JP2007112415A - 乗員拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大容量のインフレータを用いるまでもなく、膨張した膨張可能部を乗員頭部の側方の高位置に位置させることができる乗員拘束装置を提供する。
【解決手段】シートバック3の上側に、ショルダーベルト部10を押し上げるための押上装置20が設けられている。押上装置20は、ベルトガイド21と該回動体23との間に引き通されたショルダーベルト部10が膨張すると、このショルダーベルト部10の膨張圧によって回動体23が押し上げられて上方へ回動し、これに伴ってレバー部24が下方へ回動する。下方へ回動したレバー部24は当接体25に当接する。そして、ショルダーベルト部10の膨張の進行に伴いレバー部24がさらに回動することにより、このレバー部24は該当接体25から反力を受けてベルトガイド21を上昇させ、膨張したショルダーベルト部10を押し上げる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両のシートに座った乗員を膨張可能なベルトで拘束する乗員拘束装置に関する。
車両のシートに座った乗員を膨張可能なベルトで拘束するための乗員拘束装置として、シートの車両後方側に配置されたショルダーアンカと、該ショルダーアンカに掛通されて乗員の前面側に引き回される乗員拘束ベルトとを有し、該乗員拘束ベルトのうち少なくとも乗員の頭部の側方に配置される部分が膨張可能部となっている乗員拘束装置が公知である(例えば、特開2003−312439号公報)。
上記特開2003−312439号公報の乗員拘束装置(エアベルト装置)にあっては、車両のシートの斜め後方に位置するピラー部の上部にショルダーアンカが取り付けられており、このショルダーアンカに掛通された乗員拘束ベルトが、該シートに座った乗員の前面側へ引き回される。
この乗員拘束ベルトは、該ショルダーアンカから乗員の頭部の側方を通って該乗員の上半身の前面側を該ショルダーアンカと反対側の腰部付近まで斜めに引き回されるショルダーベルト部と、該ショルダーベルト部の下端に連なっており、乗員の腹部付近を覆うように左右方向に引き回されるラップベルト部とを有している。同号公報では、該ショルダーベルト部は膨張可能な袋状ベルトにより構成されている。この袋状ベルトは、上端側が乗員の頭部の側方に位置するように配置される。なお、同号公報では、ラップベルト部も、膨張可能な袋状ベルトにより構成されている。
車両衝突時や横転時等には、該ショルダーベルト部及びラップベルト部が膨張して乗員を拘束する。この際、該ショルダーベルト部の上端側は乗員の頭部の側方、即ち乗員の頭部と車室側面との間において膨張する。これにより、乗員の頭部が車室側面等に直に当ることが防止される。
特開2003−312439号公報
上記のショルダーベルト部などの膨張可能部は、なるべく上位にまで膨張し、乗員頭部の重心位置の側方又はその近傍にも配置されることが望ましい。
そのために、膨張可能部を大容積のものとすることも考えられるが、その場合、インフレータとして大出力のものが必要となる。
本発明は、大出力のインフレータを用いるまでもなく、膨張した膨張可能部を乗員頭部の側方の高位置に位置させることができる乗員拘束装置を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の乗員拘束装置は、乗員の頭部の側方を通って該乗員の前面側に引き回され、少なくとも該乗員の頭部の側方に配置される部分が膨張可能部となっている乗員拘束ベルトを有する乗員拘束装置において、該膨張可能部を押し上げるための押上装置をシートバックの上部に設けたことを特徴とするものである。
請求項2の乗員拘束装置は、請求項1において、前記押上装置は、シートバックの上面側に設けられたベルトガイドと、該ベルトガイドを上昇させるための上昇駆動手段とを備えてなることを特徴とするものである。
請求項3の乗員拘束装置は、請求項2において、前記上昇駆動手段は、前記膨張可能部の膨張圧によって前記ベルトガイドを上昇させるものであることを特徴とするものである。
請求項4の乗員拘束装置は、請求項3において、前記押上装置は、前記シートバックの上面側に配置され、その上側に前記膨張可能部が引き通された前記ベルトガイドと、該ベルトガイドから下方に延設され、前記シートバックに対し上昇移動可能に支持された案内体と、該ベルトガイド上に引き通された前記膨張可能部の上側に配置されており、該膨張可能部の長手方向と交叉方向に延在し、この延在方向の一端側が上方へ回動しうるように該延在方向の他端側が該ベルトガイドに回動可能に取り付けられた回動体と、該回動体の他端側から該延在方向の延長方向に突設されており、該回動体の前記一端側が上方へ回動したときに下方へ回動するレバー部と、前記シートバックの上部に設けられており、下方に回動してきた該レバー部が当接する当接体とを備えてなり、該レバー部が下方に回動したときに該レバー部が該当接体に当接し、その後さらに該レバー部が回動することにより、前記ベルトガイドが押し上げられることを特徴とするものである。
請求項5の乗員拘束装置は、請求項2ないし4のいずれか1項において、押し上げられたベルトガイドの下降を阻止する下降阻止手段が設けられていることを特徴とするものである。
請求項6の乗員拘束装置は、請求項2において、前記上昇駆動手段は、前記ベルトガイドを上方に付勢する付勢手段と、該付勢手段による付勢に抗して該ベルトガイドの上昇を阻止しているベルトガイド係止手段と、該ベルトガイド係止手段の係止を解除してベルトガイドの上昇を開始させる係止解除手段とを備えてなることを特徴とするものである。
請求項7の乗員拘束装置は、請求項6において、該係止解除手段は、前記膨張可能部が膨張することによって乗員拘束ベルトに張力が生じ、この張力によってベルトガイドが下方に押圧移動し、これにより前記ベルトガイド係止手段を係止解除装置に移動させるものであることを特徴とするものである。
請求項8の乗員拘束装置は、請求項6において、前記乗員拘束装置は、車両の座席に設けられたエアバッグ装置を備えており、前記係止解除手段は、該エアバッグ装置のエアバッグが膨張する場合に、該エアバッグに前記ベルトガイド係止手段を引っ張らせて係止解除位置まで移動させるものであることを特徴とするものである。
請求項9の乗員拘束装置は、請求項6において、前記乗員拘束装置は、車両の座席に設けられたエアバッグ装置を備えており、前記係止解除手段は、該エアバッグ装置のインフレータがガス発生作動したときに、該インフレータのガス圧によってベルトガイド係止手段を引っ張って係止解除位置まで移動させるものであることを特徴とするものである。
本発明の乗員拘束装置にあっては、シートのシートバックの上部に、乗員拘束ベルトの膨張可能部を押し上げるための押上装置が設けられているので、この押上装置によって膨張可能部を押し上げることにより、インフレータとして大出力のものを用いることなく、膨張した膨張可能部を乗員頭部の側方の高位置に位置させることができる。
請求項2のように、シートバックの上面側にベルトガイドを設けてこのベルトガイドに乗員拘束ベルトを通しておき、このベルトガイドを上昇駆動手段で上昇させることにより膨張可能部を押し上げるよう構成した場合には、乗員拘束ベルトの位置ズレを防止し、膨張可能部を確実に所定位置に位置させることができる。
この場合、請求項3のように、この上昇駆動手段を、膨張可能部の膨張圧によってベルトガイドを上昇させるよう構成することにより、上昇駆動手段の動力源を別途設ける必要がなく、構成の簡略化や構成コストの低減を図ることができる。
請求項4の態様にあっては、ベルトガイドと回動体との間に引き通された膨張可能部が膨張した場合、この膨張可能部の膨張圧によって回動体が押し上げられて上方へ回動し、これに伴ってレバー部が下方へ回動する。下方へ回動したレバー部は当接体に当接する。そして、膨張可能部の膨張の進行に伴いレバー部がさらに下方へ回動することにより、ベースが上昇する。この結果、膨張可能部が該ベルトガイドによって押し上げられて乗員頭部の側方の高位置に位置するようになる。
請求項5のように、上昇したベルトガイドの下降を阻止することにより、膨張した乗員拘束ベルトを高位置に保つことができる。
請求項6の乗員拘束装置にあっては、ベルトガイド係止手段による係止が解除されると、ベルトガイドが付勢手段によって押し上げられる。
請求項7の乗員拘束装置にあっては、膨張可能部が膨張すると、該膨張可能部が短くなろうとすることにより乗員拘束ベルトに張力が生じ、この張力によってベルトガイドが下方に一旦押し下げられる。
ベルトガイドがこのように押し下げられると、ベルトガイド係止手段が係止解除位置に移動する。これにより、ベルトガイドが付勢手段の付勢によって上方に押し上げられる。
請求項8によると、サイドエアバッグ等のエアバッグが膨張するときに該エアバッグがベルトガイド係止手段を引っ張り、これによりベルトガイド係止手段が係止解除位置まで移動する。
請求項9によると、サイドエアバッグ装置等のインフレータがガス発生作動したときに、ガス圧によってベルトガイド係止手段が引っ張られ、これによりベルトガイド係止手段が係止解除位置まで移動する。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係る乗員拘束装置の斜視図であり、第2図はこの乗員拘束装置のショルダーベルト部押上装置の斜視図、第3図はこの押上装置の正面図、第4図(a),(b)はそれぞれこの押上装置のショルダーベルト部押し上げ途中時及び押し上げ完了時の正面図、第5図はこの乗員拘束装置の側面図である。なお、第5図は、ショルダーベルト部が膨張した状態を示している。
車両のシート1は、乗員が腰掛けるシートクッション2と、背もたれを構成するシートバック3と、該シートバック3の上部に設けられたヘッドレスト4とを備えている。該シートクッション2は、車両の床面上に設置されたベースフレーム(図示略)にウレタン等のクッション材を装着してなる。また、シートバック3は、該ベースフレームの後端からリクライニングデバイス(図示略)を介して立設されたシートバックフレーム3a(第2〜4図)にウレタン等のクッション材を装着してなる。
この実施の形態では、乗員拘束装置は、このシート1に座った乗員の頭部の側方を通って該乗員の上半身の前面側を斜めに(この実施の形態では左上から右下へ)引き回される、膨張可能部としてのショルダーベルト部10と、該ショルダーベルト部10に接続されたウェビング10aと、この乗員の腰部付近の上側を左右方向に引き回されるラップベルト部11と、該シート1の側方(この実施の形態では右側)に隣接して設置されたバックル装置12と、ベルト装着時に該バックル装置12に挿入係止されるタング13と、ウェビング10aを案内するショルダーアンカ14と、シートバック3の上部(この実施の形態ではシートバック3の左肩部)に設けられた、該ショルダーベルト部10を押し上げるための押上装置20等を備えている。
この実施の形態では、該ショルダーベルト部10、ウェビング10a及びラップベルト部11により乗員拘束ベルトが構成されており、該ショルダーベルト部10が膨張可能部となっている。このショルダーベルト部10は、乗員の頭部の側方から上半身の前面側にかけて膨張する。
このショルダーベルト部10は、太幅の帯状のバッグを細幅帯状となるように折り畳んでカバーにより覆ったものであり、通常時には帯状に保形されている。このショルダーベルト部10の上端側にウェビング10aの先端が縫合等により接続され、下端側にタング13が連結されている。
ウェビング10aは、従来の一般的な非膨張式シートベルトと同様のノーマルベルトよりなり、ショルダーアンカ14に摺動自在に案内掛通されている。ウェビング10aの端部は、車体に設置された緊急時ロック機構付きシートベルトリトラクタ(ELR)15に巻き取り可能に連結されている。
この実施の形態では、ラップベルト部11も非膨張式のノーマルベルトにより形成され、その一端がタング13に連結されているとともに、他端が、シート1のバックル装置12と反対側に設置されたシートベルトリトラクタ(ELR)16に巻き取り可能に連結されている。
この実施の形態では、バックル装置12に、車両衝突時等の緊急必要時に作動して高圧のガスを発生するインフレータ17が連結されており、タング13には、このインフレータ17からのガスをショルダーベルト部10内に導くための通路(図示略)が設けられている。
前記押上装置20は、この実施の形態では、シートバック3の左肩部の上面側に配置され、その上側にショルダーベルト部10が引き通されたベルトガイド21と、該ベルトガイド21から下方に延設され、該シートバック3に対し上昇移動可能に支持された案内体22と、該ベルトガイド21上のショルダーベルト部10の上側に配置されており、該ショルダーベルト部10の長手方向と交叉方向に延在し、この延在方向の一端側(先端側)が上方へ回動しうるように該延在方向の他端側(基端側)が該ベルトガイド21に回動可能に取り付けられた回動体23と、該回動体23の基端側から該回動体23の延在方向の延長方向に突設されており、該回動体23の先端側が上方へ回動したときに下方へ回動するレバー部24と、シートバック3の左肩部上面に設けられており、該レバー部24が下方に回動してきたときに当接する当接体25とを備えている。
該ベルトガイド21は、この実施の形態では、シートバック3の左肩部上面に沿って左右方向に延在する長方形板状のものである。このベルトガイド21の長手方向の一端側(ヘッドレスト4から遠い側)には、回動体23の基端側を回動可能に保持する1対の保持片21a,21aが立設され、他端側(ヘッドレスト4側)には、回動体23の先端側を支持する支持片21bが立設されている。これらの保持片21aと支持片21bとの間を通るようにして、ショルダーベルト部10がシートバック3の後側から前側に引き回されている。
この実施の形態では、回動体23は、その延在方向をベルトガイド21の長手方向と平行方向として該ベルトガイド21の上側に配置され、ヘッドレスト4から遠い側の端部が回動軸21cを介して保持片21a,21aに回動可能に保持されている。第2図及び第3図のように、ショルダーベルト部10が膨張していないときには、この回動体23の先端側が支持片21b上に降着しており、これらのベルトガイド21と回動体23とにより、全周が閉じた枠状のベルトガイドが構成されている。
この実施の形態では、レバー部24は、回動体23の先端側が支持片21bに降着した状態において、この回動体23の基端部から、シートバック3の上面に沿ってヘッドレスト4から遠ざかる方向へ延出している。
案内体22は、この実施の形態ではロッド状(棒状)のものであり、ベルトガイド21の長手方向の一半側及び他半側の下面からそれぞれ下方へ向って延出している。
シートバック3の左肩部には、これらの案内体22,22をそれぞれ上昇移動可能に保持する保持体26,26が設けられている。各保持体26は、内孔(貫通孔)26aを有した略筒状のものであり、それぞれ、該シートバック3の左肩部を通るフレーム3aに対し該内孔26aの軸心線方向を上下方向として固着されている。各保持体26の内孔26aの上端側はシートバック3の左肩部の上面に開口している。これらの保持体26の内孔26aにそれぞれ案内体22が差し込まれることにより、ベルトガイド21がシートバック3に対し上昇移動可能に取り付けられている。
なお、各保持体26は上端側がシートバック3の上面から若干突出しており、各保持体26の該上端側からシートバック3の上面に沿って放射状にフランジ(符号略)が張り出している。
前記当接体25は、この実施の形態では、ヘッドレスト4から遠い側の保持体26のフランジを該ヘッドレスト4から遠ざかる方向へ延長するようにして形成されている。この当接体25がレバー部24に対し下方から対峙している。
この実施の形態では、該当接体25の上面に、レバー部24が下方へ回動して該当接体25に当接した後、さらに回動して所定高さまでベルトガイド21を押し上げた姿勢となったときに該レバー部24の先端側が係合する、ストッパ溝25aが形成されている。このストッパ溝25aにレバー部24の先端側が係合することにより、レバー部24の反対方向への回動、即ちベルトガイド21の降下が阻止されるようになる。
かかる構成の乗員拘束装置においては、乗員拘束ベルトは、通常のシートベルトと同様に使用される。この乗員拘束ベルトの装着時等には、押上装置20のベルトガイド21と回動体23とがベルトガイドとして機能する。車両の衝突時や横転時等にインフレータ17が作動すると、ショルダーベルト部10内にガスが導入され、第4,5図の如くショルダーベルト部10が厚み(径)を増大させるように膨張する。
この場合、第4図(a)から同(b)のように、回動体23が、ベルトガイド21と該回動体23との間に引き通されたショルダーベルト部10の膨張圧によって押し上げられて上方へ回動し、これに伴ってレバー部24が下方へ回動する。下方へ回動したレバー部24は当接体25に当接する。そして、ショルダーベルト部10の膨張の進行に伴いレバー部24がさらに回動することにより、このレバー部24は該当接体25から反力を受けてベルトガイド21を上昇させる。
この結果、ショルダーベルト部10が該ベルトガイド21によって押し上げられ、第5図のように、この膨張したショルダーベルト部10が乗員頭部の側方の高位置に位置するようになる。
その後、レバー部24は、下方へ所定角度回動すると、ストッパ溝25aに嵌まり込み、該レバー部24の反対方向への回動が阻止されるようになる。これにより、膨張したショルダーベルト部10の降下が阻止される。
このように、この乗員拘束装置にあっては、シートバック3の上面側に設けられた押上装置20によりショルダーベルト部10を押し上げるので、インフレータとして大出力のものを用いることなく、膨張したショルダーベルト部10を乗員頭部の側方の高位置に位置させることができる。
上記の実施の形態では、レバー部24が所定角度まで回動したときに当接体25の上面のストッパ溝25aに係合することにより、該レバー部24の反対方向への回動が阻止されて、膨張したショルダーベルト部10(ベルトガイド21)が上昇した状態に保持されるよう構成されているが、この膨張したショルダーベルト部10を上昇した状態に保持する機構はこれに限定されるものではない。例えば、案内体が上昇移動した後、この案内体の下方への退動を阻止することにより、膨張したショルダーベルト部10(ベルトガイド21)を上昇した状態に保持するよう構成してもよい。第6図はこのように構成された押上装置20Aの膨張可能部押し上げ時を示す正面図である。
第6図の押上装置20Aにおいては、ベルトガイド21の一方の案内体22Aを上昇移動可能に保持する保持体26Aに、上昇移動した該案内体22Aの下方への退動を阻止するためのラチェット機構30が設けられている。
このラチェット機構30は、バネ(符号略)の付勢力により該保持体26Aの内孔26a内に突出する爪31を備えており、案内体22Aの側面には、この爪31が係合する溝32が設けられている。この溝32は、該案内体22Aの延在方向(上下方向)に位置を異ならせて複数個設けられている。このラチェット機構30は、案内体22Aが上昇移動する場合には爪31が溝32内から退動して該案内体22Aの上昇移動を許容し、案内体22Aが下方へ移動しようとした場合には、爪31が溝32内から退動せず、該案内体22Aの下方への移動を阻止するよう構成されている。
なお、この実施の形態では、当接体25Aの上面には、レバー部24が係合するストッパ溝は設けられていない。
この押上装置20Aのその他の構成は前述の第1〜5図の押上装置20と同様であり、第6図において第1〜5図と同一の符号は同一の部分を示している。
この押上装置20Aにあっては、案内体22Aが上昇移動すると、ラチェット機構30によって該案内体22Aの下方への退動が阻止されるため、膨張したショルダーベルト部10及びそれを支承したベルトガイド21が乗員頭部の側方の高位置まで上昇した状態に保持される。
第7図〜第12図を参照して本発明の別の実施の形態について説明する。
第7図〜第9図は請求項6,7の実施の形態に係る乗員拘束装置の押上装置を示すものであり、第7図はベルトガイドが定常状態にある状態を示し、第8図はベルトガイドが押し下げられた状態を示し、第9図はベルトガイドが押し上げられた状態を示している。
この実施の形態でも、膨張可能部としてのショルダーベルト部10は、上記実施の形態と同じく、太幅の帯状のバッグを細幅帯状となるように折り畳んでカバーにより覆ったものであり、通常時には帯状に保形されている。
第7図の通り、前記押上装置40は、シートバック3の左肩部の上面側に配置され、その上側にショルダーベルト部10が引き通されたベルトガイド41と、該ベルトガイド41に支軸42を介して回動可能に取り付けられたトップカバー43と、該ベルトガイド41から下方に延設された案内体44と、該案内体44を上昇移動可能に支持する保持体45と、該案内体44を上方に向って付勢する付勢手段としてのコイルスプリング46と、該案内体44の上昇を阻止する係止手段としてのロックピン47等を有している。
ベルトガイド41は、上向きコ字形であり、トップカバー43はショルダーベルト10の上側に該ベルトガイド41を跨ぐように設けられている。このベルトガイド43は、ショルダーベルト10が膨張するときに、上方に押されて起立方向に回動する。なお、マグネットやバネによってトップカバー43を倒伏方向に付勢してもよい。
案内体44は有底円筒状であり、筒軸心方向を上下方向とした有底円筒状の保持体45内に同軸状に上方から挿入されている。スプリング46は保持体45の底面と案内体44の底面との間に蓄力状態にて介在されている。
案内体44の下端部と、それよりも若干上方の2箇所から外向きフランジ状の下鍔部44bと上鍔部44aとが突設されている。
保持体45の側周部には、ロックピン47の支持孔45hが周方向に間隔をおいて複数個設けられており、該支持孔45bにロックピン47が進退可能に挿入されている。ロックピン47の先端側は保持体45の内周面から突出し、上鍔部44aと下鍔部44bとの間に差し込まれている。ロックピン47の先端側の上面は、先端に向って下り勾配の斜面47aとなっている。なお、上鍔部44aの外周端は、該斜面47aの上方に位置している。ロックピン47の下面は略水平となっている。
保持体45の上端に、内向き鍔状のストッパ部45sが設けられている。
この押上装置40を備えた乗員拘束装置において、ショルダーベルト部10が膨張していない定常状態にあるときには、第7図の通りロックピン47は上鍔部44aと下鍔部44bとの間に差し込まれ、下鍔部44bが該ロックピン47に係止され、ベルトガイド41の上昇が阻止されている。
第8図の通り、ショルダーベルト部10が膨張を開始すると、この膨張に伴ってショルダーベルト部10の長手方向の長さが短くなり、ショルダーベルト部10に張力が生じる。この張力によってベルトガイド41及び案内体44が下方に押し下げられる。
この下方移動時に、上鍔部44aがロックピン47の斜面47aに当接し、ロックピン47が保持体45の外方へ向って移動し、ロックピン47が下鍔部44bを係止しえない状態となる。その後、スプリング46の付勢力によって案内体44及びベルトガイド41が上昇する。この際、ロックピン47が退動しているので、下鍔部44bがロックピン47に当ることがなく、ベルトガイド41は第9図の通り、上鍔部44aがストッパ部45sに当るまで押し上げられ、この状態に維持される。これにより、膨張したショルダーベルト部10が乗員頭部側方の高位置に保持される。
なお、この第7,8図の実施の形態では、ロックピン47を保持体45に設けているが、案内体44に設けてもよい。第10図(a)はかかる実施の形態に係る押上装置40Aを示すものであり、第7図と同様箇所の縦断面を示している。
この実施の形態では、保持体45の内周面に上下2段に上鍔部45a、下鍔部45bが設けられている。案内体44にロックピン47の支持孔44hが設けられている。ロックピン47は該支持孔44hに摺動自在に挿入され、その先端側が上鍔部45aと下鍔部45bとの間に差し込まれている。この実施の形態では、ロックピン47の先端側の下面は、先端ほど高位となる上り勾配の斜面47aとなっている。下鍔部45bの内周端はこの斜面47aの下方に位置している。ロックピン47は上鍔部45aに下側から当接している。
なお、案内体44には、上鍔部44aが設けられているが、下鍔部44bは設けられていない。この上鍔部44aは、案内体45の上鍔部45aよりも所定距離だけ上方に設けられている。その他の構成は第7図と同じであり、同一符号は同一部分を示している。
この実施の形態においても、ショルダーベルト部10が膨張開始すると、ショルダーベルト部10に張力が生じ、ベルトガイド41及び案内体44が押し下げられる。この際、ロックピン47の斜面47aが下鍔部45bに当たり、ロックピン47が案内体44の内方に引っ込む。これにより、ロックピン47による係止が解除され、第9図(b)の通りスプリング46の付勢力によって上鍔部44aがストッパ部45sに当るまでベルトガイド41及び案内体44が上昇し、ショルダーベルト部10が高位置に維持される。
上記実施の形態では、膨張したショルダーベルト部10の張力によってベルトガイド41及び案内体44を若干押し下げ、これによってロックピン47を退動させるようにしているが、第11〜13図のようにサイドエアバッグ装置を利用して押上装置40のロックピン47による係止を解除するようにしてもよい。なお、第11図はワイヤ付き押上装置40の構成図、第12図はシートの全体構成図である。第13図はサイドエアバッグ装置にアクチュエータを取り付けた場合のシートの全体構成図である。
第11,12図では、シートバック3にサイドエアバッグ装置50が設置されている。このサイドエアバッグ装置50は、シートバック3の側面部に設置されたケース51と、該ケース51内に収容されたサイドエアバッグ52と、該サイドエアバッグ52を図の通り乗員側方に膨張させるためのインフレータ53等を備えている。
この実施の形態では、サイドエアバッグ52の膨張方向の先端側52aと前記ロックピン47とがワイヤ55を介して連結されている。符号56は、このワイヤを案内するジーブを示す。
この乗員拘束装置にあっては、車両の側突時にショルダーベルト部10及びサイドエアバッグ52が膨張する。インフレータ53が作動してサイドエアバッグ52が膨張するときに、ワイヤ55がサイドエアバッグ52の膨張方向先端側52aによって引っ張られ、ロックピン47が退動する。これにより、ロックピン47と下鍔部44bとの係合が解除され、上鍔部44aがストッパ部45sに当接するまでベルトガイド41及び案内体44が上昇し、膨張状態のショルダーベルト部10が高位置に保持される。
第13図では、サイドエアバッグ装置50に、インフレータ53の発生ガス圧によってワイヤ55を引っ張るガスシリンダタイプのアクチュエータ60が設けられている。このアクチュエータ60は、一端がケース51に接続され、インフレータ53のガスが内部に導入されるシリンダ61と、該シリンダ61内に配置されたピストン62とを有する。このピストン62にワイヤ55の先端が連結されている。
車両の側突時にインフレータ53がガス発生作動すると、ピストン59が第11図の下方に移動し、ワイヤ55が引っ張られ、ロックピン47が退動する。これにより、案内体44及びベルトガイド41がスプリング46によって押し上げられる。
上記実施の形態はいずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は図示の構成に限定されない。
例えば、上記の実施の形態では、乗員拘束ベルトはショルダーベルト部10のみが膨張する構成となっているが、ラップベルト部11も膨張するように構成してもよい。あるいは、乗員拘束ベルトは、乗員の頭部の側方においてのみ膨張する構成であってもよい。この乗員拘束ベルトの膨張可能部へのガス供給システムやベルト非装着時の巻き取りシステム、タングやスルーアンカへのベルトの掛通構造などは、図示以外の構成であってもよい。
また、第7図〜第13図ではスプリング46によって案内体44及びベルトガイド41を押し上げるようにしているが、圧縮ガス(例えば空気)によって押し上げるようにしてもよい。第14,15図は、このように構成された押上装置の一例を示す断面図である。なお、第14図はこの押上装置の膨張可能部押し上げ前の状態を示し、第15図は膨張可能部押し上げ時を示している。
この実施の形態の押上装置40Bは、前述の第7〜9図の押上装置40において、案内体44の底面(下鍔部44b)と保持体45の底面との間の空室内に、スプリング46を介在させる代わりに、圧縮ガスGを充填した如き構成となっている。符号44pは、案内体44の下端の下鍔部44bの側周面と、保持体45の内周面との間に介在されたパッキンを示している。
なお、この実施の形態では、圧縮ガスGとして空気を用いているが、空気以外のガスを用いてもよい。
この押上装置40Bのその他の構成は、第7〜9図の押上装置40と同様であり、第14,15図において第7〜9図と同一符号は同一部分を示している。また、この押上装置40Bの作動態様(例えばロックピン47のロック解除動作)も、第7〜9図の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
この押上装置40Bにあっては、ショルダーベルト10が膨張してロックピン47による案内体44(下鍔部44b)のロックが解除されると、第14図から第15図のように、該案内体44が保持体45内の圧縮ガスGからの圧力Pにより上昇し、膨張したショルダーベルト10を押し上げる。
なお、この実施の形態では、保持体45内に予め圧縮ガスGが充填されているが、これ以外にも、例えば該保持体45内にインフレータ(ガス発生器)を設置しておき、ロックピン47によるロックが解除されると該インフレータがガス噴出作動し、このガス圧により案内体44が上昇するように構成してもよい。
実施の形態に係る乗員拘束装置の斜視図である。 図1の乗員拘束装置の押上装置の斜視図である。 図1の乗員拘束装置の押上装置の正面図である。 図1の乗員拘束装置の膨張可能部押し上げ時を示す押上装置の正面図である。 図1の乗員拘束装置の側面図である。 別の実施の形態に係る乗員拘束装置の押上装置の正面図である。 さらに別の実施の形態に係る乗員拘束装置の斜視図である。 図7の乗員拘束装置の動作図である。 図7の乗員拘束装置の膨張可能部押し上げ時の断面図である。 異なる実施の形態に係る乗員拘束装置の斜視図である。 さらに異なる実施の形態に係る乗員拘束装置の斜視図である。 図11の乗員拘束装置を備えたシートの全体図である。 図11の乗員拘束装置を備えた別のシートの全体図である。 さらに別の実施の形態に係る乗員拘束装置の膨張可能部押し上げ前の状態を示す押上装置の断面図である。 図14の乗員拘束装置の膨張可能部押し上げ時を示す押上装置の断面図である。
符号の説明
1 シート
2 シートクッション
3 シートバック
3a フレーム
10 ショルダーベルト部
10a ウェビング
11 ラップベルト部
12 バックル装置
13 タング
14 ショルダーアンカ
15,16 リトラクタ
17 インフレータ
20 押上装置
21 ベルトガイド
23 回動体
24 レバー部
25 当接体
25a ストッパ溝
26 保持体
30 ラチェット機構
31 爪
32 溝
40,40A,40B 押上装置
41 ベルトガイド
44 案内体
45 保持体
46 スプリング
47 ロックピン
50 サイドエアバッグ装置
51 ケース
52 サイドエアバッグ
53 インフレータ
60 アクチュエータ
61 シリンダ
62 ピストン
G 圧縮ガス

Claims (9)

  1. 乗員の頭部の側方を通って該乗員の前面側に引き回され、少なくとも該乗員の頭部の側方に配置される部分が膨張可能部となっている乗員拘束ベルトを有する乗員拘束装置において、
    該膨張可能部を押し上げるための押上装置をシートバックの上部に設けたことを特徴とする乗員拘束装置。
  2. 請求項1において、前記押上装置は、シートバックの上面側に設けられたベルトガイドと、該ベルトガイドを上昇させるための上昇駆動手段とを備えてなることを特徴とする乗員拘束装置。
  3. 請求項2において、前記上昇駆動手段は、前記膨張可能部の膨張圧によって前記ベルトガイドを上昇させるものであることを特徴とする乗員拘束装置。
  4. 請求項3において、前記押上装置は、
    前記シートバックの上面側に配置され、その上側に前記膨張可能部が引き通された前記ベルトガイドと、
    該ベルトガイドから下方に延設され、前記シートバックに対し上昇移動可能に支持された案内体と、
    該ベルトガイド上に引き通された前記膨張可能部の上側に配置されており、該膨張可能部の長手方向と交叉方向に延在し、この延在方向の一端側が上方へ回動しうるように該延在方向の他端側が該ベルトガイドに回動可能に取り付けられた回動体と、
    該回動体の他端側から該延在方向の延長方向に突設されており、該回動体の前記一端側が上方へ回動したときに下方へ回動するレバー部と、
    前記シートバックの上部に設けられており、下方に回動してきた該レバー部が当接する当接体と
    を備えてなり、
    該レバー部が下方に回動したときに該レバー部が該当接体に当接し、その後さらに該レバー部が回動することにより、前記ベルトガイドが押し上げられることを特徴とする乗員拘束装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれか1項において、押し上げられたベルトガイドの下降を阻止する下降阻止手段が設けられていることを特徴とする乗員拘束装置。
  6. 請求項2において、前記上昇駆動手段は、
    前記ベルトガイドを上方に付勢する付勢手段と、
    該付勢手段による付勢に抗して該ベルトガイドの上昇を阻止しているベルトガイド係止手段と、
    該ベルトガイド係止手段の係止を解除してベルトガイドの上昇を開始させる係止解除手段と
    を備えてなることを特徴とする乗員拘束装置。
  7. 請求項6において、該係止解除手段は、前記膨張可能部が膨張することによって乗員拘束ベルトに張力が生じ、この張力によってベルトガイドが下方に押圧移動し、これにより前記ベルトガイド係止手段を係止解除装置に移動させるものであることを特徴とする乗員拘束装置。
  8. 請求項6において、前記乗員拘束装置は、車両の座席に設けられたエアバッグ装置を備えており、
    前記係止解除手段は、該エアバッグ装置のエアバッグが膨張する場合に、該エアバッグに前記ベルトガイド係止手段を引っ張らせて係止解除位置まで移動させるものであることを特徴とする乗員拘束装置。
  9. 請求項6において、前記乗員拘束装置は、車両の座席に設けられたエアバッグ装置を備えており、
    前記係止解除手段は、該エアバッグ装置のインフレータがガス発生作動したときに、該インフレータのガス圧によってベルトガイド係止手段を引っ張って係止解除位置まで移動させるものであることを特徴とする乗員拘束装置。
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