JP2011113391A - 機器管理システム、機器管理装置、管理対象機器、ソフトウェア更新方法、ソフトウェア更新プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】機器上で動作するアプリケーションのソフトウェア更新において、更新手続きやコンフィグレーションの違いを意識することなく一括更新可能な機器管理システム、機器管理装置、管理対象機器、ソフトウェア更新方法、ソフトウェア更新プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】機器管理システム1は、1又は複数の管理対象機器200と更新用データ31D(アーカイブデータ)を所定の記憶領域に保持する機器管理装置100とが接続されるシステムである。機器管理装置100は、更新用データ31Dの有無判定を行い、判定結果を基に更新用データ31Dを管理対象機器200に送信する。管理対象機器200は、受信した更新用データ31Dをテンポラリに展開し、アプリAPの更新可否判定を行い、判定結果を基に、展開されたモジュールデータMD(更新用プログラム)をアプリAPへ渡し、ソフトウェア更新を要求する。
【選択図】図4
【解決手段】機器管理システム1は、1又は複数の管理対象機器200と更新用データ31D(アーカイブデータ)を所定の記憶領域に保持する機器管理装置100とが接続されるシステムである。機器管理装置100は、更新用データ31Dの有無判定を行い、判定結果を基に更新用データ31Dを管理対象機器200に送信する。管理対象機器200は、受信した更新用データ31Dをテンポラリに展開し、アプリAPの更新可否判定を行い、判定結果を基に、展開されたモジュールデータMD(更新用プログラム)をアプリAPへ渡し、ソフトウェア更新を要求する。
【選択図】図4
Description
本発明は、ネットワークなどのデータ伝送路を介して接続される1又は複数の管理対象機器を管理する機器管理システムに関し、特に、管理対象機器上で動作するアプリケーションソフトウェアを一括更新する技術に関するものである。
ネットワークなどの所定のデータ伝送路を介して複合機やプリンタと言った画像処理装置(以下「管理対象機器」と言う)などの状態を機器管理装置(機器管理サーバ)により監視するシステムはすでに知られている。このような機器管理システムでは、ユーザは管理対象の1又は複数の管理対象機器に自ら出向くことなく、管理対象機器の異常を検知する(知る)ことが可能となっている。
上記システム構成において、機器管理装置が管理対象機器のソフトウェア環境を管理することは重要な機能であり、管理対象機器上で動作するアプリケーションソフトウェアを最新の状態に保つことが望まれる。一方で、機器管理システムが導入されるユーザ環境には、例えば数千台の管理対象機器を管理しなければならない場合もある。このような場合、ソフトウェア管理作業は、作業者にとって煩雑な作業となる。
そこで、例えば特許文献1には、接続機器の増減に伴うソフトウェアインストール作業を行うことができるソフトウェア自動更新装置が開示されている。
しかしながら、従来のソフトウェア更新方法では、アプリケーションごとに異なるソフトウェア更新時の手続きやコンフィグレーションについて考慮されていない。
近年、画像処理装置などの管理対象機器の動作環境は、汎用性を有している。そのため、管理対象機器上で動作するアプリケーションソフトウェアは、様々なソフトウェアベンダによって開発されることが多い。また、管理対象機器である画像処理装置の多機能化により、装置製造元(メーカ)であっても、アプリケーションソフトウェアが異なる部門で開発されることが多い。このようにして開発・提供されたアプリケーションソフトウェアは、ベンダや開発環境の違いから、アプリケーションごとにソフトウェア更新時の手続きやコンフィグレーションが異なることが考えられる。そのため、作業者は、更新手続きやコンフィグレーションが違うアプリケーションごとに個別対応することになり、管理対象機器で機能する各アプリケーションを考慮した更新作業を行わなければならなかった。この作業は、作業者にとって煩雑である。
このように、機器管理システムでは、作業者に対して、アプリケーションごとに異なる更新手続きやコンフィグレーションを意識することなく、一括更新可能な環境を提供する必要がある。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、機器上で動作するアプリケーションのソフトウェア更新において、更新手続きやコンフィグレーションの違いを意識することなく一括更新できる機器管理システム、機器管理装置、管理対象機器、ソフトウェア更新方法、ソフトウェア更新プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器管理システムは、1又は複数の管理対象機器と機器管理装置とが、所定のデータ伝送路を介して接続される機器管理システムであって、前記機器管理装置が、前記管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持する保持手段と、前記保持手段が前記更新用データを保持しているか否かを判定するデータ有無判定手段と、前記更新用データを前記管理対象機器に送信する送信手段と、を有し、前記管理対象機器が、前記機器管理装置から送信された更新用データを受信する受信手段と、前記アプリケーションのソフトウェア更新が行えるか否かを判定する更新可否判定手段と、前記アプリケーションに対してソフトウェア更新を要求する要求手段と、を有し、前記機器管理装置は、前記送信手段が、前記データ有無判定手段による判定結果に基づき、前記更新用データを前記管理対象機器に送信し、前記管理対象機器は、前記要求手段が、前記更新可否判定手段による判定結果に基づき、前記受信手段により受信した更新用データに含まれる前記モジュールデータを前記アプリケーションへ渡し、ソフトウェア更新を要求することを特徴としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器管理装置は、1又は複数の管理対象機器と、所定のデータ伝送路を介して接続される機器管理装置であって、前記管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持する保持手段と、前記保持手段が前記更新用データを保持しているか否かを判定するデータ有無判定手段と、前記更新用データを前記管理対象機器に送信する送信手段と、を有し、前記送信手段が、前記データ有無判定手段による判定結果に基づき、前記更新用データを前記管理対象機器に送信することを特徴としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る管理対象機器は、当該管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持し、前記更新用データを送信する機器管理装置と、所定のデータ伝送路を介して接続される1又は複数の管理対象機器であって、前記機器管理装置から送信された更新用データを受信する受信手段と、前記アプリケーションのソフトウェア更新が行えるか否かを判定する更新可否判定手段と、前記アプリケーションに対してソフトウェア更新を要求する要求手段と、を有し、前記要求手段が、前記更新可否判定手段による判定結果に基づき、前記受信手段により受信した更新用データに含まれる前記モジュールデータを前記アプリケーションへ渡し、ソフトウェア更新を要求することを特徴としている。
このような構成によって、本発明に係る機器管理システムは、機器管理におけるソフトウェア更新を次のように行う。まず、機器管理装置は、管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及びアプリケーションソフトウェアのモジュールデータ(更新用プログラム)を含む更新用データ(アーカイブデータ)を所定の記憶領域に保持している。機器管理装置は、更新用データの有無判定を行い、判定結果に基づき、更新用データを管理対象機器に送信する。管理対象機器は、受信した更新用データをテンポラリに展開し、アプリケーションの更新可否判定を行い、判定結果に基づき、展開されたモジュールデータをアプリケーションへ渡し、ソフトウェア更新を要求する。
これによって、本発明に係る機器管理システムは、管理対象機器において、更新対象の各アプリケーションにより、アプリケーション自身の更新手続きやコンフィグレーションに従って、更新用データを用いたソフトウェア更新が実行される。その結果、機器上で動作するアプリケーションのソフトウェア更新において、更新手続きやコンフィグレーションの違いを意識することなく一括更新できる。
上記目的を達成するため、本発明に係るソフトウェア更新方法は、1又は複数の管理対象機器と、前記管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持する機器管理装置とが、所定のデータ伝送路を介して接続される機器管理システムにおけるソフトウェア更新方法であって、前記機器管理装置が、前記更新用データを保持しているか否かを判定するデータ有無判定手順と、前記更新用データを前記管理対象機器に送信する送信手順と、を有し、前記管理対象機器が、前記管理対象機器から送信された更新用データを受信する受信手順と、前記アプリケーションのソフトウェア更新が行えるか否かを判定する更新可否判定手順と、前記アプリケーションに対してソフトウェア更新を要求する要求手順と、を有し、前記機器管理装置は、前記送信手順により、前記データ有無判定手順による判定結果に基づき、前記更新用データを前記管理対象機器に送信し、前記管理対象機器は、前記要求手順により、前記更新可否判定手順による判定結果に基づき、前記受信手順により受信した更新用データに含まれる前記モジュールデータを前記アプリケーションへ渡し、ソフトウェア更新を要求することを特徴としている。
このような手順によって、本発明に係るソフトウェア更新方法は、ソフトウェア更新を行うために必要なデータをアーカイブした更新用データを機器管理装置から管理対象機器へと渡し、アプリケーションに対してソフトウェア更新を要求すると言う動作を実現する。
これによって、本発明に係るソフトウェア更新方法は、機器上で動作するアプリケーションのソフトウェア更新において、更新手続きやコンフィグレーションの違いを意識することなく一括更新が可能な環境を提供できる。
本発明によれば、ソフトウェア更新を行うために必要なデータをアーカイブした更新用データを機器管理装置から管理対象機器へと渡し、アプリケーションに対してソフトウェア更新を要求することで、機器上で動作するアプリケーションのソフトウェア更新において、更新手続きやコンフィグレーションの違いを意識することなく一括更新可能な機器管理システム、機器管理装置、管理対象機器、ソフトウェア更新方法、ソフトウェア更新プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下「実施形態」と言う)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
本実施形態に係る機器管理装置を備えたシステム構成について説明する。
<システム構成>
本実施形態に係る機器管理装置を備えたシステム構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る機器管理システム1の構成例を示す図である。
図1には、1又は複数の管理対象機器200と、1又は複数のクライアントPC(Personal Computer)300と、機器管理装置(機器管理サーバ)100とが、ネットワークなどの所定のデータ伝送路N(例えば「LAN:Local Area Network」)で接続される機器管理システム1の構成例が示されている。
図1には、1又は複数の管理対象機器200と、1又は複数のクライアントPC(Personal Computer)300と、機器管理装置(機器管理サーバ)100とが、ネットワークなどの所定のデータ伝送路N(例えば「LAN:Local Area Network」)で接続される機器管理システム1の構成例が示されている。
管理対象機器200は、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)やLP(Laser Printer)と言ったオフィス業務内の作業で利用される画像処理装置である。また、クライアントPC300は、例えば、ユーザが、管理対象機器200の情報閲覧、及び管理対象機器200に行わせる作業データの作成や作業要求などを行う情報処理装置である。
また、機器管理装置100は、管理対象機器200から受信した機器情報(例えば、機器の「固有情報」や「状態情報」など)に基づき、管理対象機器200を一元管理する情報処理装置である。この一元管理の中には、例えば、管理対象機器200の監視・保守などがあり、保守には、本実施形態で説明する管理対象機器200上で動作するアプリケーションのソフトウェア更新などが含まれる。
機器管理システム1は、上記システム構成により、ユーザに対して、機器管理サービス(機器管理機能)を提供することができる。
<ハードウェア構成>
本実施形態に係る機器管理装置100及び管理対象機器200のハードウェア構成について説明する。
本実施形態に係る機器管理装置100及び管理対象機器200のハードウェア構成について説明する。
《機器管理装置》
図2は、本実施形態に係る機器管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、機器管理装置100は、入力装置101、表示装置102、ドライブ装置103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、インタフェース装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
図2は、本実施形態に係る機器管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、機器管理装置100は、入力装置101、表示装置102、ドライブ装置103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、インタフェース装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボード及びマウスなどを含み、機器管理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、機器管理装置100による処理結果(例えば、「収集した機器情報」や「ソフトウェア更新結果情報」など)を表示する。
インタフェース装置107は、機器管理装置100を所定のデータ伝送路Nに接続するインタフェースである。よって、機器管理装置100は、インタフェース装置107を介して、機器200やクライアントPC300とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、各種プログラム及びデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラム及びデータには、例えば、機器管理装置100全体を制御する情報処理システム(例えば「Windows(登録商標)」や「UNIX(登録商標)」などの基本ソフトウェアであるOS(Operating System))、及び情報処理システム上において各種機能(例えば「機器管理機能」)を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD108は、格納している上記プログラム及びデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
ドライブ装置103は、着脱可能な記録媒体103aとのインタフェースである。これにより、機器管理装置100は、ドライブ装置103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、機器管理装置100が起動されるときに実行されるBIOS(Basic Input/Output System)や、機器管理装置100のシステム設定及びネットワーク関連設定などのデータが格納されている。
RAM104は、上記各種記憶装置から読み出されたプログラム及びデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、プログラムをRAM104上に読み出し、プログラムを実行することで、装置全体を制御する。
機器管理装置100は、上記ハードウェア構成により、機器管理を含む情報処理サービス(情報処理機能)を提供することができる。
また、機器管理装置100は、上記ハードウェア構成からも分かるようにクライアントPC300などと略同一の構成をしている。
《管理対象機器:画像処理装置》
図3は、本実施形態に係る管理対象機器200のハードウェア構成例を示す図である。なお、本実施形態では、管理対象機器200として画像処理装置を例に説明する。
図3に示すように、管理対象機器(画像処理装置)200は、コントローラ210、操作パネル220、プロッタ230、及びスキャナ240などを備え、それぞれが相互にバスBで接続されている。
図3は、本実施形態に係る管理対象機器200のハードウェア構成例を示す図である。なお、本実施形態では、管理対象機器200として画像処理装置を例に説明する。
図3に示すように、管理対象機器(画像処理装置)200は、コントローラ210、操作パネル220、プロッタ230、及びスキャナ240などを備え、それぞれが相互にバスBで接続されている。
操作パネル220は、表示部及び入力部を備えており、機器情報などの各種情報をユーザに提供したり、動作設定や動作指示などの各種ユーザ操作を受け付けたりする。プロッタ230は、画像形成部を備えており、用紙に出力画像を形成する。出力画像を形成する方式には、例えば、電子写真プロセスやインクジェット方式などがある。スキャナ240は、原稿を光学的に読み取り、読み取り画像を生成する。
コントローラ210は、CPU211、記憶装置212、ネットワークI/F213、及び外部記憶I/F214などを備えており、それぞれが相互にバスBで接続されている。
CPU211は、プログラムを実行することで装置全体を制御する。また記憶装置212は、上記プログラムや各種データ(例えば「画像データ」)を格納し保持する。記憶装置212には、例えば、揮発性のメモリであるRAM、不揮発性のメモリであるROM、及び大容量の記憶領域を備えたHDDなどがある。RAMは、CPU211のワークエリア(プログラムやデータが一時的に読み出される記憶エリア)として機能する。ROMやHDDは、プログラムや各種データの格納先として用いられる。これにより、管理対象機器200では、CPU211がROMに格納されたプログラムをRAM上に読み出し、プログラムを実行する。
ネットワークI/F213は、管理対象機器200を所定のデータ伝送路Nに接続するためのインタフェースである。外部記憶I/F214は、外部記憶装置にあたる記録媒体214aを接続するためのインタフェースである。記録媒体214aには、例えば、SDメモリカード(SD Memory Card)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。これにより、管理対象機器200は、外部記憶I/F214を介して、記録媒体214aに格納されたプログラムやデータを読み取る。
管理対象機器200では、上記ハードウェア構成により、画像処理サービス(画像処理機能)を提供することができる。
本実施形態に係る機器管理システム1では、上記機器管理装置100と上記管理対象機器200との機器連携により、管理対象機器200が有する機能を実現する1又は複数のアプリケーションのソフトウェア(上記プログラム)更新を行うものである。
<ソフトウェア更新機能>
本実施形態に係るソフトウェア更新機能について説明する。
本実施形態に係るソフトウェア更新機能について説明する。
本実施形態に係る機器管理システム1では、まず、機器管理装置100が、管理対象機器200で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及びアプリケーションソフトウェアのモジュールデータ(更新用プログラム)を含む更新用データ(アーカイブデータ)を所定の記憶領域に保持している。そして、機器管理システム1では、機器管理におけるソフトウェア更新を次のように行う。機器管理装置100は、更新用データの有無判定を行い、判定結果に基づき、更新用データを管理対象機器200に送信する。管理対象機器200は、受信した更新用データをテンポラリに展開し、アプリケーションの更新可否判定を行い、判定結果に基づき、展開されたモジュールデータをアプリケーションへ渡し、ソフトウェア更新を要求する。機器管理システム1は、このような機器連携により実現されるソフトウェア更新機能を有している。
近年、画像処理装置などの管理対象機器200の動作環境は、汎用性を有している。そのため、管理対象機器200上で動作するアプリケーションソフトウェアは、異なるベンダや開発部門など、様々な環境で開発され提供されることが多い。このようにして開発・提供されたアプリケーションソフトウェアは、アプリケーションごとにソフトウェア更新時の手続きやコンフィグレーションが異なることが考えられる。このような場合、ソフトウェア更新を行う作業者は、更新手続きやコンフィグレーションが違うアプリケーションごとに個別対応することになり、管理対象機器200で機能する各アプリケーションを考慮した更新作業を行わなければならなかった。この作業は、作業者にとって煩雑である。
そこで、本実施形態に係る機器管理システム1では、ソフトウェア更新を行うために必要なデータをアーカイブした更新用データを機器管理装置100から管理対象機器200へと渡し、アプリケーションに対してソフトウェア更新を要求する。
これによって、本実施形態に係る機器管理システム1では、管理対象機器200上で動作するアプリケーションのソフトウェア更新において、更新手続きやコンフィグレーションの違いを意識することなく一括更新でき、作業者は、アプリケーションごとに個別対応する必要がなくなる。
以下に、上記ソフトウェア更新機能の構成とその動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る機器管理システム1が有する機能構成例を示す図である。
図4に示すように、機器管理システム1は、更新制御部21、アプリケーション管理部22、更新用データ保持部31、及び更新管理部41などを有している。
図4は、本実施形態に係る機器管理システム1が有する機能構成例を示す図である。
図4に示すように、機器管理システム1は、更新制御部21、アプリケーション管理部22、更新用データ保持部31、及び更新管理部41などを有している。
《機器管理装置が有する機能部》
更新制御部21、アプリケーション管理部22、及び更新用データ保持部31は、機器管理装置100が有する機能部である。
更新制御部21、アプリケーション管理部22、及び更新用データ保持部31は、機器管理装置100が有する機能部である。
更新制御部21は、管理対象機器200に対して更新用データ31Dを送信し、ソフトウェア更新を要求する(ソフトウェア更新に係る)処理を制御する機能部である。具体的には、次のように機能する。更新制御部21は、アプリケーション管理部22から更新用データ31Dを取得する。更新制御部21は、取得した更新用データ31Dを管理対象機器200に送信することでソフトウェア更新を要求し、管理対象機器200からソフトウェア更新が完了した旨の通知を受け取る。
アプリケーション管理部22は、更新用データ31Dを管理する機能部である。更新用データ31Dは、上述したように、ソフトウェア更新を行うために必要なデータをアーカイブしたデータ(複数のデータが1つのデータにまとめられたデータ:アーカイブデータ)であり、更新用データ保持部31に格納され保持される。更新用データ保持部31は、例えば、機器管理装置100が備える記憶装置(HDD)の所定の記憶領域にあたる。
ここで、アプリケーション管理部22が管理する更新用データ31Dについて説明する。
図5は、本実施形態に係る更新用データ31Dのデータ例(その1)を示す図である。
図5(A)に示すように、更新用データ31Dは、アプリケーション定義データDDと、1又は複数のモジュールデータMDとにより構成される。
図5は、本実施形態に係る更新用データ31Dのデータ例(その1)を示す図である。
図5(A)に示すように、更新用データ31Dは、アプリケーション定義データDDと、1又は複数のモジュールデータMDとにより構成される。
アプリケーション定義データDDは、管理対象機器200で機能するアプリケーションAPのソフトウェア情報が定義されたデータである。例えば、アプリケーション定義データDDには、図5(B)に示すようなソフトウェア情報が定義されている。図5(B)に示すように、定義されるソフトウェア情報には、アプリケーションソフトウェアを識別する識別情報(図中の<appID>タグの定義データ)、アプリケーションAPの名称を示すアプリ名情報(図中の<displayName>タグの定義データ)、アプリケーションソフトウェアの更新バージョン(更新後のバージョン)を示すバージョン情報(図中の<updateVersion>タグの定義データ)、及びアプリケーションソフトウェアの格納先を示す格納情報(図中の<moduleFolderName>タグの定義データ)などがある。なお、格納先とは、例えば、更新用データ31Dをテンポラリに展開した後のアプリケーション定義データDDからの相対的なファイルパスである。
アプリケーション定義データDDでは、上記ソフトウェア情報がアプリケーションAPごとに定義される。図5(B)に示すデータ例では、<item>タグにより、<AppList>タグ内に、アプリケーションAPごとのソフトウェア情報が定義されている。よって、1つのアプリケーション定義データDDに、複数のアプリケーションAPのソフトウェア情報が定義できる。
アプリケーション定義データDDは、上記データ構成により、識別情報に基づき、アプリケーションAPのアプリ名情報、バージョン情報、及び格納先情報を取得することができる。
モジュールデータMDは、ソフトウェア更新時に既存モジュールに置き換わる/追加される更新用プログラムである。モジュールデータMDの数は、アプリケーションAPごとに異なり、モジュールデータMDは、アプリケーションAPごとに定義された格納先に保存される。
モジュールデータMDは、アプリケーション定義データDDの格納先情報に基づき、更新用データ31Dからテンポラリに展開される。
図6は、本実施形態に係る更新用データ31Dのデータ例(その2)を示す図である。
図6には、「Appication No.1」と「Application No.2」とを更新するために必要なデータがアーカイブされた更新用データ31Dの例が示されている。
図6には、「Appication No.1」と「Application No.2」とを更新するために必要なデータがアーカイブされた更新用データ31Dの例が示されている。
図6(A)に示すように、更新用データである[Update]31Dには、アプリケーション定義データである[App Info.xml]DDと、「Appication No.1」に対応するモジュールデータである[Update Module]MD1と、「Application No.2」に対応するモジュールデータである[Update Module]MD2とがアーカイブされている。
また、図6(B)に示すように、[App Info.xml]DDには、「Appication No.1」の識別情報[AppID01]、アプリ名情報[Application No.1]、バージョン情報[1.0.1.0]、及び格納先情報[App1 Folder]が定義されている。さらに、[App Info.xml]DDには、「Appication No.2」の識別情報[AppID02]、アプリ名情報[Application No.2]、バージョン情報[4.5.0.0]、及び格納先情報[App2 Folder]が定義されている。
また、[Update Module]MD1は、[App Info.xml]DDに定義される格納先情報に示す[App1 Folder]以下に保存され、[Update Module]MD2は、[App2 Folder]以下に保存されている。
なお、図5(B)及び図6(B)には、XML(Extensible Markup Language)で記述されたデータ例を示したが、アプリケーション定義データDDのデータ形式は、この限りでない。後述する更新管理部41が処理可能なデータ形式であればよい。また、更新用データ31Dは、ソフトウェア更新を行う作業者により、ソフトウェア更新の際に予め生成され、更新用データ保持部31に格納される。その際、作業者は、アプリケーション定義データDDを作成し、更新対象のアプリケーションAPに対応するモジュールデータMDを用意して、これらを所定のツールによりアーカイブする。
図4の説明に戻る。アプリケーション管理部22は、具体的に次のように機能する。アプリケーション管理部22は、更新制御部21からの取得要求を受け付けると、更新用データ保持部31にアクセスし、要求された更新用データ31Dの存在有無を判定する。アプリケーション管理部22は、更新用データ31Dが存在すれば、要求元の更新制御部21に更新用データ31Dを転送する。これにより、更新制御部21は、更新用データ31Dを取得できる。なお、アプリケーション管理部22が、更新用データ31Dを作成する機能を作業者に対して提供してもよい。例えば、作業者は、アプリケーション管理部22が提供するGUI(Graphical User Interface)を介して、アプリケーション定義データDDの作成・編集、更新対象のアプリケーションAPに対応するモジュールデータMDの追加・削除、及び更新用データの生成(アーカイブ)などを行う。その結果、アプリケーション管理部22は、作業者から受け付けた格納指示に従って、生成された更新用データ31Dを更新用データ保持部31に格納する。
《管理対象機器が有する機能部》
更新管理部41は、管理対象機器200が有する機能部である。図4には、機器管理装置100が複数の管理対象機器2001〜200nを管理するときの機能構成が示されている。そのため、管理対象機器2001〜200nが、更新管理部411〜41nを有する構成例(機能部を個々に有する構成例)が示されている。以下の説明では、便宜上、更新管理部41に統一して説明する。
更新管理部41は、管理対象機器200が有する機能部である。図4には、機器管理装置100が複数の管理対象機器2001〜200nを管理するときの機能構成が示されている。そのため、管理対象機器2001〜200nが、更新管理部411〜41nを有する構成例(機能部を個々に有する構成例)が示されている。以下の説明では、便宜上、更新管理部41に統一して説明する。
更新管理部41は、ソフトウェア更新に係る処理を制御する機能部である。具体的には、次のように機能する。更新管理部41は、機器管理装置100から受信した更新用データ31Dをテンポラリに展開する。ここで言う「テンポラリに展開」とは、例えば、管理対象機器200が備える記憶装置(「RAM」や「HDD」など)の所定の記憶領域に、アーカイブデータを展開(まとめられたデータを構成データごとに分解)することを意味する。更新管理部41は、自機の動作状態に基づき、更新可否を判定する。更新管理部41は、更新可能な機器状態であれば、展開されたアプリケーション定義データDDをアプリケーションAPに渡し、更新確認を要求する。これにより、管理対象機器200では、ソフトウェア更新の確認処理がアプリケーションAPに委譲される。また、更新管理部41は、更新対象のアプリケーションAPからの要求を受けて、展開されたモジュールデータMDをアプリケーションAPに渡し、ソフトウェア更新を要求する。これにより、管理対象機器200では、アプリケーションAPごとの更新手続きやコンフィグレーションに従って、ソフトウェア更新が行われる。その後、更新管理部41は、ソフトウェア更新を要求したアプリケーションAPから更新結果通知を受け取り、機器管理装置100にその旨を通知する。
このように、本実施形態に係るソフトウェア更新機能は、上記各機能部が連係動作することにより実現される。
次に、ソフトウェア更新機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、処理手順を示すシーケンス図を用いて説明する。
ソフトウェア更新機能は、機器管理装置100及び管理対象機器200に搭載(インストール)される各プログラム(ソフトウェア更新機能を実現するソフトウェア部品)が、制御部(例えば「CPU」)により、格納先(例えば「HDD」や「ROM」)から読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
また、ソフトウェア更新に係る処理には、主に、次のような処理手順が挙げられる。1つは、管理対象機器200が能動的に機器管理装置100から更新用データ31Dを取得し、自機のソフトウェア更新を実行する処理である。つまり、管理対象機器200がソフトウェア更新実行のトリガとなる処理である。もう1つは、管理対象機器200が受動的に機器管理装置100から更新用データ31Dを受信し、自機のソフトウェア更新を実行する処理である。つまり、機器管理装置100がソフトウェア更新実行のトリガとなる処理である。このように、本実施形態に係る機器管理システム1では、管理対象機器200が機器管理装置100から更新用データ31Dをどのように受け取るか(機器管理装置100又は管理対象機器200のどちらがソフトウェア更新実行のトリガとなるか)によって大別される。以下の説明では、これら2つの処理手順を順に説明する。
《管理対象機器が能動的に更新用データを取得する処理》
図7は、本実施形態に係る機器管理におけるソフトウェア更新を行う処理手順例(その1)を示すシーケンス図である。
図7は、本実施形態に係る機器管理におけるソフトウェア更新を行う処理手順例(その1)を示すシーケンス図である。
図7に示すように、機器管理装置100は、更新制御部21により、管理対象機器200が有する更新管理部41に対して、更新スケジュールに係る設定情報を送信し、ソフトウェア更新のスケジュールを登録する(ステップS101)。設定情報には、管理対象機器200でソフトウェア更新に係る処理を実行する所定の間隔(例えば「日付」や「時間」)が設定されている。更新スケジュールは、ソフトウェア更新の実行タイミングを定めた所定のスケジュールであり、機器管理システムの保守・運用方針に従って、作業者により予め決定・設定される。なお、機器管理装置100では、全ての管理対象機器200に対して同一のスケジュールを一括設定してもよいし、管理対象機器200で異なるスケジュールを設定するようにしてもよい。
管理対象機器200は、更新管理部41により、登録された設定情報を参照し、更新スケジュールを確認する(ステップS102)。
更新管理部41は、設定情報に基づくソフトウェア更新の実行タイミングに従って、機器管理装置100が有する更新制御部21に対し、更新用データ31Dの更新日時の取得を要求する(ステップS103)。その結果、更新管理部41は、更新制御部21からの応答情報として、更新用データ31Dの更新日時情報を取得する。
更新管理部41は、取得した更新日時情報に基づき、自機においてソフトウェア更新を行う必要があるか否かを判定する(更新要否判定:ステップS104)。更新管理部41は、更新要否判定を次のように行う。更新管理部41は、更新日時情報に基づき、更新用データ31Dが現在日時から所定期間内に更新されたか否かを判断する。更新管理部41は、所定期間内に更新されたと判断した場合に、自機においてソフトウェア更新を行う必要があると判定する。つまり、機器管理装置100で管理される更新用データ31Dの鮮度を確認し、自機におけるソフトウェア更新の要否を判定している。
更新管理部41は、ソフトウェア更新を行う必要があると判定した場合、機器管理装置100が有する更新制御部21に対して、更新用データ31Dの取得を要求する(ステップS105)。一方、ソフトウェア更新を行う必要がないと判定した場合には、上記ステップS102の処理に戻り、次の実行タイミングになるまで待つ。
機器管理装置100は、取得要求を受け付けると、更新制御部21により、アプリケーション管理部22に対して、更新用データ31Dの取得を要求する(ステップS106)。
アプリケーション管理部22は、取得要求を受け付けると、更新用データ保持部31にアクセスし、更新用データ31Dが存在するか否かを判定する(データ有無判定:ステップS107)。
アプリケーション管理部22は、更新用データ31Dが存在すると判定した場合、更新制御部21に更新用データ31Dを転送し、要求元に応答する。更新制御部21は、転送された更新用データ31Dを、管理対象機器200が有する更新管理部41に送信し、要求元に応答する。これにより、機器管理システム1では、ソフトウェア更新を行うために必要なデータをアーカイブした更新用データ31Dが機器管理装置100から管理対象機器200へと渡される。一方、更新用データ31Dが存在しないと判定した場合には、要求元の更新制御部21に対して、取得エラーを応答する。この取得応答エラーは、更新制御部21を介して、管理対象機器200が有する更新管理部41へと返される。これにより、管理対象機器200は、次の実行タイミングになるまで待つ。なお、機器管理装置100では、更新用データ31Dが存在しないと判定した場合、取得エラーの旨を作業者に通知する。
管理対象機器200は、更新管理部41により、取得(機器管理装置から受信)した更新用データ31Dをテンポラリに展開する(ステップS108)。つまり、更新管理部41は、管理対象機器200が備える記憶装置の所定の記憶領域にアーカイブデータを解凍する。
更新管理部41は、データ展開後、自機の動作状態に基づき、ソフトウェア更新が実行可能か否かを判定する(更新可否判定:ステップS109)。更新管理部41は、更新可否判定を次のように行う。更新管理部41は、自機の動作状態に係る情報(状態情報)を、イベント通知やシステムログなどから取得する。このとき得られる状態情報は、搭載ハードウェアや搭載ソフトウェアなどの動作状態を示す情報である。更新管理部41は、取得した状態情報から、アプリケーションAPがアップデート可能な状態か否かを判断する。アップデート可能な状態は、搭載機能が自機で正常に動作している状態である。一方、アップデート不可能な状態には、搭載ハードウェアの故障(例えば「記憶装置の故障」)などによるメンテナンス状態やサービスコール発生状態などがある。また、搭載ソフトウェアの強制終了又は強制停止などによる機能停止状態などがある。
更新管理部41は、このような自機の動作状態の解析により、アップデートしてもよい状態であると判断した場合に、ソフトウェア更新が実行可能であると判定する。
一方、ソフトウェア更新が実行不可能であると判定された場合には、上記ステップS107で展開したデータを一時的に保持し、ソフトウェア更新が実行可能となるまで(原因が解消されるまで)待つ。これにより、機器管理装置100から管理対象機器200への更新用データ31Dの送信回数が減り、ソフトウェア更新に係る通信負荷が軽減される。
更新管理部41は、ソフトウェア更新が実行可能であると判定した場合、正常に動作している全てのアプリケーションAPに対して、更新用データ31Dが存在する旨を通知する(ステップS110)。このとき、更新管理部41は、アプリケーションAPに対して、展開されたアプリケーション定義データDDのソフトウェア情報(例えば「アプリ名情報」や「格納先情報」など)を通知情報として渡す。
アプリケーションAPは、受け取ったソフトウェア情報に基づき、自身が更新対象か否かを確認する(更新確認:ステップS111)。アプリケーションAPは、個々において、更新確認を次のように行う。アプリケーションAPは、ソフトウェア情報に含まれる識別情報に基づき、自身が更新対象のアプリケーションAPに該当するか否かを判定する。アプリケーションAPは、ソフトウェア情報に含まれるバージョン情報に示す更新バージョンと、自身の現在バージョンとを比較し、更新バージョンが現在バージョンより新しい場合に、自身が更新対象であると認識する。一方、更新バージョンが現在バージョンより古い場合には、以降の処理を行わない。
更新対象のアプリケーションAPは、更新管理部41に対して、自身のソフトウェア更新に必要なモジュールデータMDの取得を要求する(ステップS112)。このとき、更新対象のアプリケーションAPは、更新管理部41に、アプリケーションAPの識別情報を指定し、該当するモジュールデータMDの取得を要求する。
更新管理部41は、取得要求を受け付けると、アプリケーションAPに対して、モジュールデータMDを転送し、要求元に応答する。これにより、管理対象機器200では、アプリケーションAPに対してソフトウェア更新が要求される。
更新対象のアプリケーションAPは、取得したモジュールデータMDを用いて、アプリケーションAPごとの更新手続きやコンフィグレーションに従って、ソフトウェア更新を実行する(ステップS113)。
更新対象のアプリケーションAPは、ソフトウェア更新の実行結果を更新管理部41に通知する(ステップS114)。
更新管理部41は、実行結果を機器管理装置100が有する更新制御部21に通知する(ステップS115)。これにより、機器管理装置100では、管理対象機器200においてソフトウェア更新が正常に行われたか否かが確認できる。なお、更新管理部41は、実行結果から、管理対象機器200におけるソフトウェア更新の正常終了を確認すると、上記ステップS107で展開したデータを消去する。
《管理対象機器が受動的に更新用データを受信する処理》
図8は、本実施形態に係る機器管理におけるソフトウェア更新を行う処理手順例(その2)を示すシーケンス図である。図7に示す処理手順と図8に示す処理手順との違いは、ステップS201からS206である。よって、図8に示すステップS207からS214については、図7に示したステップS108からS115を参照し、その説明を省略する。
図8は、本実施形態に係る機器管理におけるソフトウェア更新を行う処理手順例(その2)を示すシーケンス図である。図7に示す処理手順と図8に示す処理手順との違いは、ステップS201からS206である。よって、図8に示すステップS207からS214については、図7に示したステップS108からS115を参照し、その説明を省略する。
図8に示すように、機器管理装置100は、更新制御部21により、ソフトウェア更新スケジュールの設定情報を参照し、更新スケジュールを確認する(ステップS201)。
更新制御部21は、設定情報に基づくソフトウェア更新の実行タイミングに従って、アプリケーション管理部22に対して、更新用データ31Dの取得を要求する(ステップS202)。
アプリケーション管理部22は、取得要求を受け付けると、更新用データ保持部31にアクセスし、更新用データ31Dが存在するか否かを判定する(更新用データ有無判定:ステップS203)。
アプリケーション管理部22は、更新用データ31Dが存在すると判定した場合、更新制御部21に更新用データ31Dを転送し、要求元に応答する。
更新制御部21は、更新用データ31Dを取得すると、管理対象機器200が登録された機器一覧情報を参照し(ステップS204)、登録された管理対象機器200に対して、更新管理部41を有しているか否かの確認を要求する(ステップS205)。機器一覧情報は、機器管理装置100が機器管理を行うために保持する情報である。機器一覧情報には、管理対象機器200の識別情報(例えば「IPアドレス」や「MACアドレス」など)が含まれる。これにより、機器管理装置100では、機器一覧情報の識別情報に基づき、管理対象機器200から機器の状態情報などを取得し、監視・保守などが実施できる。
更新制御部21は、機器一覧情報の識別情報を指定し、登録された管理対象機器200に対して、機能している更新管理部41の有無の確認を要求する。その結果、更新制御部21は、管理対象機器200からの応答情報として、確認結果(更新管理部の有無)を取得する。これにより、更新制御部21は、確認結果から、管理対象機器200が更新用データ31Dを受信可能か否かを判断する。
更新制御部21は、受信可能な管理対象機器200に対して、更新用データ31Dを送信(配布)する(ステップS206)。
その結果、管理対象機器200では、ステップS207からS214の処理が実行され、アプリケーションAPのソフトウェア更新が実施される。
ここで、上述した管理対象機器200が能動的に更新用データ31Dを取得する処理手順と、管理対象機器200が受動的に更新用データ31Dを受信する処理手順とを比較してみる。その結果、管理対象機器200が能動的にデータを取得する方法が、受動的にデータを受信する方法に比べて、ソフトウェア更新に係る処理時間を短縮できることが分かる。なぜなら、受動的にデータを受信する方法の場合、機器管理装置100から、データ受信可能な全ての管理対象機器200に対して更新用データ31Dを配布するため、管理対象機器200の台数が多いと、通信時間や処理時間が増大してしまう。一方、能動的にデータを取得する方法の場合には、ソフトウェア更新が必要と判断した管理対象機器200に対してのみ更新用データ31Dを配布するため、受動的にデータを受信する方法に比べて、通信時間や処理時間が短縮される。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る機器管理システム1によれば、まず、機器管理装置100が、アプリケーション定義データDD及び1又は複数のモジュールデータMD(更新用プログラム)を含む更新用データ31D(アーカイブデータ)を、更新用データ保持部31に保持している。機器管理システム1では、機器管理におけるソフトウェア更新を次のように行う。機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が、更新用データ31Dの有無判定を行い、更新制御部21が、判定結果に基づき、更新用データ31Dを管理対象機器200に送信する。管理対象機器200は、更新管理部41が、受信した更新用データ31Dをテンポラリに展開し、アプリケーションAPの更新可否判定を行い、判定結果に基づき、展開されたモジュールデータMDをアプリケーションAPへ渡し、ソフトウェア更新を要求する。
以上のように、本実施形態に係る機器管理システム1によれば、まず、機器管理装置100が、アプリケーション定義データDD及び1又は複数のモジュールデータMD(更新用プログラム)を含む更新用データ31D(アーカイブデータ)を、更新用データ保持部31に保持している。機器管理システム1では、機器管理におけるソフトウェア更新を次のように行う。機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が、更新用データ31Dの有無判定を行い、更新制御部21が、判定結果に基づき、更新用データ31Dを管理対象機器200に送信する。管理対象機器200は、更新管理部41が、受信した更新用データ31Dをテンポラリに展開し、アプリケーションAPの更新可否判定を行い、判定結果に基づき、展開されたモジュールデータMDをアプリケーションAPへ渡し、ソフトウェア更新を要求する。
つまり、機器管理システム1は、ソフトウェア更新を行うために必要なデータをアーカイブした更新用データ31Dを機器管理装置100から管理対象機器200へと渡し、アプリケーションAPに対してソフトウェア更新を要求する。
これによって、機器管理システム1では、機器上で動作するアプリケーションのソフトウェア更新において、更新手続きやコンフィグレーションの違いを意識することなく一括更新できる。また、アプリケーションソフトウェアの開発・提供者は、ソフトウェア更新における機器管理装置100と管理対象機器200とのやり取りを意識した更新用モジュール開発を行う必要がないため、効率よく開発作業を行うことができ、迅速にモジュールを提供できる。
[第2の実施形態]
近年、アプリケーションソフトウェアの提供方法には、記録媒体を介して配布する方法他に、インターネットなどの外部ネットワークを介して配布する方法がある。
近年、アプリケーションソフトウェアの提供方法には、記録媒体を介して配布する方法他に、インターネットなどの外部ネットワークを介して配布する方法がある。
本実施形態では、外部ネットワークを介してアプリケーションソフトウェアが配布される場合の機器管理システムにおけるソフトウェア更新機能について説明する。なお、以降の説明では、第1の実施形態と異なる事項のみ説明する。同様の事項については、第1の実施形態で示した参照符号を付し、その説明を省略する。
<システム構成>
図9は、本実施形態に係る機器管理システム1の構成例を示す図である。
図9に示すように、機器管理システム1は、機器管理装置100とソフトウェア提供装置(アプリケーションサーバ)400とが、インターネットIを介して接続されている。この場合、機器管理装置100は、ファイアウォール(Firewall)を経由してインターネットIに接続されている。なお、ファイアウォールは、ソフトウェアにより提供可能な機能であることから、機器管理装置100上で動作させてもよいし、専用機器上で動作させてもよい。
図9は、本実施形態に係る機器管理システム1の構成例を示す図である。
図9に示すように、機器管理システム1は、機器管理装置100とソフトウェア提供装置(アプリケーションサーバ)400とが、インターネットIを介して接続されている。この場合、機器管理装置100は、ファイアウォール(Firewall)を経由してインターネットIに接続されている。なお、ファイアウォールは、ソフトウェアにより提供可能な機能であることから、機器管理装置100上で動作させてもよいし、専用機器上で動作させてもよい。
ソフトウェア提供装置400は、例えば、管理対象機器200上で動作するアプリケーションソフトウェアをDBにより管理し、要求に応じて提供する情報処理装置である。よって、アプリケーションソフトウェアの開発・提供者は、開発したモジュールをソフトウェア提供装置400のDBに登録することで、ユーザに提供(配布)することができる。
なお、ソフトウェア提供装置400のハードウェア構成については、第1の実施形態で示した図2(機器管理装置のハードウェア構成)と略同一であることから、その説明を省略する。
<ソフトウェア更新機能>
図10は、本実施形態に係る機器管理システム1が有する機能構成例を示す図である。
図10に示すように、第1の実施形態で示した機能構成との違いは、ソフトウェア提供装置400が有する機能部、及び機器管理装置100が有するアプリケーション管理部22である。
図10は、本実施形態に係る機器管理システム1が有する機能構成例を示す図である。
図10に示すように、第1の実施形態で示した機能構成との違いは、ソフトウェア提供装置400が有する機能部、及び機器管理装置100が有するアプリケーション管理部22である。
《ソフトウェア提供装置が有する機能部》
ソフトウェア提供装置400は、ソフトウェア管理部51及びソフトウェア保持部61などを有している。
ソフトウェア提供装置400は、ソフトウェア管理部51及びソフトウェア保持部61などを有している。
ソフトウェア管理部51は、アプリケーションソフトウェアを管理する機能部である。アプリケーションソフトウェアは、ソフトウェア保持部61に格納され保持される。ソフトウェア保持部61は、例えば、ソフトウェア提供装置400が備える記憶装置(HDD)に構築されたDB(所定の記憶領域群)にあたる。ソフトウェア保持部61では、構築されたDBにより、アプリケーションAPごとに該当データが保持される。具体的には、アプリケーションAPごとのソフトウェア情報(例えば「識別情報」、「アプリ名情報」、及び「バージョン情報」など)や1又は複数のモジュールデータMD(更新用プログラム)が保持される。なお、ソフトウェア情報及びモジュールデータMDは、ソフトウェア開発・提供者により、ソフトウェア保持部61に格納される。その際、ソフトウェア開発・提供者は、所定のツールを用いてソフトウェア保持部61に格納する。
ソフトウェア管理部51は、ソフトウェア保持部61にアクセスし、所定のデータ操作により、データの登録・削除・更新・検索・取得などを行い、アプリケーションソフトウェアを管理する。具体的には、次のように機能する。ソフトウェア管理部51は、機器管理装置100からのソフトウェア取得要求を受け付ける。ソフトウェア管理部51は、取得要求に基づくデータ操作によりソフトウェア保持部61にアクセスし、該当データ(取得要求されたアプリケーションAPのソフトウェア情報及びモジュールデータMD)を取得する。ソフトウェア管理部51は、取得した該当データを機器管理装置100に送信し、要求元に応答する。これにより、機器管理装置100は、アプリケーションAPにおける最新のソフトウェア情報及びモジュールデータMDを取得することができる。
なお、ソフトウェア管理部51が、ソフトウェア保持部61のデータ操作機能をソフトウェア開発・提供者に対して提供してもよい。例えば、ソフトウェア開発・提供者は、ソフトウェア管理部51が提供するGUIを介して、ソフトウェア情報の作成・編集、及びアプリケーションAPに対応するモジュールデータMDの追加・削除などを行う。その結果、ソフトウェア管理部51は、ソフトウェア開発・提供者から受け付けた格納指示に従って、各データをソフトウェア保持部61に格納する。
《機器管理装置が有するアプリケーション管理部》
アプリケーション管理部22は、更新用データ生成部22aを有している。更新用データ生成部22aは、更新用データ31Dを生成する機能部である。
アプリケーション管理部22は、更新用データ生成部22aを有している。更新用データ生成部22aは、更新用データ31Dを生成する機能部である。
第1の実施形態では、更新用データ31Dが、ソフトウェア更新を行う作業者により予め生成され、更新用データ保持部31に格納される場合について説明を行った。本実施形態では、アプリケーション管理部22が、更新用データ31Dを自動生成する機能を有している。つまり、更新用データ生成部22aは、ソフトウェア更新を行うために必要なデータをアーカイブし、更新用データ31Dを生成する。
更新用データ生成部22aは、具体的に次のように機能する。更新用データ生成部22aは、ソフトウェア提供装置400から取得したアプリケーションAPのソフトウェア情報に基づき、アプリケーション定義データDDを更新(又は生成)する。更新用データ生成部22aは、ソフトウェア提供装置400から取得したモジュールデータMDと、更新(又は生成)したアプリケーション定義データDDとをアーカイブし、更新用データ31Dを生成する。生成された更新用データ31Dは、アプリケーション管理部22により、更新用データ保持部31に格納される。このとき、更新用データ保持部31に既存の更新用データ31Dが保持されていた場合には、上書きされることによりデータが更新される。
このように、機器管理装置100では、ソフトウェア提供装置400からアプリケーションソフトウェアのデータを取得すると、自動的に更新用データ31Dが生成され、更新用データ保持部31で保持するデータが更新される。
次に、本実施形態に係るソフトウェア更新機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、処理手順を示すシーケンス図を用いて説明する。
ソフトウェア更新機能は、機器管理装置100、管理対象機器200、及びソフトウェア提供装置400に搭載(インストール)される各プログラム(ソフトウェア更新機能を実現するソフトウェア部品)が、制御部(例えば「CPU」)により、格納先(例えば「HDD」や「ROM」)から読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
また、ソフトウェア更新に係る処理には、主に、次のような処理手順が挙げられる。1つは、ソフトウェア提供装置400がソフトウェア更新実行のトリガとなる処理である。もう1つは、機器管理装置100がソフトウェア更新実行のトリガとなる処理である。このように、本実施形態に係る機器管理システム1では、ソフトウェア提供装置400又は機器管理装置100のどちらがソフトウェア更新実行のトリガとなるかによって大別される。以下の説明では、これら2つの処理手順を順に説明する。
《ソフトウェア提供装置がソフトウェア更新実行のトリガとなる処理》
図11は、本実施形態に係る機器管理におけるソフトウェア更新を行う処理手順例(その1)を示すシーケンス図である。図8に示す処理手順と図11に示す処理手順との違いは、ステップS301からS305である。よって、図11に示すステップS306からS316については、図8に示したステップS204からS214を参照し、その説明を省略する。
図11は、本実施形態に係る機器管理におけるソフトウェア更新を行う処理手順例(その1)を示すシーケンス図である。図8に示す処理手順と図11に示す処理手順との違いは、ステップS301からS305である。よって、図11に示すステップS306からS316については、図8に示したステップS204からS214を参照し、その説明を省略する。
図11に示すように、ソフトウェア提供装置400は、ソフトウェア管理部51により、ソフトウェア更新スケジュールの設定情報を参照し、更新スケジュールを確認する(ステップS301)。
ソフトウェア管理部51は、設定情報に基づくソフトウェア更新の実行タイミングに従って、機器管理装置100が有するアプリケーション管理部22に対して、更新実行の旨を通知する(ステップS302)。
機器管理装置100は、更新実行の通知を受け付けると、アプリケーション管理部22により、ソフトウェア提供装置400が有するソフトウェア管理部51に対して、アプリケーションソフトウェアの取得を要求する(ステップS303)。アプリケーション管理部22は、管理対象機器200上で動作するアプリケーションソフトウェアの識別情報を指定し、該当データの取得を要求する。ソフトウェア管理部51は、識別情報に基づき、ソフトウェア保持部61を参照し、該当データ(ソフトウェア情報及び1又は複数のモジュールデータMD)を取得する。その後、ソフトウェア管理部51は、取得した該当データを機器管理装置100に送信し、要求元に応答する。その結果、アプリケーション管理部22は、ソフトウェア管理部51からの応答情報として、指定したアプリケーションAPのソフトウェア情報及び1又は複数のモジュールデータMDを取得する。
機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が有する更新用データ生成部22aにより、取得したソフトウェア情報及び1又は複数のモジュールデータMDから、更新用データ31Dを生成する(ステップS304)。
更新用データ生成部22aは、取得したソフトウェア情報に基づき、アプリケーション定義データDD内に、識別情報、アプリ名情報、及びバージョン情報を定義し、データを更新する。更新用データ生成部22aは、既に管理している他のアプリケーションAPに対応するモジュールデータMDの格納構造に基づき、取得したモジュールデータMDの格納構造を決定する。ここで言う「格納構造」とは、機器管理装置100がファイルシステムでデータを管理している場合のディレクトリ構造にあたる。更新用データ生成部22aは、決定した格納構造に基づき、アプリケーション定義データDD内に、格納先情報を定義し、取得したモジュールデータMDを決定した格納先に保存する。更新用データ生成部22aは、更新されたアプリケーション定義データDD及び格納された1又は複数のモジュールデータMDをアーカイブし、更新用データ31Dを生成する。
生成された更新用データ31Dは、アプリケーション管理部22により、更新用データ保持部31に格納される。このとき、更新用データ保持部31に既存の更新用データ31Dが保持されていた場合には、上書きされることによりデータが更新される。
アプリケーション管理部22は、生成した更新用データ31Dを更新制御部21に転送する(ステップS305)。
その結果、機器管理装置100では、ステップS306からS308の処理が実行され、また、管理対象機器200では、ステップS309からS316の処理が実行され、アプリケーションAPのソフトウェア更新が実施される。
《機器管理装置がソフトウェア更新実行のトリガとなる処理》
図12は、本実施形態に係る機器管理におけるソフトウェア更新を行う処理手順例(その2)を示すシーケンス図である。図8に示す処理手順と図12に示す処理手順との違いは、図11と同様に、ステップS401からS405である。よって、図12に示すステップS406からS416については、図8に示したステップS204からS214を参照し、その説明を省略する。
図12は、本実施形態に係る機器管理におけるソフトウェア更新を行う処理手順例(その2)を示すシーケンス図である。図8に示す処理手順と図12に示す処理手順との違いは、図11と同様に、ステップS401からS405である。よって、図12に示すステップS406からS416については、図8に示したステップS204からS214を参照し、その説明を省略する。
図12に示すように、機器管理装置100は、更新制御部21により、ソフトウェア更新スケジュールの設定情報を参照し、更新スケジュールを確認する(ステップS401)。
更新制御部21は、設定情報に基づくソフトウェア更新の実行タイミングに従って、機器管理装置100が有するアプリケーション管理部22に対して、更新実行の旨を通知する(ステップS402)。
アプリケーション管理部22は、更新実行の通知を受け付けると、ソフトウェア提供装置400が有するソフトウェア管理部51に対して、アプリケーションソフトウェアの取得を要求する(ステップS403)。
ソフトウェア提供装置400は、ソフトウェア管理部51により、機器管理装置100が有するアプリケーション管理部22に、指定されたアプリケーションAPのソフトウェア情報及び1又は複数のモジュールデータMDを送信し、要求元に応答する。
機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が有する更新用データ生成部22aにより、取得したソフトウェア情報及び1又は複数のモジュールデータMDから、更新用データ31Dを生成する(ステップS404)。
アプリケーション管理部22は、生成した更新用データ31Dを更新制御部21に転送する(ステップS405)。
その結果、機器管理装置100では、ステップS406からS408の処理が実行され、また、管理対象機器200では、ステップS409からS416の処理が実行され、アプリケーションAPのソフトウェア更新が実施される。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る機器管理システム1によれば、機器管理におけるソフトウェア更新を次のように行う。機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が、ソフトウェア提供装置400からアプリケーションソフトウェアを取得する。機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が、取得したアプリケーションソフトウェアから、更新用データ31D(アプリケーション定義データDD及び1又は複数のモジュールデータMD(更新用プログラム)のアーカイブデータ)を生成し、更新用データ保持部31に格納する。機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が、更新用データ31Dの有無判定を行い、更新制御部21が、判定結果に基づき、更新用データ31Dを管理対象機器200に送信する。管理対象機器200は、更新管理部41が、受信した更新用データ31Dをテンポラリに展開し、アプリケーションAPの更新可否判定を行い、判定結果に基づき、展開されたモジュールデータMDをアプリケーションAPへ渡し、ソフトウェア更新を要求する。
以上のように、本実施形態に係る機器管理システム1によれば、機器管理におけるソフトウェア更新を次のように行う。機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が、ソフトウェア提供装置400からアプリケーションソフトウェアを取得する。機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が、取得したアプリケーションソフトウェアから、更新用データ31D(アプリケーション定義データDD及び1又は複数のモジュールデータMD(更新用プログラム)のアーカイブデータ)を生成し、更新用データ保持部31に格納する。機器管理装置100は、アプリケーション管理部22が、更新用データ31Dの有無判定を行い、更新制御部21が、判定結果に基づき、更新用データ31Dを管理対象機器200に送信する。管理対象機器200は、更新管理部41が、受信した更新用データ31Dをテンポラリに展開し、アプリケーションAPの更新可否判定を行い、判定結果に基づき、展開されたモジュールデータMDをアプリケーションAPへ渡し、ソフトウェア更新を要求する。
つまり、機器管理システム1は、ソフトウェア更新を行うために必要なデータを、ソフトウェア提供装置400から機器管理装置100へと渡し、機器管理装置100が、これらのデータをアーカイブして更新用データ31Dを生成する。続いて、機器管理システム1は、生成した更新用データ31Dを機器管理装置100から管理対象機器200へと渡し、アプリケーションAPに対してソフトウェア更新を要求する。
これによって、機器管理システム1では、外部ネットワークを介してアプリケーションソフトウェアが配布される環境下であっても、機器上で動作するアプリケーションソフトウェアを、更新手続きやコンフィグレーションの違いを意識することなく一括更新できる。
ここまで、上記実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る機器管理システム1が有する「ソフトウェア更新機能」は、図を用いて説明を行った各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムが、各装置(機器管理装置100,管理対象機器200,ソフトウェア提供装置400)の制御部(例えば「CPU」)により実行されることで実現される。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103a,214aに格納することができる。記録媒体103aには、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)などがある。また、記録媒体214aには、例えば、SDメモリカード及びUSBメモリなどがある。
よって、上記プログラムは、記録媒体103a,214aに記憶させることで、記録媒体103aを読み取り可能なドライブ装置103や記録媒体214aを読み取り可能な外部記憶I/F214などを介して、各装置(機器管理装置100,管理対象機器200,ソフトウェア提供装置400)にインストールすることができる。また、機器管理装置100,ソフトウェア提供装置400は、インタフェース装置107を備えていることから、インターネットIなどの電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。管理対象機器200は、ネットワークI/F213を備えていることから、機器管理装置100,ソフトウェア提供装置400と同様に、上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
上記実施形態では、ソフトウェア更新を所定のスケジュールに従って自動実行する動作について説明を行ったが、この限りでない。例えば、ソフトウェア更新を行う作業者が、機器管理装置100から任意のタイミングで実行してもよい。この場合、機器管理装置100では、作業者から、更新対象の管理対象機器200やアプリケーションAPの指定を受け付け、指定された管理対象機器200やアプリケーションAPに対して、ソフトウェア更新を実施する。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 機器管理システム
21 更新制御部
22 アプリケーション管理部(a:更新用データ生成部)
31 更新用データ保持部(D:更新用データ)
41 更新管理部
51 ソフトウェア管理部
61 ソフトウェア保持部
100 機器管理装置(機器管理サーバ)
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM(揮発性の半導体メモリ)
105 ROM(不揮発性の半導体メモリ)
106 CPU(中央処理装置)
107 インタフェース装置(NIC:Network I/F Card)
108 HDD(不揮発性の記憶装置)
200 管理対象機器(画像処理装置)
210 コントローラ
211 CPU(中央処理装置)
212 記憶装置
213 ネットワークI/F
214 外部記憶I/F(a:記録媒体)
220 操作パネル
230 プロッタ(画像形成部)
240 スキャナ(読み取り部)
300 クライアントPC(情報処理装置)
400 ソフトウェア提供装置(アプリケーションサーバ)
AP アプリケーション
I インターネット(外部ネットワーク)
N ネットワーク(データ伝送路)
21 更新制御部
22 アプリケーション管理部(a:更新用データ生成部)
31 更新用データ保持部(D:更新用データ)
41 更新管理部
51 ソフトウェア管理部
61 ソフトウェア保持部
100 機器管理装置(機器管理サーバ)
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM(揮発性の半導体メモリ)
105 ROM(不揮発性の半導体メモリ)
106 CPU(中央処理装置)
107 インタフェース装置(NIC:Network I/F Card)
108 HDD(不揮発性の記憶装置)
200 管理対象機器(画像処理装置)
210 コントローラ
211 CPU(中央処理装置)
212 記憶装置
213 ネットワークI/F
214 外部記憶I/F(a:記録媒体)
220 操作パネル
230 プロッタ(画像形成部)
240 スキャナ(読み取り部)
300 クライアントPC(情報処理装置)
400 ソフトウェア提供装置(アプリケーションサーバ)
AP アプリケーション
I インターネット(外部ネットワーク)
N ネットワーク(データ伝送路)
Claims (18)
- 1又は複数の管理対象機器と機器管理装置とが、所定のデータ伝送路を介して接続される機器管理システムであって、
前記機器管理装置が、
前記管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持する保持手段と、
前記保持手段が前記更新用データを保持しているか否かを判定するデータ有無判定手段と、
前記更新用データを前記管理対象機器に送信する送信手段と、を有し、
前記管理対象機器が、
前記機器管理装置から送信された更新用データを受信する受信手段と、
前記アプリケーションのソフトウェア更新が行えるか否かを判定する更新可否判定手段と、
前記アプリケーションに対してソフトウェア更新を要求する要求手段と、を有し、
前記機器管理装置は、
前記送信手段が、前記データ有無判定手段による判定結果に基づき、前記更新用データを前記管理対象機器に送信し、
前記管理対象機器は、
前記要求手段が、前記更新可否判定手段による判定結果に基づき、前記受信手段により受信した更新用データに含まれる前記モジュールデータを前記アプリケーションへ渡し、ソフトウェア更新を要求することを特徴とする機器管理システム。 - 前記更新可否判定手段は、
前記管理対象機器から得られる機器の状態情報に基づき、前記アプリケーションのソフトウェア更新が行えるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の機器管理システム。 - 前記アプリケーションは、
前記更新用データに含まれる前記定義データに定義されたソフトウェア情報に基づき、アプリケーション自身がソフトウェア更新対象か否かを確認し、
ソフトウェア更新対象であった場合に、
前記モジュールデータを用いて、アプリケーション自身のソフトウェア更新を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の機器管理システム。 - 前記管理対象機器は、
自機においてソフトウェア更新を行う必要があるか否かを判定する更新要否判定手段を、有し、
ソフトウェア更新の実行タイミングを定めた所定のスケジュールに従って、前記更新要否判定手段により、前記機器管理装置から取得した前記更新用データの更新日時に基づき、前記アプリケーションのソフトウェア更新要否を判定し、
前記ソフトウェア更新が必要と判定された場合に、
前記更新用データの送信を前記管理対象機器に要求することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の機器管理システム。 - 前記機器管理装置は、
ソフトウェア更新の実行タイミングを定めた所定のスケジュールに従って、前記データ有無判定手段により、前記更新用データを保持しているか否かを判定し、
前記更新用データを保持していると判定された場合に、
前記更新用データを前記管理対象機器に送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の機器管理システム。 - 当該機器管理システムは、
前記所定のデータ伝送路を介して、前記アプリケーションのソフトウェアを記憶装置の所定の記憶領域に保持し、要求に応じて、前記アプリケーションのソフトウェアを提供するソフトウェア提供装置が接続されており、
前記機器管理装置は、
前記ソフトウェア提供装置から提供されたソフトウェアから、前記更新用データを生成する生成手段を、有し、
前記生成手段により生成した更新用データを前記管理対象機器に送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の機器管理システム。 - 前記ソフトウェア提供装置は、
ソフトウェア更新の実行タイミングを定めた所定のスケジュールに従って、ソフトウェア更新の実行を前記機器管理装置に通知し、
通知した前記機器管理装置からの要求に応じて、前記アプリケーションのソフトウェアを提供することを特徴とする請求項6に記載の機器管理システム。 - 前記機器管理装置は、
ソフトウェア更新の実行タイミングを定めた所定のスケジュールに従って、前記アプリケーションのソフトウェアの提供を前記ソフトウェア提供装置に要求することを特徴とする請求項6に記載の機器管理システム。 - 1又は複数の管理対象機器と、所定のデータ伝送路を介して接続される機器管理装置であって、
前記管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持する保持手段と、
前記保持手段が前記更新用データを保持しているか否かを判定するデータ有無判定手段と、
前記更新用データを前記管理対象機器に送信する送信手段と、を有し、
前記送信手段が、前記データ有無判定手段による判定結果に基づき、前記更新用データを前記管理対象機器に送信することを特徴とする機器管理装置。 - ソフトウェア更新の実行タイミングを定めた所定のスケジュールに従って、前記データ有無判定手段により、前記更新用データを保持しているか否かを判定し、
前記更新用データを保持していると判定された場合に、
前記更新用データを前記管理対象機器に送信することを特徴とする請求項9に記載の機器管理装置。 - 当該管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持し、前記更新用データを送信する機器管理装置と、所定のデータ伝送路を介して接続される1又は複数の管理対象機器であって、
前記機器管理装置から送信された更新用データを受信する受信手段と、
前記アプリケーションのソフトウェア更新が行えるか否かを判定する更新可否判定手段と、
前記アプリケーションに対してソフトウェア更新を要求する要求手段と、を有し、
前記要求手段が、前記更新可否判定手段による判定結果に基づき、前記受信手段により受信した更新用データに含まれる前記モジュールデータを前記アプリケーションへ渡し、ソフトウェア更新を要求することを特徴とする管理対象機器。 - 前記更新可否判定手段は、
当該管理対象機器から得られる機器の状態情報に基づき、前記アプリケーションのソフトウェア更新が行えるか否かを判定することを特徴とする請求項11に記載の管理対象機器。 - 前記アプリケーションは、
前記更新用データに含まれる前記定義データに定義されたソフトウェア情報に基づき、アプリケーション自身がソフトウェア更新対象か否かを確認し、
ソフトウェア更新対象であった場合に、
前記モジュールデータを用いて、アプリケーション自身のソフトウェア更新を実行することを特徴とする請求項11又は12に記載の管理対象機器。 - 自機においてソフトウェア更新を行う必要があるか否かを判定する更新要否判定手段を、有し、
ソフトウェア更新の実行タイミングを定めた所定のスケジュールに従って、前記更新要否判定手段により、前記機器管理装置から取得した前記更新用データの更新日時に基づき、前記ソフトウェア更新の要否を判定し、
前記ソフトウェア更新を行う必要があると判定された場合に、
前記更新用データの送信を前記管理対象機器に要求することを特徴とする請求項11ないし13のいずれか一項に記載の管理対象機器。 - 1又は複数の管理対象機器と、前記管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持する機器管理装置とが、所定のデータ伝送路を介して接続される機器管理システムにおけるソフトウェア更新方法であって、
前記機器管理装置が、
前記更新用データを保持しているか否かを判定するデータ有無判定手順と、
前記更新用データを前記管理対象機器に送信する送信手順と、を有し、
前記管理対象機器が、
前記管理対象機器から送信された更新用データを受信する受信手順と、
前記アプリケーションのソフトウェア更新が行えるか否かを判定する更新可否判定手順と、
前記アプリケーションに対してソフトウェア更新を要求する要求手順と、を有し、
前記機器管理装置は、
前記送信手順により、前記データ有無判定手順による判定結果に基づき、前記更新用データを前記管理対象機器に送信し、
前記管理対象機器は、
前記要求手順により、前記更新可否判定手順による判定結果に基づき、前記受信手順により受信した更新用データに含まれる前記モジュールデータを前記アプリケーションへ渡し、ソフトウェア更新を要求することを特徴とするソフトウェア更新方法。 - 1又は複数の管理対象機器と、所定のデータ伝送路を介して接続され、前記管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持する機器管理装置におけるソフトウェア更新プログラムであって、
コンピュータを、
前記更新用データを保持しているか否かを判定するデータ有無判定手段と、
前記データ有無判定手段による判定結果に基づき、前記更新用データを前記管理対象機器に送信する送信手段として機能させるソフトウェア更新プログラム。 - 当該管理対象機器で機能するアプリケーションのソフトウェア情報が定義された定義データ及び前記アプリケーションのモジュールデータを含む更新用データを、所定の記憶領域に保持し、前記更新用データを送信する機器管理装置と、所定のデータ伝送路を介して接続される1又は複数の管理対象機器におけるソフトウェア更新プログラムであって、
コンピュータを、
前記機器管理装置から送信された更新用データを受信する受信手段と、
前記アプリケーションのソフトウェア更新が行えるか否かを判定する更新可否判定手段と、
前記更新可否判定手段による判定結果に基づき、前記受信手段により受信した更新用データに含まれる前記モジュールデータを前記アプリケーションへ渡し、ソフトウェア更新を要求する要求手段として機能させるソフトウェア更新プログラム。 - 請求項16及び/又は17に記載のプログラムを記憶した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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