JP4187542B2 - 画像形成装置を選択する情報処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタに対して印刷を行わせる情報処理装置に関し、特に、複数のプリンタと接続可能であって、利用者に統一したユーザインターフェイスを提供すると共に、該利用者が設定した印刷条件に適したプリンタを決定し印刷を行わせる情報処理装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数のプリンタと接続されるクライアントPC(Personal Computer)から印刷を該プリンタに行わせる際、例えば、図1に示すように、クライアントPC40を利用している利用者は、作業中のアプリケーション48(例えば、文書作成用アプリケーション)のメニューから印刷を選択し、印刷を行うための操作をプリントシステム41から提供される画面に従って行う。つまり、利用者がアプリケーション48のメニューから印刷を選択すると、アプリケーション48は、プリントシステム41に対して印刷要求を行う。印刷要求に応じて、プリントシステム41のドライバ選択UI部42は、ドライバ(プリンタ)を選択するための画面をアプリケーション48に提供して、利用者によって選択されたドライバの情報を取得する。
【0003】
例えば、利用者がドライバ1に対応するプリンタ40−1を選択したとすると、利用者によって選択されたドライバ1が提供可能な印刷条件から利用者によって選択可能な画面をドライバUI1がアプリケーション48に提供する。利用者は、その画面から所望する印刷条件を設定し、画面上にある印刷を実行するためのボタンをクリックすると、利用者が設定した印刷条件で印刷を行うことを示す印刷指示がドライバUI1を介してドライバ1に対して行われる。ドライバ1とプリンタ40−1との通信によって、利用者が設定した印刷条件にて印刷処理がプリンタ40−1にて行われる。
【0004】
このようなプリントシステム41を有するクライアントPC40では、各ポートモニタ0〜2が各プリンタ40−0〜40−2との接続を監視し、各ポートモニタ0〜2で監視される各プリンタ40−0〜40−2に専用のドライバドライバ0〜2によって、プリンタ40−0〜40−2に対して印刷処理が行われる。また、ドライバUI0〜2によって、利用者は、各プリンタ40−0〜40−2が提供可能な印刷条件の設定を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のプリントシステム41では、利用者がプリンタを選択した後印刷条件を設定するため、利用者がプリンタの機能を知っている必要があった。或いは、利用者がプリンタを選択後に提供される画面によって、初めて、利用者が所望する印刷条件の設定の可否が分かるため、利用者は、所望する印刷条件の設定ができない場合、次のプリンタを選択しなければならなかった。つまり、上記従来のプリントシステム41では、利用者が所望する印刷条件にて印刷処理可能なプリンタに関する情報提供がなされていなかった。また、プリンタの選択を行う毎に、プリンタ専用のドライバから画面が提供されるため、プリンタ毎に異なった画面が提供され、利用者は、プリンタ毎に印刷条件の設定方法を変えなければならなかった。
【0006】
そこで、本発明の課題は、統一した印刷条件の設定を可能とすると共に、利用者によって設定された印刷条件を満たすプリンタを検索して印刷処理をそのプリンタに行わせる情報処理装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、複数の接続ポートに接続される複数の画像形成装置夫々の画像形成装置名に対応させた処理可能な印刷条件を示す情報によって論理画像形成装置を生成する論理装置生成手段と、上記論理画像形成装置が存在しない場合であっても利用者による設定を可能とする上記複数の画像形成装置にて処理可能な固定条件を管理する固定条件管理手段と、上記複数の画像形成装置に対応する上記複数の論理画像形成装置と上記固定条件とに基づいて、上記印刷条件毎に処理可能な1つ以上の上記画像形成装置名を対応させることによって、該複数の画像形成装置全体によって提供可能な第一画像形成条件を生成し管理する第一条件管理手段と、利用者によって設定された印刷条件を示す第二画像形成条件と印刷条件毎に画像形成装置名を対応させた上記第一画像形成条件とに基づいて、該第二画像形成条件に従った画像形成が可能な画像形成装置を決定する装置決定手段と、上記装置決定手段によって決定された画像形成装置に対して画像形成を実行させる画像形成実行手段とを有するように構成される。
【0008】
このような情報処理装置では、情報処理装置に接続される複数の画像形成装置が全体として提供可能な第一画像形成条件を管理し、利用者によって設定された第二画像形成条件に従って画像形成を行うことができる画像形成装置を決定するため、利用者は、単に、所望する第二画像形成条件のみを設定すれば良い。従って、利用者は、複数の画像形成装置1つ1つの機能特性を知らなくても、所望する第二画像形成条件に従って印刷処理による結果を取得することができる。
【0009】
また、本発明は、請求項2に記載されるように、上記第一条件管理手段は、上記複数の論理画像形成装置と上記固定条件管理手段によって管理される少なくとも1つ以上の固定条件とに基づいて、上記第一画像形成条件を生成し管理するように構成することができる。
【0010】
このような情報処理装置では、情報処理装置と画像形成装置との接続状態に影響されない固定の第三画像形成条件に基づいて、第一画像形成条件が生成されるため、たとえ論理画像形成装置が存在しない場合においても第一画像形成条件を生成することができる。
【0011】
更に、本発明は、請求項3に記載されるように、上記第三条件管理手段は、上記複数の論理画像形成装置の一部又は全部から上記第三画像形成条件を生成することによって該第三画像形成条件を追加又は変更する第一追加変更手段を有するように構成することができる。
【0012】
このような情報処理装置では、複数の論理画像形成装置に基づいて、固定の第三画像形成条件を追加又は変更することができるため、現在処理可能な複数の画像形成装置のいずれにおいても同様の画像形成処理を行わせることができる。
【0013】
また、本発明は、請求項4に記載されるように、上記第三条件管理手段は、利用者から上記第三画像形成条件を取得し、該第三画像形成条件を追加又は変更する第二追加変更手段を有するように構成することができる。
【0014】
このような情報処理装置では、利用者に判断によって情報処理装置と画像形成装置との接続状態に影響されない固定の第三画像形成条件の追加又は変更を行うことができる。
【0015】
更に、本発明は、請求項5に記載されるように、ネットワークを介して接続される画像形成装置の存在確認を行うことによって該画像形成装置を検索する検索手段と、上記論理装置生成手段は、上記検索手段によって検索された画像形成装置を示す上記論理画像形成装置を生成するように構成することができる。
【0016】
このような情報処理装置では、検索された画像形成装置を示す上記論理画像形成装置を生成するため、実際に処理を行わせることができる画像形成装置を示す論理画像形成装置を生成することができる。
【0017】
また、本発明は、請求項6に記載されるように、上記検索手段は、検索された画像形成装置に対して、該画像形成装置が処理可能な詳細条件を取得するか否かを判断する詳細条件判断手段と、上記詳細条件判断手段による判断結果に基づいて、上記検索された画像形成装置から詳細条件を取得する詳細条件取得手段とを有するように構成することができる。
【0018】
このような情報処理装置では、検索された画像形成装置に対して、該画像形成装置に固有のハードウェア条件等を示す詳細条件を取得することができる。
【0019】
更に、本発明は、請求項7に記載されるように、上記複数の画像形成装置の接続状態にかかわらず上記論理画像形成装置を保存する保存手段を有するように構成することができる。
【0020】
このような情報処理装置では、たとえ検出手段によって検出された画像形成装置がネットワーク上に存在しなくなった場合でも論理画像形成装置が保持されるため、見かけ上該画像形成装置によって提供可能な画像形成条件を保持することができる。
【0021】
また、本発明は、請求項8に記載されるように、上記保存手段は、所定ダウンロード先から画像形成装置に関する装置情報をダウンロードするダウンロード手段と、上記ダウンロード手段によってダウンロードされた上記装置情報に基づいて、上記論理装置生成手段によって上記論理画像形成装置を生成させる生成手段とを有し、上記画像形成装置との接続状態にかかわらず上記論理画像形成装置を保存するように構成することができる。
【0022】
このような情報処理装置では、所定ダウンロード先から画像形成装置に関する装置情報をダウンロードするため、たとえ該画像形成装置と接続されていなくても該画像形成装置を示す論理画像形成装置を生成することができる。
【0023】
更に、本発明は、請求項9に記載されるように、上記保存手段は、上記論理装置生成手段によって生成された上記複数の論理画像形成装置から上記画像形成装置の上記接続ポートへの接続状態に係わらず保存しておく論理画像形成装置を上記利用者によって選択させる選択手段を有し、上記選択手段によって選択された論理画像形成装置を保存するように構成することができる。
【0024】
このような情報処理装置では、利用者が、接続状態に関係なく保存すべき論理画像形成装置を選択することができる。
【0025】
また、本発明は、請求項10に記載されるように、上記第一画像形成条件に基づいて、上記利用者から所望する画像形成条件を取得するユーザインターフェイスを提供するユーザインターフェイス手段を有するように構成することができる。
【0026】
このような情報処理装置では、複数の画像形成装置全体として提供できる第一画像形成条件に基づいてユーザインターフェイスが提供されるため、個々の画像形成装置のドライバによるユーザインターフェイスに依存しない統一したユーザインターフェイスを提供することができる。従って、利用者は、統一した操作を行うことができる。
【0027】
更に、本発明は、請求項11に記載されるように、上記検索手段は、上記ネットワークを介して上記複数の画像形成装置との間の通信を所定メッセージ交換プロトコルに従って上記存在確認を行うように構成することができる。
【0028】
このような情報処理装置では、例えば、SOAP(Simple Object Access Protocol)に従って存在確認を行うことができる。
【0029】
また、本発明は、請求項12に記載されるように、上記装置決定手段が上記第二画像形成条件に従った画像形成が可能な画像形成装置を決定することができたか否かを判断する装置決定判断手段を有し、上記装置決定判断手段によって上記画像形成装置を決定できなかったと判断した場合、上記検索手段が実行されるように構成することができる。
【0030】
このような情報処理装置では、利用者が設定した第二画像形成条件に適した画像形成装置を決定できなかった場合、検索手段(例えば、ディスカバリー機能)によって処理可能な画像形成装置を検索することができる
更に、本発明は、請求項13に記載されるように、上記利用者からの上記第二画像形成条件の設定の要求を受信すると、上記論理装置生成手段が最後に実行された時間から処理時間内であるか否かを判断する時間内判断手段と、上記時間内判断手段による判断結果に基づいて、上記検索手段の実行を抑止するように構成することができる。
【0031】
このような情報処理装置では、所定時間内であれば、画像形成装置を検索したとしても同様の結果となるため、検索手段の実行を抑止することによって処理の手間を削減することができる。
【0032】
また、本発明は、請求項14に記載されるように、上記装置決定手段は、上記第二画像形成条件が上記利用者によって設定されなかった場合、所定画像形成条件と上記第一画像形成条件とに基づいて、該所定画像形成条件に従った画像形成が可能な画像形成装置を決定するように構成することができる。
【0033】
このような情報処理装置では、利用者が第二画像形成条件を設定しなかった場合でも、所定画像形成条件によって適した画像形成装置を決定することができる。
【0034】
上記課題を解決するための手段として、本発明は、コンピュータに行なわせるための上記プログラム及び該プログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0036】
図2は、本発明の一実施例に係るグループプリンタネットワーク構成例を示す図である。図2において、グループプリンタネットワークは、印刷要求を行うクライアントPC100と、クライアントPC100に接続されるプリンタ0〜iと、複数のプリンタによって構成されるグループプリンタ200とで構成される。図2中、印刷条件ベース122、論理プリンタ0〜Nは、クライアントPC100での処理によって生成されるデータである。
【0037】
クライアントPC100は、プリンタ0〜i及びグループプリンタ200の接続を自動的に検出し、各プリンタ0〜i及びグループプリンタ200に対応するプリンタ固有の情報を示す論理プリンタ0、1、2、・・・Nを生成し、クライアントPC100が印刷可能となる印刷条件を印刷条件ベース122として生成する。印刷条件とは、白黒印刷、カラー印刷、両面印刷、縮小又は拡大印刷、印刷可能な用紙サイズ、及び、ステープル又はパンチとそれらの位置等のフィニッシング等である。
【0038】
図2に示す構成例では、例えば、プリンタ0は、クライアントPC100にケーブルで直結される白黒プリンタであり、論理プリンタ0によって代表される。プリンタ1は、クライアントPCにケーブルで直結されるカラープリンタであり、論理プリンタ1によって代表される。グループプリンタ200は、それ自身がプリンタであってグループリーダとして機能するグループリーダとグループメンバとしての他の1つ以上のプリンタとによって構成され、クライアントPC100では論理プリンタ2によって代表される。つまり、論理プリンタ2によって、利用者にはグループプリンタ200が1つのプリンタに見えることになる。更に、プリンタ20−iは、ネットワークを介してクライアントPC100から直接印刷要求を行うプリンタであり、論理プリンタNによって代表される。
【0039】
グループプリンタ200を一つのプリンタと見せることことができるため、例えば、互いに近くに設置された複数のプリンタをグループプリンタ200とすることによって、利用者に見せるプリンタの数を少なくすることができる。
【0040】
また、印刷条件ベース122によって、利用者が実際にプリンタを選択しなくても、いずれかの論理プリンタ0〜Nによって処理可能な印刷条件を利用者に提供することができる。更に、印刷条件ベース122を利用することによって統一したユーザインタフェースを提供することができるため、各プリンタ用のドライバ毎にユーザインタフェースをインストールする必要がない。
【0041】
このように、クライアントPC100を利用する利用者は、各プリンタの機能や性能を判断することなく印刷要求を行うことが可能となる。
【0042】
本発明の一実施例に係るクライアントPC100は、例えば、図3に示すようなハードウェア構成を成す。図3は、本発明の一実施例に係るクライアントPCのハードウェア構成を示すブロック図である。
【0043】
図3において、クライアントPC100は、プリンタ0〜i及びグループプリンタ200のいずれかのプリンタに印刷要求を行うコンピュータであって、CPU(中央処理装置)51と、メモリユニット52と、表示ユニット53と、入力ユニット54と、記憶装置55と、ドライバ56と、通信ユニット61と、USBI/F62と、パラレルポートI/F63とで構成され、システムバスB1に接続される。
【0044】
CPU51は、メモリユニット52に格納されたプログラムに従ってクライアントPC100を制御する。メモリユニット52は、RAM(Read-Only Memory)及びROM(Random Access Memory)等にて構成され、CPU51にて実行されるプログラム、CPU51での処理に必要なデータ、CPU51での処理にて得られたデータ等を格納する。また、メモリユニット52の一部の領域が、CPU51での処理に利用されるワークエリアとして割り付けられている。
【0045】
表示ユニット53は、CPU51の制御のもとに必要な各種情報を表示する。入力ユニット54は、マウス、キーボード等を有し、利用者がクライアントPC100が処理を行なうための必要な各種情報を入力するために用いられる。記憶装置55は、例えば、ハードディスクユニットにて構成され、各種処理を実行するプログラム、文書データ等を格納する。
【0046】
クライアントPC100によって行われる印刷要求を行うプログラムは、例えば、CD−ROM等の記憶媒体57によってクライアントPC100に提供される。即ち、プログラムが保存された記憶媒体57がドライバ56にセットされると、ドライバ56が記憶媒体57からプログラムを読み出し、その読み出されたプログラムがシステムバスB1を介して記憶装置55にインストールされる。そして、プログラムが起動されると、記憶装置55にインストールされたプログラムに従ってCPU51がその処理を開始する。尚、プログラムを格納する媒体としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。本発明に係る印刷処理を実現するプログラムは、通信ユニット61によってネットワークを介してダウンロードし、記憶装置55にインストールするようにしても良い。
【0047】
通信ユニット61は、クライアントPC100が複数のプリンタnとグループプリンタ200とに例えばLAN(Local Area Network)等で接続される場合に、それら複数のプリンタnとグループプリンタ200との間で通信制御をするための装置である。USBI/F62は、例えば、USBケーブルによってプリンタ0に直結するためのインターフェースである。パラレルポートI/F63は、セントロニクスに準拠したケーブルによってプリンタ1に直結するためのインターフェースである。
【0048】
図4は、本発明の一実施例に係るクライアントPCの機能構成例を示すブロック図である。図4において、クライアントPC100は、主に、文書データを生成し印刷要求を行うアプリケーション108と、記憶媒体57から本発明に係るプログラムをインストールするインストーラ109と、論理プリンタを生成し、生成した論理プリンタへ印刷要求を行うプリントシステム110とを有する。
【0049】
アプリケーション108は、所定データ形式にてデータを作成、編集、削除等を実現するアプリケーションである。アプリケーション108は、例えば、表計算用アプリケーション、作図用アプリケーション等であって、印刷処理を要求するアプリケーションであれば良い。
【0050】
インストーラ109は、記憶媒体57から本発明に係るプログラムをインストールし、図4に示されるようなプリントシステム110を構成する。
【0051】
プリントシステム110は、アプリケーション108からの要求に応じて、利用者が印刷処理を実行するための各種画面を表示ユニット53に表示するためのプリントシステムUI(ユーザインタフェース)111と、ネットワーク上に存在する印刷可能なプリンタ0、1、200、iを検索する検索部112と、クライアントPC100に接続されるプリンタ0、1、200、iによって処理可能な印刷条件を示す印刷条件ベース122を作成する印刷条件ベース作成部113と、アプリケーション108からの印刷要求に応じて、印刷要求で指定される印刷条件と印刷条件ベース122とに基づいて、適切なプリンタを選択するプリンタ選択部114と、プリンタ専用の印刷制御を行うドライバ部115と、プリンタが接続されるポートを監視するポートモニタ部116と、ネットワークを介して接続されるプリンタ200及びiとの通信制御を行うネットワーク制御部130とを有する。
【0052】
プリントシステムUI111は、アプリケーション108からの印刷要求に応じて、利用者が印刷処理を実行するための各種画面を表示ユニット53に表示し、利用者から必要な情報を取得するためのUIを提供する。例えば、印刷条件を設定するための画面を表示ユニット53に表示し、利用者によって設定された印刷条件を取得する。
【0053】
検索部112は、クライアントPC100の起動時に、又は、アプリケーション108からの印刷要求に応じて、ネットワーク制御部130によって、BMLinkSに従って、ネットワーク上に存在する処理可能なプリンタを検索するためにブロードキャストによって存在確認を行うディスカバリ(Discovery)機能を実行する。検索部112は、例えば、グループプリンタ200及びプリンタiを検出すると、プリンタ200及びプリンタiのそれぞれ実行可能な印刷条件を取得して、論理プリンタ2〜Nを論理プリンタデータ領域121に生成する。また、検索部112は、USBケーブルによって直結されるプリンタ0及びパラレルケーブルによって直結されるプリンタ1を検出すると、同様に、プリンタ0及び1からそれぞれ実行可能な印刷条件を取得して、論理プリンタ0及び1を論理プリンタデータ領域121に生成する。
【0054】
印刷条件ベース作成部113は、検索部112からの通知によって、論理プリンタ0からNと、固定条件データ領域123に格納されている全てのプリンタで実行可能な標準的な印刷条件を示す固定条件0〜Mとに基づいて、印刷条件ベース122を作成する。印刷条件ベース122では、印刷条件毎に実行可能なプリンタが対応付けられる。プリンタ選択部114は、アプリケーション108から印刷実行要求を受信すると、利用者が設定した印刷条件を印刷条件データ領域124に格納し、その印刷条件に応じた論理プリンタを印刷条件ベース112に基づいて選択し、選択した論理プリンタに対して印刷指示を行う。
【0055】
ネットワーク制御部130は、6階層で構成され、詳しくは、最階層(第一階層)にIP(Internet Protocol)131と、第二階層にTCP(Transmission Control Protocol)132及びUDP(User Datagram Protocol)133と、第三階層にHTTP(Hypertext Transfer Protocol)134と、第四階層にXML(eXtensible Markup Language)135と、第五階層にSOAP(Simple Object Access Protocol)136と、第六階層にBMLinkS137及びUPnP(Universal Plug and Play)138とで構成される。このようにネットワーク層を構成することによって、プリンタ、コピー機、FAX等のOA機器のハードウェア構成及び機能構成に依存することなく通信を実現することができる。
【0056】
このように、プリントシステムUI111が利用者とプリントシステム110とのインターフェースを行うため、各プリンタ用のドライバ毎にユーザインタフェースをインストールする必要がない。よって、クライアントPC100の利用者に対して、各プリンタへの操作用に同一のユーザインタフェースを提供することができる。
【0057】
図4に示すクライアントPC100の機能構成におけるクライアントPC100で行われる印刷処理の概要を図5から図8で説明する。図5は、初回の印刷処理の概要を説明するフローチャート図である。図5中において、( )内に示されるアルファベットは、図4中に示されるアルファベットと対応する。図5において、プリケーション108がプリントシステム110に印刷条件選択要求を行うと(矢印A)(ステップS11)、プリントシステム110内で検索部112によってディスカバリを実行し、論理プリンタデータ領域121に論理プリンタ0からNを作成する(矢印B)(ステップS12)。印刷条件ベース作成部113は、印刷条件ベース122を作成する(矢印C)(ステップS13)。
【0058】
プリントシステムUI111は、印刷条件ベース122に基づいて利用者が設定可能な印刷条件を示す画面を表示ユニット53に表示し、利用者に所望する印刷条件を設定させる(矢印D)(ステップS14)。利用者が設定した印刷条件はプリントシステム110に送信され、プリントシステム110は、利用者によって設定された印刷条件を印刷条件データ領域124に格納する(矢印E)(ステップS15)。プリントシステム110は、アプリケーション108に利用者が設定した印刷条件を受領したことを通知する(矢印F)(ステップS15)。
【0059】
プリントシステム110から印刷条件の受領通知を受けると、アプリケーション108は、プリントシステム110に対して印刷実行要求を行う(矢印G)(ステップS17)。アプリケーション108からの印刷実行要求に応じて、プリントシステム110のプリンタ選択部114は、利用者が設定した印刷条件に適したプリンタを選択する(矢印H)(ステップS18)。プリントシステム110は、プリンタ選択部114が選択したプリンタに印刷処理を行わせ(ステップS19)、この印刷処理を終了する。
【0060】
次に、以前選択した印刷条件を利用する場合の印刷処理の概要を説明する。図6は、以前選択した印刷条件を利用する場合の印刷処理の概要を説明するフローチャート図である。図6において、利用者が印刷条件データ領域124に格納される以前選択した印刷条件を指定した場合は、アプリケーション108は、プリントシステム110に印刷実行要求を行う(矢印G)(ステップS21)。プリンタ選択部114は、印刷条件ベース122に基づいて、利用者が指定した印刷条件に適したプリンタを選択する(矢印H)(ステップS22)。
【0061】
プリントシステム110は、プリンタ選択部114によってプリンタを選択できたか否かを判断する(ステップS23)。プリンタが選択された場合、ステップS26へ進む。プリンタが選択できなかった場合、プリントシステム110内で検索部112によってディスカバリを実行し、存在確認ができたプリンタに対応する論理プリンタを論理プリンタデータ領域121に作成する(矢印B)(ステップS24)。印刷条件ベース作成部113は、論理プリンタデータ領域121に生成された論理プリンタに基づいて、印刷条件ベース122を更新する。プリンタ選択部114は、印刷条件ベース122に基づいて、利用者が指定した印刷条件に適したプリンタを選択する(矢印H)(ステップS25)。
【0062】
プリントシステム110は、ステップS22又はS25にて選択したプリンタに印刷処理を行わせ(ステップS26)、この印刷処理を終了する。
【0063】
以上より、印刷条件に適したプリンタがない場合においても、プリントシステム110が自らディスカバリを実行してプリンタを検索し、適したプリンタを捜し出すことができる。以前設定した印刷条件にて印刷処理を行ったプリンタに対応する論理プリンタがない場合でも、新たに検索したプリンタ(つまり、以前印刷処理したプリンタとは異なるプリンタ)で、同一の印刷条件にて印刷処理させることができる。
【0064】
次に、印刷条件及びプリンタ指定のない印刷処理の概要を説明する。図7は、印刷条件及びプリンタ指定のない印刷処理の概要を説明するフローチャート図である。図7において、アプリケーション108は、プリントシステム110に対して印刷条件の設定及びプリンタの指定を行うことなく印刷実行要求を行う(矢印G)(ステップS31)。プリントシステム110は、デフォルトの印刷条件を用意して(ステップS32)、プリンタ選択部114によって、印刷条件ベース122に基づいて、デフォルトの印刷条件に適したプリンタを選択する(矢印H)(ステップS33)。
【0065】
プリントシステム110は、プリンタを選択できたか否かを判断する(ステップS34)。プリンタが選択された場合、ステップS37へ進む。一方、プリンタが選択されなかった場合、プリントシステム110内で検索部112によってディスカバリを実行し、存在確認ができたプリンタに対応する論理プリンタを論理プリンタデータ領域121に作成する(矢印B)(ステップS35)。印刷条件ベース作成部113は、論理プリンタデータ領域121に生成された論理プリンタに基づいて、印刷条件ベース122を更新する。プリンタ選択部114は、印刷条件ベース122に基づいて、デフォルトの印刷条件に適したプリンタを選択する(矢印H)(ステップS36)。
【0066】
プリントシステム110は、ステップS33又はS36にて選択したプリンタに印刷処理を行わせ(ステップS37)、この印刷処理を終了する。
【0067】
以上より、印刷条件の設定及びプリンタの指定が行なわれないまま印刷実行要求を受信した場合においても、プリントシステム110は、デフォルトの印刷条件にて印刷処理を行える適切なプリンタを選択することができる。例えば、利用者は、一先ず印刷をしたい場合に、印刷条件の設定及びプリンタの指定等の手間を省いていきなり印刷を行うことができる。この場合、利用者は、プリンタの存在を意識することなく、印刷実行を要求するのみの簡単な操作で印刷処理を行うことができる。
【0068】
次に、論理プリンタの更新後から所定時間内での再印刷処理の概要を説明する。図8は、所定時間内での再印刷処理の概要を説明するフローチャート図である。図8において、アプリケーション108は、プリントシステム110に印刷条件選択要求を行う(矢印A)(ステップS41)。検索部112によって最後にディスカバリを実行してから所定時間内の印刷条件選択要求である場合、クライアントPC100に接続されるプリンタ0〜i及び200の構成が変更されている可能性が低いため、検索部112によるディスカバリの実行を行わずに、印刷条件ベース作成部113によって、印刷条件ベース122を作成する(矢印C)(ステップS42)。
【0069】
そして、プリントシステムUI111は、印刷条件ベース122に基づいて利用者が設定可能な印刷条件を示す画面を表示ユニット53に表示し、利用者に所望する印刷条件を設定させる(矢印D)(ステップS43)。利用者が設定した印刷条件はプリントシステム110に送信され、プリントシステム110は、利用者によって設定された印刷条件を印刷条件データ領域124に格納する(矢印E)(ステップS45)。
【0070】
アプリケーション108は、プリントシステム110に印刷実行要求を行う(矢印G)(ステップS46)。アプリケーション108からの印刷実行要求に応じて、プリントシステム110のプリンタ選択部114は、利用者が設定した印刷条件に適したプリンタを選択する(矢印H)(ステップS47)。プリントシステム110は、プリンタ選択部114が選択したプリンタに印刷処理を行わせ(ステップS48)、この印刷処理を終了する。
【0071】
以上より、所定時間内での再印刷処理である場合、検索部112によるディスカバリの実行を行わないように制御することによって、処理時間を短縮することができる。
【0072】
図5から図8に示されるフローチャートに基づいて説明した印刷処理について、更に、プリントシステム110に発行されるコマンド及びプリントシステム110内で発行されるコマンド毎に図9から図16で詳細に説明する。
【0073】
図9は、印刷条件選択コマンドによって実行される処理を説明するフローチャート図である。図9において、プリントシステム110がアプリケーション108から印刷条件選択を要求する印刷条件選択コマンドを受信すると(ステップS101)、プリントシステム110は、論理プリンタ更新後から所定時間内に受信した印刷条件選択コマンドであるか否か、つまり、検索部112によって最後にディスカバリを実行してから所定時間内に受信した印刷条件選択コマンドであるか否かを判断する(ステップS102)。所定時間内で印刷条件選択コマンドを受信していない場合、プリントシステム110は、検索部112に対してディスカバリ実行コマンドを発行してディスカバリ実行処理を行い(ステップS103)、ステップS104へ進む。一方、印刷時間内で印刷条件選択コマンドを受信した場合、プリントシステム110は、検索部112に対してディスカバリ実行コマンドを発行せず、つまり、検索部112によるディスカバリ実行処理を行わずにステップS104へ進む。
【0074】
プリントシステム110は、印刷条件ベース作成部113に対して印刷条件ベース作成コマンドを発行する。印刷条件ベース作成部113は、検索部112によって作成された論理プリンタ及び固定条件に基づいて印刷条件ベース122を作成する印刷条件ベース作成処理を行う(ステップS104)。そして、印刷条件ベース122が作成されると、プリントシステムUI111は、利用者に所望する印刷条件を設定させる画面を表示ユニット61に表示し、利用者に印刷条件を設定させる(ステップS105)。利用者の設定に基づいて、印刷条件データを作成して印刷条件データ領域124に格納する(ステップS106)。そして、プリントシステム110は、その印刷条件データをアプリケーション108に送信することによって、印刷条件を受領したことを通知し(ステップS107)、アプリケーション108からの印刷条件選択コマンドによって実行される処理を終了する。
【0075】
アプリケーション108から発行された印刷実行コマンドによって実行される処理を説明する。図10は、印刷実行要求を示す印刷実行コマンドによって実行される処理を説明するフローチャート図である。図10において、プリントシステム110は、印刷実行コマンドを受信すると(ステップS111)、利用者によって設定された印刷条件が有るか否かを判断する(ステップS112)。つまり、図9のステップS107にてアプリケーション108に送信された印刷条件データが印刷実行要求によって指定されたか否かを判断する。印刷条件データが指定されていない場合、デフォルトの印刷条件を設定して(ステップS113)、ステップS114へ進む。
【0076】
続けて、プリントシステム110は、印刷実行要求にてプリンタが指定されているか否かを判断する(ステップS114)。プリンタが指定されていない場合、印刷条件ベース122に基づいて、印刷条件に適したプリンタが在るか否かを判断する(ステップS115)。印刷条件に適したプリンタが在る場合、ステップS119へ進む。一方、印刷条件に適したプリンタがない場合、ステップS117へ進む。
【0077】
一方、ステップS115にてプリンタが指定されていると判断された場合、更に、論理プリンタデータ領域121に格納された論理プリンタに基づいて、指定されたプリンタが在るか否かを判断する(ステップS116)。指定されたプリンタが在る場合、ステップS119へ進む。一方、指定されたプリンタがない場合、ディスカバリ実行コマンドが発行され、検索部112によってディスカバリ実行処理を行う(ステップS117)。そして、更新された論理プリンタデータ領域121に格納された論理プリンタに基づいて、印刷条件に適したプリンタを選択する(ステップS118)。
【0078】
そして、印刷条件がドライバに送信され(ステップS119)、続けて、印刷実行要求にて指定される印刷すべき文書データがドライバに送信され(ステップS120)、印刷実行コマンドによって実行される処理を終了する。
【0079】
次に、図9に示すディスカバリ実行処理(ステップS103)の詳細を説明する。図11は、ディスカバリ実行処理を説明するフローチャート図である。図11において、検索部112は、ブロードキャストを送信して、ネットワーク上に利用者によって設定された印刷条件に適したプリンタの存在確認を行う(ステップS130)。検索部112は、このブロードキャストに対するプリンタからの応答に基づいて、検索条件を満たすプリンタが存在するか否かを判断する(ステップS131)。プリンタが存在すると判断した場合、検索部112は、ドライバモニタをインストールする(S132)。ドライバモニタは、予め記憶装置55に格納しておいたドライバモニタ用の実行ファイルからインストールしても良いし、検索されたプリンタからネットワークを介してインストールしても良い。
【0080】
そして、検索部112は、ネットワークアドレス、プリンタを識別するためのプリンタ識別情報等を示すプロファイル情報を検索したプリンタから取得して(ステップS133)、論理プリンタ作成処理を実行する(ステップS134)。検索部112は、論理プリンタをデータ領域121に作成後、印刷実行要求で指定される要求レベルがプリンタのハードウェアに関する詳細な条件(以下、ハードウェア条件と言う。)で検索する詳細検索レベルを示しているか否かを判断する(ステップS135)。ハードウェア条件とは、両面ユニットを持っている、パンチが行える等のプリンタがハードウェア構成として備えている条件である。要求レベルが詳細検索レベルを指定していない場合、つまり、要求レベルがプリンタのハードウェアに関する詳細な条件で検索しない簡易検索レベルを指定している場合、次のプリンタからの応答を判断するためにステップS130へ戻る。
【0081】
一方、ステップS135にて検索部112が要求レベルが詳細検索レベルを指定している場合、ステップS130におけるブロードキャストでは問い合わせていなかった残り詳細条件をドライバに問い合わせる(ステップS136)。プリンタから残り詳細条件を受信したか否かを判断する(ステップS137)。検索部112は、残り詳細条件を受信した場合、残り詳細条件のデータ形式を変換し(ステップS138)、残り詳細条件を論理プリンタに追加して(ステップS139)、検索部112によって実行されるディスカバリ実行処理を終了する。
【0082】
一方、ステップS137にて残り詳細条件を受信しなかったと判断した場合、タイムアウトか否かを判断する(ステップS140)。タイムアウトした場合、次のプリンタからの応答の判断を行わずにディスカバリ実行処理を終了する。一方、タイムアウトしていない場合、次のプリンタからの応答の判断を行うためステップS131へ戻る。
【0083】
上記ステップ130から140を繰り返し、ステップS131にてプリンタが存在しないと判断した場合、検索部112は、ディスカバリ実行処理を終了する。
【0084】
このように、ステップS130にて簡易検索レベルのブロードキャストでプリンタを検索することによって、処理可能なプリンタをできるだけ多く検索することができる。そして、ステップS135での要求レベルの判断結果に基づいて、更に、詳細なプリンタの機能に関する情報が必要な場合には検索したプリンタに対して詳細情報を取得する。
【0085】
次に、論理プリンタが論理プリンタデータ領域121に作成され、内部的に印刷条件ベース作成コマンドが発行されると、印刷条件ベース作成部113によって印刷条件ベース作成処理が実行される。図12は、印刷条件ベース作成処理を説明するフローチャート図である。図12において、印刷条件ベース作成部113は、固定条件データ領域123に固定条件が有るか否かを判断する(ステップS151)。固定条件が有る場合、印刷条件ベース作成部113は、内部的に固定条件追加コマンドを発行し、印刷条件ベース122に固定条件を追加する固定条件追加処理を行う(ステップS152)。
【0086】
一方、固定条件がない場合、印刷条件ベース作成部113は、論理プリンタデータ領域121の論理プリンタ数が0(ゼロ)であるか否かを判断する(ステップS153)。論理プリンタ数がゼロの場合、内部的にディスカバリ実行コマンドを発行して検索部112に図11に示すディスカバリ実行処理を行わせ(ステップS154)、ステップS155へ進む。
【0087】
一方、論理プリンタ数がゼロでない場合、印刷条件ベース作成部113は、追加すべき論理プリンタが在るか否かを判断する(ステップS155)。追加すべき論理プリンタが論理プリンタデータ領域121に在る場合、つまり、例えば、ステップS154でのディスカバリ実行処理によって新たに論理プリンタが追加された場合、内部的に論理プリンタ追加コマンドを発行し、論理プリンタが保持している印刷条件を印刷条件ベース122に追加する論理プリンタ追加処理を実行する(ステップS156)。一方、追加すべき論理プリンタがない場合、条件印刷ベース作成処理を終了する。
【0088】
上記ステップS152での固定条件追加処理は、固定条件追加コマンドによって実行される。図13は、固定条件追加処理を説明するフローチャート図である。図13において、印刷条件ベース作成部113は、固定条件データ領域123に格納される固定条件のデータ形式を印刷条件ベース122のデータ形式に変換する(ステップS152−1)。印刷条件ベース作成部113は、データ形式を変換した固定条件を印刷条件ベース122に追加し(ステップS152−2)、固定条件追加処理を終了する。
【0089】
上記ステップS156での論理プリンタ追加処理は、論理プリンタ追加コマンドによって実行される。図14は、論理プリンタ追加処理を説明するフローチャート図である。図14において、印刷条件ベース作成部113は、論理プリンタデータ領域121に格納される論理プリンタのデータ形式を印刷条件ベース122のデータ形式に変換する(ステップS156−1)。そして、印刷条件ベース作成部113は、データ形式を変換した論理プリンタを印刷条件ベース122に追加する。更に、印刷条件ベース作成部113は、S154でのディスカバリ実行処理の詳細検索レベルでの検索(図11を参照)によって取得したハードウェア条件を印刷条件ベース122に追加して、論理プリンタ追加処理を終了する。
【0090】
論理プリンタ登録コマンドによって実行される論理プリンタのプリントシステム110への論理プリンタ登録処理について図15で説明する。図15は、論理プリンタ登録処理を説明するフローチャート図である。図15において、登録方法が論理プリンタからの登録か、利用者の入力による新規の登録か、又は、ネットワークを介してダウンロードする登録か否かを判断する(ステップS161)。
【0091】
登録方法が論理プリンタからの登録であると判断した場合、論理プリンタデータ領域121から登録すべき論理プリンタを選択し(ステップS162)、ステップS167へ進む。この場合、検索部112によって実行されるディスカバリ処理によって既に、論理プリンタ(論理プリンタオブジェクトが作成されている場合を示す。
【0092】
登録方法が利用者の入力による新規の登録であると判断した場合、内部的に論理プリンタ作成コマンドを発行して、利用者の入力した入力データに基づいて論理プリンタ作成処理を実行する(ステップS163)。プリンタを識別するためのプリンタ識別情報等を示すプロファイル情報に基づいて、論理プリンタが論理プリンタデータ領域121に作成される。論理プリンタを示すクラスを使って初期化された論理プリンタオブジェクトとして生成される。論理プリンタのオブジェクトが生成されると、ステップS167へ進む。この場合、利用者によって図3の入力ユニット54から入力されたプリンタのプロファイル情報に基づいて論理プリンタ(論理プリンタオブジェクト)が作成される場合を示す。
【0093】
登録方法がネットワークからのダウンロードによる登録であると判断した場合、論理プリンタを作成するために必要なプロファイル情報が格納されているダウンロード先を指定してダウンロードを実行する(ステップS164)。そして、内部的に論理プリンタ作成コマンドを発行して、ダウンロードしたプロファイル情報に基づいて論理プリンタ作成処理を実行する(ステップS165)。そして、ダウンロード結果を反映し(ステップS166)、ステップS167へ進む。この場合、所定のダウンロード先をアクセスすることによってダウンロードしたプロファイル情報に基づいて論理プリンタ(論理プリンタオブジェクト)が作成される場合を示す。
【0094】
作成された論理プリンタオブジェクトの保存属性をオンにする(ステップS167)。保存属性とは、オンを指定することによって物理的にはプリンタは存在していないが、論理的にプリンタを残して(保存して)おくことを示す。このように設定することによって、一旦、論理プリンタを作成すれば、再作成する手間を省くことができる。
【0095】
次に、固定条件登録コマンドによって実行される論理プリンタのプリントシステム110への固定条件登録処理について図16で説明する。図16は、固定条件登録処理を説明するフローチャート図である。図16において、登録方法が固定条件を新規で生成するか、固定条件の変更であるか、又は、論理プリンタから固定条件を生成するか否かを判断する(ステップS171)。
【0096】
登録方法が固定条件を新規で生成する登録であると判断した場合、内部的に固定条件生成コマンドを発行して固定条件生成処理を実行して固定条件を生成し(ステップS172)、ステップS177へ進む。固定条件生成処理では、固定条件を示すクラスを使ってオブジェクトとして生成される。
【0097】
登録方法が固定条件の変更であると判断した場合、変更すべき固定条件を選択し(ステップS173)、設定項目を変更後ステップS177へ進む。
【0098】
登録方法が論理プリンタから固定条件を生成する登録であると判断した場合、論理プリンタデータ領域121から登録すべき論理プリンタを選択して(ステップS174)、その論理プリンタから所定のハードウェア条件を選択して取得する(ステップS175)。そして、内部的に固定条件生成コマンドを発行して固定条件生成処理を実行し固定条件生成処理を実行して固定条件を生成し(ステップS172)、ステップS177へ進む。固定条件生成処理では、固定条件を示すクラスを使ってオブジェクトとして生成される。
【0099】
固定条件の設定項目を変更又は固定条件データ領域123に追加する(ステップS177)。
【0100】
図12に示す条件印刷ベース作成処理によって作成された印刷条件ベース122、図15に示す論理プリンタ登録処理によって登録された論理プリンタ0〜N、及び、図16に示す固定条件登録処理によって登録された固定条件1〜Mのデータ構造について図17で説明する。図17は、データ構造の例を示す図である。印刷条件ベースのデータ構造を示す図17(A)において、図4に示す印刷条件ベース122に格納される各印刷条件ベースは、印刷条件ベース用のデータ構造を定義したクラスによって印刷条件ベースオブジェクトとして生成される。図17(A)中、( )内数字はデータ項目番号を示す。
【0101】
各印刷条件ベースオブジェクトは、例えば、印刷される用紙のサイズ、ステープル、パンチ、解像度、印刷の向き等の印刷条件を特定する条件名(1)、「リスト」又は「数値」で指定される条件種別(2)、条件種別に「リスト」が設定される場合に設定項目毎のサブオブジェクト(3)等のデータ項目を定義するクラスによって表現される。
【0102】
更に、印刷条件ベースオブジェクトのデータ項目(3)で定義される設定項目毎のサブオブジェクトは、印刷条件ベースオブジェクトのデータ項目(1)に応じた設定項目(1)と、その設定項目をサポートするプリンタのリスト(2)等を定義するクラスによって表現される。印刷条件ベースオブジェクトのデータ項目(3)は少なくとも1つ以上のサブオブジェクトを定義する。
【0103】
論理プリンタのデータ構造を示す図17(B)において、図4に示す論理プリンタデータ領域121に格納される論理プリンタ0〜Nは、論理プリンタのデータ構造を定義したクラスによって論理プリンタオブジェクトとして生成される。図17(B)中、( )内数字はデータ項目番号を示す。
【0104】
各論理プリンタオブジェクトは、例えば、プリンタを特定するプリンタ名(1)と、モデル名(2)と、IPアドレス等で示されるネットワークアドレス(3)と、設置場所(4)と、ドライバ名(5)と、「オンライン」又は「オフライン」の接続状態(6)と、「オン」又は「オフ」によって物理的な接続がない場合でも論理プリンタを保存しておく又は保存しないかを示す保存(7)と、最終更新時刻(8)と、....、ハードウェア条件毎のサブオブジェクト(n)等を定義するクラスによって表現される。
【0105】
更に、論理プリンタオブジェクトのデータ項目(n)で定義されるハードウェア条件毎のサブオブジェクトは、ハードウェア条件名(1)と、「リスト」又は「数値」で指定される条件種別(2)と、条件種別(2)に「リスト」が設定される場合の設定項目のリスト(3)と、組み合せることができないハードウェア条件を示す排他条件(4)等を定義するクラスによって表現される。
【0106】
固定条件のデータ構造を示す図17(C)において、図4に示す固定条件データ領域123に格納される固定条件0〜Mは、固定条件のデータ構造を定義したクラスによって固定条件オブジェクトとして生成される。図17(C)中、( )内数字はデータ項目番号を示す。
【0107】
各固定条件オブジェクトは、例えば、印刷される用紙のサイズ、解像度、用紙の向き等の固定条件を特定する条件名(1)と、「リスト」又は「数値」で指定される条件種別(2)と、条件種別(2)に「リスト」が設定される場合の設定項目のリスト(3)等を定義するクラスによって表現される。
【0108】
図11に示すディスカバリ実行処理において、要求レベルに詳細検索レベルが指定され各プリンタのハードウェア条件を取得した場合に、図17に示す各オブジェクトによって、利用者が設定したハードウェア条件を含む印刷条件に適切なプリンタを選択するためのデータフローについて図18で説明する。図18は、ハードウェア条件を含む印刷条件に基づいてプリンタを選択した場合のデータフローを示す図である。
【0109】
図18において、検索部112によるディスカバリ機能を用いた要求レベルに詳細検索レベル(ハードウェア条件の取得を含む)を指定するブロードキャストの送信によって、各プリンタ0〜2からプロファイル情報及びハードウェア条件を取得して、各プリンタ0〜2に対応する論理プリンタ0〜2を論理プリンタデータ領域121に作成する。ブロードキャストは、SOAPに従ってプリンタ0〜2に対して行われ、プロファイル情報及びハードウェア条件も、SOAPに従ってプリンタ0〜2から送信される。
【0110】
そして、固定条件データ領域123に格納される固定条件0〜2と論理プリンタ0〜2とに基づいて、印刷条件ベース122が生成される。生成された印刷条件ベース122は、固定条件又は論理プリンタが作成される毎に印刷条件ベース122に追加され、印刷条件ベース122が更新される。
【0111】
プリントシステムUI111は、印刷条件ベース122に基づいて、利用者が所望する印刷条件の設定を可能とする画面を表示ユニット53に提供する。表示ユニット53には、種々のハードウェア条件が利用者によって設定可能な画面が表示される。利用者の印刷条件129は、利用者がその画面に従って設定した印刷条件である。この場合、利用者の設定に応じて、利用者の印刷条件129として3つのオブジェクトが作成される。これら3つのオブジェクトは、図17に示す印刷条件ベースオブジェクトと同様のクラスによってデータが定義される。
【0112】
利用者が、サイズ「A4」、印刷面「両面」、パンチ「左2ヶ所」を印刷条件として設定した場合、サイズ、印刷面、パンチの夫々を示す印刷条件オブジェクトが生成され、これら印刷条件オブジェクトの条件名「サイズ」、「印刷面」及び「パンチ」に対応するオブジェクトが印刷条件ベース122から探し出される。そして、条件名に対応する設定項目のサブオブジェクトが利用者の印刷条件オブジェクトに設定される。
【0113】
印刷条件ベース122において、サイズを示すオブジェクトから設定項目「A4」を示すサブオブジェクト141が探し出され、利用者のサイズを示す印刷条件オブジェクトのサブオブジェクトとして設定される。同様に、印刷条件ベース122において、印刷面を示すオブジェクトから設定項目「両面」を示すサブオブジェクト142が探し出され、利用者の印刷面を示す印刷条件オブジェクトのサブオブジェクトとして設定される。更に、印刷条件ベース122において、パンチを示すオブジェクトから設定項目「左2ヶ所」を示すサブオブジェクト143が探し出され、利用者のパンチを示す印刷条件オブジェクトのサブオブジェクトとして設定される。
【0114】
利用者の印刷条件129の各オブジェクトに設定されたサブオブジェクトには、処理可能なプリンタのリストが示されるため、全てのオブジェクトに共通して設定されるプリンタを特定することによって、利用者の印刷条件129に適したプリンタを選択することができる。
【0115】
この場合、サイズ「A4」の条件を満たすプリンタは、プリンタ0、プリンタ1、及びプリンタ2であり、印刷面「両面」の条件を満たすプリンタは、プリンタ0及びプリンタ2であり、パンチ「左2ヶ所」の条件を満たすプリンタは、プリンタ0である。従って、プリンタ0が適したプリンタとして選択される。
【0116】
選択されたプリンタ0に対応する論理プリンタ0を参照して、設定に矛盾が有るか否かを確認する。つまり、確かにプリンタ0が利用者の印刷条件129を満足することができるか否かを確認する。設定に矛盾がないことを確認後、利用者の印刷条件129をプリンタ0のドライバ0に利用者の印刷条件129を送信してプリンタ0に印刷処理を行わせる。
【0117】
図18に示すように、ハードウェア条件を含む論理プリンタ毎のオブジェクト及び固定条件オブジェクトに基づいて印刷条件ベース122として印刷条件毎のオブジェクトを生成することによって、利用者によって設定された印刷条件に対して適切なプリンタを選択することができる。
【0118】
次に、図11に示すディスカバリ実行処理において、要求レベルに簡易検索レベルが指定され各プリンタからハードウェア条件を含まないプロファイル情報のみを取得した場合に、図17に示す各オブジェクトによって、利用者が設定したハードウェア条件を含まない印刷条件に適切なプリンタを選択するためのデータフローについて図19で説明する。図19は、ハードウェア条件を含まない印刷条件に基づいてプリンタを選択した場合のデータフローを示す図である。
【0119】
図19において、検索部112によるディスカバリ機能を用いた要求レベルに簡易検索レベル(ハードウェア条件の取得を含まない)を指定するブロードキャストの送信によって、各プリンタ0〜2からプロファイル情報のみを取得して、各プリンタ0〜2に対応する論理プリンタ0〜2を論理プリンタデータ領域121に作成する。ブロードキャストは、SOAPに従ってプリンタ0〜2に対して行われ、プロファイル情報も、SOAPに従ってプリンタ0〜2から送信される。
【0120】
そして、固定条件データ領域123に格納される固定条件0〜2と論理プリンタ0〜2とに基づいて、印刷条件ベース122が生成される。生成された印刷条件ベース122は、固定条件又は論理プリンタが作成される毎に印刷条件ベース122に追加され、印刷条件ベース122が更新される。この場合、固定条件0〜2は、全てのプリンタ0〜2にて処理可能な印刷条件を示すため、印刷条件ベース122に作成される固定条件0〜2に対応する3つのオブジェクトは、サブオブジェクトで全てのプリンタ0〜2を指定する。
【0121】
プリントシステムUI111は、印刷条件ベース122に基づいて、利用者が所望する印刷条件の設定を可能とする画面を表示ユニット53に提供する。表示乳ニット53には、サイズ、向き、解像度の印刷条件が利用者によって設定可能な画面が表示される。ただし、種々のハードウェア条件が利用者によって設定可能な状態で表示されることはない。利用者の印刷条件129−2は、利用者がその画面に従って設定した印刷条件である。この場合、利用者の設定に応じて、利用者の印刷条件129−2として3つのオブジェクトが作成される。これら3つのオブジェクトは、図17に示す印刷条件ベースオブジェクトと同様のクラスによってデータが定義される。
【0122】
利用者が、サイズ「A4」、向き「縦」、解像度「600dpi」を印刷条件として設定した場合、サイズ、向き、解像度の夫々を示す印刷条件オブジェクトが生成され、これら印刷条件オブジェクトの条件名「サイズ」、「向き」及び「解像度」に対応するオブジェクトが印刷条件ベース122から探し出される。そして、条件名に対応する設定項目のサブオブジェクトが利用者の印刷条件オブジェクトに設定される。
【0123】
印刷条件ベース122において、サイズを示すオブジェクトから設定項目「A4」を示すサブオブジェクト144が探し出され、利用者のサイズを示す印刷条件オブジェクトのサブオブジェクトとして設定される。同様に、印刷条件ベース122において、向きを示すオブジェクトから設定項目「縦」を示すサブオブジェクト145が探し出され、利用者の向きを示す印刷条件オブジェクトのサブオブジェクトとして設定される。更に、解像度を示すオブジェクトから設定項目「600dpi」を示すサブオブジェクト146が探し出され、利用者の解像度を示す印刷条件オブジェクトのサブオブジェクトとして設定される。
【0124】
この場合、全てのプリンタ0〜2にて利用者の印刷条件129−2に従って処理可能であるため、利用者によって指定されたプリンタのドライバに利用者の印刷条件129−2を送信して指定されたプリンタに印刷処理を行わせる。
【0125】
図19に示すように、ハードウェア条件を含まない論理プリンタ毎のオブジェクト及び固定条件オブジェクトに基づいて印刷条件ベース122として印刷条件毎のオブジェクトを生成することによって、ブロードキャストによる情報の取得を容易とし、かつ、印刷条件ベース122として印刷条件毎のオブジェクトの生成を容易とする。また、プリンタの選択を利用者の所望するプリンタによって必ず処理を行えるため、プリンタの選択の処理を容易とする。ここで、利用者がプリンタを指定しなかった場合、プリントシステム110でのデフォルトのプリンタに対して処理を行わせるようにすれば良い。
【0126】
次に、プリントシステムUI111によって表示ユニット53に表示される利用者によって設定可能な画面例について図20から図23で説明する。先ず、固定条件を登録するための固定条件登録画面について説明する。図20は、固定条件登録画面の例を示す図である。図21は、論理プリンタ一覧画面の例を示す図である。
【0127】
図20において、固定条件登録画面G300は、条件名を入力する入力域301と、条件種別を選択して入力する入力域302と、設定項目を表示する表示域303と、設定項目を新規に追加するための入力域304と、入力域304に入力された設定項目を追加するためのボタン305と、表示域303から選択された設定項目を削除するためのボタン306と、登録するためのボタン307と、入力した情報を全てキャンセルするためのボタン308と、論理プリンタを選択するためのボタン310と、既に登録した固定条件を選択するためのボタン311とを有する。
【0128】
図20に示す固定条件登録画面G300では、利用者によって、条件名「向き」が入力域301に入力され、条件種別「リスト」が入力域302に入力され、設定項目「縦」及び「横」が追加されたことが示されている。
【0129】
利用者がボタン310をクリックすると、図21に示されるような論理プリンタ選択画面G320が表示ユニット53に表示される。図21において、論理プリンタ選択画面G320は、論理プリンタの一覧を表示する表示域321と、図20で設定した固定条件を表示域321に表示される全論理プリンタに対応させるためのボタン322と、その固定条件を全論理プリンタに対応させるのをキャンセルするためのボタン323とを有する。
【0130】
利用者が、表示域321に表示される全論理プリンタで行えることを確認しボタン322をクリックすると、固定条件登録画面G300に戻る。条件名「向き」の固定条件の入力が終了した場合、利用者は、ボタン307をマウス等でクリックすることによって、条件名「向き」の固定条件を登録する。つまり、図18及び図19に示す固定条件2のようなオブジェクトが固定条件データ領域123に生成される。
【0131】
次に、利用者が論理プリンタを登録するための論理プリンタ登録画面について図22で説明する。図22は、論理プリンタ登録画面の例を示す図である。図22において、論理プリンタ登録画面G330は、プリンタ名を入力する入力域331と、ネットワークアドレスを入力する入力域332と、設置場所を入力する入力域333と、ドライバ名を入力する入力域334と、論理プリンタを登録するためのボタン335と、論理プリンタの登録をキャンセルするためのボタン336と、論理プリンタを選択するためのボタン337と、所定ダウンロード先からドライバをダウンロードするための338とを有する。
【0132】
図22に示す論理プリンタ登録画面G330において、利用者は、プリンタを特定するプリンタ名と、IPアドレス等で示されるネットワークアドレスと、プリンタの設置場所と、ドライバ名とを夫々、入力域331、332、333、及び、334に入力する。そして、利用者は、対応させるプリンタを選択するため、ボタン337をクリックし、表示されたプリンタの一覧を示す画面からプリンタを1台選択する。入力が全て完了した場合、利用者は、ボタン335をクリックして論理プリンタを登録する。つまり、図19に示す論理プリンタ0〜2のようなオブジェクトが論理プリンタデータ領域121に生成される。
【0133】
また、利用者は、ボタン338をクリックすることによってドライバをダウンロードしてから、プリンタ名、ネットワークアドレス、設置場所、ドライバ名等を入力するようにしても良い。
【0134】
次に、利用者が文書データを印刷する再に印刷条件を設定するための印刷条件選択画面について図23で説明する。図23は、印刷条件設定画面の例を示す図である。図23において、印刷条件選択画面G340は、印刷条件ベース122に基づく画面であって、向きを設定する設定域341と、印刷面を設定する設定域342と、用紙サイズを設定する設定域343と、解像度を設定する設定域344と、ステープルを設定する設定域345と、パンチを設定する設定域346と、印刷条件の設定を完了するためのボタン347と、設定した印刷条件をキャンセルするためのボタン348とを有する。設定域341〜346は、利用者によって▼がクリックされると選択可能な項目を一覧で表示する。利用者は、その表示された一覧から1つを選択することによって設定することができる。
【0135】
図23に示す印刷条件設定画面G340では、利用者によって、向き「縦」が設定域341に設定され、印刷面「両面」が設定域342に設定され、用紙サイズ「A4」が設定域343に設定され、解像度「600dpi」が設定域344に設定され、ステープル「なし」が設定域345に設定され、パンチの項目が設定されるところが示されている。例えば、利用者は、ここで、パンチに「左2ヶ所」を設定し、設定を完了するためにボタン347をクリックすると、図18に示す利用者の印刷条件129のように複数のオブジェクトが生成される。
【0136】
本願発明によれば、図20〜図23で示されるような画面をプリントシステムUI111が提供することによって、利用者は、プリンタのドライバ毎に異なることのない統一した画面の提供を受けることができる。従って、どのプリンタに対しても、同様の設定方法で良く、プリンタが変更される度に設定方法に戸惑うことがない。また、プリンタ選択部114によって利用者が設定した印刷条件に適したプリンタを選択するため、利用者は、あえてプリンタを選択する必要もないので、プリンタ毎の機能特性を意識する必要なく、どのような印刷を行いたいかに基づいて印刷条件を設定すれば良い。
【0137】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、本願発明によれば、情報処理装置に接続される複数の画像形成装置が全体として提供可能な第一画像形成条件を管理し、利用者によって設定された第二画像形成条件に従って画像形成を行うことができる画像形成装置を決定するため、利用者は、所望する第二画像形成条件のみを設定すれば良い。また、複数の画像形成装置が全体として提供可能な第一画像形成条件に基づいて、利用者によって設定可能なユーザインターフェイスが提供されるため、統一した操作方法を利用者に提供することができる。
【0138】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の印刷するためのクライアントPCの機能構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係るグループプリンタネットワーク構成例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係るクライアントPCのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例に係るクライアントPCの機能構成例を示すブロック図である。
【図5】初回の印刷処理の概要を説明するフローチャート図である。
【図6】以前選択した印刷条件を利用する場合の印刷処理の概要を説明するフローチャート図である。
【図7】印刷条件及びプリンタ指定のない印刷処理の概要を説明するフローチャート図である。
【図8】所定時間内での再印刷処理の概要を説明するフローチャート図である。
【図9】印刷条件選択コマンドによって実行される処理を説明するフローチャート図である。
【図10】印刷実行要求を示す印刷実行コマンドによって実行される処理を説明するフローチャート図である。
【図11】ディスカバリ実行処理を説明するフローチャート図である。
【図12】印刷条件ベース作成処理を説明するフローチャート図である。
【図13】固定条件追加処理を説明するフローチャート図である。
【図14】論理プリンタ追加処理を説明するフローチャート図である。
【図15】論理プリンタ登録処理を説明するフローチャート図である。
【図16】固定条件登録処理を説明するフローチャート図である。
【図17】図17は、データ構造の例を示す図である。
【図18】ハードウェア条件を含む印刷条件に基づいてプリンタを選択した場合のデータフローを示す図である。
【図19】ハードウェア条件を含まない印刷条件に基づいてプリンタを選択した場合のデータフローを示す図である。
【図20】固定条件登録画面の例を示す図である。図21は、論理プリンタ一覧画面の例を示す図である。
【図21】論理プリンタ一覧画面の例を示す図である。
【図22】論理プリンタ登録画面の例を示す図である。
【図23】印刷条件設定画面の例を示す図である。
【符号の説明】
100 クライアントPC
108 アプリケーション
110 プリンタ選択部
111 プリントシステムUI
112 検索部
113 印刷条件ベース作成部
114 プリンタ選択部
115 ドライバ部
116 ポートモニタ部
121 論理プリンタデータ領域
122 印刷条件ベース
123 固定条件データ領域
124 印刷条件データ領域
130 ネットワーク制御部
Claims (17)
- 複数の接続ポートに接続される複数の画像形成装置夫々の画像形成装置名に対応させた処理可能な印刷条件を示す情報によって論理画像形成装置を生成する論理装置生成手段と、
上記論理画像形成装置が存在しない場合であっても利用者による設定を可能とする上記複数の画像形成装置にて処理可能な固定条件を管理する固定条件管理手段と、
上記複数の画像形成装置に対応する上記複数の論理画像形成装置と上記固定条件とに基づいて、上記印刷条件毎に処理可能な1つ以上の上記画像形成装置名を対応させることによって、該複数の画像形成装置全体によって提供可能な第一画像形成条件を生成し管理する第一条件管理手段と、
利用者によって設定された印刷条件を示す第二画像形成条件と印刷条件毎に画像形成装置名を対応させた上記第一画像形成条件とに基づいて、該第二画像形成条件に従った画像形成が可能な画像形成装置を決定する装置決定手段と、
上記装置決定手段によって決定された画像形成装置に対して画像形成を実行させる画像形成実行手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 上記第一条件管理手段は、上記複数の論理画像形成装置と上記固定条件管理手段によって管理される少なくとも1つ以上の固定条件とに基づいて、上記第一画像形成条件を生成し管理することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 上記固定条件管理手段は、
上記複数の論理画像形成装置の一部又は全部から上記固定条件を生成することによって該固定条件を追加又は変更する第一追加変更手段を有することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。 - 上記固定条件管理手段は、
利用者から上記固定条件を取得し、該固定条件を追加又は変更する第二追加変更手段を有することを特徴とする請求項2又は3記載の情報処理装置。 - ネットワークを介して接続される画像形成装置の存在確認を行うことによって該画像形成装置を検索する検索手段と、
上記論理装置生成手段は、上記検索手段によって検索された画像形成装置を示す上記論理画像形成装置を生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。 - 上記検索手段は、
検索された画像形成装置に対して、該画像形成装置が処理可能な詳細条件を取得するか否かを判断する詳細条件判断手段と、
上記詳細条件判断手段による判断結果に基づいて、上記検索された画像形成装置から詳細条件を取得する詳細条件取得手段とを有することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。 - 上記複数の画像形成装置の接続状態にかかわらず上記論理画像形成装置を保存する保存手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の情報処理装置。
- 上記保存手段は、
所定ダウンロード先から画像形成装置に関する装置情報をダウンロードするダウンロード手段と、
上記ダウンロード手段によってダウンロードされた上記装置情報に基づいて、上記論理装置生成手段によって上記論理画像形成装置を生成させる生成手段とを有し、
上記画像形成装置との接続状態にかかわらず上記論理画像形成装置を保存することを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。 - 上記保存手段は、
上記論理装置生成手段によって生成された上記複数の論理画像形成装置から上記画像形成装置の上記接続ポートへの接続状態に係わらず保存しておく論理画像形成装置を上記利用者によって選択させる選択手段を有し、
上記選択手段によって選択された論理画像形成装置を保存することを特徴とする請求項7又は8記載の情報処理装置。 - 上記第一画像形成条件に基づいて、上記利用者から所望する画像形成条件を取得するユーザインターフェイスを提供するユーザインターフェイス手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 上記検索手段は、上記ネットワークを介して上記複数の画像形成装置との間の通信を所定メッセージ交換プロトコルに従って上記存在確認を行うことを特徴とする請求項5又は6記載の情報処理装置。
- 上記装置決定手段が上記第二画像形成条件に従った画像形成が可能な画像形成装置を決定することができたか否かを判断する装置決定判断手段を有し、
上記装置決定判断手段によって上記画像形成装置を決定できなかったと判断した場合、上記検索手段が実行されることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。 - 上記利用者からの上記第二画像形成条件の設定の要求を受信すると、上記論理装置生成手段が最後に実行された時間から処理時間内であるか否かを判断する時間内判断手段と、
上記時間内判断手段による判断結果に基づいて、上記検索手段の実行を抑止することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。 - 上記装置決定手段は、上記第二画像形成条件が上記利用者によって設定されなかった場合、所定画像形成条件と上記第一画像形成条件とに基づいて、該所定画像形成条件に従った画像形成が可能な画像形成装置を決定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- コンピュータに、
複数の接続ポートに接続される複数の画像形成装置夫々の画像形成装置名に対応させた処理可能な印刷条件を示す情報によって論理画像形成装置を生成する論理装置生成手順と、
上記論理画像形成装置が存在しない場合であっても利用者による設定を可能とする上記複数の画像形成装置にて処理可能な固定条件を管理する固定条件管理手順と、
上記複数の画像形成装置に対応する上記複数の論理画像形成装置と上記固定条件とに基づいて、上記印刷条件毎に処理可能な1つ以上の上記画像形成装置名を対応させることによって、該複数の画像形成装置全体によって提供可能な第一画像形成条件を生成し管理する第一条件管理手順と、
利用者によって設定された印刷条件を示す第二画像形成条件と印刷条件毎に画像形成装置名を対応させた上記第一画像形成条件とに基づいて、該第二画像形成条件に従った画像形成が可能な画像形成装置を決定する装置決定手順と、
上記装置決定手順によって決定された画像形成装置に対して画像形成を実行させる画像形成実行手順とを実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
複数の接続ポートに接続される複数の画像形成装置夫々の画像形成装置名に対応させた処理可能な印刷条件を示す情報によって論理画像形成装置を生成する論理装置生成手順と、
上記論理画像形成装置が存在しない場合であっても利用者による設定を可能とする上記複数の画像形成装置にて処理可能な固定条件を管理する固定条件管理手順と、
上記複数の画像形成装置に対応する上記複数の論理画像形成装置と上記固定条件とに基づいて、上記印刷条件毎に処理可能な1つ以上の上記画像形成装置名を対応させることによって、該複数の画像形成装置全体によって提供可能な第一画像形成条件を生成し管理する第一条件管理手順と、
利用者によって設定された印刷条件を示す第二画像形成条件と印刷条件毎に画像形成装置名を対応させた上記第一画像形成条件とに基づいて、該第二画像形成条件に従った画像形成が可能な画像形成装置を決定する装置決定手順と、
上記装置決定手順によって決定された画像形成装置に対して画像形成を実行させる画像形成実行手順とを実行させるためのプログラムを格納した記憶媒体。 - 複数の画像形成装置と情報処理装置とがネットワークを介して接続されるシステムにおいて、該情報処理装置が該複数の画像形成装置の1つに対して画像形成を要求する画像形成方法において、
上記情報処理装置がネットワークを介して存在確認を行うことによって上記複数の画像形成装置を検索する検索手順と、
上記複数の画像形成装置夫々が上記存在確認に応答する応答手順と、
上記情報処理装置が上記応答に応じて上記画像形成装置に関する装置情報を取得して、該装置情報に基づいて該画像形成装置の画像形成装置名に対応させた処理可能な印刷条件を示す情報によって論理画像形成装置を生成する論理装置生成手順と、
上記論理画像形成装置が存在しない場合であっても利用者による設定を可能とする上記複数の画像形成装置にて処理可能な固定条件を管理する固定条件管理手順と、
上記情報処理装置が上記論理装置生成手順によって生成された1つ以上の上記論理画像形成装置と上記固定条件とに基づいて、上記印刷条件毎に処理可能な1つ以上の上記画像形成装置名を対応させることによって、上記応答手順によって応答した上記複数の画像形成装置全体によって提供可能な第一画像形成条件を生成し管理する第一条件管理手順と、
上記情報処理装置を利用する利用者によって設定された印刷条件を示す第二画像形成条件と印刷条件毎に画像形成装置名を対応させた上記第一画像形成条件とに基づいて、該第二画像形成条件に従った画像形成が可能な画像形成装置を決定する装置決定手順と、
上記情報処理装置が上記装置決定手順によって決定された画像形成装置に対して画像形成を実行させる画像形成実行手順とを有することを特徴とする画像形成方法。
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