JP5312162B2 - 情報処理装置、管理サーバ、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、管理サーバ、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は印刷システムとその制御方法に関し、管理サーバを用いて、ネットワーク上のデバイス、クライアントマシン、及び印刷に必要なソフトウェアを管理するための情報処理装置と制御用のプログラムに関する。なお、クライアントマシンを以下、単にクライアントという。クライアント上の印刷データを形成するソフトウェアは、所謂プリンタドライバであり、以下ではドライバともいう。
クライアント、プリントサーバ、プリンタ、及びこれらを管理する管理サーバで構成されたネットワーク印刷環境が存在した。印刷方式には、プリントサーバ内の共有プリンタに対応するプリンタドライバとネットワークプリンタオブジェクトに対応するドライバとを用いる印刷方式が知られている。また、クライアントにローカル接続されたローカルプリンタオブジェクトに対応するプリンタドライバを用いた印刷方式がある。クライアントにて共有プリンタに対応したネットワークプリンタオブジェクトを形成する技術については、例えば非特許文献1を参照されたい。
「Windows Point and Print Technical Overview」、Microsoft社、Published:March 21,2003、Update: Nov 20, 2006
クライアントにおいて、例えばローカルプリンタオブジェクトに対応するプリンタドライバを更新すると、そのプリンタオブジェクトがネットワークプリンタオブジェクトに対応するプリンタドライバを上書きしてしまう。これによって、共有プリンタオブジェクトに対応するプリントサーバ側のプリンタドライバとネットワークプリンタオブジェクトに対応するプリンタドライバとの間にバージョン等の不整合が生じてしまうことがあった。
これが原因で、クライアントからネットワークプリンタを利用し、プリントサーバを介した印刷ができなくなるか、あるいは不適切な印刷結果をもたらす虞が生じるという問題があった。よって従来技術では印刷システム環境を適切に維持できなくなってしまうという保守及び管理面での問題があった。
本発明の一実施形態の情報処理装置は、プリントサーバの共有プリンタを利用して印刷するための第1のプリンタドライバがインストールされた情報処理装置である。前記情報処理装置は、プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するための第2のプリンタドライバのインストールが指示された際に、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであるかを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであったと判断された場合、前記第1のプリンタドライバに対応する既存のプリンタオブジェクトの設定操作を行いつつ、プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するために前記第2のプリンタドライバに対応するプリンタオブジェクトをセットアップする制御手段と、を有する。
ネットワークプリンタとローカルプリンタが共存する印刷環境においてローカルプリンタの更新時には、ネットワークプリンタが正常動作するようにプリントサーバにおけるプリンタドライバに関わる設定を行う。これによりドライバのバージョン管理を適切に行うことが可能となり、正常な印刷システム環境を維持し、保守及び管理面での利便性を向上させることができる。
図2乃至図10とともに本発明の一実施形態を示す図であり、クライアントの処理例を示すフローチャートである。 システム構成を例示したブロック図である。 更新モード設定のためのユーザインタフェース画面について一例を示す図である。 管理サーバ上での前処理を例示したフローチャートである。 管理サーバでの処理を例示したフローチャートである。 クライアントでの処理を(a)に、プリントサーバでのインストール処理を(b)に、プリントサーバでの共有プリンタ更新処理を(c)に例示したフローチャートである。 更新モード選択情報の格納テーブルを(a)に、クライアント情報の格納テーブルを(b)に、プリントサーバの情報の格納テーブルを(c)に例示した図である。 ネットワーク印刷システム環境と印刷方式を例示した概念図である。 ネットワークプリンタとローカルプリンタが共存する場合の問題点を説明するための概要図である。 インストール規則表の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態の前提を説明する。
図8に例示するネットワーク印刷システム環境では、印刷機能を有するデバイス2000と、クライアント3000と、プリントサーバ4000と、それらを管理する管理サーバ1000が通信回線5000を介して接続されている。ここでクライアント3000は、ローカル接続されたローカルプリンタ、又はプリントサーバ4000を介してネットワークプリンタに対して印刷データを送信して印刷処理を行わせることができる。
このようなシステム環境において、次のような印刷方式がある。
その1つは、プリントサーバ4000において搭載されたプリンタドライバを用いて印刷データを処理し、ネットワークプリンタに対して印刷させる方式である。これは図8(a)に実線の印刷経路で示すように、クライアント3000からプリントサーバ4000を経由して、デバイスAへ印刷を行うプリントサーバ経由の印刷方式である。つまり、この方法ではプリントサーバ4000に共有プリンタオブジェクトを生成し、クライアント3000にてそのプリンタに対応したネットワークプリンタオブジェクトを生成し、プリントサーバ4000を経由して印刷を行う。
もう1つはローカルプリンタに対してプリントサーバ4000を介さずに印刷データを送信して印刷させる方式である。この場合、図8(b)に点線の印刷経路で示すように、クライアント3000のローカルプリンタから直接的に印刷データをデイバスBへ送信して印刷を行う。つまりクライアント3000からプリントサーバ4000を経由せずに印刷が行われる。
このようにクライアント3000は2つの方式が共存した環境で使用可能である。
以下、前記に使用した用語について説明する。
先ず「管理サーバ」とは、主にIT(情報技術)管理者がデバイスの探索や動作状態の監視、各種設定等を一括して行うためのサーバである。すなわち、管理サーバは、管理するデバイスを探索し、探索したデバイスが正常に動作しているか否かを監視し、更にデバイスが保持するMIB(Management Information Base)情報等の設定を行う。更に、管理サーバは、複数のクライアントやプリントサーバに対して、デバイスに対応した適切なプリンタドライバのインストール処理やアンインストール処理を指示する付加的な機能を有する。ここで、プリンタオブジェクトとは、プリントサーバや、クライアント3000内のOSが管理するレジストリに登録されているプリンタの設定のことである。具体的には、印刷先(アドレス)、プリンタ名、ドライバのパス、プリンタの属性(共有プリンタ、ネットワークプリンタ、ローカルプリンタ等)が記憶されている。
次に「共有プリンタ方式」は、プリントサーバにインストールしたプリンタドライバを共有化する設定とし、複数のクライアントからの使用を許容したプリンタドライバのインストール形態である。そして、共有プリンタオブジェクトとは、プリントサーバにおいて設定される共有プリンタの各種設定を含む構造体である。共有プリンタオブジェクトは、後述するネットワークプリンタと各種オブジェクト間通信を行うことで、印刷処理を実現する。
「ネットワークプリンタオブジェクト」とは、前記共有プリンタをクライアントで利用するために、共有プリンタに対応する形で、クライアントにインストールされる構造体のことである。例えばMicrosoft社のオペレーティングシステムWindows(登録商標)が提供するポイントアンドプリント機能を利用して、クライアントにて共有プリンタに対応したネットワークプリンタを形成することができる(例えば、非特許文献1参照)。
また、この形態では、プリントサーバ上の共有プリンタとクライアントのネットワークプリンタのプリンタドライバとの間で同期が取れていることが肝要となる。ここでいうプリンタドライバの同期とは、ドライバの属性を同一に保つことを意味する。つまりプリンタドライバには、製造元、仕向け、PDL(例えば、PCL、PostScrIPt等の印刷ジョブを形成するためのページ記述言語)、バージョンといった属性があるが、それらの同一性を保つことを意味する。特に、単一のプリンタドライバに着目した場合に、障害対応、機能向上に伴い、バージョンアップを施す場合が多々ある。このような場合、例えば共有プリンタのプリンタドライバがバージョン1.00である場合には、共有プリンタに対応したクライアントのネットワークプリンタもバージョン1.00にする必要がある。
プリントサーバを経由した印刷方式では、基本的に印刷ジョブを形成するためのドキュメント設定についてはクライアントのネットワークプリンタで行い、デバイス設定、スプーリングはプリントサーバ上の共有プリンタで行う。ここでドキュメント設定とは、印刷ジョブを形成するための用紙サイズ、部数、給紙方法等、印刷の際に個別に設定すべき項目を意味する。一方、デバイス設定とは、そのデバイスで一意に決める項目であり、ポート設定、デバイスで使用可能な排紙オプション等を意味する。すなわち、ドキュメント設定は、クライアントで個別に設定する項目であり、デバイス設定は、クライアント共通に設定する項目である。なお、例えばWindows(登録商標)のプリンタドライバでは、このような設定を各プリンタドライバが保持するプロパティ機能により設定可能である。また、印刷ジョブを形成するためのレンダリング処理についてもプリントサーバ側で行われる場合もある。
このように、プリントサーバ経由での印刷方式の場合、クライアントとプリントサーバのプリンタドライバが対となって印刷処理を実現することになる。
また前記ポイントアンドプリント機能においては、プリントサーバ上の共有プリンタのバージョンアップが行われると、その共有プリンタに対応したクライアントのネットワークプリンタも自動的にバージョンアップがなされる。
次に「ローカルプリンタ」とは、一般に、クライアントに対してローカル接続されているプリンタをいう。ローカルプリンタにおいては、例えば、前記したドキュメント設定、デバイス設定、レンダリング処理、スプール処理、ポート処理等の印刷のための処理を全てクライアントで行うことがある。従って、ローカルプリンタを用いた印刷方式では、クライアントのプリンタドライバで形成した印刷ジョブは、プリントサーバを経由することなく、デバイスへ直接送付される。
以上のように、クライアントからデバイスへの印刷を実現するには、プリントサーバ上の共有プリンタに対応したネットワークプリンタを利用する形態と、個別にインストールしたローカルプリンタを利用する形態がある。
ここで注意すべきことは、クライアントでのプリンタドライバのバージョンアップが、ネットワークプリンタとローカルプリンタでは異なることである。つまり、ネットワークプリンタの更新については、クライアントが個別に行う必要はない。これはプリントサーバ上の共有プリンタをバージョンアップすることにより、自動的にその共有プリンタに対応したネットワークプリンタが更新されるからである。
これに対して、ローカルプリンタの更新については、クライアントで個別に行う必要がある。
しかしながら、上述した従来技術では、クライアントにネットワークプリンタとローカルプリンタが存在している場合に、プリンタドライバの整合性に関して次のような課題があった。
すなわち、ネットワークプリンタとローカルプリンタが同一種類のプリンタドライバであって出力デバイスに関して共通に使用される場合に、ローカルプリンタのプリンタドライバをバージョンアップする状況を想定する。このバージョンアップにより、同一プリンタドライバであるネットワークプリンタもバージョンアップされることになる。その結果、ネットワークプリンタが対応していたプリントサーバ上の共有プリンタとの間でプリンタドライバが異なり、両者の整合性が取れなくなってしまう。
図9はそのような事例を示す。プリントサーバには、プリンタドライバA(v100)による共有プリンタAが生成されている。ここで「v100」はプリンタドライバのバージョン1.00を意味する。
次に、前記ポイントアンドプリント機能を利用して、クライアントにて共有プリンタAに対応したネットワークプリンタA(v100)が生成される。
その後、クライアントにてローカルプリンタBをプリンタドライバA(v200)でインストールする。つまり「v200」はプリンタドライバのバージョン2.00を意味し、プリンタドライバA(v200)はプリンタドライバA(v100)をバージョンアップしたものである。
これにより、クライアントのネットワークプリンタA(v100)もプリンタドライバA(v200)にバージョンアップされる。
結果として、クライアントのネットワークプリンタAはバージョン2.00となるが、それに対応したプリントサーバ上の共有プリンタAはバージョン1.00のままとなってしまう。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1に示すフローチャートの説明に先立ち、印刷システム環境の構成を説明する。
図2は、本実施形態の適用例を示すブロック図である。本システムは、管理サーバ1000と、印刷機能を有するデバイス2000と、クライアントマシンを代表的に示すクライアント3000と、プリントサーバ4000から構成される。そしてこれらの装置が通信回線5000を介して互いに通信可能に接続されている。なお通信回線5000については、通常のLAN、あるいはIEEE1394やUSBといった双方向シリアルインタフェース等によって構成される。
各情報処理装置はコンピュータを用いて構成され、それぞれに中央演算処理装置1800、2800、3800、4800を備えており、主要な制御手段として機能する。つまり、管理サーバ1000は第一中央演算処理装置1800を備え、デバイス2000は第二中央演算処理装置2800を備える。そしてクライアント3000は第三中央演算処理装置3800を備え、プリントサーバ4000は第四中央演算処理装置4800を備える。
また各情報処理装置において、プログラム及び関連データは、FD、CD−ROM、ICメモリカード等の記憶媒体に記憶され、記憶媒体読取装置1600、2600、3600、4600からそれぞれ読み出される。つまり、管理サーバ1000は第一記憶媒体読取装置1600を備え、デバイス2000は第二記憶媒体読取装置2600を備える。そしてクライアント3000は第三記憶媒体読取装置3600を備え、プリントサーバ4000は第四記憶媒体読取装置4600を備える。なお記憶媒体としては、ハードディスク、光磁気ディスク等で構成してもよいし、これらの組み合わせによって構成してもよい。
各装置には記憶部1500、2500、3500、4500がそれぞれ設けられており、これらの記憶部からデータ制御部1700、2700、3700、4700にシステムプログラムやアプリケーションプログラムがそれぞれロードされる。つまり、管理サーバ1000は第一記憶部1500と第一データ制御部1700を備え、デバイス2000は第二記憶部2500と第二データ制御部2700を備える。そしてクライアント3000は第三記憶部3500と第三データ制御部3700を備え、プリントサーバ4000は第四記憶部4500と第四データ制御部4700を備える。なお第一データ制御部1700は、デバイス管理アプリケーション部1710を用いて構成される。また第三データ制御部3700は実行ファイル部3710を用いて構成され、第四データ制御部4700はドライバ管理サービス部4710を用いて構成される。それらの詳細については後述する。
前記システムプログラムやアプリケーションプログラムは、各装置の表示部1100、2100、3100、4100の表示情報、及び入力部1200、2200、3200、4200から入力される情報を処理する。つまり管理サーバ1000は第一表示部1100と第一入力部1200を備え、デバイス2000は第二表示部2100と第二入力部2200を備える。そしてクライアント3000は第三表示部3100と第三入力部3200を備え、プリントサーバ4000は第四表示部4100と第四入力部4200を備える。なお、表示部1100、2100、3100、4100には、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示装置を用いることができる。また入力部1200、2200、3200、4200は、キーボードやマウス等のポインティングデバイス等により構成することができる。
各装置には入出力データ制御部1300、2300、3300、4300が設けられている。つまり管理サーバ1000は第一入出力データ制御部1300を備え、デバイス2000は第二入出力データ制御部2300を備える。そしてクライアント3000は第三入出力データ制御部3300を備え、プリントサーバ4000は第四入出力データ制御部4300を備える。
各装置は、それらのインタフェース制御部1400、2400、3400、4400を経由して互いにデータの入出力を行う。つまり管理サーバ1000は第一インタフェース制御部1400を備え、デバイス2000は第二インタフェース制御部2400を備える。そしてクライアント3000は第三インタフェース制御部3400を備え、プリントサーバ4000は第四インタフェース制御部4400を備える。
なお、装置内の構成要素はバスを介して通信可能に接続されており、例えば、デバイス2000の各要素はバス2999で繋がっている。
デバイス2000は印刷処理機能を有する印刷装置であり、デバイスインタフェース制御部2850とプリンタエンジン部2900を備える。このデバイス2000は、印刷機能のみを有するシングルファンクションペリフェラル(SFP)であってもよいし、印刷機能以外にスキャナ、コピー、ファクス機能等を有するマルチファンクションペリフェラル(MFP)であってもよい。更に、デバイス2000はMIB等のデバイス情報を保持し、それら情報の取得や設定については、ネットワークを介してIT管理者が管理サーバ1000から行える。
クライアント3000では、ネットワークプリンタによる、プリントサーバ4000を経由したデバイス2000からの印刷を行うか、又はローカルプリンタを介してデバイス2000へ印刷データを直接送信することによって印刷が可能である。それぞれの印刷経路は図8に示した通りである。
ネットワークプリンタを介した印刷方式では、図8(a)に実線で示すように、印刷データはクライアント3000からデバイス2000(デバイスA)へと、プリントサーバ4000を介して送付される。
またローカルプリンタを介した印刷方式では、図8(b)の点線で示すように、印刷データはクライアント3000からデバイス2000(デバイスB)へと、直接的に送付される。つまり、この方式では印刷経路にてプリントサーバ4000を経由しない。
ここで、プリントサーバ4000では、ドライバを共有プリンタとしてインストールすることで、クライアント3000からのポイントアンドプリント等の機能により、クライアント3000にネットワークプリンタを提供する。
次に、本発明を適用したシステム構成の要部に関して、図2を用いて説明する。
主要な構成要素は、管理サーバ1000のデバイス管理アプリケーション部1710、クライアント3000の実行ファイル部3710、及びプリントサーバ4000のドライバ管理サービス部4710である。
デバイス管理アプリケーション部1710は更にドライバ管理制御部1711、情報管理部1712、及びドライバ保管部1713から構成される。
デバイス管理アプリケーション部1710は、デバイス2000に対する探索機能を有しており、デバイス探索の結果として、デバイス名やデバイスのIPアドレス等を取得する機能を有する。ここで、デバイス探索とは、公知のSNMP、IP Broadcast、SLP/Multicast等による探索を意味する。
ドライバ管理制御部1711は、プリンタの追加やドライバの更新を実現するドライバタスク機能、及びドライバのインストールを実現する実行ファイルのダウンロード機能を有する。
以降、本実施形態では、プリンタの追加やドライバの更新を実現するドライバタスク機能を「PUSH機能」と称する。またドライバのインストールを実現する実行ファイルのダウンロード機能を「PULL機能」と称する。
PUSH機能は、IT管理者が、任意のデバイスに対応したドライバをクライアント3000やプリントサーバ4000に対して、リモートでインストールする機能を意味する。
一方、PULL機能では、クライアント3000からの任意のデバイスに対応したドライバをインストールするための実行ファイルのダウンロードを許容する。
そして、クライアント3000にて実行ファイルを実行することにより、実行ファイルは、ドライバ管理制御部1711からドライバのインストールに必要な情報を取得してインストールを実現する。ここで、ドライバのインストールに必要な情報とは、インストール対象となるドライバの実体の所在情報や、プリンタポートを生成するために必要なデバイス2000のIPアドレス等の情報を意味する。以降、ドライバのインストールに必要な情報を「ドライバ情報」と呼ぶことにする。
また、実行ファイルを用いて実行ファイル部3710が構成される。
実行ファイル部3710とドライバ管理制御部1711との間の情報のやりとりについては、所謂SOAP(Simple Object Access Protocol)等のプロトコルを利用したWebサービスによる通信で行われる。
すなわち、PUSH機能は、管理サーバ1000主導でのクライアント3000やプリントサーバ4000へのドライバのインストールであり、PULL機能は、クライアント主導でのドライバのインストールであると言える。
ただしPUSH機能では、ドライバタスクを実行するために、エージェントサービスを、ターゲットとするクライアント3000やプリントサーバ4000に予めインストールする必要がある。ここで、エージェントサービスを用いて、プリントサーバ4000のドライバ管理サービス部4710が構成される。つまりドライバのインストール機能を有する所謂サービスプログラムを用いてこの処理が行われる。
ドライバ管理サービス部4710とドライバ管理制御部1711との間の情報のやりとりは、実行ファイル部3710とドライバ管理制御部1711との間の情報のやりとりと同様に、SOAP等のプロトコルを利用したWebサービス通信により行う。
またドライバ管理サービス部4710は、実行ファイル部3710と同様、ドライバ保管部1713に格納されたドライバの取得やプリンタポート情報の取得、ドライバのインストール機能を有する。
ドライバ保管部1713は、FTP(File Transfer
Protocol)サーバ、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)サーバ、あるいはファイルサーバ等であり、ドライバが保存されたサーバである。該ドライバは印刷データを形成するためのソフトウェアとしてのプリンタドライバである。ドライバ保管部1713に保存されているドライバについては、実行ファイル部3710やドライバ管理サービス部4710からダウンロードが可能である。
一方、情報管理部1712は、所謂データベース(DB)を用いて構成される。情報管理部1712は、例えば図7に示すようなテーブル情報を管理する。この他、情報管理部1712はドライバ管理制御部1711が提供する更新モード設定情報(図3参照)や、ドライバ保管部1713にて管理されているドライバの属性情報を管理している。
なお情報管理部1712とドライバ保管部1713は、本実施形態のように管理サーバ1000と同一のサーバ内に設けてもよいし、また別のサーバに設けてもよい。
以下、本実施形態における制御手順の詳細について、図2を参照しつつ、図1及び図3乃至6を用い説明する。
図1は、クライアント3000の実行ファイル部3710でのクライアント処理を例示したフローチャートである。なお図中の五角形枠内に示す数字2、9、10については、図5においてそれらに該当する箇所を示している。
図3は、クライアント3000において新たにドライバをインストールする場合に使用する更新モード設定のためのユーザインタフェース画面を例示し、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711により提供される。本例では4つ選択肢としての更新モード1乃至4から所望のモードを選択することができ、画面上には選択後に用いる登録ボタンと、取り消し用のキャンセルボタンが設けられている。
図4は、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711での、図3に対した設定処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711での、管理サーバの処理の流れを示すフローチャートである。なお図中の五角形枠内に示す数字3、4については、図6(a)においてそれらに該当する箇所を示している。また図中の五角形枠内に示す数字5、6については、図6(b)においてそれらに該当する箇所を示し、図中の五角形枠内に示す数字7、8については、図6(c)においてそれらに該当する箇所を示している。
図6(a)は、クライアント3000の実行ファイル部3710での、クライアント処理の流れを示すフローチャートである。
図6(b)、図6(c)は、プリントサーバ4000のドライバ管理サービス部4710での、プリントサーバ処理の流れを示すフローチャートである。
図7は、管理サーバ1000の情報管理部1712に格納されている、所謂データベーステーブルを例示した図である。
図7(a)は、図3の更新モード選択情報が格納されているテーブルを示す。本例では更新モード1を示すデータがテーブルに格納されている。
図7(b)は、図1に示すクライアント処理により、管理サーバ1000に送付したクライアント情報が格納されているテーブルを示す。本例では、ネットワークプリンタの名称が「プリンタA」であり、そのドライバの名称が「ドライバA」で、そのバージョンが1.00である。そしてプリントサーバの名称が「プリントサーバ4000」であり、共有プリンタの名称が「共有B」である。
図7(c)は、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711が管理しているテーブルを例示し、プリントサーバ4000に関する情報が格納されている。本例では、プリントサーバの名称が「プリントサーバA」であり、共有プリンタの名称が「共有A」である。そしてドライバの名称が「ドライバA」で、そのバージョンが1.00であり、プリンタの名称が「プリンタA」である。
先ず図3を用いて第一乃至四の更新モードについて説明する。
第一の更新モード(以下、更新モード1という)は、インストールするドライバがネットワークプリンタと同一種類であって共通に使用される場合にネットワークプリンタをローカルプリンタへ変更するモードである。つまり新たにインストールするドライバが、既存のネットワークプリンタと同一種類であり、ドライバ自体も同一種類である場合に、ネットワークプリンタをローカルプリンタに変更しドライバの整合性を取る。更新モード1では、新たにクライアント側で生成するローカルプリンタを優先とすることとなり、よってPULLモード優先であると言える。
これに対して第二乃至第四の更新モードは、プリントサーバモード優先である。
第二の更新モード(以下、更新モード2という)では、プリントサーバ4000が管理下にない場合に、これを管理下に置く。そして本モードにて、プリントサーバ上の共有プリンタ、クライアントのネットワークプリンタ、及びローカルプリンタの使用するドライバの整合性を取る。ここで、プリントサーバ4000を管理下に置くとは、ドライバ管理制御部1711の管理下に置くことを意味する。その際には、プリントサーバ4000にドライバ管理サービス部4710をインストールし、プリントサーバ4000の共有プリンタ情報を図7(c)に示すように、情報管理部1712で管理する。
第三の更新モード(以下、更新モード3という)は、プリントサーバ4000が管理下クライアントである場合に、ドライバ間の整合性を取るモードである。つまりこれは、プリントサーバ4000の共有プリンタ、クライアント3000のネットワークプリンタ、及びローカルプリンタのドライバの間で整合性を取るモードである。
第四の更新モード(以下、更新モード4という)は、プリントサーバ4000が管理下に置かれているか否かに関わらず、クライアント3000におけるネットワークプリンタのドライバのバージョンを優先させるモードである。
なお前記の説明においてドライバの整合性を取るとは、ドライバの種類やバージョンを同一にすることを意味し、これによってドライバの正常動作が保証される。
図10は、図3での更新モード選択情報が更新モード1を示す場合に適用されるインストール規則の一例を示す。より具体的には、既存ネットワークプリンタを構成するドライバと新たにインストールするドライバが同一種類であるが、それらのバージョンが異なる場合にどのようなインストール結果にすべきかの規則を示す。なお、表の左欄には既存ネットワークプリンタ情報についてドライバAのバージョン(V100,V200,V300)及び出力先デバイス(デバイスA,デバイスB)を示す。また表の上欄には、新たにインストールするドライバ情報について、ドライバAのバージョン(V100,V200,V300)及び出力先デバイス(デバイスA,デバイスB)を示す。ここで「V300」はバージョン3.00を示す。各欄から該当する行位置と列位置を特定すれば、対応したインストール規則が得られる。
通例、同一種類でバージョンが異なるドライバが競合する場合、ドライバのバージョンの高いドライバを優先させる。
例えば、既存ネットワークプリンタを構成するドライバのバージョンが1.00であり、かつ出力先デバイス2000をデバイスAとする(左欄のV100及びデバイスAを参照)。そしてこのクライアント3000に対して、バージョン2.00のドライバAで、かつ出力先デバイス2000がデバイスBであるローカルプリンタを新たに生成する場合を想定する(上欄のV200及びデバイスBを参照)。
デバイスAとデバイスBは、物理的にはプリントポート、すなわちIPアドレスが異なるデバイス2000である。
この場合、図10のインストール規則において、規則(1)が適用される。すなわち、既存ネットワークプリンタについては、バージョン2.00のドライバAを用いて、出力先をデバイスAとするローカルプリンタに変更した上で生成することを意味する。更に規則(1)では、出力先をデバイスBとする、新たに指定されたローカルプリンタオブジェクトを生成することを意味する。
別例として、既存ネットワークプリンタを構成するドライバのバージョンが3.00であり、かつ出力先デバイス2000をデバイスAとする(左欄のV300及びデバイスAを参照)。そしてこのクライアント3000に対して、バージョン1.00のドライバAで、かつ出力先デバイス2000がデバイスBであるローカルプリンタを新たに生成する場合を想定する(上欄のV100及びデバイスBを参照)。
この場合には、図10のインストール規則において、規則(2)が適用される。すなわち、既存ネットワークプリンタについては、バージョン3.00の既存のドライバAを用いて、出力先をデバイスAとするローカルプリンタに変更した上で生成することを意味する。更に規則(2)では、出力先をデバイスBとする新たなローカルプリンタについても、バージョン3.00の既存のドライバAを用いて生成することを意味する。
以上のように、既存ネットワークプリンタ情報及び新たにインストールするドライバ情報に応じて、適切なインストール規則が得られる。なお図10のインストール規則をあくまで例示であって、これを変更することにより、本実施形態とは異なるインストール結果を得ることも、もちろん可能である。
例えば、前記した後の例において、既存ネットワークプリンタを構成するドライバのバージョンと、新たに指定されたドライバのバージョンを比較する。既存ネットワークプリンタを構成するドライバのバージョンが、新たに指定されたドライバのバージョンよりも新しい場合には、既存ネットワークプリンタをローカルプリンタに作り変えないことも可能である。そして、新たに指定されたローカルプリンタについては、既存ネットワークプリンタを構成するドライバを用いて出力先をデバイスBとするローカルプリンタオブジェクトを生成する。なお図10のインストール規則については、管理サーバ1000の第一ドライバ管理制御部1711から取得してもよいし(後述する図1のステップ203参照)、また実行ファイル部3710の一部として組み込んでもよい。
次に、本実施形態における前提条件を説明する。
先ずプリントサーバ4000には、ドライバ名が「ドライバA」でそのバージョンが1.00にてサポートされている、プリンタ名「プリンタA」がインストールされているものとする。また、このプリンタAは、共有名が「共有A」の共有プリンタとする。なお、プリントサーバ4000については、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711において、未だ管理されていないプリントサーバとする。つまり、これは図7(c)に示すような管理データがテーブルにない状態である。更に、プリントサーバ4000には、管理サーバのドライバ管理制御部1711と通信するためのドライバ管理サービス部4710(図2の点線枠を参照)がインストールされていないものとする。
一方、クライアント3000には、前記した「共有A」の共有プリンタに対応したネットワークプリンタ名「プリンタA」が、ポイントアンドプリント機能によりインストールされているものとする。ここで、共有プリンタ「共有A」と、クライアント3000のネットワークプリンタ「プリンタA」は、それらのドライバが同一種類であって、かつバージョンも同一であり、整合性が取れている状態である。
このような印刷システム環境において、管理サーバ1000ではドライバ管理制御部1711の情報管理部1712及びドライバ保管部1713によって、次のドライバが管理されているものとする。
・ネットワークプリンタと同一種類のドライバ(そのバージョンは、ネットワークプリンタを構成するドライバよりも新しいバージョン、つまり2.00である)。
すなわち、ドライバ名が「ドライバA」であって、そのバージョンが2.00であり、プリンタ名が「プリンタA」である。ここで、プリンタ名については、ネットワークプリンタと同じであってもよいし、違っていてもよい。このドライバをクライアント3000にインストールする際には、クライアント3000のネットワークプリンタで使用されているドライバの更新処理を伴うことを意味する。
以上の前提条件を踏まえた上で、図4に示す管理サーバ1000での処理について説明する。
先ずIT管理者は、管理サーバ1000の第一入力部1200及び第一表示部1100を用いて、第一データ制御部1700のデバイス管理アプリケーション部1710にアクセスする(ステップ100参照)。
ここで、デバイス管理アプリケーション部1710に用いるアプリケーションが、ウェブ(Web)アプリケーションの類であれば、管理サーバ1000からではなく、別途の管理者用クライアントからのアクセスが可能である。また、管理者用クライアントから管理サーバ1000へのリモートアクセスが可能な場合には、デバイス管理アプリケーション部1710にて、所謂ネイティブアプリケーションを用いても構わない。
次に、IT管理者は管理サーバ1000の第一入力部1200及び第一表示部1100を用いて、第一ドライバ管理制御部1711上の更新モード設定メニューで選択操作を行う(ステップ101参照)。これは、図3に例示するユーザインタフェース画面を表示してIT管理者に操作を促すことを意味し、この画面はドライバ管理制御部1711の制御下にある。
次に、図3のユーザインタフェース画面に対して、クライアント3000での実行ファイルの実行時にネットワークプリンタが存在していた場合の更新モードが選択される(ステップ102参照)。
続いて、ドライバ管理制御部1711は、図3の画面にある登録ボタンの操作が検出された場合に、選択された更新モードを示すデータを情報管理部1712に保存する(ステップ103参照)。例えば、図7(a)に示す通り、更新モードとして更新モード1を選択したものとする。
以上が前処理となり、新たにドライバをクライアント3000にインストールする処理について以下に説明する。
図1を用いて、クライアント3000での処理について説明する。
最初に、クライアント3000は、管理サーバ1000のデバイス管理アプリケーション部1710のドライバ管理制御部1711へアクセスする(ステップ200参照)。
次に、クライアント3000は、任意のドライバをインストールするための実行ファイルをダウンロードする(ステップ201参照)。
クライアント3000は、ダウンロードした実行ファイルを実行する(ステップ202参照)。ここで、ダウンロードした実行ファイルを実行してそのプロセスがアクティブであることは、第三データ制御部3700上で実行ファイル部3710が動作していることと同意である。
また、実行ファイル部3710は、ドライバ管理制御部1711から実行ファイルをダウンロードしてきた時点で、管理サーバ1000の所在情報(IPアドレスやDNS等)を、実行ファイル部3710の一部として保持しているものとする。
一方で、実行ファイル部3710は、管理サーバ1000の所在情報が無い場合には、SLP/Multicast等を用いた管理サーバ1000の探索機能を有することも可能である。
実行ファイル部3710は、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711にアクセスし、インストールすべきドライバのドライバ情報を情報管理部1712から取得する(ステップ203参照)。
次に実行ファイル部3710は、新たにインストールするターゲットドライバ(インストール対象となるドライバ)自体を管理サーバ1000のドライバ保管部1713から取得する(ステップ204参照)。
ここで本例にて、取得したドライバは、そのバージョンが2.00であり、その出力先デバイスがデバイスBであるものとする。
続いて、実行ファイル部3710は、クライアント3000にインストールされているドライバのドライバ情報を取得する(ステップ205参照)。
ここで本例の場合、クライアント3000のドライバは、前記ステップ204により取得したドライバと同一種類である。しかし、このドライバはバージョンが1.00のネットワークプリンタであり、出力先はデバイスAであるものとする。すなわち、既存のドライバと新たにインストールするドライバは同一種類ではあるが、両者のバージョンは異なり、かつ出力先デバイスも異なる。
次に、実行ファイル部3710は、クライアント上でのネットワークプリンタの存否を判定する(ステップ206参照)。ここでの判定結果は「はい」であり、ネットワークプリンタが存在する場合、ステップ207に進む。なお判定結果が「いいえ」の場合にはステップ221に進む。
次に、実行ファイル部3710は、新たにインストールするドライバと同一種類のネットワークプリンタが存在するか否かを判定する(ステップ207参照)。ここでの判定結果は「はい」であり、ステップ208に進む。なお判定結果が「いいえ」の場合にはステップ221に進む。
続いて、実行ファイル部3710は、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711から更新モード情報を取得する(ステップ208参照)。この情報は、図4のステップ103にて情報管理部1712に保存されている。
本例では、図7(a)に示すように更新モード1を示す更新モード情報を実行ファイル部3710が取得することになる。
次に、実行ファイル部3710は、取得した更新モードが、更新モード1であるか否かを判定する(ステップ209参照)。判定結果は「はい」であり、ステップ210に進むが、判定結果が「いいえ」の場合にはステップ218に進む。
実行ファイル部3710は、新たにインストールするドライバ、つまりセットアップするべきプリンタドライバのバージョンが、既存ネットワークプリンタを構成するドライバのバージョンよりも新しいか否かを判定する(ステップ210参照)。判定結果は「はい」であり、ステップ215に進む。
続いて、実行ファイル部3710は、図10に示す予め規定されたインストール規則に従い、新たにインストールするドライバを用いてローカルプリンタオブジェクトを生成する(ステップ215参照)。
次に、実行ファイル部3710は、新たにインストールするドライバの出力先デバイスと、既存ネットワークプリンタの出力先デバイスが同じであるか否かを判定する(ステップ216)。判定結果は「いいえ」であり、ステップ217に進む。
次に、実行ファイル部3710は、新たにインストールするドライバを用いて、既存ネットワークプリンタの出力先デバイスをプリンタポートとするローカルプリンタオブジェクトを生成する(ステップ217参照)。
そして、プリントサーバ4000におけるプリンタドライバに関わる設定処理が行われる(ステップ214参照)。この処理には、ネットワークプリンタに対応する、プリントサーバにおけるプリンタ設定の削除も含まれ、例えば実行ファイル部3710は、既存ネットワークプリンタオブジェクトを削除する。
一方、前記ステップ210での判定結果が「いいえ」の場合には、ステップ211に進む。ここで実行ファイル部3710は、図10のインストール規則に従い、既存ネットワークプリンタを構成するドライバを用いてローカルプリンタオブジェクトを生成する。
次に、実行ファイル部3710は、新たにインストールするドライバの出力先デバイスと、既存ネットワークプリンタの出力先デバイスが同じであるか否かを判定する(ステップ212参照)。判定結果が「いいえ」の場合にはステップ213に進むが、判定結果が「はい」の場合にはステップ214に進む。
実行ファイル部3710は、既存ネットワークプリンタを構成するドライバを用いて、既存ネットワークプリンタの出力先デバイスをプリンタポートとするローカルプリンタオブジェクトを生成する(ステップ213参照)。そして、ステップ214を経て処理が終了する。
なお、前記ステップ212、216での判定結果が「はい」の場合には、ステップ214を経て処理が終了する。
次に、更新モード2の場合について処理の流れを説明する。
図7(a)に示す更新モードが更新モード2である場合、前記ステップ200乃至208の後に、前記ステップ209での判定処理が行われる。判定結果は「いいえ」であり、ステップ218に進む。
実行ファイル部3710は、更新モードを判別する。そして更新モードが、更新モード2であるか又は更新モード3であるかが判定される(ステップ218参照)。判定結果は「はい」であり、ステップ219に進む。
実行ファイル部3710は、新たにインストールするドライバのバージョンが、既存ネットワークプリンタを構成するドライバのバージョンよりも新しいか否かを判定する(ステップ219参照)。判定結果が「はい」の場合にはステップ220に進み、判定結果が「いいえ」の場合にはステップ225に進む。
実行ファイル部3710は、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711に対して、プリントサーバ4000へのタスク実行を依頼する(ステップ220参照)。なお、このとき、実行ファイル部3710は、新たにインストールするドライバのドライバ情報(ドライバ種別、バージョン、出力先デバイス)を伴った依頼を行う。
図5を用いて、管理サーバ1000での処理について説明する。
ドライバ管理制御部1711は、クライアント3000からのタスク実行の依頼を受信する(ステップ104参照)。
次にドライバ管理制御部1711は、クライアント3000の実行ファイル部3710に対して、ネットワークプリンタ情報を要求する(ステップ105参照)。
この要求を受けるクライアント3000の処理について図6(a)を用いて説明する。
実行ファイル部3710は、クライアント3000のネットワークプリンタ情報を取得する(ステップ230参照)。ここで、ネットワークプリンタ情報は、ネットワークプリンタを構成しているドライバ情報、及びそのネットワークプリンタがどのプリントサーバ上の共有プリンタと連動しているかを示す情報である。
本例ではネットワークプリンタ情報において、以下の情報を含む。
・プリントサーバ名「プリントサーバA」上のドライバの名称が「ドライバA」であり、そのバージョンが1.00であること、及び共有プリンタ名「共有A」からなるネットワークプリンタの名称が「プリンタA」であること。
なお、前記情報は、クライアントのレジストリ等の記憶域に登録されており、レジストリを探索するか、又はオペレーティングシステムが提供するAPI(Application Programming Interface)を利用して取得できる。
次に、実行ファイル部3710は、ドライバ管理制御部1711に対して、ネットワークプリンタ情報を送付する(ステップ231参照)。
再び図5に戻って、管理サーバ1000の処理について説明を続ける。
ステップ106にてドライバ管理制御部1711は、クライアント3000の実行ファイル部3710からネットワークプリンタ情報を受信し、これを情報管理部1712に保存する。本例では、クライアント3000には、プリントサーバAの共有名「共有A」のドライバに対応したネットワークプリンタAがインストールされており、そのバージョンが1.00とされる。
次に、ドライバ管理制御部1711は情報管理部1712にアクセスし、管理しているプリントサーバ、及びその共有プリンタ情報を取得する(ステップ107参照)。その一例を図7(c)に示す。ただし、本例においてこの時点では管理下のプリントサーバ情報はないものとする。
ドライバ管理制御部1711は情報管理部1712にアクセスし、更新モード設定情報を取得する(ステップ108参照)。この場合、取得した更新モード設定情報は、更新モードが更新モード2であることを示す。
次に、ドライバ管理制御部1711は更新モードを判別する。そして更新モードが更新モード2であるか又は更新モード3であるかが判定される(ステップ109参照)。判定結果は「はい」でありステップ110に進む。
ドライバ管理制御部1711は、前記ステップ106で取得したネットワークプリンタ情報と、ステップ107で取得したプリントサーバ、及びその共有プリンタ情報を比較する(ステップ110)。ここでの比較とは、クライアント3000のネットワークプリンタに対応した共有プリンタがインストールされているプリントサーバ4000を管理しているか否かについて、ドライバ管理制御部1711が判定することを意味する。判定結果が「いいえ」の場合にステップ111に進む。
ドライバ管理制御部1711は、プリントサーバ4000を管理下に置くために、プリントサーバ4000に対してエージェントであるドライバ管理サービス部4710を配信するためのタスクを作成する(ステップ111参照)。
続いて、ドライバ管理制御部1711は、プリントサーバ4000に対してエージェント配信タスクを実行する(ステップ112参照)。
ここでプリントサーバ4000に対するドライバ管理サービス部4710のインストールは、例えばMicrosoft社のOSに同梱されているWMI等のリモート配信技術を利用することを意味する。なおWMIは「Windows Management Instrumentation」の略称である。
図6(b)を用いて、プリントサーバ4000での処理について説明する。
プリントサーバ4000の第四データ制御部4700は、ドライバ管理制御部1711からのエージェントタスク処理として、ドライバ管理サービス部4710のインストール処理を行う(ステップ300参照)。
次に、第四データ制御部4700は、ドライバ管理サービス部4710のインストール処理が成功したか否かを判断する(ステップ301参照)。判定結果が「はい」の場合にステップ302に進み、判定結果が「いいえ」の場合にステップ303に進む。
ドライバ管理サービス部4710は、プリントサーバ4000において既に共有プリンタがインストールされているか否かを示すプリントサーバ情報を取得する(ステップ302参照)。
続いて、ドライバ管理サービス部4710は、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711に対して、ステップ301での成否を示す情報、及びステップ302で取得した情報を返送する(ステップ303参照)。
再び図5に戻って、管理サーバ1000での処理について説明を続ける。
ステップ113にてドライバ管理制御部1711は、プリントサーバ4000のドライバ管理サービス部4710からのエージェントタスク結果に基づいて、エージェントタスクが成功したか否かを判断する。その判断結果が「はい」の場合にステップ114に進む。
ドライバ管理制御部1711は、プリントサーバ4000のドライバ管理サービス部4710からのプリントサーバ情報を情報管理部1712に登録する(ステップ114参照)。本例では、図7(c)に示すようにプリントサーバ名「プリントサーバA」の情報が登録されたものとする。
次にステップ110に戻り、ドライバ管理制御部1711が判定処理を行う。今度は判定結果が「はい」であり、ステップ115に進む。ここでドライバ管理制御部1711は、プリントサーバ4000の共有プリンタに対するドライバ更新タスクを作成する。本例においてドライバ更新タスクとは、プリントサーバ4000の共有名「共有A」のドライバAをバージョン1.00から2.00に更新するためのタスクを作成することを意味する。
次に、ドライバ管理制御部1711は、プリントサーバ4000のドライバ管理サービス部4710に対して、作成したドライバ更新タスクを実行する(ステップ116参照)。
図6(c)を用いて、プリントサーバ4000での処理について説明する。
ドライバ管理サービス部4710は、共有プリンタAのドライバを更新することで、そのバージョンを1.00から2.00へアップデートする(ステップ304参照)。
次に、ドライバ管理サービス部4710は、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711に対して、タスクの実行結果を返送する(ステップ305参照)。
再び図5に戻って管理サーバ1000での処理について説明を続ける。
ステップ117にてドライバ管理制御部1711は、前記ステップ116でのドライバ更新タスクが成功したか否かを判断する。その判断結果が「はい」の場合にステップ118に進む。
ドライバ管理制御部1711は、クライアント3000の実行ファイル部3710に対して、ネットワークプリンタの更新を伴うドライバ更新タスク処理を指示する(ステップ118参照)。
図1に戻り、クライアント3000での処理について説明する。
ステップ221にて実行ファイル部3710は、ネットワークプリンタのドライバ更新を伴うローカルプリンタのインストール処理を実行する。そして一連の処理が終了となる。
一方、図5のステップ113での判定結果が「いいえ」の場合や、前記ステップ117での判定結果が「いいえ」の場合には、図1のステップ223の後(判定結果「はい」)、ステップ224に進む。クライアント3000の実行ファイル部3710は、プリンタの追加やドライバの更新といった処理は行わず、一連の処理が終了する。
次に、更新モード3を選択した場合の処理の流れを説明する。
この場合、管理サーバ1000のドライバ管理制御部1711は、クライアント3000のネットワークプリンタに対応した共有プリンタのプリントサーバを管理下に置いているものとする。すなわちこれは図7(c)に示すような情報が情報管理部1712に登録されていることを意味する。
図5を用いて管理サーバ1000での処理について説明する。
ステップ104乃至109までの処理については前述の通りである。
ステップ110において、ドライバ管理制御部1711は、クライアント3000のネットワークプリンタに対応した共有プリンタのプリントサーバを管理下に置いている。よって判定結果は「はい」であり、ステップ115に進む。これ以降の処理は、図5のステップ115乃至118、図6(c)のステップ304及び305、図1のステップ221及び224について説明した通りである。よって重複回避のためのそれらの説明を割愛する。
次に、更新モード4を選択した場合の処理の流れを説明する。
図1を用いて、クライアント3000での処理について説明する。
ステップ200乃至208の処理は前述の通りであり、ステップ209での判定結果は「いいえ」であり、ステップ218に進む。ここでの判定結果は「いいえ」であり、ステップ222に進む。実行ファイル部3710は更新モードを判別する。そして更新モード4であるか否かが判定される。判定結果は「はい」であり、ステップ223に進む。
実行ファイル部3710は、新たにインストールするドライバのバージョンが、既存ネットワークプリンタを構成するドライバのバージョンよりも新しいか否かを判定する(ステップ223参照)。判定結果が「はい」の場合にステップ224に進む。ここでクライアント3000の実行ファイル部3710は、プリンタの追加やドライバの更新といった処理を行わずに、一連の処理を終了する。
なお前記ステップ219や223での判定結果が「いいえ」の場合、すなわち新たにインストールするドライバのバージョンが、既存ネットワークプリンタのバージョンと同じか又は古い場合にはステップ225に進む。ここで実行ファイル部3710は、既存ネットワークプリンタを構成するドライバを用いて、ローカルプリンタを新たにインストールする。そして一連の処理が終了する。
また、前記ステップ206や207での判定結果が「いいえ」の場合にはステップ221に進む。ここで実行ファイル部3710は、ローカルプリンタの追加や更新の処理を行う。そして一連の処理が終了する。
図5に示すステップ109での判定結果が「いいえ」の場合には、ステップ119に進む。ここでドライバ管理制御部1711は、クライアント3000の実行ファイル部3710に対して、ネットワークプリンタのバージョンを優先させる指示を出す。そして実行ファイル部3710は、図1に示すステップ223乃至225の処理を行った後で、一連の処理が終了する。
なお、図1のステップ214、221、224、225の処理後に、インストール処理結果を表示しても構わない。つまりメッセージボックス等を用いて、クライアント3000の第三表示部3100に処理結果を表示することで操作者に注意を促すことができる。
1000 管理サーバ
1700,2700,3700,4700 データ制御部
1711 ドライバ管理制御部
1712 情報管理部
1713 ドライバ保管部
1800,2800,3800,4800 中央演算処理装置
2000 デバイス
3000 クライアント
3710 実行ファイル部
4000 プリントサーバ

Claims (9)

  1. プリントサーバの共有プリンタを利用して印刷するための第1のプリンタドライバがインストールされた情報処理装置であって、
    プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するための第2のプリンタドライバのインストールが指示された際に、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであるかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであったと判断された場合、前記第1のプリンタドライバに対応する既存のプリンタオブジェクトの設定操作を行いつつ、プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するために前記第2のプリンタドライバに対応するプリンタオブジェクトをセットアップする制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記判断手段により、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであったと判断された場合、前記第1のプリンタドライバに対応する既存のプリンタオブジェクトを削除しつつ、プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するために前記第2のプリンタドライバに対応するプリンタオブジェクトをセットアップすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記新たにセットアップされるプリンタオブジェクトの出力先となる第1のプリンタが、前記既存のプリンタオブジェクトの出力先となる第2のプリンタと異なる場合には、当該第2のプリンタが出力先として設定されたプリンタオブジェクトを前記第2のプリンタドライバを用いてセットアップすることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記判断手段により、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであったと判断された場合、前記プリントサーバのプリンタドライバの更新に応じて、前記第1のプリンタドライバに対応する既存のプリンタオブジェクトの設定操作として、当該プリンタオブジェクトを前記第2のプリンタドライバのインストールに応じて更新しつつ、プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するために前記第2のプリンタドライバに対応するプリンタオブジェクトをセットアップすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. プリントサーバの共有プリンタを利用して印刷するための第1のプリンタドライバがインストールされた情報処理装置と通信回線を介して接続された管理サーバであって、
    前記プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するための第2のプリンタドライバの前記情報処理装置へのインストールが指示された際に、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであると判断されたことに従い、前記第2のプリンタドライバを用いた前記プリントサーバの更新処理を指示する指示手段を有し、
    前記プリントサーバでの更新処理に応じて、前記情報処理装置において、前記プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するために前記第2のプリンタドライバに対応するプリンタオブジェクトのセットアップが行われることを特徴とする管理サーバ。
  6. プリントサーバの共有プリンタを利用して印刷するための第1のプリンタドライバがインストールされた情報処理装置における情報処理方法であって、
    プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するための第2のプリンタドライバのインストールが指示された際に、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであるかを判断する判断工程と、
    前記判断工程で、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであったと判断された場合、前記第1のプリンタドライバに対応する既存のプリンタオブジェクトの設定操作を行いつつ、プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するために前記第2のプリンタドライバに対応するプリンタオブジェクトをセットアップする制御工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  7. プリントサーバの共有プリンタを利用して印刷するための第1のプリンタドライバがインストールされた情報処理装置と通信回線を介して接続された管理サーバにおける情報処理方法であって、
    前記プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するための第2のプリンタドライバの前記情報処理装置へのインストールが指示された際に、前記第2のプリンタドライバが、前記第1のプリンタドライバと同じ種類であり、かつ、前記第1のプリンタドライバより新しいバージョンであると判断されたことに従い、前記第2のプリンタドライバを用いた前記プリントサーバの更新処理を指示する指示工程を有し、
    前記プリントサーバでの更新処理に応じて、前記情報処理装置において、前記プリントサーバを経由せずに通信回線を介して接続されているプリンタを利用するために前記第2のプリンタドライバに対応するプリンタオブジェクトのセットアップが行われることを特徴とする情報処理方法。
  8. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  9. 請求項5に記載の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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