JP2003127775A - 車両用ミラー装置 - Google Patents

車両用ミラー装置

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JP2003127775A
JP2003127775A JP2001330816A JP2001330816A JP2003127775A JP 2003127775 A JP2003127775 A JP 2003127775A JP 2001330816 A JP2001330816 A JP 2001330816A JP 2001330816 A JP2001330816 A JP 2001330816A JP 2003127775 A JP2003127775 A JP 2003127775A
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mirror
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JP2001330816A
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Kenichi Hayashi
憲一 林
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/07Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
    • B60R1/074Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators for retracting the mirror arrangements to a non-use position alongside the vehicle

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミラーの格納動作または起立動作を安定化さ
せることができる。 【解決手段】 車両用ドアミラー装置10では、モータ
42の駆動によりツインギア50が回転されると、出力
ギア26の周囲をツインギア50が廻ることで、ケース
部材20及びモータベース部材32が支持軸18を中心
に回動されて、ケース部材20に連結されたミラーが格
納または起立される。ここで、モータベース部材32に
設けられた係合爪がケース部材20に設けられた係合孔
に係合するため、モータベース部材32のケース部材2
0に対する揺動を防止できる。このため、ケース部材2
0やモータベース部材32への外部からの衝撃やミラー
の格納動作及び起立動作が繰り返されても、ミラーを格
納または起立させる際にツインギア50が傾動すること
を防止でき、ツインギア50と出力ギア26との噛合を
安定化させてミラーの格納動作または起立動作を安定化
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられる
車両用ミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ドアミラー装置は、例えば格納機
構を備えており、格納機構はスタンドを有している。ス
タンドは車体側の車両のドアにステーを介して固定され
ており、スタンドには支持軸が一体に立設されている。
【0003】また、格納機構はケース部材を有してお
り、ケース部材は、上面が開口した箱状とされると共
に、内部に支持軸が挿入された状態で支持軸に回転自在
に支持されている。ケース部材は車両後方視認用のミラ
ーに連結されており、ケース部材はミラーと常に一体に
回動する。
【0004】ケース部材の上面開口にはモータベース部
材が圧入されて組み付けられており、モータベース部材
はケース部材と共に回動すると共に、モータベース部材
にはモータが設置されている。
【0005】ケース部材の底壁とモータベース部材との
間にはツインギアが回転自在に架け渡されており、ツイ
ンギアは、常に一体に回転する第1ギア及び第2ギアと
を有している。ツインギアの第1ギアはモータの駆動軸
に間接的に噛合しており、モータの駆動によりツインギ
アが回転される。
【0006】ケース部材内の支持軸には出力ギアが回転
を阻止された状態で挿入されており、出力ギアはツイン
ギアの第2ギアに噛合している。これにより、ツインギ
アが回転されると、ツインギアが出力ギアの周囲を廻る
ことで、ケース部材及びモータベース部材が支持軸を中
心に回動して、ミラーが格納または起立される構成であ
る。
【0007】しかしながら、このような車両用ドアミラ
ー装置では、モータベース部材がケース部材の上面開口
に圧入のみで組み付けられている。このため、格納機構
(特にケース部材の上面開口やモータベース部材)への
外部からの衝撃やミラーの格納動作及び起立動作の繰り
返しにより、ケース部材によるモータベース部材の係止
力が小さくなる。
【0008】これにより、ミラーを格納または起立させ
る際に、モータベース部材がケース部材に対し揺動して
ツインギアが傾動し、このため、ツインギアの第2ギア
と出力ギアとの噛合が不安定になって、ミラーの格納動
作または起立動作が不安定になる場合がある。特に、ミ
ラーの格納終了時または起立終了時に、ケース部材に対
しモータベース部材が、主に中心垂直線(支持軸の中心
軸線及びツインギアの中心軸線の垂直線)の垂直方向へ
揺動し易く、このため、ミラーの格納開始時または起立
開始時にツインギアの第2ギアと出力ギアとの噛合が不
安定になり易い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ミラーの格納動作または起立動作を安定化させる
ことができる車両用ミラー装置を得ることが目的であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車両用
ミラー装置は、車体側に固定された支持軸に回動自在に
支持され、車両後方視認用のミラーに連結されて前記ミ
ラーと常に一体に回動する回動部材と、モータが設置さ
れ、前記回動部材に設けられて前記回動部材と共に回動
するベース部材と、前記回動部材と前記ベース部材との
間に回転自在に架け渡され、前記モータの駆動により回
転される回転ギアと、前記支持軸に回転を阻止された状
態で設けられると共に前記回転ギアに噛合され、前記回
転ギアの回転により周囲を前記回転ギアが廻ることで前
記回動部材及びベース部材が前記支持軸を中心に回動さ
れて前記ミラーが格納または起立される出力ギアと、前
記回動部材及びベース部材の何れか一方に突出して設け
られた係合爪と、前記係合爪に対応して前記回動部材及
びベース部材の何れか他方に設けられ、前記係合爪が係
合する係合孔と、を備えている。
【0011】請求項1に記載の車両用ミラー装置では、
車体側に固定された支持軸に回動部材が回動自在に支持
されると共に、回動部材にベース部材が設けられてお
り、ベース部材に設置されたモータの駆動により、回動
部材とベース部材との間に架け渡された回転ギアが回転
される。回転ギアが回転されると、支持軸に回転を阻止
された状態で設けられた出力ギアの周囲を回転ギアが廻
ることで、回動部材及びベース部材が支持軸を中心に回
動されて、回動部材に連結されたミラーが格納または起
立される。
【0012】ここで、回動部材及びベース部材の何れか
一方に突出して設けられた係合爪が何れか他方に設けら
れた係合孔に係合するため、ベース部材が回動部材に対
し揺動することを防止できる。このため、回動部材やベ
ース部材への外部からの衝撃やミラーの格納動作及び起
立動作が繰り返されても、ミラーを格納または起立させ
る際に、回転ギアが傾動することを防止でき、これによ
り、回転ギアと出力ギアとの噛合を安定化させて、ミラ
ーの格納動作または起立動作を安定化させることができ
る。
【0013】請求項2に記載の車両用ミラー装置は、請
求項1に記載の車両用ミラー装置において、前記係合爪
は、前記支持軸の中心軸線及び前記回転ギアの中心軸線
に垂直な中心垂直線の垂直方向へ突出する、ことを特徴
としている。
【0014】請求項2に記載の車両用ミラー装置では、
係合爪が中心垂直線(支持軸の中心軸線及び回転ギアの
中心軸線の垂直線)の垂直方向へ突出するため、係合爪
の係合孔への係合により、ベース部材が回動部材に対し
中心垂直線の垂直方向へ揺動することを良好に防止でき
る。これにより、ミラーの格納動作または起立動作を良
好に安定化させることができる。
【0015】請求項3に記載の車両用ミラー装置は、請
求項1または請求項2に記載の車両用ミラー装置におい
て、前記係合爪を、前記回転ギアの中心軸線から前記中
心垂直線の方向へずれた位置に設けた、ことを特徴とし
ている。
【0016】請求項3に記載の車両用ミラー装置では、
回転ギアの中心軸線から中心垂直線方向へずれた位置に
係合爪を設けたため、係合爪の係合孔への係合により、
ベース部材が回動部材に対し中心垂直線の方向へ揺動す
ることを良好に防止できる。これにより、ミラーの格納
動作または起立動作を良好に安定化させることができ
る。
【0017】請求項4に記載の車両用ミラー装置は、請
求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用ミラー
装置において、前記ベース部材を前記回動部材に面接触
させた、ことを特徴としている。
【0018】請求項4に記載の車両用ミラー装置では、
ベース部材を回動部材に面接触させたため、ベース部材
が回動部材に対し揺動することを良好に防止できる。こ
れにより、ミラーの格納動作または起立動作を良好に安
定化させることができる。
【0019】請求項5に記載の車両用ミラー装置は、請
求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車両用ミラー
装置において、前記回動部材及びベース部材の何れか他
方と前記係合爪との少なくとも一方に設けられ、前記回
動部材及びベース部材の何れか他方への前記係合爪の挿
入を案内する傾斜面を備えた、ことを特徴としている。
【0020】請求項5に記載の車両用ミラー装置では、
回動部材及びベース部材の何れか他方と係合爪との少な
くとも一方に設けられた傾斜面が、回動部材及びベース
部材の何れか他方への係合爪の挿入を案内する。このた
め、回動部材及びベース部材の何れか他方へ係合爪を容
易に挿入できて係合爪を係合孔に容易に係合できると共
に、回動部材及びベース部材の何れか他方や係合爪の損
傷を抑制できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の車両用ミラー
装置が適用されて構成された実施の形態に係る車両用ド
アミラー装置10の主要部が断面図にて示されている。
【0022】本実施の形態に係る車両用ドアミラー装置
10は、格納機構12を備えており、格納機構12はス
タンド14を有している。スタンド14には板状の基板
16が設けられており、スタンド14は基板16におい
てステー58を介して車両のドア(図示省略)に固定さ
れている。基板16には略円筒状の支持軸18が一体に
立設されており、これにより、支持軸18が車体側に固
定されている。
【0023】格納機構12は、回動部材としてのケース
部材20を有しており、ケース部材20は上面が開口し
た箱状とされている。ケース部材20の底壁には、車体
側部位において支持軸18が貫通されており、ケース部
材20は、支持軸18が内部に挿入された状態で支持軸
18に回転自在に支持されている。ケース部材20は、
板状のフレーム及び鏡面調整機構を介して車両後方視認
用のミラー(以上図示省略)に連結されており、ケース
部材20はミラーと常に一体に回動する。
【0024】図2に示す如く、ケース部材20のミラー
面側側壁及び反ミラー面側側壁には、それぞれ車体側部
位の上端部において四角形状の係合孔22が形成されて
おり、一対の係合孔22は互いに対向している。また、
図3に示す如く、ケース部材20側壁の上端縁には傾斜
面24が形成されており、傾斜面24はケース部材20
内側へ向けて下方へ傾斜している。
【0025】ケース部材20内の支持軸18には、略円
盤状の出力ギア26が回転自在に挿通されると共に、出
力ギア26の上方において略円盤状のクラッチプレート
28が回転不能に挿通されている。クラッチプレート2
8は、支持軸18に挿通された圧縮コイルスプリング3
0によって下方へ付勢されて、出力ギア26に摩擦係合
しており、これにより、出力ギア26の支持軸18に対
する回転が阻止されている。
【0026】ケース部材20内には、ベース部材として
のモータベース部材32が配置されており、モータベー
ス部材32の上部には、略板状のベースアッパ34が設
けられている。ベースアッパ34の車体側部位には円状
の挿通孔36が形成されており、挿通孔36には支持軸
18が挿通されている。ベースアッパ34はケース部材
20の上面開口に圧入されており、これにより、モータ
ベース部材32はケース部材20と共に回動する。
【0027】図2に示す如く、ベースアッパ34のミラ
ー面側端部及び反ミラー面側端部には、それぞれ上記各
係合孔22に対応して略四角柱状の係合爪38が一体に
設けられており、一対の係合爪38は互いに対向してい
る。各係合爪38は、ベースアッパ34から中心垂直線
P(支持軸18の中心軸線及び下記ツインギア50の中
心軸線の垂直線(図2の一点鎖線)であり、本実施の形
態では、ケース部材20の幅方向中央線)の垂直方向へ
突出している。さらに、各係合爪38は支持軸18に略
対向する位置に設けられており、このため、各係合爪3
8は、ツインギア50の中心軸線から中心垂直線Pの方
向の車体側へずれた位置に配置されている。
【0028】図3に示す如く、各係合爪38は各係合孔
22に挿入係合(スナップフィット)されており、各係
合爪38の上面は各係合孔22の上面に当接している。
さらに、各係合爪38の下面には傾斜面40が形成され
ており、各傾斜面40はベースアッパ34内側へ向かい
下方へ傾斜している。
【0029】ベースアッパ34には、上面の反車体側部
位においてモータ42が設置されており、モータ42の
駆動軸44は、ベースアッパ34を挿通されてベースア
ッパ34の下方に配置されると共に、駆動軸44には駆
動ギア46が固定されている。
【0030】ベースアッパ34には、反車体側部位の下
方において箱状のベースロア48が固定されており、ベ
ースロア48の反車体側外側面、ミラー面側外側面及び
反ミラー面側外側面は、それぞれケース部材20の反車
体側内側面、ミラー面側内側面及び反ミラー面側内側面
に面接触している。ベースロア48内にはギア機構(図
示省略)が設けられており、ギア機構の入力部はモータ
42の駆動ギア46に噛合している。
【0031】ケース部材20の底壁とベースアッパ34
との間には、回転ギアとしてのツインギア50が回転自
在に架け渡されており、ツインギア50の上端及び下端
は、それぞれケース部材20底壁の略中央部位とベース
アッパ34の略中央部位とに圧入されている。ツインギ
ア50の上部には第1ギア52が設けられており、第1
ギア52は上記ギア機構の出力部に噛合している。この
ため、モータ42が駆動されると、駆動ギア46及びギ
ア機構を介してツインギア50が回転される。
【0032】ツインギア50の下部には第2ギア54
(平歯)が設けられており、第2ギア54は、第1ギア
52と常に一体に回転すると共に、上記出力ギア26に
噛合している。このため、ツインギア50が回転される
と、ツインギア50(第2ギア54)が出力ギア26の
周囲を廻ることで、ケース部材20及びモータベース部
材32が支持軸18を中心に回動して、ミラーが格納ま
たは起立される構成である。
【0033】なお、ケース部材20の上部にはキャップ
状のカバー56が嵌合されており、カバー56は、ケー
ス部材20及びモータベース部材32(モータ42含
む)を上方から被覆している。
【0034】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0035】以上の構成の車両用ドアミラー装置10で
は、車体側に固定されたスタンド14の支持軸18にケ
ース部材20が回動自在に支持されると共に、ケース部
材20にモータベース部材32が設けられており、モー
タベース部材32に設置されたモータ42の駆動によ
り、ケース部材20とモータベース部材32との間に架
け渡されたツインギア50が回転される。ツインギア5
0が回転されると、支持軸18に回転を阻止された状態
で設けられた出力ギア26の周囲をツインギア50が廻
ることで、ケース部材20及びモータベース部材32が
支持軸18を中心に回動されて、ケース部材20に連結
されたミラーが格納または起立される。
【0036】ここで、モータベース部材32に突出して
設けられた係合爪38がケース部材20に設けられた係
合孔22に係合するため、モータベース部材32がケー
ス部材20に対し揺動することを防止できる。このた
め、ケース部材20(特に上面開口部位)やモータベー
ス部材32(特にベースアッパ34)への外部からの衝
撃やミラーの格納動作及び起立動作が繰り返されても、
ミラーを格納または起立させる際に、ツインギア50が
図4の矢印Aの方向へ傾動することを防止でき、これに
より、ツインギア50と出力ギア26との噛合を安定化
させて、ミラーの格納動作または起立動作を安定化させ
ることができる。
【0037】しかも、モータベース部材32のベースア
ッパ34がケース部材20の上面開口に圧入されている
ため、モータベース部材32がケース部材20に対し揺
動することを一層防止できる。このため、ミラーの格納
動作または起立動作を一層安定化させることができる。
【0038】さらに、一対の係合爪38が中心垂直線P
の垂直方向両側へ突出し、かつ、各係合爪38の上面が
各係合孔22の上面に当接した状態で各係合爪38が各
係合孔22に係合している。このため、モータベース部
材32のケース部材20に対する中心垂直線Pの垂直方
向両側への揺動を良好に防止できる。これにより、ミラ
ーの格納動作または起立動作を良好に安定化させること
ができる。
【0039】また、ツインギア50の中心軸線から中心
垂直線P方向の車体側へずれた位置に一対の係合爪38
が設けられ、かつ、各係合爪38の上面が各係合孔22
の上面に当接した状態で各係合爪38が各係合孔22に
係合している。このため、ケース部材20に対しモータ
ベース部材32が中心垂直線Pの方向へ揺動する(モー
タベース部材32の車体側部位が上方へ揺動する)こと
を良好に防止できる。これにより、ミラーの格納動作ま
たは起立動作を良好に安定化させることができる。
【0040】さらに、モータベース部材32のベースロ
ア48がケース部材20の反車体側内側面に面接触する
ため、ケース部材20に対しモータベース部材32が揺
動する(モータベース部材32の反車体側部位が上方へ
揺動する)ことを良好に防止できる。これにより、ミラ
ーの格納動作または起立動作を良好に安定化させること
ができる。
【0041】またここで、ケース部材20側壁の上端縁
に形成された傾斜面24及びモータベース部材32の各
係合爪38下面に形成された傾斜面40が、ケース部材
20の上面開口への係合爪38の挿入を案内する。この
ため、ケース部材20の上面開口へ各係合爪38を容易
に挿入できて各係合爪38を各係合孔22に容易に係合
できると共に、各係合爪38を各係合孔22へ係合する
際のケース部材20の上面開口や各係合爪38の変形量
を少なくできてケース部材20や各係合爪38の損傷を
抑制できる。
【0042】なお、本実施の形態では、本発明の車両用
ミラー装置を車両用ドアミラー装置10に適用した構成
としたが、本発明の車両用ミラー装置を車両用フェンダ
ーミラー装置や車両以外のミラー装置に適用した構成と
してもよい。
【0043】さらに、本実施の形態では、モータベース
部材32に係合爪38を設けると共にケース部材20に
係合孔22を設けた構成としたが、ケース部材(回動部
材)に係合爪を設けると共にモータベース部材(ベース
部材)に係合孔を設けた構成としてもよい。
【0044】また、本実施の形態では、各係合爪38の
上面が各係合孔22の上面に当接した状態で各係合爪3
8が各係合孔22に係合した構成としたが、係合爪の下
面が係合孔の下面に当接した状態、または、係合爪の上
面及び下面が係合孔の上面及び下面に当接した状態で、
係合爪が係合孔に係合した構成としてもよい。さらに、
係合爪の上面及び下面が係合孔の上面及び下面に当接し
た状態で係合爪が係合孔する構成の場合等には、係合爪
及び係合孔を1つずつ設けた構成にしてもよい。
【0045】さらにまた、本実施の形態では、係合爪3
8が中心垂直線Pの垂直方向へ突出した構成としたが、
係合爪が中心垂直線に平行な方向へ突出した構成として
もよく、この場合、係合爪を中心垂直線からずれた位置
に設けた構成としてよい。
【0046】また、本実施の形態では、ツインギア50
の中心軸線から中心垂直線P方向の車体側へずれた位置
に係合爪38を設けた構成としたが、ツインギア(回転
ギア)の中心軸線から中心垂直線方向の反車体側へずれ
た位置に係合爪を設けた構成としてもよい。さらに、こ
の場合等には、モータベース部材(ベース部材)がケー
ス部材(回動部材)の車体側内側面に面接触した構成と
してもよい。
【0047】さらにまた、本実施の形態では、係合孔2
2が設けられたケース部材20に傾斜面24を設けると
共にモータベース部材32の係合爪38に傾斜面40を
設けた構成としたが、係合孔が設けられたケース部材
(回動部材)またはモータベース部材(ベース部材)と
係合爪との何れか一方のみに傾斜面を設けた構成として
もよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載の車両用ミラー装置で
は、係合爪が係合孔に係合するため、ベース部材が回動
部材に対し揺動することを防止でき、このため、ミラー
を格納または起立させる際に、回転ギアが傾動すること
を防止して、ミラーの格納動作または起立動作を安定化
させることができる。
【0049】請求項2に記載の車両用ミラー装置では、
係合爪が中心垂直線の垂直方向へ突出するため、係合爪
の係合孔への係合により、ベース部材が回動部材に対し
中心垂直線の垂直方向へ揺動することを良好に防止でき
る。
【0050】請求項3に記載の車両用ミラー装置では、
回転ギアの中心軸線から中心垂直線方向へずれた位置に
係合爪を設けたため、係合爪の係合孔への係合により、
ベース部材が回動部材に対し中心垂直線の方向へ揺動す
ることを良好に防止できる。
【0051】請求項4に記載の車両用ミラー装置では、
ベース部材を回動部材に面接触させたため、ベース部材
が回動部材に対し揺動することを良好に防止できる。
【0052】請求項5に記載の車両用ミラー装置では、
傾斜面が、回動部材及びベース部材の何れか他方への係
合爪の挿入を案内するため、係合爪を係合孔に容易に係
合できると共に回動部材及びベース部材の何れか他方や
係合爪の損傷を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置の格納機構を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置のケース部材及びモータベース部材を示す分解斜視図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置における係合爪と係合孔との係合状態を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置におけるツインギアの第2ギアと出力ギアとの噛合状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 車両用ドアミラー装置(車両用ミラー装
置) 18 支持軸 20 ケース部材(回動部材) 22 係合孔 24 傾斜面 26 出力ギア 32 モータベース部材(ベース部材) 38 係合爪 40 傾斜面 42 モータ 50 ツインギア(回転ギア) P 中心垂直線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定された支持軸に回動自在に
    支持され、車両後方視認用のミラーに連結されて前記ミ
    ラーと常に一体に回動する回動部材と、 モータが設置され、前記回動部材に設けられて前記回動
    部材と共に回動するベース部材と、 前記回動部材と前記ベース部材との間に回転自在に架け
    渡され、前記モータの駆動により回転される回転ギア
    と、 前記支持軸に回転を阻止された状態で設けられると共に
    前記回転ギアに噛合され、前記回転ギアの回転により周
    囲を前記回転ギアが廻ることで前記回動部材及びベース
    部材が前記支持軸を中心に回動されて前記ミラーが格納
    または起立される出力ギアと、 前記回動部材及びベース部材の何れか一方に突出して設
    けられた係合爪と、 前記係合爪に対応して前記回動部材及びベース部材の何
    れか他方に設けられ、前記係合爪が係合する係合孔と、 を備えた車両用ミラー装置。
  2. 【請求項2】 前記係合爪は、前記支持軸の中心軸線及
    び前記回転ギアの中心軸線に垂直な中心垂直線の垂直方
    向へ突出する、ことを特徴とする請求項1記載の車両用
    ミラー装置。
  3. 【請求項3】 前記係合爪を、前記回転ギアの中心軸線
    から前記中心垂直線の方向へずれた位置に設けた、こと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用ミラ
    ー装置。
  4. 【請求項4】 前記ベース部材を前記回動部材に面接触
    させた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
    か1項記載の車両用ミラー装置。
  5. 【請求項5】 前記回動部材及びベース部材の何れか他
    方と前記係合爪との少なくとも一方に設けられ、前記回
    動部材及びベース部材の何れか他方への前記係合爪の挿
    入を案内する傾斜面を備えた、ことを特徴とする請求項
    1乃至請求項4の何れか1項記載の車両用ミラー装置。
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