JPH07142985A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH07142985A
JPH07142985A JP5286883A JP28688393A JPH07142985A JP H07142985 A JPH07142985 A JP H07142985A JP 5286883 A JP5286883 A JP 5286883A JP 28688393 A JP28688393 A JP 28688393A JP H07142985 A JPH07142985 A JP H07142985A
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JP
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transistors
transistor group
output
transistor
gate width
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Application number
JP5286883A
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English (en)
Inventor
Jun Takahashi
潤 高橋
Tomohisa Wada
知久 和田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体集積回路で構成した出力回路におい
て、断続される電流を小とし、発生するノイズを少なく
する。 【構成】 電源電圧VCCと接地電位GND との間に基準抵
抗3及びトランジスタ群9を介装する。電圧VB と基準
電圧VREF とを比較回路5で比較し、その結果に応じて
UP/DOWNカウンタ6がカウントする。3個のトランジス
タ91,92,93のゲート幅はWu ,2Wu ,4Wu であり、
4個のトランジスタ94,95,96,97 のゲート幅はいずれも
8Wu である。UP/DOWNカウンタ6の下位ビットQ1
2 ,Q3 はバッファ91a,92a,93a を介して3個のトラ
ンジスタ91,92,93を駆動する。そして上位ビットQ4
5 ,Q6 は、その値に応じて下位ビットから1を出力
するデコーダ8及びバッファ94a,95a,96a,97a を介して
4個のトランジスタ94,95,96,97 を駆動するよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば同軸線路又はマ
イクロストリップライン等の伝送線路を駆動するため、
半導体集積回路で構成した出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の動作速度が高速化したことに
より、同軸線路又は集積回路を実装した基板上のマイク
ロストリップラインを駆動する場合、その伝送線路を分
布定数回路とみなし、その特性インピーダンスを考慮す
ることが重要となっている。基板上の出力回路がこのよ
うな伝送線路を駆動する場合において、出力回路の出力
インピーダンスと駆動される伝送線路の特性インピーダ
ンスとが整合していないとき、伝送波形は鈍り、オーバ
ーシュート又はアンダーシュートを生ずる。その結果、
基板上に実装された回路は誤動作を生ずることになる。
【0003】このため、伝送線路を駆動する出力回路の
出力インピーダンスを、駆動される伝送線路の特性イン
ピーダンスの規格値に整合させる出力回路が、T.J. Gab
araet al “Digitally Adjustable Resistors in CMOS
for High-Performance Applications”IEEE Journal of
Solid-State Circuits. Vol.27 no.8 August 1992にお
いて提案されている。図10は、この提案された出力回路
のブロック図である。本図に基づいて伝送線路の特性イ
ンピーダンスの規格値と出力回路の出力インピーダンス
とを整合させるための制御信号を発生させる状況につい
て説明する。
【0004】電源電圧VCCと接地電位GND との間に基準
抵抗3及びトランジスタ群7が直列に接続されている。
基準抵抗3は、図示しない伝送線路の特性インピーダン
スの規格値に等しい抵抗値を持たせる。基準抵抗3とト
ランジスタ群7との接続点の電圧VB が比較回路5へ帰
還される。基準電圧発生回路4は 基準電圧VREF =(VCC−GND ) ×1/2 を発生し、比較回路5へ与える。基準抵抗3の抵抗値及
びトランジスタ群7のインピーダンス値が一致した場
合、 電圧VB =(VCC−GND ) ×1/2 となる故、電圧VB と基準電圧VREF とを比較すること
により、トランジスタ群7のインピーダンス値が基準抵
抗3の抵抗値と等しいか否かを識別することができる。
【0005】比較回路5は、基準電圧VREF と帰還され
た電圧VB とを比較し、VREF <VB の場合はUP信号
“H”を、VREF >VB の場合はDOWN信号“L”を、UP
/DOWNカウンタ6へ入力する。UP/DOWNカウンタ6は、
UP信号 (又はDOWN信号) が入力された場合クロックパル
スをアップ (又はダウン) カウントし、カウントした結
果である最下位ビットから上位ビットまでの出力Q1
2 …QP をトランジスタ群7へ入力する。
【0006】UP/DOWNカウンタ6の出力Q1 ,Q2 …Q
P が、夫々バッファ71a,72a …7Paを介してトランジス
タ71,72 …7Pのゲートへ与えられる。バッファ71a,72a
…7Pa は、UP/DOWNカウンタ6の出力Q1 ,Q2 …QP
が“H” (“L”) の場合、夫々の対応するトランジス
タ71,72 …7Pをオン状態 (オフ状態) とする。
【0007】トランジスタ71,72 …7Pのドレインは、夫
々端子Aに接続され、電源電圧VCCが基準抵抗3を介し
て端子Aに与えられている。トランジスタ71,72,…7Pの
ソースは、夫々端子Bに接続され、接地電位GND が端子
Bに与えられている。そして全トランジスタ71,72 …7P
の集合体がトランジスタ群7である。トランジスタ71,7
2 …7Pのゲート幅は、夫々Wu , 2Wu …2P-1 ・Wu
である。Wu はトランジスタ70のゲート幅であり、単位
はμm である。従って各トランジスタのゲート幅は夫々
初項1, 公比2の等比級数とWu との積で与えられる。
トランジスタのゲート幅は、そのトランジスタのコンダ
クタンスに比例しインピーダンスに反比例する。トラン
ジスタ群7のゲート幅は、オン状態のトランジスタのゲ
ート幅の和として与えられる。
【0008】このように、電圧VB を比較回路5へ帰還
し、基準電圧VREF と電圧VB との比較結果に応じてUP
/DOWNカウンタ6がトランジスタ群7のゲート幅をWu
を単位として段階的に増減する。その結果、トランジス
タ群7のインピーダンスはゲート幅に反比例し減増す
る。
【0009】トランジスタ群7のゲート幅をWu を単位
として段階的に増減するためには、各トランジスタ71,7
2,…7Pのゲート幅を初項1、公差1の等差級数の倍数と
してもよい。この場合、Pが64であればWu,2Wu,3W
u …64Wu の64個のトランジスタが必要であり、ゲート
幅の総和はWu ×{ (1+64) ×64÷2}=2080Wuと
なる。同じゲート幅のトランジスタ群7をゲート幅が初
項1、公比1の等比級数の倍数である複数のトランジス
タにより構成する場合、 Wu,2Wu,4Wu,8Wu,16Wu,32Wu,64Wu の7個のトランジスタが必要であり、そのゲート幅の総
和は127 Wu となる。従って、ゲート幅が初項1、公比
1の等比級数の倍数である複数のトランジスタによりト
ランジスタ群7を構成する方が小型で、しかもトランジ
スタの数も少なくて済む。
【0010】次にトランジスタ群7の動作について説明
する。UP/DOWNカウンタ6の出力 (Q1 ,Q2 …QP )
がいずれも0の場合、全トランジスタ71,72 …7Pがオフ
状態となり、トランジスタ群7のインピーダンスは無限
大であり、電圧VB の値は電源電圧VCCとなり、VREF
<VB となるのでUP信号“H”が出力され、UP/DOWNカ
ウンタ6のカウント値は増加する。このカウント値は1
づつ増加し、その値に対応したバッファ71a,72a …7Pa
が、その値に対応したトランジスタ71,72 …7Pをオン状
態とする。従ってトランジスタ群7のゲート幅は段階的
に増加し、そのインピーダンスはゲート幅に反比例して
低下する。このトランジスタ群7のインピーダンスが、
出力回路の出力インピーダンスである。
【0011】図11は、VREF <VB の場合において、ト
ランジスタ群7のゲート幅が段階的に増加し、VREF
B の場合以後、トランジスタ群7のゲート幅が減増を
繰返し、そのインピーダンスが基準抵抗3の抵抗値と平
衡する状況を示すタイムチャートである。トランジスタ
群7のゲート幅が段階的に増加し、インピーダンスがそ
れに反比例して低下し、基準抵抗3の抵抗値より減少し
た場合、VREF >VBとなり、その結果DOWN信号“L”
が出力され、UP/DOWNカウンタ6のカウント値は1だけ
減少し、その値に対応したバッファがその値に対応した
トランジスタをオフ状態 (又はオン状態) とする。従っ
てトランジスタ群7のゲート幅が1Wuだけ減少し、1
Wu に相当したインピーダンスが増加し、VREF <VB
となる。
【0012】そして、トランジスタ群7のゲート幅は以
後1Wu の増減を繰返す。これがVREF =VB とみなさ
れる安定した状態であり、トランジスタ群7のインピー
ダンスは基準抵抗3の抵抗値と等しい。従って、UP/DO
WNカウンタ6の出力 (Q1 ,Q2 …QP ) は、トランジ
スタ群7のインピーダンスを基準抵抗3の抵抗値と等し
くなるよう制御する制御信号である。
【0013】同軸線路又はマイクロストリップラインを
駆動する場合、その伝送線路の規格値に等しい抵抗値を
有する基準抵抗3を使用した本出力回路により制御信号
を生成し、その伝送線路を駆動する他のトランジスタ群
7へ、生成した制御信号を入力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】トランジスタ群は以上
に説明したように構成されているので、安定した状態に
おいても常にゲート幅に1Wu の変動が存在する。図11
においてP=6の場合、トランジスタ76のゲート幅は2
P-1 ・Wu =25 ・Wu =32Wu である。基準抵抗3の
値が、トランジスタ群7のゲート幅32Wu と31Wu との
間に存在する場合、UP/DOWNカウンタ6は、32Wu に対
応する[100000]及び31Wu に対応する[011111]を交
互に出力する。
【0015】UP/DOWNカウンタ6が[100000]を出力す
る場合、図示しないトランジスタ76のみがオン状態でト
ランジスタ群7のゲート幅はトランジスタ76のゲート幅
と等しく32Wu である。UP/DOWNカウンタ6が[01111
1]を出力する場合、トランジスタ71,72 及び図示しな
いトランジスタ73,74,75がオン状態でトランジスタ76は
オフ状態となる。この場合トランジスタ群7のゲート幅
はオン状態のトランジスタ71,72,73,74,75のゲート幅の
総和であって、1Wu +2Wu +4Wu +8Wu +16W
u =31Wu となる。従って、1個のトランジスタ76と5
個のトランジスタ71,72 …75とが交互にオン( オフ) 状
態を繰返す。この繰返されるオン,オフ状態の1サイク
ルにおいてオン状態 (又はオフ状態) となるゲート幅の
総和は32Wu +31Wu =63Wu となる。
【0016】即ち、ゲート幅が32Wから31Wu へ1Wu
だけ減少する場合、トランジスタ群7を流れる電流は1
Wu 分の電流が減少するのではなく、31Wu 分の電流が
増加し32Wu 分の電流が減少する。即ち増減する電流の
総和は63Wu 分の電流である。このように、トランジス
タ群7のインピーダンスと基準抵抗3とが整合する場合
において、トランジスタ群7のゲート幅が2k −1(1
<k≦P−1)と2kとの間に存在するときがある。表
1はこのような場合における各トランジスタのゲート幅
とオン・オフの状態を示す表である。表においてトラン
ジスタ群7のゲート幅が2k ・Wu の場合は、1個のト
ランジスタ7 (k+1) がオン状態であり、トランジス
タ群7のゲート幅が (2k −1) ・Wu の場合はk個の
トランジスタ71,72 …7kがオン状態である。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】表2はトランジスタ群7のゲート幅が(2
k −1) ・Wu から2k ・Wu へ遷移する場合の過渡期
における各トランジスタ71,72 …7(k+1)の状態、及び
ゲート幅が2k ・Wu から(2k −1) ・Wu へ遷移す
る場合の過渡期における各トランジスタ71,72 …7(k+
1)のオン・オフの状態を示す表である。表において、一
方の過渡期から他方の過渡期までに (k+1) 個のトラ
ンジスタ71,72 …7(k+1)がオン状態からオフ状態へ
(又はオフ状態からオン状態へ)変化している。
【0020】このようなオン・オフの状態が繰返えされ
ることにより、トランジスタ群7は(2k+1 −1)・Wu
のゲート幅で開閉を繰返し、このゲート幅に相当した
電流が断続される。即ち、トランジスタ群7は小型と
し、そして構成するトランジスタの個数を少なくするた
め、第 (k+1) 番目のトランジスタのゲート幅を2k
・Wu となしているため、そのゲート幅が(2k −1)
・Wu から2k ・Wu へ遷移する場合、断続される電流
が大きく、ノイズが発生する原因となっているという問
題があった。
【0021】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、トランジスタの状態が遷移する
過渡期においてオン・オフするトランジスタのゲート幅
の総和を小さくすることにより、断続される電流を小と
し、発生するノイズが少ない出力回路を提供することを
目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の出力回路は、第
1番目から第k番目までのトランジスタのゲート幅が2
i-1 (iは自然数,1≦i≦k)の倍数であるk個のト
ランジスタ及び第(k+1)番目から第(k+n)番目
までのトランジスタのゲート幅が2k の倍数であるn個
のトランジスタが並列に接続されたトランジスタ群と、
カウント結果の(k+1)ビット以上の値をデコードす
るサーモメータ型デコーダとを備え、カウント結果のk
ビット以下の値に応じて第1番目から第k番目までのト
ランジスタを選択的に駆動し、サーモメータ型デコーダ
のデコード出力に応じて第(k+1)番目から第(k+
n)番目までのトランジスタを選択的に駆動するような
してある。
【0023】
【作用】本発明の出力回路において、カウント結果がk
+n−1の場合、第1番目から第(k+n−1)番目ま
での(k+n−1)個のトランジスタを駆動するので、
トランジスタ群のゲート幅は、 Wu +2Wu +4Wu +…+2k-1 ・Wu + (n−1)×
k ・Wu となる。そしてトランジスタ群は、そのゲート幅に応じ
た電流を流す。即ちそのゲート幅に応じたインピーダン
スを呈する。
【0024】カウント結果がk+nの場合、第 (k+
1) 番目から第 (k+n) 番目までのn個のトランジス
タを駆動するので、トランジスタ群のゲート幅は、 n・2k ・Wu となり、1Wu だけゲート幅が拡がる。そしてトランジ
スタ群にはゲート幅1Wu 分だけ増加した電流が流れ、
トランジスタ群のインピーダンスはゲート幅1Wu 分だ
け低下する。
【0025】カウント結果がk+n−1及びk+nの2
値を交互に繰り返す場合、第 (k+1) 番目から第 (k
+n−1) 番目までの (n−1) 個のトランジスタは常
に駆動され第1番目から第k番目までのk個のトランジ
スタ及び第 (k+n) 番目の1個のトランジスタが駆動
又は非駆動を交互に繰返され、トランジスタを流れる電
流は断続される。そしてトランジスタ群のインピーダン
スはゲート幅1Wu 分だけの増減を繰返し、その中間に
ある抵抗素子の抵抗値と平衡する。
【0026】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図1は本発明に係る出力回路の第1実施
例を示すブロック図である。電源電圧VCCと接地電位GN
D との間に基準抵抗3及びトランジスタ群9が直列に接
続されている。基準抵抗3は図示しない伝送線路の特性
インピーダンスの規格値に等しい抵抗値を持たせる。基
準抵抗3とトランジスタ群9との接続点の電圧VB が比
較回路5へ帰還される。
【0027】基準電圧発生回路4は 基準電圧VREF =(VCC−GND ) ×1/2 を発生し、比較回路5へ与える。比較回路5は、基準電
圧VREF と電圧VB とを比較し、VREF <VB の場合は
UP信号“H”を、VREF >VB の場合はDOWN信号“L”
を、UP/DOWNカウンタ6へ入力する。UP/DOWNカウンタ
6はUP信号 (又はDOWN信号)が入力された場合、クロッ
クパルスをアップ (又はダウン) カウントし、カウント
した結果である下位ビット出力Q1 ,Q2 ,Q3 を、夫
々バッファ91a,92a,93a を介してトランジスタ91,92,93
へ入力し、上位ビット出力Q4 ,Q5 ,Q6 を夫々デコ
ーダ8へ入力する。デコーダ8は入力されたUP/DOWNカ
ウンタ6の上位ビット出力を温度計式にデコードするデ
コーダであって、デコードした結果のP1 ,P2
3 ,P4 を、夫々バッファ94a,95a,96a,97a を介して
トランジスタ94,95,96,97 へ入力する。デコードした結
果のP5 ,P6 ,P7 は出力しない。
【0028】図2は図1における比較回路5の回路図の
1例である。P1 トランジスタ51、P2 トランジスタ52
は同一の特性を有するP形トランジスタであって、その
ソースはいずれも電源電圧VCCに接続され、そのゲート
は相互に接続され、そのドレインはN1 トランジスタ5
3、N2 トランジスタ54のドレインに夫々接続されてい
る。N1 , N2 の両トランジスタ53,54 は同一の特性を
有するN形トランジスタである。P1 , N1 の両トラン
ジスタのドレインの接続点はP1 , P2 の両トランジス
タ51,52 のゲートの接続点に接続されている。
【0029】従ってトランジスタP1 のドレイン電流
は、そのドレイン, ソース間電圧の大小にほぼ比例する
ので、一種の抵抗とみなしても大きい誤りではない。P
2 , N2 の両トランジスタ52,54 のドレインの接続点
は、インバータ56に接続され、出力電位V0 を与える。
両トランジスタ53,54 のソースは相互に接続され、その
接続点と接地との間に電流源55が介装されている。電流
源55は図示しないトランジスタよりなり、常に一定の電
流I0 を流す。トランジスタ53のゲートには基準電圧V
REF が与えられ、トランジスタ54のゲートには電圧VB
が与えられる。
【0030】P1 ,P2 の両トランジスタ51,52 を流れ
る電流を夫々IP1,IP2とすると、両トランジスタ51,5
2 のゲートは接続されているのでIP1=IP2となる。N
1 , N2 の両トランジスタ53,54 を流れる電流を夫々I
N1,IN2とするとI0 =IN1+IN2となる。
【0031】インバータ56において、電源電圧VCCと接
地電位GND との間にP3 トランジスタ57及びN3 トラン
ジスタ58が直列に接続され、P3 , N3 の両トランジス
タ57,58 のゲートは相互に接続され、そしてP2 , N2
の両トランジスタ52,54 のドレインの接続点に接続され
ている。P3 , N3 の両トランジスタ57,58 のドレイン
の接続点はUP/DOWNカウンタ6へ接続されている。
【0032】インバータ56へ与えられる出力電位V0
一定の閾値より低下するとP3 トランジスタ57がオン状
態となり、VCCを“H”として出力し、出力電位V0
一定の閾値より上昇するとN3 トランジスタ58がオン状
態となり接地電位を“L”として出力する。この閾値は
3 , N3 の両トランジスタのゲート幅の比を変化させ
ることより調節される。
【0033】次に比較回路5の動作について説明する。 (VREF =VB の場合)N1 , N2 の両トランジスタ53,
54 の特性が等しく、VREF =VB である故、IN1=I
N2=I0 /2となる。またP1 ,N1 の両トランジスタ
51,53 は直列に接続され、P2 , N2 の両トランジスタ
52,54 も直列に接続されているので、IP1=IN1, IP2
=IN2となる。
【0034】(VREF <VB の場合)N1 , N2 の両ト
ランジスタ53,54 の特性が等しく、VREF <VB である
故、IN1<IN2となる。IN2−IN1=ΔIとすると、I
N1=(I0 /2)−(ΔI/2),IN2=(I0 /2)
+(ΔI/2)となる。P1 ,N1 の両トランジスタ5
1,53 は直列に接続されている故、IP1=IN1となり、
1 ,P2 の両トランジスタ51,52 のゲートは接続され
ている故、IP2=IP1となる。故にIP2=(I0 /2)
−(ΔI/2)となる。IP2とIN2との差の電流ΔIは
インバータ56から供給される。この電流供給を受けるた
め、出力電位V0 は低くなる。電位低下は多少緩やかで
あるので、インバータ56により急峻な波形に整形され、
“H”が出力される。
【0035】(VREF >VB の場合)IN1>IN2とな
り、IN1−IN2=ΔIとすると、IN1=(I0 /2)+
(ΔI/2),IN2=(I0 /2)−(ΔI/2)とな
る。P1 ,N1 の両トランジスタ51,53 は直列に接続さ
れているので、IP1=IN1となり、IP2=IP1となる。
P2=(I0 /2)+(ΔI/2)とIN2=(I0
2)−(ΔI/2)との差の電流ΔIはインバータ56へ
流出する。この電流流出を行なうため、出力電位V0
高くなる。電位上昇は多少緩やかであるので、インバー
タ56により急峻な波形に整形され“L”が出力される。
【0036】図3は図10におけるUP/DOWNカウンタ6の
回路図の1例である。図示しないCPU から与えられるク
ロック信号CLK が初段のT-FF 61 の端子Tに入力されT-
FF 61 の出力Qは端子QからNANDゲート32及び出力端子
1 に与えられ出力バーQは端子バーQからNANDゲート
29に与えられる。比較回路5からのUP(DOWN)信号は一方
でNANDゲート22,23 …2P (Pは自然数) に入力されて、
他方でインバータ69を介してNANDゲート32,33 …3Pに入
力されている。両NANDゲート22,32 の出力はNANDゲート
42に入力され、NANDゲート42の出力は次段のT-FF 62 の
端子Tに入力されている。以下同様に接続されたUP/DO
WNカウンタ6はP段のT-FF 61,62…6Pがカスケード接続
されたものよりなりP個の出力端子Q1 ,Q2 …QP
備えている。
【0037】各T-FF 61,62…6Pはアップエッジで動作す
るフリップフロップである。そしてUP/DOWNカウンタ6
がカウントした結果は、出力端子Q1 ,Q2 …QP を介
してトランジスタ群9へ入力される。次にUP/DOWNカウ
ンタ6の動作について説明する。
【0038】(UPカウント動作の場合)UP信号“H”が入
力されるので、NANDゲート22,23 …2Pが開き、NANDゲー
ト32,33 …3Pが閉じる。その閉じたNANDゲート32,33 …
3Pの出力は“H”となるのでNANDゲート42,43 …4Pは開
く。従ってT-FF 61,62… 6(P−1)の出力バーQが次段の
T-FF 62,63…6Pに入力される。アップエッジで動作する
T-FFに前段のT-FFの出力バーQが入力されるので、本カ
ウンタ6はUPカウンタとして動作する。
【0039】(DOWNカウント動作の場合)DOWN信号“L”
が入力されるのでNANDゲート22,23 …2Pが閉じ、NANDゲ
ート32,33 …3Pが開く。その閉じたNANDゲート22,23 …
2Pの出力は“H”となるので、NANDゲート42,43 …4Pは
開く。従ってT-FF 61,62… 6(P−1)の出力Qが次段のT-
FF 62,63…6Pに入力される。アップエッジ動作するT-FF
に前段のT-FFの出力Qが入力されるので本カウンタ6は
DOWNカウンタとして動作する。
【0040】図4は図1におけるデコーダ8の回路図の
1例として3入力・7出力のサーモメータ型デコーダを
示すものであって、参考文献:T.Miki et al“An 80-MH
z 8-bit CMOS D/A Converter”IEEE Journal of Slid-S
tate Circuits. vol.sc-21.no.6 December 1986のFig.3
より引用したものである。図において83はインバー
タ、84は3入力NANDゲート、85は2入力NANDゲート、86
は2入力ORゲート、87は2入力NOR ゲート、88は2入力
AND ゲート、そして89は3入力NOR ゲートである。
【0041】UP/DOWNカウンタ6の出力端子Q4
5 ,Q6 からの3ビットがQk+1 ,Qk+2 ,Qk+3
して入力され、7ビットの出力P1 ,P2 …P7 のうち
1 ,P2 ,P3 ,P4 が使用される。表3は図4に示
す3ビット入力・7ビット出力のデコーダ8の入力及び
出力の真理値表である。
【0042】
【表3】
【0043】本表に示すように、入力されたビットの値
に対応する数だけ下位ビットより1を並べて出力するデ
コーダ8は、その様子があたかも温度計の赤いアルコー
ルの柱に似ているのでサーモメータ型デコーダと呼ばれ
る。バッファ91a,92a …97a は、その似ビットが“H”
(“L”) の場合、夫々の対応するトランジスタ91,92
…97をオン状態 (オフ状態) とする。各トランジスタ9
1,92 …97のドレインは、夫々端子Aに接続され、端子
Aに電源電圧VCCが基準抵抗3を介して与えられる。各
トランジスタ91,92 …97のソースは、夫々端子Bに接続
され、端子Bに接地電位GND が与えられる。そして全ト
ランジスタ91,92 …97が並列に接続された集合体がトラ
ンジスタ群9である。
【0044】3個のトランジスタ91,92,93のゲート幅
は、夫々Wu,2Wu,4Wu であり、4個のトランジスタ
94,95,96,97 のゲート幅は、いずれも8Wu である。W
u はトランジスタ91のゲート幅であり、単位はμm であ
る。トランジスタのゲート幅は、そのトランジスタのコ
ンダクタンスに比例し、インピーダンスに反比例する。
トランジスタ群9のゲート幅はオン状態のトランジスタ
のゲート幅の和として与えられる。次にトランジスタ群
9の動作について説明する。
【0045】UP/DOWNカウンタ6の出力(Q1 ,Q2
6 )がいずれも0の場合、デコーダの出力(P1 ,P
2 ,P3 ,P4 )も0であり、トランジスタ群9の全ト
ランジスタがオフ状態となり、そのインピーダンスは無
限大となり、電圧VB の値はVCCとなり、VREF <VB
となるので、UP信号として“H”が出力され、UP/DOWN
カウンタ6のカウンタ値は増加し31になる。
【0046】(カウンタ値が31の場合)31は2進数で[01
1111]であり、UP/DOWNカウンタ6の出力Q6 は0で、
出力Q5 ,Q4 …Q1 は夫々1である。出力[Q1 ,Q
2 ,Q3 ]は[1,1,1 ]である故、夫々バッファ91a,92
a,93a を介してトランジスタ91,92,93をオン状態とす
る。即ち出力[Q1 ,Q2 ,Q3 ]は、トランジスタ群
9のトランジスタ91,92,93をオン・オフする制御信号で
ある。出力[Q4 ,Q5 ,Q6 ]は[1,1,0 ]であり、
デコーダ8でデコードされ、その出力[P1 ,P2 ,P
3 ,P4 ]は[1,1,1,0 ]となり、夫々バッファ94a,95
a,96a,97a を介してトランジスタ94,95,96,97 へ与えら
れる。そして3個のトランジスタ94,95,96がオン状態と
なり、トランジスタ97はオフ状態となる。即ち出力[P
1 ,P2 ,P3 ,P4 ]はトランジスタ群9のトランジ
スタ94,95,96,97 をオン・オフする制御信号である。
【0047】従ってトランジスタ群9のゲート幅は、 Wu +2Wu +4Wu +8Wu +8Wu +8Wu =31Wu となり、そのインピーダンスは無限大より低下し、電圧
B もVCCより低下する。この状態で、まだVREF <V
B であると、更にUP信号として“H”が出力さ、UP/DO
WNカウンタ6のカウンタ値は32になる。
【0048】(カウンタ値が32の場合)32は2進数で[10
0000]であり、UP/DOWNカウンタ6の出力Q6 は1で、
出力Q5 ,Q4 …Q1 は夫々0である。出力[Q1 ,Q
2 ,Q3 ]は[0,0,0 ]であるので、トランジスタ91,9
2,93はオフ状態となる。出力[Q4 ,Q5 ,Q6 ]は
[0,0,1 ]であるので、デコーダ8の出力[P1
2 ,P3 ,P4 ]は[1,1,1,1 ]となり、トランジス
タ94,95,96,97 はオン状態となる。従ってトランジスタ
群9のゲート幅は 8Wu +8Wu +8Wu +8Wu =32Wu となり、そのインピーダンスはゲート幅1Wu 分低下
し、電圧VB も更に低下する。この状態でVREF >VB
となると、DOWN信号として“L”が出力され、UP/DOWN
カウンタ6のカウント値は31になり、トランジスタ群9
のゲート幅は31Wuとなり、そのインピーダンスはゲー
ト幅1Wu 分高くなり、電圧VB も高くなる。そしてこ
の状態が繰返される。
【0049】以上述べたようにUP/DOWNカウンタ6のカ
ウント値31及び32が交互に出力され、トランジスタ群9
のインピーダンスと基準抵抗3とが平衡する場合があ
る。この場合において、3個のトランジスタ94,95,96は
常にオン状態である。そして3個のトランジスタ91,92,
93はオン・オフ状態を繰返し、1個のトランジスタ97は
オン・オフ状態を繰返す。そのオン・オフ (又はオフ・
オン) を繰返すゲート幅の総和は 1Wu +2Wu +4Wu +8Wu =15Wu である。そしてこのゲート幅15Wu に応じた電流が断続
される。このゲート幅15Wu の値は従来のトランジスタ
群7が、カウント値の31と32との間で平衡する場合のオ
ン・オフを繰返すゲート幅の総和63Wu と比較して、約
1/4 となっている。
【0050】従ってデコーダ8及びトランジスタ群9の
出力回路に使用することにより過渡的に変化するトラン
ジスタのゲート幅の総和が小となり、断続される電流が
少なくなる。このように電圧VB を基準電圧VREF に等
しくするよう帰還することにより、トランジスタ群9の
インピーダンスと線路の特性インピーダンスの規格値と
を平衡させる制御信号を発生し、デコーダ8及びトラン
ジスタ群9を使用することによりトランジスタで断続す
る電流を少なくしている。
【0051】図5は本発明に係る出力回路の第2実施例
を示すブロック図である。UP/DOWNカウンタ6はカウン
トした結果である下位ビット出力Q1 ,Q2 …Qk を夫
々バッファ91a,92a …9ka を介してトランジスタ群9へ
似し、上位ビット出力Qk+1,Qk+2 …Qk+i を、夫々
デコーダ8へ入力する。そしてUP/DOWNカウンタ6は図
3に示すUP/DOWNカウンタと同様のものであり、その下
位ビット出力Q1 ,Q2 …Qk はトランジスタ群9のト
ランジスタ下位k個のオン・オフを制御する制御信号で
ある。
【0052】デコーダ8は入力されたビットの値に対応
する数だけ下位ビットより1を並べて出力するi入力q
出力(qは自然数)のサーモメータ型デコーダであっ
て、q=2i −1で与えられる。デコードした結果のP
1 ,P2 …Pq のうちP1 ,P2 …Pn (n<q)が、
夫々バッファ901a,902a …90naを介してトランジスタ群
9へ入力される。デコードした結果のPn+1 ,Pn+2
q は出力しない。そして、入力Qk+1 ,Qk+2 …Q
k+i-1 が1(0)で入力Qk+i が0(1)の場合は出力
1 ,P2 …Pn-1 が1(1)で出力Pn が0(1)で
ある。
【0053】図6は図5におけるトランジスタ群9の回
路図である。UP/DOWNカウンタ6がカウントした結果の
下位ビット出力Q1 ,Q2 …Qk が、夫々バッファ91
a,92a…9ka を介してトランジスタ91,92 …9k
へ入力される。そしてデコーダ8がデコードした結果の
出力P1 ,P2 …Pn が夫々バッファ901a,902a …90na
を介してトランジスタ901,902 …90n へ入力される。バ
ッファ91a,92a …9ka,901a,902a…90naはバッファ群9a
を構成し、その入力が“H” (“L”) の場合、夫々の
対応するトランジスタ91,92 …9k,901,902…90n をオン
状態 (オフ状態) とする。各トランジスタ91,92 …90n
のドレインは夫々端子Aに接続され、端子Aに電源電圧
VCCが基準抵抗3を介して与えられる。各トランジスタ
91,92 …90n のソースは夫々端子Bに接続され、端子B
に接地電位GND が与えられる。
【0054】各トランジスタ91,92 …9kのゲート幅は夫
々初項1, 公比2の等比級数とWuとの積で与えられ、
各トランジスタ901,902 …90n のゲート幅はいずれも2
k ・Wu である。Wはトランジスタ91のゲート幅であ
り、単位はμm である。全トランジスタ91,92 …90n が
並列に接続された集合体がトランジスタ群9である。そ
の他の構成は図1と同様であるので同一部分に同一符号
を付して説明を省略する。
【0055】次に基準抵抗3の抵抗値とトランジスタ群
9のインピーダンスとを整合するため、2l ・Wu(lは
自然数)と(2l −1)Wu との間のゲート幅を有する
トランジスタ群9を必要とする場合、図5においてk,
n及びiの定め方について説明する。この場合、2l
n・2k となるようn,kを定め、2i-1 ≦n<2i
1となるようiを定める。
【0056】即ちゲート幅が 128Wu と 127Wu とを交
互に遷移するトランジスタ群9を必要とする場合、 128=27 =8×24 =8×16 となるので、n=8,k=4とし、ゲート幅が16Wu で
ある8個のトランジスタ及びゲート幅がWu,2Wu,4W
u,8Wu である4個のトランジスタによりトランジスタ
群9を構成する。その場合n=8であるので、 23 −1<8<24 −1 7<8<15 となり、i=4とし、4入力15出力のサーモメータ型デ
コーダを使用し、P1 ,P2 …P8 を出力し、P9 ,P
10…P15を出力しない。
【0057】また、 128=4×25 =4×32 であるのでn=4, k=5とするとゲート幅が32Wであ
る4個のトランジスタ及びゲート幅がWu,2Wu,4Wu,
8Wu,16Wu である5個のトランジスタによりトランジ
スタ群9を構成できる。この場合n=4であるので、 22 −1<4<23 −1 3<4<7 となり、i=3とし3入力7出力のサーモメータ型デコ
ーダを使用するとよい。
【0058】前者の場合は過渡的に変化するトランジス
タのゲート幅の和が31Wu であり、後者の場合は63Wu
である。従って後者と比較して前者の方が断続される電
流が約半分となっている。
【0059】以上のようにk,n,iを定めた場合の動
作について説明する。ゲート幅(2l −1)・Wu を得
るべくUP/DOWNカウンタ6がカウンタ値(2l −1)を
出力すると、その出力Q1 ,Q2 …Qk+i-1 がいずれも
1となり、出力Qk+i は0となる。それ故、デコーダ8
のデコード結果の出力P1 ,P2 …Pn-1 がいずれも1
となり、(k+n−1)個のトランジスタ91,92 …90
(n+1)がオン状態となり、1個のトランジスタ90n が
オフ状態となり、トランジスタ群9のゲート幅は Wu +2Wu +4Wu +…+2k-1 ・Wu + (n−1)・2k ・Wu =(2k −1)・Wu +2l ・Wu −2k ・Wu =(2l −1)・Wu となる。
【0060】またゲート幅2l ・Wu を得るべくUP/DO
WNカウンタ6がカウント値2l を出力すると、その出力
1 ,Q2 …Qk+i-1 がいずれも0となり、出力Qk+i
は1となる。それ故、デコーダ8のデコード結果の出力
1 ,P2 …Pn がいずれも1となり、k個のトランジ
スタ91,92 …9kがオフ状態となり、n個のトランジスタ
901,902 …90n がオン状態となり、トランジスタ群9の
ゲート幅は n・2k ・Wu =2l ・Wu となる。
【0061】このように電圧VB を基準電圧VREF に等
しくするよう帰還することによりトランジスタ群9のイ
ンピーダンスと線路のインピーダンスの規格値とを平衡
させる制御信号を発生し、デコーダ8及びトランジスタ
群9を使用することにより、トランジスタで断続する電
流を少なくしている。
【0062】図7は本発明に係る出力回路の第3実施例
を示すブロック図である。電源電圧VCCと接地電位GND
との間に基準抵抗3及び第1トランジスタ群9が直列に
接続されている。第1トランジスタ群9及び第2トラン
ジスタ群10は図6に示すトランジスタ群9と同様のもの
である。
【0063】基準抵抗3は伝送線路20の特性インピーダ
ンスの規格値 (例えば50オーム) に等しい抵抗値を有し
ている。UP/DOWNカウンタ6は図3に示すUP/DOWNカウ
ンタと同様のものであり、カウントした結果の下位ビッ
ト出力Q1 ,Q2 …Qk を、第1バッファ群9aを介して
第1トランジスタ群9へ入力し、第2バッファ群10aを
介して第2トランジスタ群10へ入力する。そして上位ビ
ット出力Qk+i , Qk+2 …Qk+i をデコーダ8へ入力す
る。デコーダ8は入力されたビットの値に対応する数だ
け下位ビットより1を並べて出力するi入力q出力のサ
ーモメータ型デコーダであってもq=2i −1で与えら
れる。デコードした結果のP1 ,P2 …Pq のうち
1 ,P2 …Pn が第1バッファ群9aを介して第1トラ
ンジスタ群9へ入力され、第2バッファ群10a を介して
第2トランジスタ群10へ入力される。デコードした結果
のPn+1 ,Pn+2 …Pq は出力しない。
【0064】第1バッファ群9aは図5におけるバッファ
群9aと同様のものである。図8は図7における第2バッ
ファ群10a の回路図である。UP/DOWNカウンタ6がカウ
ントした結果の下位ビット出力Q1 ,Q2 …Qk が、夫
々AND ゲート91b,92b …9kbを介して第2トランジスタ
群10のトランジスタ91,92 …9kへ入力される。そしてデ
コーダ8がデコードした結果の出力P1 ,P2 …P
n が、夫々AND ゲート901b,902b …90nbを介して第2ト
ランジスタ群10のトランジスタ901,902 …90n へ入力さ
れる。AND ゲート91b,92b …9kb,901b,902b …90nbへ
は、図示しないCPU からの出力イネーブル信号が入力さ
れており、その出力イネーブル信号が“H”であって、
UP/DOWNカウンタ6又はデコーダ8からの入力が“H”
(“L”) の場合、対応するトランジスタ91,92 …9k,9
01,902…90n は夫々オン状態 (オフ状態) となる。
【0065】電源電圧VCCが第2トランジスタ群10の端
子Aに接続されている。伝送線路20は、集積回路を搭載
した基板上のマイクロストリップライン又は同軸線路等
の分布定数回路とみなされる伝送線路であって、そのス
トリップ導体又は中心導体の一端は第2トランジスタ群
10の端子Bに接続され、その他端は受信装置30に接続さ
れている。伝送線路20の接地導体又は外部導体は、その
両端において接地されている。そして伝送線路20は論理
レベル“H”を表わす電圧値を伝送する。電源電圧VCC
を2Vに設定した場合、伝送される論理レベル“H”は
1.2Vである。受信装置30は伝送された論理レベル
“H”を弁別できる入力回路を有する。その他の構成は
図1と同様であるので、同一部分に同一符号を付して説
明を省略する。
【0066】次に出力回路が伝送線路20の特性インピー
ダンスの規格値に等しい出力インピーダンスで、論理レ
ベル“H”を出力する動作について説明する。電圧VB
が比較回路5へ帰還されることにより、UP/DOWNカウン
タ6及びデコーダ8は制御信号を出力し、第1トランジ
スタ群9のインピーダンスは、伝送線路20の特性インピ
ーダンスの規格値と平衡する。この制御信号は第2トラ
ンジスタ群10へ与えられているので、出力イネーブル信
号が“H”の場合、第2トランジスタ群10の出力インピ
ーダンスも伝送線路20の特性インピーダンスの規格値と
平衡する。そして両トランジスタ群9,10 においてトラ
ンジスタにより断続される電流は少ない。
【0067】従って電源電圧VCCの電圧が第2トランジ
スタ群10を介して論理レベル“H”として伝送線路20へ
与えられ、伝送線路20は論理レベル“H”を伝送し、受
信装置30は論理レベル“H”を受信する。このようにデ
コーダ8及び両トランジスタ群9,10 を用いることによ
り、トランジスタが断続するデコーダを少なくし、伝送
線路20を、その特性インピーダンスの規格値に等しい出
力インピーダンスで駆動することができる。なお、本実
施例において“H”レベルを表わす電位として 1.2Vを
割り当てたが、これは1例であって弁別可能な電位であ
ればこの限りではない。
【0068】図9は本発明に係る出力回路の第4実施例
を示すブロック図である。電源電圧VCCと接地電位GND
との間に基準抵抗3及び第1トランジスタ群9が直列に
接続されている。第1トランジスタ群9、第2トランジ
スタ群10及び第3トランジスタ群11は図6に示すトラン
ジスタ群9と同様のものである。基準抵抗3は伝送線路
20の特性インピーダンスの規格値 (例えば50オーム) に
等しい抵抗値を有している。UP/DOWNカウンタ6は図3
に示すUP/DOWNカウンタカウンタと同様のものであり、
カウントした結果の下位ビット出力Q1 ,Q2 …Q
k を、第1バッファ群9aを介して第1トランジスタ群9
へ入力し、第2バッファ群10a を介して第2トランジス
タ群10へ入力し、第3バッファ群11a を介して第3トラ
ンジスタ群11へ入力する。そして上位ビット出力
k+i , Qk+2 …Qk+i をデコーダ8へ入力する。
【0069】デコーダ8は入力されたビットの値に対応
する数だけ下位ビットより1を並べて出力するi入力q
出力のサーモメータ型デコーダであってq=2i −1で
与えられる。デコードした結果のP1 ,P2 …Pq のう
ちP1 ,P2 …Pn が第1バッファ群9aを介して第1ト
ランジスタ群9へ入力され、第2バッファ群10a を介し
て第2トランジスタ群10へ入力され、第3バッファ群11
a を介して第3トランジスタ群11へ入力される。デコー
ドした結果のPn+i , Pn+2 …Pq は出力しない。
【0070】第1バッファ群9aは図5におけるバッファ
群9aと同様のものである。第2バッファ群10a 及び第3
バッファ群11a は図8に示すバッファ群10a と同様のも
のである。電源電圧VCCが第2トランジスタ群10の端子
Aへ与えられ、第2トランジスタ群10の端子Bは第3ト
ランジスタ群11の端子Aに接続され、第3トランジスタ
群11の端子Bへ接地電位GND が与えられる。そして図示
しないCPU からの出力イネーブル信号の一方が第2バッ
ファ群10a へ与えられ、他方がインバータ12を介して第
3バッファ群11a へ与えられる。
【0071】電圧VB が比較回路5へ帰還されることに
より、UP/DOWNカウンタ6及びデコーダ8は制御信号を
出力し、第1トランジスタ群9のインピーダンスは伝送
線路20の特性インピーダンスの規格値と平衡する。この
制御信号は第2トランジスタ群10及び第3トランジスタ
群11へ与えられているので、出力イネーブル信号が
“H” (“L”) の場合、第2 (第3) トランジスタ群
10(11)の出力インピーダンスも伝送線路20の特性インピ
ーダンスの規格値と平衡する。そして、3個のトランジ
スタ群9,10,11においてトランジスタにより断続される
電流は少ない。
【0072】従って、出力イネーブル信号が“H”
(“L”) の場合、第2バッファ群10aの全AND ゲート91
b,92b …90nbは開路 (閉路) し、第3バッファ群11a の
全ANDゲートは閉路 (開路) し、第2トランジスタ群10
の出力インピーダンスは制御信号によって定まり (無限
大となり) 、第3トランジスタ群11の出力インピーダン
スは無限大となる (制御信号によって定まる) 。
【0073】伝送線路20は基板上のマイクロストリップ
ラインや同軸ケーブル等の分布定数回路とみなされる伝
送線路であって、そのストリップ導体又は中心導体の一
端は、両トランジスタ群10,11 の接続点に接続され、そ
の他端は受信装置30に接続されている。伝送線路20の接
地導体又は外部導体は、その両端において接地されてい
る。そして伝送線路20は論理レベルの“H”又は“L”
を表わす電圧値を伝送する。電源電圧VCCを2Vに設定
した場合、伝送される論理レベルの“H”は 1.2Vであ
り、“L”は 0.4Vである。受信装置30は伝送された論
理レベル“H”又は“L”を弁別できる入力回路を有す
る。
【0074】次に出力回路が伝送線路20の特性インピー
ダンスの規格値に等しい出力インピーダンスで論理レベ
ル“H”又は“L”を出力する動作について説明する。
出力イネーブル信号が“H”の場合、電源電圧VCC K電
圧が第2トランジスタ群10を介して論理レベル“H”と
して伝送線路20へ与えられ、出力イネーブル信号が
“L”の場合、接地電位GND の電位が第3トランジスタ
群11を介して論理レベル“L”として伝送線路20へ与え
られる。伝送線路20は論理レベル“H” (又は“L”)
を伝送し、受信装置30は論理レベル“H” (又は
“L”) を受信する。
【0075】このように論理レベル“H” (又は
“L”) を出力する第2トランジスタ群10(又は第3ト
ランジスタ群11) の出力インピーダンスは伝送線路の特
性インピーダンスの規格値に等しく、トランジスタによ
り断続される電流は少ない。本実施例に示した出力回路
は半導体装置が外部にデータを出力する回路に使用され
る。そして“H”及び“L”を弁別できる回路を有する
半導体装置によって利用される。なお、本実施例におい
て“H” (“L”) レベルを表わす電位として 1.2V
(0.4V) を割り当てたが、これは1例であって、弁別可
能な電位であればこの限りではない。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明の出力回路にあって
は第 (k+1) 番目から第n番目までのトランジスタの
ゲート幅が2k の倍数となしてあり、UP/DOWNカウンタ
が出力する(k+1)ビット以上の値に応じてサーモメ
ータ型デコーダが第(k+1)番目以上のトランジスタ
を駆動するようなしてあるので、カウント結果がn・2
k −1及びn・2k の2値を交互に繰り返す場合にあっ
てもトランジスタにより断続されるデコーダが小さく、
発生するノイズが少ない優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出力回路の第1実施例のブロック
図である。
【図2】図1における比較回路5の回路図の1例であ
る。
【図3】図1におけるUP/DOWNカウンタ6の回路図の1
例である。
【図4】図1におけるデコーダ8の回路図の1例であ
る。
【図5】本発明に係る出力回路の第2実施例のブロック
図である。
【図6】図5におけるトランジスタ群9の回路図であ
る。
【図7】本発明に係る出力回路の第3実施例のブロック
図である。
【図8】図7における第2バッファ群10a の回路図であ
る。
【図9】本発明に係る出力回路の第4実施例のブロック
図である。
【図10】従来の出力回路のブロック図である。
【図11】図10におけるトランジスタ群7の動作を示す
タイムチャートである。
【符号の説明】
3 基準抵抗 4 基準電圧発生回路 5 比較回路 6 UP/DOWNカウンタ 8 デコーダ 9,10,11 トランジスタ群 20 伝送線路 30 受信装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のトランジスタを並列に接続したト
    ランジスタ群と抵抗素子とで直列回路を形成し、トラン
    ジスタ群及び抵抗素子の接続点の電位と所定電位とを比
    較し、その比較結果に応じてクロックパルスをアップカ
    ウント又はダウンカウントし、そのカウント結果に応じ
    てトランジスタ群を選択的に駆動することによりトラン
    ジスタ群の出力インピーダンスを制御する出力回路にお
    いて、前記トランジスタ群は第1番目から第k番目まで
    のトランジスタのゲート幅が初項1、公比2の等比級数
    の倍数であるk個のトランジスタ及び第(k+1)番目
    から第(k+n)番目までのトランジスタのゲート幅が
    k の倍数であるn個のトランジスタを並列に接続して
    あり、前記カウント結果の(k+1)ビット以上の値を
    デコードするデコーダを備え、前記カウント結果のkビ
    ット以下の値に応じて第1番目から第k番目までのトラ
    ンジスタを選択的に駆動し、前記デコーダのデコード出
    力に応じて第(k+1)番目から第(k+n)番目まで
    のトランジスタを選択的に駆動するようなしてあること
    を特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】 デコーダがサーモメータ型デコーダであ
    る請求項1記載の出力回路。
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