JP2002249021A - 3点ベルトマウントシート - Google Patents

3点ベルトマウントシート

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JP2002249021A
JP2002249021A JP2001049462A JP2001049462A JP2002249021A JP 2002249021 A JP2002249021 A JP 2002249021A JP 2001049462 A JP2001049462 A JP 2001049462A JP 2001049462 A JP2001049462 A JP 2001049462A JP 2002249021 A JP2002249021 A JP 2002249021A
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seat
shoulder anchor
shoulder
anchor
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Isao Takeda
勲 竹田
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Johnson Controls Automotive Systems KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトショルダー部分の高さ調整を簡単にで
きるようにして、ベルト装着感及び拘束性を向上させ
る。 【解決手段】 リトラクタ4、ショルダーアンカー5、
ベルトアンカー7、バックル6、タング9とを備え、シ
ートベルト8が座者の股部及び一方肩部から腰部へ斜め
に掛け渡される3点ベルトマウントシートを対象として
いる。改良点は、ショルダーアンカー5Aは、下開口し
た略縦長箱状をなし、かつ前面上側にベルト挿通用スリ
ット51を有しており、シートバック1の上部から上側
を突出配置されると共に、バックフレーム10の一側を
形成している略柱状側板材13の上部に対し高さ調整手
段40を介して上下位置調整可能に組み付けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートのう
ち、特に巻取り用リトラクタから送り出されたシートベ
ルトを3点で支持する3点ベルトマウントシートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両用シートに装備されるシートベルト
は、リトラクタに巻取り収納され、タングを介して引出
してシートクッション側に設けられたバックルに差込ん
で固定する3点式のものが多用されている。また、最近
の車両では、シートを回転式にしたり、スライド機構に
よる前後位置調整量をかなり長くすることもあり、シー
トベルトの引出し位置をシート以外のセンターピラー等
に設定すると、人体に対する拘束位置の変位が大きくな
って正常に拘束できないことも生じてくる。そこで、シ
ート構造としては、図5及び図6に例示される如くベル
ト巻取り用リトラクタを内蔵した、いわゆる3点ベルト
マウントシートも開発されている。同図において、符号
10はシートバック1のバックフレームであり、符号2
0はシートクッション2のクッションフレーム、符号3
0はヘッドレスト3の心材31を兼ねるヘッドレストス
テー32(32a,32b)である。バックフレーム1
0の一側には、ベルト巻取り用のリトラクタ4が下部に
配設され、その上部にショルダーアンカー5が揺動可能
に固定されている。クッションフレーム20の両側に
は、バックル6とベルトアンカー7が略対向して設けら
れている。そして、リトラクタ4から導出されたシート
ベルト8は、上方へ向けて引き出され、ショルダーアン
カー5を通じて前下方へ折り返され、途中に設けられた
タング9がショルダーアンカー5と反対側にあるバック
ル6に対し着脱可能に係合されると共に、前記タング9
から折返されたシートベルト先端部がベルトアンカー7
に固持されている。以上の構造では、シートベルト8の
3点、つまりショルダーアンカー5、バックル6,ベル
トアンカー7での支持箇所が全てシート回りとなるた
め、シート回転や前後位置移動によってベルト締付け度
合が変化することなく、所定テンションで乗員を拘束で
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の3点ベルトマウ
ントシート構造では、ショルダーアンカー5から迂回さ
れるシートベルト8の位置が固定されているため、例え
ば、座高の高い乗員の場合に肩部に強く当たり、違和感
や不快感を与える。即ち、ベルト拘束性能は、ショルダ
ーアンカー5の高さ位置が上過ぎたり下過ぎて不適切で
あると、シートベルト8による肩締まり感が悪くなる。
また、シートバック1の一側は、ショルダーアンカー5
の高さを確保するため他側よりも一段高くなり易く、違
和感を与えたり後席からの視界も悪くなる。なお、ショ
ルダーアンカー5は、衝突時等の衝撃によりシートベル
ト8の繰出しにブレーキを掛け乗員を保護する機能も受
け持つため高強度が要求され、この部分を構成簡易に高
さ調整可能にすることは不可能と考えられていた。
【0004】本発明は以上のような課題を解消すること
を目的としている。具体的には、ベルトショルダー部分
の高さ調整を簡単にできるようにして、シートベルト装
着時におけるベルト装着感及び拘束性を向上させること
にある。他の目的は、既存の3点ベルトマウントシート
におけるシートバック形状、つまり上記したショルダー
アンカーの高さを確保するため片側を一段高くすること
に起因する複雑性及び違和感と視界低下を多少なりとも
改善することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図1から図4に例示される如く、シートバッ
ク1のバックフレーム10に固定されてシートベルト8
を巻取り可能なリトラクタ4と、バックフレーム20の
一側上部に設けられて前記リトラクタ4から送り出され
たシートベルト8を座者の肩上を通るよう支持するショ
ルダーアンカー5と、クッションフレーム20の一側に
設けられて前記シートベルト8の先端部を係止するベル
トアンカー7と、前記クッションフレームの他側に設け
られたバックル6と、前記ショルダーアンカー5とベル
トアンカー7との間のシートベルト8の部分に掛け止め
されて前記バックル6と係脱可能なタング9とを備え、
前記シートベルト8が座者の股部及び一方肩部から腰部
へ斜めに掛け渡される3点ベルトマウントシートにおい
て、前記ショルダーアンカー5(5A〜5C)は、下開
口した略縦長箱状をなし、かつ前面上側にベルト挿通用
スリット51を有しており、前記シートバック1の上部
から上側を突出配置されると共に、前記バックフレーム
10の一側を形成している略柱状側板材13の上部に対
し高さ調整手段40を介して上下位置調整可能に組み付
けられていることを特徴としている。
【0006】以上の構造によれば、ショルダーアンカー
5(5A〜5C)は、座者が標準よりも座高の高い場合
に高さ調整手段40を介しより高い位置となるよう操作
され、座者が標準よりも座高の低い場合に高さ調整手段
40を介し低位置となるよう操作される。このため、本
発明は、リトラクタ4から送り出されてショルダーアン
カー5のスリット51から導出されるシートベルト8の
ベルトショルダー部分を常に最適な高さに調整して、座
高の大小に係わらず、肩上に対するベルトショルダー部
分の当たりを緩くしかつベルト拘束性を向上し、違和感
や不快感も解消できる。また、本発明のショルダーアン
カー5は、上側部分がシートバック1の対応上部から突
出配置されている。このため、シート構造としては、シ
ョルダーアンカー5自体がシートバック1の上面に突出
されてベルトショルダー部分の高さを確保していること
から、図2と図6の比較から分かる如く、シートバック
1の対応側部を低く抑えることができ、これによっても
違和感を解消したり視界低下を多少なりとも改善でき
る。
【0007】以上の発明は次のように具体化されること
がより好ましい。・第1に、前記高さ調整手段40は、
前記側板材13の上部に設けられた係止孔13aと、前
記ショルダーアンカー5の縦壁(例えば、後面5b)に
設けられて前記係止孔13aと連通される上下に並んだ
複数の高さ調整孔52と、前記任意の高さ調整孔52か
ら前記係止孔13aに挿通されて係止可能な操作ノブ4
1とを少なくとも有し、前記ショルダーアンカー5が前
記側板部13の上部に対し上下に位置移動された状態
で、前記操作ノブ41を前記任意の高さ調整孔52及び
係止孔13aに共通に挿通し係止することにより、前記
側板材13上の所定の突出高さ位置で固定される構成で
ある。これは、高さ調整手段40が孔加工及び操作ノブ
41の追加という最少部材数で実現される点で優れてい
る。但し、本発明の高さ調整手段40はこれ以外であっ
ても差し支えない。・第2に、前記シートベルト8が、
前記リトラクタ4から送り出されて前記側板材13の上
部前側に沿って上方へ導かれると共に、前記側板材13
の上部前面と前記ショルダーアンカー5の対応する前面
5aとの間に形成されるベルト通路部Sを通って前記ベ
ルト挿通用スリット51から外へ導出される構成であ
る。これは、シートベルト8がリトラクタ4から送り出
されてスリット51より外へ導出される態様において、
シートバック1内におけるシートベルト8の送り出しや
引き戻し作動をベルト通路部Sの存在により良好に維持
する構成例であり、ベルト通路部Sがショルダーアンカ
ー5と側板材13との間の隙間を利用して容易に確保で
きる利点がある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。図1は本発明のショルダーアン
カーをバックフレームとの関係で示す構成図、図2は図
5に対応する模式正面図である。図3は図2のショルダ
ーアンカー配置部を上下に断面した要部構成図である。
図4(a)と(b)はショルダーアンカーの変形2例を
示す要部外観図である。なお、図面上では図5及び図6
と作動的に同じ部材及び部位に同じ符号を付している。
【0009】(全体の概要)形態例の3点ベルトマウン
トシートは、シート構造として、シートバック1とシー
トクッション2及びヘッドレスト3からなる。シートバ
ック1は、バックフレーム10に緩衝用パッド15を保
持し、全体を袋状表皮材16で被覆処理した構成であ
る。バックフレーム10には、高さ調整されるヘッドレ
スト3と、シートベルト8を巻取り可能なリトラクタ4
と、リトラクタ4から送り出されたシートベルト8を上
位置で支持する本発明要部のショルダーアンカー5(5
A〜5C)とが対応部に設けられている。シートクッシ
ョン2は、クッションフレーム20にパッドを保持し、
上面及び周囲部を表皮材で被覆処理した構成である。ク
ッションフレーム20には、後側にシートベルト8の先
端部を係止するベルトアンカー(取付金具)7及びベル
ト途中部分をタング9を介し係止するバックル6が略対
向して配設されている。ヘッドレスト3は、コ形のヘッ
ドレストフレーム30が用いられており、上側部分31
にパッドを保持し、袋状表皮材で被覆処理されている。
ヘッドレストフレーム30は、コ形の中間より上部分3
1が心材となり、下側の両端部分がヘッドレストステー
32a,32bとなる構成である。高さ調整機構は、ヘ
ッドレストステー32a,32bがバックフレーム10
の上部分に固定された支持ホルダー33に対しステーホ
ルダ34を介し上下動されると共に、ロック解除用ノブ
等を有している。そして、前記ノブの解除操作によりヘ
ッドレストステー32a,32bを上下にスライドさせ
て高さ位置調整され、次いで該ノブを離すとロック溝に
食込んで、ヘッドレスト3を所望の高さ位置に固定でき
る構成である。このうち、発明要部は、図1に示す如く
ショルダーアンカー5(5A〜5C)が図5のものに対
し少し低い位置に配置されると共に図3の如く側板材1
3の上部に対し高さ調整手段40を介し上下位置調整可
能となっている点、それに対応して、シートバック1の
両側が図2と図6の比較から分かるようにほぼ同じ高さ
であり、片側にショルダーアンカー5が突出されている
点にある。次にこの変更点について詳述する。
【0010】(要部構造)バックフレーム10は、図1
の如く上部11a及び片側部11bを形成している略L
形の主パイプ材11と、片側部11bに対応端を結合し
た下パイプ材12と、上部11a及び下パイプ材12の
対応端に結合されて片側部11bと対向している側板材
13と、片側部11bと側板材13との間に架設された
補助フレーム14等からなる。このうち、上部11aに
は前記した支持ホルダー33が固定されている。側板材
13は、断面略枠形で柱状に形成された剛心材であり、
下側にブラケット等を介し固定される巻取り用リトラク
タ4に加わる荷重に充分に耐える設計となっている。高
さ寸法は、図5のものに比べ少し低めに設計されてい
る。このため、シートバック1は、図2に示される如く
上面が両側で略同じか、少なくとも従来図6より段差の
ない形状となっている。
【0011】側板材13の上部には、ショルダーアンカ
ー5(5A〜5C)が組み付けられていると共に、前側
にあってショルダーアンカー5よりも少し下側にガイド
部材19が付設されている。ガイド部材19は、略コ形
のブラケットであり、リトラクタ4から送り出されるシ
ートベルト8を側板材13に沿って上昇されたり下降さ
れるよう摺動を案内するものである。ショルダーアンカ
ー5は、下開口した略縦長箱状をなし、かつ前面上側に
ベルト挿通用スリット51を形成している。即ち、ショ
ルダーアンカー5は、図3の如く前後面5a,5bと、
上面5cと、両側面5dにより輪郭を形成し、スリット
51を前面5aの上側に付設している。内部は、前記側
板材13の上部が入り込む大きさであり、また、ショル
ダーアンカー5を側板材13の上部に被せた状態で前面
5aと側板材13との間にベルト通路部(隙間)Sが確
保されるよう設計されている。この通路部Sは、シート
ベルト8がリトラクタ4から送り出されて側板材13の
上部前側に沿って良好に上方へ摺動されるようにする。
なお、ショルダーアンカー5は金属材料で形成されてお
り、外面には不織布等を貼着し外観処理が施されてい
る。また、図3の符号17は、バックパッド15及び表
皮材16が外へ突出配置されるショルダーアンカー5
(5A〜5C)に対応して開口されるため、その開口縁
部を縁取る樹脂製の装飾用縁枠である。
【0012】以上のショルダーアンカー5(5A〜5
C)は、側板材13の上部に対し高さ調整手段40を介
して上下位置調整可能に組み付けられている。高さ調整
手段40は、図3に示されている如く、側板材13の背
面上部に設けられた係止孔13aと、前記後面5bに設
けられて上下に並んだ複数の高さ調整孔52と、操作ノ
ブ41とからなる。このうち、操作ノブ41は、ノブ及
び雄ねじ付き軸部41aを有している。係止孔13は、
側板部13の背面内側に溶着されたナット18の存在に
より、操作ノブ41の軸部41aをナット18で螺合し
抜け止めする。高さ調整孔52は、軸部41aを挿通す
る孔径であり、複数個が上下方向に設けられている。個
数は3個であるが、ショルダーアンカー5の高さをより
細かく調整する場合には3個以上で構成されることにな
る。
【0013】従って、以上の構造において、リトラクタ
4から送り出されるシートベルト8はガイド部材19、
ベルト通路部Sを通ってショルダーアンカー5のスリッ
ト51から外へ引き出されると共に、スリット51を支
点として前下方へ折り返される。そして、途中に設けら
れたタング9がショルダーアンカー5と反対側にあるバ
ックル6に対し着脱可能に係合される。このベルト作動
は従来と同じ。この構造では、座者が座高に応じてショ
ルダーアンカー5の高さを適位置に変更できる。この操
作は、操作ノブ41を回動してナット18及び係止孔1
3a、高さ調整孔52から引き抜いた状態で、ショルダ
ーアンカー5を上方へ移動する。次に、操作ノブ41
は、再び対応する高さ調整孔52から係止孔13a及び
ナット18に螺合操作されると、ショルダーアンカー5
が調整後の高さ位置に固定される。なお、ショルダーア
ンカー5が上昇位置に移動される過程では、リトラクタ
4の送り出し作動により前記アンカー上移動量に比例し
てシートベルト8も引き出される。図3との関係では、
ショルダーアンカー5は実線位置から一点鎖線位置まで
上昇されると、スリット51で支持しているシートベル
ト8の対応部もリトラクタ4の送り出し作動を伴って実
線位置から一点鎖線位置まで移動される。これにより、
シートベルト8は、座者の肩に当接するベルト部分がス
リット51を介し高い位置に移動され、該高い位置から
スリット51を迂回してシート前側の下斜めに配置され
ることになる。このような構造では、ショルダーアンカ
ー5が高さ調整手段40により上下位置調整されるた
め、シートベルト8が乗員の肩部へ緩いテンションで接
触し、従来構成に対し違和感や不快感を防止できる。し
かも、この構造では、ショルダーアンカー5がシートバ
ック1上から突出配置されて高さを確保しているため、
図2と図6の比較から分かる如く、シートバック1のシ
ョルダーアンカー5を配置している側を低く抑えること
ができ、従来よりも違和感を解消したり視界低下要因を
改善できる。なお、衝突などの衝撃時には、シートベル
ト8に加わる大きなテンションをショルダーアンカー5
で従来と同じく受けることができる。
【0014】(変形例)図4は上記ショルダーアンカー
5Aの外形状と、操作ノブ41の配置を変更した2例を
示している。即ち、図4(a)のショルダーアンカー5
Bは、ショルダーアンカー5Aに比べて矩形となってい
て、全体が丸味を持っている。図4(b)のショルダー
アンカー5Cは、上記の各形態の操作ノブ41がシート
背面側に配置されていたのに対し、シートバック1の側
部を向くよう配置した例である。それ以外は、上記ショ
ルダーアンカー5Aと同様となっている。このように本
発明は、請求項1から3で特定される技術要素を備えて
おればよく、例えば、ショルダーアンカー5の外観等の
形態としてはシートバック1や側板材13の形状等に応
じて種々変形されるものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の3点ベル
トマウントシートにあっては、ショルダーアンカーが高
さ調整手段により上下位置調整されることから、ベルト
装着感及び拘束性を向上できる。高さ調整手段は、比較
的簡易でかつショルダーアンカーを側板材の上部に対し
着脱するためショルダーアンカーに要求される高強度を
維持し易い。しかも、ショルダーアンカー自体がシート
バック上から突出される構造であるため、従来構造に対
し視界低下要因等も改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明形態の要部全体構成を図5に対応して
示す図である。
【図2】 図1の3点ベルトマウントシートを図6に対
応して示す図である。
【図3】 図1のショルダーアンカー部を断面した要部
縦断面図である。
【図4】 上記ショルダーアンカー部の変形2例を示す
外観図である。
【図5】 3点ベルトマウントシートの従来配置例を示
す模式斜視図である。
【図6】 図5のシート外観を示す模式正面図である。
【符号の説明】
1…シートバック 2…シートクッション 4…リトラクタ 5,5A,5B,5C…ショルダーアンカー 6…バックル 7…ベルトアンカー 8…シートベルト 9…タング 10…バックフレーム 13…側板材 13a…係止孔 20…クッションフレーム 40…高さ調整手段 41…操作ノブ 51…ベルト挿通用スリット 52…高さ調整孔 S…ベルト通路部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックのバックフレームに固定さ
    れてシートベルトを巻取り可能なリトラクタと、バック
    フレームの一側上部に設けられて前記リトラクタから送
    り出されたシートベルトを座者の肩上を通るよう支持す
    るショルダーアンカーと、クッションフレームの一側に
    設けられて前記シートベルトの先端部を係止するベルト
    アンカーと、前記クッションフレームの他側に設けられ
    たバックルと、前記ショルダーアンカーとベルトアンカ
    ーとの間のシートベルトの部分に掛け止めされて前記バ
    ックルと係脱可能なタングとを備え、前記シートベルト
    が座者の股部及び一方肩部から腰部へ斜めに掛け渡され
    る3点ベルトマウントシートにおいて、 前記ショルダーアンカーは、下開口した略縦長箱状をな
    し、かつ前面上側にベルト挿通用スリットを有してお
    り、 前記シートバックの上部から上側を突出配置されると共
    に、前記バックフレームの一側を形成している略柱状側
    板材の上部に対し高さ調整手段を介して上下位置調整可
    能に組み付けられている、ことを特徴とする3点ベルト
    マウントシート。
  2. 【請求項2】 前記高さ調整手段は、前記側板材の上部
    に設けられた係止孔と、前記ショルダーアンカーの縦壁
    に設けられて前記係止孔と連通される上下に並んだ複数
    の高さ調整孔と、前記任意の高さ調整孔から前記係止孔
    に挿通されて係止可能な操作ノブとを少なくとも有し、
    前記ショルダーアンカーが前記側板部の上部に対し上下
    に位置移動された状態で、前記操作ノブを前記任意の高
    さ調整孔及び係止孔に共通に挿通し係止することによ
    り、前記側板材上の所定の突出高さ位置で固定される請
    求項1に記載の3点ベルトマウントシート。
  3. 【請求項3】 前記シートベルトが、前記リトラクタか
    ら送り出されて前記側板材の上部前側に沿って上方へ導
    かれると共に、前記側板材の上部前面と前記ショルダー
    アンカーの対応する前面との間に形成されるベルト通路
    部を通って前記ベルト挿通用スリットから外へ導出され
    る請求項1又は2に記載の3点ベルトマウントシート。
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