JP2007110615A - キャリブレーション回路及びこれを備えた半導体装置 - Google Patents

キャリブレーション回路及びこれを備えた半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来のキャリブレーション回路では、インピーダンス調整用のトランジスタを切り替えるときに、ノイズが発生し、正しく比較判定が行われず、キャリブレーションできないという問題がある。
【解決手段】 インピーダンス調整用トランジスタを切り替える毎に、インピーダンス調整用トランジスタを一旦非活性にする。インピーダンス調整用トランジスタを一旦非活性にすることで初期設定された電位に復帰させた後に、トランジスタの状態をインピーダンス調整用のコードに従って切り換える。トランジスタの切り替え時には初期設定電位からスタートすることで切り替え時のノイズを発生させない。ノイズが発生しないことから、コンパレータが常に安定した比較判定を行い、安定した出力が得られるキャリブレーション回路が得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体装置に関し、特に出力回路のインピーダンスを調整するキャリブレーション回路及びこれを備えた半導体装置に関する。
最近の電子システムは高速化され、システムを構成する半導体装置間のデータ転送速度は非常に高速化されている。これらの超高速データ転送を達成するためにデータ信号を小振幅とし、さらに半導体装置間の伝送路のインピーダンス及び半導体装置の出力回路の出力インピーダンスを整合させている。インピーダンスを整合させることで、小振幅のデータ信号に歪を与えることなく伝送することでデータ転送を高速化している。もし半導体装置間の伝送路と、半導体装置の出力インピーダンスとが整合していないときには、伝送中にデータ波形が鈍り、オーバーシュート又はアンダーシュートを生じることで高速データ転送が出来なくなる。
このように、伝送路のインピーダンスと伝送路を駆動する出力回路の出力インピーダンスとを整合させるため、半導体装置の出力インピーダンスを調整して、伝送路のインピーダンスに整合させる必要がある。半導体装置の出力インピーダンスの調整は、通常キャリブレーション回路と呼ばれる回路を用いて行われる。これらのキャリブレーション回路に関しては先行文献1(特開平07−142985)、先行文献2(特開2005−065249)、先行文献3(特開平11−027132)がある。
先行文献1には、出力回路と同一に電源電圧と接地電圧との間に基準抵抗とトランジスタ群により構成されたキャリブレーション回路を備える。このキャリブレーション回路において、トランジスタの切換時に発生するノイズを少なくする技術が示されている。このキャリブレーション回路は、出力電圧と基準電圧とを比較した比較回路の出力により、トランジスタ群の導通/非導通を制御している。このトランジスタ群を同一の大きなドライブ能力を有する大トランジスタグループと、小さなドライブ能力でそれぞれが異なるドライブ能力を有する小トランジスタグループとで構成する。
小トランジスタグループは2進法に比例するドライブ能力を備え、2進法表記のカウンタ信号によりトランジスタ1つずつの導通/非導通を切り換える。大トランジスタグループは10進法によりトランジスタ1つずつの導通/非導通の切換を抑制することで、トランジスタの切換時に発生するノイズを少なくしている。しかし大きなドライブ能力のトランジスタを切り換えるときのノイズは減少するが依然としてノイズが発生する。また10進法のため個々にドライブしなければならないトランジスタの個数が増加し、ドライバー回路が増加するという新たな問題が発生する。
先行文献2には、基準電圧と比較し、カウンタによりインピーダンス制御コードを発生させトランジスタの導通を制御することでインピーダンスを制御している。先行文献3には、プルアップ/プルダウン用のトランジスタと、比較回路の結果によりカウントするカウンタ回路とを備える。カウンタ回路のカウント結果をトランジスタのゲートに入力し、トランジスタのインピーダンスを制御するインピーダンスマッチング回路が開示されている。しかし、上記した文献においては、依然としてトランジスタの導通/非導通の切り換え時にはノイズが発生するという問題がある。
このトランジスタの導通/非導通の切り換え時に発生するノイズを模式的に図9に示す。例えば、キャリブレーション回路を5個のトランジスタで構成した場合、この5個のトランジスタの電流駆動能力を、16;8:4:2:1も比率になるように構成する。このようにトランジスタの電流駆動能力を2進法に従ったレシオ比とすることで、トランジスタの制御信号の各ビットに対応して制御可能となる。このトランジスタの制御信号が01111(2進法)から10000(2進法)に変化し、最上位ビットの制御信号が早く入力された場合には、キャリブレーション回路の全電流駆動能力は15→31→16(10進法)と変化する(以下信号系は2進法表記し、他は10進法で表記する)。
このように制御信号が切り替わる期間に、大きな電流駆動能力の変化があり、大きな電位変化がノイズとして発生する。また逆に制御信号が10000から01111に変化し、最上位ビットの制御信号が遅く入力された場合には、キャリブレーション回路の全電流駆動能力は16→31→15と変化する。このように制御信号が切り替わる期間に、大きな電流駆動能力の変化があり、大きな電位変化がノイズとして発生する。このように図9に示すように制御信号が切り替わる期間に大きなノイズが発生し、正しくキャリブレーションできないという問題がある。
またノイズの除去という観点においては、先行文献4(特開2000−353941)がある。文献4には第1サンプリング信号と、その後の第2サンプリング信号と、第1サンプリング信号を遅延させた第3サンプリング信号を生成する。レベル変換手段により第3サンプリング信号の後半を第2サンプリング信号レベルに変換させることでノイズの影響を少なくしている。
特開平07−142985号公報 特開2005−065249号公報 特開平11−027132号公報 特開2000−353941号公報
上記したように、キャリブレーション回路は制御信号によりトランジスタを導通/非導通とすることでインピーダンスを整合させている。そのためトランジスタの切り替え時においてノイズが発生し、正しくキャリブレーションできないという問題がある。
本発明の課題は,上記した問題に鑑み、トランジスタの状態が切り替わるときには、全てのトランジスタを一旦非活性に設定し初期設定に復帰させた後に、トランジスタの状態を所望の設定とすることでインピーダンスの調整を行う。この構成とすることで、電位レベルを一定レベル(初期設定レベル)から遷移させるためトランジスタ切換時のノイズを受けることなく、コンパレータが常に安定した比較判定を行い、安定した出力が得られるキャリブレーション回路及びこれらのキャリブレーション回路を備えた半導体装置を提供することにある。
本発明は上記した課題を解決するため、基本的に下記に記載される技術を採用するものである。またその技術趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できる応用技術も、本願に含まれることは言うまでもない。
本発明のキャリブレーション回路は、キャリブレーション用端子に接続されたレプリカ回路と、前記キャリブレーション端子の電位と基準電位を比較するコンパレータと、前記コンパレータの出力によりカウント動作するカウンタと、前記カウンタからのカウント出力とマスク信号により前記レプリカ回路のインピーダンスを制御するインピーダンス制御信号を出力する制御回路とを備え、前記カウント出力が変化するときには、前記マスク信号により前記インピーダンス制御信号を初期状態に設定することを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路において、前記レプリカ回路は、並列接続された複数のトランジスタから構成され、前記複数のトランジスタはそれぞれのゲートに前記インピーダンス制御信号を入力されることで導通または非導通とされ、前記レプリカ回路のインピーダンスを制御することを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路において、前記レプリカ回路は、出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記キャリブレーション用端子と電源電位間に挿入されることを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路において、前記レプリカ回路は、出力回路最終段のドライバー側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記キャリブレーション用端子と接地電位間に挿入されることを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路は、電源電位とキャリブレーション端子間に接続されたプルアップ回路と、前記キャリブレーション端子の電位と基準電位を比較するコンパレータと、前記コンパレータの出力によりカウント動作するカウンタと、前記カウンタからのカウント出力とマスク信号により前記プルアップ回路のインピーダンスを制御するインピーダンス制御信号を出力する制御回路とを備え、前記カウント出力が変化するときには、前記マスク信号により前記インピーダンス制御信号を初期状態に設定することを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路において、第2のプルアップ回路と、プルダウン回路と、前記第2のプルアップ回路と前記プルダウン回路との接点の電位と基準電位を比較する第2のコンパレータと、前記第2のコンパレータの出力によりカウント動作する第2のカウンタと、前記第2のカウンタからの第2のカウント出力と第2のマスク信号により前記プルダウン回路のインピーダンスを制御する第2のインピーダンス制御信号を出力する第2の制御回路とをさらに備え、前記第2のカウント出力が変化するときには、前記第2のマスク信号により前記第2のインピーダンス制御信号を初期状態に設定することを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路において、前記プルアップ回路は、出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記キャリブレーション用端子と電源電位間に挿入されことを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路において、前記第2のプルアップ回路は、出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記プルダウン回路の一端と電源電位間に挿入されことを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路において、前記プルダウン回路は、出力回路最終段のドライバー側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記第2のプルアップ回路の一端と接地電位間に挿入されことを特徴とする。
本発明の半導体装置は、上記したいずれか1つに記載のキャリブレーション回路を備えることを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路の制御方法は、第1の回路とレプリカ回路との接点の電位と基準電位との電位差を判定し、カウント動作を指示するカウント指示信号を発生するステップと、前記カウント指示信号によりカウントし、カウント数を出力するステップと、前記カウント数に従って前記レプリカ回路のインピーダンスを調整するステップとを備え、前記カウント数を出力するステップにおいて、前記カウント数が変化する期間には前記カウント数を初期設定値として出力することを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路の制御方法において、前記第1の回路は抵抗であり、前記レプリカ回路は出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とされることで、前記出力回路最終段の負荷側のインピーダンスを前記抵抗の有するインピーダンスと等しくすることを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路の制御方法において、さらに、第2のレプリカ回路に前記カウント数を入力し、インピーダンスを固定するステップと、前記第2のレプリカ回路と第3のレプリカ回路との接点の電位と基準電位との電位差を判定し、カウント動作を指示する第2のカウント指示信号を発生するステップと、前記第2のカウント指示信号によりカウントし、第2のカウント数を出力するステップと、前記第2のカウント数に従って前記第3のレプリカ回路のインピーダンスを調整するステップとを備え、前記第2のカウント数を出力するステップにおいて、前記第2のカウント数が変化する期間には前記第2のカウント数を初期設定値として出力することを特徴とする。
本発明のキャリブレーション回路の制御方法において、前記第2のレプリカ回路は出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とし、前記第3のレプリカ回路は出力回路最終段のインバータの構成と実質的に同じ構成とすることで、前記第2のレプリカ回路のインピーダンスと前記第3のレプリカ回路のインピーダンスを前記抵抗の有するインピーダンスと等しくすることを特徴とする。
本発明のキャリブレーション動作は、レプリカバッファのトランジスタを一旦非活性にしてから、インピーダンスを調整する。キャリブレーション用ピンZQのレベル、及びレプリカ接点Aのレベルは一定レベルであるグラウンドレベル、もしくは、VDDレベルに復帰した後、所望の電位(VDD/2)になるように設定することで、インピーダンス調整が実現できる。従って、レプリカバッファのトランジスタ切り替えノイズを受けること無く、キャリブレーション用ピンZQのレベル、及び接点Aのレベルは安定したレベルを出力することが可能になり、コンパレータは常に安定した比較判定が可能となる効果が得られる。
本発明の最良の形態について、図面1〜8を参照して詳細に説明する。図1には本発明によるキャリブレーション動作におけるキャリブレーション電位変化を示す。本発明のキャリブレーション動作は、電位を一旦初期設定電位に復帰させた後に、所望の設定電位とすることが特徴である。本発明によるキャリブレーション動作におけるキャリブレーション用接点の電位の変化を示す図である。図2にキャリブレーション回路図、図3にプルアップ回路図、図4にプルダウン回路図、図5にプルアップ用の制御回路図、図6にはプルダウン用の制御回路図をそれぞれ示す。図7には、プルアップ回路側におけるキャリブレーション動作のタイミングチャート図、図8には、プルダウン回路側におけるキャリブレーション動作のタイミングチャート図を示す。
図2に示すキャリブレーション回路は半導体装置に内蔵され、プルアップ回路301、302、プルダウン回路303、カウンタ304、305、コンパレータ306、307、抵抗308、309、制御回路310、311で構成される。このキャリブレーション回路からのインピーダンス制御信号DRZQ(DRZQP1〜DRZQP5、及びDRZQN1〜DRZQN5)は出力回路にも供給される。インピーダンス制御信号DRZQP(DRZQP1〜DRZQP5)は、出力回路の最終段負荷側を構成するトランジスタのゲート信号として使用される。インピーダンス制御信号DRZQN(DRZQN1〜DRZQN5)は、出力回路の最終段ドライバー側を構成するトランジスタのゲート信号として使用される。それぞれ出力回路の負荷側、ドライバー側のインピーダンスを最適な値に設定するものである。
半導体装置のキャリブレーション用ピンZQは外部抵抗Rにより接地電位GNDと接続される。キャリブレーション用ピンZQと電源電位VDDの間にプルアップ回路301が設けられる。従ってキャリブレーション用ピンZQはプルアップ回路301により電源電位VDDに、外部抵抗Rにより接地電位GNDに接続される。このキャリブレーション用ピンZQの電位を電源電位の半分VDD/2になるように調整することで、プルアップ回路のインピーダンスを外部抵抗Rと等しくする。抵抗308と抵抗309は電源電位VDDと接地電位GND間に直列接続され、2つの抵抗の接続点から基準電位Vrefを出力する基準電位発生回路である。ここでは例えば基準電位VrefはVDD/2を発生する。
コンパレータ306は、入力されたキャリブレーション用ピンZQの電位と基準電位Vrefとを比較判定し、出力COMP1を出力する。コンパレータ306の出力COMP1とアクト信号ACT1によりカウンタ304はカウント動作を開始する。ここでは例えば、カウンタ304はオールハイレベル(11111)に初期設定され、出力COMP1のローレベルでカウントダウン動作、出力COMP1のハイレベルでカウントアップ動作をするものとする。カウンタ304からは最下位ビット信号DRZQIP1〜最上位ビット信号DRZQIP5が出力される。さらにカウンタ信号が切り替わるタイミングをマスクするための反転マスク信号DRZQPIBを出力する。
制御回路310は、最下位ビット信号DRZQIP1〜最上位ビット信号DRZQIP5と、反転マスク信号DRZQPIBとを入力され、インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5を出力する。プルアップ回路301,302は、それぞれインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5を入力され、各ビットに対応するトランジスタを導通/非導通とすることでインピーダンス調整する。
さらにプルアップ回路302を電源電位VDDと接点Aの間に、プルダウン回路303を接点Aと接地電位GNDとの間に設け、レプリカバッファを構成する。接点Aの電位と基準電位Vrefとをコンパレータ307に入力し、比較判定する。コンパレータ307の出力COMP2とアクト信号ACT2によりカウンタ305はカウント動作を開始する。ここでは例えば、カウンタ305はオールローレベル(00000)に初期設定され、出力COMP2のローレベルでカウントダウン動作、出力COMP2のハイレベルでカウントアップ動作をするものとする。カウンタ305からは最下位ビット信号DRZQIN1〜最上位ビット信号DRZQIN5が出力される。さらにカウンタ信号が切り換わるタイミングをマスクするためのマスク信号DRZQNITを出力する。
制御回路311は、最下位ビット信号DRZQIN1〜最上位ビット信号DRZQIN5と、マスク信号DRZQNITとを入力され、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5を出力する。プルダウン回路303は、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5を入力され、各ビットに対応するトランジスタを導通/非導通とすることでインピーダンス調整する。
図3を用いてプルアップ回路301、302の詳細を説明する。プルアップ回路301、302は同じ構成であり、プルアップ回路301として説明する。複数(図3では5個)のPチャネルトランジスタ401〜405と、抵抗Rpで構成される。各Pチャネルトランジスタ401〜405のソースは電源電位VDDに、ドレインは抵抗Rpの一端に共通接続される。さらに抵抗Rpの他端はキャリブレーション用ピンZQに接続される。Pチャネルトランジスタ401〜405のゲートにはそれぞれ該当するインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5が入力される。インピーダンス制御信号DRZQPは2進法のビット構成であることから、対応するトランジスタのサイズ2進法に相当するサイズとする。
例えばトランジスタ401のサイズをW/Lとすれば、トランジスタ402のサイズは2W/L、トランジスタ403のサイズは4W/L、トランジスタ404のサイズは8W/L、トランジスタ405のサイズは16W/Lと、2の(nー1)乗のサイズとする。それぞれのトランジスタのインピーダンス比を2の(nー1)乗になるように設定する。抵抗Rpの他端はキャリブレーション用ピンZQに接続され、プルアップ回路301はキャリブレーション用ピンZQの電位を電源電位方向に引き上げる(プルアップ)働きをする。
これらのプルアップ回路301,302は出力回路最終段の負荷側の構成と同じ構成であり、出力回路最終段の負荷側のレプリカ回路である。また後述するプルダウン回路303は、出力回路最終段のドライバー側の構成と同じ構成であり、出力回路最終段のドライバー側のレプリカ回路である。従って、プルアップ回路301、302とプルダウン回路303のそれぞれを単にレブリカ回路と呼ぶ。また、プルアップ回路302とプルダウン回路303で構成されるバッファは出力回路のレプリカバッファと呼称する。ここでプルアップ回路301、302とプルダウン回路303のそれぞれは出力回路のレプリカ回路であり、出力回路と同一構成が好ましいが、まったくの同一である必要はなく、実質的に同一であればよい。実質的に同一であるとは、そのサイズがシュリンクされていてもよく、電圧電流特性が同等であることである。
図4を用いてプルダウン回路303の詳細を説明する。複数(図4では5個)のNチャネルトランジスタ501〜505と、抵抗Rnで構成される。各Nチャネルトランジスタ501〜505のソースは接地電位GNDに、ドレインは抵抗Rnの一端に共通接続される。さらに抵抗Rnの他端は接点Aに接続される。Nチャネルトランジスタ501〜505のゲートにはそれぞれ該当するインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5が入力される。インピーダンス制御信号DRZQNは2進法のビット構成であることから、対応するトランジスタのサイズも2進法に相当するサイズである。
例えばトランジスタ501のサイズがW/Lとすれば、トランジスタ502のサイズは2W/L、トランジスタ503のサイズは4W/L 、トランジスタ504のサイズは8W/L、トランジスタ505のサイズは16W/Lと、2の(nー1)乗のサイズとする。それぞれのトランジスタのインピーダンス比を2の(nー1)乗になるように設定する。抵抗Rnの他端はキャリブレーション用ピンZQに接続され、プルダウン回路303はキャリブレーション用ピンZQの電位を接地電位方向に引き下げる(プルダウン)働きをする。
図5を用いて制御回路310の詳細を説明する。制御回路310は5つのOR回路601〜605によって構成されている。カウンタ304から反転マスク信号DRZQPIBが共通に供給されているとともに、カウンタ304からビット信号DRZQIP1〜DRZQIP5がそれぞれのOR回路に入力されている。OR回路601〜605からはインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5が出力される。図2に示すようにプルアップ回路301とプルダウン回路303に供給されたインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5は、それぞれのビットに対応するPチャネルトランジスタ401〜405を制御する。
反転マスク信号DRZQPIBがハイレベルの場合には、インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5は全てハイレベルとなる。そのために、トランジスタ401〜405はすべてオフ状態となる。すなわち初期設定条件と同じになる。反転マスク信号DRZQPIBがローレベルの場合には、インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5は対応するビット信号DRZQIP1〜DRZQIP5となる。トランジスタ401〜405は、それぞれのゲートに入力されたインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5に従ってオン又はオフ状態となる。
図6を用いて制御回路311の詳細を説明する。制御回路311は5つのAND回路701〜705によって構成されている。カウンタ305からマスク信号DRZQNITが共通に供給されているとともに、カウンタ305からビット信号DRZQIN1〜DRZQIN5がそれぞれ供給されている。AND回路701〜705からはインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5が出力される。図3に示すようにプルダウン回路303に供給されたインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5は、それぞれのビットに対応するNチャネルトランジスタ501〜505を制御する。
マスク信号DRZQNITがローレベルの場合には、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5は全てローレベルとなる。そのために、トランジスタ501〜505はすべてオフ状態となる。すなわち初期設定条件と同じになる。マスク信号DRZQNITがハイレベルの場合には、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5は対応するビット信号DRZQIN1〜DRZQIN5となる。トランジスタ501〜505は、それぞれのゲートに入力されたインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5に従ってオン又はオフ状態となる。
次に図7、図8のタイミングチャートを用いて、本発明のキャリブレーション動作について説明する。図7はアクト信号ACT1が活性化され、キャリブレーション用ピンZQに接続されているプルアップ側のインピーダンス調整動作時のタイミングチャートを示す。カウンタ304からのビット信号DRZQIP1〜DRZQIP5、反転マスク信号DRZQPIB、インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5及びキャリブレーション用ピンZQの電位を示している。図8はアクト信号ACT2が活性化され、プルダウン側のインピーダンス調整動作時のタイミングチャートを示す。カウンタ305からのビット信号DRZQIN1〜DRZQIN5、マスク信号DRZQNIT、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5及び接点Aの電位を示している。
キャリブレーション動作とは、出力回路のレプリカ回路を設け、レプリカ回路のインピーダンスを最適化する制御信号を生成する。そしてこの最適な制御信号により出力回路のインピーダンスを最適に調整する。従って電源投入時やリセット時などの設定時に行われる。また、より高精度に設定するためには、実動作中においても定期的に行うことが好ましい。キャリブレーション動作は、図2に示すようにキャリブレーション用ピンZQに外部抵抗Rを外付けした状態で実施される。この外部抵抗Rとして、出力回路の所望とする抵抗値を用いる必要がある。このようにして得られたインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5及びインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5を出力回路の各トランジスタのゲート制御信号とすることで出力回路のインピーダンスを最適値に調整する。
キャリブレーション動作は、外部コマンドによりキャリブレーション動作が指示されることで開始される。次に、アクト信号ACT1が活性化され、カウンタ304のカウント動作が開始される。このときアクト信号ACT2は不活性状態である。図7に示すように、カウンタ304の初期として、ビット信号DRZQIP1〜DRZQIP5としてオールハイレベル(11111)、反転マスク信号DRZQPIBはハイレベルでプルアップ回路301のトランジスタがすべてオフ状態に設定されているとする。キャリブレーション用ピンZQの電位は接地電位GNDで基準電圧Vrefよりも低いため、コンパレータ306の出力COMP1はローレベルとなり、カウンタ304はカウントダウンし、(11110)を出力する。
カウンタ304からのビット信号DRZQIP(11110)、反転マスク信号DRZQPIBが、制御回路310に入力される。ビット信号DRZQIPが(11110)に切り替わる期間には、反転マスク信号DRZQPIBはハイレベルとされる。このハイレベルの期間はプルアップ回路301のトランジスタがすべてオフ状態であり、キャリブレーション用ピンZQの電位は初期状態と同じく接地電位GNDとなる。信号が切り替わった後、反転マスク信号DRZQPIBがローレベルとされることで、ビット信号DRZQIP(11110)は制御回路310からインピーダンス制御信号DRZQP(11110)として出力される。インピーダンス制御信号DRZQP(11110)によりプルアップ回路301のトランジスタがオン/オフすることで、キャリブレーション用ピンZQの電位が決まる。
インピーダンス制御信号DRZQP(11110)により、プルアップ回路301、302のトランジスタ401はオン状態、トランジスタ402,403,404、405はオフ状態となる。トランジスタ401のサイズは最小単位のW/Lであり、ドライブ能力が小さく、キャリブレーション用ピンZQの電位は接地電位GNDよりわずかに高い電位となる。しかし依然として基準電圧Vrefより低いためコンパレータ306の出力COMP1はローレベルのままであり、カウンタ304はさらにカウントダウンし、(11101)を出力する。
カウンタ304からのビット信号DRZQIP(11101)と反転マスク信号DRZQPIBが、制御回路310に入力される。ビット信号DRZQIPが(11110)から(11101)に変化する期間には、反転マスク信号DRZQPIBはハイレベルとされる。このハイレベルの期間はプルアップ回路301のトランジスタがすべてオフ状態であり、キャリブレーション用ピンZQの電位は一旦接地電位GNDに戻る(初期設定に復帰する)。反転マスク信号DRZQPIBがローレベルとされることで、ビット信号DRZQIP(11101)は制御回路310からインピーダンス制御信号DRZQP(11101)として出力される。
この反転マスク信号DRZQPIBがハイレベルになる時間は任意で決めることができ、ビット信号DRZQIP1〜DRZQIP5が切り替わることにより発生するノイズを打ち消すのに必要な時間となる。反転マスク信号DRZQPIBのサイクルは、ビット信号DRZQIP1〜DRZQIP5が切り替わるサイクルと同じである。つまり、カウントアップ動作もしくは、カウントダウン動作であるカウント動作のサイクルに同期される。
インピーダンス制御信号DRZQP(11101)が入力されたプルアップ回路301、302のトランジスタ402はオン状態、トランジスタ401,403,404、405はオフ状態となる。トランジスタ402のサイズは2W/Lであり、キャリブレーション用ピンZQの電位はビット信号DRZQIP(11110)の状態より高い電位となるが基準電位Vrefよりも低い電位となる。そのためコンパレータ306の出力COMP1はローレベルのままであり、カウンタ304はさらにカウントダウンし、ビット信号DRZQIP(11100)を出力する。
これらの動作を順次繰り返すことでカウンタ304はカウントダウンされ、カウント数に従ってプルアップ回路301のトランジスタの全駆動能力が大きくなるように順次オン状態となる。図7のように、カウント動作が進むに連れて、プルアップ回路301のインピーダンスが徐々に低下し、キャリブレーション用ピンZQの電位はカウント動作毎に一旦グランドレベルになりながら徐々に上昇する。
このように本発明においては、カウンタから出力されるカウント数が変化する期間には、反転マスク信号により初期設定とされる。例えば、カウント数のビット信号が(10000)から(01111)に変化する場合には、トランジスタの全電流駆動能力は16から、一旦すべてのトランジスタはオフ状態となり、その後設定値となる。つまりトランジスタの全電流駆動能力は16→0→15と変化する。従来例においては、ビット信号のタイミングにより、そのトランジスタの全電流駆動能力は16→0→15から16→31→15まで広範囲に変化する。したがって切り替え時に発生するノイズも、16→0→15から16→31→15まで広範囲に変化する。
本発明における切り替え時に発生するノイズは、常に切り替え後の電流駆動能力をNとすれば0→Nとなる。その結果として、(1)トランジスタが一旦オフすることで、初期設定電位ら常に立ち上がる方向の一方方向に変化する。さらに(2)設定されたトランジスタのインピーダンスは、外部抵抗よりに大きいかあるいはほぼ等しい値となる。従って、この外部抵抗のインピーダンスに打ち勝って、オーバーシュートを発生させることはできない。後述するプルダウン回路においても、同様の理由により逆にアンダーシュートを発生させることはない。従ってコンパレータは正しい比較結果を出力することが可能になる。
さらにカウントダウンを繰り返すことでトランジスタの電流駆動能力が大きくなり、キャリブレーション用ピンZQの電位が基準電位Vrefより大きくなると、コンパレータ306の出力がハイレベルとなり、カウンタ304は逆にカウントアップする。このようにキャリブレーション用ピンZQの電位と基準電位Vrefとの大小により、コンパレータ306の出力がローレベル/ハイレベルとなりカウンタ304はカウントダウン/アップする。その結果キャリブレーション用ピンZQの電位が基準電位Vref(=VDD/2)近傍で安定することになる。
キャリブレーション用ピンZQの電位が基準電位Vref(=VDD/2)近傍で安定すると、アクト信号ACT1が非活性化される。アクト信号ACT1の非活性化によりカウンタ304は、カウント動作を停止し、そのカウント値は固定される。さらにインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5のレベルが確定することで、プルアップ回路のインピーダンス調整は完了し、固定される。このときのプルアップ回路301,302のインピーダンスは外部抵抗Rと等しい値になるように固定される。プルアップ回路が固定された状態で、アクト信号ACT2が活性化されて、次にプルダウン回路のインピーダンス調整が行われる。
図8は、アクト信号ACT1が非活性化され、アクト信号ACT2が活性化されて状態における、接点Aに接続されているプルダウン側のインピーダンス調整動作を示している。図には、カウンタ305からのビット信号DRZQIN1〜DRZQIN5、マスク信号DRZQNIT、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5及び接点Aの電位を示している。このときプルアップ回路302は前記したように最適なインピーダンスに固定されている。
プルアップ回路301のキャリブレーション動作が終了すると、制御信号ACT2が活性化し、カウンタ305のカウント動作が開始される。図8に示すように初期設定として、カウンタ305を、オールローレベル(00000)、マスク信号 DRZQNITはローレベルでプルダウン回路303のトランジスタが全てオフ状態に設定されているとする。そのため、接点Aの電位は電源電位VDD、コンパレータ307の出力COMP2はハイレベルとなり、カウンタ305はカウントアップし、ビット信号DRZQIN(00001)を出力する。
カウンタ305からのビット信号DRZQIN(00001)、マスク信号DRZQNITが、制御回路311に入力される。ビット信号DRZQINが(00001)に切り替わる期間には、マスク信号DRZQNITはローレベルとされ、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5はローレベルが出力される。従って、このローレベルの期間はプルダウン回路303のトランジスタがすべてオフ状態であり、接点Aの電位は初期設定と同じ電源電位VDDとなる。マスク信号DRZQNITがハイレベルとされることで、ビット信号DRZQIN(00001)は制御回路311からインピーダンス制御信号DRZQN(00001)として出力される。インピーダンス制御信号DRZQN(00001)によりプルダウン回路303のトランジスタがオン/オフすることで、接点Aの電位が決まる。
インピーダンス制御信号DRZQN(00001)により、プルダウン回路303のトランジスタ401はオン状態、トランジスタ402,403,404、405はオフ状態となる。トランジスタ401のサイズは最小単位のW/Lであり、ドライブ能力が小さく、接点Aの電位は電源電位VDDよりわずかに低い電位となる。接点Aの電位は基準電位Vrefよりも高いためコンパレータ307の出力COMP2はハイレベルのままであり、カウンタ305はさらにカウントアップし、ビット信号DRZQIN(00010)を出力する。
カウンタ305からのビット信号DRZQIN(00010)、マスク信号DRZQNITが、制御回路311に入力される。ビット信号DRZQINが(00001)から(00010)に変化する期間には、マスク信号DRZQNITはローレベルとされ、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5はローレベルが出力される。このローレベルの期間はプルダウン回路303のトランジスタがすべてオフ状態であり、再度接点Aの電位は一旦電源電位VDDに戻る。マスク信号DRZQNITがハイレベルとされることで、ビット信号DRZQIN(00010)は制御回路311からインピーダンス制御信号DRZQN(00010)として出力される。
このマスク信号DRZQNITがローレベルになる時間は任意で決めることができ、ビット信号DRZQIN1〜DRZQIN5が切り替わることにより発生するノイズを打ち消すのに必要な時間となる。マスク信号DRZQNITのサイクルは、ビット信号DRZQIN1〜DRZQIN5が切り替わるサイクルと同じである。つまり、カウントアップ動作もしくは、カウントダウン動作であるカウント動作のサイクルに同期される。
インピーダンス制御信号DRZQN(00010)が入力されたプルダウン回路303のトランジスタ502はオン状態、トランジスタ501,503,504、505はオフ状態となる。トランジスタ502のサイズは2W/Lであり、接点Aの電位はビット信号DRZQIN(00001)の状態より低い電位となるが基準電位Vrefよりも高い電位となる。そのためコンパレータ307の出力COMP2はハイレベルのままであり、カウンタ305はさらにカウントアップし、(00011)を出力する。
これらの動作を順次繰り返すことでカウンタ305はカウントアップされ、カウント数に従ってプルダウン回路303のトランジスタの全駆動能力が大きくなるように順次オン状態となる。図8のように、カウント動作が進むに連れて、プルダウン回路303のインピーダンスが徐々に低下し、接点Aの電位はカウント動作毎に一旦電源電位レベルになりながら徐々に低下する。
さらにカウントアップを繰り返すことでトランジスタの電流駆動能力が大きくなり、接点Aの電位が基準電位Vrefより小さくなると、コンパレータ307の出力がローレベルとなり、カウンタ305は逆にカウントダウンする。このように接点Aの電位と基準電位Vrefとの大小により、コンパレータ307の出力がハイレベル/ローレベルとなりカウンタ305はカウントアップ/ダウンする。その結果接点Aの電位が基準電位Vref(=VDD/2)近傍で安定することになる。
接点Aの電位が基準電位Vref(=VDD/2)近傍で安定すると、アクト信号ACT2が非活性化される。アクト信号ACT2の非活性化によりカウンタ305は、カウント動作を停止し、そのカウント値は固定される。さらにインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5のレベルが確定することで、プルダウン回路のインピーダンス調整は完了する。アクト信号ACT2は非活性化され、すべてが固定される。
アクト信号ACT1が活性化されたときに、プルアップ回路301,302のインピーダンスは外部抵抗Rと等しい値になるようにキャリブレーションされ、固定される。さらに、アクト信号ACT2が活性化されたときに、プルダウン回路303もプルアップ回路302のインピーダンスに固定される。その結果、プルアップ回路301,302、プルダウン回路303ともそのインピーダンスは外部抵抗Rと等しく設定される。このインピーダンス制御信号DRZQP、DRZQNをそれぞれの出力回路の制御信号とすることで、出力回路のインピーダンスが調整される。インピーダンスマッチングされた出力回路を備え、高速データ転送可能な半導体装置が得られる。
本発明のキャリブレーション回路は、インピーダンス調整用トランジスタを備え、インピーダンス調整用のコードを切り替える毎に、インピーダンス調整用トランジスタを一旦非活性にする。インピーダンス調整用トランジスタを一旦非活性にすることで初期設定された電位に復帰させる後に、トランジスタの状態をインピーダンス調整用のコードに従って切り換える。
その結果として、(1)トランジスタが一旦オフすることで、キャリブレーション用ピンZQ及び接点Aの電位は常に一方方向に変化する。さらに(2)設定されたインピーダンスは、プルアップ回路(または、プルダウン回路)では外部抵抗よりも大きいかあるいはほぼ等しい値までとなる。従って、この外部抵抗のインピーダンスに打ち勝って、オーバーシュート、アンダーシュートを発生させることはない。このように、ノイズを発生させないことから、コンパレータは常に安定した比較判定を行い、安定した出力が得られるキャリブレーション回路が得られる。これらのキャリブレーション回路を備え、高速データ転送可能な半導体装置が得られる。
以上、本発明の好ましい実施形態につき詳述したが、本願は上記実施形態例に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々変更して実施することが可能であり、これらも本発明に含まれることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においてはプルアップ回路301,302とプルダウン回路303を備えている。しかし、プルアップ回路301のみとし出力回路最終段の負荷側のみのインピーダンスをキャリブレーションすることも可能である。また逆に外部抵抗Rを電源電位に接続し、プルアップ回路301の代りにプルダウン回路とし出力回路最終段のドライバー側のみのインピーダンスをキャリブレーションすることも可能である。
本発明によるキャリブレーション動作におけるキャリブレーション用接点の電位の変化を示す図である。 キャリブレーション回路図である。 プルアップ回路図である。 プルダウン回路図である。 プルアップ用の制御回路図である。 プルダウン用の制御回路図である。 プルアップ回路側におけるキャリブレーション動作のタイミングチャート図である。 プルダウン回路側におけるキャリブレーション動作のタイミングチャート図である。 従来例におけるトランジスタの導通/非導通の切り換え時に発生するノイズの模式図である。
符号の説明
301、302 プルアップ回路
303 プルダウン回路
304,305 カウンタ
306,307 コンパレータ
308、309 抵抗
310,311 制御回路
401,402,403,404,405 トランジスタ
501,502,503,504,505 トランジスタ
601,602,603,604,605 OR回路
701,702,703,704,705 AND回路
ZQ キャリブレーション用ピン
DRZQIP,DRZQIN ビット信号
DRZQP,DRZQN インピーダンス制御信号
DRZQPIB 反転マスク信号
DRZQNIT マスク信号

Claims (14)

  1. キャリブレーション回路において、キャリブレーション用端子に接続されたレプリカ回路と、前記キャリブレーション端子の電位と基準電位を比較するコンパレータと、前記コンパレータの出力によりカウント動作するカウンタと、前記カウンタからのカウント出力とマスク信号により前記レプリカ回路のインピーダンスを制御するインピーダンス制御信号を出力する制御回路とを備え、
    前記カウント出力が変化するときには、前記マスク信号により前記インピーダンス制御信号を初期状態に設定することを特徴とするキャリブレーション回路。
  2. 前記レプリカ回路は、並列接続された複数のトランジスタから構成され、前記複数のトランジスタはそれぞれのゲートに前記インピーダンス制御信号を入力されることで導通または非導通とされ、前記レプリカ回路のインピーダンスを制御することを特徴とする請求項1に記載のキャリブレーション回路。
  3. 前記レプリカ回路は、出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記キャリブレーション用端子と電源電位間に挿入されることを特徴とする請求項2に記載のキャリブレーション回路。
  4. 前記レプリカ回路は、出力回路最終段のドライバー側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記キャリブレーション用端子と接地電位間に挿入されることを特徴とする請求項2に記載のキャリブレーション回路。
  5. キャリブレーション回路において、電源電位とキャリブレーション端子間に接続されたプルアップ回路と、前記キャリブレーション端子の電位と基準電位を比較するコンパレータと、前記コンパレータの出力によりカウント動作するカウンタと、前記カウンタからのカウント出力とマスク信号により前記プルアップ回路のインピーダンスを制御するインピーダンス制御信号を出力する制御回路とを備え、
    前記カウント出力が変化するときには、前記マスク信号により前記インピーダンス制御信号を初期状態に設定することを特徴とするキャリブレーション回路。
  6. 第2のプルアップ回路と、プルダウン回路と、前記第2のプルアップ回路と前記プルダウン回路との接点の電位と基準電位を比較する第2のコンパレータと、前記第2のコンパレータの出力によりカウント動作する第2のカウンタと、前記第2のカウンタからの第2のカウント出力と第2のマスク信号により前記プルダウン回路のインピーダンスを制御する第2のインピーダンス制御信号を出力する第2の制御回路とをさらに備え、
    前記第2のカウント出力が変化するときには、前記第2のマスク信号により前記第2のインピーダンス制御信号を初期状態に設定することを特徴とする請求項5に記載のキャリブレーション回路。
  7. 前記プルアップ回路は、出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記キャリブレーション用端子と電源電位間に挿入されことを特徴とする請求項6に記載のキャリブレーション回路。
  8. 前記第2のプルアップ回路は、出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記プルダウン回路の一端と電源電位間に挿入されことを特徴とする請求項6に記載のキャリブレーション回路。
  9. 前記プルダウン回路は、出力回路最終段のドライバー側の構成と実質的に同じ構成とされ、前記第2のプルアップ回路の一端と接地電位間に挿入されことを特徴とする請求項6に記載のキャリブレーション回路。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のキャリブレーション回路を備えることを特徴とする半導体装置。
  11. キャリブレーション回路の制御方法において、第1の回路とレプリカ回路との接点の電位と基準電位との電位差を判定し、カウント動作を指示するカウント指示信号を発生するステップと、前記カウント指示信号によりカウントし、カウント数を出力するステップと、前記カウント数に従って前記レプリカ回路のインピーダンスを調整するステップとを備え、前記カウント数を出力するステップにおいて、前記カウント数が変化する期間には前記カウント数を初期設定値として出力することを特徴とするキャリブレーション回路の制御方法。
  12. 前記第1の回路は抵抗であり、前記レプリカ回路は出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とされることで、前記出力回路最終段の負荷側のインピーダンスを前記抵抗の有するインピーダンスと等しくすることを特徴とする請求項11に記載のキャリブレーション回路の制御方法。
  13. さらに、第2のレプリカ回路に前記カウント数を入力し、インピーダンスを固定するステップと、前記第2のレプリカ回路と第3のレプリカ回路との接点の電位と基準電位との電位差を判定し、カウント動作を指示する第2のカウント指示信号を発生するステップと、前記第2のカウント指示信号によりカウントし、第2のカウント数を出力するステップと、前記第2のカウント数に従って前記第3のレプリカ回路のインピーダンスを調整するステップとを備え、前記第2のカウント数を出力するステップにおいて、前記第2のカウント数が変化する期間には前記第2のカウント数を初期設定値として出力することを特徴とする請求項12に記載のキャリブレーション回路の制御方法。
  14. 前記第2のレプリカ回路は出力回路最終段の負荷側の構成と実質的に同じ構成とし、前記第3のレプリカ回路は出力回路最終段のインバータの構成と実質的に同じ構成とすることで、前記第2のレプリカ回路のインピーダンスと前記第3のレプリカ回路のインピーダンスを前記抵抗の有するインピーダンスと等しくすることを特徴とする請求項13に記載のキャリブレーション回路の制御方法。
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