ要求メッセージの送信を、前記特定手段で特定された直後に実行するのか、或いは、日時を指定し、当該指定された日時になった場合に実行するのかのシナリオを、各クライアントグループ毎に設定するシナリオ設定手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク管理装置。
  4. 更に、所望とするクライアントグループに属する各クライアントに対し、関連づけられたデバイスグループに属する各ネットワークデバイスのデバイスドライバのセットアップ要求メッセージを送信する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のネットワーク管理装置。
  5. 更に、前記ネットワークデバイスに設定するための設定情報を格納するデバイス設定情報格納手段と、
    前記ネットワークを介して前記ネットワーク接続メッセージを受信した場合、当該ネットワーク接続メッセージの発信元のネットワークデバイスに対する設定情報を前記デバイス設定情報格納手段より読出し、前記発信元のネットワークデバイスに送信し、設定させる設定手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のネットワーク管理装置。
  6. 前記設定手段による設定情報の送信を、前記ネットワーク接続メッセージを受信した直後に実行するのか、或いは、日時を指定し、当該指定された日時になった場合に実行するのかのシナリオを、各ネットワークデバイス毎に設定する第2のシナリオ設定手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のネットワーク管理装置。
  7. 複数のクライアント装置、及び、複数のネットワークデバイスを管理すると共に、前記複数のクライアント装置それぞれが何れのクライアントグループに属するかを示すクライアントグループ情報、前記複数のネットワークデバイスそれぞれが何れのデバイスグループに属するか示すデバイスグループ情報を記憶管理すると共に、クライアントグループとデバイスグループとの論理的な接続関係情報を記憶する記憶管理手段を備えるネットワーク管理装置の制御方法であって、
    前記ネットワークからネットワークデバイスによる所定のネットワーク接続メッセージを受信した場合、前記記憶管理手段を参照することで、当該ネットワーク接続メッセージを発信したネットワークデバイスが何れのデバイスグループに属するかを判定し、判定されたデバイスグループと論理的な接続関係にあるクライアントグループを特定する特定工程と、
    該特定工程で特定されたクライアントグループの構成メンバである各クライアント装置に対し、前記ネットワーク接続メッセージを発信したネットワークデバイスに対応するデバイスドライバのセットアップ要求メッセージを送信する送信工程と
    を備えることを特徴とするネットワーク管理サーバの制御方法。
  8. 複数のクライアント装置、及び、複数のネットワークデバイスを管理すると共に、前記複数のクライアント装置それぞれが何れのクライアントグループに属するかを示すクライアントグループ情報、前記複数のネットワークデバイスそれぞれが何れのデバイスグループに属するか示すデバイスグループ情報を記憶管理すると共に、クライアントグループとデバイスグループとの論理的な接続関係情報を記憶する記憶管理手段を備えるネットワーク管理装置用のコンピュータプログラムであって、
    前記ネットワークからネットワークデバイスによる所定のネットワーク接続メッセージを受信した場合、前記記憶管理手段を参照することで、当該ネットワーク接続メッセージを発信したネットワークデバイスが何れのデバイスグループに属するかを判定し、判定されたデバイスグループと論理的な接続関係にあるクライアントグループを特定する特定手段と、
    該特定手段で特定されたクライアントグループの構成メンバである各クライアント装置に対し、前記ネットワーク接続メッセージを発信したネットワークデバイスに対応するデバイスドライバのセットアップ要求メッセージを送信する送信手段
    として機能することを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 請求項8に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
  10. 複数のクライアント装置、及び、複数のネットワークデバイス、及び、前記複数のクライアント及び前記複数のネットワークデバイスを管理するネットワーク管理装置で構成されるネットワークシステムであって、
    前記複数のネットワークデバイスそれぞれは、
    電源投入時、或いは、ハードウェアが変更になった場合、ネットワーク参加、或いは、ハードウェア変更を示す第1のメッセージをネットワークにブロードキャスト送信する手段を備え、
    前記複数のクライアント装置それぞれは、
    前記ネットワークデバイスからの第1のメッセージに対して無応答であって、前記ネットワーク管理装置からの要求メッセージに応答するため、ネットワークから受信するメッセージを監視する監視手段と、
    該監視手段の監視の下、前記ネットワーク管理装置が指定したネットワークデバイス用のデバイスドライバのセットアップ要求を示す第2のメッセージを受信した場合、デバイスドライバセットアップ処理を実行するデバイスドライバセットアップ手段とを備え、
    前記ネットワーク管理装置は、
    前記複数のクライアント装置それぞれが何れのクライアントグループに属するかを示すクライアントグループ情報、前記複数のネットワークデバイスそれぞれが何れのデバイスグループに属するか示すデバイスグループ情報を記憶管理すると共に、クライアントグループとデバイスグループとの論理的な接続関係情報を記憶する記憶管理手段と、
    前記ネットワークから前記第1のメッセージを受信した場合、前記記憶管理手段を参照することで、当該ネットワーク接続メッセージを発信したネットワークデバイスが何れのデバイスグループに属するかを判定し、判定されたデバイスグループと論理的な接続関係にあるクライアントグループを特定する特定手段と、
    該特定手段で特定されたクライアントグループの構成メンバである各クライアント装置に対し、前記第1のメッセージを発信したネットワークデバイスに対応するデバイスドライバのセットアップを要求すため前記第2のメッセージを送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするネットワークシステム。
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