JP2007106311A - 車両用ミラー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの出力軸の軸心精度を良好にすることができる車両用ミラー装置を得る。
【解決手段】本車両用ミラー装置の格納機構20では、カバー32の垂下壁90に設けられた第1嵌合部96と、ケース本体30の立壁56に設けられた第2嵌合部98とが互いに嵌合することで、ケース本体30とカバー32とが位置決めされており、これらの第1嵌合部96及び第2嵌合部98は、共に回転軸66と同心状に形成されている。したがって、ケース本体30とカバー32との位置決め精度を、回転軸66を基準として良好に確保できるので、回転軸66に同軸的に連結されたウォームギヤ74を軸支するケース本体30の軸受孔78と、ハウジング60を支持するカバー32の支持部94との位置決め精度を良好に確保でき、回転軸66及びウォームギヤ74の軸心精度を良好にできる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用ミラー装置に関する。
例えば、車両用ドアミラー装置では、モータの駆動力によってミラーを回動させる格納機構を備えており(例えば、特許文献1参照)、格納機構はモータを収容するケースを備えている。ケースは、ケース本体とカバーとに2分割された構成となっており、ケース本体の側壁にカバーの側壁が嵌合することで、カバーがケース本体に対して位置決めされた構成となっている。
しかしながら、このような車両用ドアミラー装置では、モータは、本体部がケース本体とカバーとの両方に支持されると共に、出力軸がケース本体に設けられた軸受孔に軸支された構成となっている。このため、ケース本体とカバーとの寸法誤差や組付誤差が、モータ本体部のケースに対する組付精度、すなわち出力軸の軸受孔に対する軸心精度に影響する。
特開2001−151020号公報
本発明は上記事実を考慮し、モータの出力軸の軸心精度を良好にすることができる車両用ミラー装置を得ることが目的である。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の車両用ミラー装置は、車両後方視認用のミラーと、前記ミラーを直接的又は間接的に回動させる格納機構とを備えた車両用ミラー装置において、前記格納機構は、本体部及び前記本体部の一端部から突出する出力軸を有するモータと、少なくとも前記本体部の他端側を収容すると共に前記出力軸と同心状に形成された第1嵌合部が設けられた第1収容壁、及び、前記本体部の他端部に係合し前記本体部を支持する支持部を有するカバーと、少なくとも前記本体部の一端側を収容すると共に前記出力軸と同心状に形成されて前記第1嵌合部に嵌合する第2嵌合部が設けられた第2収容壁、及び、前記出力軸を軸支する軸支部を有し、車体側に設けられた回動支持部に回動可能に支持され、前記出力軸の回転力が前記回動支持部に伝達されることで前記カバー及び前記モータと共に前記回動支持部周りに回動するケース本体と、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載の車両用ミラー装置では、格納機構のモータの出力軸が回転すると、ケース本体がカバー及びモータと共に回動支持部周りに回動する。これにより、ケース本体及びカバーの少なくとも一方に取り付けられたミラーが回動支持部周りに回動する。
ここで、この車両用ミラー装置の格納機構では、少なくともモータの本体部の他端側を収容するカバーの第1収容壁に設けられた第1嵌合部と、少なくともモータの本体部の一端側を収容するケース本体の第2収容壁に設けられた第2嵌合部とが互いに嵌合することで、ケース本体とカバーとが位置決めされており、これらの第1嵌合部及び第2嵌合部は、共に出力軸と同心状に形成されている。したがって、ケース本体とカバーとの位置決め精度を、出力軸を基準として良好に確保できるので、出力軸を軸支するケース本体の軸支部と、モータ本体部を支持するカバーの支持部との位置決め精度を良好に確保できる。これにより、出力軸の軸心精度を良好にすることができる。
請求項2に係る発明の車両用ミラー装置は、請求項1記載の車両用ミラー装置において、前記カバーの前記第1収容壁及び前記ケース本体の前記第2収容壁は、前記出力軸と同心状に形成されていることを特徴としている。
請求項2記載の車両用ミラー装置では、出力軸と同心状に形成されて互いに嵌合する第1嵌合部及び第2嵌合部が、同じく出力軸と同心状に形成された第1収容壁及び第2収容壁に設けられているため、構成が簡単である。
請求項3に係る発明の車両用ミラー装置は、請求項1記載又は請求項2記載の車両用ミラー装置において、前記モータの前記本体部の他端部には、前記出力軸と同心状の外周を有する突設部が設けられる共に、前記カバーの前記支持部は、前記出力軸と同心状の内周を有し、前記支持部の内周が前記突設部の外周に直接的又は間接的に係合することを特徴としている。
請求項3記載の車両用ミラー装置では、モータの本体部の他端部に設けられた突設部の外周に、カバーの支持部の内周が係合することで、モータ本体部がカバーに支持されており、突設部の外周と支持部の内周とは共に出力軸と同心状に形成されている。したがって、モータ本体部のカバーに対する位置決め精度を、出力軸を基準として良好に確保できる。
請求項4に係る発明の車両用ミラー装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の車両用ミラー装置において、前記モータの前記本体部と前記ケース本体との間、及び、前記モータの前記本体部と前記カバーの前記支持部との間には、弾性体が介在されることを特徴としている。
請求項4記載の車両用ミラー装置では、モータの本体部の振動がケース本体及びカバーに伝達されることを抑制でき、これにより、作動音を低減させることができる。
以上説明した如く、本発明の車両用ミラー装置では、モータの出力軸の軸心精度を良好にすることができる。
図1には、本発明の実施の形態に係る車両用ミラー装置としてのドアミラー装置10の概略的な構成が正面図にて示されている。
なお、図中矢印UPは車両上方方向を示す。また、以下の説明で使用する「上」及び「下」の方向性は、本ドアミラー装置10が車両に取り付けられた状態での方向性を示すものである。
ドアミラー装置10は、ドアミラー本体12を備えている。ドアミラー本体12はバイザ14を備えており、バイザ14の内側には車両後方視認用のミラー16が支持されている。
また、ドアミラー装置10は、図示しない車両のドアパネルに締結固定されたステー18を備えており、ステー18とドアミラー本体12との間には格納機構20が設けられている。
ここで、図2には、格納機構20の構成が分解斜視図にて示されており、図3には、格納機構20の全体構成が縦断面図にて示されている。また、図4には、図3の3−3線に沿った縦断面図が示されている。なお、図2では、一部の構成部材の図示を省略してある。
これらの図に示す如く、格納機構20は、スタンド22を備えており、スタンド22はステー18に固定される固定部24と、固定部24の上側に一体的に立設された回動支持部としての円筒状の支持軸26とを備えている。
また、格納機構20は、ケース28を備えており、ケース28は、側壁30Aと底壁30Bとを有するケース本体30と、側壁32Aと上壁32Bとを有し、側壁32Aの下端部がケース本体30の側壁30Aの上端部に嵌合することでケース本体30に取り付けられたカバー32とを備えている。ケース本体30とカバー32とは複数(本実施の形態では3つ)のスクリュー31によって締結固定されている。
ケース本体30の底壁30Bは、上段部34と下段部36とを有する段付き状に形成されている。下段部36には円筒状の軸受部37(図3参照)が形成されており、この軸受部37には支持軸26が回転自在に挿通されている。また、カバー32の上壁32Bには、円筒状の支持部38が下方へ向けて突設されており、この支持部38が支軸部26の先端に回転自在に嵌合している。これにより、ケース28は、支持軸26に回動自在に支持されている。
ケース本体30とカバー32には、図示しないフレームがスクリューによって取り付けられており、このフレームは、バイザ14に連結されている。これにより、ドアミラー本体12(すなわち、ミラー16)は、ケース28と一体で支持軸26を中心として回動可能とされている。
なお、図3に示す如く、ケース本体30の下段部36とスタンド22の固定部24との間には、ディテントプレート40が配置されており、ケース28の支持軸26に対する回動範囲が所定の範囲に制限されるようになっている。
ケース本体30の上段部34には、第2収容壁としての立壁56が設けられている。図5に示すように、立壁56は、その一部がケース本体30の側壁30Aと一体化され、軸受部37すなわち支持軸26の軸線方向から見た形状がC字状に形成されており、支持軸26側が開口している。
立壁56の内側には、モータ58の本体部を構成するハウジング60の下端側の部位が収容されている。ハウジング60は、上下両端部が絞り加工された円筒状に形成されており、下端部がOリング64を介して上段部34に当接することで、下側への変位を規制されている。なお、Oリング64は、上段部34に形成された溝内に配置されている。また、ハウジング60は、下端部に形成された図示しない円孔にケース本体30の上段部34に突設された円柱状の3つの回り止め突起62(図5参照)が嵌合することで、ケース本体30に対する相対回転を規制されている。
ハウジング60の上端部には、有底円筒状に形成された突設部としての軸受収容部63が突設されている。この軸受収容部63内には、図示しない軸受が収容されており、この軸受によってモータ58の出力軸を構成する回転軸66の軸線方向一端部が軸支されている。また、ハウジング60の下端部には、円筒状に形成された軸受収容部65が突設されている。この軸受収容部65内には、図示しない軸受が収容されており、回転軸66の軸線方向中間部が軸支されている。これにより、回転軸66は、ハウジング60に回転自在に支持されている。なお、ハウジング60の外周、軸受収容部63の外周、及び軸受収容部65の外周は、回転軸66と同心状に形成されている。
また、立壁56の内周と外周は、ハウジング60の外周及び回転軸66と同心状に形成されており、立壁56の内周には、圧接部としての3つの潰しリブ70が突設されている。これらの潰しリブ70は、立壁56の周方向に沿って等間隔で配置されており、それぞれ先端部がハウジング60の外周に圧接されている。
すなわち、このドアミラー装置10では、モータ58は、ハウジング60が立壁56の内側に圧入されることでケース本体30に組み付けられた構成であり、ハウジング60の圧入時に3つの潰しリブ70の各先端部が僅かに潰されることで、3つの潰しリブ70の各先端部がハウジング60の外周に押し付けられた構成となっている。しかも、3つの潰しリブ70は、ハウジング60の外周と、立壁56の内周とが同心状になるようにハウジング60を保持している。
一方、モータ58の回転軸66の軸線方向他端側は、ハウジング60から下方に突出しており、ケース28に形成されたギヤ収容孔72内に収容されている。ギヤ収容孔72は、回転軸66と同心状に形成されており、このギヤ収容孔72内には、出力軸を構成するウォームギヤ74が収容されている。
図4及び図6に示すように、ウォームギヤ74の上端部には、円形の連結孔80が同軸的に形成されている。この連結孔80には、回転軸66の軸線方向他端部が回転自在でかつ軸線方向移動可能に挿入されており、ウォームギヤ74は回転軸66に対して同軸的に配置されている。また、回転軸66には、リング状に形成された連結リング82が圧入固定されている。連結リング82の外周部には、半径方向に突出する一対の当接突起84が形成されている。一対の当接突起84は、回転軸66を介して互いに反対側に設けられており、ウォームギヤ74の上端部から上方へ向けて突設された一対の被当接突起86に当接可能に対向している。
すなわち、ウォームギヤ74は、回転軸に対して所定範囲相対回転可能でかつ軸線方向移動可能に連結されており、回転軸66が回転すると、連結リング82の一対の当接突起84が、ウォームギヤ74の一対の被当接突起86に当接することで、回転軸66の回転力がウォームギヤ74に伝達される構成となっている。
一方、ウォームギヤ74の下端部には、円柱状の軸部76が同軸的に突設されており、この軸部76は、ギヤ収容孔72の底部に形成された軸支部としての円形の軸受孔78に回転自在に軸支されている。この軸受孔78は、立壁56の内周と同心状に形成されている。
一方、カバー32の上壁32Bには、上方へ突出する有底円筒状の突出収容部32Cが設けられている。図7に示すように、カバー32の内側において、突出収容部32Cの開口部からは、第1収容壁としての垂下壁90が下方へ向けて延出されている。垂下壁90は、その一部がカバー32の側壁32Aと一体化され、突出収容部32Cの軸線方向から見た形状がC字状に形成されており、支持軸26側が開口している。また、垂下壁90は、突出収容部32Cと同心状に形成されており、内周が突出収容部32Cの内周に段差なく連続している。
突出収容部32C及び垂下壁90の内側には、モータ58のハウジング60の上端側の部位が収容されている。突出収容部32Cの内周には、3つの当接部92が突出収容部32Cの周方向に沿って等間隔に形成されており、これら3つの当接部92には、ハウジング60の上端部が当接している。これにより、ハウジング60の上側への変位が規制されている。
また、突出収容部32Cの底面には、円筒状の支持部94が下方へ向けて突設されている。支持部94は、内周及び外周が突出収容部32C及び垂下壁90と同心状に形成されている。支持部94の内側には、モータ58のハウジング60の前記軸受収容部63が収容されており、支持部94の内周と軸受収容部63の外周との間には、弾性体としてのOリング64が介在されている。Oリング64は、軸受収容部63すなわちハウジング60を支持部94と同軸的に支持している。
さらに、垂下壁90の下端部には、モータ58の回転軸66と同心状に形成された第1嵌合部96が設けられており、立壁56の上端部には、回転軸66と同心状に形成された第2嵌合部98が設けられている。第1嵌合部96は、第2嵌合部98の外側に嵌合しており、これにより、垂下壁90と立壁56とが同心状に連結されると共に、カバー32がケース本体30に対して位置決めされている。
ここで、この格納機構20では、上述の如くカバー32とケース本体30とが位置決めされた状態では、カバー32の支持部94がケース本体30の軸受孔78の軸線Xと同軸的に配置される構成となっている。したがって、この状態では、軸受収容部63(ハウジング60)が支持部94に対して同軸的に支持されたモータ58の回転軸66と、該回転軸66に連結されたウォームギヤ74とは、軸受孔78の軸線Xと同軸的に配置されるようになっている。
すなわち、この格納機構20では、カバー32及びケース本体30にモータ58及びウォームギヤ74が組み付けられた状態では、カバー32の支持部94、カバー32の垂下壁90、ケース本体30の立壁56、モータ58のハウジング60、モータ58の回転軸66、及びウォームギヤ74は、全て軸受孔78の軸線Xと同軸的に配置される構成となっている。
一方、ケース本体30の内側にはギヤプレート42が配置されている。ギヤプレート42は、支持軸26に対して同軸的でかつ回転可能に支持されている。
ギヤプレート42を介してケース28の下段部36とは反対側には、クラッチディスク44が配置されている。クラッチディスク44は支持軸26に同軸的に支持されており、支持軸26に対して回転不能でかつ軸線方向移動可能とされている。このクラッチディスク44は、ギヤプレート42の内周部に形成された凹部に嵌合する凸部を有しており、クラッチディスク44とギヤプレート42とは周方向に沿った所定の一位置でのみ噛合い係合するようになっている。
また、クラッチディスク44を介してギヤプレート42とは反対側には、ティースワッシャ46が配置されている。ティースワッシャ46は、支持軸26の先端部に軸線方向移動不能に取り付けられている。
さらに、ティースワッシャ46とクラッチディスク44との間には、捩りコイルスプリング48が配置されている。この捩りコイルスプリング48は、クラッチディスク44をギヤプレート42との係合方向に付勢している。これにより、通常はギヤプレート42とクラッチディスク44との噛合い係合状態が維持され、ギヤプレート42の支持軸26に対する相対回転が規制されるようになっている。
また、ギヤプレート42の径方向側方には、中間ギヤとしてのウォームシャフト50が設けられている。ウォームシャフト50は、その軸線が支持軸26の軸線と交差する状態で配置されており、ギヤプレート42に噛合されたウォームギヤ部52を有している。ウォームギヤ部52の軸線方向一端側には、ヘリカルギヤ54がウォームシャフト50に対して相対回転不能に連結されている。これらのウォームシャフト50とヘリカルギヤ54とは、ケース本体30に回転自在に支持されている。
ヘリカルギヤ54は、前述したウォームギヤ74に噛合されており、ウォームギヤ74が回転すると、ヘリカルギヤ54がウォームシャフト50(ウォームギヤ部52)と一体で回転され、これにより、ウォームシャフト50がギヤプレート42周りを回転(公転)されることで、ケース28が支持軸26を中心に回動されて、ドアミラー本体12(すなわちミラー16)が格納又は起立される構成となっている。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
上記構成のドアミラー装置10では、格納機構20のモータ58が駆動されることで、回転軸66が回転されると共に、ウォームギヤ74、ヘリカルギヤ54、ウォームシャフト50(ウォームギヤ部52)が回転され、これにより、支持軸26のギヤプレート42に付与される回転力の反力でケース28が回動される。このため、ドアミラー本体12がケース28と一体に回動されて格納または起立される。
ここで、本実施の形態に係るドアミラー装置10の格納機構20では、モータ58のハウジング60の上端側を収容するカバー32の垂下壁90に設けられた第1嵌合部96と、モータ58のハウジング60の下端側を収容するケース本体30の立壁56に設けられた第2嵌合部98とが互いに嵌合することで、ケース本体30とカバー32とが位置決めされており、これらの第1嵌合部96及び第2嵌合部98は、共に回転軸66と同心状に形成されている。したがって、ケース本体30とカバー32との位置決め精度を、回転軸66を基準として良好に確保できるので、回転軸66に同軸的に連結されたウォームギヤ74を軸支するケース本体30の軸受孔78と、ハウジング60を支持するカバー32の支持部94との位置決め精度を良好に確保できる。これにより、回転軸66及びウォームギヤ74の軸心精度を良好にすることができる。したがって、ウォームギヤ74とヘリカルギヤ54との噛み合いを安定させることができ、これにより、格納機構20の作動音を低減できると共に異音の発生を防止できる。
また、本実施の形態に係るドアミラー装置10の格納機構20では、回転軸66と同心状に形成されて互いに嵌合する第1嵌合部96及び第2嵌合部98が、同じく回転軸66と同心状に形成された垂下壁90及び立壁56に設けられているため、構成が簡単である。
さらに、本実施の形態に係るドアミラー装置10の格納機構20では、モータ58のハウジング60の上端部に設けられた軸受収容部63の外周に、カバー32の支持部94の内周がOリング64を介して係合することで、ハウジング60がカバー32に支持されており、軸受収容部63の外周と支持部94の内周とは共に回転軸66と同心状に形成されている。したがって、ハウジング60のカバー32に対する位置決め精度を、回転軸66を基準として良好に確保できる。
しかも、本実施の形態に係るドアミラー装置10の格納機構20では、ハウジング60とケース本体30の上段部34との間、及び、モータ58のハウジング60とカバー32の支持部94との間には、Oリング64が介在されているため、ハウジング60の振動がケース本体30及びカバー32に伝達されることを抑制でき、これにより、作動音を低減させることができる。
なお、上記実施の形態に係るドアミラー装置10の格納機構20では、ウォームギヤ74に設けられた軸部76が、ケース本体30に形成された軸受孔78に軸支される構成としたが、これに限らず、ケース本体30に突設された軸部が、ウォームギヤ74に形成された円孔に回転自在に嵌合することで、ウォームギヤがケース本体30に軸支される構成としてもよい。
本発明の実施の形態に係る車両用ミラー装置の概略的な構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ミラー装置の格納機構の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ミラー装置の格納機構の構成を示す縦断面図である。 図3の3−3線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ミラー装置のケース本体の構成を図3の矢印UPと反対方向から見た平面図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ミラー装置のモータ及びウォームギヤの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る車両用ミラー装置のカバーの構成を図3の矢印UP方向から見た平面図である。
符号の説明
10 ドアミラー装置(車両用ミラー装置)
16 ミラー
20 格納機構
26 支持軸(回動支持部)
28 ケース
30 ケース本体
32 カバー
56 立壁(第2収容壁)
58 モータ
60 ハウジング(本体部)
66 回転軸(出力軸)
74 ウォームギヤ(出力軸)
78 軸受孔(軸支部)
90 垂下壁(第1収容壁)
94 支持部
96 第1嵌合部
98 第2嵌合部

Claims (4)

  1. 車両後方視認用のミラーと、前記ミラーを直接的又は間接的に回動させる格納機構とを備えた車両用ミラー装置において、
    前記格納機構は、
    本体部及び前記本体部の一端部から突出する出力軸を有するモータと、
    少なくとも前記本体部の他端側を収容すると共に前記出力軸と同心状に形成された第1嵌合部が設けられた第1収容壁、及び、前記本体部の他端部に係合し前記本体部を支持する支持部を有するカバーと、
    少なくとも前記本体部の一端側を収容すると共に前記出力軸と同心状に形成されて前記第1嵌合部に嵌合する第2嵌合部が設けられた第2収容壁、及び、前記出力軸を軸支する軸支部を有し、車体側に設けられた回動支持部に回動可能に支持され、前記出力軸の回転力が前記回動支持部に伝達されることで前記カバー及び前記モータと共に前記回動支持部周りに回動するケース本体と、
    を備えたことを特徴とする車両用ミラー装置。
  2. 前記カバーの前記第1収容壁及び前記ケース本体の前記第2収容壁は、前記出力軸と同心状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用ミラー装置。
  3. 前記モータの前記本体部の他端部には、前記出力軸と同心状の外周を有する突設部が設けられる共に、前記カバーの前記支持部は、前記出力軸と同心状の内周を有し、前記支持部の内周が前記突設部の外周に直接的又は間接的に係合することを特徴とする請求項1記載又は請求項2記載の車両用ミラー装置。
  4. 前記モータの前記本体部と前記ケース本体との間、及び、前記モータの前記本体部と前記カバーの前記支持部との間には、弾性体が介在されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の車両用ミラー装置。
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