JP6061730B2 - 管理サーバ装置、クライアント装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

管理サーバ装置、クライアント装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、管理サーバ装置、クライアント装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
オフィスのネットワーク上に接続されているクライアント装置は、印刷装置等のデバイスで印刷を行う際にドライバを用いる。ここで、ドライバとは、アプリケーションからの印刷指示に従い、出力するデバイスに応じた印刷データを形成するためのソフトウェアである。更に、ドライバにて形成された画像データは、IP(Internet Protocol)といったプロトコルを利用した印刷ポート(以降、単に印刷ポートという)からデバイスへ送信され印刷される。
IPに関しては、近年、従来のIPv4に加え、より多くのアドレスの割当てが可能なIPv6が普及してきている。それに伴い、オフィスのネットワーク上に接続されているデバイスやクライアント装置のIPのサポート形態は、IPv4のみの形態、IPv6のみの形態及び両IPを用いた形態が存在する。また、オフィスで使用するIPの形態としては、IPv4及びIPv6の両IPの利用が可能な場合であっても、デバイスやクライアント装置の物理的な仕様による制約以外のセキュリティ面等の観点から、どちらか一方のIPのみを利用する場合がある。
このような印刷ポートを利用したクライアント装置がデバイスで印刷を行う際には、予めデバイスに対応したドライバと、印刷ポートとがクライアント装置にインストールされている必要があり、従来様々なインストール方式が提供されてきた。
例えば、印刷ポートの生成方法としては、ドライバをインストールする機能を有するインストーラを用いる方法がある。まず、クライアント装置においてユーザにより起動されたインストーラ(以後、単にインストーラという)は、ドライバが対応しているネットワーク上のデバイスを探索する。次に、インストーラは、探索したデバイスの印刷ポートに対するサポート情報を取得する。次に、インストーラは、探索したデバイスと、デバイスがサポートしている印刷ポートの選択機能との情報を含むデバイス一覧画面を表示する。そして、インストーラは、デバイス一覧画面上でユーザにより選択された印刷ポートを、ドライバと一緒にインストールする。(特許文献1)
特開2008−77513号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、印刷ポートを生成するクライアント装置で稼働しているプロトコルに関わらず、デバイスがサポートしている印刷ポートを生成していた。そのため、例えば、IPv4のみが有効なクライアント装置においてIPv6の印刷ポートがインストールされた場合、クライアント装置は、その印刷ポートを介した印刷をすることができない。また、特許文献1の技術は、一度インストールした印刷ポートをデバイスやクライアント装置のプロトコル変更に応じて変更する場合、インストールしたドライバと、印刷ポートとを削除する必要がある。そして、特許文献1の技術は、再度インストーラを起動して、ドライバと、印刷ポートとをインストールし直す必要がある。若しくは、特許文献1の技術は、ユーザが手動で既存の印刷ポートを削除してから、新たな印刷ポートを生成する必要がある。
ここで、プロトコル変更は、デバイスやクライアント装置で有効なプロトコルを、IPv4のみからIPv6のみに変更したり、両IPを利用できるように変更したりすることを意味する。
このように、従来の印刷ポートの管理方法では、デバイスやクライアント装置の有効なプロトコルに応じた適切な印刷ポートの生成や変更をすることができなかった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、適切な印刷ポートの生成や変更をすることを目的とする。
そこで、本発明の管理サーバ装置は、記憶装置に保存されているクライアントリスト情報からクライアント装置情報を選択する選択手段と、前記選択手段により選択されたクライアント装置情報に関連付けられている印刷ポート情報を編集する編集手段と、前記編集手段により編集された印刷ポート情報に基づく印刷ポートの設定に係るタスクを作成する作成手段と、前記作成手段により作成されたタスクのタスク情報を前記クライアント装置情報が示すクライアント装置に送信する送信手段と、を有する。
また、本発明のクライアント装置は、管理サーバ装置から印刷ポート情報の編集に係るタスク情報を受信する受信手段と、自装置のプロトコル情報を取得する取得手段と、前記受信手段により受信されたタスク情報に含まれる印刷ポート情報と、前記取得手段により取得されたプロトコル情報とに基づいて記憶装置に保存されている規則情報を参照し、生成する印刷ポートの印刷ポート情報を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された印刷ポート情報に基づいて、印刷ポートを生成する印刷ポート生成手段と、を有する。
本発明によれば、適切な印刷ポートの生成や変更をすることができる。
印刷環境の一例を示す図(その1)である。 印刷環境の一例を示す図(その2)である。 システム構成の一例を示す図である。 ハードウェア構成の一例を示す図である。 ソフトウェア構成等の一例を示す図である。 デバイスリストの一例を示す図(その1)である。 ドライバリストの一例を示す図である。 クライアントリストの一例を示す図(その1)である。 管理サーバ装置の処理の一例を示すフローチャートである。 メニュー選択画面の一例を示す図である。 クライアント装置選択処理の一例を示すフローチャートである。 クライアント装置選択画面の一例を示す図(その1)である。 ドライバ選択画面の一例を示す図である。 プリンタ及び印刷ポートの設定画面の一例を示す図(その1)である。 印刷ポート情報編集処理の一例を示すフローチャートである。 印刷ポート情報の編集画面の一例を示す図である。 登録タスクの設定処理の一例を示すフローチャートである。 登録タスクの設定画面の一例を示す図である。 管理サーバ装置でのタスク送信処理の一例を示すフローチャートである。 クライアント装置でのタスク実行処理の一例を示すフローチャートである。 印刷ポート特定情報の一例を示す図である。 クライアントリストの一例を示す図(その2)である。 デバイスリストの一例を示す図(その2)である。 クライアント装置選択画面の一例を示す図(その2)である。 プリンタ及び印刷ポートの設定画面の一例を示す図(その2)である。 プリンタ及び印刷ポートの設定画面の一例を示す図(その3)である。 クライアントリストの一例を示す図(その3)である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき説明する。
図1Aは、デバイス2000と、クライアント装置3000とを含む印刷環境の一例を示す図である。
ここで、印刷装置等のデバイスDevA(以後、単にDevAという)、DevB、DevC及びDevDを総称してデバイス2000という。また、クライアント装置PC−A1からクライアント装置PC−Anまで(以後、単にPC−A1〜Anという)、PC−B1〜Bn及びPC−C1〜Cnを総称してクライアント装置3000という。
デバイス2000及びクライアント装置3000は、通信回線4000を介して互いに接続されている。
デバイス2000は、印刷処理機能を有する印刷装置であり、印刷機能のみを有するSFPであってもよいし、印刷機能以外にスキャナ、コピー及びファクス機能等を有するMFPであってもよい。
クライアント装置3000は、アプリケーションによりドライバを制御し、印刷ポートを介してデバイス2000で印刷をすることができる。
PC−A1〜Anは、DevAと、DevBとを使用する。PC−B1〜Bnは、DevCを使用する。PC−C1〜Cnは、DevDを使用する。
DevAは、デバイス情報2010を有している。DevBは、デバイス情報2020を有している。DevCは、デバイス情報2030を有している。DevDは、デバイス情報2040を有している。
ここで、アドレスとは、クライアント装置3000からの印刷データを受信することができるデバイス2000のIPアドレスのことである。例えば、IPv4_Aとは、IPv4形態のDevAのIPアドレスを意味し、IPv6_Aとは、IPv6形態のDevAのIPアドレスを意味する。即ち、このアドレスに対応した印刷ポートが、クライアント装置3000上に生成されることになる。
なお、本実施形態では、DevAのIPv4形態のIPアドレスであるIPv4_Aに対応するクライアント装置3000に生成される印刷ポートもIPv4_Aと記す。また、以降、IPv4_AやIPv6_AといったIPアドレスを使用する印刷ポートを、ローカルポートと区別する場合、IPポートという。
PC−A1〜Anは、プロトコル情報3010を有している。PC−B1〜Bnは、プロトコル情報3020を有している。PC−C1〜Cnは、プロトコル情報3030を有している。
ここで、プロトコル情報とは、クライアント装置3000で稼働しているプロトコルを意味する。なお、図1Aでは、各プロトコルの稼働状況として、有効なプロトコルをEnable、無効なプロトコルをDisableと記す。即ち、図1Aでは、PC−A1〜Anは、IPv4と、IPv6との両プロトコルが有効な環境である。PC−B1〜Bnは、IPv4は有効な環境であるが、IPv6は無効な環境である。PC−C1〜Cnは、IPv6は有効な環境であるが、IPv4は無効な環境である。
印刷情報5010、5020及び5030は、上述のデバイス情報と、プロトコル情報とに基づくクライアント装置3000の最適な印刷環境を示す印刷情報である。
印刷情報5010、5020及び5030は、ドライバ情報及び印刷ポート情報から構成される。
ドライバ情報は、ドライバ名、バージョン、プリンタ名及び対応デバイス名の情報から構成される。ここで、ドライバ名とは、ドライバの名称である。バージョンとは、そのドライバのバージョンである。プリンタ名とは、上述のドライバにより生成されたプリンタオブジェクトの名称である。対応デバイス名とは、ドライバが対応しているデバイス2000のデバイス名であり、ドライバによっては、複数のデバイス2000に対応していてもよい。
印刷ポート情報は、印刷ポート及び出力デバイス名の情報から構成される。ここで、印刷ポートとは、上述のデバイス情報のアドレスに対応したプロトコルと、IPアドレスとを有するデバイス2000に印刷データを送付するポートである。出力デバイス名は、上述のドライバ情報の対応デバイス名と対応しており、印刷ポートから送付された印刷データを印刷するデバイス2000の名称である。なお、出力デバイス名は、出力先装置情報の一例である(以下においても同様とする)。
PC−A1〜AnのDevAに対するドライバ情報は、インストールするドライバがドライバ名DrvA、バージョンがv1.0、生成するプリンタ名がPrnA、使用する印刷ポートがIPv4_Aであることを示す。
ここで、PC−A1〜Anは、IPv4及びIPv6の両プロトコルが有効であり、DevAもIPv4及びIPv6の両アドレスが有効である。そのため、PC−A1〜Anは、IPv4及びIPv6のどちらの印刷ポートも構築することができるが、本実施形態では、両プロトコルの印刷ポートが構築可能な場合には、IPv4プロトコルの印刷ポートを生成する。
なお、現在市場で使用されているデバイス2000と、後述する管理サーバ装置1000のデバイス管理部30との通信においては、従来のIPv4の方が、新たなIPv6よりも稼働面の安定性が高いプロトコルである。そのため、デバイス2000は、IPv4及びIPv6の両プロトコルの使用が可能な場合、IPv4を優先することが多いため、印刷ポートの生成においても両プロトコルが有効な場合には、IPv4の印刷ポート生成を優先するものとする。
また、PC−A1〜AnのDevBに対するドライバ情報は、インストールするドライバがドライバ名DrvB、バージョンがv2.0、生成するプリンタ名がPrnB、使用する印刷ポートがIPv4_Bであることを示す。
ここで、PC−A1〜Anは、IPv4及びIPv6の両プロトコルが有効であるが、DevBは、IPv4アドレスのみが有効である。そのため、PC−A1〜Anが使用する印刷ポートは、IPv4_Bとなる。
同様に、PC−B1〜BnのDevCに対するドライバ情報は、インストールするドライバがドライバ名DrvC、バージョンがv1.0、生成するプリンタ名がPrnC、使用する印刷ポートがIPv4_Cであることを示す。
ここで、DevCは、IPv4及びIPv6の両アドレスが有効であるが、PC−B1〜Bnは、IPv4プロトコルのみが有効である。そのため、PC−B1〜Bnが使用する印刷ポートは、IPv4_Cとなる。
同様に、PC−C1〜CnのDevDに対するドライバ情報は、インストールするドライバがドライバ名DrvD、バージョンがv1.0、生成するプリンタ名がPrnD、使用する印刷ポートがIPv6_Dであることを示す。
ここで、DevDは、IPv4及びIPv6の両アドレスが有効であるが、PC−C1〜Cnは、IPv6プロトコルのみが有効である。そのため、PC−C1〜Cnが使用する印刷ポートは、IPv6_Dとなる。
次に、図1Aのクライアント装置3000の印刷環境から、図1Bに示すような印刷環境への変更が行われた場合について説明する。
印刷環境の変更内容は、次の通りである。
・PC−A1〜Anの印刷環境で、DevAのIPv4アドレスが無効に変更されている。
・PC−B1〜Bnの印刷環境で、PC−B1〜Bnの有効なプロトコルがIPv6のみに変更されている。
・PC−C1〜Cnの印刷環境で、PC−C1〜Cnの有効なプロトコルがIPv4のみに変更されている。また、DevDでは、IPv4アドレスのみが有効に変更されている。
図1Bに示されるクライアント装置3000の印刷情報5010、5020及び5030は、上述のような変更が行われた場合における最適な印刷環境を示している。
即ち、ユーザは、PC−A1〜AnのDevAに対する印刷ポートをIPv4_AからIPv6_Aに変更する必要がある。一方、ユーザは、PC−A1〜AnのDevBに対する印刷ポートを変更する必要がない。また、ユーザは、PC−B1〜BnのDevCに対する印刷ポートをIPv4_CからIPv6_Cに変更する必要がある。同様に、ユーザは、PC−C1〜CnのDevDに対する印刷ポートをIPv6_DからIPv4_Dに変更する必要がある。
以下、上記のことを実現する好適な実施形態について詳細に説明する。
<実施形態1>
図2は、本実施形態のシステムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態のシステムは、管理サーバ装置1000と、DevA〜Devn(総称してデバイス2000という)と、PC−A1〜An、PC−B1〜Bn及びPC−C1〜Cn(総称してクライアント装置3000という)とを含む。なお、管理サーバ装置1000、デバイス2000及びクライアント装置3000は、通信回線4000を介して互いに接続されている。
ここで、管理サーバ装置1000は、デバイス2000及びクライアント装置3000を管理するための後述する図4に示されるデバイス管理部30を有するサーバ装置である。また、管理サーバ装置1000は、クライアント装置3000におけるプリンタ追加タスクや印刷ポート切り替えタスクを作成して登録及び管理する。
デバイス2000は、クライアント装置3000からの指示に基づいて印刷を実行する印刷装置である。
クライアント装置3000は、印刷ポートを介してデバイス2000で印刷を実行することができる情報処理装置である。また、クライアント装置3000は、管理サーバ装置1000が管理しているタスクを実行したりすることができる。
図3は、管理サーバ装置1000及びクライアント装置3000のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、管理サーバ装置1000のハードウェア構成について説明する。
管理サーバ装置1000のCPU10は、RAM12をワークエリアとして、ROM11及びHDD19に格納されたプログラムを実行することにより管理サーバ装置1000の機能(ソフトウェア構成)及び後述の管理サーバ装置1000のフローチャートに係る処理を実現する。より具体的には、CPU10は、ROM11及びHDD19に格納されたプログラムを実行することにより管理サーバ装置1000のデバイス管理部30の機能を実現し、更に、デバイス管理部30により管理サーバ装置1000の各機能が実現される。なお、CPU10がデバイス管理部30を実現するためのプログラムは、例えばDiskDrive20にマウント可能なフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVD、磁気テープ及びICメモリカード等の記憶媒体により供給される。ここで、DiskDrive20及びHDD19は、ディスクコントローラ(DKC)18を介してシステムバス13に接続される。
また、CPU10は、ビデオカード(VC)14を介して、表示装置(CRT)15にユーザインタフェース表示を行う。
また、CPU10は、キーボードコントローラ(KBC)16を介してキーボード(KB)17やマウス等のポインティングデバイスから受け付けた、先のユーザインタフェースに対する入力指示に応じた制御を行う。
更に、CPU10は、ネットワークインタフェースボード(NIC)21を介し、通信回線4000上のデバイス2000及びクライアント装置3000とデータ通信を行う。
なお、クライアント装置3000のハードウェア構成も管理サーバ装置1000のハードウェア構成と同様であるものとする。即ち、クライアント装置3000のCPU10は、RAM12をワークエリアとして、ROM11及びHDD19に格納されたプログラムを実行することによりクライアント装置3000の機能(ソフトウェア構成)及び後述のクライアント装置3000のフローチャートに係る処理を実現する。なお、管理サーバ装置1000のCPU10は、プログラムを実行することによりデバイス管理部30の機能を実現したが、クライアント装置3000のCPU10は、プログラムを実行することにより後述する図4に示されるドライバ制御部40の機能を実現する。
上述した図4は、管理サーバ装置1000及びクライアント装置3000のソフトウェア構成等の一例を示す図である。
管理サーバ装置1000のデバイス管理部30は、デバイス探索部31、タスク管理部32、ドライバ管理部33、データ保管部34及びドライバ保管部35を有している。なお、データ保管部34及びドライバ保管部35は、ハードウェアで構成されていてもよい。また、クライアント装置3000は、デバイス管理部30をWebベースのアプリケーションとして利用するようにしてもよい。その場合、クライアント装置3000は、Webブラウザを介してデバイス管理部30を利用する。
タスク管理部32は、デバイス探索部31やドライバ管理部33が生成してデータ保管部34に保管したタスクのスケジュール管理機能を有している。また、タスク管理部32は、タスクに設定されたスケジュールに応じて、タスクを保管したデバイス探索部31やドライバ管理部33に、タスクの実行を指示する。
デバイス探索部31は、SNMP、IP Broadcast又はSLP/Multicast等によるデバイス2000に対する探索機能を有している。ここで、デバイス探索部31は、デバイス2000に対して任意のタイミングで探索を行い、LAN等の通信回線4000を介して、MIB(Management Information Base)等のデバイス情報を取得、変更することができる。本実施形態では、デバイス探索部31は、デバイス探索の結果として、デバイス名、IPv4アドレス及びIPv6アドレス等のデバイス情報を取得し、データ保管部34に保存する。
図5は、デバイス探索結果(以後、デバイスリストという)の一例を示す図である。なお、デバイスリストは、出力先リスト情報の一例である(以下においても同様とする)。
図5のデバイスリストは、デバイス名、IPv4アドレス及びIPv6アドレスのデバイス情報から構成される。例えば、図5のデバイスリストは、DevAに関して、デバイス名がDevA、IPv4アドレスがIPv4_A、IPv6アドレスがIPv6_Aのデバイス2000であることを示している。他のデバイスも同様である。
ここで、図5のデバイスリストに示されるIPv4アドレス及びIPv6アドレスのDisableは、そのIPアドレスが有効ではないことを示している。
なお、管理サーバ装置1000は、デバイスリストをデバイス探索部31によるデバイス2000の探索により取得する他に、CSVファイル等のファイルのインポートにより取得するようにしてもよい。
ドライバ管理部33は、ドライバ管理機能、ドライバタスク管理機能及びクライアント装置管理機能を有している。
ドライバ管理部33のドライバ管理機能は、ドライバの実体をドライバ保管部35に保管し、そのドライバのドライバ情報をデータ保管部34に保管して管理する。
図6は、ドライバ管理部33が管理しているドライバ情報(以後、ドライバリストという)の一例を示す図である。なお、ドライバリストは、ドライバリスト情報の一例である(以下においても同様とする)。
ドライバリストは、ドライバ名、バージョン及び対応デバイス名のドライバ情報から構成される。例えば、図6のドライバリストは、ドライバ名がDrvAで、バージョンがv1.0であるドライバは、デバイス名DevAのデバイス2000に対応していることを示している。他のドライバも同様である。
ドライバ管理部33のドライバタスク管理機能は、クライアント装置3000に対して、ドライバのインストール及びアンインストール、プリンタや印刷ポートの生成及び削除、印刷ポートの切り替え等をリモートタスクにより実現する。
ここで、クライアント装置3000のCPU10は、ROM11及びHDD19に格納されているサービスプログラムを実行することにより実現させたドライバ制御部40の機能により、上述のリモートタスクを実行する。
ドライバ管理部33のドライバタスク管理機能は、ドライバ制御部40と、SOAP(Simple Object Access Protocol)等のプロトコルを利用したWebサービスとを用いて、タスクを実行する。
本実施形態のドライバタスクの一つであるプリンタ追加タスクは、任意のクライアント装置3000に対して、任意のデバイス2000に対応したドライバのインストール、プリンタの生成及び印刷ポートの生成を実現するタスクである。プリンタ追加タスクは、プリンタ追加タスクであることを示すタスク種別、インストールするドライバとその保存先、生成するプリンタ及び生成する印刷ポートの情報から構成される。
一方、ポート切り替えタスクは、プリンタ追加タスクにより、クライアント装置3000に生成した印刷ポートを他の印刷ポートに切り替えるためのタスクである。ポート切り替えタスクは、ポート切り替えタスクであることを示すタスク種別、印刷ポートを切り替えるプリンタ及び生成する印刷ポートの情報から構成される。
ドライバ管理部33のクライアント装置管理機能は、ドライバ制御部40から通達されたクライアント装置情報を管理する。
図7は、ドライバ管理部33のクライアント装置管理機能が管理しているクライアント装置情報のリスト(以後、クライアントリストという)の一例を示す図である。なお、クライアントリストは、クライアントリスト情報の一例である(以下においても同様とする)。
クライアントリストは、クライアント装置名、プロトコル、ドライバ名、バージョン、プリンタ名、印刷ポート及び出力デバイス名の情報から構成される。なお、クライアント装置名、プロトコル、ドライバ名、バージョン、プリンタ名、印刷ポート及び出力デバイス名の情報は、クライアントリストに関連付けられた情報の一例である。
ここで、プロトコルとは、上述の図1A、Bで説明したクライアント装置3000のプロトコル情報3010、3020及び3030のプロトコル情報を意味する。クライアントリストのプロトコルの欄に記述されているIPv4/IPv6は、そのクライアント装置3000で有効なプロトコルがIPv4と、IPv6とであることを意味する。また、クライアントリストのプロトコルの欄に記述されているIPv4は、そのクライアント装置3000で有効なプロトコルがIPv4のみであることを意味する。同様に、クライアントリストのプロトコルの欄に記述されているIPv6は、そのクライアント装置3000で有効なプロトコルがIPv6のみであることを意味する。
また、ドライバ名、バージョン、プリンタ名、印刷ポート及び出力デバイス名は、ドライバ制御部40がクライアント装置3000に対して実行したプリンタ追加タスクやポート切り替えタスクにより生成された情報である。
ドライバ名、バージョン及びプリンタ名は、図1A、Bの印刷情報5010、5020、5030のドライバ情報と同じであるため、説明を省略する。
印刷ポート及び出力デバイス名は、図1A、Bの印刷情報5010、5020、5030の印刷ポート情報と同じであるため、説明を省略する。
なお、ドライバ名、バージョン、プリンタ名及び印刷ポートの情報は、クライアント装置3000のドライバ制御部40がタスク実行後に管理サーバ装置1000に送付する情報である。また、出力デバイス名の情報は、ドライバ管理部33が、ドライバ制御部40から受信した上記の生成された印刷ポートの情報と、図5に示されるデバイスリストのアドレス情報とから特定する情報である。なお、図8は、デバイスリストの一例を示す図である。
ドライバ制御部40は、以下の場合に、ドライバ管理部33へクライアント装置情報を通知する。
・ドライバ制御部40自体がクライアント装置3000にインストールされた後
・プリンタ追加タスクやポート切り替えタスク等のクライアント装置3000に対するタスク実行後
・クライアント装置3000の起動時
・ドライバ管理部33からの任意の情報要求時
図7は、ドライバ制御部40自体がクライアント装置3000にインストールされた後に通知されたクライアント装置情報に関するクライアントリストの一例であるため、クライアント装置名と、プロトコルとの情報だけが記述されている。
データ保管部34は、HDD19上で稼働するデータベース等のデータ記録媒体であり、デバイス情報やドライバ情報を保存する。なお、本実施形態を含む以下の実施形態では、複数のデータを記憶するHDD等の記憶装置のことを含めてデータベースという。
ドライバ保管部35は、HDD19上で稼動するFTPサーバ、HTTPサーバ又はファイルサーバといったドライバの実体を保存するための保存領域である。
なお、データ保管部34やドライバ保管部35は、本実施形態のように管理サーバ装置1000内にあってもよいし、管理サーバ装置1000とは別の他のサーバ内にあってもよい。
次に、本実施形態における管理サーバ装置1000のプリンタ追加タスク作成処理について、詳細に説明する。なお、ドライバ管理部33は、図5のデバイスリスト、図6のドライバリスト及び図7のクライアントリストを、データ保管部34に保存しており、ドライバの実体をドライバ保管部35に保存しているものとする。
図8は、管理サーバ装置1000によるプリンタ追加タスクの作成処理及び後述するポート切り替えタスクの作成処理の一例を示すフローチャートである。
最初に、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、図9に示すメニュー選択画面からの選択を実行する(S100)。ここでは、ドライバ管理部33は、プリンタ追加タスクの作成メニューを選択したとする。
図9は、デバイス管理部30がCRT15に表示するメニュー選択画面50の一例を示す図である。
メニュー選択画面50は、メニュー51と、タスク作成領域52とから構成される。
デバイス管理部30は、CRT15に表示したメニュー選択画面50のメニュー51からの選択を、ユーザによるKB17の操作を介して受け付けると、受け付けた選択に応じて、タスク作成のための画面をタスク作成領域52に表示する。
次に、ドライバ管理部33は、S100での選択が、プリンタ追加タスクの作成であるか又はポート切り替えタスクの作成であるかを判定する(S101)。ここでは、ドライバ管理部33は、プリンタ追加タスクであると判定し、処理をS102に進めたものとして説明する。
次に、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、クライアント装置を選択する(S102)。
S102の処理の詳細について、図10を用いて説明する。
図10は、クライアント装置選択処理の一例を示すフローチャートである。
ドライバ管理部33は、データ保管部34に保存されている図7のクライアントリストからクライアント装置情報を取得し、クライアント装置3000の選択画面をCRT15上の図9のタスク作成領域52に表示する(S200)。
図11は、クライアント装置3000の選択画面の一例を示す図である。
図11のクライアント装置3000の選択画面は、図7に示したクライアントリストから抽出されたクライアント装置名と、プロトコル情報とを表示し、KB17を介してユーザがクライアント装置3000を選択することができる画面である。即ち、図11のクライアント装置3000の選択画面は、ドライバ制御部40を有しているクライアント装置3000の選択画面である。更に、図11のクライアント装置3000の選択画面は、画面遷移のための[次へ]ボタンと、処理を中止するための[キャンセル]ボタンとを含む。
次に、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、クライアント装置3000を選択する(S201)。なお、ここでは、ドライバ管理部33は、図11に示すPC−A1〜Anを選択したとする。
図8の説明に戻り、ドライバ管理部33は、KB17を介したユーザの操作により、図11に示される[次へ]ボタンが押下されたか否かを判定する(S103)。ドライバ管理部33は、[次へ]ボタンが押下されたと判定した場合、処理をS104に進める。一方、ドライバ管理部33は、図11に示される[キャンセル]ボタンが押下されたと判定した場合、処理を終了する。
次に、ドライバ管理部33は、S100での選択が、プリンタ追加タスクの作成であるか否かを判定し(S104)、プリンタ追加タスクの作成であると判定した場合には処理をS105に進める。一方、ドライバ管理部33は、プリンタ追加タスクの作成でないと判定した場合、処理をS115に進める。ここでは、ドライバ管理部33は、プリンタ追加タスクの作成であると判定し、処理をS105に進める。
次に、ドライバ管理部33は、データ保管部34に保存されている図6のドライバリストからドライバ情報を取得し、ドライバの選択画面をCRT15上の図9のタスク作成領域52に表示する(S105)。
図12は、ドライバ選択画面の一例を示す図である。
図12のドライバの選択画面は、ユーザがKB17を介した操作により図6に示したドライバリストからドライバを選択することができる画面である。更に、図12のドライバの選択画面は、画面遷移のための[次へ]ボタン及び処理を中止するための[キャンセル]ボタンを含む。
次に、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、ドライバを選択する(S106)。ここでは、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、図12に示すDrvA及びDrvBを選択したとする。
次に、ドライバ管理部33は、KB17を介したユーザの操作により、図12に示される[次へ]ボタンが押下されたか否かを判定する(S107)。ドライバ管理部33は、[次へ]ボタンが押下されたと判定した場合、処理をS108に進める。一方、ドライバ管理部33は、図12に示される[キャンセル]ボタンが押下されたと判定した場合、処理を終了する。
次に、ドライバ管理部33は、S106で選択したドライバに対するプリンタ名と、印刷ポートを設定するためのプリンタ及び印刷ポートの設定画面とをCRT15上の図9のタスク作成領域52に表示する(S108)。
図13は、プリンタ及び印刷ポートの設定画面の一例を示す図である。
図13の設定画面は、S106で選択されたドライバのドライバ名、生成するプリンタ名及び印刷ポートから構成される。また、印刷ポートは、生成する印刷ポート及びポート情報の編集を行うための[編集]ボタンから構成される。なお、生成するプリンタ名の初期値及び印刷ポートの欄は、空欄であるとする。また、図13のプリンタ及びポートの設定画面は、画面遷移のための[次へ]ボタン及び処理を中止するための[キャンセル]ボタンを含む。
ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、プリンタ名を設定する(S109)。ここでは、ドライバ管理部33は、図13に示すドライバ名DrvAに対してはプリンタ名PrnAを設定し、ドライバ名DrvBに対してはプリンタ名PrnBを設定したとする。
次に、ドライバ管理部33は、印刷ポート情報の編集を行う(S110)。
S110の処理の詳細について、図14を用いて説明する。
図14は、印刷ポート情報編集処理の一例を示すフローチャートである。
ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、図13の印刷ポートの[編集]ボタンが押下されたと判定した場合(S300)、印刷ポート情報の編集画面をCRT15上の図9のタスク作成領域52に表示する(S301)。
図15は、印刷ポート情報の編集画面の一例を示す図である。
図15の編集画面は、印刷ポートタイプの選択及び印刷ポート情報から構成される。印刷ポートタイプの選択とは、印刷ポートがIPポートであるか、ローカルポートであるかの選択を意味する。図15の編集画面は、印刷ポート情報として、印刷ポートタイプがIPポートの場合、IPv4アドレス、IPv6アドレス及びそのプロトコル種別(RAW又はLPR)を表示する。また、図15の編集画面は、印刷ポート情報として、プロトコル種別がLPRの場合、キュー名を表示する。更に、図15の編集画面は、印刷ポート情報として、印刷ポートタイプがローカルポートの場合、ポート名を表示する。
更に、図15の印刷ポート情報の編集画面は、設定を有効にするための[更新]ボタン及び設定を無効にするための[キャンセル]ボタンから構成される。
ここでは、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、ドライバ名DrvAに対して、印刷ポートタイプをIPポートと設定したとする。また、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、IPv4アドレスとしてIPv4_A、IPv6アドレスとしてIPv6_Aを設定し、更に、プロトコル種別としてRAWを設定したとする(S302)。
次に、ドライバ管理部33は、ユーザがKB17を介して、図15に示される[更新]ボタンを押下したか否かを判定する(S303)。
ドライバ管理部33は、S303で[更新]ボタンが押下されたと判定した場合、図15の印刷ポート情報の編集画面で編集した内容を反映したプリンタ及び印刷ポートの設定画面をCRT15上の図9のタスク作成領域52に表示する(S304)。
ここでは、ドライバ管理部33は、図13に示すように、ドライバ名DrvAの印刷ポートとしてIPv4_Aと、IPv6_Aとが設定されたことを示すIPv4_A/IPv6_Aと更新表示する。
同様に、ドライバ管理部33は、ドライバ名DrvBに対しても、S110の印刷ポート情報の編集を行い、印刷ポートとしてIPv4_Bを設定したものとする。
一方、ドライバ管理部33は、S300で[編集]ボタンが押下されていないと判定した場合又はS303で[キャンセル]ボタンが押下されたと判定した場合、図14の印刷ポートの編集処理を行わずに(更新せずに)、図8のS111に処理を進める。
次に、ドライバ管理部33は、ユーザがKB17を介して、図13に示される[次へ]ボタンを押下したか否かを判定し(S111)、押下したと判定した場合にはS112に処理を進める。
次に、ドライバ管理部33は、登録タスクの設定を行う(S112)。
S112の処理の詳細について、図16を用いて説明する。
図16は、登録タスクの設定処理の一例を示すフローチャートである。
ドライバ管理部33は、登録タスクの設定画面をCRT15上の図9のタスク作成領域52に表示する(S400)。
図17は、登録タスクの設定画面の一例を示す図である。
図17の登録タスクの設定画面は、タスク種別と、タスク名と、タスクスケジュールの設定とから構成される。
タスク種別は、プリンタ追加タスクやポート切り替えタスク等、どのような種類のタスクであるかを示す情報であり、S100で選択されたメニューに依存する情報である。なお、ここでのタスク種別は、プリンタ追加タスクとなる。
タスク名は、タスクの名前を示す情報である。
タスクスケジュールの設定は、タスクの実行時間を示す情報である。図17のタスクスケジュールの設定は、yyyy年mm月dd日−hh時mm分形式の設定となっているが、異なる年月日時分形式でもよく、更に、即時実行や定期的な実行等のタイミング条件の設定であってもよい。
次に、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、タスクスケジュールの設定を行う(S401)。
図8に戻り、ドライバ管理部33は、ユーザがKB17を介して、図17に示される[登録]ボタンを押下したか否かを判定する(S113)。そして、ドライバ管理部33は、[登録]ボタンが押下されたと判定した場合には、作成したプリンタ追加タスクの登録データをデータ保管部34に保管する(S114)。
ドライバ管理部33は、上述した図8に示される処理と同様の処理により、PC−B1〜Bn、PC−C1〜Cnに対して、次のプリンタ追加タスクを登録したものとする。
ドライバ管理部33は、PC−B1〜Bnに対して、ドライバ名DrvC、プリンタ名PrnC、印刷ポートIPv4_C/IPv6_Cから構成されるプリンタ追加タスクを登録したものとする。また、ドライバ管理部33は、PC−C1〜Cnに対しては、ドライバ名DrvD、プリンタ名PrnD、印刷ポートIPv4_D/IPv6_Dから構成されるプリンタ追加タスクを登録したものとする。即ち、ドライバ管理部33は、以上の3つのプリンタ追加タスクをデータ保管部34に保管したものとする。
一方、S101で、ドライバ管理部33は、S100での選択がプリンタ追加タスクの作成又はポート切り替えタスクの作成ではないと判定した場合には、その他のタスクの処理を実行する(S117)。
その他のタスクとは、図5のデバイスリストを生成するためのデバイス2000に対するデバイス探索タスクや、クライアント装置3000のドライバ制御部40に対するドライバ更新、プリンタ削除、クライアント装置情報の取得等のタスク等である。
また、S104で、ドライバ管理部33がプリンタ追加タスクの作成ではないと判定した場合のS115及びS116の処理については、ポート切り替えタスクの作成についての説明として後述する。
また、ドライバ管理部33は、S103、S107、S111及びS113で、[キャンセル]ボタンが押下されたと判定した場合には、プリンタ追加タスクの作成処理又はポート切り替えタスクの作成処理を終了する。
以上の処理により、管理サーバ装置1000は、印刷環境に応じたプリンタ作成タスクを作成して登録することができる。これにより、管理サーバ装置1000は、印刷環境に応じた妥当なプリンタ作成のタスクをクライアント装置3000に実行させることができる。
次に、タスク管理部32は、データ保管部34に保管されたタスクの実行指示を、ドライバ管理部33を介してクライアント装置3000に対して行う。
図18は、タスクの送信処理の一例を示すフローチャートである。
タスク管理部32は、データ保管部34に保管されたタスクで、タスクスケジュールからタスクの実行時間に到達したタスクが存在する否かを判定する(S500)。そして、タスク管理部32は、実行時間に到達したタスクが存在すると判定した場合には、該当タスクの保管元に通知し、処理をS501に進める。より具体的には、タスク管理部32は、実行時間に到達したタスクの存在をドライバ管理部33に通知する。
次に、タスク管理部32からタスク実行を指示されたドライバ管理部33は、データ保管部34に保管したタスクのタスク情報を解析する(S501)。ここでは、解析の結果、ドライバ管理部33は、S102で選択したPC−A1〜Anを、タスク実行先のクライアント装置3000であると特定する。
次に、ドライバ管理部33は、S501の解析に従い、タスク情報をクライアント装置3000に対して送信する(S502)。即ち、ドライバ管理部33は、クライアント装置3000に対してタスクの実行指示を通知する。ここでは、ドライバ管理部33は、PC−A1〜Anのドライバ制御部40に対して、プリンタ追加タスクのタスク情報を送信する。同様に、ドライバ管理部33は、PC−B1〜Bn、PC−C1〜Cnのドライバ制御部40に対しても、プリンタ追加タスクのタスク情報を送信する。
次に、クライアント装置3000のドライバ制御部40のタスク実行処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。
図19は、タスク実行処理の一例を示すフローチャートである。
ドライバ制御部40は、ドライバ管理部33からタスクを受信すると、タスク内容の解析を行う(S600)。
次に、ドライバ制御部40は、S600の解析の結果、タスクがプリンタ追加タスクか、ポート切り替えタスクか、それ以外のタスクであるかを判定する(S601)。ここでは、ドライバ制御部40は、プリンタ追加タスクであると判定し、処理をS602に進めたとする。
次に、ドライバ制御部40は、プリンタ追加タスクとして指示されたプリンタドライバをドライバ保管部35から取得する(S602)。なお、S602の処理は、ドライバ取得処理の一例である。ここでは、ドライバ制御部40は、PC−A1〜Anに対するプリンタ追加タスクに対して、ドライバ名DrvAのバージョンv1.0のドライバ及びドライバ名DrvBのバージョンv2.0のドライバを取得する。また、ドライバ制御部40は、PC−B1〜Bnに対するプリンタ追加タスクに対して、ドライバ名DrvCのバージョンv1.0のドライバを取得する。同様に、ドライバ制御部40は、PC−C1〜Cnに対するプリンタ追加タスクに対して、ドライバ名DrvDのバージョンv1.0のドライバを取得する。
次に、ドライバ制御部40は、S602で取得したドライバをインストールし、プリンタ追加タスクとして指示されたプリンタ名を有するプリンタを生成する(S603)。なお、S603の処理は、プリンタ生成処理の一例である。ここでは、ドライバ制御部40は、PC−A1〜Anに対するプリンタ追加タスクの場合、ドライバ名DrvAに対してプリンタ名PrnA、ドライバ名DrvBに対してプリンタ名PrnBのプリンタを生成する。また、ドライバ制御部40は、PC−B1〜Bnに対するプリンタ追加タスクの場合、ドライバ名DrvCに対するプリンタ名PrnCのプリンタを生成する。同様に、ドライバ制御部40は、PC−C1〜Cnに対するプリンタ追加タスクの場合、ドライバ名DrvDに対してプリンタ名PrnDのプリンタを生成する。
次に、ドライバ制御部40は、クライアント装置3000のプロトコル情報を取得する(S604)。ここでは、ドライバ制御部40は、PC−A1〜Anに対するプリンタ追加タスクの場合、有効なプロトコル情報としてIPv4と、IPv6とを取得する。また、ドライバ制御部40は、PC−B1〜Bnに対するプリンタ追加タスクの場合には、有効なプロトコル情報としてIPv4を取得する。同様に、ドライバ制御部40は、PC−C1〜Cnに対するプリンタ追加タスクの場合、有効なプロトコル情報としてIPv6を取得する。
次に、ドライバ制御部40は、プリンタ追加タスクとして指示された印刷ポート情報と、S604で取得したプロトコル情報とから、生成すべき印刷ポートを特定する(S605)。
図20は、ドライバ制御部40が生成すべき印刷ポートを特定するための印刷ポート特定情報(マトリックス)の一例を示す図である。ここで、図20に示される印刷ポート特定情報のテーブルデータは、規則情報の一例である。なお、クライアント装置3000は、印刷ポート特定情報をHDD19等に保存している。但し、印刷ポート特定情報は、クライアント装置3000と通信可能な他の記憶装置等に保存されていてもよい。
図20の印刷ポート特定情報は、タスクで指定された印刷ポート情報と、クライアント装置3000で有効なプロトコル情報とから構成される。
例えば、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、IPv4及びIPv6ポートで、クライアント装置3000の有効なプロトコルが、IPv4及びIPv6の場合には、IPv4ポートを生成すべき印刷ポートと特定する。
同様に、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、IPv4及びIPv6ポートで、クライアント装置3000の有効なプロトコルが、IPv4の場合には、IPv4ポートを生成すべき印刷ポートと特定する。
同様に、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、IPv4及びIPv6ポートで、クライアント装置3000の有効なプロトコルが、IPv6の場合には、IPv6ポートを生成すべき印刷ポートと特定する。
また、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、IPv4ポートで、クライアント装置3000の有効なプロトコルが、IPv4及びIPv6の場合には、IPv4ポートを生成すべき印刷ポートと特定する。
同様に、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、IPv4ポートで、クライアント装置3000の有効なプロトコルが、IPv4の場合には、IPv4ポートを生成すべき印刷ポートと特定する。
同様に、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、IPv4ポートで、クライアント装置3000の有効なプロトコルが、IPv6の場合には、有効なポートを作成できないと判断しエラーとして扱う。
また、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、IPv6ポートで、クライアント装置3000の有効なプロトコルが、IPv4及びIPv6の場合には、IPv6ポートを生成すべき印刷ポートと特定する。
同様に、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、IPv6ポートで、クライアント装置3000の有効なプロトコルが、IPv4の場合には、有効なポートを作成できないと判断しエラーとして扱う。
同様に、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、IPv6ポートで、クライアント装置3000の有効なプロトコルが、IPv6の場合には、IPv4ポートを生成すべき印刷ポートと特定する。
更に、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報が、ローカルポートの場合には、クライアント装置3000のプロトコルに依存することなく、指定されたローカルポートを印刷ポートと特定する。
ここでは、ドライバ制御部40は、PC−A1〜Anに対するプリンタ追加タスクの場合、プリンタ名PrnAのプリンタに対して、印刷ポートIPv4_Aを生成すべき印刷ポートと特定する。同様に、ドライバ制御部40は、プリンタ名PrnBのプリンタに対して、印刷ポートIPv6_Bを生成すべき印刷ポートと特定する。
また、ドライバ制御部40は、PC−B1〜Bnに対するプリンタ追加タスクの場合、プリンタ名PrnCのプリンタに対して、印刷ポートIPv4_Cを生成すべき印刷ポートと特定する。
同様に、ドライバ制御部40は、PC−C1〜Cnに対するプリンタ追加タスクの場合、プリンタ名PrnDのプリンタに対して、印刷ポートIPv6_Dを生成すべき印刷ポートと特定する。
次に、ドライバ制御部40は、タスクで指定された印刷ポート情報に基づいて生成する印刷ポートが生成可能な印刷ポートであるか否を判定する(S606)。より具体的には、ドライバ制御部40は、S605で有効なポートを作成できないと判断され、エラーとして特定された印刷ポートに対して、生成可能な印刷ポートでないと判定する。
次に、ドライバ制御部40は、ポート切り替えタスクか否かを判定し(S607)、ポート切り替えタスクではないと判定した場合には、処理をS610へ進める。ここでは、プリンタ追加タスクであるため、ドライバ制御部40は、ポート切り替えタスクではないと判定し、処理をS610へ進める。
なお、S607で、ドライバ制御部40がポート切り替えタスクであると判定した場合のS608、S609の処理については、ポート切り替えタスクの実行の説明として後述する。
次に、ドライバ制御部40は、既存の印刷ポート情報を取得する(S610)。
次に、ドライバ制御部40は、S605で特定した生成すべき印刷ポートの印刷ポート情報と、S610で取得した既存の印刷ポートの印刷ポート情報とにおいて、同一の印刷ポート情報が存在しないかを判定する(S611)。そして、ドライバ制御部40は、同一印刷ポートが存在しないと判定した場合には、処理をS612に進める。
次に、ドライバ制御部40は、S605で特定した生成すべき印刷ポートを生成する(S612)。ここでは、ドライバ制御部40は、PC−A1〜Anに対するプリンタ追加タスクの場合、プリンタ名PrnAのプリンタに対して、印刷ポートIPv4_Aを生成する。同様に、ドライバ制御部40は、プリンタ名PrnBのプリンタに対して、印刷ポートIPv6_Bを生成する。
また、ドライバ制御部40は、PC−B1〜Bnに対するプリンタ追加タスクの場合、プリンタ名PrnCのプリンタに対して、印刷ポートIPv4_Cを生成する。
同様に、ドライバ制御部40は、PC−C1〜Cnに対するプリンタ追加タスクの場合、プリンタ名PrnDのプリンタに対して、印刷ポートIPv6_Dを生成する。
次に、ドライバ制御部40は、S603で生成したプリンタと、S612で生成した印刷ポートとを紐付ける(S613)。
また、ドライバ制御部40は、S611の判定で、同一の印刷ポート情報がある判定した場合にも、S613の処理を行う。この場合、ドライバ制御部40は、S603で生成したプリンタと、既存の印刷ポートとを紐付ける。
次に、ドライバ制御部40は、タスク結果をドライバ管理部33へ通知する(S614)。より具体的には、ドライバ制御部40は、図7のクライアントリストを構成するクライアント装置3000の情報を通知する。ここでは、PC−A1〜Anに対するプリンタ追加タスクの場合、PC−A1〜Anのドライバ制御部40は、次の情報をドライバ管理部33に通知する。
・クライアント装置名:PC−A1
・有効なプロトコル:IPv4、IPv6
・インストールしたドライバ:ドライバ名DrvA、バージョンv1.0、ドライバ名DrvB、バージョンv2.0
・プリンタ:プリンタ名PrnA、PrnB
・印刷ポート:プリンタ名PrnAに対してはIPv4_A、プリンタ名PrnBに対してはIPv6_B
ドライバ管理部33は、ドライバ制御部40が生成した印刷ポートの印刷ポート情報と、図5のデバイスリストのIPv4アドレス及びIPv6アドレスの情報とから出力デバイス名を特定する。そして、ドライバ管理部33は、S614でドライバ制御部40から通知された情報と、特定した出力デバイス名の情報とを、データ保管部34のクライアントリストに保存する。
また、ドライバ管理部33は、PC−B1〜Bnのドライバ制御部40、PC−C1〜Cnのドライバ制御部40に関しても、同様の情報をデータ保管部34のクライアントリストに保存する。
図21は、PC−A1〜An、PC−B1〜Bn及びPC−C1〜Cnのドライバ制御部40が通知した情報と、ドライバ管理部33が特定した出力デバイス名の情報とを反映したクライアントリストの一例である。
一方、S606で、ドライバ制御部40は、生成可能な印刷ポートではないと判定した場合、即ち、ドライバ制御部40は、図20の印刷ポート特定情報を参照して、エラーと判定した場合には、処理をS615に進める。
次に、ドライバ制御部40は、プリンタ追加タスクか否かを判定し(S615)、プリンタ追加タスクである判定した場合には、処理をS616に進める。
次に、ドライバ制御部40は、S603で生成したプリンタを削除し(S616)、更に、S602で取得したプリンタドライバを削除し(S617)、処理をS614に進める。この場合、ドライバ制御部40は、ドライバ管理部33に、タスクが失敗したことを通知する(S614)。
一方、S601で、ドライバ制御部40がポート切り替えタスクであると判定した場合のS618、S619の処理については、ポート切り替えタスクの実行についての説明として後述する。
また、ドライバ制御部40は、S601で、プリンタ追加タスクでもポート切り替えタスクでもないと判定した場合には、その他のタスクの処理を行う(S620)。ここで、その他のタスク処理とは、クライアント装置3000のドライバ制御部40に対するドライバ更新、プリンタ削除、クライアント装置情報の取得等のタスクを意味する。
以上の処理により、ドライバ制御部40は、図1AのPC−Anの印刷情報5010、PC−Bnの印刷情報5020及びPC−Cnの印刷情報5030に示す通りの適切な印刷環境を実現することができる。即ち、ドライバ制御部40は、印刷環境に応じた適切な印刷ポート生成を実現することができる。
次に、本実施形態における管理サーバ装置1000のポート切り替えタスク作成処理について、詳細に説明する。
なお、図1Bに示す環境変更により、ドライバ管理部33は、図22のデバイスリスト及び図21のクライアントリストを保存しているものとする。
最初に、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、図9に示すメニュー選択画面からの選択を実行する(S100)。ここでは、ドライバ管理部33は、ポート切り替えタスクの作成メニューを選択したとする。
次に、ドライバ管理部33は、S100での選択が、プリンタ追加タスクの作成であるか又はポート切り替えタスクの作成であるかを判定する(S101)。ここでは、ドライバ管理部33は、ポート切り替えタスクの作成であると判定し、処理をS102に進めたものとして説明する。
次に、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、クライアント装置を選択する(S102)。
S102の処理の詳細について、図10を用いて説明する。
ドライバ管理部33は、データ保管部34に保存されている図21のクライアントリストからクライアント装置情報を取得し、クライアント装置の選択画面をCRT15上の図9のタスク作成領域52に表示する(S200)。
図23は、クライアント装置の選択画面の一例を示す図である。
図23のクライアント装置の選択画面の詳細については、図11と同様であるため、説明を省略する。
なお、ここでは、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、図23に示すPC−A1〜An、PC−B1〜Bn及びPC−C1〜Cnを選択したとする(S201)
図8の説明に戻り、ドライバ管理部33は、KB17を介したユーザの操作により、図23に示される[次へ]ボタンが押下されたか否かを判定する(S103)。ドライバ管理部33は、[次へ]ボタンが押下されたと判定した場合、処理をS104に進める。一方、ドライバ管理部33は、図23に示される[キャンセル]ボタンが押下されたと判定した場合、処理を終了する。
次に、ドライバ管理部33は、S100での選択が、プリンタ追加タスクの作成であるか否かを判定し(S104)、プリンタ追加タスクの作成であると判定した場合には処理をS105に進める。一方、ドライバ管理部33は、プリンタ追加タスクの作成でないと判定した場合、処理をS115に進める。ここでは、ドライバ管理部33は、プリンタ追加タスクの作成でないと判定し、処理をS115に進める。
次に、ドライバ管理部33は、図21のクライアントリストから、S102で選択したクライアント装置3000のドライバ名、バージョン、プリンタ名、印刷ポート及び出力デバイス名の情報を取得する。更に、ドライバ管理部33は、図21のクライアントリストから取得した出力デバイス名を用いて、図22のデバイスリストから合致するデバイス名のIPv4アドレス及びIPv6アドレスの情報を取得する。即ち、ドライバ管理部33は、前記デバイス名に対応するデバイスにおいて、現在有効なIPv4アドレス及びIPv6アドレスの情報を取得する。そして、ドライバ管理部33は、上記の取得情報を用いて、印刷ポートの選択画面を表示する(S115)。なお、S115の処理は、有効情報表示処理の一例である。
図24は、印刷ポートの選択画面の一例を示す図である。
図24の印刷ポートの選択画面は、プリンタ名、デバイス名、ドライバ名、現在の印刷ポート情報、編集リンクボタン及び変更後の印刷ポート情報から構成される。更に、図24の印刷ポートの選択画面は、画面遷移するための[次へ]ボタン及び処理を中止するための[キャンセル]ボタンを含む。
現在の印刷ポート情報は、S115でドライバ管理部33が図21のクライアントリストから取得した印刷ポートを示す。即ち、先のプリンタ追加タスクにより、クライアント装置3000のドライバ制御部40が生成した印刷ポートである。
変更後の印刷ポート情報とは、S115でドライバ管理部33が図22のデバイスリストから取得したデバイス名に対応したIPv4アドレス及びIPv6アドレスを示す。即ち、変更後の印刷ポート情報は、ドライバ管理部33が図22のデバイスリストから取得したデバイス名に対応するデバイスにおいて現在有効なアドレスを示す。
本実施形態で、ドライバ管理部33は、印刷ポートの選択画面において、プリンタ名PrnAの現在の印刷ポート情報を、IPv4_Aと表示する。一方、ドライバ管理部33は、プリンタ名PrnAの変更後の印刷ポート情報を、IPv6_Aと表示する。ここで、出力先デバイスであるデバイス名DevAの最新アドレス情報は、図22に示されるようにIPv4アドレスがDisable、IPv6アドレスがIPv6_Aであることから、ドライバ管理部33は、IPv6_Aのみと表示する。
同様に、ドライバ管理部33は、プリンタ名PrnBの現在の印刷ポート情報と、変更後の印刷ポート情報とを、それぞれIPv4_B、IPv4_Bと表示する。同様に、ドライバ管理部33は、プリンタ名PrnCの現在の印刷ポート情報と、変更後の印刷ポート情報とを、それぞれIPv4_C、IPv4_C/IPv6_Cと表示する。同様に、ドライバ管理部33は、プリンタ名PrnDの現在の印刷ポート情報と、変更後の印刷ポート情報とを、それぞれIPv6_D、IPv4_Dと表示する。
ここで、図24の印刷ポート選択画面は、プリンタ名PrnBのみ現在の印刷ポート情報と、変更後の印刷ポート情報が同一であり、印刷ポートを切り替える必要がないことを示している。また、図24の印刷ポート選択画面は、プリンタ名PrnCの現在の印刷ポート情報は、変更後の印刷ポート情報においても引き続き使用可能であることを示している。しかし、図23が示すように、PC−B1〜Bnにおいて有効なプロトコルは、IPv6のみである。したがって、プリンタ名PrnA、プリンタ名PrnC及びプリンタ名PrnDの印刷ポートは、切り替える必要がある。
次に、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、印刷ポートを変更するプリンタを選択する(S116)。ここでは、ドライバ管理部33は、図24に示すように、プリンタ名PrnA、プリンタ名PrnC及びプリンタ名PrnDのプリンタを選択したとする。
次に、ドライバ管理部33は、KB17を介して受け付けたユーザの指示により、印刷ポート情報を編集する(S110)。S110の処理の詳細は、上述した図14の処理と同様である。また、印刷ポート情報の編集画面は、上述した図15の画面と同様である。
ここで、ドライバ管理部33は、図15の印刷ポート情報の編集画面のポート情報のIPv4アドレス及びIPv6アドレスに、図24の変更後の印刷ポート情報の値を反映させる。例えば、ドライバ管理部33は、プリンタ名PrnCに対して、ユーザによるKB17を介した編集リンクボタンの押下を受け付けると、ポート情報のIPv4アドレスにIPv4_C、IPv6アドレスにIPv6_Cを初期値として表示する。
なお、ドライバ管理部33は、S303で[更新]ボタン押下がされたと判定した場合、図15の印刷ポート情報の編集画面で編集した内容を反映した印刷ポートの選択画面をCRT15上の図9のタスク作成領域52に表示する(S304)。ここでは、ドライバ管理部33は、図25の印刷ポートの選択画面を表示するものとする。
図25は、図24からの変更点として、プリンタ名PrnCの変更後の印刷ポート情報が、IPv4_C/IPv6_Cから、IPv6_Cに変更となったことを示している。
以上の処理により、管理サーバ装置1000は、印刷環境に応じた印刷ポート切り替えタスク作成して登録することができる。これにより、管理サーバ装置1000は、印刷環境に応じた妥当な印刷ポート切り替えタスクをクライアント装置3000に実行させることができる。
したがって、ここでの印刷ポート切り替えタスクは、以下のようになる。
・プリンタ名PrnAの現在の印刷ポートIPv4_AをIPv6_Aに切り替え
・プリンタ名PrnCの現在の印刷ポートIPv4_CをIPv6_Cに切り替え
・プリンタ名PrnDの現在の印刷ポートIPv6_DをIPv4_Dに切り替え
以降、ドライバ管理部33は、上述したS111、S112、S113、及びS114の処理を行う。なお、ドライバ管理部33は、S113で[更新]ボタンが押下されたと判定した場合には、作成したポート切り替えタスクの登録データをデータ保管部34に保管する(S114)。
次に、タスク管理部32は、データ保管部34に保管されたポート切り替えタスクの実行処理を、上述した図18のフローチャートに従い実行する。なお、図18のフローチャートの処理は、プリンタ追加タスクの作成において説明した処理と同じであるため、説明を省略する。
次に、クライアント装置3000のドライバ制御部40のポート切り替えタスク実行処理を、図19のフローチャートを用いて説明する。
ドライバ制御部40は、ドライバ管理部33からタスクを受信すると、タスク内容の解析を行う(S600)。
次に、ドライバ制御部40は、S600の解析の結果、タスクがプリンタ追加タスクか、ポート切り替えタスクか、それ以外のタスクであるかを判定する(S601)。ここでは、ドライバ制御部40は、ポート切り替えタスクであると判定し、処理をS618に進めたとする。
次に、ドライバ制御部40は、クライアント装置3000の既存プリンタ情報の取得を行い(S618)、ポート切り替えタスクとして指示されたプリンタと同一のプリンタが既に存在するかを判定する(S619)。ここでは、PC−A1〜Anのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnAが存在すると判定し、処理をS604に進める。同様に、PC−B1〜Bnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnCが存在すると判定し、処理をS604に進める。同様に、PC−C1〜Cnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnDが存在すると判定し、処理をS604に進める。
次に、ドライバ制御部40は、クライアント装置3000のプロトコル情報を取得する(S604)。ここでは、ドライバ制御部40は、PC−A1〜Anに対するプリンタ追加タスクの場合には、有効なプロトコルとしてIPv4及びIPv6を取得する。また、ドライバ制御部40は、PC−B1〜Bnに対するプリンタ追加タスクの場合には、有効なプロトコルとしてIPv6を取得する。同様に、ドライバ制御部40は、PC−C1〜Cnに対するプリンタ追加タスクの場合には、有効なプロトコルとしてIPv4を取得する。
次に、ドライバ制御部40は、プリンタ追加タスクとして指示された印刷ポート情報と、S604で取得したプロトコル情報とから、生成すべき印刷ポートを特定する(S605)。ここで、ドライバ制御部40は、生成すべき印刷ポートを特定するために、上述した図20の印刷ポート特定情報を用いる。
ここでは、PC−A1〜Anのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnAの印刷ポートIPv6_Aを生成すべき印刷ポートと特定する。
同様に、PC−B1〜Bnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnCの印刷ポートIPv6_Cを生成すべき印刷ポートと特定する。
同様に、PC−C1〜Cnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnDの印刷ポートIPv4_Dを生成すべき印刷ポートと特定する。
次に、ドライバ制御部40は、ポート切り替えタスクか否かを判定する(S607)。ここでは、ドライバ制御部40は、ポート切り替えタスクであると判定し、処理をS608に進める。
次に、ドライバ制御部40は、従来の印刷ポートが、他のプリンタでも使用されているか否かを判定する(S608)。なお、S608の処理は、使用状況判定処理の一例である。ここでは、PC−A1〜Anのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnAの印刷ポートIPv4_Aが、他のプリンタで使用されていないと判定し、処理をS609にすすめる。同様に、PC−B1〜Bnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnCの印刷ポートIPv4_Cが、他のプリンタで使用されていないと判定し、処理をS609に進める。同様に、PC−C1〜Cnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnDの印刷ポートIPv6_Dが、他のプリンタで使用されていないと判定し、処理をS609に進める。
次に、ドライバ制御部40は、S608で他のプリンタで使用されていないと判定した従来の印刷ポートを削除する(S609)。なお、S609の処理は、印刷ポート削除処理の一例である。ここでは、PC−A1〜Anのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnAの印刷ポートIPv4_Aを削除する。同様に、PC−B1〜Bnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnCの印刷ポートIPv4_Cを削除する。同様に、PC−C1〜Cnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnDの印刷ポートIPv6_Dを削除する。
続いて、ドライバ制御部40は、上述したS610からS614までの処理を行う。S610からS614までの処理は、プリンタ追加タスクの場合と同じ処理であるため説明を省略するが、印刷ポート切り替えタスクの場合においてS612でドライバ制御部40が生成する印刷ポートは、次の通りである。
PC−A1〜Anのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnAの印刷ポートIPv6_Aを生成する。
同様に、PC−B1〜Bnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnCの印刷ポートIPv6_Cを生成する。
同様に、PC−C1〜Cnのドライバ制御部40は、プリンタ名PrnDの印刷ポートIPv4_Dを生成する。
また、印刷ポート切り替えタスクの場合において、S614でドライバ制御部40がドライバ管理部33に通知する内容は、次の通りである。
PC−A1〜Anのドライバ制御部40は、次の情報をドライバ管理部33に通知する。
・クライアント装置名:PC−A1
・有効なプロトコル:IPv4とIPv6
・インストールしたドライバ:ドライバ名DrvA、バージョンv1.0、ドライバ名DrvB、バージョンv2.0
・プリンタ:プリンタ名PrnA、PrnB
・印刷ポート:プリンタ名PrnAに対してはIPv6_A、プリンタ名PrnBに対してはIPv6_IPv4_A
また、PC−B1〜Bnのドライバ制御部40、PC−C1〜Cnのドライバ制御部40も、同様な情報をドライバ管理部33に通知する。
図26は、PC−A1〜An、PC−B1〜Bn及びPC−C1〜Cnのドライバ制御部40が通知した結果を示したクライアントリストの一例を示す図である。
一方、ドライバ制御部40は、S619で該当するプリンタが存在しないと判定した場合、処理をS614に進める。また、ドライバ制御部40は、S606で生成可能な印刷ポートではないと判定し、かつ、S615でプリンタ追加タスクでないと判定した場合、処理をS614に進める。この場合、ドライバ制御部40は、プリンタ追加タスクの場合と同様にドライバ管理部33に、タスクが失敗したことを通知する(S614)。なお、S614で、ドライバ制御部40がタスクの実行終了をドライバ管理部33に通知する処理は、終了通知処理の一例である。
以上の処理により、ドライバ制御部40は、図1Bに示した環境変更が生じた場合でも、印刷情報5010、5020及び5030に示す通りの適切な印刷環境を実現することができる。即ち、ドライバ制御部40は、印刷環境の変化に応じて、適切な印刷ポート切り替え及び生成を実現することができる。
以上、本実施形態によれば、管理サーバ装置1000は、印刷環境に応じた印刷ポート切り替えタスクや生成タスクを作成することができる。そして、クライアント装置3000は、管理サーバ装置1000から実行指示を受けたタスクを実行する。その際、クライアント装置3000は、予めHDD19等の記憶装置に保存している印刷ポートを特定するための印刷ポート特定情報を参照することにより、印刷環境に適した印刷ポートを特定して作成することができる。
<その他の実施形態>
また、本実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、デバイス2000やクライアント装置3000のプロトコル環境に対する適切な印刷ポートの生成や変更が実現され、IT管理者のコンピュータシステムに係る管理コストを削減することができる。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (18)

  1. 記憶装置に保存されているクライアントリスト情報からクライアント装置情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたクライアント装置情報に関連付けられている印刷ポート情報を編集する編集手段と、
    前記編集手段により編集された印刷ポート情報に基づく印刷ポートの設定に係るタスクを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成されたタスクのタスク情報を前記クライアント装置情報が示すクライアント装置に送信する送信手段と、
    を有する管理サーバ装置。
  2. 複数のクライアント装置からクライアント装置情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された複数のクライアント装置情報をクライアントリスト情報として管理する管理手段と、
    を更に有し、
    前記選択手段は、入力装置を介して受け付けたユーザの指示に基づいて、前記管理手段により管理されているクライアントリスト情報からクライアント装置情報を選択する請求項1記載の管理サーバ装置。
  3. 前記選択手段により選択されたクライアント装置情報に関連付けられている印刷ポート情報を表示装置に表示する表示手段を更に有し、
    前記編集手段は、前記表示手段により表示された印刷ポート情報のうち、入力装置を介してユーザにより選択された印刷ポート情報を編集する請求項1又は2記載の管理サーバ装置。
  4. 前記選択手段により選択されたクライアント装置情報に含まれる出力先装置情報と、記憶装置に保存されている出力先リスト情報とに基づいて、出力先装置において現在有効な印刷ポート情報を表示する有効情報表示手段を更に有し、
    前記編集手段は、入力装置を介して受け付けたユーザの指示により、前記印刷ポート情報を前記有効情報表示手段により表示された印刷ポート情報に変更する請求項1乃至3何れか1項記載の管理サーバ装置。
  5. 前記選択手段により選択されたクライアント装置情報に印刷ポート情報が関連付けられていない場合、記憶装置に保存されているドライバリスト情報から、入力装置を介して受け付けたユーザの指示に基づくドライバ情報を選択するドライバ選択手段を更に有し、
    前記編集手段は、前記ドライバ選択手段により選択されたドライバ情報に基づいて、新たな印刷ポート情報を作成する請求項1又は2記載の管理サーバ装置。
  6. 前記作成手段は、タスクの実行に係るタイミング条件を設定して、前記タスクを作成する請求項1乃至5何れか1項記載の管理サーバ装置。
  7. 管理サーバ装置から印刷ポート情報の編集に係るタスク情報を受信する受信手段と、
    自装置のプロトコル情報を取得する取得手段と、
    前記受信手段により受信されたタスク情報に含まれる印刷ポート情報と、前記取得手段により取得されたプロトコル情報とに基づいて記憶装置に保存されている規則情報を参照し、生成する印刷ポートの印刷ポート情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された印刷ポート情報に基づいて、印刷ポートを生成する印刷ポート生成手段と、
    を有するクライアント装置。
  8. 前記規則情報は、前記受信手段により受信されたタスク情報に含まれる印刷ポート情報と、前記取得手段により取得されたプロトコル情報とのマトリックスに基づいて生成可能な印刷ポートの印刷ポート情報を示すテーブルデータであり、
    前記特定手段は、前記印刷ポート情報と、前記プロトコル情報とに基づいて前記規則情報を参照し、生成する印刷ポートの印刷ポート情報を特定する請求項7記載のクライアント装置。
  9. 前記受信手段により受信されたタスク情報に係るタスクがプリンタ追加タスクであった場合、前記タスク情報に基づいて記憶装置からドライバを取得するドライバ取得手段と、
    前記ドライバ取得手段により取得されたドライバを自装置にインストールし、プリンタを生成するプリンタ生成手段と、
    を更に有し、
    前記特定手段は、前記プリンタ生成手段により生成されたプリンタに関連付けられている印刷ポート情報と、前記プロトコル情報とに基づいて前記規則情報を参照し、生成する印刷ポートの印刷ポート情報を特定する請求項7又は8記載のクライアント装置。
  10. 前記特定手段により生成する印刷ポートの印刷ポート情報が特定されなかった場合、前記ドライバ取得手段により取得されたドライバと、前記プリンタ生成手段により生成されたプリンタとを削除する削除手段を更に有する請求項9記載のクライアント装置。
  11. 前記受信手段により受信されたタスク情報に係るタスクが印刷ポート切り替えタスクであった場合、記憶装置に保存されている印刷ポート情報を参照し、切り替え前の印刷ポートが他の印刷装置で使用されているか否かを判定する使用状況判定手段と、
    前記使用状況判定手段により使用されていないと判定された場合、切り替え前の印刷ポートを削除する印刷ポート削除手段と、
    を更に有する請求項7又は8記載のクライアント装置。
  12. 前記生成手段による処理が終了したら、前記処理の終了に係る終了通知を前記管理サーバ装置に送信する送信手段を更に有する請求項7乃至11何れか1項記載のクライアント装置。
  13. 記憶装置に保存されているクライアントリスト情報からクライアント装置情報を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたクライアント装置情報に関連付けられている印刷ポート情報を編集する編集手段と、
    前記編集手段により編集された印刷ポート情報に基づく印刷ポートの設定に係るタスクを作成する作成手段と、
    前記作成手段により作成されたタスクのタスク情報を前記クライアント装置情報が示すクライアント装置に送信する送信手段と、
    前記タスク情報を受信する受信手段と、
    自装置のプロトコル情報を取得する取得手段と、
    前記受信手段により受信されたタスク情報に含まれる印刷ポート情報と、前記取得手段により取得されたプロトコル情報とに基づいて記憶装置に保存されている規則情報を参照し、生成する印刷ポートの印刷ポート情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された印刷ポート情報に基づいて、印刷ポートを生成する印刷ポート生成手段と、
    を有するシステム。
  14. 管理サーバ装置が実行する情報処理方法であって、
    記憶装置に保存されているクライアントリスト情報からクライアント装置情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択されたクライアント装置情報に関連付けられている印刷ポート情報を編集する編集ステップと、
    前記編集ステップにより編集された印刷ポート情報に基づく印刷ポートの設定に係るタスクを作成する作成ステップと、
    前記作成ステップにより作成されたタスクのタスク情報を前記クライアント装置情報が示すクライアント装置に送信する送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  15. クライアント装置が実行する情報処理方法であって、
    管理サーバ装置から印刷ポート情報の編集に係るタスク情報を受信する受信ステップと、
    自装置のプロトコル情報を取得する取得ステップと、
    前記受信ステップにより受信されたタスク情報に含まれる印刷ポート情報と、前記取得ステップにより取得されたプロトコル情報とに基づいて記憶装置に保存されている規則情報を参照し、生成する印刷ポートの印刷ポート情報を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された印刷ポート情報に基づいて、印刷ポートを生成する印刷ポート生成ステップと、
    を含む情報処理方法。
  16. システムが実行する情報処理方法であって、
    記憶装置に保存されているクライアントリスト情報からクライアント装置情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択されたクライアント装置情報に関連付けられている印刷ポート情報を編集する編集ステップと、
    前記編集ステップにより編集された印刷ポート情報に基づく印刷ポートの設定に係るタスクを作成する作成ステップと、
    前記作成ステップにより作成されたタスクのタスク情報を前記クライアント装置情報が示すクライアント装置に送信する送信ステップと、
    前記タスク情報を受信する受信ステップと、
    自装置のプロトコル情報を取得する取得ステップと、
    前記受信ステップにより受信されたタスク情報に含まれる印刷ポート情報と、前記取得ステップにより取得されたプロトコル情報とに基づいて記憶装置に保存されている規則情報を参照し、生成する印刷ポートの印刷ポート情報を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された印刷ポート情報に基づいて、印刷ポートを生成する印刷ポート生成ステップと、
    を含む情報処理方法。
  17. コンピュータに、
    記憶装置に保存されているクライアントリスト情報からクライアント装置情報を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択されたクライアント装置情報に関連付けられている印刷ポート情報を編集する編集ステップと、
    前記編集ステップにより編集された印刷ポート情報に基づく印刷ポートの設定に係るタスクを作成する作成ステップと、
    前記作成ステップにより作成されたタスクのタスク情報を前記クライアント装置情報が示すクライアント装置に送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  18. コンピュータに、
    管理サーバ装置から印刷ポート情報の編集に係るタスク情報を受信する受信ステップと、
    自装置のプロトコル情報を取得する取得ステップと、
    前記受信ステップにより受信されたタスク情報に含まれる印刷ポート情報と、前記取得ステップにより取得されたプロトコル情報とに基づいて記憶装置に保存されている規則情報を参照し、生成する印刷ポートの印刷ポート情報を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された印刷ポート情報に基づいて、印刷ポートを生成する印刷ポート生成ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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